JP5078191B1 - 硬貨処置装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨検知センサを利用して、未払出しや過払出しの場合に、それらの原因毎に異なる対応動作を行わせることにより適正に復旧させるようにした硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】硬貨払出し動作の結果、未払出し若しくは過払出しが発生した場合、硬貨検知センサ48の検知結果に基づいて、次の払出し動作の前に、未払出しを防止する対策、若しくは過払出しを防止する対策を判断する払出し制御手段を設ける。これにより、未払出しや過払出しを効率良く防ぐことができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自動販売機や両替機等に搭載され、受け入れた硬貨を識別及び選別して収容し、かつ、釣銭として払い出す硬貨処理装置に関する。
自動販売機や両替機に搭載する硬貨処理装置、いわゆるコインチェンジャーとしては、例えば、特許文献1に示されたものがある。硬貨処理装置は、一般に、硬貨を受け入れて真偽を識別して金種選別する硬貨選別部と、識別及び選別された硬貨を収容する硬貨収容部と、収容された硬貨から釣銭として払い出す硬貨払出し部とに大別される。
硬貨収容部は、並列した複数のコインチューブで構成され、本体に対して着脱可能なカセット式となっている。硬貨払出し部は、各コインチューブに収容された硬貨の最下段にあるものをスライド構造部で引き出して払い出す機構となっている。
このスライド構造部は、前記各コインチューブの最下段の全ての硬貨を同時に引き出す硬貨引き出し手段と、該硬貨引き出し手段によって引き出した硬貨のうち、どの硬貨を払い出すかを選択する払い出し硬貨選択手段とによって構成され、この払い出し硬貨選択手段は各コインチューブに対応して設けられ、ソレノイド(チェンジソレノイド)によって駆動されるピンを上下することによって制御される。また、スライド構造部は、モータ駆動されるカムの回転に連動してスライド制御される。このとき、スライド構造部の硬貨引き出し手段が引き出した硬貨を検知する硬貨検知センサ等の硬貨検知手段が各コインチューブに対応して設けられ、スライド構造部によって硬貨をチューブから確実に引き出したか否かを判断できるようになっている。
ところで、従来の硬貨処理装置では、硬貨収容筒内から硬貨が払い出せない(未払出し)場合、および硬貨枚数及び金額を多く払い出す(過払出し)場合等の不具合が発生する場合がある。
例えば、硬貨が払い出せない(未払い)場合は、チューブ内の硬貨立ちにより硬貨引き出し手段が引き出せなかった場合やソレノイド(チェンジソレノイド)の動作不良により引き出した硬貨が払出硬貨選択手段で誤って払出対象硬貨には選択されない状態となり、払い出されなかった場合が考えられる。また、硬貨枚数及び金額を多く払出した(過払い)場合は、硬貨引き出し手段が引き出した硬貨のうち払出し対象外の硬貨が、ソレノイド(チェンジソレノイド)の異常動作により払出硬貨選択手段によって払出対象硬貨として選択がなされた状態となり、払い出された場合が考えられる。
つまり、上述した不具合現象は、スライド構造部が、硬貨を引き出せなかった場合や期待された動作を行えない場合に生じている。このため、従来では、未払出しや過払出しの現象を未然に防ぐために、空打ち動作やチェンジソレノイドの予備動作を行い、更に、未払い出しとなった場合には、再度払出動作を行っている。
この空打ち動作とは、スライド構造部の払出硬貨選択手段が、硬貨引き出し手段が引き出した硬貨を払出硬貨として選択しない状態で、スライド構造部の往復スライド運動を1往復だけ行う動作をいう。すなわち全てのコインチューブからの硬貨払出を禁止した状態で、硬貨払出動作を行うことを指す。特許文献1には、払出可能枚数が「ゼロ」から「1」になったコインチューブを空打ち対象として、払出指令が出される前に空打ち動作を実行し、空打ち動作終了後に空打ち対象コインチューブからの硬貨払出を行う制御が記載されている。
特許第4355475号公報
また、チェンジソレノイドの予備動作とは、払出対象となる硬貨が収納されたコインチューブに対応したソレノイド(チェンジソレノイド)について、1吸引1吸引解除の動作を行うことであり、払出動作の前に行う動作を指す。
