JP4524520B2 - 沈殿槽 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラッジブランケット型沈殿槽に係り、特に固定式センターウェルと回転式センターカラムとを備え、被処理液をこの固定式センターウェルと回転式センターカラムを経て、回転式センターカラムの下部に設けられたディストリビュータから槽内に導入する沈殿槽において、固定式センターウェルの下端部と回転式センターカラムの上端部との間をシールする弾性シール部材の摩耗を防止した沈殿槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、活性汚泥処理設備や凝集沈殿処理設備等では、汚泥混合液(凝集処理液)を処理水と汚泥とに分離する手段として固液分離槽(沈殿槽)を用いた沈降分離が一般的に採用されている。この沈降分離では、汚泥混合液中の濁質や微細なSSを効率的に除去して良好な処理水を得るために、沈殿槽内に汚泥ゾーン(スラッジブランケット層)を形成し、導入配管(フィードウェル)を経て、汚泥混合液をこの汚泥ゾーンの下部から流入させて汚泥ゾーンを通過させることにより、汚泥混合液中の濁質や微細なSSを濾過分離するスラッジブランケット濾過方式が採用されている。 従来、このスラッジブランケット濾過方式で用いられるスラッジブランケット型の沈殿槽を備える凝集沈殿装置として、図4(縦断面図),図5(図4の沈殿槽部分の平面図)、図6(図4のVI−VI線に沿う断面図)に示すようなものが提案されている。
【0003】
この凝集沈殿装置において、沈殿槽(シックナ)1の中央部をのぞく底面1Aは、底部中央に向って下り勾配となる錐形状となっている。この底部中央に軸受用の凹部1Bが設けられ、この部分に排泥管(図示略)が接続されている。この沈殿槽1の傾斜底面1Aに沿って回転可能に集泥レーキ2が設けられ、このレーキ2と一体にディストリビュータ3が設けられている。ディストリビュータ3は沈殿槽1内に原水を均一に分散供給するための部材であり、レーキ2は沈殿した汚泥をレーキアクション効果を利用して濃縮しながら排泥するための部材である。
【0004】
このディストリビュータ3は、沈殿槽1の中央部に上下方向に延設されたセンターカラム4の下端から放射方向に延設された管状体よりなり、この管状体よりなるディストリビュータ3の側面(ただし、矢印Rで示すディストリビュータ3の回転進行方向の後流側)に原水流出口3Aが設けられている。なお、このディストリビュータ3の上部には、回転進行方向の後流側に向って延びるように整流板が溶接等により固定設置されているが、図4〜6においてはこの整流板は図示を省略してある。
【0005】
センターカラム4の上部は凝集処理液受入部としての拡径部(センターウェル)4Aとなっている。このセンターカラム4は、モータ5のシャフト5Aに連結され、レーキ2及びディストリビュータ3と共に、該モータ5によって一体にゆっくりと回転するように構成されている。
【0006】
この凝集沈殿装置においては、凝集槽11からの凝集処理液は、センターウェル4Aからセンターカラム4内に供給され、ディストリビュータ3の側面の原水流出口3Aからディストリビュータ3及びレーキ2の回転方向後流側に向って、即ち、レーキ2による汚泥の掻き寄せ方向と逆向きに汚泥ゾーンS内に流出する。そして、ディストリビュータ3及びレーキ2がモータ5によって同時にゆっくりと回転されることによって沈殿槽1内汚泥がゆっくりと撹拌され、フロックの生成及び成長が促進されると同時に安定した汚泥ゾーンが生成される。沈降したフロックは、レーキ2によって中央に集められて図示しない排泥管より槽外に排出され、清澄水は溢流部6をオーバーフローし、流出部7から処理水として取り出される。
【0007】
このようなスラッジブランケット型沈殿槽であれば、ディストリビュータ3とレーキ2とが一体に沈殿槽1の底部に設けられているため、汚泥ゾーンSの高さを低くすることができ、汚泥ゾーンSの膨張を防止して安定運転を行うことができる。
【0008】
また、汚泥ゾーンSを低くすることができることから、沈殿槽1の高さを低くして装置の小型化を図ることができる。
【0009】
そして、レーキ2はディストリビュータ3と一体化されているため、レーキ2はディストリビュータ3の下部に吊り下げるなどして取り付けるのみで良く、レーキ2の落下防止のためのターンバックルやレーキ回転用シャフトは不要となる。
【0010】
また、ディストリビュータ3の原水流出口3Aが、ディストリビュータ3の回転方向後流側の側面に設けられ、かつディストリビュータ3の上部に整流板(図示せず)が設けられているため、原水流が汚泥ゾーンSを流動化させることは殆どなく、汚泥ゾーンSの膨張及びそれによる処理水中へのSSの流出を防止して安定な運転を行える。
