JP2003054760A - 灰処理装置と灰処理方法 - Google Patents

灰処理装置と灰処理方法

Info

Publication number
JP2003054760A
JP2003054760A JP2001245614A JP2001245614A JP2003054760A JP 2003054760 A JP2003054760 A JP 2003054760A JP 2001245614 A JP2001245614 A JP 2001245614A JP 2001245614 A JP2001245614 A JP 2001245614A JP 2003054760 A JP2003054760 A JP 2003054760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ash
transportation
pipe
hopper
transporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001245614A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yashima
秀男 八島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP2001245614A priority Critical patent/JP2003054760A/ja
Publication of JP2003054760A publication Critical patent/JP2003054760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 灰の輸送状況が正常か異常かの判断により、
ホッパ内でブリッヂが発生しているかどうかを早期に検
知すること。 【解決手段】 灰輸送は輸送装置2内の灰堆積レベル又
は輸送装置2の灰受入れ時間で輸送動作が働くが、輸送
状態が正常であれば、輸送中に灰の保有熱により輸送管
3管壁温度は上昇及び下降を繰り返し、異常であれば輸
送前温度が継続することになるので輸送管3の管壁温度
の検知で灰輸送状態が正常か異常か判断できる。灰輸送
が異常の場合は、輸送装置に灰が供給されない状態、す
なわちホッパ1内でブリッヂが発生していることを示す
ので警報器12を作動させ、空気ポンプ10の運転を停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は捕集灰の灰処理装置
に係り、特にボイラからの燃焼排ガス中に含まれる灰を
集塵した後にホッパに集めた捕集灰を空気輸送する灰処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の処理装置は、図6に示すようにホ
ッパ1内部の捕集灰を処理するため、ホッパ1下部に空
気輸送装置2及び輸送管3を設け、ホッパ内部の灰を灰
サイロまでフラクソ輸送して処理していた。灰輸送は、
輸送装置内の灰堆積レベル又は輸送装置の灰受入れ時間
で輸送動作が働くものである。
【0003】従って、ホッパ1内において灰のブリッヂ
が発生し、輸送装置2に灰の供給がなされなくても、灰
受入れ時間要素で輸送動作が働いていたが、この輸送状
態が正常であるのか異常であるのかは外部から判断でき
ず、監視も困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、灰の
輸送状況が正常か異常か判断する点について配慮がされ
ておらず、ホッパ内で灰のブリッヂが発生しても確認で
きないという問題点があった。本発明の課題は灰の輸送
状況が正常か異常かの判断により、ホッパ内でブリッヂ
が発生しているかどうかを早期に検知することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、次
の(1)、(2)の構成により解決される。 (1)灰を搬入したホッパと、ホッパからの灰を一旦貯
留した後、貯留灰を空気にて輸送する輸送装置と、輸送
装置出口に設けたバルブ付きの輸送管を備えたフラクソ
輸送の灰処理装置において、前記バルブの後流側の輸送
管に設けた温度計と、該温度計の輸送管管壁温度の検出
値の時間的変化を記録する記録装置と、該記録装置によ
る輸送管管壁温度の検出値の時間的変化と予め記憶され
た正常時の灰輸送中の輸送管管壁温度の時間的変化との
一致度合いによりホッパ内での灰のブリッヂの有無を検
出する装置を備えた灰処理装置。
【0006】(2)灰を搬入したホッパから灰を一旦輸
送装置内に貯留した後に、空気によりバルブ付きの輸送
管を介して外部に輸送する灰処理方法において、前記バ
ルブの後流側の輸送管内の灰温度に対応した輸送管管壁
温度の検出値の時間的変化と予め記憶された正常時の灰
輸送中の輸送管管壁温度の時間的変化との一致度合いに
よりホッパ内での灰のブリッヂの有無を検出する灰処理
方法。
【0007】
【作用】灰輸送は輸送装置内の灰堆積レベル又は輸送装
置の灰受入れ時間で輸送動作が働くが、輸送状態が正常
であれば、輸送中に灰の保有熱により輸送管管壁温度は
上昇し、灰輸送終了でパージにより輸送前の温度に復帰
する。
【0008】従って、輸送管の管壁温度を検知すること
によって、灰輸送状態が正常か異常か判断できる。輸送
管管壁温度は輸送が正常であれば図3中のA部に示すよ
うに上昇及び下降を繰り返し、異常であれば図3のB部
に示すように輸送前温度が継続することになる。
