JP5085609B2 - 凝集沈殿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原水中の浮遊物を凝集剤によって凝集させて沈降分離する凝集沈殿装置に関する。
廃水処理の有力な手段の一つとして凝集沈殿法がある。凝集沈殿法は、一般には無機性、有機性の浮遊物が存在する廃水に対して、水酸化アルミニウムや塩化鉄等の無機の凝集剤を添加し、その後に凝集フロックを大きくして沈降性を高めるために、有機性高分子凝集剤(ポリマー)を添加する。
高速での凝集沈殿処理を実現するため、フロックゾーン型(「スラッジブランケット型」、「フロックブランケット型」と称することもある)の凝集沈殿原理を採用した凝集沈殿装置が知られている。フロックゾーン型の凝集沈殿原理は、槽内にフロックの流動層を形成し、その流動層内に、新たに生成したフロックを通過させる。新たに生成された小さなフロックは流動層を形成する大きなフロックに取り込まれるため、分離の限界粒子である小さなフロックの径は大きくなり、沈降速度が速まり、凝集沈殿装置の所要面積を小さくできる。
特許文献1には、フロックゾーン型の凝集沈殿装置及び凝集沈殿処理方法が記載されている。この凝集沈殿装置は、原水を受け入れる沈殿槽内に内筒が立設されている。内筒の外側はフロックの流動層が形成されるフロック成長ゾーンとなり、内筒の内側はフロックが沈降するフロック沈降ゾーンとなる。フロック成長ゾーンの流動層から出る余剰のフロックは、フロック沈降ゾーンで沈降し、内筒の底から排出される。この凝集沈殿装置は、フロックが沈降するフロック沈降ゾーンとフロック成長ゾーンとを内筒によって区画しているため、フロックの沈降を阻害することなくフロックの流動層を形成でき、凝集沈殿の処理効率を向上できる。
特開昭62−27016号公報
従来の凝集沈殿装置では、原水の分配管が内筒の外周面に沿って環状に配置されており、環状の分配管には、原水を吐出する複数の吹出口が設けられている。しかしながら、この構成では、吹出口の配置が固定的であるために、どうしても原水の吐出が不均一になり易く、沈殿槽内での周方向において原水の均一な上昇流が得にくくなり、原水処理が不安定になる可能性があった。
本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、沈殿槽内での周方向において原水の上昇流を安定的に形成することで原水処理の不安定化を抑制できる凝集沈殿装置を提供することを目的とする。
本発明は、凝集剤が混入された原水を受け入れる沈殿槽と、沈殿槽内に沈殿したフロックを排出するフロック排出部と、沈殿槽から処理水を排出する処理水排出部と、を備える凝集沈殿装置において、沈殿槽内に設けられると共に、内側領域と外側領域とを区画し、且つ上端が開放された筒状の内壁部と、内壁部の軸線に沿って延在すると共に、軸線回りに回転し、且つ原水が流動する駆動軸管と、駆動軸管から軸線に交差する方向に突き出すと共に、駆動軸管の内部と連通し、且つ駆動軸管に連動して回転する分散管と、分散管に設けられた複数の原水の吐出口と、を備え、内壁部によって区画された内側領域及び外側領域のうち、一方は、原水の上昇流によってフロックの流動層が形成されるフロック成長ゾーンであり、他方は、フロック成長ゾーンで生成されたフロックが沈降するフロック沈降ゾーンであり、分散管の吐出口は、フロック成長ゾーン内においてフロック成長ゾーンの底部に配置されていることを特徴とする。
