JP2007072199A - 光モジュールおよび光伝送装置 - Google Patents

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一宏 逆井
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Abstract

【課題】 面型発光素子と光導波路との光軸合せが容易で長期的な信頼性を確保することができる光モジュールおよび光伝送装置を提供する。
【解決手段】 金属ステム10には、受光素子12及び発光素子13がサブマウント16により位置決めされ、このサブマウント16には導光部15aを有する光導波路15の一端が位置決め保持され、光導波路15の他端とキャップ17に設けられた透過窓18とが接着剤等の固定部材20により固定される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光素子や受光素子による光素子と光導波路を用いて光通信を行う光モジュールおよび光伝送装置に関する。
従来より、低コストの光伝送装置として、面発光レーザー(VCSEL)やフォトダイオード(PD)など実装面と反対側に受発光部を備えた面型光素子を用いた光伝送装置が知られており、これらの小型化、低コスト化、高機能化などのために光ファイバなどの光伝送媒体と面型光素子との光学的結合に光導波路を用いることが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された光モジュールは、面発光型あるいは面受光型の光素子に光導波路を有しており、光導波路に凹部を形成し、これを目印に光素子に対し光導波路をCCDカメラを用いて光学的に位置決めし、両者を接着剤により結合している。
特開2004−212774号公報
しかし、従来の光モジュールは、光導波路の他端が固定されていないため、経時変化により光軸ズレが生じ、結合効率の低下を招くという問題がある。また、光学的な位置決めでは、光軸合わせが難しいという問題がある。
本発明の目的は、面型発光素子と光導波路との光軸合せが容易で長期的な信頼性を確保することができる光モジュールおよび光伝送装置を提供することにある。
本発明の第1の態様は、上記目的を達成するため、台座部と、受光または発光する面型光素子と、両端部にそれぞれ形成された光入出射端面間で光を伝送する光導波路と、前記台座部に取り付けられ、前記面型光素子および前記光導波路の一方の端部を位置決め保持する保持部材と、前記台座部に取り付けられ、前記光導波路の前記他方の端部に対向する位置に光透過窓を有して前記保持部材、前記光素子および前記光導波路を覆うキャップと、前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップとを固定する固定部材とを備えたことを特徴とする光モジュールを提供する。
上記光モジュールによれば、光導波路の両端部が固定されるため、光ファイバ等の光伝送媒体との結合効率の長期的な信頼性が得られる。
前記光導光路は、板状の導光路を用いることができる。
前記固定部材として、前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップの前記光透過窓とを、屈折率整合性を有する接着剤、屈折率整合性を有する充填材、屈折率整合性を有する弾性部材や、接着性、弾性および屈折率整合性を有するものを用いることができる。
固定部材が屈折率整合性を有することで、光導波路の光入出射端面の反射が減少し、光源への戻り光や受光素子へのクロストークが減少する。固定部材が接着性を有することで、光導波路とキャップ側とを強固に固定することができる。固定部材として充填材を用いた場合は、光導波路を広い面積で押さえて確実に固定することができる。固定部材が弾性を有することで、振動や熱膨張係数差による変位を吸収することができる。
前記固定部材として、前記光導波路の前記他方の端部の前記光入出射端面以外の部分と前記キャップとの間を固定する場合は、前記光導波路を加圧固定する弾性部材や、接着剤を用いることができる。
前記キャップの前記光透過窓は、前記光導波路側に凹部を有し、前記固定部材は、屈折率整合性を有して前記凹部に収容され、前記光導波路の前記他方の端部と前記凹部との間を固定する構成とすることができる。少ない量の固定部材で光導波路と光透過窓とを固定することができる。
前記台座部および前記キャップは、金属からなる構成とすることができる。これにより、外部からのノイズやクロストークを低減することができる。
前記保持部材は、前記面型光素子を嵌入して位置決めする第1の貫通穴と、前記光導波路を嵌入して位置決めする第2の貫通穴とを備えた構成とすることができる。この構成によれば、面型光素子および光導波路を貫通穴に嵌入するだけで、面型光素子および光導波路の位置決めができるため、面型光素子と光導波路との光軸合せが容易となる。また、位置決め手段として貫通穴を用いることにより、保持部材の形成が容易となる。