【0009】また、輸送管の管壁温度t1と所定時間後
の輸送中の管壁温度t2を測定し、これらの管壁温度差
(t2−t1)が設定値ts以下であれば、灰輸送が異常
であり、すなわちホッパ内でブリッヂが発生していると
判断し、例えばこれの3回連続検知で異常と判断する方
法でも良い。
【0010】灰輸送が異常の場合は、輸送装置に灰が供
給されない状態、すなわちホッパ内でブリッヂが発生し
ていることを示す。
【0011】このようにして輸送管管壁温度を検知する
ことにより、ホッパ内でのブリッヂ発生の監視が可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
と共に説明する。燃焼ボイラ設備及び環境設備である煤
塵集塵装置を有する発電設備において、燃焼灰を捕集す
るホッパには、その捕集灰を処理する灰処理装置が必要
である。図1に示す本発明の実施の形態は、輸送装置2
及び灰輸送管3から成る灰処理装置を示し、各ホッパ1
で捕集した灰は空気により輸送管3から図示しない灰サ
イロへ輸送され、処理される。
【0013】ホッパ1内部の捕集灰を処理するため、図
1に示すようにホッパ1下部に空気輸送装置2及び輸送
管3を設け、ホッパ内部の灰を空気ポンプ10で灰サイ
ロまでフラクソ輸送する。
【0014】灰輸送は、輸送装置2内の灰堆積レベル又
は輸送装置2の灰受入れ時間で輸送動作が働くものであ
るが、灰処理装置の動作順序は(1)空気輸送装置2の
フラップ弁6が開き、ホッパ1より灰を空気輸送装置2
への受入れ開始がなされ、(2)輸送装置2内の灰レベ
ルが設定レベルに達するか又は灰受入れ時間が設定時間
に達するか、いずれか早い方でフラップ弁6が閉じ、受
入れを完了する。
【0015】次に(3)空気輸送装置2内への空気の受
入れが開始され、所定の圧力まで空気輸送装置2を加圧
し、所定の圧力に達したら(4)空気輸送装置2出口部
に設けたバルブ5を急速に開いて、灰輸送を開始する。
(5)灰の輸送後は輸送管3内に灰が残らないように、
ある程度の時間、空気パージを実施し、パージ後、バル
ブ5を閉じて、1回の灰輸送を完了する。以後、これを
繰り返す。
【0016】本実施の形態では輸送管3に温度計9を設
け、輸送管3の管壁温度を検出し、中央制御室11にお
いて監視し、ホッパ1内のブリッヂの発生有無を早期に
検出する。捕集灰の輸送は輸送装置2内の灰堆積レベル
又は輸送装置2の灰受入れ時間で動作する。温度計9を
ホッパ1及び輸送装置2に設けると、常に灰の保有熱の
影響を受け、輸送管3の管壁温度の変化が検出しにくい
ため、温度計9は空気輸送装置2の出口に設けたバルブ
5の後流側の輸送管3に設置する。
【0017】温度計9をバルブ5の後流側の輸送管3に
設けると、灰輸送後のパージで輸送管3の管壁温度が輸
送前の温度に復帰するため、温度変化を容易に検出する
ことができる。輸送灰はプラグ流にて高濃度に輸送さ
れ、図2に示したように、灰8が輸送管3に接触しなが
ら輸送されるので、輸送管3の管壁温度が灰の保有熱に
より上昇する。
【0018】このように、灰輸送が正常であれば、灰輸
送中輸送管は灰の保有熱により管壁温度は上昇し、輸送
終了でパージにより輸送前の管壁温度に復帰する。そし
て灰輸送中はこれを繰り返す(図3のA部参照)。
【0019】バルブ5の後流側の灰輸送管3の管壁温度
の上昇がない状態が引き続く状態であれば、輸送装置2
に灰が供給されず、灰受入れ時間要素で灰輸送が作動す
る異常時の灰輸送となり、輸送装置2に灰が供給されな
い状態はホッパ1内でブリッヂが発生していることにな
る。このとき中央制御室11は警報器12で警報を発
し、さらに一旦空気ポンプ10の運転を停止する。
【0020】このように輸送管3の管壁温度を監視すれ
ば、ホッパ1内でのブリッヂ発生の有無を早期に検知す
ることができる。
【0021】本発明の他の実施の形態を図4及び図5に
示す。図5は本発明に警報機能を持たせる場合のロジッ
クを示す。
【0022】輸送管3の管壁温度t1と2分後の輸送中
の管壁温度t2を測定し、これらの管壁温度差(t2−t
1)が設定値ts以下であれば、灰輸送が異常であり、す
なわちホッパ1内でブリッヂが発生していると判断し、
これの3回連続検知で警報器12から警報を発するロジ
ックである。
【0023】図4は警報を出すとともに、ホッパ1に設
けたシリンダ式突つき装置13でそのポーク座14を作
動させ、自動的にホッパ1内のブリッヂを解除する機能
も合わせて有する装置である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、灰の輸送状況が正常か
異常かの判断により、ホッパ内でブリッヂが発生してい
るかどうかを早期に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の概念図である。
【図2】 輸送中の灰の流れを示す輸送管の断面図であ
る。
【図3】 正常な灰輸送と異常な灰輸送の管壁温度変化
を示す運転チャートである。
【図4】 本発明の実施の形態の概念図である。
【図5】 本発明に警報機能を持たせるためのロジック
図である。
【図6】 従来技術を示す概念図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 空気輸送装置 3 灰輸送管 4 メンテナンスゲー
ト 5 バルブ 6 フラップ弁 7 空気配管 8 輸送灰 9 温度計 10 空気ポンプ 11 中央制御室 12 警報器 13 シリンダ式突つき装置 14 ポーク座