本発明では、フロック成長ゾーンとフロック沈降ゾーンとは内壁部で区画されている。フロック成長ゾーンではフロックの流動層が形成され、フロック沈降ゾーンではフロックは沈降する。フロック成長ゾーンには、分散管の吐出口が配置されており、分散管は駆動軸管から軸線に交差する方向に突き出すと共に、駆動軸管の内部と連通する。従って、原水は、駆動軸管及び分散管を通って吐出口から吐出され、フロック成長ゾーン内に供給される。分散管は、駆動軸管に連動して駆動軸管の軸線回りに回転しているため、吐出口は駆動軸管の軸線回りに回転し、軸線回りにおいて原水を均一、且つ安定的に供給できる。その結果として、沈殿槽内での周方向において原水の均一な上昇流を安定的に形成でき、原水処理の不安定化を抑制できる。さらに、分散管の吐出口は、フロック成長ゾーン内においてフロック成長ゾーンの底部に配置されており、沈殿槽の底部から原水が供給されて上昇流となるため、フロック成長ゾーンに形成された流動層は壊れにくく、安定した状態を維持し易い。
また、分散管は、駆動軸管から軸線に直交する方向に突き出しており、フロック成長ゾーンの底部は、分散管に対応して、軸線に直交する方向に延在していると好適である。
また、分散管の吐出口は、フロック成長ゾーンの底部に向けて設けられていると好適である。
また、沈殿槽は、内壁部を囲む筒状の外壁部を備え、内側領域がフロック成長ゾーンであり、外側領域がフロック沈降ゾーンであり、駆動軸管から内壁部までの距離は、内壁部から外壁部までの距離よりも大きいと好適である。
また、内壁部は底部を有し、フロック成長ゾーンから内壁部の上方を通ってフロック沈降ゾーンに送られたフロックは、フロック沈降ゾーンで原水から沈降分離されてフロック排出部から排出されると好適である。
また、沈殿槽は、上記の軸線に直交する面に沿った断面形状が円形状または多角形状であると好適である。例えば、円形状の場合には、沈殿槽の製造が容易になる。また、多角形状の場合には、矩形状であることが多い敷地に構築する際に、占有面積を広くとることができ、狭い敷地であっても有効利用を図り易い。
さらに、駆動軸管に原水を供給する原水供給ラインを更に備え、原水供給ラインには、原水の攪拌部と、攪拌部の上流側に配置され、且つ原水に第1の凝集剤を供給する第1の凝集剤導入部と、攪拌部の下流側に配置され、且つ原水に第2の凝集剤を供給する第2の凝集剤導入部と、が設けられていると好適である。水中の浮遊物質と凝集剤とを反応させるためには一定の強撹拌を必要とする。しかしながら、小さなフロックと大きなフロックを結合させるにはあまり強い撹拌力は返ってその効力をそぎ、またその効力は、数十分以上は持続し難い。上記構成では、攪拌部を挟むようにして上流側と下流側とに第1または第2の凝集剤導入部が設けられているので、攪拌部で強攪拌させた後にフロックの径を大きくするための第2の凝集剤の添加が可能になり、径の大きなフロックの形成に有効であり、原水の処理効率を向上できる。
本発明では、沈殿槽内での周方向において原水の上昇流を安定的に形成することで原水処理の不安定化を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係る凝集沈殿装置の概略的な断面図である。 図1のII―II線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る凝集沈殿装置の概略的な断面図である。 原水中の粒子分布図である。
以下、本発明に係る凝集沈殿装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、フロックゾーン型の凝集沈殿原理を採用する高速型の凝集沈殿装置1A(図1参照)である。まず、高速化を実現するための原理について簡単に説明する。凝集沈殿の効率を決めるのは、沈降粒子の径と密度である。原水中の微粒子の沈降速度はストークスの法則が適用できるといわれる。以下の式(1)は、ストークスの式を示している。
Figure 0005085609
式(1)に示されるように、原水中における微粒子の沈降速度は、微粒子と原水との密度差に比例し、粒子の径の二乗に比例する。粒子の密度は同じとして、粒子径が少し変っても沈降速度は大幅に変更する。
