JP5083357B2 - 車両運動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の横方向の運動状態に基づいてホイールシリンダ(以下、W/Cという)に発生させる圧力(以下、W/C圧という)を制御し、車両の横転を抑制する車両運動制御装置に関するものである。
従来、特許文献1において、車両の横転安定性の制御を行うことができるシステムが開示されている。このシステムでは、旋回走行時に横加速度が発生したときに、その際のロール角がしきい値を超える量が大きいほど左右輪の制動力に差がつくように旋回外前輪の制動力を大きくし、ヨートルクを誘発させることでアンダーステアを発生させ、横滑りを起こさせる。これにより、その間にアンダーステアで発生する逆向きの横加速度で車両のロール角が小さくなるようにし、車両が横転しないように横転安定性を制御している。
特開2001−219840号公報
しかしながら、既に大きなアンダーステアが発生しているような状況下や、ドライバが操舵を戻しているような状況下においては、さらにアンダーステアを発生させる必要はないため、旋回外前輪に対する制動力の増加を続けるのは好ましくない。
特に、一般的な乗用車においてはアンダーステアを発生させることで横滑りを起こさせることが有効であるが、トラックのような大型車両においては、上記のような従来の制御を適用して旋回外前輪に制動力を付与すると、その際の前後の荷重移動が大きいことと、そのために横滑りが起き難いこと、および、旋回時のロール角が早期に大きくなり易いことが相まって、意図する横滑りが起きずに旋回外前輪を支点としたピッチング現象、つまり旋回外前輪位置を支点としてノーズダイブ(車体が前のめりになる状態)してしまう現象を誘発する可能性がある。
本発明は上記点に鑑みて、ロール角が大きくなることを抑制しつつ、さらにアンダーステアを増大させる必要が無くなったときに、早期にアンダーステアの増大を抑制することができる車両運動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、実加速度(Gyr)が車両の横転を抑制する横転抑制制御を実行すべき目標横加速度(Gth)以上であり、モード設定手段(100)にて横転制御モードが設定されているときに、判定手段(130)が舵角横加速度(Gys)が目標横加速度未満であることを判定すると、増圧禁止手段(140)にて、横転抑制制御の制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止することを特徴としている。
このように、実横加速度が目標横加速度以上であったとしても、舵角横加速度が目標横加速度未満であるときに、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止するようにしている。このため、横転を抑制するために積極的にアンダーステアを発生させるようにしてロール角が大きくなることを抑制しつつ、さらにアンダーステアを増大させる必要が無くなったときに、早期にアンダーステアの増大を抑制することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、実加速度(Gyr)が車両の横転を抑制する横転抑制制御を実行すべき目標横加速度(Gth)以上であり、モード設定手段(100)にて横転制御モードが設定されているときに、判定手段(130)がヨーレート横加速度(Gyy)が目標横加速度未満であることを判定すると、増圧禁止手段(140)にて、横転抑制制御の制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止することを特徴としている。
このように、実横加速度が目標横加速度以上であったとしても、ヨーレート横加速度が目標横加速度未満であるときに、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止するようにしている。このため、横転を抑制するために積極的にアンダーステアを発生させるようにしてロール角が大きくなることを抑制しつつ、さらにアンダーステアを増大させる必要が無くなったときに、早期にアンダーステアの増大を抑制することが可能となる。
具体的には、増圧禁止手段は、横転抑制制御の制御対象輪のW/C圧の増圧が設定されているときに、該W/C圧の増圧に代えて該W/C圧の保持を設定することにより、W/C圧増圧を禁止している
