JP5080266B2 - ドライバ回路、試験装置及び調整方法 - Google Patents

ドライバ回路、試験装置及び調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、ドライバ回路、試験装置及び調整方法に関する。特に本発明は入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路、試験装置及び調整方法に関する。本出願は、下記の米国出願に関連する。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.米国特許出願 第11/262507号 出願日 2005年10月28日
半導体デバイス等の試験装置は、テストレートの高速化に伴い、被試験デバイスに対して試験信号を供給するドライバ回路の高速化が求められる。なお、現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
しかしながら、試験装置においては、ドライバ回路から被試験デバイスまでの伝送線路の物理長が長いこと等により、伝送線路中で試験信号が減衰又は損失してしまう。このために、試験装置においては、ドライバ回路を高速化しただけでは、テストレートの高速化に対応するのは困難である。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるドライバ回路、試験装置及び調整方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1形態においては、入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、入力信号に応じた駆動信号をそれぞれ出力するメインドライバおよびサブドライバと、サブドライバが出力する駆動信号を微分した微分信号を出力する微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、微分信号を加算した出力信号を出力する加算部とを備え、加算部が、微分信号に予め定められた補正値を乗じることにより微分信号の振幅を補正する乗算器と、メインドライバが出力する駆動信号に、乗算器により補正された微分信号を加算した出力信号を出力する加算器とを有するドライバ回路を提供する。
駆動信号および微分信号の位相を一致させるべくメインドライバに入力される入力信号を遅延させる遅延回路を更に備えてよい。
サブドライバは、メインドライバと比較し消費電力が小さくてよい
算部は、メインドライバが出力する駆動信号に、微分信号を加算する加算器と、接続先の回路に伝送する伝送線路の特性インピーダンスと実質的に同一の出力インピーダンスを有し、加算器が出力する信号を増幅した出力信号を出力する増幅器とを有してよい。
本発明の第2形態においては、入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、入力信号は、接続先の回路へ供給すべきデータに含まれるビット毎の論理値をそれぞれ示す複数のビット信号を含み、複数のビット信号のそれぞれをビット位置に応じて予め定められた振幅の信号に変換し、変換後の複数のビット信号を合計した駆動信号を出力するメインドライバと、それぞれのビット信号に対応して設けられ、当該ビット信号を微分した微分信号を出力する複数の微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の微分回路が出力する複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算部とを備えるドライバ回路を提供する。
加算部は、それぞれのビット信号に対応して設けられ、微分信号に対し、ビット位置に応じて予め定められた補正値を乗じることにより微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の乗算器により補正された複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算器とを有してよい。
本発明の第3形態においては、入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、入力信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、互いに異なる時定数を有し、入力信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の微分回路が出力する複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算部とを備えるドライバ回路を提供する。
加算部は、それぞれの微分回路に対応して設けられ、当該微分回路が出力する微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じることにより微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の乗算器により補正された複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算器とを有してよい。
