JP5082903B2 - 血圧情報測定装置用カフおよび血圧情報測定装置 - Google Patents

血圧情報測定装置用カフおよび血圧情報測定装置 Download PDF

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Description

この発明は、一般的には、血圧情報測定装置用カフおよび血圧情報測定装置に関し、より特定的には、手首に装着される血圧情報測定装置用カフおよびそのカフが用いられる血圧情報測定装置に関する。
被験者の血圧情報を取得することは、被験者の健康状態を知る上で非常に重要なことである。近年では、従来から健康管理の代表的な指標として広くその有用性が認められている収縮期血圧値、拡張期血圧値等を取得することに限られず、被験者の脈波を取得することによって心臓負荷や動脈の硬さの変化を捉える試み等がなされている。血圧情報測定装置は、取得した血圧情報に基づいてこれら健康管理のための指標を得るための装置であり、循環器系の疾患の早期発見や予防、治療等の分野においてさらなる活用が期待されている。
このような血圧情報測定装置に用いられるカフに関して、たとえば、特開2004−8240号公報には、エアポンプの小型化および血圧測定精度の向上を目的とした手首式血圧計用カフが開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された手首式血圧計用カフは、圧迫用流体袋と、圧迫用流体袋を手首に装着するための固定部材とを備える。固定部材は、略リング状の形状をなし、弾性変形しない剛性を有する第1半割リング状固定具および第2半割リング状固定具を有する。第1半割リング状固定具および第2半割リング状固定具の一方端同士が、ヒンジによって相互に回動可能に連結されている。第1半割リング状固定具および第2半割リング状固定具の他端側には、固定部材を手首に締め付けるためのスリットおよび締結ネジが設けられている。
特開2004−8240号公報
上述の特許文献1に開示されるように、圧迫用流体袋を手首に装着するための固定部材を備えた手首式血圧計用カフが知られている。この手首式血圧計用カフにおいては、固定部材を用いて手首に圧迫用流体袋を装着した後、圧迫用流体袋に空気などの流体を供給して手首の動脈を圧迫する。そして、圧迫用流体袋の加圧過程または減圧過程を通じて血圧の測定を行なう。固定部材としては、弾性を有する帯状のカフバンドや、特許文献1に開示されるリング状固定具が用いられる。
しかしながら、固定部材がカフバンドから構成される場合、カフバンドが弾性を有するために圧迫用流体袋の膨張に応じて伸縮・変形する。このため、圧迫用流体袋による手首への圧迫力が減衰するという問題が生じる。また、固定部材がリング状固定具により構成される場合、リング状固定具が剛性から構成されるために手首形状にフィットせず、固定具と手首との間に隙間が生じる。このため、圧迫用流体袋により手首を十分に押圧できないという問題が生じる。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、固定具を様々な被測定部位の形状にフィットさせるとともに、十分な圧迫力を被測定部位に作用させる血圧情報測定装置用カフおよび血圧情報測定装置を提供することである。
この発明の1つの局面に従った血圧情報測定装置用カフは、被測定部位の動脈を圧迫するため流体が供給される圧迫用流体袋と、被測定部位に巻回され、圧迫用流体袋を被測定部位に装着するための固定具とを備える。固定具は、複数の固定具パーツと、締め付け部材とを含む。固定具パーツは、圧迫用流体袋を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有する。複数の固定具パーツは、被測定部位に巻回される固定具の周方向に配列され、互いに略同一形状を有する。隣接する固定具パーツ同士が、回動自在に連結される。締め付け部材は、複数の固定具パーツを被測定部位に締め付ける。複数の固定具パーツには、固定具の周方向に沿った一部範囲において固定具パーツ同士の回動運動を不能とするための回動制限用の孔が形成される。
なお、本発明における「血圧情報」には、収縮期血圧値、拡張期血圧値、平均血圧値、脈波、脈拍、AI(Augmentation Index)値などの、循環器系の種々の情報が含まれる。
このように構成された血圧情報測定装置用カフにおいては、互いに同一形状を有する固定具パーツ間が回動自在に連結される。このような構成により、固定具を被測定部位に巻回した場合に固定具パーツ同士が被測定部位の形状に合わせて回動するため、固定具を被測定部位の形状にフィットさせることができる。また、固定具は圧迫用流体袋を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有する。このため、圧迫用流体袋の膨張時、固定具が伸縮、変形するということがない。したがって、十分な圧迫力を圧迫用流体袋から被測定部位に作用させることができる。
