JP5084758B2 - 異方性導電体及び光通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異方性導電体及び光通信装置に関する。
従来の光通信装置として、光信号を送信又は受信する光素子と、光素子に光結合して光信号を伝送する光伝送路と、光伝送路における光信号の入射口又は出射口を含む一方端部を接着剤で接合して光素子を実装する基板とを備えたものがある(特許文献1)。
このような光通信装置においては、光伝送路及び基板の各変形量の差が接着剤の変形によって吸収され、光伝送路と基板との安定した接合が行われる。
特開2007−298580号公報
本発明の目的は、光素子を保護するとともに、光導波路及び光素子を支持する構造を有し、当該構造を有する部材の材料として、光素子が入出力する光信号に対して非透明なものも使用可能な異方性導電体及び光通信装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、以下の異方性導電体及び光通信装置を提供する。
[1]凹部を形成するように構成された脚部及び天板部を有し、前記脚部及び前記天板部に前記脚部が延びる方向に貫通孔による複数の微細孔が形成された絶縁性部材と、前記絶縁性部材の前記天板部の前記脚部が接続されていない領域のうち、一部の領域を光透過領域とし、他の領域の前記微細孔に導電材を充填して形成された第1導電部と、前記絶縁性部材の前記天板部の前記脚部が接続されている領域、及び前記脚部の前記微細孔に導電材を充填して形成された第2導電部とを備えた異方性導電体。
[2]前記天板部の天井面に設けられ、前記第1導電部と前記第2導電部とを電気的に接続する電極パッドを、更に備えた前記[1]に記載の異方性導電体。
[3]前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続された電極パッドを、更に備えた前記[1]又は[2]に記載の異方性導電体。
[4]前記[1]乃至[3]のいずれか1つに記載された異方性導電体と、前記異方性導電体の前記天板部上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、発光部又は受光部が形成された面側に前記第1導電部に接続された電極を有し、前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板と、を備えた光通信装置。
[5]前記絶縁性部材は、前記天板部と前記脚部との間に設けられ、前記第1導電部と前記第2導電部とを電気的に接続する電極パッドを、更に備えた前記[1]に記載の異方性導電体。
[6]前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続された電極パッドを、更に備えた前記[5]に記載の異方性導電体。
[7]前記[5]又は[6]に記載された異方性導電体と、前記異方性導電体の前記天板部上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、発光部又は受光部が形成された面側に前記天板部と前記脚部との間に設けられた前記電極パッドに接続された電極を有し、前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板と、を備えた光通信装置。
]凹部を形成するように構成された脚部及び透光性を有する材料から形成された天板部を有し、前記脚部に前記脚部が延びる方向に貫通孔による複数の微細孔が形成された絶縁性部材と、前記絶縁性部材の前記脚部の前記微細孔に導電材を充填して形成された導電部と、前記絶縁性部材の前記天板部と前記脚部との間に前記凹部に露出するように設けられ、前記導電部に電気的に接続された電極パッドとを備えた異方性導電体。
]前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記導電部に電気的に接続された電極パッドを、更に備えた前記[1]乃至[]のいずれか1つに記載の異方性導電体。
10]前記[又は9]に記載された異方性導電体と、前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、発光部又は受光部が形成された面側に前記天板部と前記脚部との間に設けられた前記電極パッドに接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、前記脚部に形成された前記導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板とを備えた光通信装置。
11前記[2]に記載された異方性導電体と、前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、発光部又は受光部が形成された面側に前記第1導電部に接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、前記脚部に形成された前記第導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板とを備え、前記異方性導電体の前記第1導電部及び前記第2導電部は、それぞれ2つずつ設けられ、
前記電極パッドは、2つ設けられ、2つの前記第1導電部及び2つの前記第2導電部のうち一方の前記第1導電部及び前記第2導電部をダミー用として用いた光通信装置。