本発明の第4形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、本発明の第1形態におけるドライバ回路と、被試験デバイスが試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備える試験装置を提供する。
本発明の第5形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、試験信号を被試験デバイスに供給するドライバ回路と、被試験デバイスが試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、試験信号は、被試験デバイスへ供給すべきデータに含まれるビット毎の論理値をそれぞれ示す複数のビット信号を含み、ドライバ回路は、複数のビット信号のそれぞれをビット位置に応じて予め定められた振幅の信号に変換し、変換後の複数のビット信号を合計した駆動信号を出力するメインドライバと、それぞれのビット信号に対応して設けられ、当該ビット信号を微分した微分信号を出力する複数の微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の微分回路が出力する複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算部とを有する試験装置を提供する。
本発明の第6形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、試験信号を被試験デバイスに供給するドライバ回路と、被試験デバイスが試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、被試験デバイスの良否を判定する判定部とを備え、ドライバ回路は、試験信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、互いに異なる時定数を有し、試験信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の微分回路が出力する複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算部とを有する試験装置を提供する。
加算部は、それぞれの微分回路に対応して設けられ、当該微分回路が出力する微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じることにより微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の乗算器により補正された複数の微分信号を加算した出力信号を出力する加算器とを有し、複数の乗算器に供給する複数の補正値を調整する場合において、出力信号を接続先の回路へ伝送する伝送線における接続先の回路を接続する端部から出力信号を取得する取得部と、取得部が取得した出力信号と、入力信号に応じて接続先の回路へ供給されるべき出力信号の期待値とを比較する比較部と、比較部による比較結果に基づいて、複数の補正値を調整する調整部とを更に備え、調整部は、複数の補正値のそれぞれを、対応する微分回路の時定数が大きい補正値から順に調整対象として選択する選択部と、調整対象の補正値に対応する微分回路の時定数がより大きい場合に入力信号を変化させた後により長い時間が経過したタイミングで出力信号を取得部により取得させるタイミング設定部と、比較部による比較結果に基づいて、タイミングにおける出力信号の値が、入力信号に応じて接続先の回路へ供給されるべき出力信号の期待値と略一致するように補正値を調整する調整処理部とを有してよい。
本発明の第7形態においては、入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路の調整方法において、ドライバ回路は、入力信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、互いに異なる時定数を有し、入力信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、メインドライバが出力する駆動信号に、複数の微分回路が出力する複数の微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じた信号を、加算した出力信号を出力する加算部とを備え、当該調整方法は、出力信号を接続先の回路へ伝送する伝送線における接続先の回路を接続する端部から出力信号を取得する取得段階と、取得段階が取得した出力信号と、入力信号に応じて接続先の回路へ供給されるべき出力信号の期待値とを比較する比較段階と、複数の補正値のそれぞれを、対応する微分回路の時定数が大きい補正値から順に調整対象として選択する選択段階と、調整対象の補正値に対応する微分回路の時定数がより大きい場合に入力信号を変化させた後により長い時間が経過したタイミングで出力信号を取得段階により取得させるタイミング設定段階と、比較段階による比較結果に基づいて、タイミングにおける出力信号の値が、入力信号に応じて接続先の回路へ供給されるべき出力信号の期待値と略一致するように補正値を調整する調整処理段階とを備える調整方法を提供する。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
