JP5085690B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に備えられる、トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を用いた循環式の現像装置に関する。
静電電子写真方式を利用した画像形成装置は、一般に帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電、及び定着の各工程を経て画像を形成する。例えば、帯電工程では、帯電装置によって回転駆動される感光体の表面を均一に帯電し、露光工程では、露光装置によって帯電した感光体表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する。続いて、現像工程では、現像装置によって感光体上の静電潜像を現像剤にて現像して感光体表面上にトナー像を形成する。そして、転写工程では、転写装置によって感光体上のトナー像を記録材上に転写し、その後、定着工程では、定着装置によって記録材を加熱・圧着することで、トナー像を記録材上に固定する。また、クリーニング工程では、感光体表面に残った転写残留トナーをクリーニング装置により除去して所定の回収部に回収する。そして、除電工程では、除電装置によってクリーニング後の感光体表面から残留電荷を除去して、次の画像形成に備える。
上記現像工程にて、感光体上の静電潜像を現像する現像剤としては、トナーのみからなる一成分現像剤や、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤が一般に用いられる。一成分現像剤は、キャリアを用いないため、トナーとキャリアを均一に混合するための攪拌機構などを必要としない。よって、現像装置がシンプルになるといった利点を有する。しかし、トナーの帯電量が安定しにくい等の欠点がある。他方、二成分現像剤は、トナーとキャリアとを均一に混合するための攪拌機構などを必要とする。よって、現像装置が複雑になるといった欠点を有する。しかし、トナーの帯電量の安定性に優れることから、高速画像形成装置やカラー画像形成装置で好適に使用されている。
このような二成分現像剤を用いる画像形成装置では、特許文献1に示されるように、現像剤の搬送も迅速に行うために循環方式の現像装置が採用されている。循環方式の現像装置は、特許文献1に示されるように、現像槽(現像容器、現像剤収容部)内で現像剤が循環搬送される経路である第1及び第2搬送路と、それぞれの搬送路にて現像剤を攪拌しながら搬送する現像剤搬送部材と、を有する。なお、特許文献1では、現像剤搬送部材は、送り捻り形状の翼体とメッシュ状のスクリーン部材とを有するスクリューである。そして、循環方式の現像装置では、現像槽内の現像剤のトナー濃度が所定値を下回った場合、トナーホッパから第1搬送路へトナーが補給されるようになっている。
また、特許文献2には、外側の搬送路である第1搬送路及び内側の搬送路である第2搬送路との間の、開口スリットを有する仕切り板を設け、開口スリットは奥側(第1搬送路の下流)に行くに従って、開口面積が大きく設けられている現像装置が開示されている。
特開平10−63081号公報(公開日:1998年3月6日) 特開平4−26872号公報(公開日:1992年1月30日)
ところで、循環方式の現像装置において、第1搬送路は、前記現像槽内の現像剤と補給トナーとを撹拌しながら搬送し、補給トナーの練り込みが完了した状態で第2搬送路へ送らなければならない。この補給トナーの練り込みは第1搬送路内の現像剤の嵩高(=スクリューと剤面との相対位置)の影響が大きい。通常は、練り込み効率を最大限活用するべく、嵩高は、現像剤搬送部材であるスクリューの直径の鉛直1/2〜2/3の位置となる様に設定されるのが一般的である。
しかし、高速運転による現像剤の膨らみや、可変速運転の仕様において現像槽内を循環する現像剤の嵩バランスが不安定の為、第1搬送路に補給されたトナーが従前から存在する現像剤と十分に混ざらないまま、所謂上滑り状態の塊状となって搬送・循環されることがあった。すなわち、キャリアから分離した状態でトナーが搬送・循環された。その結果、充分に帯電されていないトナー(低帯電のトナー)が、現像ローラ(現像剤担持部材)に供給されてしまっていた。
特許文献1のように、現像剤搬送部材が、送り捻り形状の翼体とメッシュ状のスクリーン部材とを有するスクリューであっても、第1搬送路内の現像剤の嵩高は制御できないため、充分に帯電されていないトナーが現像ローラに供給されてしまう。
また、特許文献2のように、開口スリットが設けられていると、充分に攪拌されないまま開口スリットから第2の搬送路に送られて、充分に帯電されていないトナーが現像ローラに供給されてしまう。
これらのように、従来の現像装置では、充分に帯電されていないトナーが現像ローラに供給され、そのため、現像ローラからトナーが飛散し、画像形成装置内部や形成された画像を汚すという問題が生じる。また、充分に帯電されていないトナーが現像ローラに供給されると、感光体(像担持体)上の静電潜像へのトナーの吸引力が低下するため、現像される画像にカブリが生じやすくなるという問題も生じる。
また、高濃度原稿を連続印字すると、現像ローラ表面のトナー消費が多くなり、残留現像剤が現像ローラ直下に回収された場合、現像剤の攪拌が追いつかず画像かすれが発生する。ここで、流し板等により、回収現像剤を、現像ローラ直下ではなく、トナー補給位置より上流位置に搬送させる場合もあるが、現像槽内の嵩バランスが不安定と成り、補給トナーとの混錬性もよくない。よって、現像剤は攪拌不足で循環し、トナー飛散やそれによる画像カブリ等の画像不良が発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされ、画像形成装置に備えられる現像剤循環式の現像装置において、高速運転や可変速運転下においても、常に安定した補給トナーの練りこみを可能にし、トナー飛散や画像不良を低減させることを目的とする。
本発明の現像装置は、上記課題を解決するために、トナーとキャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、当該現像剤収容部内で、並列配置され、互いに逆方向に前記現像剤を撹拌しながら搬送する第1搬送部材と第2搬送部材と、前記第1及び第2搬送部材の間に配され、前記現像剤収容部の内部を仕切ることにより、第1搬送部材により前記現像剤が搬送される第1搬送路と第2搬送部材により前記現像剤が搬送される第2搬送路とを形成する仕切り部材と、前記現像剤収容部の蓋部に設けられ前記第1搬送路にトナーを補給する補給口と、前記第2搬送路内の現像剤を、表面に保持しながら回転し、像担持体と対向する現像領域にて当該像担持体に供給する現像ローラと、を備え、前記第1及び第2搬送路は前記仕切り部材の両端にて連通しており、前記現像剤を前記第1及び第2搬送路間を循環して搬送する循環式の現像装置において、前記現像領域よりも前記現像ローラの回転方向下流に配置され、斜面にて前記現像ローラ表面に残留した前記現像剤を前記現像ローラから前記第1搬送路への方向に搬送する流し部材を備え、前記仕切り部材は、前記流し部材の斜面の下流で、前記流し部材にて搬送された現像剤を前記第2搬送路に搬送する搬送壁面部を備え、当該搬送壁面部には、前記第1搬送路へ貫通した開口部が設けられていることを特徴としている。
上記構成によると、前記仕切り部材は、流し部材にて搬送された現像剤を、第2搬送路に搬送する搬送壁面部を備え、この搬送壁面部には第1搬送路へ貫通した開口部が設けられている。そのため、流し部材にて搬送された現像剤は、搬送壁面部により第2搬送路に搬送されるものと、開口部により第1搬送路に通過させられるものとに、分けられる。つまり、現像ローラから回収され流し部材にて搬送された現像剤のうち、開口部を通過しない現像剤は、搬送壁面部に衝突し第2搬送路へ導かれ、開口部により抑制された量の現像剤のみが、第1搬送路へ回収される。ここで、現像剤収容部の蓋部には、第1搬送路にトナーを補給する補給口が設けられており、第1搬送路に補給トナーが補給される。
よって、高速運転や可変速運転といった現像装置の運転速度の増減に比例することなく、補給トナーとの混合性に対し影響の大きい第1搬送路に回収させる現像剤の変化(量、速度)を抑制することができる。そのため、第1搬送路内の現像剤の嵩変化が抑制され、第1搬送部材による現像剤と補給トナーとの練り込みを効果的に行うことができ、高速運転や可変速運転に対しても攪拌性が下がることを防止できる。従って、常に安定した補給トナーの練りこみを可能にし、トナー飛散や画像不良を低減させることができる。
また、仕切り部材が有する搬送壁面部のみで、第1搬送路への現像剤回収量を制限できるので、装置の大型化を防止でき、経済的である。
また、本発明の現像装置では、上記構成に加え、前記搬送壁面部は、前記仕切り部材の長手方向に渡って設けられており、前記開口部は、前記流し部材の斜面の仮想延長面上に、かつ、前記長手方向に沿って一定幅で設けられていてもよい。
上記構成によると、仕切り部材の長手方向に渡って設けられた搬送壁面部において、開口部が、流し部材の斜面の仮想延長面上に、かつ、前記長手方向に沿って一定幅で設けられているため、より効果的に、第1搬送路へ回収する現像剤量を制御できる。
また、本発明の現像装置では、上記構成に加え、前記搬送壁面部は、前記流し部材の斜面の傾斜角と同じ角度の傾斜角を有し、前記流し部材の斜面に対向配置されてもよい。
上記構成によると、流し部材にて搬送された現像剤のうち開口部を通過しない現像剤の第2搬送路への供給に対して、搬送壁面部での滞留を軽減し、搬送壁面部から第2搬送路への搬送経路上の循環バランスの大きな変化を抑制する効果がある。
また、本発明の現像装置は、上記構成に加え、前記搬送壁面部の前記第2搬送路へ現像剤を搬送する面側の前記開口部周囲に、鋭角な突起が設けられていてもよい。
上記構成によると、開口部周囲に鋭角な突起を設けることで、開口部を第1搬送路へと通過する現像剤は、第2搬送路へ導かれる現像剤の流れに干渉を受けにくくなる。よって、第1搬送路への供給量を安定させるという効果がある。
また、本発明の現像装置では、上記構成に加え、前記仕切り部材は、前記流し部材と同材質の材料で形成されていてもよい。
上記構成によると、仕切り部材が流し部材と同材質の材料で形成されているため、仕切り部材と現像剤の摩擦帯電による搬送力の変動を長期抑制する効果がある。
例えば、前記仕切り部材が、流し部材と同材質の材料の導電性カーボンブラックを含有する樹脂により形成されていると、特に、搬送力の変動を長期抑制する効果がある。
また、本発明の現像装置では、上記構成に加え、前記仕切り部材は、シリカ微粒子あるいはガラス繊維を含有する樹脂により形成されていてもよい。
上記構成によると、前記仕切り部材が、シリカ微粒子あるいはガラス繊維を含有する樹脂により形成されているため、表面に露出した硬質の珪素化合物により現像剤との磨耗を抑えるとともに長期に渡り、第1搬送路に回収する現像剤の変化(量、速度)を抑制する効果を維持する効果がある。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体表面を帯電させる帯電装置と、当該像担持体表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、当該像担持体表面の前記トナー像を記録材に転写する転写装置と、前記記録材に転写されたトナー像を前記記録材に定着させる定着装置と、を備えた画像形成装置において、前記現像装置は、前記何れかに記載の現像装置であることを特徴としている。
上記構成によると、本発明の現像装置を備えているため、常に安定した補給トナーの練りこみを可能にし、トナー飛散や画像不良を低減させることができる。ゆえに、上記本発明に係る画像形成装置は、長期的に安定した高画質の画像を形成することができる。また、このような効果を奏する画像形成装置をコストの増大をさせることなく達成できる。
本発明の現像装置は、以上のように、前記現像領域よりも前記現像ローラの回転方向下流に配置され、斜面にて前記現像ローラ表面に残留した前記現像剤を前記現像ローラから前記第1搬送路への方向に搬送する流し部材を備え、前記仕切り部材は、前記流し部材の斜面の延長面上を遮って、前記流し部材にて搬送された現像剤を前記第2搬送路に搬送する搬送壁面部を備え、当該搬送壁面部には、前記第1搬送路へ貫通した開口部が設けられている。
上記構成によると、前記仕切り部材は、流し部材にて搬送された現像剤を、第2搬送路に搬送する搬送壁面部を備え、この搬送壁面部には第1搬送路へ貫通した開口部が設けられている。そのため、流し部材にて搬送された現像剤は、搬送壁面部により第2搬送路に搬送されるものと、開口部により第1搬送路に通過させられるものとに、分けられる。つまり、現像ローラから回収され流し部材にて搬送された現像剤のうち、開口部を通過しない現像剤は、搬送壁面部に衝突し第2搬送路へ導かれ、開口部により抑制された量の現像剤のみが、第1搬送路へ回収される。ここで、現像剤収容部の蓋部には、第1搬送路にトナーを補給する補給口が設けられており、第1搬送路に補給トナーが補給される。
よって、高速運転や可変速運転といった現像装置の運転速度の増減に比例することなく、補給トナーとの混合性に対し影響の大きい第1搬送路に回収させる現像剤の変化(量、速度)を抑制することができる。そのため、第1搬送路内の現像剤の嵩変化が抑制され、第1搬送部材による現像剤と補給トナーとの練り込みを効果的に行うことができ、高速運転や可変速運転に対しても攪拌性が下がることを防止できる。従って、常に安定した補給トナーの練りこみを可能にし、トナー飛散や画像不良を低減させることができる。
また、仕切り部材が有する搬送壁面部のみで、第1搬送路への現像剤回収量を制限できるので、装置の大型化を防止でき、経済的である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える現像装置の構成を示す断面図である。 上記画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 上記画像形成装置が備えるトナー補給装置の概略構成を示す断面図である。 図3に示すトナー補給装置のC−C矢視断面図である。 図1に示す現像装置のA−A断面矢視図である。 図1に示す現像装置のB−B断面矢視図である。 図1に示す現像装置の部分拡大図であり、仕切り板の構造を表す断面図である。 図7の仕切り板による現像剤の流れを表すイメージ図である。 図7の仕切り板の形状を詳細に表す斜視図である。 図7の仕切り板の現像装置への装着状態を立体的に表す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<画像形成装置>
まず、本実施形態に係る現像装置が用いられた画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真方式によりトナーを用いて画像を形成するものである。
以下の実施形態では、本発明に係る画像形成装置を、外部から伝達された画像データに応じて記録用紙または記録用フィルム等の記録材に対して、多色または単色の画像を形成するカラータンデム方式の画像形成装置100に適用する場合について説明する。ただし、本発明の適用対象はこれに限るものではなく、現像装置として後述する本発明に係る現像装置を備えた画像形成装置であれば適用することができる。
画像形成装置100は、図2に示すように、露光ユニット(露光装置)1、4つの画像形成ステーション(画像形成部)31A〜31D、中間転写ベルトユニット(転写装置)8、転写部32、定着ユニット(定着装置)12、内部給紙トレイ10、手差し給紙トレイ20、シート搬送路S、及び排紙トレイ15を備えている。また、画像形成装置100の上方にスキャナ等を備えてもよい。なお、画像形成装置100に備えられる各部材の動作は、図示しないCPU等からなる主制御部によって制御される。
画像形成装置100は、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の色成分毎の画像データを取り扱い、黒画像、シアン画像、マゼンタ画像、イエロー画像を形成し、各々の色成分の画像を重畳することでカラー画像を形成する。
従って、画像形成装置100は、図2に示すように、各色成分の画像を形成するように、現像装置2(2A,2B,2C,2D)、感光体(像担持体)3(3A,3B,3C,3D)、帯電器(帯電装置)5(5A,5B,5C,5D)、クリーナユニット4(4A,4B,4C,4D)がそれぞれ4つずつ設けられている。言い換えると、現像装置2と感光体3と帯電器5とクリーナユニット4とを1つずつ含む画像形成ステーション31(31A〜31D)が、CMYKの色成分毎に設けられている。これら4つの画像形成ステーション31A〜31Dによって形成された4色のトナー画像が中間転写ベルト7上で重ね合わされる。
なお、上記A〜Dの符号は、Aが黒画像形成用の部材、Bがシアン画像形成用の部材、Cがマゼンタ画像形成用の部材、Dがイエロー画像形成用の部材であることを示したものである。本実施形態では、黒画像形成用の部材、シアン画像形成用の部材、マゼンタ画像形成用の部材、イエロー画像形成用の部材において、同じ機能を有する部材には、簡略して部材番号にA〜Dを沿えずに説明する。
画像形成ステーション31では、トナー画像担持体である回転可能に備えられた感光体3の周囲に、帯電器5、現像装置2、及びクリーナユニット4が感光体3の回転方向に沿ってこの順で配置されている。
帯電器5は、感光体3の表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。帯電器5としては、図2に示す接触ローラ型の帯電器の他、接触ブラシ型の帯電器、或いは非接触チャージャー型の帯電器などを使用してもよい。
現像装置2(2A,2B,2C,2D)は、感光体3表面に形成された静電潜像をトナーによって顕像化する現像処理を行う。現像装置2(2A,2B,2C,2D)は、トナー移送機構102(102A,102B,102C,102D)、トナー補給装置22(22A,22B,22C,22D)、現像槽(現像剤収容部)111(111A,111B,111C,111D)を備えている。
トナー補給装置22は、現像槽111よりも上方に配され、未使用トナー(粉体状のトナー)を貯蔵している。トナー補給装置22から現像槽111へトナー移送機構102を介してトナーが供給されるようになっている。
クリーナユニット4は、トナー画像を中間転写ベルト7に転写した後の感光体3表面に残留しているトナーを除去し、回収するものである。