【0011】
なお、図5において8はモータ5の回転シャフト5Aの支持板であるが、図4においては、この支持板8の図示を省略してある。また、図5においては、モータ5の図示を省略してある。
【0012】
このスラッジブランケット型沈殿槽1では、センターカラム4、ディストリビュータ3及びレーキ2が一体的に回転する。このように、回転するセンターカラム4のセンターウェル4Aに凝集処理液を導入するために、凝集槽11の水位を沈殿槽1よりも高くし、センターウェル4Aの上部に流入トラフ12により凝集処理液を導入している。なお、図4において、13は凝集槽11の撹拌装置を示し、14はバッフル板を示す。
【0013】
このような凝集沈殿装置において、沈殿槽1での固液分離を効果的に行って高清澄な処理水を得るためには、凝集槽11において生成させた凝集フロックを破壊させることなく沈殿槽1に導入することが重要な要件となる。即ち、凝集フロックが破壊されて微細化すると、その沈降性が悪くなり、処理水側に流出して処理水の水質を悪化させることになる。
【0014】
このため、従来の凝集沈殿装置にあっては、凝集槽11から沈殿槽1への凝集処理液の流入時の落差や流入トラフ12内での乱流による凝集フロックの破壊を防止するために、沈殿槽1への流入時の落差による加速流が発生しないように、凝集槽11と沈殿槽1との水位差をできるだけ小さくするような設計がとられている。
【0015】
しかしながら、従来の凝集沈殿装置では、図4に示す如く、凝集槽11から沈殿槽1のセンターウェル4Aに到るまでの長い流入トラフ12で凝集処理液を沈殿槽1に導入する必要がある。このような長い流入トラフ12内を凝集処理液が淀むことなくスムーズに流れるようにするためには、流入トラフ12に動水のための勾配が必要であり、凝集槽11と沈殿槽1との水位差を小さくするにも制限がある。また、このような勾配のついた長い流入トラフ12内を凝集処理液が流れると、流入トラフ12内において動水勾配による加速が発生し、乱流がトラフ12内に生じると共に、センターウェル4Aへの落下速度が増大し、落下衝撃も大きくなる。この乱流及び衝撃により凝集フロックが破壊するため、沈殿槽1において沈降分離の困難な微細フロックが発生し、処理水が悪化する傾向があった。
【0016】
また、このようにセンターウェル4A、センターカラム4、ディストリビュータ3及びレーキ2が一体構造となっているものは、この部分の高さが4〜6mもあり、重量が重く、構造が複雑で、その据え付け作業、保守点検時の槽外への搬出等に多大な労力が必要となるという欠点もあった。
【0017】
このような問題を解決するものとして図2に示す如く、センターウェルとセンターカラムとを別体とした沈殿槽が提案されている。
【0018】
図2に示す沈殿槽20は、センターウェル21が固定され、センターカラム22がディストリビュータ3及びレーキ2と共に回転するように構成されている。このような沈殿槽20であれば、センターウェル21は回転させる必要がないため、凝集槽11と沈殿槽20のセンターウェル21とを勾配のない流入トラフ23又は流入管で連結して凝集処理液を沈殿槽20のセンターウェル21及びセンターカラム22に導入することができる。このため、図4に示す沈殿槽1のように、流入トラフ内での乱流やセンターウェルへ流下するときの衝撃などで凝集フロックが破壊することがなく、処理水の水質が向上する上に、分割方式であるため、装置の据え付け作業や搬出、搬入等の作業も容易に行える。
【0019】
なお、図2に示す凝集沈殿装置は、センターウェル21とセンターカラム22とが分割されており、凝集槽11から沈殿槽20へ凝集処理液を導入する流入トラフ23が沈殿槽20と水位差のないものとされていること以外は、図4〜6に示す凝集沈殿装置と同様の構成とされている。従って、図4〜6に示す部材と同一機能を奏する部材には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、図2においては、図4と同様にシャフト5Aの支持板8は図示を省略してある。また、図2のVI−VI線に沿う断面図は、従来の装置を示す図6と同様である。
【0020】
しかしながら、このような分割式の沈殿槽にあっては固定式センターウェル21の下端部と回転式センターカラム22の上端部との隙間から、沈殿槽20に導入された凝集処理液が槽内に直接洩れ出ることがないように、この部分を確実にシールすることが重要である。即ち、凝集処理液が、ディストリビュータ3から槽内に供給されず、この隙間から槽内に洩出すると、凝集フロックが十分に沈降しないまま、槽下部からの処理水の上向流により処理水と共に排出され、処理水水質が悪化する。
【0021】
従来の沈殿槽にあっては、図2のIII部の拡大図である図3に示すが如く、回転式センターカラム22の上端部の外周にシール用のゴム板24を巻き付け、その一側端側を押え板25及びボルト26,26で回転式センターカラム22に固定し、このゴム板24の他側端の自由片24Aを固定式センターウェル21の下端部に弾性的に摺接させることにより、この間隙をシールしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシール構造では、回転式センターカラム22と共に回転するゴム板24が固定式センターウェル21の下端と摺接することにより、固定式センターウェル21の母材金属(鉄)との摩擦で、ゴム板24が摩耗し、3〜6ヶ月の短時間でゴム板24が摩滅してしまう。その結果、シール性能が得られなくなり、凝集処理水の洩出で沈殿槽の処理水の水質が悪化する。また、このようにゴム板が摩滅した場合は、その交換のために運転を停止し、新品のゴム板を取り付ける必要があるため、保守作業が煩雑となり、運転効率の面でも不利である。
【0023】
本発明は上記従来の問題点を解決し、固定式センターウェルと回転式センターカラムとを備え、被処理液をこの固定式センターウェルと回転式センターカラムを経て、回転式センターカラムの下部に設けられたディストリビュータから槽内に導入する沈殿槽において、固定式センターウェルの下端部と回転式センターカラムの上端部との間をシールする弾性シール部材の摩耗を防止した沈殿槽を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明の沈殿槽は、中央部に筒状のセンターウェルが固定され、該センターウェルの下方に該センターウェルと同軸に筒状のセンターカラムが設置され、該センターカラムはその軸心回りに回転可能であり、該センターウェルの下端部と該センターカラムの上端部との間がゴム板からなる弾性シール部材によってシールされている沈殿槽において、センターウェルの下端部の外周に弾性シール部材が巻き付けられ、その一方端側が該センターウェルに固定され、他側端が自由片とされており、該センターカラムの上端部の外周に弾性シール部材が巻き付けられ、その一側端側が該センターカラムに固定され、その他側端が自由片とされており、該センターウェルの弾性シール部材の自由片と該センターカラムの弾性シール部材の自由片とを摺接させたことを特徴とする。
【0025】
本発明の沈殿槽では、弾性シール部材を固定式センターウェルと回転式センターカラムの双方に設け、これらの弾性シール部材同士を摺接させたため、弾性シール部材が金属製のセンターウェルと直接摺接する従来のシール構造に比べて、弾性シール部材の摩耗は、格段に低減される。
【0026】
なお、本発明の沈殿槽では、回転式センターカラムの下部から放射方向にディストリビュータが延設されており、該ディストリビュータの下側に、該ディストリビュータと共に回転可能な集泥部材が設けられていることが好ましく、このように、ディストリビュータと集泥部材とを一体に設けることにより、前述の如く、沈殿槽の汚泥ゾーンSの高さを低くすることができ、汚泥ゾーンSの膨張を防止して安定運転を行うことができる。また、汚泥ゾーンSを低くすることができることから、沈殿槽の高さを低くして装置の小型化を図ることができる。更に、集泥部材をディストリビュータと一体化するため、集泥部材はディストリビュータの下部に吊り下げるなどして取り付けるのみで良く、集泥部材の落下防止のためのターンバックルやレーキ回転用シャフトは不要となり、装置構成が簡易となるという効果も奏される。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の沈殿槽の実施の形態を説明する。
【0028】
図1(a),(b)は本発明の沈殿槽の実施の形態を示す固定式センターウェルと回転式センターカラムとのシール部の拡大断面図である。なお、本発明の沈殿槽は、固定式センターウェルと回転式センターカラムとのシール構造が異なること以外は図2に示す従来の分割式凝集槽と同様の構成とされており、図1(a),(b)は図2のIII部の拡大図に相当する。
【0029】
図1(a),(b)において、回転式センターカラム22の上端側のゴム板24は、図3に示す従来装置と同様に押え板25及びボルト26,26により回転式センターカラム22に取り付けられている。
【0030】
図1(a)のシール構造は、固定式センターウェル21の下端側にもゴム板27が押え板28及びボルト26で取り付けられている。このゴム板27は固定式センターウェル21の下端部の外周に巻き付けられ、その一方端側が押え板28及びボルト26で固定式センターウェル21に固定され、他側端が自由片27Aとされている。そして、下側の回転式センターカラム22に取り付けられたゴム板24の自由片24Aがこのゴム板27の自由片27Aの外周面と弾性的にかつ水密的に摺接することにより、固定式センターウェル21と回転式センターカラム22との間の間隙がシールされている。