また好ましくは、固定具パーツには、固定具の巻回軸方向に延び、隣接する固定具パーツ間で連通する孔が形成される。隣接する固定具パーツ同士は、孔に挿通される円柱状のピンによって回動自在に連結される。このように構成された血圧情報測定装置用カフによれば、簡易な構成で、隣接する固定具パーツ間を回動自在に連結することができる。
また好ましくは、血圧情報測定装置用カフは、回動制限部材をさらに備える。回動制限部材は、隣接する固定具パーツ間に渡って設けられ、回動制限用の孔に挿通される。このように構成された血圧情報測定装置用カフによれば、回動制限部材が設けられる複数の固定具パーツを、様々な目的に合わせて一定の形状に保持することができる。
また好ましくは、回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられる。その空間は、固定具を被測定部位に装着した状態で尺骨茎状突起と固定具パーツとの当接を避けるように配置される。このように構成された血圧情報測定装置用カフによれば、尺骨茎状突起と固定具パーツとの当接に起因して固定具と被測定部位との間に隙間が生じることや、固定具が尺骨茎状突起と当接することによる痛みを防止できる。
また好ましくは、回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられる。その空間は、固定具を被測定部位に装着した状態で固定具パーツによる尺骨動脈および橈骨動脈のいずれか一方の圧迫を避けるように配置される。このように構成された血圧情報測定装置用カフによれば、尺骨動脈および橈骨動脈のいずれか他方を用いた血圧情報測定時、尺骨動脈および橈骨動脈のいずれか一方の圧迫が測定の外乱となることや、両動脈を圧迫することにより被測定部位がうっ血することを抑制できる。
また、血圧情報測定装置用カフは、光電センサをさらに備える。光電センサは、被測定部位に向けて光を照射する発光部と、被測定部位への光の照射に伴って被測定部位を透過する光を受光する受光部とを含み、受光した光の光量に応じた出力信号を出力する。好ましくは、回動制限部材は、固定具の周方向において複数の固定具パーツを直線状に連結するように設けられる。発光部および受光部は、直線状に連結された複数の固定具パーツに設けられる。また好ましくは、回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられる。空間に光電センサが配置される。
このように構成された血圧情報測定装置用カフによれば、被測定部位に巻回される固定具の形状が測定毎に変化するにもかかわらず、発光部および受光部の位置関係を一定に保持することができる。これにより、光電センサを用いた血圧情報の測定精度を向上させることができる。
この発明に従った血圧情報測定装置には、上述のいずれかに記載の血圧情報測定装置用カフが用いられる。このように構成された血圧情報測定装置によれば、固定具を様々な被測定部位の形状にフィットさせるとともに、十分な圧迫力を被測定部位に作用させることにより、血圧情報の測定精度を向上させることができる。
この発明の別の局面に従った血圧情報測定装置用カフは、被測定部位の動脈を圧迫するため流体が供給される圧迫用流体袋と、被測定部位に巻回され、圧迫用流体袋を被測定部位に装着するための固定具とを備える。固定具は、複数の固定具パーツと、締め付け部材とを含む。固定具パーツは、圧迫用流体袋を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有する。複数の固定具パーツは、被測定部位に巻回される固定具の周方向に配列され、互いに略同一形状を有する。隣接する固定具パーツ同士が、回動自在に連結される。締め付け部材は、複数の固定具パーツを被測定部位に締め付ける。血圧情報測定装置用カフは、隣接する固定具パーツ間に渡って設けられ、固定具の周方向に沿った一部範囲において固定具パーツ同士の回動運動を不能とする回動制限部材をさらに備える。
以上説明したように、この発明に従えば、固定具を様々な被測定部位の形状にフィットさせるとともに、十分な圧迫力を被測定部位に作用させる血圧情報測定装置用カフおよび血圧情報測定装置を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1における手首式血圧計用カフが用いられた血圧計を示す斜視図である。図中には、血圧計を装着した左手手首が示されている。
図1を参照して、血圧計100Aは、装置本体110と、手首式血圧計用カフ10(以下、単にカフ10という)とを有する。血圧計100Aは、血圧情報として、少なくとも収縮期血圧値および拡張期血圧値を測定する血圧情報測定装置であり、カフ10は、血圧計100Aに用いられる血圧情報測定装置用カフである。カフ10は、手首の周りに巻き付けられる。本実施の形態では、カフ10に直接、装置本体110が取り付けられている。装置本体110には、表示部160と操作部190とが設けられている。