前記保持部材は、前記面型光素子を嵌入して位置決めする第1の凹部と、前記光導波路を嵌入して位置決めする第2の凹部とを備えた構成とすることができる。この構成によれば、面型光素子および光導波路を凹部に嵌入するだけで、面型光素子および光導波路の位置決めができるため、面型光素子と光導波路との光軸合せが容易となる。また、第1の凹部の深さを調整することにより、面型光素子の受発光面と光導波路の光入出射端面との間にギャップを設けることができる。このギャップに屈折率整合層を形成することで、面型光素子と光導波路との結合効率を高めることができる。また、ギャップの存在により面型光素子からの発熱により光導波路の導光部が損傷するのを防止することができる。
前記面型光素子は、面型発光素子と、面型受光素子とからなり、前記光導波路は、前記面型発光素子および前記面型受光素子にそれぞれ光結合される前記光入出射端面の光入射部および光出射部と、外部の光伝送媒体に光結合される前記他方の端部の光入出射端面の1つの光入出射端部とを接続する導光部を有する構成とすることができる。この構成によれば、小型で1芯双方向通信を行うことができる。
本発明の第2の態様は、上記目的を達成するため、上記光モジュールと、前記光モジュールに装着され、光伝送媒体が接続される光学系を有するハウジングと、前記光モジュールに接続された回路基板とを備えたことを特徴とする光伝送装置を提供する。
上記光伝送装置によれば、光導波路の両端部を固定した光モジュールを回路基板に搭載したことにより、光伝送装置の長期的な信頼性が得られる。
本発明によれば、面型発光素子と光導波路との光軸合せが容易で長期的な信頼性を確保することができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光伝送装置を示す。更に、図2は、図1のA−A線断面図である。
この光伝送装置1は、光伝送媒体としての光ファイバ4が接続される光モジュール2と、この光モジュール2が実装される回路基板3とを備えて構成されている。
光モジュール2は、台座部としての金属ステム10と、金属ステム10上の配設された面型光素子としての受光素子12および発光素子13と、受光素子13からの出力信号を増幅するIC14と、受光素子12および発光素子13に光結合される光導波路15と、受光素子12、発光素子13および光導波路15を位置決め保持する保持部材としてのサブマウント16と、天井面に開口17aを有して金属ステム10上の各部材を封止する金属製のキャップ17と、開口17aを内側から封止する透過窓18と、透過窓18と光導波路15とを固定する固定部材20とを備える。
また、この光モジュール2は、金属ステム10上に絶縁体19によって保持された複数の電極ピン11を有し、受光素子12、発光素子13、IC14、電極ピン11間をボンディングワイヤ21A〜21Jによって接続しており、光ファイバ4を接続するハウジング5をキャップ17の外側に装着している。
ハウジング5は、例えば、透明な樹脂をモールドして作られており、キャップ17に着脱自在に装着される。このハウジング5は、キャップ17に外嵌されるハウジング部51と、ハウジング部51内の中心部に形成されたレンズ部52と、ハウジング部51の上部に筒状に形成されて内部に光ファイバ4が嵌入される光ファイバ挿入部53と、光ファイバ挿入部53の外周に設けられた鍔部54とを備える。
ハウジング部51は、その下端面がキャップ17の周縁部の上面との間に所定の間隙を有している。これにより、ハウジング5を上下、左右方向に微調整でき、レンズ部52の焦点調整が行えるようになっている。
金属ステム10は、グランド用のボンディングワイヤの接続が可能な材料、例えば、銅、銅合金等の金属により円板状に加工されている。
電極ピン11A,11Bは送信信号用である。また、電極ピン11C〜11Fは受信用であり、電極ピン11Cは電源用、電極ピン11Dはグランド(GND)用、電極ピン11E,11Fは差動出力用である。
受光素子12は、上面に光信号を受光する受光部12aを備え、下面に金属ステム10に実装される実装面を備え、上面に2つの電極を有する面型光素子であり、例えば、GaAs製PINフォトダイオードを用いることができる。
発光素子13は、上面に光信号を発光する発光部13aを備え、下面に金属ステム10に実装される実装面を備え、上面と下面に電極を有する面型光素子であり、例えば、波長850nmのVCSELを用いることができる。
光導波路15は、例えば、高分子光導波路であり、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等のコア材からなるト字形の導光部15aを形成し、導光部15aの周囲にコア材よりも屈折率の小さいフッ素系ポリマー等からなるクラッドを形成して構成されている。導光部15aは、光ファイバと光結合される1つの光入出射部と、発光素子13の発光部13aと光結合される光入射部と、受光素子12の受光部12aと光結合される光出射部とを有する。このような光導波路15は、例えば、特開平2004−226941号公報に開示されているように作製することができる。すなわち、硬化性樹脂からなる型の表面に形成された凹部に紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂からなるコア形成用硬化性樹脂を充填し、型表面にクラッド用フィルム基材を接合させ、コア形成用硬化性樹脂を硬化させてコアを形成した後、型を剥離し、クラッド用フィルム基材のコア形成面側にクラッド層を形成することにより、高分子光導波路が作製される。
キャップ17は、外部からのノイズを低減するために、金属により缶状に形成され、図2に示すように、下端部は金属ステム10に導電性接着剤等により固定される。
