JPS62292137A

JPS62292137A - 血圧測定器

Info

Publication number: JPS62292137A
Application number: JP61135606A
Authority: JP
Inventors: 佐々木　基東
Original assignee: SIGNAL TECHNOL KK
Current assignee: SIGNAL TECHNOL KK
Priority date: 1986-06-11
Filing date: 1986-06-11
Publication date: 1987-12-18
Also published as: GB2191587A; FR2599958A1; US4896676A; DE3713269A1; GB2191587B; GB8707107D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明〔産業上の利用分野〕本発明は血圧測定器に係り、特に面圧測定機構と腕時計
とを組み込み一体に形成した血圧測定器に係る。

〔従来の技術〕

従来腕時計は時計ケースに腕巻バンドを付設して、時計
ケース内には時計機構を内蔵しており、アナログ式とデ
ジタル式と、両方の併用式とがある。

また血圧計は上腕部に巻着するための幅広いカフがあっ
て、該カフに管を介してポンプを付設し、また管を介し
てアナログ式圧力旧を右！設している。

このアナログ式圧力計をデジタル式に変えたものも知ら
れているが、幅広いカフを用いることば変りなく、また
デジタル式圧力計も書籍はどの大きなものである。

従って腕時計にこのような血圧測定器を組み込んだ物品
は知られていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の血圧計は大きいために常時携帯することができな
い。ましてや腕時計と一体にＫ、■成させることはでき
ない。

血圧計は仕事休み時間、旅行中などでも計測されること
が望ましいが、携帯に不便で、かつ大型であっては取扱
いが不便である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は一ヒ記実情に鑑みて、腕時計状のケース体に血
圧測定機構を一体に組込み、携帯に至便とし、かつ何処
においても部位に血圧を測定するごとのできる腕時計兼
用の血圧測定器を１７　（Ｉ（するごとを目的として開
発したもので具体的な手段として、腕巻ハンドを有するケース体にデジタル表示装置と＋ｍ
圧測定装置を内装すると共に、ケース体に気圧室を形成
して該気圧室にカフを連通状に固定し、前記血圧測定装
置は圧力センサーと、発振回路とプロセ・ツサとで構成
して圧力センサーの感圧部を前記気圧室内に臨ませると
共に、プロセッサはデジタル表示装置に電気的な接続を
したことを特徴とする血圧測定器、を構成するものであ
る。

また好ましくは、前記デジタル表示装置はデジタル時計
装置であることを特徴とする。

〔作用〕

上記のように構成した本発明においては、ケース体は腕
時計のケースよりやや大型であるだけで、腕巻バンドに
よって腕時計と同じように手首に装着することができる
小型で携帯に便利な作用、効果を有する。

腕巻バンドを手首に巻着させることによってカフ内の空
気が気圧室内の空気と連１ｆｌｌＬだ状態であり、手首
の血管の脈動に伴ってカフ内の空気が断続的に加圧され
、その結果気圧室内の気圧が変化する。その気圧室内の
気圧変化を圧力センサーによって感知させることができ
る。圧力センサーの感知信号は発振回路でデジタル変換
されプロセッサの設定データによって血圧測定値に計算
され、表示装置によってデジタル表示される。この表示
装置としてデジタル時計装置を使用するときは腕時計兼
用となる。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１図は本
発明に係る血圧測定器の斜視図であり、第２図はその断
面図である。

血圧測定器１のケース体２は時計側ケース状に形成して
あり、上面にデジタル表示のディスプレイ部３を表出形
成してあり、符号４はネーム表示部である。

ケース体２の両端部にはバンド固定部５．６を形成して
腕巻バンド７．７を軸８．８を介して装着している。

またケース体２側部にはポンプ９を付設し該ポンプ９は
後記する気圧室１０に連ｊｍ状に形成して　　　□いる
。

前記ケース体２内には下部に気圧室１０を形成すると共
に、上方部に仕切板１１を介設してその上部にデジタル
表示装置１２を内装し、該デジタル表示装置１２はデジ
タル時計装置を使用して、デジタル表示デバイスを前記
ディスプレイ部３に表出させる。