カフ10は、空気袋150と、固定具20とを有する。空気袋150および固定具20は、手首に対するカフ10の巻き付け方向を長手方向として帯状に延在している。固定具20は、手首に対して空気袋150の外側に配置されている。固定具20は、手首の周囲に巻き回された状態で手首に対して締め付けられている。このような構成により、空気袋150が固定具20によって手首に装着されている。
空気袋150は、樹脂シートを用いて形成された袋状の部材からなる。空気袋150の内部には、膨縮空間が形成されている。この膨縮空間は、後述する装置本体110のエア系コンポーネント141と、配管140を介して接続されている(図2参照のこと)。
図2は、図1中の血圧計の構成を示すブロック図である。図2を参照して、装置本体110は、空気袋150に配管140を介して空気を供給または排出するためのエア系コンポーネント141と、エア系コンポーネント141に関連して設けられるポンプ駆動回路145、弁駆動回路146および発振回路147とを有する。これら各構成要素は、空気袋150を膨縮させるための膨縮手段として機能する。
装置本体110は、各部を集中的に制御および監視するための制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)130と、CPU130に所定の動作をさせるプログラムや測定された血圧値などの各種情報を記憶するためのメモリ部170と、血圧測定結果を含む各種情報を表示するための表示部160と、測定のための各種指示を入力するために操作される操作部190と、操作部190からの電源ONの指示によりCPU130に電力を供給するための電源部180とを有する。CPU130は、血圧値を算出するための血圧値算出手段としても機能する。
エア系コンポーネント141は、空気袋150に空気を供給するためのポンプ142と、空気袋150に空気を導入または空気袋150から空気を排出するために開閉される弁143と、空気袋150内の圧力(以下、「カフ圧」という)により出力値が変化する圧力センサ144とを有する。ポンプ駆動回路145は、ポンプ142の駆動をCPU130から与えられる制御信号に基づいて制御する。弁駆動回路146は、弁143の開閉制御をCPU130から与えられる制御信号に基づいて行なう。圧力センサ144は、カフ圧を検知するための圧力検知手段として機能する。発振回路147は、圧力センサ144の出力値に応じた発振周波数の信号をCPU130に出力する。
図3は、図1中の血圧計による血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートに従うプログラムは、メモリ部170に予め記憶されて、CPU130がメモリ部170からこのプログラムを読出し実行することにより血圧測定処理が行なわれる。
図3を参照して、被験者が血圧計100Aの操作部190の操作ボタンを操作して電源をオンにすると、電源部180からCPU130に対して電源としての電力が供給され、これによりCPU130が駆動し、血圧計100Aの初期化がなされる(ステップS101)。ここで、被験者は、予め、カフ10を手首に装着しておく。
次に、CPU130は、測定可能状態になるとポンプ142を駆動開始し、空気袋150のカフ圧を徐々に上昇させる(ステップS102)。徐々に加圧する過程において、血圧測定のための所定レベルにまでカフ圧が達するとCPU130はポンプ142を停止し、次に閉じていた弁143を徐々に開いて空気袋150の空気を徐々に排気し、カフ圧を徐々に減圧させる(ステップS103)。本実施の形態では、カフ圧の微速減圧過程において血圧を測定する。
次に、CPU130は公知の手順で血圧(最高血圧値、最低血圧値)を算出する(ステップS104)。具体的には、カフ圧が徐々に減圧する過程において、CPU130は発振回路147から得られる発振周波数に基づき脈波情報を抽出する。そして、抽出された脈波情報により血圧値を算出する。ステップS104において血圧値が算出されると、算出された血圧値を表示部160に表示する(ステップS105)。なお、以上において説明した測定方式は、空気袋の減圧時に脈波を検出するいわゆる減圧測定方式に基づいたものであるが、空気袋の加圧時に脈波を検出するいわゆる加圧測定方式を採用することも当然に可能である。
続いて、カフ10の構造について詳細な説明を行なう。図4は、図1中の血圧計を装着した手首を示す断面図である。図中では、図1中の装置本体110が省略されて描かれている。
図4を参照して、固定具20は、複数の固定具パーツ22と、連結用ピン31と、ラチェットベルト33とを有する。複数の固定具パーツ22は、手首に巻回された固定具20の周方向、つまり手首周りの周方向に配列されている。連結用ピン31によって隣接する固定具パーツ22間が回動自在に連結されており、その結果、複数の固定具パーツ22が簾状に構成されている。ラチェットベルト33によって、互いに連結された複数の固定具パーツ22が手首に対して締め付けられている。