上述した空打ち動作やチェンジソレノイドの予備動作については、未払出しの予防にある程度効果がある。しかし、個々の部品からみれば、動作回数が増えるので摩耗により不具合を誘発するというリスクがある。つまり、硬貨引き出し手段が硬貨を引き出せなかったことを原因とする未払出しなのか、チェンジソレノイドの動作不良で払出硬貨選択手段が払出硬貨を正常に選択できなかったことを原因とする未払出しなのか、といったそれぞれの原因に対応した適切な復旧方法とはなっていないので、個々の部品からみれば、復旧には不要な部品の動作回数が増えることで、その部品に不具合を誘発することになる。
そこで、本発明は、かかる従来の問題点に鑑みて、硬貨検知センサを利用して、未払出しや過払出しの場合に、それらの原因毎に異なる対応動作を行わせることにより適正に復旧させるようにした硬貨処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、硬貨を金種別に整列収容する複数の並列した硬貨収容筒を有し、該硬貨収容筒の最下段の硬貨を引き出す手段と、該硬貨を引き出す手段が引き出した硬貨を検知する硬貨検知手段と、引き出した硬貨を選択的に払い出す手段とを有する硬貨処理装置において、
硬貨払出し動作の結果、未払出し若しくは過払出しが発生した場合、前記硬貨検知手段の検知結果に基づいて、その未払出し若しくは過払出しの原因が、前記硬貨を引き出す手段が対象硬貨を引き出せなかったためなのか、若しくは、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段が対象硬貨を選択しなかったためなのかを判断し、
その判断結果が、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段が対象硬貨を選択しなかったためであると判断した時に、次の払出し動作の前に、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段を数回動作させる払出し制御手段を有する。
請求項2の発明は、請求項1記載の硬貨処理装置において、硬貨払出し動作の結果、払出し対象硬貨が未払出しであって、前記硬貨検知手段が該払出し対象硬貨を検知している時間が所定時間よりも長い場合に、前記払出し制御手段は、該払出し対象硬貨に対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返すことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の硬貨処理装置において、硬貨払出し動作の結果、払出し対象外の硬貨が払い出された過払出しであって、前記硬貨検知手段が該払い出された払出し対象外の硬貨を検知している時間が所定時間よりも短い場合に、前記払出し制御手段は、該払出し対象外硬貨に対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返すことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、硬貨検知手段の検知結果に基づいて防止する対策を判断する払出し制御手段を設けたので、未払出し若しくは過払出しが、硬貨を引き出すことができなかったことによるものなのか、或いは、払出し対象となる硬貨を選択することができなかったことによるものなのかを判断することができる。これにより、その判断結果に対応した動作を行わせることができるようになり、未払出しや過払出しを効率良く防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、払出し制御手段は、硬貨検知手段が払出し対象硬貨を検知している時間が所定時間よりも長い場合に、払出し対象硬貨に対応する選択的払出し手段の動作を数回繰り返すので、未払出しをより確実に防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、払出し制御手段は、硬貨検知手段がこの払い出された払出し対象外の硬貨を検知している時間が所定時間よりも短い場合に、払出し対象外硬貨に対応する選択的払出し手段の動作を数回繰り返すので、過払出しをより確実に防ぐことができる。