透過窓18は、例えば、所定の形状に加工したポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、アモルファスポリオレフィン等のプラスチック材料や、無機ガラス等からなる。透過窓18は、その周辺部が接着剤等によりキャップ17の内面に固定される。
固定部材20は、光導波路15および透過窓18の屈折率と同程度の屈折率を有し、その屈折率差は、フレネル反射による伝送損失の面から0.1以内であることが好ましく、より好ましくは0.05以内である。固定部材20は、屈折率整合性、透光性を有する接着剤、例えば、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、紫外線硬化型接着剤等を用いることができる。
(回路基板の構成)
回路基板3は、絶縁材料からなる基材の表裏面に形成された導電パターンと、導電パターンに接続され、光モジュールの電極ピン21が貫通されるピンホールと、発光素子13を駆動する駆動用IC,コンデンサ,抵抗等の各種の電子部品とを備える。
(サブマウントの構成)
図3は、サブマウントの構成を示す。サブマウント16は、樹脂モールド等による本体16aと、本体16aの中央部に設けられ、受光素子12および発光素子13の上に光導波路15を載置した外形に沿った形状を有し、受光素子12、発光素子13および光導波路15を嵌入して位置決めする貫通孔16bとを有している。
(光モジュールの組立)
サブマウント16を電極ピン21を有する金属ステム10上の所定の位置に接着剤により固定し、サブマウント16の貫通穴16bに受光素子12および発光素子13を嵌入してそれらの実装面を接着剤により金属ステム10に固定する。なお、発光素子13については導電性接着剤を用いて固定する。続いて、下端面が受光素子12および発光素子13に当接するように光導波路15をサブマウント16の貫通穴16bに嵌入し、光導波路15を接着剤によりサブマウント16に固定する。導光部15aの下端面は、受光素子12の受光部12aおよび発光素子13の発光部13aにそれぞれ光学的に結合される。IC14を金属ステム10上の所定の位置に固定する。
次に、発光素子13と送信系の電極ピン11Bをボンディングワイヤ21Aで接続する。IC14のグランド用電極及び電極ピン11A、11Dと金属ステム10とをボンディングワイヤ21C,21F,21J,21Gによって接続する。受光素子12とIC14、IC14と受信系の電極ピン11E,11Fとをそれぞれボンディングワイヤ21H,21I,21D,21Eによって接続する。
このようにして製造された光モジュール2の電極ピン11A〜11Fを図2に示す回路基板3に形成された接続穴(スルーホール)に貫通させて、光モジュール2を実装する。次に、ハウジング5をキャップ18に嵌合させ、光ファイバ4を光ファイバ挿入部53に保持し、ハウジング5を位置決めした後、ハウジング5をエポキシ樹脂によってキャップ18に固定する。以上により、光伝送装置1が完成する。
(光伝送装置の動作)
光ファイバ4から光モジュール2に光信号が送られてくると、透過窓18及び固定部材20を介して光導波路15の導光部15aに入光する。導光部15aからの光信号は、受光素子12の受光部12aに入光し、受光素子12によって光電変換され、その電気信号がIC14によって増幅され、これによる差動信号が電極ピン11E,11Fを介して回路基板3に出力される。
一方、電極ピン11Aに外部から入力された信号により発光素子13が駆動されると、発光部13aは光信号を生成する。この光信号は、光導波路15の導光部15aに入光し、さらに固定部材20及び透過窓18を介して光ファイバ4へ送出される。以上のようにして1芯双方向通信が行われる。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ)光導波路15の一端をサブマウント16に固定し、光導波路15の他端を透過窓18に固定部材20により固定したので、CANパッケージ内に光導波路15を垂直実装した構成において長期的な信頼性を確保することができる。
(ロ)光導波路15と透過窓18の固定が、固定部材20のみにより行えるため、光モジュール2ひいては光伝送装置1の低コスト化を図ることができる。
(ハ)受光素子12、発光素子13および光導波路15をサブマウント16の貫通穴16bに嵌入するだけで、受光素子12および発光素子13と光導波路15の導光部15aとの位置決めができるため、受光素子12および発光素子13と光導波路15との光軸合せが容易となる。
(サブマウントの他の構成例)
図4は、サブマウントの他の構成例を示す。同図中、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図である。このサブマウント16は、受光素子12の高さ以上の深さを有して受光素子12を嵌入して位置決めする凹部16dと、この凹部16dに隣接させて設けられ、発光素子13の高さ以上の深さを有して発光素子13を嵌入して位置決めする凹部16eと、凹部16d,16eの一部をカットするようにして帯状に形成され、光導波路15を嵌入して位置決めする凹部16fとを備える。