請求項4に記載の発明では、モード設定手段により横転制御モードが設定されたとき、横転抑制制御の制御対象輪に対して、横転抑制制御における目標スリップ率と実スリップ率取得手段で取得された実スリップ率の差である目標スリップ偏差(α)に基づいて制御対象車輪のW/C圧の増減圧を設定する増減圧設定手段(120)を有し、禁止手段は、ヨーレート横加速度が目標横加速度未満になったと判定されると、設定手段にてW/C圧の増圧が設定されているときには該W/C圧の増圧を0に設定し、設定手段にてW/C圧の減圧が設定されているときには該W/C圧の減圧をそのまま設定することを特徴としている。
このようにすれば、W/C圧の増圧が設定されていても、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止し、現在発生させられているW/C圧を保持することが可能となる。また、W/C圧の減圧が設定されているときには、W/C圧の減圧を優先して実行し、アンダーステアが解消されていくようにすることができる。
また、請求項5に記載したように、増圧禁止手段(140)にて、横転抑制制御の制御対象輪のW/C圧の増圧が設定されているときに、該W/C圧の増圧に代えて該W/C圧の減圧を設定することにより、W/C圧の増圧を禁止することもできる。そして、このようにW/C圧の減圧を設定するようにすれば、よりアンダーステアを早く解消することが可能となる。
このような車両運動制御装置は、請求項6に記載したように、車両としてトラックに適用されると好適である。すなわち、特に、トラックのような大型車両のように、アンダーステアを増大させて横滑りを発生させようとしても、意図する横滑りが起きずに旋回外前輪を支点としたピッチング現象を誘発する可能性があるような場合に、より適度なアンダーステアに制限することが可能となり、大型車両の走行安定性を向上させることが可能となる。
また、請求項7に記載したように、モード設定手段は、車両の重心高に応じて該重心高が高いほど目標横加速度を小さくすることができる。このように、車両重心高に対応して横転抑制制御が実行され易くなるようにしても良い。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる車両運動制御を実現する車両用のブレーキ制御システム1の全体構成を示したものである。 ブレーキECU70の信号の入出力の関係を示すブロック図である。 ブレーキECU70がプログラムに従って実行する横転抑制制御処理の全体を示したフローチャートである。 既に強いアンダーステアが発生していて、これ以上のさらにアンダーステアを増大させる必要は無い状況における舵角横加速度Gysと実横加速度Gyrの変化を示したタイミングチャートである。 ドライバが操舵を戻した状況における舵角横加速度Gysと実横加速度Gyrの変化を示したタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両運動制御を実現する車両用のブレーキ制御システム1の全体構成を示したものである。本実施形態のブレーキ制御システム1は、例えば5t未満のトラックのような大型車両に適用されと好適なものであり、本ブレーキ制御システム1により、車両の運転制御として横転抑制制御を行うことで車両の横転抑制を図っている。以下、図1を参照して、本実施形態のブレーキ制御システム1について説明する。
図1において、ドライバがブレーキペダル11を踏み込むと、倍力装置12にて踏力が倍力され、M/C13に配設されたマスタピストン13a、13bを押圧する。これにより、これらマスタピストン13a、13bによって区画されるプライマリ室13cとセカンダリ室13dとに同圧のM/C圧が発生する。M/C圧は、ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50を通じて各W/C14、15、34、35に伝えられる。
ここで、M/C13は、プライマリ室13cおよびセカンダリ室13dそれぞれと連通する通路を有するマスタリザーバ13eを備える。
ブレーキ液圧制御用アクチュエータ50は、第1配管系統50aと第2配管系統50bとを有している。第1配管系統50aは、左前輪FLと右後輪RRに加えられるブレーキ液圧を制御し、第2配管系統50bは、右前輪FRと左後輪RLに加えられるブレーキ液圧を制御する。なお、第1配管系統50aと第2配管系統50bとは、同様の構成であるため、以下では第1配管系統50aについて説明し、第2配管系統50bについては説明を省略する。
第1配管系統50aは、上述したM/C圧を左前輪FLに備えられたW/C14及び右後輪RRに備えられたW/C15に伝達し、W/C圧を発生させる主管路となる管路Aを備える。