前記仕切板１１と気圧室１０との間には血圧測定装置１
３を内装している。

血圧測定装置１３は気圧室１０内の気圧を測定するため
の圧力センサー１４と、圧力センサー１４から送られる
圧力測定値をデジタル信号に変換する発振回路１５と、
発振回路１５から送られるデジタル信号を比較、演算し
血圧数値に計算するプロセッサ１６から構成されている
。前記圧力センサー１４の感知部１４Ａは前記気圧室１
０内に臨ませ、前記プロセッサ１６は前記デジタル表示
装置１２に電気的に接続させている。

前記気圧室１０はタンク状に形成し、これは金属タンク
、合成樹脂製タンクでもよいし、またチューブ体でもよ
い。第２図に示す実施例し才金属製のタンクであり、そ
の両端部に開口部１０Ａ、１０Ａを形成してあり、該開
口部１０Ａ、ＩＯＡにチューブ状のカフ１７，１７を内
部空気が連ｊｍ状に装着している。カフ１７．１７は細
長い合成樹脂製チューブ体で長手一端部に開口１７Ａを
有し該開口１７Ａを気圧室１０の開口部１０Ａ、１０Ａ
に外嵌する態様としてあり、また、長手方向の一面は平
坦として、この平坦面を前記腕巻バンド７．７の内側面
に添着している。またカフ１７の腕と接する面は複数の
隆起部１７Ｂ、１７Ｂを突出形成している。この隆起部
１７Ｂを形成する理由は、腕巻バンド７を環状にしたと
きにもカフが折れ曲って内部気体が２分されないように
するためと、カフ１７表面が肌に密着しやすいようにす
るためである。腕巻バンド７とカフ１７との当接面は接
着剤により接着したが、腕巻ハンｌ”　７が金属の場合
には金属の１にめピン等で市めるようにすることができ
る。

第１図、第２図において、腕巻ハンド７．７の先端部に
は各々輔７Ａ、７Ｂを（＝Ｊ設し、一方の輔７Ａに番才
調節バンド７Ｃを付着してあり、該９１Ａ１節ハンド７
Ｃの外面にはベルクロアＤを添着しである。しかして該
調節バンド７Ｃの先端を他の輔７Ｂに内側から掛回して
ベルクロアＤを係着することによって腕巻バンド７．７
を腕に固定することができる。

第３図は気圧室１０と空気を入れるポンプ９との関係を
示す要部平面図である。前記ポンプ９は弁部９Ａにドー
ム状の合成樹脂製気袋９Ｂを冠着してあり、弁部９Ａに
は、吸気孔９Ｃに吸気弁９Ｄを付設する一方、排気孔９
Ｅに排気弁Ｆを付設し、気袋９Ｂを外部から加圧するこ
とによって吸気孔９Ｃから吸入した空気を排気孔９Ｅか
ら排気するように構成してあり、該排気孔９Ｅ部分を細
管状に形成して前記気圧室１０に連通状に嵌合させであ
る。ずなイ）ち、気袋９Ｂを加圧することによって、吸
気孔９Ｃから入った空気は排気孔９Ｅから気圧室１０に
排出され、これの繰返しによって気圧室１０およびこれ
に連通したカフ１７，１７内に空気を送り込んで内部空
気圧を高めることができる。

第３図中性号１８は気圧室１０内の空気を抜くための排
気弁である。これは弁軸１８Ａをスプリング１８Ｂで外
方へ付勢しであるもので、弁軸頭１８Ｃを気圧室１０方
向へ押すことによって弁軸１８Ａがスプリング１８Ｂに
抗して移動して排気孔１８Ｄを開口する。

第４図は血圧測定装置１３とデジタル表示装置１２との
関係を示すブロック回路図である。

デジタル表示装ｆｆ　１２は一般的なデジタル時計と同
じ構成をもち、すなわち、電源１２Ａは一般的な電池を
用いる。発振器１２Ｂは水晶発振器を使用している。分
周回路１２Ｃは発振器１２Ｂから発振されるパルスを時
計に合った周期に分周する回路であり、カウンター回路
１２Ｄは分周回路１２ｃから送られた人力発振数を秒２
分２時間単位にカウントする。デコーダ１２Ｅはカウン
ター回路１２Ｉ〕から入力した数値に従って、表示デバ
イス１２Ｆにおける７セグメント数字構成部位の特定を
作動するよう指令する。