請求項1,4,7,10に記載の発明によれば、光素子を保護するとともに、光導波路及び光素子を支持する構造を有し、当該構造を有する部材の材料として、光素子が入出力する光信号に対して非透明なものも使用可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、光素子を凹部に配置したとき、光素子の電極を第1導電部及び電極パッドを介して第2導電部に電気的に接続することが可能になる。
請求項に記載の発明によれば、光素子を凹部に配置したとき、光素子の電極を電極パッドを介して第2導電部に電気的に接続することが可能になり、配線経路を請求項2と比べて短くすることができる。
請求項に記載の発明によれば、光素子を保護するとともに、光導波路及び光素子を支持する構造を有し、当該構造のうち脚部の材料として、光素子が入出力する光信号に対して非透明なものも使用可能となる。
請求項3,6,9に記載の発明によれば、異方性導電体を実装基板上に実装する場合に、本電極パッドを設けない構成と比べて接触抵抗を小さくすることができる。
請求項11に記載の発明によれば、異方性導電体の天板上に配置する光導波路の傾きを防ぐことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る面発光素子の斜視図である。 図3(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る異方性導電体の斜視図、図3(b)は、同断面図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る異方性導電体の平面図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る面発光素子の斜視図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態に係る異方性導電体の分解斜視図である。 図9は、本発明の第4の実施の形態に係る異方性導電体の分解斜視図である。 図10は、本発明の第5の実施の形態に係る異方性導電体の要部断面図である。 図11は、本発明の第6の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。図2は、面発光素子の斜視図である。
この光通信装置1は、発光部2aを半導体積層体(図示せず)に有する光素子としての面発光素子2と、面発光素子2に光結合する光導波路3と、光導波路3を支持する異方性導電体(ACF:Anisotropic Conductive Film)4と、面発光素子2に異方性導電体4を介して電気的に接続された実装用基板5とから大略構成されている。
面発光素子2は、例えばVCSEL(垂直共振型面発光レーザー:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)からなり、発光部形成面に例えばGaAs等の半導体が露出し、この露出面にp電極(第1電極)2b及びn電極(第2電極)2cを形成している。そして、面発光素子2は、その発光部形成面に垂直な方向に沿って波長(400nm〜900nm)の光を出力するように構成されている。面発光素子2は、図2に示すように、発光部形成面にp電極2b及びn電極2cが形成されており、例えば縦220μm、横320μm、高さ200μmのサイズを有する。
面発光素子2は、その発光部形成面と反対側の端面が緩衝材からなるスペーサ7を介して実装用基板5に実装されている。これにより、実装用基板5と面発光素子2との間を封止する場合に用いる封止部材12が異方性導電体4(絶縁性部材8)と実装用基板5との間に形成される空隙から凹部8f内に浸入しても、面発光素子2への封止部材12による影響がスペーサ7によって回避される。スペーサ7の材料としては、例えばポリイミドテープ等の樹脂材料が用いられる。
光導波路3は、V溝によって形成された45°ミラー面からなる光路変換面30aを含むコア層3a、及びコア層3aを覆うクラッド層3bを有し、異方性導電体4の天井面に透光性接着剤によって接着されている。これにより、光導波路3が異方性導電体4に安定した状態で保持され、面発光素子2と光導波路3との位置関係を最適な状態に保つことができる。透光性接着剤としては、エポキシ樹脂等の紫外線硬化性樹脂が用いられる。光導波路3の光出射側端部には、光コネクタ(図示せず)を介して光ファイバ(図示せず)が光結合される。
実装用基板5は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性材料から形成された基材と、基材の表面に形成された第1配線パターン5a及び第2配線パターン5bとを備える。実装用基板5の表面には、面発光素子2を駆動する図示しない駆動ICが実装され、駆動ICと第1配線パターン5a及び第2配線パターン5bとはボンディングワイヤによって接続されている。
(異方性導電体の概略の構造)
異方性導電体4は、凹部を形成するように構成された脚部8A及び天板部8Bを有し、脚部8A及び天板部8Bに脚部8Aが延びる方向に貫通孔による複数の微細孔が形成された絶縁性部材8と、絶縁性部材8の天板部8Bの脚部8Aが接続されていない領域のうち、一部の領域を光透過領域としての光透過部8eとし、他の領域の微細孔に導電材を充填して形成された第1導電部としての一対の導電部8a,8cと、天板部8Bの脚部8Aが接続されている領域、及び脚部8Aの微細孔に導電材を充填して形成された第2導電部としての一対の導電部8b,8dと、導電部8aと導電部8b、導電部8cと導電部8dとをそれぞれ電気的に接続する第1電極パッド9及び第2電極パッド10とを備える。なお、微細孔及び導電材の詳細な構造については後述する。