ところで、廃水(原水)中の浮遊物質(SS)は一般に図4の(1)のような粒度分布を持っている。これを例えば95%除去するにはd1の粒子径以上のものを沈降分離できるよう沈降面積が必要ということになる。それでは広大な面積が必要になるので、凝集剤で粒子をフロック状にして径を大きくする。その結果、粒度分布は図4の(2)のようになる。粒度分布は大きく右(粒子径の大きい方)に変化するが、小さなフロックも存在するので同じく95%除去するにはd2の粒子径以上の粒子を沈降分離しなければならない。更に何らかの方法で小さなフロックを大きなフロックに包括できれば、その粒度分布は(3)のようになり、分離すべき粒子経はd3となる。
フロックゾーン型の凝集沈殿ろ過法は、小さなフロックを大きなフロックで捕捉する技術の一つである。これは、先に生成したフロックの下部から凝集剤混入の原水を流入させてフロックの流動層を形成し、その流動層内の間隙に凝集剤を混合した原水を通過させる。その結果、新たに生成してくる小フロックが先に生成したフロックに捕捉され、フロックが更に成長すると言う原理を応用したものである。この原理を応用することで、フロックの粒径を大きくでき、沈殿分離の効率を向上できて高速化を実現できる。
図1及び図2に示されるように、凝集沈殿装置1Aは、凝集剤が混入された原水を受け入れる沈殿槽3Aと、沈殿槽3A内に原水を供給する原水供給管(原水供給ライン)11と、を備えている。
原水供給管11には、原水に有機性高分子凝集剤(ポリマー)を二段に分けて添加するための第1の凝集剤導入管(第1の凝集剤導入部)11aと第2の凝集剤導入管(第2の凝集剤導入部)11cとが設けられており、第1の凝集剤導入管11aと第2の凝集剤導入管11cとの間には、原水を攪拌する攪拌部11bが設けられている。攪拌部11bは、ラインミキサーまたは機械式撹拌槽からなる。なお、本実施形態では、第1の凝集剤導入管11aから第1の凝集剤として有機性高分子凝集剤(ポリマー)を添加し、第2の凝集剤導入管11cからは、攪拌部11bで攪拌された原水に有機性高分子凝集剤(ポリマー)を添加する態様を説明するが、第1の凝集剤導入管11aからは水酸化アルミニウムや塩化鉄等の無機の第1の凝集剤を添加し、第2の凝集剤導入管11cからは有機性高分子凝集剤(ポリマー)を添加するようにしてもよい。
沈殿槽3Aは、有底円筒状の外壁部5Aを備え、外壁部5A内には、外壁部5Aに比べて直径が小さく、且つ高さも低い内壁部7Aが設けられている。内壁部7Aは、外壁部5A内に配置されると共に、外壁部5Aと同心になるように立設されている。
内壁部7Aは、上下に二分割されており、上側の円筒状の部材(以下、「回転筒」という)14は、外壁部5Aの軸線L上に配置された管状のセンターシャフト(駆動軸管)16が挿通すると共に、センターシャフト16にブラケット部18を介して固定されている。一方で、下側の円筒状の部材(以下「固定筒」という)12は、回転筒14を回転自在に支えるように沈殿槽3Aの底部に相当する外壁部5Aの底部5aに固定されて立設されている。回転筒14は、ラビリンス構造にて固定筒12に回転自在に摺接している。なお、本実施形態では、外壁部5A、内壁部7A及びセンターシャフト16の軸線は全て共通の軸線Lになっている。
センターシャフト16の上部はモータ(駆動手段)Mに連結されており、モータMの駆動よってセンターシャフト16及び回転筒14が回転する。センターシャフト16には、ロータリージョイント20を介して原水配給管22が接続されている。原水配給管22は、外壁部5Aを貫通して沈殿槽3Aの外部に突き出しており、原水供給管11に接続されている。原水配給管22の内部とセンターシャフト16の内部とは連通している。原水配給管22は、センターシャフト16の回転に追従することなく定位置に固定されており、原水供給管11から供給された原水をセンターシャフト16の内部に導入する。
