JPH11339155A - 煙感知器の搬送方法 - Google Patents
煙感知器の搬送方法Info
- Publication number
- JPH11339155A JPH11339155A JP14408298A JP14408298A JPH11339155A JP H11339155 A JPH11339155 A JP H11339155A JP 14408298 A JP14408298 A JP 14408298A JP 14408298 A JP14408298 A JP 14408298A JP H11339155 A JPH11339155 A JP H11339155A
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- JP
- Japan
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- smoke
- smoke detector
- sensor
- tank
- carrying
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- Pending
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 煙感知器を試験槽へ搬送中に、煙感知器内に
残存する煙を取り除くことができる煙感知器の搬送方法
を提供する。 【解決手段】 煙感知器1に電源を投入したときの煙検
知レベルを、当該煙感知器1の煙濃度0(%/m)と設
定する煙感知器1を、煙感度の試験槽20に投入するた
めの煙感知器1の搬送方法であって、前記煙感知器1を
搬送する搬送ハンド10にエアブロー部11を付設し
て、次の試験槽20へ搬送中に煙感知器1にエアブロー
を行い煙感知器1内に残存する煙を排出する煙感知器1
の搬送方法とする。
残存する煙を取り除くことができる煙感知器の搬送方法
を提供する。 【解決手段】 煙感知器1に電源を投入したときの煙検
知レベルを、当該煙感知器1の煙濃度0(%/m)と設
定する煙感知器1を、煙感度の試験槽20に投入するた
めの煙感知器1の搬送方法であって、前記煙感知器1を
搬送する搬送ハンド10にエアブロー部11を付設し
て、次の試験槽20へ搬送中に煙感知器1にエアブロー
を行い煙感知器1内に残存する煙を排出する煙感知器1
の搬送方法とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙感知器の搬送方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光電式の煙感知器にあっては、煙
感知器の内部の感知領域(光学室)に埃等が堆積等し
て、煙検知感度が初期の感度からずれてきた場合に、図
2に示すように火災判断のレベルを補正して、煙感度を
補償する感度補償機能を有する煙感知器が実用化されて
きている。
感知器の内部の感知領域(光学室)に埃等が堆積等し
て、煙検知感度が初期の感度からずれてきた場合に、図
2に示すように火災判断のレベルを補正して、煙感度を
補償する感度補償機能を有する煙感知器が実用化されて
きている。
【0003】上記の煙感知器は、上記の機能を実現する
ために、煙感知器に電源を投入したときに測定した煙濃
度を0(%/m)とするように構成している。よってこ
の種の煙感知器を製造するときの感度検査において、検
査濃度を多点設定とした場合、図3に示すように試験槽
のA槽(5%/m)からB槽(15%/m)へ移動させ
る場合には、煙感知器の電源をオン状態のまま次の槽へ
搬送するようにしている。一方、煙感知器の電源をオフ
して次の槽へ搬送する場合は、先の槽において煙感知器
内に流入した煙を完全に取り除いてから再度電源を投入
する必要があった。これは、電源再投入時に、煙濃度を
物理的に0(%/m)にする必要があるためである。
ために、煙感知器に電源を投入したときに測定した煙濃
度を0(%/m)とするように構成している。よってこ
の種の煙感知器を製造するときの感度検査において、検
査濃度を多点設定とした場合、図3に示すように試験槽
のA槽(5%/m)からB槽(15%/m)へ移動させ
る場合には、煙感知器の電源をオン状態のまま次の槽へ
搬送するようにしている。一方、煙感知器の電源をオフ
して次の槽へ搬送する場合は、先の槽において煙感知器
内に流入した煙を完全に取り除いてから再度電源を投入
する必要があった。これは、電源再投入時に、煙濃度を
物理的に0(%/m)にする必要があるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、感度試験のため搬送中である煙感知器において、煙
感知器内に残存する煙を完全に取り除くことは難しかっ
た。
に、感度試験のため搬送中である煙感知器において、煙
感知器内に残存する煙を完全に取り除くことは難しかっ
た。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、煙感知器
