JP5082663B2 - ベルトインシート - Google Patents

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本発明は、シートベルトを巻き取るリトラクタが車両用シートのシートバック内に内蔵され、シートベルトがシートバックの繰出口から繰り出されるベルトインシートに関する。
この種のベルトインシートとして、例えば特許文献1がある。一般的に特許文献1のような従来のベルトインシートでは、シートベルトの繰出口はシートバックの肩部に設けられており、シートベルトはアンカとリトラクタとの間に連結されている。使用時にはシートベルトに摺動可能に取り付けられたベルトタングをアンカの反対側にあるバックルに係止することで、着座者を3点で支持できるようになっている。ベルトタングとバックルとの係止状態を解除した不使用時には、シートベルトがリトラクタに巻き取られるが、シートベルトの一部はシートバックの前面(着座面)にむき出し状態で残っていると共に、ベルトタングもシートバックの前面においてシートベルトにぶら下がった状態で残っている。
これでは、車両停止時などのシートベルト不使用状態においてベルトインシートに着座した場合、ベルトタングが着座者に接触して異物感を与え座り心地を損ねてしまう。また、夏季や熱帯地域などにおいて車両内の温度が高い状態が続くと、ベルトタングが熱くなる。一方、冬季や寒冷地域などにおいて車両内の温度が低い状態が続くと、ベルトタングは冷たくなる。このように室内状況に応じてベルトタングが熱くなったり冷たくなったりするため、ベルトタングがシートバックの前面に残っていると着座者に不快感を与える。そこで特許文献2では、シートベルトに比熱の大きな材料からなるホルダーを固設して、不使用時にはベルトタングを当該ホルダーへ収納できるようになっている。これにより、室内状況に応じて大きく温度の変化するベルトタングが着座者に直接接触することを避けている。
特開2007−168468号公報 特開平10−6920号公報
特許文献2では、ベルトタングが着座者に直接接触することを避けて、温度変化による不快感を解消することはできる。しかし、ホルダーはシートベルトに固設されているので、これをベルトインシートへ適用しても、ベルトタングに加えてホルダーもシートバックの前面に位置していることになり、着座者へ異物感を与える問題は解決できない。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであって、シートベルトの不使用時にベルトタングが着座者と接触することなく収納保持できるベルトインシートを提供する。
請求項1に記載の本発明は、シートベルトを巻き取るリトラクタが車両用シートのシートバック内に内蔵され、前記シートベルトが前記シートバックの繰出口から繰り出されるベルトインシートにおいて、前記シートバックには、前記シートベルトの不使用時に該シートベルトに摺動可能に取り付けられたベルトタングを保持可能な保持手段が設けられており、前記保持手段は、前記シートベルトの繰出口よりも車両前後方向で後方に位置している。そして、前記保持手段は前記ベルトタングを収納可能なポケットであって、該ポケットの内部空間の厚みは、前記ベルトタングの厚み寸法よりも小さく、前記ポケットは、前記シートバックの背面に設けられて、該シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置しており、前記ベルトタングを前記ポケットに収容した不使用時には、前記ベルトタングも前記シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置していることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のベルトインシートにおいて、前記ポケットが、前記シートベルトの繰り出し方向と平行で前記繰出口と重なるライン上に位置していることを特徴とする。シートベルトの繰り出し方向とは、繰出口の長手方向と直交する方向であり、シートベルトが繰出口から捩れることなく繰り出される方向である。そのうえで繰出口と重なるラインとは、繰出口の長手方向両端に亘る幅を有し当該繰出口上を通るラインを意味する。したがって、ポケットは繰出口よりも後方に位置していることから、シートベルトを繰出口から捩れることなく使用方向へ繰り出した状態において、ポケットは繰出口を基準としてシートベルトの反対側に位置していることになる。