また、異方性導電体4の導電部8b及び導電部8dは、実装用基板5上の第1配線パターン5a及び第2配線パターン5bにそれぞれ例えば半田ボール11によって接続されている。また、異方性導電体4の導電部8a及び導電部8cは、面発光素子2のp電極2b及びn電極2cにそれぞれ半田ボール6を介して電気的に接続されている。また、異方性導電体4は、導電部8b,8dの下端面と実装用基板5との間に形成される空隙が封止部材12によって封止されている。封止部材12の材料としては、流動性の低いエポキシ樹脂等の樹脂材料が用いられる。
以上の構成により、面発光素子2のp電極2bは、半田ボール6、導電部8a、第1電極パッド9、導電部8b、半田ボール11、第1配線パターン5aを介して図示しない駆動ICの一方の出力線に接続されることになる。これと同様に、面発光素子2のn電極2cは、半田ボール6、導電部8c、第2電極パッド10、導電部8d、半田ボール11、第2配線パターン5bを介して図示しない駆動ICの他方の出力線に接続されることになる。
(異方性導電体の詳細な構成)
図3(a)は、異方性導電体4の斜視図、図3(b)は同断面図である。図4は、異方性導電体4の平面図である。
異方性導電体4の導電部8a〜8dは、図3(a)及び(b)に示すように、絶縁性部材8を所定の密度で貫通する第1微細孔80a〜80dに導電材100を充填して形成されている。
絶縁性部材8は、全体が例えばアルミナ(Al)等のセラミックスによって形成されている。絶縁性部材8の材料としては、セラミックスに代えて、絶縁物として通常に用いられる電気抵抗率(1×1014Ω・cm程度)を有するジエン系ゴムや熱可塑性エラストマの材料を用いることができる。絶縁性部材8は、面発光素子2の高さ寸法に合わせ、厚さ(高さ)が300〜400μmの範囲にある寸法に設定されている。絶縁性部材8には、実装用基板5側に開口し、かつ面発光素子2を収容する凹部8fが設けられている。これにより、面発光素子2が覆われ、外部から保護することができる。凹部8fの形成は、絶縁性部材8に例えばエッチング処理を施すことにより行われる。
導電材100の材料としては、電気抵抗率が1×10Ω・cm以下の材料であれば特に限定されず、具体的には金(Au),銀(Ag),銅(Cu),アルミニウム(Al),マグネシウム(Mg),ニッケル(Ni)などが好適に使用される。中でも電気伝導性の観点から金,銅,アルミニウム,ニッケルが好ましく、特に金,銅が好ましい。図4に示すように、導電部8a,8cは光透過部8eの外側に、また導電部8b,8dは導電部8a,8cの外側にそれぞれ配置されている。
導電部8a〜8d(導電材100)の両端部は、絶縁性部材8の表裏各面から所定の突出量Pをもって突出されている。これにより、導電部8a,8bと第1電極パッド9との電気的接続、導電部8c,8dと第2電極パッド10との電気的接続、及び導電部8b,8dと実装用基板5(第1配線パターン5a,第2配線パターン5b)との電気的接続が確実に行われる。導電材100の突出量Pは5〜30μmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましい。
光透過部8eは、図3(a)及び(b)に示すように、絶縁性部材8を所定の密度で貫通する第2微細孔80eによって形成され、面発光素子2と光導波路3(共に図1に示す)との間に介在して配置されている。そして、光透過部8eは、面発光素子2から出力する光を光導波路3の光路変換面30aに出力するように構成されている。第2微細孔80eは光導波路3によって閉塞されている。これにより、第2微細孔80eを異方性導電体8の光導波路3側で封止することができるとともに、面発光素子2と光導波路3との光結合損失を低減することができる。
第1微細孔80a〜80d及び第2微細孔80eの形成は、例えば複数の微小貫通孔を有するアルミニウム基材(図示せず)に陽極酸化処理を施すことにより酸化皮膜を形成した後、これら酸化皮膜からアルミニウムを除去することにより行われる。第1微細孔80a〜80d及び第2微細孔80eは、その軸線が絶縁性部材8の厚さ方向に対して略平行であり、各直径が軸線方向に沿って略同一の寸法に設定されている。
第1微細孔80a〜80dの直径D及び第2微細孔80eの直径Dは、20〜400nmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましく、特に50〜100nmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましい。
第1微細孔80a〜80d及び第2微細孔80eの密度は、10×1012個/mm又はそれ以上の密度が好ましく、中でも40×1012個/mm以上の密度が好ましく、特に100×1012個/mm以上の密度が好ましい。
第1微細孔80a〜80d及び第2微細孔80eは、互いに隣り合う2つの第1微細孔間のピッチD及び第2微細孔間のピッチDが10μm以上の寸法に設定されていることが好ましく、中でも20〜100μmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましく、特に20〜50μmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましい。