なお、図4のサブマウント16を用いた場合、搭載面(下面)が金属ステム10に接触しないので、グランド接続が行えない。そこで、上面に電極を有する光素子を用い、ワイヤボンディングによりグランド接続を行う。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光モジュールを示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光モジュール2において、固定部材20にゲル状屈折率整合剤を用いるとともに、この固定部材20をキャップ17と光導波路15の間に充填させたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
ゲル状屈折率整合剤として、例えば、透明なゲル状シリコーン系樹脂を用いることができる。ゲル状屈折率整合剤は、光導波路15及び透過窓18の屈折率と同程度の屈折率を有し、その屈折率差は、フレネル反射による伝送損失の面から0.1以内であることが好ましく、より好ましくは0.05以内である。このゲル状屈折率整合剤は、ゼリー状であるため、キャップ17の内面に対して十分な接着力が得られる。
第2の実施の形態によれば、固定部材20にゲル状屈折率整合剤を用いることによって、光導波路15を広い面積を押さて光導波路15を確実に固定することができ、長期的な信頼性を確保できる。また、低コスト化を可能にすることができる。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る光モジュールを示す。また、図7は、図6の光モジュールにおける固定部材の配置及び形状を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光モジュール2において、固定部材20に弾性部材を用いると共に、この固定部材20を光導波路15の端面の中央付近で、かつ導光部15aの位置から外した位置に設けたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
弾性部材として、例えば、透明なシリコーンゴム等を用いることができ、図7の(a)のように円形に形成し、或いは、同図(b)のように楕円型に形成する。いずれの場合も、光導波路15及び透過窓18に対して固定部材20が弾性力(加圧力)を付与するように配設する。
この弾性部材は、光導波路15側に設けてもよいし、透過窓18側に設けてもよい。光導波路15側に弾性部材を設けた場合には、確実かつ安定に光導波路15と透過窓18を固定することができる。また、透過窓18に弾性部材を設けた場合には、光モジュール2を簡易に製造することが可能になる。
第3の実施の形態によれば、固定部材20に弾性部材を用いているので、振動や熱膨張係数差による変位を吸収することができ、長期的な信頼性を確保できる。また、低コスト化を可能にすることができる。
[第4の実施の形態]
図8は、本発明の第4の実施の形態に係る光モジュールを示す。また、図9は、図8の固定部材の周辺構成を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態の光モジュール2において、図9に示すように、透過窓18に突堤状のガイド部18aを設け、このガイド部18aによって形成された凹部18b内に接着剤またはゲル状屈折率整合剤による固定部材20を挿入するようにしたものであり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
第4の実施の形態によれば、透過窓18の凹部18b内に固定部材20を挿入したことにより、より安定に光導波路15と透過窓18の固定が行えると共に、固定部材20のはみ出しを極力抑えることができるので、少量の固定部材20によって光導波路15を固定することができる。
なお、ガイド部18aは、透過窓18に代えて、キャップ17の内面の透過窓18の周辺近傍に設けてもよい。また、ガイド部18aは円形、角形等に形成するほか、対向する2辺に設ける構成であってもよい。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々な変形が可能である。
また、上記光伝送装置1及び光モジュール2においては、発光素子と受光素子の組み合わせについて示したが、このほか、発光素子と発光素子、受光素子と受光素子の組み合わせであってもよい。なお、上記の組み合わせに応じて、光導波路15の導光部15aは、その形状をY字形等に変更する。
また、光モジュール2に発光素子13を駆動する駆動用ICを搭載してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る光伝送装置の主要部の構成を示す平面図である。 図1の光伝送装置のA−A線断面図である。 第1の実施の形態に係る光モジュールのサブマウントの構成を示す平面図である。 サブマウントの他の構成例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光モジュールを示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光モジュールを示す断面図である。 図6の光モジュールにおける固定部材の配置及び形状を示し、(a)は固定部材を円形に形成した場合の平面図、(b)は固定部材を楕円型に形成した場合の平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光モジュールを示す断面図である。 図8の固定部材の周辺構成を示し、(a)は正面断面図、(b)側面断面図である。