センターシャフト16の下部は二方向に分岐しており、軸線Lに対して直交する方向に沿って突き出すように延在する二本の分散管24が設けられている。分散管24の内部は、センターシャフト16の内部に連通している。分散管24は、回転筒14を貫通して内壁部7Aの外側に突き出しており、その突き出た部分、すなわち、内壁部7Aと外壁部5Aとで挟まれた領域の部分には、原水の吐出口24aが複数形成されている。原水の吐出口24aは、分散管24の下面側、すなわち外壁部5Aの底部5a側に形成されている。なお、分散管24には、原水の吐出口24aに代えてノズルを形成するようにしてもよい。
内壁部7Aは、外壁部5Aに囲まれた状態になっている。外壁部5Aに囲まれた内壁部7Aの外側領域は断面ドーナツ状のフロック成長槽13Aとして機能し、内壁部7Aの内側領域はフロック分離濃縮槽15Aとして機能する。フロック成長槽13A内は、フロック成長ゾーンZ1となり、フロック分離濃縮槽15A内はフロック沈降ゾーンZ2となり、両ゾーンZ1,Z2を内壁部7Aが区画する状態になっている。
内壁部7Aの回転筒14には、複数のフロック吸引管(フロック吸引部)27が設けられている。フロック吸引管27は、内壁部7Aの内側領域と外側領域とを連通してフロック成長ゾーンZ1とフロック沈降ゾーンZ2とを連通させている。複数のフロック吸引管27は、回転筒14の周方向で均等に設けられている。フロック吸引管27は、外壁部5Aに向かって放射状に突き出し、途中で湾曲したエルボー管からなり、先端27aの開口は上方を向いている。フロック吸引管27の根本側の基端27bは、先端27aよりも低い位置に配置されている。フロック吸引管27は、鉛直方向で比較した場合に内壁部7Aの上端の開口7aよりも低い位置に配置されている。
外壁部5Aの上端には、フロック成長ゾーンZ1を通過した清澄水(処理水)を排出する処理水排出部19が設けられている。処理水排出部19は、外壁部5Aの周方向に沿った全縁に亘って設けられており、外壁部5A内からオーバーフローした清澄水を受け入れて排出する。
また、内壁部7Aの上端は開放されており、フロック成長ゾーンZ1に連通する開口7aが形成されている。フロック分離濃縮槽15Aの底部、すなわち外壁部5Aの底部5aで、且つ内壁部7Aの固定筒12の内側には、濃縮汚泥排出管(フロック排出部)21が設けられている。フロック分離濃縮槽15A内のフロック沈降ゾーンZ2では、フロックFが原水から沈降分離され、フロック分離濃縮槽15Aの底部に堆積して濃縮される。濃縮されたフロック、すなわち濃縮汚泥は、濃縮汚泥排出管21から排出される。
また、センターシャフト16の下端には、濃縮汚泥掻寄機25が設けられている。センターシャフト16の回転に伴って濃縮汚泥掻寄機25も回転する。濃縮汚泥掻寄機25は、フロック分離濃縮槽15Aの底部に堆積した濃縮汚泥を濃縮汚泥排出管21に送り出す。
次に、凝集沈殿装置1Aを利用した凝集沈殿処理方法について説明する。処理対象となる原水には凝集剤を添加し、沈殿槽3Aに導入する。凝集剤を添加された原水は原水供給管11及び原水配給管22を経て、センターシャフト16に導入される。センターシャフト16に導入された原水は、センターシャフト16内を下方に向けて流動し、分散管24で分かれて原水の吐出口24aから噴射される。センターシャフト16は軸線L回りに回転し、この回転に追従して分散管24も回転する。フロック成長槽13A内に供給された原水は、フロック成長槽13Aの全面わたってほぼ均等に供給される。凝集剤を含む原水は原水の吐出口24aから噴出する水流の撹拌力、剪断力などにより混合されフロックFを形成する。