図1は、本発明の硬貨処理装置を示す全体斜視図である。 図2は、図1に示す硬貨処理装置の硬貨払出し部の主要構成の分解斜視図である。 図3は、硬貨払出しの状態を示し、(a)は待機状態の要部断面図、(b)は硬貨収容筒から硬貨を引き出した状態の要部断面図、(c)は引き出した硬貨が落下して払い出す状態の要部断面図である。 図4は、硬貨払出し動作における払出し対象外の硬貨の状態を示し、(a)は待機状態の要部断面図、(b)は硬貨収容筒から硬貨を引き出した状態の要部断面図である。 図5は、チェンジソレノイドに異物が付着した時の払出し動作を示し、(a)は待機状態の要部断面図、(b)は硬貨収容筒から硬貨を引き出した状態の要部断面図である。 図6は、払出し動作時のタイムチャートであって、(a)は正常時のタイムチャート、(b)は硬貨収容筒から硬貨を引き出させずに未払出しとなった時のタイムチャート、(c)はチェンジソレノイドに異物が付着したことで未払出しとなった時のタイムチャートである。 図7は、硬貨処理装置による払出し動作のフローチャートである。 図8は、硬貨検知センサの検知結果に基づく払出し結果の判定処理のフローチャートである。 図9は、硬貨処理装置の制御系を概略的に示すブロック図である。 図10は、従来の硬貨処理装置の再払出し動作時のタイムチャートである。 図11は、本発明の硬貨処理装置における不具合対策動作の一実施形態であって、チェンジソレノイドをON/OFF繰り返す場合のタイムチャートである。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の硬貨処理装置1を示し、この硬貨処理装置1は、自動販売機や両替機等に搭載され、受け入れた硬貨の真偽および金種を識別して収容し、収容した硬貨を釣銭として払い出す装置である。
硬貨処理装置1は、投入された硬貨の真偽を識別し金種毎に選別する硬貨識別選別部2と、選別された硬貨を金種毎に区別して収容しておく硬貨収容部3と、硬貨収容部3に収容した硬貨を選択して釣銭として支払う硬貨払出し部4とからなっている。
硬貨収容部3は、金種別に硬貨を収容する並列した複数のコインチューブで構成され、本体に対して着脱可能なカセット式となっている。そして、各コインチューブに収容された硬貨の最下段にあるものを引き出して払い出す機構となっている。
硬貨払出し部4は、図2、図3に示すように、複数のコインチューブCTの最下部に位置して水平方向に往復スライド動作し、各コインチューブCTの最下段の硬貨Cを引き出す1枚のペイアウトスライド41と、このペイアウトスライド41と一体的に往復動作(矢印a方向)をするペイアウトリンク42とを備えている。
また、硬貨払出し部4は、払出しモータM(図2参照)の回転力を受けてペイアウトリンク42を往復スライド動作させるペイアウトカム43と、これらを全体的に支え、かつ硬貨払出し孔を形成する筺体44(図3参照)とを含む。
更に、硬貨払出し部4は、各コインチューブCTに対応した数だけあってペイアウトリンク42を介して硬貨払出し孔44aを塞ぐ位置で停止する、若しくはペイアウトリンク42と一体的に往復スライド動作して硬貨払出し孔44aを開口するチェンジスライド45を備えている。尚、これらペイアウトスライド41とペイアウトリンク42とチェンジスライド45によってスライド構造部が構成されている。
また、各チェンジスライド45に対応して、それらチェンジスライド45の数だけあってチェンジスライド45の動作を制御するチェンジスライドピン46Pおよびこれを駆動するチェンジソレノイド46とを備えている。
更に、図2に示すように、ペイアウトカム43の回転(矢印b)を検知するためのキャリアカム47およびキャリアスイッチ47Sを備えている。
更にまた、図3に示すように、筺体44には、ペイアウトスライド41で引き出された硬貨Cの上方に位置して、その引き出された硬貨Cを検知する硬貨検知手段としての硬貨検知センサ48が設けられている。
このように構成された硬貨払出し部4は、図2を用いてその概略を説明すると、先ず、払出しモータMが駆動すると、駆動部MDを介してキャリアカム47とペイアウトカム43が回転し、ペイアウトリンク42がa方向に往復スライド運動する。ペイアウトスライド41はペイアウトリンク42に連動しているので、このペイアウトリンク42と一緒に往復スライド運動する。ペイアウトスライド41は1枚の平板状となっており、コインチューブCTの数だけ硬貨引き出し孔41aを有している。
そして、各コインチューブCTの最下層に積層したそれぞれの硬貨Cを、各ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aで捕捉して引き出すようになっており、一回の動作で引き出された複数枚の硬貨Cのうち、どの硬貨Cを払い出すかはチェンジスライド45の動作による。
このように構成された硬貨処理装置1は、その制御系の概略構成を図9に示し、制御部110と、第1の記憶部(RAM)120と、第2の記憶部(不揮発性メモリ)130とからなる払出し制御部としての主制御部100を備えている。制御部110は、硬貨識別部111、振り分け制御部112、払出し制御部113およびタイマ制御部114を備えている。また、第1の記憶部120は、フラグA121とフラグB122がセットされている。また、第2の記憶部130は、再払出し回数とチェンジソレノイド46のON/OFF回数が記憶される。