固定具パーツ22は、手首の周長に対して十分に小さい値となる幅(手首周りの周方向における長さ)を有し、たとえば、10mm以下の幅を有する。本実施の形態では、固定具20が10以上の固定具パーツ22を有して構成されている。固定具パーツ22の数は、特に限定されず、手首の周長や各固定具パーツ22の幅に応じて変更される。
図5は、図4中のカフを構成する固定具パーツを示す上面図である。図中には、代表的に、図4中の隣接する固定具パーツ22Pと固定具パーツ22Qとが示されている。図6は、図5中の矢印VIに示す方向から見た固定具パーツを示す側面図である。
図5および図6を参照して、固定具パーツ22は、空気袋150が膨張した状態で弾性変形しない剛性を有する。固定具パーツ22は、たとえば、ABS(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene resin)などの樹脂材料によって形成されている。固定具パーツ22は、金属から形成されてもよい。
複数の固定具パーツ22は、互いに同一形状を有する。固定具パーツ22には、手首周りの周方向において凸となる凸部23と、凹となる凹部24とが成形されている。固定具パーツ22には、連結用ピン孔26および連結用ピン孔27が形成されている。連結用ピン孔26,27は、固定具20の巻回軸方向、つまり手首の軸方向に延びて形成されている。連結用ピン孔26は、凸部23に形成され、連結用ピン孔27は、凹部24に開口するように形成されている。
固定具パーツ22P,22Qは、固定具パーツ22Pの凹部24に固定具パーツ22Qの凸部23が嵌合するように組み合わされている。固定具パーツ22Pと固定具パーツ22Qとが組み合わされた状態で、連結用ピン孔26と連結用ピン孔27とが一直線上に配置され、互いに連通する。この連結用ピン孔26および連結用ピン孔27に連結用ピン31が挿通されることにより、固定具パーツ22Pと固定具パーツ22Qとが互いに回動自在に連結されている。連結用ピン31は、円柱状のピンである。連結用ピン31は、固定具パーツ22の幅とほぼ同じ長さを有する。
固定具パーツ22は、固定具20が手首に巻回された状態で手首の表面に面する裏面22bを有する。裏面22bは、周方向に沿って湾曲する手首表面に倣うように、湾曲形状に形成されている。
なお、隣接する固定具パーツ22間を互いに回動自在に連結する連結部材は、連結用ピン31に限らず、たとえば固定具パーツ22に内蔵される小型の軸受け等であってもよい。連結部材は、固定具パーツ22に一体に形成されてもよい。
図4を参照して、互いに連結された複数の固定具パーツ22の両端には、それぞれベルト固定用パーツ32mおよびベルト固定用パーツ32nが連結されている。ベルト固定用パーツ32m,32nは、空気袋150が膨張した状態で弾性変形しない剛性を有し、固定具パーツ22に対して回動自在に連結されている。ラチェットベルト33は、ベルト固定用パーツ32mおよびベルト固定用パーツ32n間に掛け渡されている。ラチェットベルト33は、歯の噛み合いにより、固定具20の締め付け方向の移動を許容するが、固定具20の弛み方向の移動を制限する構造を有する。固定具20を手首に巻回した状態でラチェットベルト33を締め付けることにより、互いに連結された複数の固定具パーツ22が手首に締め付けられる。
なお、手首の周長に応じて長さの調節ができ、互いに連結された複数の固定具パーツ22を手首に対して強固に締め付け可能な部材(たとえば、結束バンド等)であれば、ラチェットベルト33に替わって用いられてもよい。
この発明の実施の形態1における血圧情報測定装置用カフとしてのカフ10は、被測定部位としての手首の動脈を圧迫するため流体としての空気が供給される圧迫用流体袋としての空気袋150と、手首に巻回され、空気袋150を手首に装着するための固定具20とを備える。固定具20は、複数の固定具パーツ22と、締め付け部材としてのラチェットベルト33とを含む。固定具パーツ22は、空気袋150を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有する。複数の固定具パーツ22は、手首に巻回される固定具20の周方向に配列され、互いに略同一形状を有する。隣接する固定具パーツ22同士が、回動自在に連結される。ラチェットベルト33は、複数の固定具パーツ22を手首に締め付ける。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるカフ10および血圧計100Aによれば、手首へのカフ10の装着時、隣接する固定具パーツ22同士が回動することにより、固定具20の形状を手首表面のカーブに合わせることができる。これにより、固定具20と手首表面との間に隙間が生じることを抑制し、空気袋150による圧迫力を十分に手首に作用させることができる。この結果、血圧計100Aによる血圧の測定精度を向上させることができる。また、空気袋150に空気を供給するためのポンプ142の小型化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、被測定部位として被験者の手首を想定した手首式血圧計用カフ10を例示して説明したが、これに限られず、たとえば、被測定部位として上腕を想定した上腕式血圧計用カフに本発明を適用してもよい。