露光ユニット1は、帯電器5によって帯電された感光体3を画像データに応じて露光することにより、感光体3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。露光ユニット1は、図2に示すように、レーザ照射部及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)である。但し、レーザスキャニングユニット以外に、発光素子をアレイ状に並べたEL(エレクトロルミネッセンス)やLED書込みヘッドを露光ユニット1とすることもできる。露光ユニット1は、帯電された感光体3を入力された画像データに応じて露光することにより、感光体3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
中間転写ベルトユニット8は、感光体3の上方に配置されている。中間転写ベルトユニット8は、中間転写ローラ6(6A,6B,6C,6D)、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ベルトテンション機構73、及び中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ローラ6、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ベルトテンション機構73は、中間転写ベルト7を張架し、図2の矢印B方向に中間転写ベルト7を回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構73における中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されている。中間転写ローラ6には感光体3のトナー像を中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト7は、感光体3に接触するように設けられている。中間転写ベルト7上には、感光体3に形成された各色成分のトナー像が順次重ねて転写されることにより、カラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。中間転写ベルト7は、厚さが例えば100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために転写バイアスが印加される。この転写バイアスは、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧である。
中間転写ローラ6は、直径が例えば8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとして形成され、表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われている。この導電性の弾性材により、中間転写ローラ6は中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では、転写電極としてローラ形状の中間転写ローラ6を使用しているが、これ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように各感光体3A〜3D上の静電潜像は各色成分に応じたトナーにより顕像化されてそれぞれトナー像となり、これらトナー像は中間転写ベルト7上に重ねて合わされ積層される。このように、積層されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転によって、搬送されてきた用紙と中間転写ベルト7との接触位置(転写部20)に移動し、この位置に配置されている転写ローラ11によって用紙上に転写される。この場合、中間転写ベルト7と転写ローラ11とは所定ニップで互いに圧接されるとともに、転写ローラ11にはトナー像を用紙に転写させるための電圧が印加される。この電圧は、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧である。
上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方は金属等の硬質材料から形成され、他方は弾性ローラ等の軟質材料、例えば、弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等から形成される。
中間転写ベルト7と感光体3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、及び中間転写ベルト7から用紙へのトナー像の転写の際に転写されずに中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となる。そのため、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去され回収される。
中間転写ベルトクリーニングユニット9には、例えば、中間転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられている。中間転写ベルト7におけるクリーニングブレードに接触している部分は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72にて支持される。
内部給紙トレイ10は、画像形成に使用する記録用紙等のシート(記録材)を蓄積しておくためのものである。内部給紙トレイ10は、本実施形態では、各画像形成ステーション31A〜31D及び露光ユニット1の下方に設けられている。また、手差し給紙トレイ20は、画像形成装置100の側壁に折り畳み自在に設けられ、手差しによる給紙を行うためのものである。一方、画像形成装置100の上部に設けられている排紙トレイ15は、画像形成済みのシートを載置するためのものである。
また、画像形成装置100には、内部給紙トレイ10のシート及び手差し給紙トレイ20のシートを転写部や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ15に案内するためのシート搬送路Sが設けられている。
さらに、シート搬送路Sには、ピックアップローラ16(16a,16b)、レジストローラ14、転写部、定着ユニット12、搬送ローラ25(25a〜25h)等が配置されている。なお、転写部は中間転写ベルト駆動ローラ71と転写ローラ11との間に位置する。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、シート搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16aは、内部給紙トレイ10の端部に備えられ、内部給紙トレイ10からシートを1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。ピックアップローラ16bは、手差し給紙トレイ20の近傍に備えられ、手差し給紙トレイ20からシートを1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。レジストローラ14は、シート搬送路Sを搬送されているシートを一旦保持し、中間転写ベルト7上のトナー像の先端とシートの先端とを合わせるタイミングでシートを転写部に搬送するものである。
定着ユニット12は、ヒートローラ81及び加圧ローラ82等を備え、これらヒートローラ81及び加圧ローラ82はシートを挟んで回転する。ヒートローラ81は、所定の定着温度となるように制御部(図示せず)によって制御される。この制御部は温度検出器(図示せず)からの検出信号に基づいてヒートローラ81の温度を制御する。
ヒートローラ81は、加圧ローラ82とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写されている各色トナー像を溶融、混合、圧接させ、シートに対して熱定着させる。なお、多色トナー像(各色トナー像)が定着されたシートは、複数の搬送ローラ25によってシート搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態(多色トナー像を下側に向けた状態)にて、排紙トレイ15上に排出される。
次に、シート搬送路Sによるシート搬送動作について説明する。
片面印字の場合は、内部給紙トレイ10から搬送されるシートは、ピックアップローラ16aにてピックアップされ、シート搬送路S中の搬送ローラ25aによってレジストローラ14まで搬送され、レジストローラ14によりシートの先端と中間転写ベルト7上の積層されたトナー像の先端とが整合するタイミングで転写部(転写ローラ11と中間転写ベルト7との接触位置)に搬送される。転写部ではシート上にトナー像が転写され、このトナー像は定着ユニット12にてシート上に定着される。その後、シートは、搬送ローラ25bを経て排紙ローラ25cから排紙トレイ15上に排出される。
また、手差し給紙トレイ20から搬送されるシートは、ピックアップローラ16aにて複数の搬送ローラ25(25f,25e,25d)によってレジストローラ14まで搬送される。それ以降のシート搬送動作は、上述した内部給紙トレイ10から供給されるシートと同様の経過を経て排紙トレイ15に排出される。
また、手差し給紙トレイ20から搬送されるシートは、ピックアップローラ16bにてピックアップされ、複数の搬送ローラ25(25f,25e,25d)によってレジストローラ14まで搬送される。それ以降のシート搬送動作は、上述した内部給紙トレイ10から供給されるシートと同様の経過を経て排紙トレイ15に排出される。
一方、両面印字の場合は、上記のようにして片面印字が終了し定着ユニット12を通過したシートは、後端が排紙ローラ25cにてチャックされる。次に、シートは、排紙ローラ25cが逆回転することによって搬送ローラ25g,25hに導かれ、再びレジストローラ14を経て裏面印字が行われた後に、排紙トレイ15に排出される。
次に、トナー補給装置22の構成について具体的に説明する。
図3は画像形成装置100が有するトナー補給装置22の概略構成を示す断面図、図4は図3のC−C矢視断面図である。
トナー補給装置22は、図3に示すように、トナー収容容器121、トナー攪拌部材125、トナー排出部材122及びトナー排出口123を含む。トナー補給装置22は、現像槽111の上側に配され、未使用トナー(粉体状のトナー)を貯蔵している。トナー補給装置22内のトナーは、トナー排出部材(排出スクリュー)122を回転させることによって、トナー排出口123からトナー移送機構102を介して現像槽111へ供給される。
トナー収容容器121は、内部空間を有するほぼ半円筒状の容器部材であり、トナー攪拌部材125、トナー排出部材122を回転自在に支持し、トナーを収容する。トナー排出口123は、トナー排出部材122の下部、軸方向中央部よりに設けられる略長方形の開口部であり、トナー移送機構102を臨む位置に配置される。
トナー攪拌部材125は、回転軸125aを中心に回転することにより、トナー収容容器121内に収容されるトナーを攪拌しながら、トナー収容容器121内のトナーを汲み上げてトナー排出部材122へ搬送する板状の部材で、先端にトナー汲み上げ部材125bを備える。トナー汲み上げ部材125bは、例えば、可撓性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)シートからなり、トナー攪拌部材125の両端に取付けられる。
トナー排出部材122は、トナー収容容器121内のトナーをトナー排出口123から現像槽111に供給するもので、図4に示すように、トナー搬送羽根122aとトナー排出部材回転軸122bとを含むスクリューオーガで構成されている。トナー排出部材122は、トナー排出部材駆動モータ134によって回転駆動されるようになっている。スクリューオーガの向きは、トナー排出部材122の軸方向両端からトナー排出口123側に向けて、トナーが搬送されるように設定されている。
トナー排出部材122とトナー攪拌部材125との間には、トナー排出部材隔壁124が設けられる。これによって、トナー攪拌部材125によって汲み上げられたトナーがトナー排出部材122の周辺に適量のトナーを保持できる。
トナー攪拌部材125は、図3に示すように、矢印Z方向に回転してトナーを撹拌し、トナー排出部材122の方へ汲み上げる。このとき、トナー汲み上げ部材125bは、その可撓性によってトナー収容容器121の内壁に沿って摺動して変形しつつ回転し、トナーをトナー排出部材122側に供給する。そして、トナー排出部材122が回転することにより、供給されたトナーをトナー排出口123へと導くようになっている。
<現像装置>
