JPH0997389A - 感知器点検具 - Google Patents

感知器点検具

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JPH0997389A
JPH0997389A JP25239795A JP25239795A JPH0997389A JP H0997389 A JPH0997389 A JP H0997389A JP 25239795 A JP25239795 A JP 25239795A JP 25239795 A JP25239795 A JP 25239795A JP H0997389 A JPH0997389 A JP H0997389A
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JP
Japan
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smoke
sensor
inspection tool
insertion space
detector
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25239795A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Konoo
英之 此尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点検作業の時間効率が良い感知器点検具を提
供する。 【解決手段】 支持部7と、支持部の一端に取り付けら
れており、感知器を挿入するための感知器挿入空間部9
eおよび該感知器挿入空間部を包囲する外筒部9aおよ
び検出対象発生源11を納める検出対象発生空間部9f
を有する点検具本体とを備えた感知器点検具において、
感知器挿入空間部内の気体を排気する排気手段10を設
けた。そして、排気手段が感知器挿入空間部内の気体を
排気するので、感知器挿入空間部の煙が排気される吸引
力及び排気により生じる気流の流れ等の作用により、煙
感知器5の検知部5a内に流入していた煙も排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動火災報知シス
テムに接続される煙感知器の動作点検を行うための感知
器点検具に関する。
【0002】
【従来の技術】煙感知器は、建物の天井の要所要所に取
り付けられており、火災受信機と接続されて自動火災報
知システムを構成する。そして、いずれか一つの煙感知
器が煙を感知すると発報信号を出力し、該発報信号を受
けて自動火災報知システムが警報を発する。該自動火災
報知システムにおける煙感知器は、6カ月等の一定期間
毎に機器が正常に動作するか否かを点検することが必要
とされている。 該点検は、天井に取り付けられている
感知器に実際に熱や煙を加えることにより行い、以下に
説明する感知器点検具が使用される。
【0003】従来の感知器点検具を、図2〜図4を用い
て説明する。図2は感知器点検作業を説明する図であ
る。図3は点検具本体の斜視図である。図4は点検具本
体で感知器を覆った様子を示す断面図である。
【0004】図2に示すように、感知器点検具1は、支
持部2と、自在アングル3と、点検具本体4とから構成
されている。支持部2の一端は点検者が把持する部分で
あり、他端には自在アングル3が設けられている。点検
具本体4は自在アングル3に対して回動自在に取り付け
られている。
【0005】図3に示すように、点検具本体4は外筒部
4aと底面部4b,4cとからなる円筒状物である。外
筒部4aの上部は開口部4dとなっている。点検具本体
4の内部は、感知器挿入空間部4eと、検出対象発生空
間部に相当する発煙空間部4gとに仕切られている。感
知器挿入空間部4eは、煙感知器5を挿入して覆うため
の部分であり、発煙空間部4gは、煙を発生させる検出
対象発生源に相当する発煙材4fを格納する部分であ
る。
【0006】感知器挿入空間部4eと発煙空間部4gと
は、底面部4bに設けた煙通過穴4hによって連通して
おり、発煙材4fの発する煙は煙通過穴4hを通過して
感知器挿入空間部4eに至る。
【0007】また、開口部4dが常に上方を向くよう
に、点検具本体4は自在アングル3に対して、偏心して
取り付けられている。
【0008】以上の感知器点検具1を用いて煙感知器5
の動作を点検する作業を、図2、図4を用いて説明す
る。煙感知器5は、天井等に取り着けられており、周囲
から流入する空気中の煙の存在を感知する検知部5aを
有している。
【0009】まず、図2に示すように、点検者は感知器
点検具1の一端を把持して、点検具本体4の開口部4d
を下方(天井方向を上方、床方向を下方とする)から煙
感知器5に近づけて、煙感知器5を点検具本体4の感知
器挿入空間部4eに挿入し、煙感知器5を点検具本体4
で覆い隠す。
【0010】次に、図4に示すように、開口部4dの縁
部が天井に当接するまで点検具本体4を上げて感知器挿
入空間部4eを気密にして、感知器挿入空間部4eに煙