続いて、図4中に示すカフ10の別の使用形態について説明する。図7は、図4中のカフの別の使用形態を示す断面図である。
図5から図7を参照して、まず固定具パーツ22の形状についてさらに詳細に説明すると、固定具パーツ22には、回動制限用ピン孔28および回動制限用ピン孔29が形成されている。回動制限用ピン孔28,29は、手首の軸方向とは異なる方向に延びて形成されている。回動制限用ピン孔28は、手首周りの周方向に沿って直線状に延びるように形成されている。回動制限用ピン孔29は、固定具20を手首に装着した状態で、手首表面から離間する方向に延びて形成されている。回動制限用ピン孔29は、連結用ピン孔26,27および回動制限用ピン孔28に直交する方向に延びて形成されている。
回動制限用ピン孔28,29には、回動制限部材としての回動制限用ピン36が挿通される。本使用形態では、回動制限用ピン36が、隣接する固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22E間で回動制限用ピン孔28,29に挿通されている。回動制限用ピン36は、手首周りの周方向に沿った一部範囲において、固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22E同士の回動運動を不能としている。回動制限用ピン36は、図4中の連結用ピン31と同様に円柱状のピンであり、回動制限される固定具パーツ22の長さに応じた適切な長さを有する。固定具パーツ22同士の回動運動を制限する回動制限部材は、ピン形状のものに限られず、固定具パーツ22の回動を止めることが可能な部材であれば、適宜利用される。固定具20を手首に装着した状態で、固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22Eと、手首表面との間には、空間41が形成されている。
手首の内部には、特徴的な生体組織として、橈骨520、橈骨動脈540、尺骨530および尺骨動脈550が存在する。空間41は、固定具パーツ22による尺骨動脈550の圧迫を避けるように配置されている。このような構成により、橈骨動脈540による血圧測定時、尺骨動脈550の圧迫が外乱となって血圧の測定精度が低下することや、両方の動脈を圧迫することによる手首のうっ血を防止できる。また、同様の理由から、尺骨動脈550による血圧測定時、空間41を、固定具パーツ22による橈骨動脈540の圧迫を避けるように配置してもよい。
図8は、図4中のカフのさらに別の使用形態を示す断面図である。図8を参照して、本使用形態においても、回動制限用ピン36による固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22Eの回動制限によって、固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22Eと、手首表面との間に空間41が形成されている。空間41は、尺骨530の尺骨茎状突起535と固定具パーツ22との当接を避けるように配置されている。このような構成により、尺骨茎状突起535と固定具パーツ22との当接に起因して固定具20と手首表面との間に意図しない隙間が生じることや、尺骨茎状突起535と固定具パーツ22との当接による痛みを防止できる。
(実施の形態2)
図9は、この発明の実施の形態2における手首式血圧計用カフが用いられた脈波計の構成を示すブロック図である。図中の脈波計100Bは、実施の形態1における血圧計100Aの構成を共通して備える。まず脈波計100Bについて説明するが、血圧計100Aと共通する構成については説明を繰り返さない。
図9を参照して、脈波計100Bは、装置本体110と、カフ10とを有する。脈波計100Bは、血圧情報として、容積脈波を測定する血圧情報測定装置であり、カフ10は、脈波計100Bに用いられる血圧情報測定装置用カフである。
本実施の形態では、装置本体110が、駆動部としての発光素子駆動回路121と、受光量検出部としての受光量検出回路122とをさらに有し、カフ10が、光電センサ50をさらに有する。光電センサ50は、被測定部位である手首に向けて光を照射する発光部としての発光素子51と、手首への光の照射に伴って手首を透過する光を受光し、受光した光の光量に応じた出力信号を出力する受光部としての受光素子52とを有しており、手首に含まれる橈骨動脈540の動脈内容積変動を光学的に検出するためのものである。