を試験槽へ搬送中に、煙感知器内に残存する煙を取り除
くことができる煙感知器の搬送方法を提供することにあ
る。
されたものであり、その目的とするところは、煙感知器
を試験槽へ搬送中に、煙感知器内に残存する煙を取り除
くことができる煙感知器の搬送方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、煙感知器に電源を投入
したときの煙検知レベルを、当該煙感知器の煙濃度0
(%/m)と設定する煙感知器を、煙感度の試験槽に投
入するための煙感知器の搬送方法であって、前記煙感知
器を搬送する搬送ハンドにエアブロー部を付設して、次
の試験槽へ搬送中に煙感知器にエアブローを行い煙感知
器内に残存する煙を排出する。
めに、請求項1記載の発明では、煙感知器に電源を投入
したときの煙検知レベルを、当該煙感知器の煙濃度0
(%/m)と設定する煙感知器を、煙感度の試験槽に投
入するための煙感知器の搬送方法であって、前記煙感知
器を搬送する搬送ハンドにエアブロー部を付設して、次
の試験槽へ搬送中に煙感知器にエアブローを行い煙感知
器内に残存する煙を排出する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を、図1と
一部は図3を参照して説明する。図1は煙感知器の搬送
方法を示す図、図3は煙感知器の感度試験方法を示す図
である。
一部は図3を参照して説明する。図1は煙感知器の搬送
方法を示す図、図3は煙感知器の感度試験方法を示す図
である。
【0008】光電式の煙感知器1は、煙感知器1の内部
の感知領域(光学室)に埃等が堆積して、煙検知感度が
初期の感度からずれてきた場合に、火災判断のレベルを
補正して、感度を補償する感度補償機能を有する(図2
参照)。
の感知領域(光学室)に埃等が堆積して、煙検知感度が
初期の感度からずれてきた場合に、火災判断のレベルを
補正して、感度を補償する感度補償機能を有する(図2
参照)。
【0009】そして当該煙感知器1に電源を投入したと
きに測定した煙濃度を0(%/m)とするように構成し
ている。よって図3に示すようにこの煙感知器1を製造
する際の感度検査において、検査濃度を多点設定とし
て、連続的に感度試験を行う場合は、まず試験槽20の
A槽(例えば煙濃度5%/m)において感度試験を行
い、その後A槽からB槽(例えば煙濃度15%/m)へ
移動させて感度試験を行うことになる。この煙感知器1
の移動のときに、煙感知器1の電源をオン状態のまま次
の槽へ搬送する場合と、煙感知器1の電源をオフして次
の槽へ搬送する場合とがある。後者の場合には、先のA
槽において煙感知器1内に流入した煙を取り除いてか
ら、再度煙感知器1の電源を投入するようにしている。
きに測定した煙濃度を0(%/m)とするように構成し
ている。よって図3に示すようにこの煙感知器1を製造
する際の感度検査において、検査濃度を多点設定とし
て、連続的に感度試験を行う場合は、まず試験槽20の
A槽(例えば煙濃度5%/m)において感度試験を行
い、その後A槽からB槽(例えば煙濃度15%/m)へ
移動させて感度試験を行うことになる。この煙感知器1
の移動のときに、煙感知器1の電源をオン状態のまま次
の槽へ搬送する場合と、煙感知器1の電源をオフして次
の槽へ搬送する場合とがある。後者の場合には、先のA
槽において煙感知器1内に流入した煙を取り除いてか
ら、再度煙感知器1の電源を投入するようにしている。
【0010】次に、上記の後者の場合における煙感知器
1の搬送装置について説明する。図1に示すように、煙
感知器1を搬送するためのハンド10は、煙感知器1の
ボディ2を挟持して、次の試験槽20へ搬送する機能を
有する。そしてその上部には、エアーブロー部11が付
設してあり、アーム状をなしている。このエアーブロー
部11の先端12は煙感知器1の煙流入窓3付近に位置
している。
1の搬送装置について説明する。図1に示すように、煙
感知器1を搬送するためのハンド10は、煙感知器1の
ボディ2を挟持して、次の試験槽20へ搬送する機能を
有する。そしてその上部には、エアーブロー部11が付
設してあり、アーム状をなしている。このエアーブロー
部11の先端12は煙感知器1の煙流入窓3付近に位置
している。
【0011】よって、試験槽20のA槽内において、煙
感知器1の感度試験を行った後、煙感知器1の電源をオ
フし、ハンド10で煙感知器1を挟持して、試験槽20
のB槽へ搬送する途中に、エアーブロー部11にて煙感
知器1の内部に残存する煙を完全に排出してから、再度
電源をオンし、煙の試験槽20のB槽へ投入する。上記
の工程にて、異なる煙濃度(多点)での煙感知器1の感
度試験を連続的に行うのである。
感知器1の感度試験を行った後、煙感知器1の電源をオ
フし、ハンド10で煙感知器1を挟持して、試験槽20
のB槽へ搬送する途中に、エアーブロー部11にて煙感
知器1の内部に残存する煙を完全に排出してから、再度
電源をオンし、煙の試験槽20のB槽へ投入する。上記