請求項に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のベルトインシートにおいて、前記ポケットの少なくとも一部が、前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とする。ポケットは、その全部が着脱自在であってもよいし、その一部のみが着脱自在であってもよい。
請求項に記載の本発明は、請求項に記載のベルトインシートであって、前記ポケットの底辺は前記シートバックと不離一体に接合され、前記ポケットの左右側辺は前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とする。

請求項1に記載の本発明によれば、保持手段がシートベルトの繰出口よりも車両前後方向で後方に位置していることで、ベルトタングを保持手段で保持したとき、当該ベルトタングは少なくともシートバックの前面に位置することはない。したがって、シートベルトの不使用時にベルトタングが着座者に接触することがないことから、異物感や温度変化による不快感を与えることを避けられる。
請求項2に記載の本発明によれば、保持手段がシートベルトの繰り出し方向と平行で繰出口と重なるライン上に位置しており、繰出口を基準としてシートベルトの反対側に位置していることになるので、シートベルトが捩れることなく保持手段で保持できる。したがって、ベルトタングを保持手段で保持したときにベルトインシートの見栄えを損なうことがない。また、シートベルトに捩れが生じていないことからシートベルトに余計な力が作用することなく、安定して保持できる。
請求項3に記載の本発明によれば、保持手段がシートバックの背面に設けられて、該シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置していることから、シートベルトはシートバックの上面からポケットにかけて鋭角に屈曲することになる。これにより、シートベルトにはシートバック上面後端部分を主として大きな摩擦力が作用し、シートベルトをより安定して保持できる。
請求項4に記載の本発明のように、保持手段がベルトタングを収納可能なポケットとされていれば、当該ポケットをシートベルトの不使用時にはベルトタングの保持手段として使用できると共に、シートベルトの使用時には小物入れとしても使用できる。
請求項5に記載の本発明によれば、ポケットの少なくとも一部がシートバックに対して着脱自在なので、ポケットにベルトタングや手などが引っ掛かっても、ポケットやシートバックの破損を避けることができる。ポケットの全部が着脱自在で当該ポケットをシートバックから取り外し可能であれば、ポケットの交換や、ポケットが不要となった場合に取り除くことが可能となる。
請求項6に記載の本発明によれば、ポケットの底辺だけはシートバックと不離一体に接合しているので、ポケットに手などが引っ掛かってポケットの一部がシートバックから剥がれたとしても、ポケットがシートバックから脱落することはない。これにより、ポケットの紛失を避けられると共に、再接合の手間も軽減できる。また、必要に応じてポケットがシートバックにぶら下がった状態からベルトタングの収納・取り出しもできるので、ベルトタングの保持作業も楽になる。
以下に、図面を参照しながら本発明に係るベルトインシートの実施の形態について説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。本発明のベルトインシート1は、自動車などの車両に搭載される車両用シートであって、図1に示すごとく着座部となるシートクッション2と、背凭れとなるシートバック3と、ヘッドレスト4とを有する。シートバック3の内部にはシートベルト6の一端が連結されたリトラクタ7が内蔵されており、シートベルト6がシートバック3の内部から繰り出されるようになっている。シートベルト6の他端は、シートクッション2の車両左右方向外側に配されたアンカ8に連結されている。また、シートベルト6には金属製のベルトタング9が摺動自在に取り付けられており、シートベルト6の使用時には、ベルトタング9をシートクッション2の車両左右方向内側に配されたバックル10に係止することで、着座者を3点で支持できる。車両が停止している場合などのシートベルト6の不使用時には、ベルトタング9はバックル10から係合解除され、シートベルト6の一端側がリトラクタ7に巻き取られてシートバック3内に収納されるが、シートベルト6の一部はシートバック3の前面にむき出し状態で残っている。しかし、このときベルトタング9は、シートバック3の所定位置に設けた保持手段で保持されることで、シートバック3の前面には位置していない。以下に、その保持手段及び保持構造の実施例について、具体的に説明する。なお、本発明のベルトインシート1は、ドライバーズシートやナビゲーションシートのほか、セカンドシート、サードシート、及び車両左右方向に3つのシートが並設されている場合のセンターシートなどにも適用可能である。
