JP5084928B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、基板相互間、或いは基板と電子部品との間の接続にフレキシブルフラットケーブルが用いられている遊技機に関するものである。
パチンコ機、スロットマシン等の遊技機では、各種基板やその他の電子部品が多数配置されており、それら基板相互間、或いは基板と電子部品との間の接続には、導体を並列に並べて帯状に形成したフラットケーブルが多用されている。このフラットケーブルには、被覆線を複数本並べて融着した、いわゆるすだれ型のフラットケーブルと、平型の導体を等間隔で複数本並べ、それらをまとめて両面側から絶縁シートで挟み込んで被覆した、いわゆるフレキシブルフラットケーブル(FFC)とがある。
配線スペースに比較的余裕がある部分に関しては、最も一般的なすだれ型のフラットケーブルが今でも広く用いられているが、最近では、狭小部や可動部などを中心に、フレキシブルフラットケーブルの使用も増加している(例えば特許文献1)。
ところで、すだれ型のフラットケーブルとフレキシブルフラットケーブルとは、そのケーブル本体の構造だけでなく、基板等との接続部分の構造も相違している。即ち、すだれ型のフラットケーブルの場合には、基板側に雌型コネクタ等の基板側コネクタが、ケーブルの先端部に雄型コネクタ等のケーブル側コネクタが夫々装着されており、ケーブル側コネクタを基板側コネクタに嵌合させることにより、両コネクタ内の端子が互いに接触して電気的に接続されると共に、両コネクタが接続状態でロックされるようになっている。
一方、フレキシブルフラットケーブルの場合には、基板側には雌型コネクタ等の基板側コネクタが装着されているのに対し、ケーブル側に関してはコネクタが装着されておらず、ケーブルの端部を基板側コネクタ側の挿入口に直接挿入する構造となっている場合が多い。フレキシブルフラットケーブルの端部には、被覆が除去されて内部の導体を露出させたコネクタ接続部が形成されると共にその裏面側に補強シートが貼付されており、基板側コネクタに挿入されると、基板側コネクタ内の各端子が、ケーブル側のコネクタ接続部の各導体に直接的に接触して電気的に接続されると共に、その状態でケーブル端部が基板側コネクタに挟持されるようになっている。
特開2010−234020号公報
すだれ型のフラットケーブルの場合には、上述したように基板側コネクタとケーブル側コネクタとが互いに嵌合すると共に両者が接続状態で確実にロックされるようになっているため、コネクタ同士を確実にロックさせれば接続不良が発生する可能性は低い。
一方、フレキシブルフラットケーブルの場合には、剛性の低い帯状のケーブル端部が基板側コネクタ側の挿入口に直接挿入され、基板側コネクタ内の端子がケーブル端部のコネクタ接続部の導体に直接接触して電気的に接続されるようになっているため、ケーブル端部の挿入不足や斜め挿入等により接続不良が発生しやすいという問題がある。特に斜め挿入の場合、例えば基板側コネクタ内に隣接して配置されている電源端子同士、或いは電源端子とグランド端子とがケーブル導体により短絡する可能性があり、発火等の重大事故の発生が懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、フレキシブルフラットケーブルの端部がコネクタに対して斜めに挿入された場合でも発火等の重大事故が発生しない又は発生する可能性が極めて低い遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、1又は複数の電源端子75f,75hと1又は複数のグランド端子75jとを含む複数の端子75a〜75jを備えるコネクタ72に、フレキシブルフラットケーブル71の端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体82a〜82jが露出するコネクタ接続部84を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子75a〜75jの接触部77を前記導体82a〜82jに接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子75a〜75jのうち、前記各電源端子75f,75h及び前記各グランド端子75jに夫々隣接する端子75e,75g,75iを空き端子とし、前記コネクタ接続部84は、前記空き端子75e,75g,75iに対応する前記導体82e,82g,82iについては被覆状態のまま露出させず、それ以外の前記導体82a〜82d,82f,82h,82jのみを露出させたものである。