符号の説明
1 光伝送装置
2 光モジュール
4 光ファイバ
5 ハウジング
10 金属ステム
11A〜11F 電極ピン
12 受光素子
12a 受光部
13 発光素子
13a 発光部
14 IC
15 光導波路
15a 導光部
16 サブマウント
16a 本体
16b 貫通孔
16d〜16f 凹部
17 キャップ
17a 開口
18 透過窓
18a ガイド部
18b 凹部
19 絶縁体
20 固定部材
21A〜21J ボンディングワイヤ
51 ハウジング部
52 レンズ部
53 光ファイバ挿入部
54 鍔部

Claims (14)

  1. 台座部と、
    受光または発光する面型光素子と、
    両端部にそれぞれ形成された光入出射端面間で光を伝送する光導波路と、
    前記台座部に取り付けられ、前記面型光素子および前記光導波路の一方の端部を位置決め保持する保持部材と、
    前記台座部に取り付けられ、前記光導波路の前記他方の端部に対向する位置に光透過窓を有して前記保持部材、前記光素子および前記光導波路を覆うキャップと、
    前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップとを固定する固定部材とを備えたことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記光導光路は、板状の導光路であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記固定部材は、前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップの前記光透過窓とを接着する屈折率整合性を有する接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  4. 前記固定部材は、前記光導波路の前記他方の端部の周囲に充填された屈折率整合性を有する充填材であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  5. 前記固定部材は、前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップの前記光透過窓との間に設けられ、前記光導波路を加圧固定する屈折率整合性を有する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  6. 前記固定部材は、接着性、弾性および屈折率整合性を有して前記光導波路の前記他方の端部と前記キャップの前記光透過窓とを固定することを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  7. 前記固定部材は、前記光導波路の前記他方の端部の前記光入出射端面の光入出射部以外の部分と前記キャップとの間に設けられ、前記光導波路を加圧固定する弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  8. 前記固定部材は、前記光導波路の前記他方の端部の前記光入出射端面の光入出射部以外の部分と前記キャップとの間を固定する接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  9. 前記キャップの前記光透過窓は、前記光導波路側に凹部を有し、
    前記固定部材は、屈折率整合性を有して前記凹部に収容され、前記光導波路の前記他方の端部と前記凹部との間を固定することを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  10. 前記台座部および前記キャップは、金属からなることを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  11. 前記保持部材は、前記面型光素子を嵌入して位置決めする第1の貫通穴と、前記光導波路を嵌入して位置決めする第2の貫通穴とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  12. 前記保持部材は、前記面型光素子を嵌入して位置決めする第1の凹部と、前記光導波路を嵌入して位置決めする第2の凹部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  13. 前記面型光素子は、面型発光素子と、面型受光素子とからなり、
    前記光導波路は、前記面型発光素子および前記面型受光素子にそれぞれ光結合される前記光入出射端面の光入射部および光出射部と、外部の光伝送媒体に光結合される前記他方の端部の光入出射端面の1つの光入出射端部とを接続する導光部を有することを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の光モジュールと、
    前記光モジュールに装着され、光伝送媒体が接続される光学系を有するハウジングと、
    前記光モジュールに接続された回路基板とを備えたことを特徴とする光伝送装置。
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