を充満させる。感知器挿入空間部4e内に煙が充満する
と、煙感知器5の検知部5a内にも煙が流入して充満す
る。煙感知器5が故障していなければ、検知部5aは検
知部5a内に流入した煙を感知して、煙感知器5が発報
信号を出力し、自動火災報知システムが該発報信号を受
けて警報を発する。点検者は、自動火災報知システムが
警報を発すれば、煙感知器5は正常であると判断して、
次の点検に移るために、警報をリセットして、自動火災
警報システムを警報状態から正常状態に復旧する。
【0011】点検者は、次に点検すべき煙感知器5の所
に移動して上記点検動作を行い、以上の作業を繰り返
す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、点検者が一
つの煙感知器5を点検した後に次の煙感知器5の点検を
行う場合には、前述のように自動火災報知システムを復
旧させるが、点検の終了した煙感知器5の検知部5a内
には点検の際の煙が残留しており、点検者が自動火災報
知システムを復旧させると、当該先に点検を行った煙感
知器5が検知部5a内に残留した煙を感知して発報する
場合があった。
【0013】このため、残留した煙により点検済みの煙
感知器5が再度発報しないようにするためには、点検を
終了してからシステムを復旧させる迄に、残留した煙の
濃度が十分に薄くなるまで待つ必要がある。従って、点
検作業に時間を要するという問題点があった。
【0014】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、点検作業の時
間効率が良い感知器点検具を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、支持部
と、支持部の一端に取り付けられており、感知器を挿入
するための感知器挿入空間部および該感知器挿入空間部
を包囲する外筒部および検出対象発生源を納める検出対
象発生空間部を有する点検具本体とを備えた感知器点検
具において、感知器挿入空間部内の気体を排気する排気
手段を有することを特徴とするものである。
【0016】請求項2記載の発明にあっては、前記支持
部を中空の筒体とし、該筒体内部に前記排気手段を駆動
する為の電源と、該電源をオンオフするためのスイッチ
とを設けたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかる感知器点検器具の
第一実施の形態を図1を用いて説明する。図1は、感知
器点検具の斜視図である。
【0018】図1において、感知器点検具6は、中空の
筒体である支持部7と、自在アングル8と、点検具本体
9とから構成されている。支持部7の一端は点検者が把
持する部分であり、他端に自在アングル8が設けられて
いる。そして、点検具本体9は自在アングル8に対して
回動自在に取り付けられている。
【0019】点検具本体9は外筒部9aと底面部9b,
9cとからなる下部が段状態に縮径された円筒状物であ
る。外筒部9aの上部は開口部9dとなっている。点検
具本体9の内部は、感知器挿入空間部9eと、検出対象
発生空間部に相当する発煙空間部9fと、格納空間部9
gに仕切られている。感知器挿入空間部9eは、煙感知
器5を挿入して覆うための部分であり、発煙空間部9f
は、煙を発生させる検出対象発生源に相当する発煙材1
1を格納する部分であり、格納空間部9gは排気手段に
相当する排煙ファン10を格納する部分である。
【0020】感知器挿入空間部9eと発煙空間部9fと
は、煙通過穴9hによって連通しており、発煙材11の
発する煙は煙通過穴9hを通過して感知器挿入空間部4
eに至る。
【0021】発煙空間部9fと格納空間部9gとは、仕
切り板9iで仕切られている。仕切り板9iの周縁部付
近(即ち外筒部9aの近傍)において、排煙穴9jが形
成されており、発煙空間部9fと格納空間部9gとは、
該排煙穴9jによって連通している。
【0022】仕切り板9iの上面には、通気性のよいグ
ラスウールなどの断熱材のシート12が敷設されてお
り、該シート12は外筒部9aの縮径された部分の横断
面を覆う大きさを有している。従って、シート12の上
に置かれた発煙材11が排気穴9jを通じて格納空間部
9gに落ちることはない。
【0023】格納空間部9gに設けられた排気ファン1
0は、排気ファン10の上方の気体である感知器挿入空
間部9e及び発煙空間部9fの煙を、排気ファン10の
下方の排気穴9kから排気するものであり、モータ13
により駆動される。
【0024】モータ13は、電源に相当するバッテリ1
4からリード線L1を通じて給電を受けて駆動し、スイ
ッチ15によりオン・オフの制御をされる。リード線L
1は、点検具本体9が回動自在となる程度に余裕を持っ
た長さを有している。
【0025】次に、以上のようにして構成された感知器
点検具6を用いて、自動火災報知システムの煙感知器5
を点検する動作を説明する。
【0026】まず、点検者はモータ13の駆動をオフ状
態にした感知器点検具1の一端を把持して、点検具本体
9の開口部9dを下方(天井方向を上方、床方向を下方