また本発明は、1又は複数の電源端子75f,75hと1又は複数のグランド端子75jとを含む複数の端子75a〜75jを備えるコネクタ72に、フレキシブルフラットケーブル71の端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体82a〜82jが露出するコネクタ接続部84を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子75a〜75jの接触部77を前記導体82a〜82jに接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子75a〜75jのうち、前記各電源端子75f,75h及び前記各グランド端子75jに夫々隣接する端子75e,75g,75iを空き端子とし、前記空き端子75e,75g,75i又はそれら空き端子75e,75g,75iに隣接する隣接端子75d,75f,75h,75jにおける前記接触部77のケーブル挿脱方向長さを、前記隣接端子75d,75f,75h,75j又は前記空き端子75e,75g,75iにおける前記接触部77のケーブル挿脱方向長さよりも短くしたものである。
また、前記コネクタ72には前記フレキシブルフラットケーブル71を挿入するための開口部73aが形成されており、前記各端子75a〜75jを、夫々の前記接触部77の前記開口部73a側の端部を略揃えて配置してもよい。
更に本発明は、1又は複数の電源端子75f,75hと1又は複数のグランド端子75jとを含む複数の端子75a〜75jを備えるコネクタ72に、フレキシブルフラットケーブル71の端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体82a〜82jが露出するコネクタ接続部84を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子75a〜75jの接触部77を前記導体82a〜82jに接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子75a〜75jのうち、前記各電源端子75f,75h及び前記各グランド端子75jに夫々隣接する端子75e,75g,75iを空き端子とし、前記空き端子75e,75g,75iに対応する前記導体82e,82g,82i又はそれら空き端子75e,75g,75iに隣接する隣接端子75d,75f,75h,75jに対応する前記導体82d,82f,82h,82jの露出長さを、前記隣接端子75d,75f,75h,75jに対応する前記導体82d,82f,82h,82j又は前記空き端子端子75e,75g,75iに対応する前記導体82e,82g,82iの露出長さよりも短くしたものである。
本発明によれば、フレキシブルフラットケーブル71の端部がコネクタ72に対して斜めに挿入された場合でも発火等の重大事故が発生しないか又は発生する可能性を極めて低くできる。
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の全体正面図である。 同パチンコ機のセンターケースの分解斜視図である。 同パチンコ機の可動ユニットの分解斜視図である。 同パチンコ機の基板側コネクタとフレキシブルフラットケーブルとの接続部分の分解斜視図である。 同パチンコ機の基板側コネクタの側面断面図である。 同パチンコ機の基板側コネクタの平面断面図である。 同パチンコ機の基板側コネクタとフレキシブルフラットケーブルとの接続部分の正面断面図である。 同パチンコ機の基板側コネクタにフレキシブルフラットケーブルを正しく挿入した場合の各端子と各導体との接続関係を示す説明図である。 同パチンコ機の基板側コネクタにフレキシブルフラットケーブルを斜めに挿入した場合の各端子と各導体との接続関係を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るパチンコ機の基板側コネクタの平面断面図である。 同パチンコ機の基板側コネクタとフレキシブルフラットケーブルとの接続部分の正面断面図である。 同パチンコ機の基板側コネクタにフレキシブルフラットケーブルを正しく挿入した場合の各端子と各導体との接続関係を示す説明図である。 同パチンコ機の基板側コネクタにフレキシブルフラットケーブルを斜めに挿入した場合の各端子と各導体との接続関係を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。前面板5には、その前側に、発射手段(図示省略)に供給するための遊技球を貯留する貯留皿6、発射手段を作動させるための発射ハンドル7等が設けられている。