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灰を搬入したホッパと、ホッパからの灰
    を一旦貯留した後、貯留灰を空気にて輸送する輸送装置
    と、輸送装置出口に設けたバルブ付きの輸送管を備えた
    フラクソ輸送の灰処理装置において、 前記バルブの後流側の輸送管に設けた温度計と、 該温度計の輸送管管壁温度の検出値の時間的変化を記録
    する記録装置と、 該記録装置による輸送管管壁温度の検出値の時間的変化
    と予め記憶された正常時の灰輸送中の輸送管管壁温度の
    時間的変化との一致度合いによりホッパ内での灰のブリ
    ッヂの有無を検出する装置を備えた灰処理装置。
  2. 【請求項2】 灰を搬入したホッパから灰を一旦輸送装
    置内に貯留した後に、空気によりバルブ付きの輸送管を
    介して外部に輸送する灰処理方法において、 前記バルブの後流側の輸送管内の灰温度に対応した輸送
    管管壁温度の検出値の時間的変化と予め記憶された正常
    時の灰輸送中の輸送管管壁温度の時間的変化との一致度
    合いによりホッパ内での灰のブリッヂの有無を検出する
    灰処理方法。
JP2001245614A 2001-08-13 2001-08-13 灰処理装置と灰処理方法 Pending JP2003054760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001245614A JP2003054760A (ja) 2001-08-13 2001-08-13 灰処理装置と灰処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001245614A JP2003054760A (ja) 2001-08-13 2001-08-13 灰処理装置と灰処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003054760A true JP2003054760A (ja) 2003-02-26

Family

ID=19075329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001245614A Pending JP2003054760A (ja) 2001-08-13 2001-08-13 灰処理装置と灰処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003054760A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016043167A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体搬送装置及びチャー回収装置
CN106219247A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 无锡市华星电力环保修造有限公司 一种具有除尘功能的粉煤灰气力输送系统
CN110371680A (zh) * 2019-08-02 2019-10-25 江苏红光仪表厂有限公司 一种煤电气力输灰在线检测装置及其逻辑控制节能方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016043167A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体搬送装置及びチャー回収装置
JP2016060767A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 三菱日立パワーシステムズ株式会社 粉体搬送装置及びチャー回収装置
KR20170020516A (ko) * 2014-09-16 2017-02-22 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 분체 반송 장치 및 차콜 회수 장치
CN106660717A (zh) * 2014-09-16 2017-05-10 三菱日立电力系统株式会社 粉体输送装置及煤焦回收装置
KR101882631B1 (ko) * 2014-09-16 2018-07-26 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 분체 반송 장치 및 차콜 회수 장치
US10246653B2 (en) 2014-09-16 2019-04-02 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Powder transport device and char recovery device
CN106219247A (zh) * 2016-08-31 2016-12-14 无锡市华星电力环保修造有限公司 一种具有除尘功能的粉煤灰气力输送系统
CN110371680A (zh) * 2019-08-02 2019-10-25 江苏红光仪表厂有限公司 一种煤电气力输灰在线检测装置及其逻辑控制节能方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6120583A (en) Exhaust gas purifier and operating method thereof
KR20140079454A (ko) 배기 시스템을 모니터링하기 위한 방법
JP3619524B2 (ja) チャージ圧力制御装置
WO2017077970A1 (ja) 真空ポンプの判断システム、および真空ポンプ
RU2509596C2 (ru) Способ и устройство проверки и контроля удаления фторида водорода из технологического газа
US7165443B2 (en) Vacuum leakage detecting device for use in semiconductor manufacturing system
JP2003054760A (ja) 灰処理装置と灰処理方法
CN105788681A (zh) 一种核电站的主蒸汽管道泄漏监测系统
US6397824B1 (en) Fault diagnosing apparatus for evapopurge systems
CN111897027B (zh) 一种cems探头防堵检测清理装置及方法
CN110525982B (zh) 双层卸灰阀的漏风检测方法和卸灰系统
US8234013B2 (en) Semiconductor manufacturing system and method for waste liquid collection
US10422735B2 (en) Filter monitoring in pneumatic transport systems
US7818146B2 (en) Method and device for the diagnosis of technical devices disposed within an industrial installation
CN201089795Y (zh) 一种具关闭不严提示功能的换向装置
JP4057896B2 (ja) 異常対応型ヘリウムリークディテクタ
JPH08258980A (ja) ホッパ内粉粒体の搬送状況判定方法および装置
WO2023228678A1 (ja) 設備の異常判定装置、異常判定システム、異常判定方法、異常判定システムの制御方法、及び、異常判定プログラム
JPH09229524A (ja) 冷却装置
JP3086093B2 (ja) 排気ガス浄化装置
JPH02101739A (ja) 半導体ウェハーの製造装置
JP2002181653A (ja) ガス検知システム
JP2001017813A (ja) バグフィルターの運転方法
JPH0462303A (ja) 熱機器の異常監視装置
JP2894998B2 (ja) フィルタ切替え方法