フロックFはフロック成長槽13Aの底部に堆積しようとするが、原水の連続供給によって流動層FRとなり、フロック成長ゾーンZ1を形成する。原水の上昇過程で生じた小さなフロックFは、流動層FRを形成する大きなフロックFに捕捉される。その結果、フロックFはさらに成長し、フロック成長ゾーンZ1を透過した原水は、あたかもフロック成長ゾーンZ1でろ過されたように清澄化されてゆく。
フロック成長ゾーンZ1とフロック沈降ゾーンZ2とは内壁部7Aで区画されている。フロック成長ゾーンZ1ではフロックFの流動層FRが形成されるため、フロック成長ゾーンZ1での原水とフロック沈降ゾーンZ2でフロックFが沈降した後の分離水との間には、見かけ上の比重差が生じる。従って、フロック成長ゾーンZ1がフロック吸引管27の先端27aに達すると、この見かけ上の比重差により、原水がフロック吸引管27を通してフロック成長槽13Aからフロック分離濃縮槽15Aへと流れ込む。流動層FRの余剰のフロックFは、その流れに従動してフロック分離濃縮槽15Aへと引き込まれる。なお、この流れは、フロック成長ゾーンZ1とフロック沈降ゾーンZ2とがフロック吸引管27よりも上方で連通していなければ生じないが、フロック分離濃縮槽15Aの上端は開放(開口部7aが形成)されているため、この条件を満たしている。
本実施形態では、フロック成長ゾーンZ1からフロック沈降ゾーンZ2への自然流としての流れが生じるため、余剰のフロックFをフロック成長槽13Aからフロック分離濃縮槽15Aへ送るのに何らの動力を要せず、自然に送れるのが利点である。またフロック成長ゾーンZ1の高さは自然にフロック吸引管27より数センチから数十センチの高さのところに保持されるのも大きな利点である。さらに、フロック吸引管27は、回転筒14と一緒に回転するので、回転筒14の周方向においてフロックFを均等に吸引することができるという利点もある。なお、フロック沈降ゾーンZ2側の原水を引き抜いて強制的に下降流を形成し、その下降流によってフロックFの沈降を促すような態様とすることも可能である。
フロック分離濃縮槽15Aへ引き込まれたフロックFはフロック分離濃縮槽15A内で沈降分離され、更に濃縮して濃縮汚泥として濃縮汚泥排出管21から排出される。フロック成長ゾーンZ1を通過した清澄水は外壁部5Aをほぼ全面で均等に上昇して行き、処理水排出部19より処理水として排出される。
以上の凝集沈殿装置1Aでは、センターシャフト16内に導入された原水は、センターシャフト16及び分散管24を通って吐出口24aから吐出され、フロック成長ゾーン内に供給される。分散管24は内壁部7Aの軸線(センターシャフト16の軸線)Lに交差する方向に向けてセンターシャフト16から突き出したような形状をしており、センターシャフト16の回転に連動してセンターシャフト16の軸線L回りに回転する。従って、吐出口24aは、原水を吐出しながらセンターシャフト16の軸線L回りに回転するようになり、軸線L回りにおいて原水を均一、且つ安定的に供給できる。その結果として、沈殿槽3A内での周方向において原水の均一な上昇流を安定的に形成でき、原水処理の不安定化を抑制できる。
さらに、本実施形態では、複数の分散管24が設けられており、分散管24それぞれに複数の吐出口24aが形成されている。従って、一部の吐出口24aが目詰まりしたとしても、他の吐出口24aからは継続して原水が供給され、さらに、分散管24は一箇所に止まることなく回転するので、沈殿槽3A内での周方向における原水の均一な供給、それに伴う安定した上昇流の形成という点において有利である。
さらに、本実施形態では、沈殿槽3Aの外壁部5Aは、軸線Lに直交する面に沿った断面形状が円形状であるため、沈殿槽3Aの製造が容易になる。なお、沈殿槽3Aの外壁部5Aは、軸線Lに直交する面に沿った断面形状が多角形状であってもよく、この場合には、矩形状であることが多い敷地に構築する際に、占有面積を広くとることができ、狭い敷地であっても有効利用を図り易いという利点がある。