ガラス扉4の後側には、遊技盤11が前枠3に対して例えば前側から着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12の内側の遊技領域13にセンターケース14、普通図柄始動手段15、特別図柄始動手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース14は、図1、図2に示すように、遊技盤11の装着孔(図示省略)に対して前側から着脱自在に装着される前構造体21と、液晶式その他の画像表示手段22が装着され且つ前構造体21に対応して遊技盤11の裏側に着脱自在に装着される後構造体23とを備えている。前構造体21は、遊技盤11の装着孔に沿って配置される装飾枠24と、この装飾枠24の下部側に沿って左右方向に配置され且つ入球口25に入球した遊技球を自由に転動させて前側に落下させるステージ26等を備えている。
後構造体23は、前側が開放した略箱形に形成され且つその略中央に表示窓31が形成された後ケース32と、この後ケース32の内側で且つ表示窓31の上側に配置される可動ユニット33とを備えており、前構造体21の後側に対応するように遊技盤11の裏側に装着されている。なお、後構造体23は後ケース32の前端側に一体に設けられた鍔状の固定部34においてねじ止め等により遊技盤11に固定されている。画像表示手段22は、その表示画面22aを表示窓31に一致させた状態で後ケース32の背面側に着脱自在に固定されている。
可動ユニット33は、図2、図3に示すように、演出体41と、この演出体41を前後方向の軸回りに回転可能に支持する可動支持部42と、この可動支持部42を左右方向に移動可能に支持する支持本体部43と、可動支持部42等を介して演出体41を左右方向に駆動する水平駆動手段44と、可動支持部42及び演出体41の左右方向への移動に伴って演出体41を前後方向の軸回りに回転駆動する回転駆動機構45とを備えている。
支持本体部43は、図3に示すように、左右方向に水平に配置された前後一対のガイド軸46と、これらガイド軸46上に摺動自在に装着された移動台47と、ガイド軸46をその左右両端で支持する支持フレーム48とを備え、この支持フレーム48が、表示窓31の上側で後ケース32に着脱自在に固定されている。なお、この支持本体部43は、その略全体が前構造体21の装飾枠24等によって前側から覆われており(図1参照)、遊技機本体1の正面からは見えないようになっている。
支持フレーム48は略水平で且つ左右方向に長い略矩形状の上壁部49と、この上壁部49の前縁に沿って下向きに折り曲げられた前壁部51と、上壁部49の後縁に沿って上向きに折り曲げられた固定フランジ53とを一体に備え、固定フランジ53が後ケース32に対してねじ止めされている。
移動台47はガイド軸46に沿って配置されたラック55を有し、ガイド軸46上に左右方向に摺動自在に設けられており、ラック55に水平駆動手段44の駆動ギヤ56が噛合されている。水平駆動手段44はステッピングモータにより構成され、その駆動軸54に駆動ギヤ56が固定されている。移動台47は水平駆動手段44の駆動により、ガイド軸46の一端側の原点位置(図1の点線位置)と、ガイド軸46の他端側の演出位置(図1の二点鎖線位置)との間で往復移動可能である。
支持フレーム48には、その前壁部51上に左右方向の開口部59が形成され、この開口部59内を左右方向に移動自在な固定基部57を介して移動台47に可動支持部42が固定されている。また支持フレーム48の上壁部49上には基板支持部61が固定され、この基板支持部61の前面に上壁部49と略直角に中継基板62が固定されている。なお、中継基板62は略水平に配置してもよい。