(実施例1)
図2〜4に、本発明の実施例1を示す。図2に示すごとく、実施例1のベルトインシート1では、シートベルト6の繰出口12が、シートバック3の車両左右方向外側肩部の上面先端部に形成されており、シートベルト6が車両正面方向に繰り出し可能となっている。そのうえで、シートバック3の車両左右方向外側肩部の背面上方に、ベルトタング9を収納可能なポケット13が設けられている。詳しくは、ポケット13はシートベルト6の繰り出し方向と平行で繰出口12と重なるラインL上に位置しており(図3参照)、シートバック3の表皮と同じフレキシブルな素材からなり、その左右両側辺および底辺においてシートバック3の表皮と不離一体的に縫着されていることで、ベルトタング9を上方から収納可能となっている。また、ポケット13はシートバック3の背面に設けられていることで、図4によく示されるように、シートバック3の上面後端よりも車両前後方向で前方に位置している。ポケット13の内部空間の厚み(シートバック3とポケット13との距離)は、ベルトタング9の厚み寸法よりも小さく設計されている。具体的には、ベルトタング9の非収納状態では、ポケット13はその全面においてシートバック3と接触ないし近接する程度の空間厚みとなっている。
そして、シートベルト6の不使用時には、ベルトタング9をシートバック3のポケット13に収納すればよい。このとき、ベルトタング9はポケット13の内部空間の厚みよりも大きく、かつポケット13は可撓性を有することから、ベルトタング9にはポケット13からシートバック3側への押圧力が作用し、保持される。以って、ベルトタング9をシートバック3の背面において保持することができる。したがって、シートベルト6の不使用時にベルトタング9がシートバック3の前面にないことから、ベルトタング9が着座者と接触することはなく、着座者へ異物感や温度変化による不快感を与えることがない。また、ポケット13がシートバック3の表皮と同じ素材で形成されていることで、ポケット13はシートバック3と視覚的に一体化し意匠性もよい。また、ポケット13はシートベルト6の繰り出し方向と平行で繰出口12と重なるラインL上に位置していることから、ベルトタング9をポケット13に収納保持したとき、図3によく示されるように、シートベルト6は繰出口12から車両後方側へ捩れることなく繰り出された状態、すなわちポケット13が繰出口12を基準としてシートベルト6の真後ろに位置している。したがって、シートベルト6に余計な力が作用することがなく、ベルトタング9は安定して保持されると共に、意匠性を損ねることもない。また、ポケット13がシートバック3の背面に設けられていることで、シートバック3の上面後端よりも車両前後方向で前方に位置していることから、図4によく示されるように、シートベルト6はシートバック3の上面からポケット13にかけて鋭角に屈曲している。したがって、シートベルト6にはシートバック3の上面後端部分を主として大きな摩擦力が作用し、シートベルト6はより安定して保持される。
これらの要因により、ベルトタング9をポケット13に収納した際に、仮にシートベルト6にリトラクタ7からの巻き込み力が作用していても、ベルトタング9をポケット13で安定して保持可能となる。そのうえで本実施例1では、シートベルト6が最大限リトラクタ7に巻き取られた状態において、シートベルト6に繰出口12からポケット13までの距離分の遊びを有するよう巻き取り限界が規定されている。したがって、ベルトタング9をポケット13に収納したとき、シートベルト6にリトラクタ7からの巻き取り力が作用せず、ベルトタング9のポケット13からの不用意な抜け外れが有効に防がれている。このように、ポケット13が本発明の保持手段に相当する。さらに、シートベルト6の使用時には、ポケット13に高速道路等のチケット、携帯電話、サングラス、その他の小物などを収納することもできる。
以下に、本発明の他の実施例について説明するが、これらの各実施例における基本的な構成や作用効果は実施例1と同様なので、当該実施例1と共通する事項については同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略し、実施例1と異なる事項を中心に説明する。
(実施例2)
図5〜6に、本発明の実施例2を示す。実施例2のポケット13は、その一部がシートバック3に対して着脱自在となっている。具体的には、図5に示されるように、ポケット13の底辺のみがシートバック3に対して不離一体的に接合され、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に、面ファスナ(ベルベットファスナ)15が配されている。一般的にシートバック3は、図6に示すごとく、弾性体からなるパッド16の外面を表皮17で覆った構成となっている。表皮17の端部には、樹脂製でJ字状のフック18が縫着されており、このフック18をシートバック3内に配設された金属製のフレーム19に係止することで、表皮17が固定されている。そのうえで、シートバック3の背面中央部の内部構造が、樹脂製のバックボード20で覆われている。そこで、本実施例2では、図6に示すごとく表皮17の端部とポケット13の底辺端部とが一致する状態で重ね合わせ、この積層状態において表皮17とポケット13をと一緒にフック18へ縫着することで、ポケット13の底辺がシートバック3に対して不離一体に接合されている。これにより、シートバック3およびポケット13の面ファスナ15を剥がした状態では、図5に示すごとくポケット13がバックボード20の上端から垂れ下がった状態となる。
これにより、ベルトタング9をポケット13から引き抜くように取り出す際に、ベルトタング9がポケット13に引っ掛かってポケット13に無理な荷重が作用しても、ポケット13が面ファスナ15部分において剥離可能となっているので、ポケット13が破損することはない。ベルトタング9に限らず、着座者の手や収納している小物などがポケット13に引っ掛かった場合も同様である。ベルトタング9をポケット13に収納する場合、基本的にはポケット13とシートバック3の面ファスナ15が接合した状態で、ポケット13の上方から差し込むように収納すればよいが、図5に示されるポケット13が垂れ下がった状態においてベルトタング9をシートバック3の左右の面ファスナ15・15の間に位置させ、その状態からポケット13をシートバック3に接合することで、収納することもできる。ベルトタング9をポケット13から取り出す場合も、基本的にはシートバック3とポケット13とが接合された状態において、ポケット13の上方からベルトタング9を引き抜けばよいが、ポケット13をシートバック3から剥離させることでベルトタング9を取り出すこともできる。
(実施例3)
図7に、本発明の実施例3を示す。実施例3のポケット13も、実施例2と同様にその一部がシートバック3に対して着脱自在となっているが、図7に示されるように、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に配された、スナップボタン23によって着脱自在となっている。シートバック3およびポケット13に配されるスナップボタンの数は、ベルトタング9を収納保持可能であれば特に限定されない。実施例3では、ポケット13の左右両側辺において、ポケット13の上辺部と、上下中間部と、底辺部との三箇所それぞれ縫着している。なお本実施例3では、シートバック3に雌ボタンを、ポケット13に雄ボタンを配した構成となっているが、雌雄ボタンの配設対象を逆にしてもよい。
(実施例4)
図8〜9に、本発明の実施例4を示す。実施例4のポケット13も、実施例2や実施例3と同様にその一部がシートバック3に対して着脱自在となっているが、図8に示されるように、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に配された、クリップ手段24によって着脱自在となっている。具体的には、ポケット13の左右両側辺部に、ポケット13の上辺から底辺に亘る細長い樹脂製の雄クリップ25が接着されており、この左右両雄クリップ25・25と対抗するシートバック3の背面にも、雄クリップ25と同じ長さで雄クリップ25と係合可能な雌クリップ26が接着されている。図9に示すように、ポケット13の雄クリップ25は、平板状のベース25aと、ベース25aから一体形成された突起25bとからなり、ベース25aにおいてポケット13と接着されている。雌クリップ26は、平板状のベース26aと、ベース26aから一体形成され雄クリップ25の突起25aの外径に沿うように形成された凹形状部26bとからなり、ベース26aがシートバック3に接着されている。雄クリップ25の突起25bを雌クリップ26の凹形状部26bに弾性変形させながら押圧係合させることで、ポケット13をシートバック3に接合させることができる。なお、実施例4のシートバック3には、雌クリップ26が配される位置が凹み形成されており、雌クリップ26はシートバック3の表面よりも奥まった位置にある。これにより、ポケット13をシートバック3に接合したとき、ポケット13とシートバック3とが接触ないし近接するよう設計されている。雄クリップ25と雌クリップ26の配設対象は、実施例4と逆でもよい。
(実施例5)
図10に、本発明の実施例5を示す。実施例5では、ポケット13がシートバック3に対して着脱自在とはなっていないが、実施例1の配設位置よりも下方に配されている。具体的には、図10に示すように、ポケット13がバックボード20から一体形成されている。このとき、ポケット13の内部空間の厚みは、ベルトタング9の厚み寸法よりも若干小さい寸法に設計されている。
(その他の変形例)
実施例1〜実施例5では、シートベルト6が車両正面方向に繰り出し可能となっているが、ベルトインシート1によってはベルトタング9をバックル10へ係合し易いように、繰出口12が若干車両左右方向内側へ向けられている場合もある。その場合は、ポケット13をシートベルト6の繰り出し方向と平行で繰出口12と重なるラインL上に位置するように、繰出口12から若干ずらしたシートバック3の左右外側へ設ければよい。
また、上記実施例1〜実施例5では、ポケット13をシートバック3の背面に設けているが、シートベルト6の繰出口12よりも車両前後方向で後方に位置していれば、その他の部位に設けることもできる。例えば、実施例1〜実施例5のように、繰出口12がシートバック3の上面先端に形成されている場合、ポケット13をシートバック3の上面後端に設けて、ベルトタング9を車両前方側から収納可能とすることもできる。また、繰出口12がシートバック3の前面に形成されていれば、ポケット13はシートバック3の上面先端部に設けることもできる。
ベルトインシートの正面図である。 実施例1に係るベルトインシートの要部拡大後方斜視図である。 実施例1に係るベルトインシートの要部拡大上面後方斜視図である。 実施例1に係るベルトインシートの要部拡大側面図である。 実施例2に係るベルトインシートの要部拡大後方斜視図である。 実施例2に係るベルトインシートの要部拡大断面側面図である。 実施例3に係るベルトインシートの要部拡大後方斜視図である。 実施例4に係るベルトインシートの要部拡大後方斜視図である。 実施例4に係るベルトインシートにおける保持手段の断面平面図である。 実施例5に係るベルトインシートの要部拡大後方斜視図である。
符号の説明
1 ベルトインシート
2 シートクッション
3 シートバック
6 シートベルト
7 リトラクタ
8 アンカ
9 ベルトタング
10 バックル
12 繰出口
13 ポケット
15 面ファスナ
16 パッド
17 表皮
18 フック
19 フレーム
20 バックボード
23 スナップボタン
24 クリップ手段
25 雄クリップ
26 雌クリップ
L シートベルトの繰り出し方向と平行で繰出口と重なるライン

Claims (4)

  1. シートベルトを巻き取るリトラクタが車両用シートのシートバック内に内蔵され、前記シートベルトが前記シートバックの繰出口から繰り出されるベルトインシートにおいて、
    前記シートバックには、前記シートベルトの不使用時に該シートベルトに摺動可能に取り付けられたベルトタングを保持可能な保持手段が設けられており、
    前記保持手段は、前記シートベルトの繰出口よりも車両前後方向で後方に位置しており、
    前記保持手段は、前記ベルトタングを収納可能なポケットであって、該ポケットの内部空間の厚みは、前記ベルトタングの厚み寸法よりも小さく、
    前記ポケットは、前記シートバックの背面に設けられて、該シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置しており、
    前記ベルトタングを前記ポケットに収容した不使用時には、前記ベルトタングも前記シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置していることを特徴とする、ベルトインシート。
  2. 請求項1に記載のベルトインシートにおいて、
    前記ポケットが、前記シートベルトの繰り出し方向と平行で前記繰出口と重なるライン上に位置していることを特徴とするベルトインシート。
  3. 請求項1または請求項2に記載のベルトインシートにおいて、
    前記ポケットの少なくとも一部が、前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とするベルトインシート。
  4. 請求項3に記載のベルトインシートにおいて、
    前記ポケットの底辺は前記シートバックと不離一体に接合され、前記ポケットの左右側辺は前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とするベルトインシート。
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