さらに、分散管24は、センターシャフト16の下部、すなわち、沈殿槽3Aの底部に配置されているため、沈殿槽3Aの底部側から原水が供給されて上昇流を形成できるようになり、その結果として、フロック成長ゾーンZ1に形成された流動層FRは壊れにくく、安定した状態を維持し易くなる。
また、本実施形態では、内壁部7Aの外側領域にフロック成長ゾーンZ1を形成するように構成しているので、構造的に製作が容易である。さらに、内壁部7Aの内側領域にフロック沈降ゾーンZ2が形成されており、内壁部7Aの下方には、濃縮汚泥排出管21が設けられている。従って、沈殿槽3Aの中央にフロックFを集めて効率よく排出し易くなる。
また、凝集沈殿装置1Aでは、フロック成長ゾーンZ1で形成された流動層FRのフロックFは、フロック吸引管27からフロック沈降ゾーンZ2に引き込まれる。その結果として、フロック成長ゾーンZ1で形成された流動層FRのフロックFをフロック沈降ゾーンZ2に効率よく引き込んで原水の処理効率を向上することが可能になる。
具体的には、従来の一般的な高速型の凝集沈殿装置の表面積負荷率(LV)は通常の凝集沈殿の2倍程度の表面積負荷率である3m/h程度が上限であるのに対して、上述の凝集沈殿装置1Aによれば、10倍以上の表面積負荷率である10〜15m/hが取れ、すなわち凝集沈殿装置1Aの所要面積を1/10以下にできる。さらに、構造上、水量負荷の変動があっても、フロック成長ゾーンZ1が維持されるため、処理水質が高度に保たれる。
特に、本実施形態に係るフロック吸引管27は、根本側の基端27bが、先端27aに比べて低い位置に配置されている。フロック成長ゾーンZ1内の原水は、フロック吸引管27の先端27aから引き込まれてフロック沈降ゾーンZ2に達し、フロックFは、この原水の流れに乗ってフロック沈降ゾーンZ2へ到達する。そして、フロック吸引管27の根本側の基端27bは先端27aよりも低い位置に配置されているため、フロックFは沈降しながらスムーズにフロック沈降ゾーンZ2へ到達する。従って、原水中からのフロックFの沈降分離が促進され、原水の処理効率の向上を図りやすくなる。
また、凝集沈殿装置1Aでは、フロック成長ゾーンZ1での効果を一層高めるために凝集剤(主として高分子凝集剤)を添加する態様にも工夫を加えている。すなわち、原水供給管11の途中には攪拌部11bが設けられ、攪拌部11bの直前には、第1の凝集剤導入管11aが設置され、攪拌部11bよりも下流側で原水配給管22への接続の直前には第2の凝集剤導入管11cが設置されている。水中の浮遊物質と凝集剤とを反応させるためには一定の強撹拌を必要とする。従って、第1の凝集剤は攪拌部11bの直前に添加している。しかしながら、小さなフロックと大きなフロックを結合させるにはあまり強い撹拌力はかえってその効力をそぎ、またその効力は、数十分以上は持続し難い。この知見は、発明者独自のものであり、この知見に基づいて、第2の凝集剤導入管11cは原水配給管22の手前に設置し、第2の凝集剤をフロック成長槽13Aの直前で添加するようにしている。
また、フロック分離濃縮槽15Aが汚泥濃縮槽を兼ねているので、別途汚泥濃縮槽を設ける必要もない。すなわち、別途に汚泥濃縮層を設置する場合には凝集沈殿層で生成したフロックFを濃縮槽にポンプ、配管等を経て移送する段階でフロックFを破壊し濃縮層での濃縮を妨げるが、上記の凝集沈殿装置1AではフロックFを直接フロック分離濃縮槽15Aに落下させるので、濃縮効率も高い。さらに、フロック分離濃縮槽15Aから循環水を得ているが、取水ポイントをフロック分離濃縮槽15Aの高さ方向の中間位置に設定しているので汚泥濃縮を阻害することもない。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して第2実施形態に係る凝集沈殿装置について説明する。図5は、第2実施形態に係る凝集沈殿装置の断面図である。なお、第2実施形態に係る凝集沈殿装置1Bに関して第1実施形態に係る凝集沈殿装置1Aと同様の構成及び要素については、同一の符号を付して詳細説明は省略する。