管路Aは、連通状態と差圧状態に制御できる第1差圧制御弁16を備えている。この第1差圧制御弁16は、ドライバがブレーキペダル11の操作を行う通常ブレーキ時(運動制御が実行されていない時)には連通状態となるように弁位置が調整されており、第1差圧制御弁16に備えられるソレノイドコイルに電流が流されると、この電流値が大きいほど大きな差圧状態となるように弁位置が調整される。
この第1差圧制御弁16が差圧状態のときには、W/C14、15側のブレーキ液圧がM/C圧よりも所定以上高くなった際にのみ、W/C14、15側からM/C13側へのみブレーキ液の流動が許容される。このため、常時W/C14、15側がM/C13側よりも所定圧力以上高くならないように維持される。
そして、管路Aは、この第1差圧制御弁16よりも下流になるW/C14、15側において、2つの管路A1、A2に分岐する。管路A1にはW/C14へのブレーキ液圧の増圧を制御する第1増圧制御弁17が備えられ、管路A2にはW/C15へのブレーキ液圧の増圧を制御する第2増圧制御弁18が備えられている。
第1、第2増圧制御弁17、18は、連通・遮断状態を制御できる2位置電磁弁により構成されている。これら第1、第2増圧制御弁17、18は、第1、第2増圧制御弁17、18に備えられるソレノイドコイルへの制御電流がゼロとされる時(非通電時)には連通状態となり、ソレノイドコイルに制御電流が流される時(通電時)に遮断状態に制御されるノーマルオープン型となっている。
管路Aにおける第1、第2増圧制御弁17、18及び各W/C14、15の間と調圧リザーバ20とを結ぶ減圧管路としての管路Bには、連通・遮断状態を制御できる2位置電磁弁により構成される第1減圧制御弁21と第2減圧制御弁22とがそれぞれ配設されている。そして、これら第1、第2減圧制御弁21、22はノーマルクローズ型となっている。
調圧リザーバ20と主管路である管路Aとの間には還流管路となる管路Cが配設されている。この管路Cには調圧リザーバ20からM/C13側あるいはW/C14、15側に向けてブレーキ液を吸入吐出するモータ60によって駆動される自吸式のポンプ19が設けられている。モータ60はモータリレー61に備えられる半導体スイッチ61aのオンオフによってモータ60への電圧供給が制御される。
そして、調圧リザーバ20とM/C13の間には補助管路となる管路Dが設けられている。この管路Dを通じ、ポンプ19にてM/C13からブレーキ液を吸入し、管路Aに吐出することで、横転抑制制御やトラクション(TCS)制御などの運動制御時において、W/C14、15側にブレーキ液を供給し、対象となる車輪のW/C圧を加圧する。
なお、第2配管系統50bに備えられた各構成要素は、第1配管系統50aに備えられた各構成要素と対応している。具体的には、第2差圧制御弁36は第1差圧制御弁16と対応し、第3、第4増圧制御弁37、38は第1、第2増圧制御弁と対応し、第3、第4減圧制御弁41、42は第1、第2減圧制御弁21、22と対応し、ポンプ39はポンプ19と対応し、調圧リザーバ40は調圧リザーバ20と対応している。また、管路E〜Hは、管路A〜Dと対応している。
また、ブレーキECU70は、ブレーキ制御システム1の制御系を司る本発明の車両運動制御装置に相当するもので、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行する。図2は、ブレーキECU70の信号の入出力の関係を示すブロック図である。
図2に示すように、ブレーキECU70は、各車輪FL〜RRに備えられた車輪速度センサ71〜74、舵角センサ75、ヨーレートセンサ76および横加速度センサ77からの検出信号を受け取り、各種物理量を求める。例えば、ブレーキECU70は、各検出信号に基づいて各車輪FL〜RRの車輪速度や車速(推定車体速度)、各車輪のスリップ率、舵角、ヨーレート、横加速度などを求めている。また、これらに基づいて横転抑制制御を実行するか否かを判定すると共に、横転抑制制御を実行する場合の制御対象輪を判別したり、制御量、すなわち制御対象輪のW/Cに発生させるW/C圧を求める。その結果に基づいて、ブレーキECU70が各制御弁16〜18、21、22、36〜38、41、42への電流供給制御およびポンプ19、39を駆動するためのモータ60の電流量制御を実行する。
例えば、左前輪FLを制御対象輪としてW/C圧を発生させる場合には、第1差圧制御弁16を差圧状態にしてモータリレー61をオンさせてモータ60によってポンプ19を駆動する。これにより、第1差圧制御弁16の下流側(W/C側)のブレーキ液圧は第1差圧制御弁16で発生させられる差圧により高くなる。このとき、非制御対象輪となる右後輪RRに対応する第2増圧制御弁18を遮断状態とすることで、W/C15が加圧されないようにしつつ、制御対象輪となる左前輪FLに対応する第1増圧制御弁17と第1減圧制御弁21を制御することで、W/C14に所望のW/C圧を発生させる。
