JPH0426872A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は現像装置、特に電子写真複写機等の静電記録
装置に使用される現像装置に関する。

〔発明の背景〕

この種の現像装置においては主として装置の外部側面に
補給用のトナーを収容したホッパを付設していて、現像
剤中のトナー濃度あるいは画像濃度を検出した結果、濃
度か低いと判定さｉすると補給信号によって自動的にト
ナーの補給が行われる。

補給されたトナーは現像装置の内蔵するスパイラル状の
スクリュによって現像幅方向に搬送される過程で現像剤
に混入されトナー濃度か充分でかつ均等な二成分現像剤
とされる。

ｌｉ′ｉ前記のスクリュは撹拌効果を高めるためさらに
逆方向の推進力をもつスクリュを下方に並設していて、
上方のスクリュによって搬送する現像剤を隔板に点在し
た小径の穴を通して下方のスクリュに散布し、その往復
作動によって撹拌を省っている。

このタイプの現像装置に関してはすでに本出願人は特開
昭５８−１６３９６８号公報および特願平１−１５７８
５４号明細書による提案を行いその性能の向上に寄与さ
せて（・るか、前記の隔板は搬送効率を高めるためスク
リュ面に接近した樋状の形状とされるため前述した小径
の穴とともに現像剤に有害な外力を加える結果となりそ
のため現像剤に大きなダメージを与えると云う問題か残
されていた。

そこで本出願人はさらに特開昭６２−７０７３号公報に
より前記の各スクリュを水平状態に並列配置し装置の高
さを限定するようにした現像装置を提案し、それによっ
て前記の隔板や小径の穴等を必要とせず、外力によるダ
メージを受けない良質の現像剤を得ることを可能としｊ
：。

前記の現像装置においては、双方のスクリュの間に手前
側から奥行側に向かって高さの低い傾斜した仕切壁を形
成し、一方のスクリュによって搬送される現像剤が仕切
壁をオーバーフローすることによって次第に減量しても
奥行方向に向かって略等量づつ他方のスクリュに移行出
来る樽：造とし、それによって混合・撹拌効果を高めて
均質な現像迄もなくトナー濃度、粒径あるいは流動性に
よってオーバ フローの量を異にするため前記のよう な仕切壁では一方のスクリュ側の現像剤を常に等量ずつ
他方のスクリュ側に移行させるのは不可能である。

本発明はこの点を解決して改良した結果、前記の問題を
解消しそれによって常に均質な現像剤をもって濃度の安
定したトナー像を現像することの出来る現像装置の提供
を目的としたものである。

〔発明の構成〕

上記目的は、現像剤を現像領域に搬送する現像スリーブ
と、該現像スリーブの背後に主撹拌手段と、更にその背
後に内側と外側の搬送・打二拌スクリュとをほぼ水平配
置し、前記外側の搬送・撹拌スクリュの手前側にトナー
補給口を設け、該外側搬送・撹拌スクリュは奥側へ　該
内側搬送・撹拌スクリュは手前側へ現像剤の搬送・撹拌
を行う現像装置において、前記内側と外側の搬送・撹拌
スクリュの中間には開口スリットを有する仕切板を設け
、該開口スリットは奥側に向かって次第に開口面積か犬
なるよう形成したことを特徴とする現像装置によって達
成される。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第１図ないし第３図に示す。

第１図は画像形成装置における画像形成部の要部の断面
を、第２図は上部を開放したその平面を示すもので、■
は感光体ドラム、２は該感光体ドラムｌの周縁部に配置
された現像装置である。

前記現像装置２における３は現像スリーブ、４は固定型
のマグネットロール、５は前記現像スリブ３の周縁部に
設置された現像剤の層厚規制部材である。

一方６は現像剤の主撹拌手段である複数の放射状の翼か
ら成る撹拌板、７Ａおよび７Ｂは該撹拌板６の背後のそ
れぞれ現像装置２の内側および外側の水平位置に配設さ
れた各搬送・撹拌スクリュ（以下単にスクリュと称す）
である。

８は前記の撹拌板６とスクリュ７Ａの上部の空間を上下
に区切る現像剤のガイド板であって、該カイト板８は上
面が図示の如き緩い山型の傾斜面をもって形成され、そ
の左端は現像スリーブ３および層厚規制部材に近接して
位置し、右端はスクリュ７Ｂの上部に迄僅かに達してい
る。

前記カイト板８は現像装置２の下部ケーシング２Ｂの内
側面に固定され、その上面に飛散・落下した現像剤を前
記の傾斜面に沿って滑落させてスクリュ７Ｂ（：案内す
る。

９は前記のスクリュ７Ａとスクリュ７Ｂの間を隔てる仕
切板であって、該仕切板９は第３図に示すように現像装
置２の奥行方向に向かって次第に開口面積を大きくする
複数の開口スリット９Ａを傭人ている。