図1は、第1実施形態に係る試験装置10の構成を示す。 図2は、メインドライバ22から出力される駆動信号、微分回路24から出力される微分信号、加算部25から出力される出力信号及び伝送線路200のDUT100側の端で検出される出力信号を示す。 図3は、加算部25の構成例を示す。 図4は、第2実施形態に係る試験装置40の構成を示す。 図5は、DRE信号及びPAT信号の論理値に対する、駆動信号(a点)、微分回路53の入力値(b点)、微分回路54の入力値(c点)を示す。 図6は、駆動信号波形(a点)に対する、微分回路53から出力される微分信号に補正値を乗算した波形(d点)、微分回路54から出力される微分信号に補正値を乗算した波形(e点)、加算器33から出力される出力信号の波形(f点)を示す。 図7は、第3実施形態に係る試験装置70の構成を示す。 図8は、第3実施形態の変形例に係る試験装置80の構成を示す。 図9は、調整部83の具体的な構成を示す。 図10は、第3実施形態の変形例に係る試験装置80による調整処理のフローを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係る試験装置10の構成を示す。本実施形態に係る試験装置10は、伝送線路200を介して被試験デバイス100(以下、DUT100という。)に出力信号を供給し、当該出力信号の供給に応じてDUT100から出力される信号を判定することにより、当該DUT100を試験する。なお、DUT100は、伝送線路200を介して出力信号が供給される電気回路等であってよい。
試験装置10は、試験信号生成部11と、ドライバ回路12と、レベルコンパレータ13と、判定部14とを備える。
試験信号生成部11は、DUT100に対して供給すべき試験信号を生成する。ドライバ回路12は、試験信号生成部11により生成された試験信号が入力信号として入力され、当該入力信号に応じた波形の出力信号を伝送線路200を介してDUT100に供給する。ドライバ回路12は、DUT100の駆動に十分なドライブ能力を有する。レベルコンパレータ13は、試験信号としての出力信号の供給に応じてDUT100から出力された信号が伝送線路200を介して入力され、当該信号の論理レベルを判断する。判定部14は、レベルコンパレータ13による論理レベル判断された結果と、試験信号生成部11により生成された期待値と比較し、DUT100の良否を判定する。
ドライバ回路12は、遅延回路21と、メインドライバ22と、サブドライバ23と、微分回路24と、加算部25とを有する。
遅延回路21は、試験信号生成部11から出力された入力信号が入力され、メインドライバ22から出力される駆動信号と微分回路24から出力される微分信号との位相を一致させるべく、当該入力信号を遅延させる。具体的には、遅延回路21は、微分回路24による遅延時間分、入力信号を遅延する。
メインドライバ22は、遅延回路21により遅延された入力信号が入力され、当該入力信号に応じた駆動信号を出力する。具体的には、メインドライバ22は、入力信号と同一波形の駆動信号、又は、入力信号により指定される波形の駆動信号を出力する。サブドライバ23は、試験信号生成部11から出力された入力信号が入力され、当該入力信号に応じた駆動信号を出力する。サブドライバ23は、メインドライバ22を模擬した回路であり、メインドライバ22と同等の周波数特性を有し、好ましくはメインドライバ22と比較して消費電力が小さい。
微分回路24は、サブドライバ23から出力された駆動信号が入力され、当該駆動信号を微分した微分信号を出力する。加算部25は、メインドライバ22から出力された駆動信号に、微分回路24から出力された微分信号を加算した出力信号を出力する。加算部25から出力された出力信号は、伝送線路200を介してDUT100に供給される。
図2は、メインドライバ22から出力される駆動信号、微分回路24から出力される微分信号、加算部25から出力される出力信号及び伝送線路200のDUT100の端部で検出される出力信号を示す。
メインドライバ22から出力された駆動信号(図2(A))は、加算部25に供給される。また、微分信号(図2(B))は、駆動信号からエッジ成分を抽出した信号であり、加算部25に供給される。出力信号(図2(C))は、駆動信号と微分信号とを加算した波形であり、すなわち、駆動信号のエッジ部分を強調した波形である。
ここで、通常伝送線路200は積分特性を有するので、出力信号は、図2(D)の点線に示すように、伝送線路200により高周波成分が損失されてDUT100に供給される。