演出体41は例えば略楕円形に形成され、その内部に発光基板63に装着された多数のLED64が設けられている。この演出体41は可動支持部42の下端部に前後方向の軸を介して支持され、移動台47の左右移動に連動して回転駆動機構45により軸廻りに往復回転するようになっている。可動支持部42は移動台47に固定された支持ベース部65と、支持ベース部65から下方に垂下するアーム部67とを備えている。
回転駆動機構45は支持フレーム48の前側に左右方向に形成されたカム部68と、可動支持部42に上下動自在に設けられ且つ移動台47の左右移動に連動してカム部68に追従して上下動するカムローラ69とを有し、カムローラ69の上下動に連動して演出体41を回転させるようになっている。なお、演出体41は例えば右側の原点位置に退避したときに略縦長状(図1に点線で示す)となり、演出位置のときに略横長状(図1に二点鎖線で示す)となる。
演出体41内の発光基板63と支持フレーム48上の中継基板62とは、扁平な帯状のフレキシブルフラットケーブル71を介して電気的に接続されている。即ち、フレキシブルフラットケーブル71は弾性を有し、両端が中継基板62、発光基板63に夫々接続され、中間が可動支持部42の上端部に固定されている。フレキシブルフラットケーブル71は中継基板62と可動支持部42の上端部間では移動台47が左右移動し得るだけの余裕をもって上壁部49上に左右方向に配置され、また可動支持部42の上端部と発光基板63間では演出体41が回転し得るだけの余裕をもって可動支持部42内に上下方向に配置されている。
中継基板62には、フレキシブルフラットケーブル71用の非ロック式の偏平な基板側コネクタ(コネクタ)72を含む電子部品が装着されている。基板側コネクタ72は、図4〜図7に示すように、フレキシブルフラットケーブル71の端部を挿入可能な扁平状の挿入口73が形成されたコネクタ本体74と、このコネクタ本体74に装着された複数、例えば10個の接続端子(端子)75a〜75jとを備え、挿入口73の開口部73aが例えば中継基板62の板面に沿って可動支持部42側に向くように中継基板62上に装着されている。
なお、基板側コネクタ72を、挿入口73の開口部73aが可動支持部42と反対側に向くように配置し、フレキシブルフラットケーブル71を可動支持部42側に向けて折り返すようにしてもよい。また、フレキシブルフラットケーブル71を、例えば基板側コネクタ72側の端部近傍においてケーブル押さえ部材により中継基板62等に固定することが望ましい。
挿入口73内には、例えばその片面側に、ケーブル挿脱方向の端子装着溝76が、ケーブル幅方向に一定ピッチで複数形成されており、それら複数の端子装着溝76内に接続端子75a〜75jが夫々配置されている。接続端子75a〜75jは、例えば金属製の細長板材を長手方向の複数箇所で折り曲げることにより所定形状に形成されており、その一端側がコネクタ本体74の外側で中継基板62上のプリントパターンに接続され、他端側に接触部77が設けられている。
接触部77は、接続端子75a〜75jの長手方向の一部が端子装着溝76からその対向面78側に突出する部分であり、ケーブル挿脱方向に一定長さで形成されている。なお、接触部77は端子装着溝76内へ退避する方向に弾性変形可能であり、フレキシブルフラットケーブル71の端部が挿入口73内に挿入されたとき、そのフレキシブルフラットケーブル71をこの接触部77と対向面78とで挟持することにより保持するようになっている。なお、挿入口73の開口部73aは例えば内細りのテーパ状に形成されており、フレキシブルフラットケーブル71の端部を挿入口73内にスムーズに案内するようになっている。
また、各接続端子75a〜75jは、例えば図7に示すような接続関係となっている。即ち、第1〜第4接続端子75a〜75dは、夫々「DATA」「LATCH」「ENABLE」「CLK」の各信号ラインに接続される信号端子となっている。「DATA」は、複数ビット分のシリアルデータで構成され、発光基板63上の複数のLED駆動回路に順次供給されるようになっており、それらLED駆動回路において例えば「LATCH」を受けて必要な「DATA」が取り込まれると共に、「ENABLE」を受けて「LATCH」で保持された「DATA」が出力され、これによって複数のLED64が発光制御されるようになっている。
また、第6接続端子75f,第8接続端子75hは、夫々「DC5V」「DC12V」の各電源ラインに接続される電源端子であり、第10接続端子75jは「GND」に接続されるグランド端子となっている。「DC5V」は例えばLED駆動回路のドライバ駆動用に用いられ、「DC12V」は例えばLED64の駆動用に用いられる。