【0031】
図1(b)のシール構造は、固定式センターウェル21の下端側に設けられたフランジ29の下面側にゴム板30が押え板31及びボルト26で取り付けられている。このゴム板30はフランジ29の外周よりも外方にまで延出し、上下方向に弾性的に変形可能であり、このゴム板30の変形可能な外周部分30Aが、下側の回転式センターカラム22に取り付けられたゴム板24の自由片24Aと弾性的かつ水密的に摺接することにより、固定式センターウェル21と回転式センターカラム22との間の間隙がシールされている。
【0032】
このように、固定式センターウェル21及び回転式センターカラム22の各々に取り付けたゴム板24と27又は30とによるシール構造において、ゴム板24の厚さは5〜10mm程度とするのが好ましい。また、ゴム板27又は30の厚さは、このゴム板24の厚さよりも1〜3mm程度薄い、厚さ3〜7mm程度のものを使用するのが好ましい。
【0033】
即ち、双方のゴム板は、互いに摺接することにより摩耗するが、このように、一方のゴム板27,30を他方のゴム板24よりも薄くすることにより、薄い方のゴム板27,30の摺接部が摩耗で消失し、その後は、図3に示す如く、ゴム板24が直接固定式センターウェル21に摺接するようになる。そしてその後、ゴム板24は固定式センターウェル21との摺接でその摺接部が摩耗し、最終的にはゴム板24も消失してシール効果が得られなくなる。この場合には、ゴム板24とゴム板27,30を新品のゴム板に交換するか、或いは、ゴム板を押え板の下から引き出して摺接部を形成する。本発明では、ゴム板の厚さや長さを調節することにより、ゴム板によるシール効果の持続期間を、図3に示すように回転式センターカラム側にのみゴム板を取り付ける場合に比べて3〜5倍も延長することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の沈殿槽によれば、固定式センターウェルと回転式センターカラムとを備え、被処理液をこの固定式センターウェルと回転式センターカラムを経て、回転式センターカラムの下部に設けられたディストリビュータから槽内に導入する沈殿槽において、固定式センターウェルの下端部と回転式センターカラムの上端部との間をシールする弾性シール部材の摩耗を防止することができる。従って、長期にわたり、弾性シール部材を交換することなく、また、処理水の悪化を引き起こすことなく、安定に運転を継続することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の沈殿槽の実施の形態を示す固定式センターウェルと回転式センターカラムとのシール部の拡大断面図である。
【図2】従来の分割式の沈殿槽を示す縦断面図である。
【図3】図2のIII部の拡大図である。
【図4】従来の凝集沈殿装置を示す縦断面図である。
【図5】図4の沈殿槽部分の平面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面の拡大図である。
【符号の説明】
1 沈殿槽
2 レーキ
3 ディストリビュータ
4 センターカラム
4A センターウェル
5 モータ
5A シャフト
6 溢流部
7 流出部
11 凝集槽
12 流入トラフ
13 撹拌装置
14 バッフル板
20 沈殿槽
21 固定式センターウェル
22 回転式センターカラム
23 流入トラフ
24,27,30 ゴム板
25,28,31 押え板
26 ボルト
29 フランジ

Claims (2)

  1. 中央部に筒状のセンターウェルが固定され、該センターウェルの下方に該センターウェルと同軸に筒状のセンターカラムが設置され、該センターカラムはその軸心回りに回転可能であり、
    該センターウェルの下端部と該センターカラムの上端部との間がゴム板からなる弾性シール部材によってシールされている沈殿槽において、
    センターウェルの下端部の外周に弾性シール部材が巻き付けられ、その一方端側が該センターウェルに固定され、他側端が自由片とされており、
    センターカラムの上端部の外周に弾性シール部材が巻き付けられ、その一側端側が該センターカラムに固定され、その他側端が自由片とされており、
    該センターウェルの弾性シール部材の自由片と該センターカラムの弾性シール部材の自由片とを摺接させたことを特徴とする沈殿槽。
  2. 請求項1において、前記センターカラムの下部から放射方向にディストリビュータが延設されており、該ディストリビュータの下側に、該ディストリビュータと共に回転可能な集泥部材が設けられていることを特徴とする沈殿槽。
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