第1微細孔80a〜80dについては、その孔間ピッチDが上記範囲にある寸法に設定されていれば、絶縁性部材8が絶縁壁として十分に機能するため、互いに隣り合う2つの導電材100間で絶縁性部材8の面方向に沿った漏れ電流の発生が抑止される。第2微細孔80eについては、その孔間ピッチDが面発光素子2から出力される光の波長よりも小さい寸法に設定されていることが好ましい。これにより、異方性導電体4(絶縁性部材8)が高屈折率をもつ光透過性部材として機能する。
第1微細孔80a〜80d及び第2微細孔80eは、互いに隣り合う2つの第1微細孔の中心間ピッチD及び第2微細孔の中心間ピッチDが20〜500nmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましく、中でも40〜200nm範囲にある寸法に設定されていることが好ましく、特に50〜140nmの範囲にある寸法に設定されていることが好ましい。
第1微細孔80a〜80dについては、その中心間ピッチDが上記範囲にある寸法に設定されていれば、互いに隣り合う2つの導電材間において十分な絶縁性が得られ、しかも単位面積当たりの導電部8a〜8dの密度を十分に高くすることができる。
一方、第1電極パッド9及び第2電極パッド10は、図4に示すように、絶縁性部材8の天井面(光導波路3側の面)に設けられている。第1電極パッド9は、図1に示すように、導電部8aを介して面発光素子2のp電極2bに、また導電部8bを介して実装用基板5の第1配線パターン5aにそれぞれ電気的に接続されている。第2電極パッド10は、導電部8cを介して面発光素子2のn電極2cに、また導電部8dを介して実装用基板5の第2配線パターン5bにそれぞれ電気的に接続されている。
第1電極パッド9及び第2電極パッド10の形成は、例えば導電性ペーストを絶縁性部材8の天井面にスクリーン印刷した後、焼成することにより行われる。第1電極パッド9及び第2電極パッド10の材料としては、導電部8a〜8dの材料と同様、電気抵抗率が1×10Ω・cm以下の材料であれば特に限定されず、具体的には金(Au),銀(Ag),銅(Cu),アルミニウム(Al),マグネシウム(Mg),ニッケル(Ni)などが好適に使用される。
(光通信装置1の組み立て)
光通信装置1の組み立ては、次に示すようにして行われる。先ず、異方性導電体4の導電部8b,8d上に第1配線パターン5a及び第2配線パターン5bを形成する。次に、異方性導電体4の凹部8f内に面発光素子2を収容してp電極2b及びn電極2cをそれぞれ異方性導電体4の導電部8a,8cに半田ボールによって接続する。次に、面発光素子2の実装用基板側にスペーサ7を取り付ける。次に、異方性導電体4の導電部8b及び8dを半田ボール11によって実装用基板5の第1配線パターン5a及び第2配線パターン5bに接続して異方性導電体4及び面発光素子2を実装用基板5に実装する。これにより、面発光素子2と実装用基板5との間にスペーサ7が介装される。そして、異方性導電体4と実装用基板5との間の空隙を封止部材12によって封止し、面発光素子2に光透過部8cを介して光結合する光導波路3を異方性導電体4の天井面に接着する。
(光通信装置1の動作)
図1において、実装用基板5上の図示しない駆動ICから駆動信号を出力すると、駆動信号は、実装用基板5上の第1配線パターン5a及び第2配線パターン5b、半田ボール11、異方性導電体4の導電部8b,8d、第1電極パッド9及び第2電極パッド10、導電部8a,8c、及び半田ボール6を介して面発光素子2のp電極2b及びn電極2cに供給される。面発光素子2は、駆動信号に基づいて発光部2aから光信号を出力する。面発光素子2から光信号は、異方性導電体4の光透過部8eを透過し、光導波路3の光路変換面30aで反射し、コア3aを伝播し、光導波路3に接続された図示しない光ファイバに伝送される。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。図6は、面発光素子2の斜視図である。
本実施の形態の光通信装置21は、面発光素子2の一方側(半導体層の発光部形成面側)にp電極2bが、また他方側(半導体層の発光部形成面側と反対側の面側)にn電極2cがそれぞれ配置されている点に特徴がある。第1の実施の形態と機能が同一のものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
面発光素子2は、図6に示すように、n電極2cが半導体層の発光部面と反対側の面全体に形成されている。面発光素子2は、図5に示すように、p電極2bが導電部8aを介して第1電極パッド9に、またn電極2cがスペーサ22を介して実装用基板5の第2配線パターン5bにそれぞれ電気的に接続されている。スペーサ22の材料としては、例えば銀ペース等の導電性接着剤が用いられる。