凝集沈殿装置1Bの沈殿槽3B内は、有底円筒状の外壁部5Bを備え、さらに、外壁部5Bの内側には、外壁部5Bと同心になるように立設された有底円筒状の内壁部7Bが設けられている。本実施形態では、内壁部7Bの外側領域は断面ドーナツ状のフロック分離濃縮槽15Bとして機能し、内壁部7Bの内側領域はフロック成長槽13Bとして機能する。従って、フロック成長槽13B内には、フロック成長ゾーンZ1が形成され、フロック分離濃縮槽15B内にはフロック沈降ゾーンZ2が形成され、両ゾーンZ1,Z2を内壁部7Bが区画する状態になっている。また、内壁部7Bは回転せず、図示しないブラケットを介して外壁部5Bに固定されている。
内壁部7Bの軸線L上には、管状のセンターシャフト26が配置されている。センターシャフト26はロータリージョイント20を介して原水配給管22に連結されており、原水配給管22は外壁部5Bを貫通して原水供給管11に連結されている。
センターシャフト26の下部は二方向に分岐し、内壁部7Bの軸線Lに直交する方向に延在する二本の分散管28が設けられている。分散管28には、複数の原水吐出口28aが形成されており、分散管28は、原水吐出口28aを内壁部7Bの底部7c側に向けた状態で底部7cを這うように回転する。
センターシャフト26の下端には、内壁部7Bの底部7cを貫通して突き出した軸部26aが設けられており、軸部26aの先端には、濃縮汚泥掻寄機30が設けられている。センターシャフト26の回転に伴って濃縮汚泥掻寄30も回転する。フロック分離濃縮槽15Bの底部、すなわち外壁部5Bの底部5bには、濃縮汚泥排出管21が設けられており、濃縮汚泥掻寄機30は、外壁部5Bの底部5bに堆積した濃縮汚泥を濃縮汚泥排出管21に送り出す。
なお、本実施形態では、フロック吸引管を設けてはいないが、内壁部7Bの内側に突き出すようなフロック吸引管(フロック吸引部)を設けるようにしてもよい。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、原水の分散管は二本に限定されず、駆動軸管に対して放射状に延在する三本以上の分散管を設けるようにしてもよい。また、分散管は、駆動軸管の軸線に直交する態様に限定されず、沈殿槽の底部の形状に対応して傾斜していてもよい。また、フロック吸引部としては、フロック吸引管の形態に限定されず、円形、楕円形、正方形、矩形等の貫通孔(吸引窓)を内壁部の周方向に沿って均等に複数の形成した態様であってもよい。
以下、本発明の実施例として、実証テスト機による実験結果を以下に説明する。実証テスト機は、外壁部として直径30cm、高さ160cmの外円筒と、内壁部として直径10cm、高さ80cmの内円筒を設置したものを使用した。
(1)テスト条件
原水:カオリン100mg/l+PAC(ポリ塩化アルミニウム)10mg/lを混合調整した。(原水SS133mg/l)
凝集剤:アニオン系ポリマーを 1.0mg/l添加した。
循環水量:原水量×1/10
表面積負荷率:13m/h(原水基準で)
(2)処理水SS
CASE1: 1.0mg/lを一括添加(3mg/l)した。
CASE2:0.5mg/l+0.5mg/lを分割添加(1mg/l)した。
いずれのCASEでも通常の高速凝集沈殿装置の表面積負荷率(1〜3m/h)よりはるかに高い負荷率の運転にもかかわらず、清澄な処理水が得られている。