これに対し、ドライバ回路12は、駆動信号のエッジ部分を強調した出力信号を供給し、伝送線路200での損失分を補償する。従って、ドライバ回路12は、駆動信号と同じ波形の出力信号を伝送線路200の端部からDUT100に印加できる(図2(D)の実線)。
以上のように、ドライバ回路12は、伝送線路200による高周波数成分の劣化を補償すべく、予め微分回路24により駆動信号を強調する。このことにより、ドライバ回路12によれば、接続先の回路端でメインドライバ22の出力端の信号波形を再現し、当該接続先の回路に適切な信号を供給することができる。従って、本実施形態に係る試験装置10によれば、DUT100を適切に試験することができる。また、ドライバ回路12は、微分信号によって駆動信号を強調するので、試験信号の周期より長い時定数により生じる損失を補償することができる。
図3は、加算部25の構成例を示す。加算部25は、乗算器31と、補正値レジスタ32と、加算器33と、増幅器34とを含んでよい。
乗算器31は、微分回路24から出力された微分信号に、予め定められた補正値を乗じることにより、微分信号の振幅を補正する。本実施形態に係る試験装置10は、乗算器31により微分信号の振幅を補正することによって、伝送線路200の特性に応じた適切な微分信号を駆動信号に加算することができる。補正値レジスタ32は、乗算器31により乗算される補正値を格納する。加算器33は、メインドライバ22から出力された駆動信号に、補正値レジスタ32により振幅が補正された微分信号を加算した出力信号を出力する。増幅器34は、加算器33が出力する信号を増幅した出力信号を出力する。増幅器34は、DUT100に伝送する伝送線路200の特性インピーダンスと実質的に同一の出力インピーダンスを有する。このため、加算部25と伝送線路200とがインピーダンス整合し、最も伝送損失が少ない状態で出力信号をDUT100に供給することができる。
図4は、第2実施形態に係る試験装置40の構成を示す。本実施形態に係る試験装置40は、伝送線路200を介してDUT100に多値レベルの出力信号を供給する。そして、試験装置40は、当該出力信号の供給に応じてDUT100から出力される信号を判定することにより、当該DUT100を試験する。試験装置40において、第1実施形態に係る試験装置10と同一の符号を付した部材は、第1実施形態に係る試験装置10の略同一の機能及び構成を有する、以下相違点を除き説明を省略する。
試験装置40は、試験信号生成部41と、第2ドライバ回路42と、レベルコンパレータ13と、判定部14とを備える。
試験信号生成部41は、DUT100に対して供給すべき試験信号を生成する。試験信号生成部41により生成される試験信号は、DUT100へ供給すべきデータに含まれるビット毎の論理値をそれぞれ示す複数のビット信号を含む。試験信号生成部41は、一例として、VL(最小レベル)、VH(中間レベル)、VT(最大レベル)の3値を指定する試験信号(DRE信号,PAT信号)を生成する。より具体的には、DRE信号がL論理の時にはVTを指定し、DRE信号がH論理で且つPAT信号がL論理の時にはVLを指定し、DRE信号がH論理で且つPAT信号がH論理の時にはVHを指定する試験信号を生成する。
第2ドライバ回路42は、試験信号生成部41により生成された試験信号が入力信号として入力され、当該入力信号により指定される波形の出力信号を伝送線路200を介してDUT100に供給する。第2ドライバ回路42は、DUT100の駆動に十分なドライブ能力を有する。
第2ドライバ回路42は、メインドライバ51と、論理回路52と、複数の微分回路53,54と、加算部55とを有する。
メインドライバ51は、試験信号生成部41から試験信号が入力され、複数のビット信号のそれぞれをビット位置に応じて予め定められた振幅の信号に変換し、変換後の複数のビット信号を合計した駆動信号を出力する。メインドライバ51は、一例として、DRE信号及びPAT信号に含まれるビット信号の論理値に応じて定められた3値レベル(VL,VH,VT)の駆動信号に変換する。
微分回路53及び微分回路54は、それぞれ複数のビット信号に対応して設けられ、当該ビット信号を微分した微分信号を出力する。微分回路53は、一例として、駆動信号がVLであるか否かを検出する論理回路52から出力された信号を微分することにより、1ビット目のビット位置の論理値を示すビット信号を微分した微分信号を出力する。また、微分回路54は、一例として、試験信号生成部41により生成されたDRE信号を微分することにより、2ビット目のビット位置の論理値を示すビット信号を微分した微分信号を出力する。
加算部55は、メインドライバ51が出力する駆動信号に、それぞれの微分回路53,54が出力する微分信号を加算した出力信号を出力する。
加算部55は、それぞれの微分回路53,54に対応して設けられた乗算器61,62と、それぞれの乗算器61,62に対応して設けられた補正値レジスタ63,64と、加算器33と、増幅器34とを含んでよい。乗算器61,62は、対応する微分回路53,54から出力された微分信号に対し、ビット位置に応じて予め定められた補正値を乗じることにより微分信号の振幅を補正する。補正値レジスタ63,64は、対応する乗算器61,62に乗算する補正値を記憶する。加算器33は、メインドライバ51が出力する駆動信号に、複数の乗算器61,62により補正された複数の微分信号を加算した出力信号を出力する。