醪記開ロスリット９Ａは開口幅ａ、ｂお」びｃをそれぞ
れｌ　２：４の比率で例えは５　ｍｍ、１０ｍｍおよび
２１Ｊ　ｍ　ｍとしたものを仕切板９全長に３等分して
形成されている。

前記仕切板９はその上縁がスクリュ７Ｂの外径の２３に
相当する高さに位置するよう一点鎖線をもって示す深さ
迄下部ケー、ング２Ｂの底部に挿入して接着剤によって
固定される。

ｌＯは前記現像装置２に補給するトナーを収容するホ／
バて、該ホッパ１０は前記スクリュ７Ｂの延長部分を収
容する下部ケーシング２Ｂの突出部分２Ｃ先端に設けら
れるトナー補給口（図示せず）に対し着脱可能に装着さ
れる。

前記現像装置２は画像形成装置内の架台１１上に載置さ
れ、該架台１１の備える付勢装置１２によって感光体ド
ラムｌ側に押圧されて架台１１上を平行移動し、突当て
部材（図示せず）の当接によって感光体ドラムｌの周面
に対する現像スリーブ３の間隔を規定の値に保ち所要の
現像間隙を設定する。

前記現像装置２内における現像剤の搬送・撹拌ならびに
トナーの補給作用は次のように行われる。

前記のスクリュ７Ａおよび７Ｂにはともに右方向のスパ
イラル面が形成されていて、同軸」−の歯車ＧｌとＧ２
の噛合によりスクリュ７Ａは時計方向に、スクリュ７Ｂ
は反時計方向にそれぞれ駆動回転され、スクリュ７Ａは
手前方向の、一方スクリュ７Ｂは奥行方向の推進力を備
える。

ホラ；”１０よりトナー補給口に落下した補給用のトナ
ーは前記スクリュ７Ｂの推進力により現像装置２内の既
存する現像剤と共に装置の奥行方向に搬送されその過程
において前記仕切板９の開口スリット９Ａを通って前記
スクリュ７Ａ側に移行する。

現像剤は搬送初期位置での絶対量の大小に関係なくまた
搬送に伴って次第に量が低減して行っても前記の開口ス
リット９Ａにより常に均等な割合でスクリュ７Ａ側に移
行される。

前記スクリュ７Ａ側に移行した補給トナーを含む現像剤
は該スクリュ７Ａの推進力により手前方向に逆送されそ
の往復搬送作動を受けることによって現像剤か補給トナ
ーを均等に分布するＪ、う混合・撹拌される。

前記スクリュ７八および７Ｂによって均等にトナーを分
布した現像剤は前記撹拌板６の反時計方向の回転によっ
てさらに撹拌されつつ現像スリーブ３の周面へと搬送さ
れる。すなわち現像剤中のトナーは前記のように撹拌さ
れることによって、感光体１−ラムｌに形成された静電
潜像と逆極性の電位に帯電される。

前記撹拌板６によって現像スリーブ３に搬送された現像
剤は現像スリーブ３の反時計方向の回転によりその一部
が前記層厚規制部材５の下を通って現像領域に搬送され
るかその他は現像スリーブ３の周面から跳ね返って前記
ガイド板８の上部に飛散・落下して前記の傾斜面に沿っ
て滑落してスクリュ７Ｂに環流しトナーの補給を受けた
現像剤と再び混合・撹拌されて均質で流動性に１．む現
像剤とされる。

〔発明の効果〕

本発明によって、ホッパより補給されるトナーか均等に
分布するよう混合・撹拌されて１ナ一濃度の安定した現
像剤か得られるとともにかくして得られた現像剤を現像
スリーブに対し効率良く循環して搬送することが可能と
なり、その結果書に均質でかつ流動性に優れた現像剤の
使用により高品位の画像を現像することの出来る現像装
置か提供されることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現像装置の断面図、第２図はその要部
平面図、第３図は前記装置に使用される仕切板の側面図
。 ■・感光体ドラム　　２・・・現像装置２Ａ・・・上部
ケー、ング　２Ｂ・・・下部ケーンング２Ｃ・・突出部
分　　　　３　・現像スリーブ５・・層厚規制部材　　
６・・撹拌板 ７Ａ、７Ｂ・・搬送・撹拌スクリュ ８・・・カイト板　　　　９・・・仕切板９Ａ−・開口
スリット　　１０・・・ホッパ１１・−架台

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　現像剤を現像領域に搬送する現像スリーブと、該現像
   スリーブの背後に撹拌手段と、更にその背後に内側と外
   側の搬送・撹拌スクリュとをほぼ水平配置し、前記外側
   の搬送・撹拌スクリュの手前側にトナー補給口を設け、
   該外側搬送・撹拌スクリュは奥側へ、該内側搬送・撹拌
   スクリュは手前側へ現像剤の搬送・撹拌を行う現像装置
   において、前記内側と外側の搬送・撹拌スクリュの中間
   には開口スリットを有する仕切板を設け、該開口スリッ
   トは奥側に向かって次第に開口面積が大なるよう形成し
   たことを特徴とする現像装置。