更に、残りの第5接続端子75e,第7接続端子75g,第9接続端子75iは、他のどの部分にも電気的に繋がっていない空き端子(NC)となっている。第5接続端子75eは、「CLK」に接続される第4接続端子75dと「DC5V」に接続される第6接続端子75fとの間に、第7接続端子75gは、「DC5V」に接続される第6接続端子75fと「DC12V」に接続される第8接続端子75hとの間に、第9接続端子75iは、「DC12V」に接続される第8接続端子75hと「GND」に接続される第10接続端子75jとの間に夫々配置されている。即ち、電源端子75f,75h及びグランド端子75jに隣接する3つの接続端子75e,75g,75iが全て空き端子(NC)となっている。
以上のような基板側コネクタ72に接続されるフレキシブルフラットケーブル71は、図4、図7に示すように、絶縁ベースシート81と、この絶縁ベースシート81上に、基板側コネクタ72側の接続端子75a〜75jと同じ一定ピッチで並列に並べられた複数、例えば10本の導体82a〜82jと、これら複数の導体82a〜82jを挟んで絶縁ベースシート81上に貼着された絶縁カバーフィルム83とで構成されており、それら10本の導体82a〜82jが、基板側コネクタ72側の10個の接続端子75a〜75jに夫々対応している。
また、フレキシブルフラットケーブル71の端部には基板側コネクタ72と電気的に接続するためのコネクタ接続部84が形成されている。このコネクタ接続部84では、絶縁カバーフィルム83による被覆が除去されて内部の導体82a〜82jの一部が一定長さで露出している。本実施形態では、10本の導体82a〜82jのうち、基板側コネクタ72側の空き端子(NC)、即ち第5接続端子75e,第7接続端子75g,第9接続端子75iに対応する導体82e,82g,82iについては被覆状態のまま露出されず、それ以外の導体82a〜82d,82f,82h,82jに対応する被覆のみが除去されている。なお、フレキシブルフラットケーブル71の端部には、コネクタ接続部84に対応してその裏側に補強シート85が貼着されている(図4)。
このフレキシブルフラットケーブル71を基板側コネクタ72に接続する場合には、フレキシブルフラットケーブル71の端部を、コネクタ接続部84側の面を基板側コネクタ72の接続端子75a〜75j側に向けた状態で基板側コネクタ72の挿入口73に真っ直ぐに挿入する。これにより、フレキシブルフラットケーブル71の端部が、コネクタ接続部84の位置で、基板側コネクタ72側の接続端子75a〜75jと対向面78との間で挟持された状態となる(図8)。
このとき、コネクタ接続部84で露出されている導体82a〜82d,82f,82h,82jに対しては、対応する接続端子75a〜75d,75f,75h,75jの各接触部77が接触して電気的に接続された状態となる。一方、コネクタ接続部84で露出されていない導体82e,82g,82iについては、対応する接続端子75e,75g,75iの各接触部77との間に絶縁カバーフィルム83が存在するため、電気的に接続されることはないが、それら接続端子75e,75g,75iは空き端子(NC)であるため、動作上何ら問題はない。
また、例えばフレキシブルフラットケーブル71の端部が誤って基板側コネクタ72の挿入口73に斜めに挿入された場合、その角度がある程度大きい場合には、図9に示すように、フレキシブルフラットケーブル71側の導体82a〜82jが、互いに隣り合う接続端子間に跨ってしまう可能性がある。しかしながら、本実施形態のパチンコ機では、基板側コネクタ72の10個の接続端子75a〜75jのうち、電源端子75f,75h及びグランド端子75jに夫々隣接する3つの接続端子75e,75g,75iが空き端子(NC)となっており、しかもフレキシブルフラットケーブル71のコネクタ接続部84は、それら空き端子75e,75g,75iに対応する導体82e,82g,82iについては被覆状態のまま露出させていないため、空き端子75e,75g,75iと、それらの何れか一方に隣接する電源端子又はグランド端子との間では必ず絶縁状態が維持される。