なお、試験装置40において、メインドライバ51の前段又は複数の微分回路53,54の前段に遅延回路を設け、加算器33への位相を合わせてもよい。
図5は、DRE信号及びPAT信号に対する、メインドライバ51から出力される駆動信号(a点)、微分回路53の入力値(b点)、微分回路54の入力値(c点)を示す。
本例においては、メインドライバ51から出力される駆動信号は、DRE信号がL論理の時にはVTとなり、DRE信号がH論理で且つPAT信号がL論理の時にはVLとなり、DRE信号がH論理で且つPAT信号がH論理の時にはVHとなる。微分回路53は、DRE信号がH論理且つPAT信号がL論理の時にはL論理が入力され、DRE信号がL論理,立上り,立下りの時にはPAT信号に関わらずH論理が入力される(b点)。また、微分回路54は、駆動信号がVTの時にはL論理、駆動信号がVL及びVHの時にはH論理が入力される(c点)。
図6は、一例としての、メインドライバ51から出力される駆動信号波形(a点)に対する、微分回路53から出力される微分信号に補正値を乗算した波形(d点)、微分回路54から出力される微分信号に補正値を乗算した波形(e点)、加算器33から出力される出力信号の波形(f点)を示す。
微分回路53から出力される微分信号は、駆動信号がVHから変化した時又はVHへ変化した時に、レベルが変化する(d点)。また、微分回路53から出力される微分信号は、駆動信号がVTから変化した時又はVTへ変化した時に、レベルが変化する(e点)。さらに、微分信号の振幅は、補正値レジスタ63,64に振幅情報を持たせることにより、駆動信号に対応させている。従って、出力信号は、駆動信号のエッジ部分が、そのレベル変化量に応じた振幅で強調された波形となる(f点)。
以上のように、第2ドライバ回路42によれば、駆動信号のエッジ成分を強調するので、接続先の回路端でメインドライバ51の出力端の信号波形を再現し、当該接続先の回路に適切な信号を供給することができる。
図7は、第3実施形態に係る試験装置70の構成を示す。本実施形態に係る試験装置70は、伝送線路200を介してDUT100に出力信号を供給し、当該出力信号の供給に応じてDUT100から出力される信号を判定することにより、当該DUT100を試験する。試験装置70は、接続先の回路端に適切な信号を供給して試験することができる。試験装置70において、第1実施形態に係る試験装置10と同一の符号を付した部材は、第1実施形態に係る試験装置10の略同一の機能及び構成を有する、以下相違点を除き説明を省略する。
本実施形態に係る試験装置70は、試験信号生成部11と、レベルコンパレータ13と、判定部14と、第3ドライバ回路71とを備える。
第3ドライバ回路71は、試験信号生成部11により生成された試験信号が入力信号として入力され、当該入力信号に応じた波形の出力信号を伝送線路200を介してDUT100に供給する。第3ドライバ回路71は、DUT100の駆動に十分なドライブ能力を有する。
第3ドライバ回路71は、メインドライバ22と、複数の微分回路72(72−1,72−2,…,72−n(nは2以上の整数。))と、加算部73とを有する。
メインドライバ22は、試験信号生成部11から出力された入力信号が入力され、入力信号に応じた波形の駆動信号を出力する。複数の微分回路72は、試験信号生成部11から出力された入力信号が入力され、入力信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する。複数の微分回路72は、互いに異なる時定数を有する。加算部73は、メインドライバ22から出力される駆動信号に、微分信号を加算した出力信号を出力する。
加算部73は、それぞれの微分回路72に対応して設けられた複数の乗算器74(74−1,74−2,…,74−n)と、それぞれの乗算器74に対応して設けられた補正値レジスタ75(75−1,75−2,…,75−n)と、加算器33と、増幅器34とを含む。
複数の乗算器74は、それぞれ対応する微分回路72から出力された微分信号に、予め定められた補正値を乗じることにより、微分信号の振幅を補正する。複数の補正値レジスタ75は、それぞれ対応する乗算器74に供給する補正値を格納する。加算器33は、メインドライバ22から出力された駆動信号に、各乗算器74により振幅が補正された微分信号を加算し、出力信号を出力する。
試験装置70は、時定数の異なる複数の微分回路72によって生成された複数の微分信号を駆動信号に加算するので、伝送線路200に応じた適切な配分により駆動信号を調整できる。
なお、試験装置70において、メインドライバ22の前段又は複数の微分回路72の前段等に遅延回路を設け、加算器33へ入力される信号の位相を合わせてもよい。
図8は、第3実施形態の変形例に係る試験装置80の構成を示す。