異方性導電体4は、第1の実施の形態と同様のものを用いるが、第2電極パッド10は、ダミー用電極パッドとして用いられ、導電部8c、8dは、ダミー導電部として用いられる。実装用基板5上の第3配線パターン23はダミー用配線パターンとして用いられる。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を断面図である。図8は、異方性導電体の分解斜視図である。図7及び図8において、図1と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態の光通信装置31は、異方性導電体4の絶縁性部材8が面発光素子2の光軸に沿う2方向に開口する脚部8Aと、この脚部8Aの両開口部のうち一方の開口部を閉塞する天板部8Bとによって形成されている点に特徴がある。
脚部8Aは、第1配線パターン5aに電気的に接続する導電部8bと、第2配線パターン5bに電気的に接続する導電部8d導電部8dとを有する。
天板部8Bは、中央に設けられた光透過部8eと、光透過部8eの周囲に設けられた導電部8a及び導電部8bと、導電部8aに電気的に接続された第1電極パッド9と、導電部8cに電気的に接続された第2電極パッド10とを有する。
面発光素子2のp電極2bは、第1電極パッド9、導電部8b及び半田ボール11を介して第1配線パターン5aに電気的に接続され、面発光素子2のn電極2cは、第2電極パッド10、導電部8d及び半田ボール11を介して第2配線パターン5bに電気的に接続される。
脚部8Aは、図8に示すように、面発光素子2を収容する収容空間80Aを有する角形箱によって形成されている。天板部8Bは、光透過部8eを一部に有する矩形板によって形成されている。これにより、異方性導電体4における導電部8a〜8dの経路長が短縮されるとともに、異方性導電体4の加工が簡単になる。脚部8Aの形成は、例えばセラミックス等の絶縁性部材にレーザ加工を施すことにより行われる。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る異方性導電体の分解斜視図である。本実施の形体の異方性導電体4は、天板部8Bを全体を光透過部80Bとしたものである。天板部8Bは、例えばPMMA(ポリメタクリル酸メチル)樹脂等の光透過性部材によって形成してもよい。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明の第5の実施の形態に係る異方性導電体の要部断面図である。本実施の形態の異方性導電体4は、導電部8b及び導電部8dの下端部にそれぞれ電極パッド91,92を形成したものである。これにより、電極パッド91,92及び第1配線パターン5a,第2配線パターン5bの表面粗さが大きい場合でも、電極パッド91,92と配線パターン5a,5bとの接触面積を増やすことができる。
[第6の実施の形態]
図11は、本発明の第6の実施の形態に係る光通信装置の概略の構成を示す断面図である。本実施の形態は、第1の実施の形態において、異方性導電体4の天板部8Bの凹部側に電極パッド93、94を形成したものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。面発光素子2のp電極2bは、半田ボール6及び電極パッド93を介して導電部8aに電気的に接続され、n電極2cは、半田ボール6及び電極パッド94を介して導電部8cに電気的に接続される。なお、電極2b,2cと電極パッド93,94は、半田ボール6の代わりに導電性接着剤を用いて電気的に接続してもよい。電極パッド93,94の大きさは、半田ボール6の接触部分前面に1つの島として設けても良いし、導電部8a,8cが複数個入る大きさとしてもよい。また、電極パッド93,94の数は、各電極2b,2cに対してそれぞれ複数としてもよい。なお、第2の実施の形態においても、第6の実施の形態と同様に、異方性導電体4の天板部8Bの凹部側に導電部8aに電気的に接続する電極パッド93を形成してもよい。
以上、本発明の光通信装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)各実施の形態では、第1電極パッド9及び第2電極パッド10が導電性ペーストを絶縁性部材8の天井面にスクリーン印刷した後、焼成することにより形成される場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、絶縁性部材8の天井面に金属箔を積層した後、エッチング処理によるパターン形成によって電極パッドを形成してもよい。
(2)各実施の形態では、面発光素子2が異方性導電体4に半田ボール6によって、また異方性導電体4が実装用基板5に半田ボール11によってそれぞれ電気的に接続されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、異方性導電体に面発光素子を、実装用基板に異方性導電体をそれぞれ熱圧着して接続してもよい。また、導電性接着剤を用いて異方性導電体に面発光素子を、実装用基板に異方性導電体をそれぞれ電気的に接続してもよい。
(3)各実施の形態では、光通信装置がVCSELからなる面発光素子2を備えた場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、発光ダイオードなど他の発光素子を備えた場合やフォトダイオードなどの受光素子を備えた場合であってもよく、また両光素子を備えた場合であってもよい。