これによって表示デバイス１２Ｆに時刻数字がデジタル
表示される。

また血圧測定装置１３は、カフ１７を手首■］に圧接さ
せると、血管の脈動がカフ１７の空気圧を変化させる。

このカフ１７内の空気圧の変化はずなわち気圧室１０内
の空気圧の変化として圧力センサー１４に感知される。

圧力センサー１４は静電型可変コンデンサを用いる。す
なわち例えば水晶の平板二枚間に絶縁体を介在させて、
電圧をかけておく圧力センサーの場合、気圧室１０の気
圧変化によって水晶板による発振の周波数が変化する。

従ってこのような年１．￥成の圧力センサー１４を発振
回路１５に接続しておくとき、発振回路１５は圧力セン
サー１４から発信された周波数の変化をデジタル変換し
てプロセッサ１６に発信する。

プロセッサ１６は発振回路１５から発信された周波数の
変化に対応した信号をあらかしめ設定された記憶回路の
記憶に従って制圧数値及び脈拍数に演算し、制御回路を
介してデジタル表示装置１２のデコーダ１２Ｆに入力す
る。時計と制圧測定装置の使い分けはスイッチ１６Ａの
切替によって行なう。

デコーダ１２Ｅはプロセッサ１６から入力された面圧測
定植成いは脈拍数値に従って表示デバイス１２Ｆの７セ
グメントを作動させてデジタル数字を表示させる。

以上のように本発明は、腕巻バンド７を手首に巻着させ
ることによって腕時計と同じように常に携帯することが
できる。通常はカフ１７内の空気を排気弁８を開動させ
ることによって抜いておき、腕時計として使用する。

次に血圧を測定しようとするときにはポンプ９の気’１
９Ｂを数回くり返して指先で押すことによって吸気弁９
Ｄおよび排気弁９Ｆが作動して気圧室１０並びにこれと
連通するカフ１７，１７内に空気を充満させることがで
きる。すなわちあらかじめスイッチ１６Ａ切替によって
時計の時刻表示を止めて血圧数値を表示デバイス１２Ｆ
に表示させることができる。

血圧数値は第１図に示すように、左方から順次最高血圧
・低血圧等の数値が表示される。カフ１７．１７に対す
る空気圧の調整はポンプ９と排気弁１８の作動で自由に
調整することができる。

血圧測定後はスイッチ１６Ａを時計作動に切りかえ、排
気弁１８を開くことによってカフ１７゜１７内の空気は
排出させることができて、通常のデジタル時計として使
用することができる。

本発明装置は常に手首に装着しておくことができるもの
であるから、会議中、旅行中、仕事中。

遊戯中にも血圧を測定して健康管理をすることができる
。特に血圧が高い人が会議中、仕事中における血圧の上
昇を適確にチェックすることができるため、基準以上の
血圧上Ｍが認められたら会議を停め、仕事を中止して血
圧低下を待つことができるので簡単に自己の血圧管理が
できる。

本発明は前記実施例に限定されるものではなく適宜設計
変更することができる。例えば表示デバイス１２Ｆは時
計用と血圧表示用とを並列状に構成することができる。

また高血圧の基準数値例えば１８０の場合には赤色ラン
プの点灯あるいは警報音声の発音ができるように装置を
付加することができる。

第５図は第２実施例を示す断面図である。前記実施例と
同じ部材、同じ機能を有する部分は同じ符号を用いて表
示しである。

この第２実施例においては、カフ１７を気圧室１０の下
面に取りつけた点が異っている。すなわち、気圧室１０
の下面に開口部１０Ｂを形成してそのリムＩＯＣにキャ
ップ状のカフ１７を冠着した。カフ１７はドーム状の隆
起部１７Ｂ、１７Ｂを複数個突出形成しである。