具体的には、第1増圧制御弁17を遮断状態にしつつ第1減圧制御弁21の連通遮断をデューティ制御することでW/C圧の減圧を行う減圧モードと、第1増圧制御弁17および第1減圧制御弁21を共に遮断状態にしてW/C圧を保持する保持モードと、第1減圧制御得弁21を遮断状態にしつつ第1増圧制御弁17の連通遮断をデューティ制御することでW/C圧を増圧する増圧モードとを適宜切り替え、W/C圧を調整する。
なお、モータ60によりポンプ39も駆動されるが、第2差圧制御弁36を差圧状態にしていなければ、ブレーキ液が循環するだけでW/C34、35は加圧されない。
以上のようにして、本実施形態のブレーキ制御システム1が構成されている。次に、このブレーキ制御システム1の具体的な作動について説明する。なお、本ブレーキ制御システム1では、通常ブレーキだけでなく、運動制御としてアンチスキッド(ABS)制御等も実行できるが、これらの基本的な作動に関しては従来と同様であるため、ここでは本発明の特徴に関わる横転抑制制御における作動について説明する。
図3は、ブレーキECU70がプログラムに従って実行する横転抑制制御処理の全体を示したフローチャートである。横転抑制制御処理は、車両に備えられた図示しないイグニッションスイッチがオンされたとき、もしくは車両走行中において、所定の演算周期ごとに実行される。
まず、ステップ100では、各種センサ信号読み込みの処理を行う。すなわち、車輪速度センサ71〜74、舵角センサ75、ヨーレートセンサ76および横加速度センサ77の検出信号等、横転抑制制御に必要な各種検出信号の読み込みを行い、それらから各物理値が求められる。
具体的には、車輪速度センサ71〜74の検出信号に基づいて各車輪FL〜RRそれぞれの車輪速度が求められると共に、各車輪速度から周知の手法によって車速(推定車体速度)が求められ、さらに車速と車輪速度の偏差(車速−車輪速度/車速)で表される実スリップ率が演算される。また、舵角センサ75、ヨーレートセンサ76および横加速度センサ77の検出信号に基づいて、舵角Sa、ヨーレートYrおよび横加速度Gyが演算される。さらに、演算された舵角Saに対して車速を乗算することで舵角ヨーレートを演算したのち、さらに車速を掛けることで舵角Saに基づく横加速度Gyを演算すると共に、演算されたヨーレートYrに対して車速を乗算することでヨーレートYrに基づく横加速度Gyを演算する。以下、舵角Saに基づく横加速度Gyを舵角横加速度Gysといい、ヨーレートYrに基づく横加速度Gyをヨーレート横加速度Gyyといい、ヨーレートセンサ76にて検出された実際の横加速度Gyを実横加速度Gyrという。なお、舵角SaやヨーレートYrおよび横加速度Gyは、例えば右方向と左方向とで正負の符号が反転することになるが、いずれの方向を正としても良い。
続いてステップ110では、横転抑制モードであるか否かを判定する。具体的には、横転抑制制御を実行すべき閾値として予め定められた目標横加速度Gthとステップ100で検出した実横加速度Gyrとを比較し、実横加速度Gyrがこの目標横加速度Gth以上であるか否かを判定している。ここで、肯定判定されれば横転抑制モードを設定してステップ120に進み、否定判定されれば横転抑制を行う必要が無い通常モードを設定して処理を終了する。
そして、ステップ110で横転抑制モードが設定されると、ステップ100で検出された舵角Saから旋回方向が分かるため、これに基づいて横転抑制制御の制御対象輪が設定される。例えば、旋回外前輪のみを制御対象輪として設定したり、旋回外前後輪の両輪を制御対象輪として設定したり、もしくは旋回外前後輪および旋回内後輪の3輪を制御対象輪として設定したりする。
その後、ステップ120以降の処理を実行する。ステップ120以降の処理は、各車輪FL〜RRのうち制御対象輪すべてに対して順番に繰り返し実行され、制御対象輪すべてに対して実行されると、再びステップ100の処理に戻って横転抑制制御処理を繰り返すようになっている。
ステップ120では、ソレノイドのデューティ比を設定する。具体的には、車両をアンダーステア傾向にしてロール角を抑制するために、旋回外側前輪を積極的にスリップさせて横滑りが発生させられる目標スリップ偏差αを演算し、この目標スリップ偏差αに対応するデューティ比β0を演算する。目標スリップ偏差αとは、目標スリップ率とステップ100で演算された実際のスリップ率との差を意味している。目標スリップ率については一定値と基本的にはされるが、車両の状態等(例えば舵角Saや車速等)に応じて横滑りが発生させられるのに必要な目標スリップ率が異なることから、車両の状態等に基づいて可変としても良い。