次に、本実施形態の特徴的な現像装置2について図面を参照して説明する。図1は本実施形態の画像形成装置100が備えた本実施形態の現像装置2の構成を示す断面図、図5は図1のA−A断面矢視図、図6は図1のB−B断面矢視図である。
現像装置2は、図1に示すように、現像槽111内に、感光体3と対向するように配置された現像ローラ114を有し、現像ローラ114によって感光体3の表面にトナーを供給して、感光体3の表面に形成された静電潜像を顕像化する(現像する)装置である。
現像装置2は、現像ローラ114、現像槽111の他に、現像槽カバー(蓋部)115、トナー補給口115a、ドクターブレード116、第1搬送部材112、第2搬送部材113、仕切り板117、透磁率センサ118を備えている。
現像槽111は、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤(以下、単に「現像剤」と称する。)を収容する槽である。現像槽111には、現像ローラ114、第1搬送部材112、第2搬送部材113等が配設されている。
なお、本実施形態のキャリアは、磁性を有する磁性キャリアである。磁性を有する粒子の具体例としては、例えば、鉄、フェライト及びマグネタイトなどの金属、これらの金属とアルミニウムまたは鉛などの金属との合金などが挙げられる。これらの中でも、フェライトが好ましい。磁性を有する粒子に樹脂を被覆した樹脂被覆キャリア、または樹脂に磁性を有する粒子を分散させた樹脂分散型キャリア等であってもよい。
また、現像槽111の上側には、図1に示すように、取り外し可能な現像槽カバー115が設けられている。さらに、現像槽カバー115には、現像槽111内に未使用のトナーを補給するためのトナー補給口115aが形成されている。トナー補給口115aは、トナー補給装置22のトナー移送機構102に接続している。よって、トナー補給装置22に収容されているトナーは、トナー移送機構102及びトナー補給口115aを介して現像槽111内に移送される。これにより現像槽111にトナーが補給される。
現像槽111内で、第1搬送部材112、第2搬送部材113は、図5に示すように、並列配置されている。そして、現像槽111には、図1、図5に示すように、第1搬送部材112と第2搬送部材113との間に、仕切り板117が配設されている。仕切り板117は、第1搬送部材112及び第2搬送部材113の各軸方向(各回転軸方向)に平行に延設されている。現像槽111の内部は、仕切り板117によって、第1搬送部材112が配されている第1搬送路Pと、第2搬送部材113が配されている第2搬送路Qとに区画される。
仕切り板117は、図5に示すように、第1搬送部材112及び第2搬送部材113の各軸方向の両端部において、現像槽111の内側の壁面から離間して配置されている。これにより、現像槽111には、第1搬送部材112及び第2搬送部材113の各軸方向の両端部付近において、第1搬送路Pと第2搬送路Qとを連通する連通路が形成されている。以下では、図5に示すように、第1搬送路Pの下流(矢印X方向下流)側に形成されている連通路を第1連通路1172、第2搬送路Qの下流(矢印Y方向下流)側に形成されている連通路を第2連通路1171と称する。
なお、仕切り板117の詳細については、後述する。
第1搬送部材112及び第2搬送部材113は、互いの周面同士が仕切り板117を介して対向するように且つ互いの軸同士が平行になるように並列配置され、互いに逆方向に回転するように設定されている。よって、第1搬送部材112及び第2搬送部材113は、互いに逆方向に前記現像剤を撹拌しながら搬送する。第1搬送部材112は、図5に示すように、矢印X方向に現像剤を搬送し、第2搬送部材113は、矢印X方向とは逆の矢印Y方向に現像剤を搬送するように設定されている。
以上のように、現像装置2は、現像剤を第1搬送路P及び第2搬送路Q間を循環して搬送する循環式の現像装置である。
第1搬送部材112は、図5に示すように、螺旋状の第1搬送羽根112aと第1回転軸112bからなるスクリューオーガにより構成されている。第2搬送部材113は、図5に示すように、螺旋状の第2搬送羽根113aと第2回転軸113bからなるスクリューオーガにより構成されている。第1搬送部材112及び第2搬送部材113は、モータ等の駆動手段(図示せず)によって回転駆動することにより現像剤を撹拌すると共に搬送するようになっている。
現像ローラ114は、図1に示すように、感光体3に対向して配置され、感光体3に対して間隙を有して離隔するように設けられる。現像ローラ114で搬送される現像剤は最近接部分で感光体3と接触する。この接触領域が現像領域(現像ニップ部)であり、現像領域では、現像ローラ114に接続される図示しない電源から現像ローラ114に対して現像バイアス電圧が印加され、現像ローラ114表面の現像剤から感光体3表面の静電潜像へトナーが供給される。
現像ローラ114は、図1に示すように、現像スリーブ119とマグネットローラ120とを有する。現像ローラ114は、現像槽111内の現像剤をマグネットローラ120の磁力により現像スリーブ119表面に汲み上げて担持し(捕獲して)、この表面に担持されている現像剤に含まれるトナーを、感光体3に供給するものである。
現像スリーブ119は、現像ローラ114の外周部を構成するアルミ製あるいはステンレス製等の非磁性材質による円筒状部材である。現像スリーブ119は、マグネットローラ120の外側を一方向(図1においては時計回り)に回転することによって、マグネットローラ120の磁力を頼りに現像剤を保持しながら搬送する。
マグネットローラ120は、本実施形態では、7つの磁極(第1磁極120a〜第7磁極120g)がマグネット固定軸126に固定されて形成されている。つまり、7つの磁極は一体となっている。
第1磁極120aは、現像槽111内で攪拌・搬送される現像剤と対向する位置、具体的には第2搬送部材113に対向する位置に設けられている。第1磁極120aは、第2搬送部材113により攪拌及び搬送される現像剤を、現像スリーブ119に汲み上げる(捕獲させる、吸着させる)ための汲み上げ用磁極である。第1磁極120aは、本実施形態では、N極にて構成されている。なお、第1磁極120a〜第7磁極120gはN極とS極とが交互に配置されていれば、汲み上げ用磁極がS極であっても構わない。また、磁極の数は例えば5つであってもよい。