の工程にて、異なる煙濃度(多点)での煙感知器1の感
度試験を連続的に行うのである。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、煙感知器
を搬送中に、ハンドに付設したエアーブロー部により、
煙感知器内に残存する煙を排出することができ、多点設
定の煙感度試験を速やかに行うことができるという効果
を奏する。
を搬送中に、ハンドに付設したエアーブロー部により、
煙感知器内に残存する煙を排出することができ、多点設
定の煙感度試験を速やかに行うことができるという効果
を奏する。
【図1】本発明の実施の形態の煙感知器の搬送方法を示
す図である。
す図である。
【図2】煙感知器の感度補償機能を説明する図である。
【図3】煙感知器の感度試験方法を示す図である。
1 煙感知器 2 ボディ 3 煙流入窓 10 ハンド 11 エアーブロー部 20 試験槽
Claims (1)
- 【請求項1】 煙感知器に電源を投入したときの煙検知
レベルを、当該煙感知器の煙濃度0(%/m)と設定す
る煙感知器を、煙感度の試験槽に投入するための煙感知
器の搬送方法であって、前記煙感知器を搬送する搬送ハ
ンドにエアブロー部を付設して、次の試験槽へ搬送中に
煙感知器にエアブローを行い煙感知器内に残存する煙を
排出することを特徴とする煙感知器の搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14408298A JPH11339155A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 煙感知器の搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14408298A JPH11339155A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 煙感知器の搬送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11339155A true JPH11339155A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15353841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14408298A Pending JPH11339155A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 煙感知器の搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11339155A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252130A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Hochiki Corp | 煙除去装置及び煙感知器用試験器 |
CN110318870A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 沃尔沃汽车公司 | 用于清洁排气系统中的传感器的装置和方法以及包括这种装置的车辆 |
CN116612618A (zh) * | 2023-07-19 | 2023-08-18 | 昆明民安消防设备有限公司 | 一种消防设备检测装置 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14408298A patent/JPH11339155A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009252130A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Hochiki Corp | 煙除去装置及び煙感知器用試験器 |
CN110318870A (zh) * | 2018-03-29 | 2019-10-11 | 沃尔沃汽车公司 | 用于清洁排气系统中的传感器的装置和方法以及包括这种装置的车辆 |
US11092060B2 (en) | 2018-03-29 | 2021-08-17 | Volvo Car Corporation | Device and method for cleaning a sensor in an exhaust system |
CN116612618A (zh) * | 2023-07-19 | 2023-08-18 | 昆明民安消防设备有限公司 | 一种消防设备检测装置 |
CN116612618B (zh) * | 2023-07-19 | 2023-09-12 | 昆明民安消防设备有限公司 | 一种消防设备检测装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |