JP5082663B2 - ベルトインシート - Google Patents
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Description
図2〜4に、本発明の実施例1を示す。図2に示すごとく、実施例1のベルトインシート1では、シートベルト6の繰出口12が、シートバック3の車両左右方向外側肩部の上面先端部に形成されており、シートベルト6が車両正面方向に繰り出し可能となっている。そのうえで、シートバック3の車両左右方向外側肩部の背面上方に、ベルトタング9を収納可能なポケット13が設けられている。詳しくは、ポケット13はシートベルト6の繰り出し方向と平行で繰出口12と重なるラインL上に位置しており(図3参照)、シートバック3の表皮と同じフレキシブルな素材からなり、その左右両側辺および底辺においてシートバック3の表皮と不離一体的に縫着されていることで、ベルトタング9を上方から収納可能となっている。また、ポケット13はシートバック3の背面に設けられていることで、図4によく示されるように、シートバック3の上面後端よりも車両前後方向で前方に位置している。ポケット13の内部空間の厚み(シートバック3とポケット13との距離)は、ベルトタング9の厚み寸法よりも小さく設計されている。具体的には、ベルトタング9の非収納状態では、ポケット13はその全面においてシートバック3と接触ないし近接する程度の空間厚みとなっている。
図5〜6に、本発明の実施例2を示す。実施例2のポケット13は、その一部がシートバック3に対して着脱自在となっている。具体的には、図5に示されるように、ポケット13の底辺のみがシートバック3に対して不離一体的に接合され、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に、面ファスナ(ベルベットファスナ)15が配されている。一般的にシートバック3は、図6に示すごとく、弾性体からなるパッド16の外面を表皮17で覆った構成となっている。表皮17の端部には、樹脂製でJ字状のフック18が縫着されており、このフック18をシートバック3内に配設された金属製のフレーム19に係止することで、表皮17が固定されている。そのうえで、シートバック3の背面中央部の内部構造が、樹脂製のバックボード20で覆われている。そこで、本実施例2では、図6に示すごとく表皮17の端部とポケット13の底辺端部とが一致する状態で重ね合わせ、この積層状態において表皮17とポケット13をと一緒にフック18へ縫着することで、ポケット13の底辺がシートバック3に対して不離一体に接合されている。これにより、シートバック3およびポケット13の面ファスナ15を剥がした状態では、図5に示すごとくポケット13がバックボード20の上端から垂れ下がった状態となる。
図7に、本発明の実施例3を示す。実施例3のポケット13も、実施例2と同様にその一部がシートバック3に対して着脱自在となっているが、図7に示されるように、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に配された、スナップボタン23によって着脱自在となっている。シートバック3およびポケット13に配されるスナップボタンの数は、ベルトタング9を収納保持可能であれば特に限定されない。実施例3では、ポケット13の左右両側辺において、ポケット13の上辺部と、上下中間部と、底辺部との三箇所それぞれ縫着している。なお本実施例3では、シートバック3に雌ボタンを、ポケット13に雄ボタンを配した構成となっているが、雌雄ボタンの配設対象を逆にしてもよい。
図8〜9に、本発明の実施例4を示す。実施例4のポケット13も、実施例2や実施例3と同様にその一部がシートバック3に対して着脱自在となっているが、図8に示されるように、ポケット13の左右両側辺とこれに対向するシートバック3の背面に配された、クリップ手段24によって着脱自在となっている。具体的には、ポケット13の左右両側辺部に、ポケット13の上辺から底辺に亘る細長い樹脂製の雄クリップ25が接着されており、この左右両雄クリップ25・25と対抗するシートバック3の背面にも、雄クリップ25と同じ長さで雄クリップ25と係合可能な雌クリップ26が接着されている。図9に示すように、ポケット13の雄クリップ25は、平板状のベース25aと、ベース25aから一体形成された突起25bとからなり、ベース25aにおいてポケット13と接着されている。雌クリップ26は、平板状のベース26aと、ベース26aから一体形成され雄クリップ25の突起25aの外径に沿うように形成された凹形状部26bとからなり、ベース26aがシートバック3に接着されている。雄クリップ25の突起25bを雌クリップ26の凹形状部26bに弾性変形させながら押圧係合させることで、ポケット13をシートバック3に接合させることができる。なお、実施例4のシートバック3には、雌クリップ26が配される位置が凹み形成されており、雌クリップ26はシートバック3の表面よりも奥まった位置にある。これにより、ポケット13をシートバック3に接合したとき、ポケット13とシートバック3とが接触ないし近接するよう設計されている。雄クリップ25と雌クリップ26の配設対象は、実施例4と逆でもよい。
図10に、本発明の実施例5を示す。実施例5では、ポケット13がシートバック3に対して着脱自在とはなっていないが、実施例1の配設位置よりも下方に配されている。具体的には、図10に示すように、ポケット13がバックボード20から一体形成されている。このとき、ポケット13の内部空間の厚みは、ベルトタング9の厚み寸法よりも若干小さい寸法に設計されている。
実施例1〜実施例5では、シートベルト6が車両正面方向に繰り出し可能となっているが、ベルトインシート1によってはベルトタング9をバックル10へ係合し易いように、繰出口12が若干車両左右方向内側へ向けられている場合もある。その場合は、ポケット13をシートベルト6の繰り出し方向と平行で繰出口12と重なるラインL上に位置するように、繰出口12から若干ずらしたシートバック3の左右外側へ設ければよい。
2 シートクッション
3 シートバック
6 シートベルト
7 リトラクタ
8 アンカ
9 ベルトタング
10 バックル
12 繰出口
13 ポケット
15 面ファスナ
16 パッド
17 表皮
18 フック
19 フレーム
20 バックボード
23 スナップボタン
24 クリップ手段
25 雄クリップ
26 雌クリップ
L シートベルトの繰り出し方向と平行で繰出口と重なるライン
Claims (4)
- シートベルトを巻き取るリトラクタが車両用シートのシートバック内に内蔵され、前記シートベルトが前記シートバックの繰出口から繰り出されるベルトインシートにおいて、
前記シートバックには、前記シートベルトの不使用時に該シートベルトに摺動可能に取り付けられたベルトタングを保持可能な保持手段が設けられており、
前記保持手段は、前記シートベルトの繰出口よりも車両前後方向で後方に位置しており、
前記保持手段は、前記ベルトタングを収納可能なポケットであって、該ポケットの内部空間の厚みは、前記ベルトタングの厚み寸法よりも小さく、
前記ポケットは、前記シートバックの背面に設けられて、該シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置しており、
前記ベルトタングを前記ポケットに収容した不使用時には、前記ベルトタングも前記シートバック上面後端よりも車両前後方向で前方に位置していることを特徴とする、ベルトインシート。 - 請求項1に記載のベルトインシートにおいて、
前記ポケットが、前記シートベルトの繰り出し方向と平行で前記繰出口と重なるライン上に位置していることを特徴とするベルトインシート。 - 請求項1または請求項2に記載のベルトインシートにおいて、
前記ポケットの少なくとも一部が、前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とするベルトインシート。 - 請求項3に記載のベルトインシートにおいて、
前記ポケットの底辺は前記シートバックと不離一体に接合され、前記ポケットの左右側辺は前記シートバックに対して着脱自在であることを特徴とするベルトインシート。
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