発光素子51および受光素子52としては、半導体発光素子および半導体受光素子が好適に利用される。動脈内容積変動を精度良く検出するためには、生体組織を透過し易い近赤外光を検出光として利用することが好ましく、発光素子51および受光素子52としては、この近赤外光を照射および受光可能なものがそれぞれ好適に利用される。より具体的には、発光素子51から照射されて受光素子52にて受光される検出光としては、波長940nm付近の近赤外光が特に好適に使用される。なお、検出光としては、上記940nm付近の近赤外光に限られず、波長450nm付近の光や波長1100nm付近の光等も使用可能である。
発光素子駆動回路121は、CPU130の制御信号に基づいて発光素子51を発光させるための回路であり、所定量の電流を発光素子51に印加することにより、発光素子51を発光させるものである。発光素子51に印加される電流としては、たとえば50mmA程度の直流電流が使用される。発光素子駆動回路121としては、好適には、発光素子51に所定のデューティでパルス電流を供給することによって発光素子51を周期的にパルス発光させる回路が利用される。このように発光素子51をパルス発光させることとすれば、発光素子51への単位時間当たりの印加電力を抑制することが可能になり、発光素子51の温度上昇を防ぐことが可能になる。なお、発光素子51の駆動周波数としては、検出すべき動脈内容積変動に含まれる周波数成分(おおよそ30Hz)よりも十分に高い周波数(たとえば3kHz程度)とすることにより、より精緻に動脈内容積変動を取得することが可能になる。
受光量検出回路122は、受光素子52から入力された信号に基づいて受光量に応じた電圧信号を生成し、これをCPU130に向けて出力するための回路である。受光素子52によって検出される光の光量は動脈内容積に比例して変化するため、受光量検出回路122にて生成される電圧信号も動脈内容積に比例して変化することになり、これにより容積脈波が電圧値変動として捉えられることになる。ここで、受光量検出回路122は、たとえばアナログフィルタ回路、整流回路、増幅回路、A/D(Analog/Digital)変換回路等の処理回路を含んでおり、アナログ値として入力された信号をデジタル値化した電圧信号として出力する。
脈波計100Bにおいては、エア系コンポーネント141は、容積脈波の測定に際して手首内の動脈を軽圧迫状態に保つため、空気袋150に空気を供給または排出する役割を果たす。これに伴い、CPU130は、ポンプ142および弁143の動作を制御するとともに、発振回路147から入力された信号に基づいて空気袋150の内圧を検知し、これにより空気袋150による動脈への圧迫力を計測する。また、CPU130は、発光素子51を駆動するための制御信号を発光素子駆動回路121に入力する。CPU130は、受光量検出回路122から入力された電圧信号に基づいて容積脈波を取得する。取得された容積脈波情報は、測定結果としてメモリ部170や表示部160に入力される。
図10は、図9中の脈波計による脈波測定処理の流れを示すフローチャートである。図10を参照して、被験者が脈波計100Bの操作部190を操作して電源オンの命令を入力すると、電源部180からCPU130に対して電源としての電力が供給され、これによりCPU130が駆動し、脈波計100Bの初期化が行なわれる(ステップS201)。ここで、被験者は、予め、カフ10を手首に装着しておく。
次に、被験者が脈波計100Bの操作部190の操作ボタンを操作して測定開始の命令を入力すると、CPU130は、ポンプ142および弁143を制御して空気袋150の加圧を開始する。これにより、空気袋150には圧縮空気が送り込まれ、空気袋150によって手首の軽圧迫が開始される(ステップS202)。ポンプ142を用いた空気袋150の加圧は、空気袋150が所定の内圧に達するまで行なわれる。より具体的には、空気袋150は、橈骨動脈540を軽圧迫することが可能な程度にまで加圧され、その後は空気袋150の内圧が維持されて軽圧迫状態が保持される。
次に、CPU130は、発光素子駆動回路121を介して発光素子51の駆動を開始する(ステップS203)。これにより、発光素子51から橈骨動脈540を含む手首に向けて検出光が照射されるようになる。また、上記発光素子51の駆動と並行して、受光量検出回路122は、受光素子52から入力される信号に基づいてデジタル値化された電圧信号を生成し(ステップS204)、これをCPU130に入力する。CPU130は、入力された電圧信号に基づいて容積脈波を取得する(ステップS205)。取得された容積脈波は、測定結果としてメモリ部170に格納され(ステップS206)、その後、表示部160において表示される(ステップS207)。ここで、表示部160は、容積脈波をたとえば波形として表示する。
