JP5432053B2 - 感知器用試験治具 - Google Patents
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Description
まず、試験装置の構成を説明する。図1は試験装置の外観を示す斜視図である。
次に、感知器用試験治具3の構成について説明する。図2は、煙感知器2、試験装置1の設置板11、及び煙感知器2を設置板11に設置するための感知器用試験治具3を示した分解斜視図である。図2に示すように、感知器用試験治具3は、接続部4を備えている。
接続部4は、煙感知器2を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて試験装置1に接続する接続手段である。図3は接続部4の6面図、図4は図3に示した接続部4の断面図であり、図4(a)は図3のA−A断面図、図4(b)は図3のB−B断面図である。図3及び図4に示すように、接続部4は、感知器取付部41、接続基部42、及び押圧部43を備えている。
次に、上述のように構成された感知器用試験治具3の作用について説明する。図7は、感知器取付部41の方向を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替える際の動作を示した図である。なお図7においては、感知器用試験治具3のみを図示し、試験装置1及び煙感知器2については図示を省略する。
このように上記実施の形態によれば、感知器用試験治具3は、煙感知器2を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて試験装置1に接続する接続部4を備えるので、試験装置1から煙感知器2を取り外し、方向を変更して再度設置するという手順を簡略化でき、試験準備作業の手間を低減することができ、試験に要する時間を短縮することができる。また、従来は試験装置1の所定の場所に感知器ベース等を設けた取付け用部材を都度直接ねじ止めして、この取り付け用部材に煙感知器2を接続するようにしていたのに対し、接続部4に煙感知器2を2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて接続出来るようにしたことで、煙感知器2の設置方向精度を確保することができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
上述の実施の形態では、感知器用試験治具3を煙感知器2の試験に用いる場合を例として説明したが、他の感知器の試験に用いることもできる。例えば、感知器用試験治具3を熱感知器の試験に用いることもできる。熱感知器用の試験槽は、熱感知器の試験に必要な雰囲気温度を維持または雰囲気温度上昇を再現するために、熱気流を試験槽の内部にて循環させる。この場合、感知器用試験治具3は、熱感知器に熱気流が当たる方向が切り替わるように、熱感知器を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて試験装置に設置する。
上述の実施の形態では、感知器取付部41が嵌合部41aを備え、接続基部42が嵌合受部42aを備えていると説明したが、これとは異なる構成としてもよい。例えば、嵌合部41a及び嵌合受部42aに代えて、感知器取付部41における接続基部42との対向面、及び接続基部42における感知器取付部41との対向面に磁石を設けてもよい。これらの磁石は、感知器取付部41の方向が2以上の方向から選択された任意の方向となった際に、対向する感知器取付部41の磁極と接続基部42の磁極とが異なるように配置されている。これにより、感知器取付部41の方向が2以上の方向から選択された任意の方向となった際に、感知器取付部41の方向が試験装置1に対して磁力によって固定され、当該感知器取付部41に取り付けられている煙感知器2の方向が保持される。
上述の実施の形態では、煙感知器2が感知器取付部41に直接取り付けられている場合を例として説明したが、感知器取付部41に感知器ベースを取り付け、この感知器ベースに煙感知器2を取り付けるようにしてもよい。
上述の実施の形態では、回動軸部41bが略円柱として形成されていると説明したが、回動軸部41bの回動軸方向における所定の部分が、当該回動軸部41bの基部から先端に至るにつれて軸断面の面積が減少するように形成してもよい。この場合に、軸受部42bを、回動軸部41bの形状に合わせて、回動軸部41bの先端が収まる部分を小さく、回動軸部41bの基部が収まる部分を大きくした円錐状の穴形状としてもよい。また例えば、回動軸部41bの先端部分をドーム形状に形成してもよい。この場合に、軸受部42bを、回動軸部41bのドーム形状の適合する逆ドーム状としてもよい。これにより、回動軸部41bを軸受部42bに一層容易かつ確実に挿通させることができる。