本変形例に係る試験装置80は、図7に示した試験装置70が備える各回路に加えて、取得部81と、比較部82と、調整部83とを備え、複数の乗算器74に供給する補正値を調整する調整機能を有する。
取得部81は、補正値を調整する場合においてDUT100と接続され、伝送線路200におけるDUT100を接続する端部から出力信号を取得する。比較部82は、取得部81が取得した出力信号と、入力信号に応じてDUT100へ供給されるべき出力信号の期待値とを比較する。調整部83は、比較部82による比較結果に基づいて、複数の補正値レジスタ75に格納された複数の補正値を調整する。
図9は、調整部83の具体的な構成を示す。
調整部83は、選択部86と、タイミング設定部87と、調整処理部88とを有する。
選択部86は、複数の補正値のそれぞれを、対応する微分回路72の時定数が大きい補正値から順に調整対象として選択する。タイミング設定部87は、調整対象の補正値に対応する微分回路72の時定数がより大きい場合に入力信号を変化させた後により長い時間が経過したタイミングで出力信号を取得部81により取得させる。調整処理部88は、比較部82による比較結果に基づいて、タイミングにおける出力信号の値が、入力信号に応じてDUT100へ供給されるべき出力信号の期待値と略一致するように補正値を調整する。
図10は、本変形例に係る試験装置80における調整処理のフローを示す。
調整処理が開始されると、まず、選択部86は、時定数が最も大きい微分回路72に対応した補正値を調整対象として選択する(ステップS11)。具体的には、選択部86は、複数の補正値レジスタ75のうち、時定数が最も大きい微分回路72に対応した補正値が格納された1つの補正値レジスタ75を調整対象として選択する。続いて、タイミング設定部87は、入力信号の振幅が変化したタイミングから、取得部81が出力信号を取得するタイミングまでの測定時間を設定する(ステップS12)。
続いて、本変形例に係る試験装置80は、測定処理を行う(ステップS13)。具体的には、測定処理として、ステップS21〜S24の処理を行う。試験装置80は、試験信号生成部11が入力信号の値を変化させ、当該入力信号に応じた出力信号をDUT100に供給する(ステップS21)。続いて、タイミング設定部87は、入力信号の値が変化したタイミングから所定の測定時間の取得部81に取得指示を与える(ステップS22)。続いて、取得部81は、取得指示を受けると、DUT100の端部から出力信号を取得する(ステップS23)。続いて、比較部82は、取得部81が取得した出力信号の値と、同一タイミングの出力信号の期待値とを比較する(ステップS24)。
続いて、ステップS13の測定処理を終えると、調整処理部88は、ステップS13で得られた比較結果に基づき、取得部81が取得した出力信号の値と期待値とが略一致するように、選択した補正値を調整する(ステップS14)。具体的には、調整処理部88は、選択部86により選択されている補正値レジスタ75内の補正値を変更する。
続いて、選択部86は、時定数が次に大きい微分回路72に対応した補正値を調整対象として選択する(ステップS15)。続いて、タイミング設定部87は、入力信号の振幅を変化させたタイミングから、取得部81が出力信号を取得するタイミングまでの測定時間を設定する(ステップS16)。このとき、タイミング設定部87は、先に調整した時定数が大きい補正値よりも短くなるように、測定時間を設定する。
続いて、本変形例に係る試験装置80は、ステップS13と同じ測定処理を行う(ステップS17)。
続いて、調整処理部88は、ステップS17の処理で得られた比較結果に基づき、取得部81が取得した出力信号の値と期待値とが略一致するように、選択した補正値を調整する(ステップS18)。
続いて、本変形例に係る試験装置80は、時定数が最も小さい補正値についての調整が完了したか否かを判断する(ステップS19)。判断の結果、調整が未完了であればステップS15から処理を繰り返し、調整が完了していれば当該調整処理を終了する。
以上のように、本変形例に係る試験装置80は、時定数が長い微分回路72についての補正量から先に調整するとともに(ステップS11、S15)、時定数がより大きい場合にはより測定時間を長くして、補正値を調整する(ステップS22)。このため、試験装置80は、より広い帯域に影響を与える補正量から先に調整することから、効率的に調整処理することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
上記説明から明らかなように、本発明によれば、接続先の回路端に適切な信号を供給するドライバ回路、試験装置及び調整方法を実現することができる。

Claims (13)

  1. 入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、
    前記入力信号に応じた駆動信号をそれぞれ出力するメインドライバおよびサブドライバと、
    前記サブドライバが出力する前記駆動信号を微分した微分信号を出力する微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算部と