1A,1B…凝集沈殿装置、3A,3B…沈殿槽、5A,5B…外壁部、7A,7B…内壁部、11…原水供給管(原水供給ライン)、11a…第1の凝集剤導入管(第1の凝集剤導入部)、11b…攪拌部、11c…第2の凝集剤導入管(第2の凝集剤導入部)、12…固定筒、14…回転筒、16,26…センターシャフト(駆動軸管)、19…処理水排出部、21…濃縮汚泥排出管(フロック排出部)、24,28…分散管、24a,28a…原水の吐出口、27…フロック吸引管(フロック吸引部)、F…フロック、FR…流動層、Z1…フロック成長ゾーン、Z2…フロック沈降ゾーン。

Claims (7)

  1. 凝集剤が混入された原水を受け入れる沈殿槽と、前記沈殿槽内に沈殿したフロックを排出するフロック排出部と、前記沈殿槽から処理水を排出する処理水排出部と、を備える凝集沈殿装置において、
    前記沈殿槽内に設けられると共に、内側領域と外側領域とを区画し、且つ上端が開放された筒状の内壁部と、
    前記内壁部の軸線に沿って延在すると共に、前記軸線回りに回転し、且つ前記原水が流動する駆動軸管と、
    前記駆動軸管から前記軸線に交差する方向に突き出すと共に、前記駆動軸管の内部と連通し、且つ前記駆動軸管に連動して回転する分散管と、
    前記分散管に設けられた複数の原水の吐出口と、を備え、
    前記内壁部によって区画された前記内側領域及び前記外側領域のうち、一方は、前記原水の上昇流によってフロックの流動層が形成されるフロック成長ゾーンであり、他方は、前記フロック成長ゾーンで生成されたフロックが沈降するフロック沈降ゾーンであり、
    前記分散管の吐出口は、前記フロック成長ゾーン内において前記フロック成長ゾーンの底部に配置されていることを特徴とする凝集沈殿装置。
  2. 前記分散管は、前記駆動軸管から前記軸線に直交する方向に突き出しており、前記フロック成長ゾーンの底部は、前記分散管に対応して、前記軸線に直交する方向に延在していることを特徴とする、請求項1記載の凝集沈殿装置。
  3. 前記分散管の吐出口は、前記フロック成長ゾーンの底部に向けて設けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の凝集沈殿装置。
  4. 前記沈殿槽は、前記内壁部を囲む筒状の外壁部を備え、
    前記内側領域が前記フロック成長ゾーンであり、前記外側領域が前記フロック沈降ゾーンであり、前記駆動軸管から前記内壁部までの距離は、前記内壁部から前記外壁部までの距離よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項記載の凝集沈殿装置。
  5. 前記内壁部は底部を有し、前記フロック成長ゾーンから前記内壁部の上方を通って前記フロック沈降ゾーンに送られた前記フロックは、前記フロック沈降ゾーンで原水から沈降分離されて前記フロック排出部から排出されることを特徴とする請求項4記載の凝集沈殿装置。
  6. 前記沈殿槽は、前記軸線に直交する面に沿った断面形状が円形状または多角形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の凝集沈殿装置。
  7. 前記駆動軸管に原水を供給する原水供給ラインを更に備え、
    前記原水供給ラインには、前記原水の攪拌部と、前記攪拌部の上流側に配置され、且つ前記原水に第1の凝集剤を供給する第1の凝集剤導入部と、前記攪拌部の下流側に配置され、且つ前記原水に第2の凝集剤を供給する第2の凝集剤導入部と、が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の凝集沈殿装置。
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