通常の画像形成動作中においては、まず、第1磁極120aにて形成された磁力線により現像槽111内の現像剤を現像ローラ114側に汲み上げる。
第2磁極120bは、第1磁極120aの現像スリーブ119の回転方向(図1において時計回り)下流側の隣に設けられている。第2磁極120bはS極であり、現像ローラ114の軸方向への磁力ピークをドクターブレード116に略対向させている。第2磁極120bにて形成される磁力線により、現像スリーブ119表面に汲み上げられた現像剤は、現像スリーブ119の回転方向下流に安定に搬送される。搬送される現像スリーブ119表面の現像剤は、ドクターブレード116にて一定の層厚にされる。
第3磁極120cは、第2磁極120bの現像スリーブ119の回転方向下流側の隣に設けられている。第3磁極120cはN極である。第3磁極120cにて形成される磁力線は、ドクターブレード116により現像スリーブ119上に形成された一定の層厚の現像剤を、第3磁極120cから第4磁極120dへと現像スリーブ119の回転方向下流に安定に搬送するのに寄与する。
第4磁極120dは、第3磁極120cの現像スリーブ119の回転方向下流側の隣に設けられている。第4磁極120dはS極であり、感光体3に対向して配設され、画像を形成させる主磁極として作用する。第3磁極120cから搬送されてきた現像剤は、第4磁極120dの磁力線にて形成される現像剤による磁気ブラシにて、感光体3を摺擦する。この磁気ブラシが形成される、感光体3と現像スリーブ119とが対向する領域が、現像領域である。
第5磁極120eは、第4磁極120dの現像スリーブ119の回転方向下流側の隣に設けられる。第5磁極120eはN極である。第5磁極120eにて形成される磁力線により、第4磁極120dの位置から搬送された現像剤は、現像スリーブ119に保持され、さらに下流に搬送される。
第6磁極120fは、第5磁極120eの現像スリーブ119の回転方向下流側の隣に設けられる。第6磁極120fはS極である。第6磁極120fにて形成される磁力線により、第5磁極120eの位置から搬送された現像剤は、現像スリーブ119に保持され、さらに下流に搬送される。
第7磁極120gは、第6磁極120fの現像スリーブ119の回転方向下流側の隣に設けられる。第7磁極120gはN極である。第7磁極120gの磁極は、第1磁極120aの磁極と同じ(本実施形態においてはN極)であるため、現像スリーブ119上において第7磁極120gと第1磁極120aとの間の領域127では磁極が設けられておらず磁力線が形成されない。よって、第7磁極120gで保持されていた現像剤は、現像スリーブ119上から外れる。よって、領域127を現像剤剥離領域127と称する。
本実施形態では、現像剤剥離領域127にて現像スリーブ119上から外れた現像剤は、流し板(流し部材)128方向へ移動する。
流し板128は、現像槽111内において、現像ローラ114の回転方向において現像領域よりも下流に配置され、斜面にて現像ローラ114表面に残留した現像剤を現像ローラ114から第1搬送路Pへの方向に搬送する部材である。
流し板128は、長手方向は現像ローラと平行に配置される。短手方向の一端の端部128aは、現像ローラ114表面と離間して対向しており、他端は、第1搬送部材112及び第2搬送路部材113の上方に位置しており、斜面は、現像ローラ114から仕切り壁117方向に延びている。従って、現像ローラ114から流し板128へ移動した現像剤は、斜面を滑落し、現像槽111内の第1搬送路及び第2搬送路から成る循環経路部に回収される。
図7は、図1の流し板128及び仕切り板117付近の拡大図である。本実施形態では、仕切り板117により、現像剤の第1搬送路への回収量を規制する。現像ローラ114上の現像剤は、流し板128の斜面を矢印E方向へ滑落し、仕切り板117方向へ搬送される。
仕切り板117は、現像槽111に設けた位置決め溝111aにて、第1搬送部材112と第2搬送部材113の略中央で固定され、第1搬送部材112及び第2搬送部材113の各軸方向に平行に延設されている。
さらに、本実施形態では、仕切り板117は、起点117bから、第1搬送部材112側へ傾斜する傾斜面(搬送壁面部)117cを有している。傾斜面117cは、流し板128の斜面の下流で、流し板128にて搬送された(流し板118を滑落した)現像剤を第2搬送路Qに搬送する。傾斜面117cは、仕切り板117の長手方向に渡って設けられている。傾斜面117cの傾斜角は、流し板128の斜面の傾斜角と同じ角度となっており、流し板128の斜面に対向配置される。
傾斜面117cには、第1搬送路Pへ貫通したスリット117aが設けられている。スリット117aは、流し板128の長手方向長さと略同一の長さで、流し板128の長手方向と平行に、一定幅で設けられている。なお、流し板128の長手方向と仕切り板117の長手方向は同じである。よって、スリット117aは、仕切り板117の長手方向に沿って、一定幅で設けられている、とも言える。また、スリット117aは、流し板128の斜面の仮想延長面上に設けられている。
よって、流し板128を滑落してきた現像剤は、スリット117aに対応する幅内は矢印G方向(=第1搬送部材方向)、前記幅外は矢印F方向(=第2搬送部材方向)へ夫々分岐し送り込まれる。
以上のように、仕切り板117は、流し板128にて搬送された現像剤を、第2搬送路Qに搬送する傾斜面117cを備え、この傾斜面117cには第1搬送路Pへ貫通したスリット(開口部)117aが設けられている。そのため、図8に示すように、流し板128にて搬送された現像剤は、傾斜面117cにより第2搬送路Qに搬送されるものと、スリット117aにより第1搬送路Pに通過させられるものとに、分けられる。つまり、現像ローラ114から回収され流し板128にて搬送された現像剤のうち、スリット117aを通過しない現像剤は、傾斜面117cに衝突し第2搬送路Qへ導かれ、スリット117aにより抑制された量の現像剤のみが、第1搬送路Pへ回収される。ここで、現像槽カバー115には、第1搬送路Pにトナーを補給するトナー補給口115aが設けられており、第1搬送路Pに補給トナーが補給される。