図9の例では、DC12Vの電源端子75hと空き端子75iとの間に導体82hが、空き端子75iとグランド端子75jとの間に導体82iが夫々斜めに跨っているが、導体82iは被覆されているため、電源端子75hと空き端子75iとの間は導通されても、空き端子75iとグランド端子75jとの間は導通されない。即ち、空き端子75i等を挟んでその両側の端子、例えば電源端子75hとグランド端子75jとが短絡することはない。
以上のように、本実施形態のパチンコ機では、フレキシブルフラットケーブル71の端部が誤って基板側コネクタ72の挿入口73に斜めに挿入された場合でも、正常動作はできないものの、電源端子とグランド端子の短絡等による発火等の重大事故の発生を未然に防止できる。
図10〜図13は本発明の第2の実施形態を例示している。この第2の実施形態は、図10、図11に示すように、基板側コネクタ72の複数の接続端子75a〜75jのうち、各電源端子75f,75h及びグランド端子75jに夫々隣接する接続端子75e,75g,75iを空き端子とする点で第1の実施形態と共通するが、フレキシブルフラットケーブル71のコネクタ接続部84では全ての導体82a〜82jについて被覆を除去して露出させる一方、空き端子75e,75g,75iにおける接触部77の長さ(ケーブル挿脱方向長さ)を、それらに隣接する端子(隣接端子)よりも短くしている点で第1の実施形態と相違している。
本実施形態では、空き端子75e,75g,75iだけでなく、接続端子75a,75cについても同様に接触部77の長さを短くしており、接続端子75a〜75jの接触部77が一つおきに短くなるように配置されている。また、このように接触部77の長さが異なる各接続端子75a〜75jは、夫々の接触部77の開口部73a側の端部を略揃えて配置されている。
本実施形態において、フレキシブルフラットケーブル71の端部が基板側コネクタ72の挿入口73に真っ直ぐに挿入された場合には、図12に示すように、フレキシブルフラットケーブル71側の全ての導体82a〜82jに対して、基板側コネクタ72側の全ての接続端子75a〜75jの各接触部77が夫々接触して正常に接続された状態となる。
一方、フレキシブルフラットケーブル71の端部が誤って基板側コネクタ72の挿入口73に斜めに挿入された場合、その角度がある程度大きければ、図13に示すように、空き端子以外の接続端子同士が互いに隣り合っている部分についてはフレキシブルフラットケーブル71側の導体82a等によって短絡されてしまう。しかしながら、空き端子75e,75g,75iはその他の接続端子75a〜75d,75f,75h,75jよりも接触部77の長さが短いため、フレキシブルフラットケーブル71の挿入角度が更に極端に大きくならない限り、空き端子75e,75g,75iと、それらの何れか一方に隣接する電源端子又はグランド端子との間では必ず絶縁状態が維持される。
図13の例では、空き端子75iの接触部77は、その両側の電源端子75h及びグランド端子75jよりも接触部77が短いため、導体82iとは接触しているがその隣の導体82hとは接触していない。従って、空き端子75iとグランド端子75jとの間はそれらに跨る導体82iによって導通されるが、空き端子75iとDC12Vの電源端子75hとの間は導通されない。即ち、空き端子75i等を挟んでその両側の端子、例えば電源端子75hとグランド端子75jとが短絡することはない。
以上のように、本実施形態のパチンコ機についても、第1の実施形態と同様、フレキシブルフラットケーブル71の端部が誤って基板側コネクタ72の挿入口73に斜めに挿入された場合でも、正常動作はできないものの、電源端子とグランド端子の短絡等による発火等の重大事故の発生を未然に防止できる。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第2の実施形態では、空き端子75e,75g,75iにおける接触部77の長さ(ケーブル挿脱方向長さ)を、それらに隣接する接続端子よりも短くしたが、逆に、空き端子75e,75g,75iに隣接する接続端子(隣接端子)75d,75f,75h,75jにおける接触部77の長さ(ケーブル挿脱方向長さ)を空き端子75e,75g,75iよりも短くしてもよい。
空き端子75e,75g,75iのみを、その他の接続端子75a〜75d,75f,75h,75jよりも短くしてもよい。これにより、空き端子以外の接続端子75a〜75d,75f,75h,75jについては、導体82a〜82d,82f,82h,82jとの確実な接続を確保しつつ、フレキシブルフラットケーブル71が斜めに挿入された場合の重大事故を未然に防止できる。