また、ここでいうソレノイドのデューティ比とは、制御対象輪の増圧制御弁17、18、37、38もしくは減圧制御弁21、22、41、42への通電デューティのことを意味している。つまり、増圧制御弁17、18、37、38への通電デューティが大きいほどW/C圧の増圧量が大きくなり、減圧制御弁21、22、41、42への通電デューティが大きいほどW/Cの減圧量が大きくなる。このため、制御対象輪の増圧制御弁17、18、37、38もしくは減圧制御弁21、22、41、42を制御してW/C圧の増減を制御することで、制御対象輪に発生させられる制動力が制御され、スリップ率を調整することが可能となる。
続いて、ステップ130に進み、舵角横加速度Gysとヨーレート横加速度Gyyの少なくとも一方が目標横加速度Gth未満になっているか否かを判定する。すなわち、ステップ110で実横加速度Gyrが目標横加速度Gth以上になっているときに、舵角横加速度Gysもしくはヨーレート横加速度Gyyが目標横加速度Gth未満になる状況とは、既に強いアンダーステアが発生していて、これ以上さらにアンダーステアを増大させる必要は無い状況、もしくは車両が道路に沿って適切なラインを走行できてドライバが操舵を戻した状況等が該当する。このような状況においては、さらにアンダーステアを増大させる必要は無い。
図4は、既に強いアンダーステアが発生していて、これ以上のさらにアンダーステアを増大させる必要は無い状況における舵角横加速度Gysと実横加速度Gyrの変化を示したタイミングチャートである。図5は、ドライバが操舵を戻した状況における舵角横加速度Gysと実横加速度Gyrの変化を示したタイミングチャートである。これらの図に示されるように、実横加速度Gyrは、ヨーレートYrや舵角Saと比べて応答性が遅くヨーレートYrや舵角Saの変化が生じてから変化する。特に、トラックなどの大型車両では、実加速度Gyrが変化するまでに時間が掛かる。このため、実横加速度Gyrが目標横加速度Gth以上になっているときに、舵角横加速度Gysもしくはヨーレート横加速度Gyyが目標横加速度Gth未満になり得る。
したがって、このような状況の際には、さらにアンダーステアが増大することを抑制することが必要となる。特に、トラックのような大型車両においては、アンダーステアを増大させて横滑りを発生させようとしても、意図する横滑りが起きずに旋回外前輪を支点としたピッチング現象を誘発する可能性があることから、より適度なアンダーステアに制限するのが好ましい。
したがって、ステップ130で肯定判定された場合にはステップ140に進んでデューティ比補正処理を行い、補正後のデューティ比βに従って各種制御弁の駆動を行う。デューティ比補正処理では、MIN(0、β0)の演算、すなわち0とステップ120で設定されたデューティ比β0の何れか小さい方を選択する処理を行っている。
上述したように、ステップ130で肯定判定される状況下では、さらなるアンダーステアの増大を抑制することが必要になるため、制御対象輪の制動力の増加を防止することが必要になる。このため、デューティ比β0がW/C圧を増圧する値に設定されているのであれば補正後のデューティ比βを0に設定し、デューティ比β0がW/C圧を減圧する値に設定されているのであればデューティ比β0を補正後のデューティ比βとしてそのまま設定する。このようなデューティ比βを設定することにより、デューティ比β0がW/C圧を増圧する値に設定されていても、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止し、現在発生させられているW/C圧を保持することが可能となる。また、デューティ比β0がW/C圧を減圧する値に設定されているときには、W/C圧の減圧を優先して実行し、アンダーステアが解消されていくようにすることができる。
なお、ステップ130で否定判定された場合には、まだアンダーステアを増大しても良い状況であるため、ステップ120で設定されたデューティ比β0がそのまま設定され、そのデューティ比β0に従って各種制御弁の駆動が行なわれる。