    を備え
    前記加算部は、
    前記微分信号に予め定められた補正値を乗じることにより前記微分信号の振幅を補正する乗算器と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記乗算器により補正された前記微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算器とを有するドライバ回路。
  2. 前記駆動信号および前記微分信号の位相を一致させるべく前記メインドライバに入力される前記入力信号を遅延させる遅延回路を更に備える請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記サブドライバは、前記メインドライバと比較し消費電力が小さい請求項1または2に記載のドライバ回路。
  4. 前記加算部は、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記微分信号を加算する加算器と、
    前記接続先の回路に伝送する伝送線路の特性インピーダンスと実質的に同一の出力インピーダンスを有し、前記加算器が出力する信号を増幅した前記出力信号を出力する増幅器と
    を有する請求項1から3のいずれか1項に記載のドライバ回路。
  5. 入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、
    前記入力信号は、前記接続先の回路へ供給すべきデータに含まれるビット毎の論理値をそれぞれ示す複数のビット信号を含み、
    前記複数のビット信号のそれぞれをビット位置に応じて予め定められた振幅の信号に変換し、変換後の前記複数のビット信号を合計した駆動信号を出力するメインドライバと、
    それぞれの前記ビット信号に対応して設けられ、当該ビット信号を微分した微分信号を出力する複数の微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の微分回路が出力する複数の前記微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算部と
    を備えるドライバ回路。
  6. 前記加算部は、
    それぞれの前記ビット信号に対応して設けられ、前記微分信号に対し、ビット位置に応じて予め定められた補正値を乗じることにより前記微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の乗算器により補正された前記複数の微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算器と
    を有する請求項5に記載のドライバ回路。
  7. 入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路であって、
    前記入力信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、
    互いに異なる時定数を有し、前記入力信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の微分回路が出力する前記複数の微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算部と
    を備えるドライバ回路。
  8. 前記加算部は、
    それぞれの前記微分回路に対応して設けられ、当該微分回路が出力する前記微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じることにより前記微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の乗算器により補正された前記複数の微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算器と
    を有する請求項7に記載のドライバ回路。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のドライバ回路と、
    前記被試験デバイスが前記試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備える試験装置。
  10. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、
    前記試験信号を前記被試験デバイスに供給するドライバ回路と、
    前記被試験デバイスが前記試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記試験信号は、前記被試験デバイスへ供給すべきデータに含まれるビット毎の論理値をそれぞれ示す複数のビット信号を含み、
    前記ドライバ回路は、
    前記複数のビット信号のそれぞれをビット位置に応じて予め定められた振幅の信号に変換し、変換後の前記複数のビット信号を合計した駆動信号を出力するメインドライバと、