また、接続端子75a〜75jの接触部77の長さは一定とし、空き端子75e,75g,75iに対応する導体82e,82g,82iの露出長さを、空き端子75e,75g,75iに隣接する接続端子(隣接端子)75d,75f,75h,75jに対応する導体82d,82f,82h,82jの露出長さよりも短くしてもよいし、逆に、空き端子に隣接する接続端子(隣接端子)75d,75f,75h,75jに対応する導体82d,82f,82h,82jの露出長さを、空き端子75e,75g,75iに対応する導体82e,82g,82iの露出長さよりも短くしてもよい。
コネクタの端子数、各端子の配置等は任意である。また、コネクタの装着位置は中継基板以外の例えば演出制御基板等であっても同様である。更に実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機はもちろん、スロットマシン等の弾球遊技機以外の各種遊技機でも同様に実施可能であることはいうまでもない。
71 フレキシブルフラットケーブル
72 基板側コネクタ(コネクタ)
73a 開口部
75a〜
75d 信号端子(接続端子)
75e 空き端子(接続端子)
75f 電源端子(接続端子)
75g 空き端子(接続端子)
75h 電源端子(接続端子)
75i 空き端子(接続端子)
75j グランド端子(接続端子)
77 接触部
82a〜
82j 導体
84 コネクタ接続部

Claims (4)

  1. 1又は複数の電源端子と1又は複数のグランド端子とを含む複数の端子を備えるコネクタに、フレキシブルフラットケーブルの端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体が露出するコネクタ接続部を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子の接触部を前記導体に接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子のうち、前記各電源端子及び前記各グランド端子に夫々隣接する端子を空き端子とし、前記コネクタ接続部は、前記空き端子に対応する前記導体については被覆状態のまま露出させず、それ以外の前記導体のみを露出させたことを特徴とする遊技機。
  2. 1又は複数の電源端子と1又は複数のグランド端子とを含む複数の端子を備えるコネクタに、フレキシブルフラットケーブルの端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体が露出するコネクタ接続部を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子の接触部を前記導体に接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子のうち、前記各電源端子及び前記各グランド端子に夫々隣接する端子を空き端子とし、前記空き端子又はそれら空き端子に隣接する隣接端子における前記接触部のケーブル挿脱方向長さを、前記隣接端子又は前記空き端子における前記接触部のケーブル挿脱方向長さよりも短くしたことを特徴とする遊技機。
  3. 前記コネクタには前記フレキシブルフラットケーブルを挿入するための開口部が形成されており、前記各端子を、夫々の前記接触部の前記開口部側の端部を略揃えて配置したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 1又は複数の電源端子と1又は複数のグランド端子とを含む複数の端子を備えるコネクタに、フレキシブルフラットケーブルの端部に形成され且つ被覆が除去されて内部の導体が露出するコネクタ接続部を挿脱自在に挿入することにより、前記各端子の接触部を前記導体に接触させて電気的に接続させた遊技機において、前記複数の端子のうち、前記各電源端子及び前記各グランド端子に夫々隣接する端子を空き端子とし、前記空き端子に対応する前記導体又は前記空き端子に隣接する隣接端子に対応する前記導体の露出長さを、前記隣接端子に対応する前記導体又は前記空き端子に対応する前記導体の露出長さよりも短くしたことを特徴とする遊技機。
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