とする)から煙感知器5に近づけて、煙感知器5を点検
具本体9の感知器挿入空間部9eに挿入し、煙感知器5
を点検具本体9で覆い隠す。
【0027】次に、開口部9dの縁部が天井に当接する
まで点検具本体9を上げて感知器挿入空間部9eを気密
にして、感知器挿入空間部9eに煙を充満させる。感知
器挿入空間部9e内に煙が充満すると、煙感知器5の検
知部5a内にも煙が流入して充満する。煙感知器5が故
障していなければ、検知部5aは検知部5a内に流入し
た煙を感知して、煙感知器5が発報信号を出力し、自動
火災報知システムが該発報信号を受けて警報を発する。
点検者は、自動火災報知システムが警報を発すれば、煙
感知器5は正常であると判断する。
【0028】そして、該煙感知器5から感知器点検具6
を離す前に、スイッチ15をオン状態にして、モータ1
3を駆動して排気ファン10を回転させて、感知器挿入
空間部9e及び発煙空間部9fの煙を、排気ファン10
の下方の排気穴9kから排気する。感知器挿入空間部9
eの煙が排気される吸引力及び排気により生じる気流の
流れ等の作用により、検知部5a内に流入していた煙も
感知器挿入空間部9eに流出して、更に排気される。
【0029】点検者は、以上のようにして検知部5a内
の煙を排気した後に、自動火災報知システムの警報をリ
セットして、自動火災警報システムを警報状態から正常
状態に復旧する。点検後すぐに自動火災報知システムを
復旧しても、検知部5aの内部の煙は排気されて残留し
ていないので、点検したばかりの煙感知器5が残留した
煙を感知して再度発報することがない。
【0030】従って、点検者は、煙感知器5を点検して
上述の排気を行った後すぐに自動火災報知システムの復
旧を行って、次に点検すべき煙感知器5の所に移動して
点検動作を行うことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の感知器点検具は上述のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、排気
手段が感知器挿入空間部内の気体を排気するので、感知
器挿入空間部の煙が排気される吸引力及び排気により生
じる気流の流れ等の作用により、煙感知器の検知部内に
流入していた煙も感知器挿入空間部に流出して、更に排
気され、従って煙感知器を点検後にすぐ自動火災警報シ
ステムの復旧を行っても、再度すぐに該煙感知器が発報
することはなく、煙感知器を点検後に待ち時間無く次の
煙感知器の点検にとりかかることができ、点検作業の時
間効率の良い感知器点検具を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0032】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、前記支持部を中空の筒体と
し、該筒体内部に前記排気手段を駆動する為の電源、と
該電源をオンオフするためのスイッチとを設けたので、
電源が外部に露出することなく、持ちやすく使い勝手が
良く、且つ外観のよい感知器点検具を提供することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の点検具本体の断面図で
ある。
【図2】感知器点検作業を説明する図である。
【図3】従来の点検具本体の斜視図である。
【図4】点検具本体で感知器を覆った様子を示す断面図
である。
【符号の説明】
7 支持部 9a 外筒部 9e 感知器挿入空間部 9f 検出対象発生空間部 10 排気手段 11 検出対象発生源 14 電源 15 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部と、支持部の一端に取り付けられ
    ており、感知器を挿入するための感知器挿入空間部およ
    び該感知器挿入空間部を包囲する外筒部および検出対象
    発生源を納める検出対象発生空間部を有する点検具本体
    とを備えた感知器点検具において、感知器挿入空間部内
    の気体を排気する排気手段を有することを特徴とする感
    知器点検具。
  2. 【請求項2】 前記支持部を中空の筒体とし、該筒体内
    部に前記排気手段を駆動する為の電源と、該電源をオン
    オフするためのスイッチとを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の感知器点検具。
JP25239795A 1995-09-29 1995-09-29 感知器点検具 Withdrawn JPH0997389A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002279543A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Osaka Gas Co Ltd 火災報知器用点検治具
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Effective date: 20021203