このステップS204からステップS207からなる一連の動作は、所定の停止条件(たとえば、被験者による測定停止の命令の入力やタイマー回路による設定時間の経過等)が成立するまでの間、繰り返し行なわれる(ステップS208においてNOの場合)。そして、所定の停止条件が成立すると(ステップS208においてYESの場合)、CPU130は、発光素子駆動回路121に対して発光素子51の駆動解除の指令を行なうとともに、弁143を開状態とする指令を出す。これにより、発光素子51の駆動は停止され(ステップS209)、空気袋150内の空気の排気が行なわれて軽圧迫状態が解除される(ステップS210)。そして、脈波計100Bは待機状態をとり、被験者の操作部190による電源オフの命令の入力を待って電源としての電力の供給を停止する。以上により、時々刻々と変化する容積脈波をリアルタイムに取得することが可能になる。
図11は、図9中の脈波計を装着した手首を示す断面図である。図11は、実施の形態1における図4に対応する図である。
図11を参照して、カフ10は、発光素子51および受光素子52が設けられている点を除いて、実施の形態1において説明したカフ10と同様の構造を備える。本実施の形態では、回動制限用ピン36による固定具パーツ22A,22B,22Cの回動制限により、固定具パーツ22A,22B,22Cが手首周りにおいて直線状に連結されている。固定具パーツ22A,22B,22Cは、発光素子51から検出光が照射される橈骨動脈540と隣接して配置されている。発光素子51および受光素子52は、固定具パーツ22A,22B,22Cのうちの互いに異なる固定具パーツ22に設けられている。より具体的には、発光素子51および受光素子52は、それぞれ、固定具パーツ22Cおよび固定具パーツ22Aの手首表面に向い合う位置に設けられている。
図12は、図11中のカフの別の使用形態を示す断面図である。図12を参照して、本使用形態では、回動制限用ピン36による固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22Eの回動制限により、固定具パーツ22A,22B,22C,22D,22Eと、手首表面との間に空間41が形成されている。空間41は、発光素子51から検出光が照射される橈骨動脈540と隣接して配置されている。空間41には、光電センサ50が嵌め合わされている。光電センサ50は、発光素子51および受光素子52が手首表面に向い合うように配置されている。
図13は、図11中のカフの変形例を示す断面図である。図13を参照して、本変形例では、光電センサ50が、センサ固定用パーツ34mおよびセンサ固定用パーツ34nを介して固定具パーツ22に連結されている。光電センサ50は、センサ固定用パーツ34mおよびベルト固定用パーツ32mの間に配列された固定具パーツ22と、センサ固定用パーツ34nおよびベルト固定用パーツ32nの間に配列された固定具パーツ22とを、手首周りの周方向において連結するように設けられている。
図11から図13中に示すカフ10によれば、発光素子51および受光素子52を回動制限用ピン36によって回動制限された固定具パーツ22に対して固定することにより、発光素子51および受光素子52の位置関係を常に一定に保つことができる。これにより、測定毎に検出光の発光および受光の条件が変わることを防止し、光電センサ50を用いた脈波の測定精度を向上させることができる。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるカフ10および脈波計100Bによれば、実施の形態1に記載の効果を同様に得ることができる。
なお、本実施の形態では、容積脈波を測定する脈波計100Bに本発明を適用した場合を説明したが、これに限られず、脈波測定を利用して、収縮期血圧値や拡張期血圧値、AI値などを取得する脈波計に本発明を適用してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1における手首式血圧計用カフが用いられた血圧計を示す斜視図である。 図1中の血圧計の構成を示すブロック図である。 図1中の血圧計による血圧測定処理の流れを示すフローチャートである。 図1中の血圧計を装着した手首を示す断面図である。 図4中のカフを構成する固定具パーツを示す上面図である。 図5中の矢印VIに示す方向から見た固定具パーツを示す側面図である。 図4中のカフの別の使用形態を示す断面図である。 図4中のカフのさらに別の使用形態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における手首式血圧計用カフが用いられた脈波計の構成を示すブロック図である。 図9中の脈波計による脈波測定処理の流れを示すフローチャートである。 図9中の脈波計を装着した手首を示す断面図である。 図11中のカフの別の使用形態を示す断面図である。 図11中のカフの変形例を示す断面図である。
符号の説明
10 カフ、20 固定具、22,22A,22B,22C,22D,22E 固定具パーツ、26,27 連結用ピン孔、31 連結用ピン、33 ラチェットベルト、36 回動制限用ピン、41 空間、50 光電センサ、51 発光素子、52 受光素子、100A 血圧計、100B 脈波計、150 空気袋、520 橈骨、530 尺骨、535 尺骨茎状突起、540 橈骨動脈、550 尺骨動脈。