この第２実施例においてはカフ１７を手首の内側面（一
般に脈拍を計測する部分）に当接させるもので、面前の
膨縮を直にキャッチすることができると共に、カフ１７
の大きさを小さくすることができ、腕巻バンド７にカフ
１７を添着させなくてすむので製作面での利点がある。

なお、−ｅに血圧測定は上腕部にカフを巻回して行なう
が、これは心臓に近い方が好ましいためである。本発明
においては手首において計測する態様であるため、上腕
部における計測値と手首における計測値との差に見合う
差値をあらかじめプロセッサ１６に記憶させておくもの
で、手首において計測しても上腕部において計測したと
きの数値に近い数値を表示デバイス１２Ｆに表示させる
ことが可能である。

また本発明においては圧力センサーを可変コンデンサを
用いたことによって、周波数の変化を発振回路で即、デ
ジタル変換させることができ、測定装置を小型にするこ
とができた。

〔効果〕

本発明は次のようなすぐれた効果を有している。

Ａ１手首の血管の圧力の変化をカフと気圧室内の空気圧
の変化に変え、これを圧力センサーによって感知させる
態様であるので、装置機器を極めて小型化させることが
できて腕時計のように腕に装着して常時携帯することが
できる。

Ｂ、デジタル表示装置をデジタル時計装置と兼用させる
ことができるため、腕時計兼用の携帯用血圧測定器とす
ることができる。

Ｃ０腕に常時装着できるため、面圧の高い人は仕事中に
でも常時血圧を測定し、自己の血圧管理をすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係り、第１図は血圧測定器の斜視図、第
２図は血圧測定器の断面図、第３図は血圧測定器におけ
る気圧室とポンプの関係を示す要部拡大平面図、第４図
はデジタル表示装置と血圧測定装置の関係を示すブロッ
ク回路図、第５図は第２実施例を示す断面図。１・・・血圧測定器　　　　２・・・ケース体３・・・
ディスプレイ部４・・・ネーム表示部５．６・・・バンド固定部　７・・・腕巻バンド７Ａ、
７Ｂ・・・軸　　　　７Ｃ・・・調節バンド７Ｄ・・・
ベルクロ　　　　８・・・軸９・・・ポンプ　　　　　
　９Ａ・・・弁部９Ｂ・・・気袋　　　　　　９Ｃ・・
・吸気孔９Ｄ・・・吸気弁　　　　　９Ｅ・・・排気孔
９Ｆ・・・排気弁　　　　　１０・・・気圧室１０Ａ、
ＩＯＢ・・・開口部１１・・・仕切板１２・・・デジタル表示装置１２Ａ・・・電源　　　　　１２Ｂ・・・発振器１２Ｃ
・・・分周回路１２Ｄ・・・カウンター回路

Claims

【特許請求の範囲】

（１）腕巻バンドを有するケース体にデジタル表示装置
と血圧測定装置を内装すると共に、ケース体に気圧室を
形成して該気圧室にカフを連通状に固定し、前記血圧測
定装置は圧力センサーと、発振回路とプロセッサーとで
構成して、圧力センサーの感圧部を前記気圧室内に臨ま
せると共に、プロセッサーはデジタル表示装置に電気的
な接続をしたことを特徴とする血圧測定器。
（２）前記デジタル表示装置はデジタル時計装置である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載する血圧
測定器。
（３）前記圧力センサーは静電型可変コンデンサである
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項の何れ
かに記載する血圧測定器。
（４）前記気圧室は両端部に開口部を形成して、該両開
口部にカフを対称に装設したことを特徴とする特許請求
の範囲第１項、第２項、第３項の何れかに記載する血圧
測定器。
（５）前記カフは細長の合成樹脂製袋体で長手一端部に
開口部を形成し、腕巻ベルトに添着する面は平坦にする
と共に、腕に接する面には複数の隆起体を縦列形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載する血圧
測定器。
（６）前記気圧室は下端面に開口部を形成し、該開口部
にカフをキャップ状に冠着したことを特徴とする特許請
求の範囲第１項、第２項、第３項に記載する血圧測定器
。