以上説明したように、本実施形態のブレーキ制御システム1では、実横加速度Gyrが目標横加速度Gth以上であったとしても、舵角横加速度Gysとヨーレート横加速度Gyyの少なくとも一方が目標横加速度Gth未満になったとき(図4のt1時点および図5のt2時点)に、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止するようにしている。このため、横転を抑制するために積極的にアンダーステアを発生させるようにしてロール角が大きくなることを抑制しつつ、さらにアンダーステアを増大させる必要が無くなったときに、早期にアンダーステアの増大を抑制することが可能となる。
したがって、既に強いアンダーステアが発生していて、これ以上のさらにアンダーステアを増大させる必要は無い状況、もしくは車両が道路に沿って適切なラインを走行できてドライバが操舵を戻した状況等において、早期にアンダーステアの増大を抑制することができる。特に、トラックのような大型車両のように、アンダーステアを増大させて横滑りを発生させようとしても、意図する横滑りが起きずに旋回外前輪を支点としたピッチング現象を誘発する可能性があるような場合に、より適度なアンダーステアに制限することが可能となり、大型車両の走行安定性を向上させることが可能となる。
また、上記のように、早期にアンダーステアの増大を抑制することが可能になることで、よりドライバが意図する車両挙動に近づけることが可能となるため、ドライバが意図する車両走行軌跡に対するトレース性の向上を図ることも可能となる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、横転抑制制御を実行すべき閾値である目標横加速度Gthを予め定めた値として説明したが、この目標横加速度Gthを車両状態に応じて可変としても構わない。例えば、車両重心高が高いほど目標横加速度Gthを低い値に設定し、車両重心高に対応して横転抑制制御が実行され易くなるようにしても良い。車両重心高については、例えば重心高センサにて実測したり、車両総重量もしくは積載重量等から推定することができる。このため、予めブレーキECU70に対して車両重心高に対する目標横加速度Gthの値を示す関数式もしくはマップなどを記憶させておき、実測値もしくは推定値と対応する目標横加速度Gthをその関数式もしくはマップから導出すればよい。
(2)上記実施形態では、ドライバがブレーキペダル1を踏み込んでおらず、制動力が発生させられていない状態で横転抑制制御が行われた場合を例に挙げて説明した。しかしながら、制動力が発生させられているときに横転抑制制御が行われることもある。このような場合には、横転抑制制御前に旋回外側前輪や旋回内側前輪に発生させられていた制動力を更に増加させることで、横転抑制制御が行われることになる。
(3)上記実施形態では、舵角横加速度Gysとヨーレート横加速度Gyrのいずれか一方が目標横加速度Gth未満になったときに、制御対象輪のW/C圧の増圧を禁止するようにし、デューティ比β0がW/C圧の増圧が設定されているときには、W/C圧の増圧に代えてW/C圧の保持を行うようにした。これに対して、W/C圧の保持ではなく、W/C圧を減圧させて、より早くアンダーステアが解消されるようにしても良い。
(4)なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。例えば、図3のうちステップ100の処理を実行する部分が車速取得手段、車輪速度取得手段、実横加速度取得手段、実スリップ率取得手段、舵角取得手段、舵角横加速度演算手段、ヨーレート取得手段、ヨーレート横加速度演算手段に相当する。また、ステップ110の処理を実行する部分がモード設定手段、ステップ120の処理を実行する部分が増減圧設定手段、ステップ130の処理を実行する部分が判定手段、ステップ140の処理を実行する部分が増圧禁止手段に相当する。
1…ブレーキ制御システム、13…M/C、14、15、34、35…W/C、16、36…差圧制御弁、17、18、37、38…第1〜第4増圧制御弁、19、39…ポンプ、20、40…調圧リザーバ、21、22、41、42…減圧制御弁、50…ブレーキ液圧制御用アクチュエータ、50a、50b…第1、第2配管系統、60…モータ、70…ブレーキECU、71〜74…車輪速度センサ、75…舵角センサ、76…ヨーレートセンサ、77…横加速度センサ

Claims (7)

  1. 車両における車速を取得する車速取得手段(100)と、
    前記車両に備えられる各車輪(FL〜RR)の車輪速度を取得する車輪速度取得手段(100)と、
    前記車両に実際に発生している実横加速度(Gyr)を取得する実横加速度取得手段(100)と、
    前記車速取得手段にて取得した前記車速と、前記車輪速度取得手段にて取得された前記車輪速度から、前記各車輪に実際発生している実スリップ率を取得する実スリップ率取得手段(100)と、