よって、高速運転や可変速運転といった現像装置2の運転速度の増減に比例することなく、補給トナーとの混合性に対し影響の大きい第1搬送路Pに回収させる現像剤の変化(量、速度)を抑制することができる。そのため、第1搬送路P内の現像剤の嵩変化が抑制され、第1搬送部材112による現像剤と補給トナーとの練り込みを効果的に行うことができ、高速運転や可変速運転に対しても攪拌性が下がることを防止できる。従って、常に安定した補給トナーの練りこみを可能にし、トナー飛散や画像不良を低減させることができる。
また、仕切り板117が有する傾斜面117cのみで、第1搬送路Pへの現像剤回収量を制限できるので、現像装置2の大型化を防止でき、経済的である。
図9に示すように、傾斜面117cに設けたスリット117aの第2搬送路Qへ現像剤を搬送する面側側の外郭(周囲)には、先端が鋭角なリブ(突起)117d〜117gが設けられている。このようにスリット117aの外郭に鋭角なリブ117d〜117gを設けることで、スリット117aを通過して第1搬送路Pへ導かれる現像剤は、第2搬送路Qへ導かれる現像剤の流れに干渉を受けにくくなる。よって、第1搬送路Pへの供給量を安定させるという効果がある。
なお、仕切り板117は、図10に示すように、現像装置2に装着される。
ここで、仕切り板117が流し板128と同材質の材料で形成されていると、仕切り板117と現像剤の摩擦帯電による搬送力の変動を長期抑制する効果がある。例えば、仕切り板117が、流し板128と同材質の材料の導電性カーボンブラックを含有する樹脂により形成されていてもよい。
また、仕切り板117が、シリカ微粒子あるいはガラス繊維を含有する樹脂により形成されていると、表面に露出した硬質の珪素化合物により現像剤との磨耗を抑えるとともに長期に渡り、第1搬送路Pに回収する現像剤の変化(量、速度)を抑制する効果を維持する効果がある。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ、MFP(Multi Function Printer)等の電子写真方式の画像形成装置に備えられる現像装置に、また、その画像形成装置に適用可能である。
2 現像装置
3 感光体(像担持体)
100 画像形成装置
111 現像槽(現像剤収容部)
112 第1搬送部材
113 第2搬送部材
114 現像ローラ
115 現像槽カバー(蓋部)
115 トナー補給口
116 ドクターブレード
117 仕切り板
117a スリット(開口部)
117b 起点
117c 傾斜面(搬送壁面部)
117d〜117g リブ(突起)
118 透磁率センサ
119 現像スリーブ
120 マグネットローラ
121 トナー収容容器
122 トナー排出部材
123 トナー排出口
124 トナー排出部材隔壁
125 トナー攪拌部材
126 マグネット固定軸
127 現像剤剥離領域
128 流し板
134 トナー排出部材駆動モータ
P 第1搬送路
Q 第2搬送路

Claims (7)

  1. トナーとキャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、当該現像剤収容部内で、並列配置され、互いに逆方向に前記現像剤を撹拌しながら搬送する第1搬送部材と第2搬送部材と、前記第1及び第2搬送部材の間に配され、前記現像剤収容部の内部を仕切ることにより、第1搬送部材により前記現像剤が搬送される第1搬送路と第2搬送部材により前記現像剤が搬送される第2搬送路とを形成する仕切り部材と、前記現像剤収容部の蓋部に設けられ前記第1搬送路にトナーを補給する補給口と、前記第2搬送路内の現像剤を、表面に保持しながら回転し、像担持体と対向する現像領域にて当該像担持体に供給する現像ローラと、を備え、前記第1及び第2搬送路は前記仕切り部材の両端にて連通しており、前記現像剤を前記第1及び第2搬送路間を循環して搬送する循環式の現像装置において、
    前記現像領域よりも前記現像ローラの回転方向下流に配置され、斜面にて前記現像ローラ表面に残留した前記現像剤を前記現像ローラから前記第1搬送路への方向に搬送する流し部材を備え、
    前記仕切り部材は、前記流し部材の斜面の下流で、前記流し部材にて搬送された現像剤を前記第2搬送路に搬送する搬送壁面部を備え、当該搬送壁面部には、前記第1搬送路へ貫通した開口部が設けられており、
    前記搬送壁面部の前記第2搬送路へ現像剤を搬送する面側の前記開口部周囲に、鋭角な突起が設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記搬送壁面部は、前記仕切り部材の長手方向に渡って設けられており、
    前記開口部は、前記流し部材の斜面の仮想延長面上に、かつ、前記長手方向に沿って一定幅で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記搬送壁面部は、前記流し部材の斜面の傾斜角と同じ角度の傾斜角を有し、前記流し部材の斜面に対向配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記仕切り部材は、前記流し部材と同材質の材料で形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記仕切り部材は、導電性カーボンブラックを含有する樹脂により形成されていることを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  6. 前記仕切り部材は、シリカ微粒子あるいはガラス繊維を含有する樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体表面を帯電させる帯電装置と、当該像担持体表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、当該像担持体表面の前記トナー像を記録材に転写する転写装置と、前記記録材に転写されたトナー像を前記記録材に定着させる定着装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記現像装置は、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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