    それぞれの前記ビット信号に対応して設けられ、当該ビット信号を微分した微分信号を出力する複数の微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の微分回路が出力する複数の前記微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算部と
    を有する試験装置。
  11. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスに供給すべき試験信号を生成する試験信号生成部と、
    前記試験信号を前記被試験デバイスに供給するドライバ回路と、
    前記被試験デバイスが前記試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、前記被試験デバイスの良否を判定する判定部と
    を備え、
    前記ドライバ回路は、
    前記試験信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、
    互いに異なる時定数を有し、前記試験信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の微分回路が出力する前記複数の微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算部と
    を有する試験装置。
  12. 前記加算部は、それぞれの前記微分回路に対応して設けられ、当該微分回路が出力する前記微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じることにより前記微分信号の振幅を補正する複数の乗算器と、前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の乗算器により補正された前記複数の微分信号を加算した前記出力信号を出力する加算器とを有し、
    前記複数の乗算器に供給する複数の前記補正値を調整する場合において、前記出力信号を接続先の回路へ伝送する伝送線における前記接続先の回路を接続する端部から前記出力信号を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記出力信号と、入力信号に応じて前記接続先の回路へ供給されるべき前記出力信号の期待値とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記複数の補正値を調整する調整部と
    を更に備え、
    前記調整部は、
    前記複数の補正値のそれぞれを、対応する前記微分回路の時定数が大きい前記補正値から順に調整対象として選択する選択部と、
    調整対象の前記補正値に対応する前記微分回路の時定数がより大きい場合に前記入力信号を変化させた後により長い時間が経過したタイミングで前記出力信号を前記取得部により取得させるタイミング設定部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、前記タイミングにおける前記出力信号の値が、前記入力信号に応じて前記接続先の回路へ供給されるべき前記出力信号の期待値と略一致するように前記補正値を調整する調整処理部と
    を有する請求項11に記載の試験装置。
  13. 入力信号に応じた波形の出力信号を接続先の回路へ供給するドライバ回路の調整方法において、
    前記ドライバ回路は、
    前記入力信号に応じた駆動信号を出力するメインドライバと、
    互いに異なる時定数を有し、前記入力信号をそれぞれ微分した複数の微分信号を出力する複数の微分回路と、
    前記メインドライバが出力する前記駆動信号に、前記複数の微分回路が出力する前記複数の微分信号に対し、当該微分回路に応じて予め定められた補正値を乗じた信号を、加算した前記出力信号を出力する加算部とを備え、
    当該調整方法は、
    前記出力信号を前記接続先の回路へ伝送する伝送線における前記接続先の回路を接続する端部から前記出力信号を取得する取得段階と、
    前記取得段階が取得した前記出力信号と、前記入力信号に応じて前記接続先の回路へ供給されるべき前記出力信号の期待値とを比較する比較段階と、
    前記複数の補正値のそれぞれを、対応する前記微分回路の時定数が大きい前記補正値から順に調整対象として選択する選択段階と、
    調整対象の前記補正値に対応する前記微分回路の時定数がより大きい場合に前記入力信号を変化させた後により長い時間が経過したタイミングで前記出力信号を前記取得段階により取得させるタイミング設定段階と、
    前記比較段階による比較結果に基づいて、前記タイミングにおける前記出力信号の値が、前記入力信号に応じて前記接続先の回路へ供給されるべき前記出力信号の期待値と略一致するように前記補正値を調整する調整処理段階と
    を備える調整方法。
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