    ドライバの操作による舵角(Sa)を取得する舵角取得手段(100)と、
    前記舵角取得手段にて取得された前記舵角に対応する横加速度である舵角横加速度(Gys)とを演算する舵角横加速度演算手段(100)と、
    前記横加速度取得手段にて取得された前記実加速度が前記車両の横転を抑制する横転抑制制御を実行すべき目標横加速度(Gth)以上であると横転制御モードを設定するモード設定手段(110)と、
    前記モード設定手段により前記横転制御モードが設定されたときに、前記舵角横加速度演算手段にて演算された前記舵角横加速度が前記目標横加速度未満であるか否かを判定する判定手段(130)と、
    前記判定手段により、前記舵角横加速度が前記目標横加速度未満であると判定されると、前記横転抑制制御の制御対象輪のホイールシリンダ圧の増圧を禁止する増圧禁止手段(140)と、を有していることを特徴とする車両運動制御装置。
  2. 車両における車速を取得する車速取得手段(100)と、
    前記車両に備えられる各車輪(FL〜RR)の車輪速度を取得する車輪速度取得手段(100)と、
    前記車両に実際に発生している実横加速度(Gyr)を取得する実横加速度取得手段(100)と、
    前記車速取得手段にて取得した前記車速と、前記車輪速度取得手段にて取得された前記車輪速度から、前記各車輪に実際発生している実スリップ率を取得する実スリップ率取得手段(100)と、
    前記車両のヨーレート(Yr)を取得するヨーレート取得手段(100)と、
    前記ヨーレート取得手段にて取得された前記ヨーレートに対応する横加速度であるヨーレート横加速度(Gyy)とを演算する横加速度演算手段(100)と、
    前記横加速度取得手段にて取得された前記実加速度が前記車両の横転を抑制する横転抑制制御を実行すべき目標横加速度(Gth)以上であると横転制御モードを設定するモード設定手段(110)と、
    前記モード設定手段により前記横転制御モードが設定されたときに、前記ヨーレート横加速度演算手段にて演算された前記ヨーレート横加速度が前記目標横加速度未満であるか否かを判定する判定手段(130)と、
    前記判定手段により、前記ヨーレート横加速度が前記目標横加速度未満であると判定されると、前記横転抑制制御の制御対象輪のホイールシリンダ圧の増圧を禁止する増圧禁止手段(140)と、を有し
    前記増圧禁止手段(140)は、前記横転抑制制御の制御対象輪のホイールシリンダ圧の増圧が設定されているときに、該ホイールシリンダ圧の増圧に代えて該ホイールシリンダ圧の保持を設定することを特徴とする車両運動制御装置。
  3. 前記増圧禁止手段(140)は、前記横転抑制制御の制御対象輪のホイールシリンダ圧の増圧が設定されているときに、該ホイールシリンダ圧の増圧に代えて該ホイールシリンダ圧の保持を設定することを特徴とする請求項に記載の車両運動制御装置。
  4. 前記モード設定手段により前記横転制御モードが設定されたとき、前記横転抑制制御の制御対象輪に対して、前記横転抑制制御における目標スリップ率と前記実スリップ率取得手段で取得された前記実スリップ率の差である目標スリップ偏差(α)に基づいて前記制御対象車輪のホイールシリンダ圧の増減圧を設定する増減圧設定手段(120)を有し、
    前記禁止手段は、前記ヨーレート横加速度が前記目標横加速度未満になったと判定されると、前記設定手段にて前記ホイールシリンダ圧の増圧が設定されているときには該ホイールシリンダ圧の増圧を0に設定し、前記設定手段にて前記ホイールシリンダ圧の減圧が設定されているときには該ホイールシリンダ圧の減圧をそのまま設定することを特徴とする請求項2または3に記載の車両運動制御装置。
  5. 前記増圧禁止手段(140)は、前記横転抑制制御の制御対象輪のホイールシリンダ圧の増圧が設定されているときに、該ホイールシリンダ圧の増圧に代えて該ホイールシリンダ圧の減圧を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両運動制御装置。
  6. 前記車両としてトラックに適用されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両運動制御装置。
  7. 前記モード設定手段は、前記車両の重心高に応じて該重心高が高いほど前記目標横加速度を小さくすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両運動制御装置。
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