1…光通信装置、2…面発光素子、2a…発光部、2b…p電極、2c…n電極、3…光導波路、3a…コア層、3b…クラッド層、4…異方性導電体、5…実装用基板、5a…第1配線パターン、5b…第2配線パターン、6…半田ボール、7…スペーサ、8…絶縁性部材、8A…脚部、8B…天板部、8a〜8d…導電部、8e…光透過部、8f…凹部、9…第1電極パッド、10…第2電極パッド、11…半田ボール、12…封止部材、21…光通信装置、22…スペーサ、23…第3配線パターン、30a…光路変換面、31…光通信装置、32…封止部材、80A…収容空間、80B…光透過部、80a〜80d…第1微細孔、80e…第2微細孔、91〜94…電極パッド

Claims (11)

  1. 凹部を形成するように構成された脚部及び天板部を有し、前記脚部及び前記天板部に前記脚部が延びる方向に貫通孔による複数の微細孔が形成された絶縁性部材と、
    前記絶縁性部材の前記天板部の前記脚部が接続されていない領域のうち、一部の領域を光透過領域とし、他の領域の前記微細孔に導電材を充填して形成された第1導電部と、
    前記絶縁性部材の前記天板部の前記脚部が接続されている領域、及び前記脚部の前記微細孔に導電材を充填して形成された第2導電部と
    を備えた異方性導電体。
  2. 前記天板部の天井面に設けられ、前記第1導電部と前記第2導電部とを電気的に接続する電極パッドを、
    更に備えた請求項1に記載の異方性導電体。
  3. 前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続された電極パッドを、
    更に備えた請求項1又は2に記載の異方性導電体。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載された異方性導電体と、
    前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、
    発光部又は受光部が形成された面側に前記第1導電部に接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、
    前記脚部に形成された前記第導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板と
    を備えた光通信装置。
  5. 前記絶縁性部材は、
    前記天板部と前記脚部との間に設けられ、前記第1導電部と前記第2導電部とを電気的に接続する電極パッドを、
    更に備えた請求項1に記載の異方性導電体。
  6. 前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記第2導電部に電気的に接続された電極パッドを、
    更に備えた請求項に記載の異方性導電体。
  7. 請求項5又は6に記載された異方性導電体と、
    前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、
    発光部又は受光部が形成された面側に前記天板部と前記脚部との間に設けられた前記電極パッドに接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、
    前記脚部に形成された前記第導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板と
    を備えた光通信装置。
  8. 凹部を形成するように構成された脚部及び透光性を有する材料から形成された天板部を有し、前記脚部に前記脚部が延びる方向に貫通孔による複数の微細孔が形成された絶縁性部材と、
    前記絶縁性部材の前記脚部の前記微細孔に導電材を充填して形成された導電部と、
    前記絶縁性部材の前記天板部と前記脚部との間に前記凹部に露出するように設けられ、前記導電部に電気的に接続された電極パッドと
    を備えた異方性導電体。
  9. 前記脚部の先端面に設けられ、前記脚部に形成された前記導電部に電気的に接続された電極パッドを、
    更に備えた請求項に記載の異方性導電体。
  10. 請求項8又は9に記載された異方性導電体と、
    前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、
    発光部又は受光部が形成された面側に前記天板部と前記脚部との間に設けられた前記電極パッドに接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、
    前記脚部に形成された前記導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板と
    を備えた光通信装置。
  11. 請求項2に記載された異方性導電体と、
    前記異方性導電の前記天板上に配置され、前記光透過領域に対向する位置に光路変換面が形成されたコア及び前記コアを覆うクラッドを有する光導波路と、
    発光部又は受光部が形成された面側に前記第1導電部に接続された電極を有し前記異方性導電体の前記凹部に配置された光素子と、
    前記脚部に形成された前記第導電部に電気的に接続されて前記異方性導電体が実装される実装用基板とを備え、
    前記異方性導電体の前記第1導電部及び前記第2導電部は、それぞれ2つずつ設けられ、
    前記電極パッドは、2つ設けられ、
    2つの前記第1導電部及び2つの前記第2導電部のうち一方の前記第1導電部及び前記第2導電部をダミー用として用いた
    光通信装置。
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