Claims (9)

  1. 被測定部位の動脈を圧迫するため流体が供給される圧迫用流体袋と、
    被測定部位に巻回され、前記圧迫用流体袋を被測定部位に装着するための固定具とを備え、
    前記固定具は、
    前記圧迫用流体袋を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有し、被測定部位に巻回される前記固定具の周方向に配列され、互いに略同一形状を有する複数の固定具パーツを含み、
    隣接する前記固定具パーツ同士が、回動自在に連結され、さらに、
    複数の前記固定具パーツを被測定部位に締め付けるための締め付け部材を含み、
    複数の前記固定具パーツには、前記固定具の周方向に沿った一部範囲において前記固定具パーツ同士の回動運動を不能とするための回動制限用の孔が形成される、血圧情報測定装置用カフ。
  2. 前記固定具パーツには、前記固定具の巻回軸方向に延び、隣接する前記固定具パーツ間で連通する孔が形成され、
    隣接する前記固定具パーツ同士は、前記孔に挿通される円柱状のピンによって回動自在に連結される、請求項1に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  3. 隣接する前記固定具パーツ間に渡って設けられ、前記回動制限用の孔に挿通される回動制限部材をさらに備える、請求項1または2に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  4. 前記回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の前記固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられ、
    前記空間は、前記固定具を被測定部位に装着した状態で尺骨茎状突起と前記固定具パーツとの当接を避けるように配置される、請求項3に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  5. 前記回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の前記固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられ、
    前記空間は、前記固定具を被測定部位に装着した状態で前記固定具パーツによる尺骨動脈および橈骨動脈のいずれか一方の圧迫を避けるように配置される、請求項3または4に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  6. 被測定部位に向けて光を照射する発光部と、被測定部位への光の照射に伴って被測定部位を透過する光を受光する受光部とを含み、受光した光の光量に応じた出力信号を出力する光電センサをさらに備え、
    前記回動制限部材は、前記固定具の周方向において複数の前記固定具パーツを直線状に連結するように設けられ、
    前記投光部および前記受光部は、直線状に連結された複数の前記固定具パーツに設けられる、請求項3から5のいずれか1項に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  7. 被測定部位に向けて光を照射する発光部と、被測定部位への光の照射に伴って被測定部位を透過する光を受光する受光部とを含み、受光した光の光量に応じた出力信号を出力する光電センサをさらに備え、
    前記回動制限部材は、被測定部位への接触面と複数の前記固定具パーツとの間に空間が形成されるように設けられ、
    前記空間に前記光電センサが配置される、請求項3から6のいずれか1項に記載の血圧情報測定装置用カフ。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の血圧情報測定装置用カフが用いられる、血圧情
    報測定装置。
  9. 被測定部位の動脈を圧迫するため流体が供給される圧迫用流体袋と、
    被測定部位に巻回され、前記圧迫用流体袋を被測定部位に装着するための固定具とを備え、
    前記固定具は、
    前記圧迫用流体袋を膨張させた状態で弾性変形しない剛性を有し、被測定部位に巻回される前記固定具の周方向に配列され、互いに略同一形状を有する複数の固定具パーツを含み、
    隣接する前記固定具パーツ同士が、回動自在に連結され、さらに、
    複数の前記固定具パーツを被測定部位に締め付けるための締め付け部材を含み、
    隣接する前記固定具パーツ間に渡って設けられ、前記固定具の周方向に沿った一部範囲において前記固定具パーツ同士の回動運動を不能とする回動制限部材をさらに備える、血圧情報測定装置用カフ。
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