上述の実施の形態では、接続基部42が試験装置1とは別体として構成されている場合を例示したが、接続基部42を試験装置1と一体としてもよい。例えば、試験装置1の設置板11に、嵌合受部42a及び軸受部42bを設けることとしてもよい。
また、上述の実施の形態では、押圧部43がボルト43a、ナット43b、及びバネ43cを備えると説明したが、磁石を用いて押圧部43を構成してもよい。例えば、感知器取付部41における接続基部42との対向面、及び接続基部42における感知器取付部41との対向面に、対向する磁極が異なるように磁石を設けてもよい。これにより、磁力によって感知器取付部41と接続基部42とを押圧保持することができる。また、磁力以上の力を感知器取付部41に加えることにより、感知器取付部41を接続基部42から引き離すことができる。
2 煙感知器
3 感知器用試験治具
4 接続部
10 試験槽
10a 開口部
11 設置板
41 感知器取付部
41a 嵌合部
41b 回動軸部
41c、42c ねじ挿通穴
41d、42d 挿通穴
42 接続基部
42a 嵌合受部
42b 軸受部
43 押圧部
43a ボルト
43b ナット
43c バネ
Claims (12)
- 感知器を試験装置に設置するための感知器用試験治具であって、
前記感知器を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて前記試験装置に接続する接続手段、
を備える感知器用試験治具。 - 前記接続手段は、
前記感知器が取り付けられる感知器取付部と、
前記感知器取付部を、前記選択された任意の方向に切り替えて前記試験装置に接続する接続基部と、を備える、
請求項1に記載の感知器用試験治具。 - 前記感知器取付部は、凹凸状に形成された嵌合部を備え、
前記接続基部は、前記感知器取付部の方向が前記選択された任意の方向である場合に前記嵌合部と着脱自在に嵌め合う嵌合受部を備える、
請求項2に記載の感知器用試験治具。 - 前記嵌合部と前記嵌合受部とが嵌め合った状態で、前記感知器取付部と前記接続基部とを押圧保持する押圧手段、
を備える請求項3に記載の感知器用試験治具。 - 前記感知器取付部は、当該感知器取付部に取り付けられる前記感知器の中心を回動軸として回動することで前記選択された任意の方向に切り替わり、
前記嵌合部は、前記感知器取付部における前記接続基部との対向面において、前記回動軸上の点を共通の端点とする放射線に沿って形成された所定長さの凸部及び/又は凹部を有し、
前記嵌合受部は、前記接続基部における前記感知器取付部との対向面において、前記回動軸上の点を共通の端点とする放射線に沿って形成された所定長さの凹部及び/又は凸部を有する、
請求項3又は4に記載の感知器用試験治具。 - 前記嵌合部が有する前記凸部の全てが、前記嵌合受部が有する前記凹部の一部または全部に嵌め合うように設けられており、
前記嵌合受部が有する前記凸部の全てが、前記嵌合部が有する前記凹部の一部または全部に嵌め合うように設けられている、
請求項5に記載の感知器用試験治具。 - 前記凸部が、
前記放射線に略直交する断面の面積が、前記回動軸に向かうにつれて減少するように形成されている、
請求項5又は6に記載の感知器用試験治具。 - 前記感知器取付部又は前記接続基部の一方は、回動軸部を備え、
前記感知器取付部又は前記接続基部の他方は、前記回動軸部の軸受部を備え、
前記感知器取付部は、前記回動軸部の中心を回動軸として回動することで前記選択された任意の方向に切り替わる、
請求項2から7のいずれか一項に記載の感知器用試験治具。 - 前記回動軸部の回動軸方向における所定の部分が、当該回動軸部の基部から先端に至るにつれて軸断面の面積が減少するように形成されている、
請求項8に記載の感知器用試験治具。 - 前記感知器を収容する前記試験装置内に設置され、当該感知器を着脱自在に当該試験装置に設置する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の感知器用試験治具。 - 感知器を試験する試験装置であって、
内部にて気流を循環させる試験槽と、
前記感知器に前記気流が当たる方向が切り替わるように、当該感知器を、2以上の方向から選択された任意の方向に切り替えて当該試験装置に設置する、請求項1から10のいずれか一項に記載の感知器用試験治具と、
を備える試験装置。 - 前記試験槽の開口部に設けられた蓋体であって、当該蓋体が閉じた状態において当該試験槽の内部側となる面に前記感知器用試験治具が配置される蓋体、
を備える請求項11に記載の試験装置。
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