そして、主制御部100は、硬貨選別センサ140、受け入れ検知センサ141、満杯検知センサ143、エンプティスイッチ144、キャリアスイッチ47Sおよび硬貨検知センサ48からの信号を入力し、硬貨振り分け手段142、払出しモータMおよびチェンジソレノイド46に指令信号を出力するようになっている。
図3(a)〜(c)は、正常時の硬貨払出しの状態を示す。主制御部100からの指令に応じて、同図(a)に示す待機状態で、払出しモータMによりペイアウトカム43を回転させ、同時に払出しを行う硬貨Cが積層されたコインチューブCTに対応するチェンジソレノイド46を駆動させる。ペイアウトカム43が回転すると、同図(b)に示すように、ペイアウトリンク42を介してペイアウトスライド41が図中右方に移動して、同時に硬貨引き出し孔41a内の硬貨Cを硬貨払出し位置まで移動させる。
次に、払い出そうとする硬貨CのコインチューブCTに対応したチェンジソレノイド46は、主制御部100からの指令に応じてONされ、同図(c)に示すように、チェンジスライドピン46Pを引き上げてチェンジスライド45との係合が解除される。
このように、チェンジソレノイド46がONされた状態でペイアウトカム43が回転すると、ペイアウトスライド41が図中右方に移動するとともに、ペイアウトリンク42を介してチェンジスライド45も同方向に移動する。これにより、硬貨引き出し孔41a内の硬貨Cは、硬貨払出し孔44aから落下して釣銭として払い出される。尚、硬貨Cの払出し操作は、必要な枚数の硬貨Cが払い出されるまで繰り返し行われる。
このとき、払出し対象外の硬貨Cは、図4(a)に示すように、その対象外の硬貨Cが積層されたコインチューブCTに対応したチェンジソレノイド46がOFFに維持される。これにより、チェンジスライドピン46Pが降下した状態が維持され、このチェンジスライドピン46Pはチェンジスライド45と係合した状態となる。従って、図4(b)に示すように、チェンジスライド45は移動が阻止されて、硬貨払出し孔44aを閉塞した状態となり、硬貨引き出し孔41a内の硬貨Cが払い出されることはない。
即ち、硬貨払出し部4は、先ず、払出し対象となる硬貨Cが収容されたコインチューブCTが指定され、そのコインチューブCTに対応したチェンジソレノイド46がチェンジスライドピン46Pを引き上げる。払出し対象外のコインチューブCTに対応したチェンジソレノイド46は動作せず、チェンジスライドピン46Pの位置はチェンジスライド45に係合した位置から移動しない。
ペイアウトスライド41はコインチューブCTとコインベースとの間に位置し、待機状態で各コインチューブCTに収容されている最下段の硬貨を1枚ずつ各硬貨引き出し孔41aに収容してあるので、ペイアウトスライド41が動作を開始すると、各硬貨引き出し孔41aに収容した硬貨を、筺体44に形成した硬貨払出し孔44aに向かって移動させることになる。
ペイアウトスライド41が引き出した硬貨が硬貨払出し孔44aに達すると、払出し対象外の硬貨Cは、それらに対応したチェンジスライド45が移動しないので、硬貨払出し孔44aからの落下はない。しかし、払出し対象の硬貨はチェンジスライド45の移動によって硬貨払出し孔44aから落下する。
その後、ペイアウトカム43の回転が継続されて1回転が終了すると、ペイアウトリンク42及びペイアウトスライド41、そして、これらと一緒に移動していたチェンジスライド45が、図3(a)に示す待機状態に戻り、払出し動作が終了する。
硬貨払出し部4における制御対象としては、ペイアウトカム43を回転される払出しモータMの駆動制御と、チェンジスライドピン46Pを移動させるチェンジソレノイド46の駆動制御となる。
ペイアウトカム43を回転させる払出しモータMの駆動制御は、ペイアウトカム43の回転を検知するキャリアスイッチ47Sを用い、ペイアウトスライド41がコインチューブCT内の硬貨を硬貨引き出し孔41aで捕捉した図3(a)の状態を待機状態として、この待機状態からペイアウトカム43の1回転後、再度待機状態に戻るまでのペイアウトカム43の回転を、上記キャリアスイッチ47SがOFF→ON→OFFであるように制御する。
また、チェンジスライドピン46Pを移動させるチェンジソレノイド46の駆動は、払出し対象となるコインチューブCTに対応するチェンジスライド45を移動させるために、そのチェンジスライド45に対応するチェンジスライドピン46Pを引上げる。つまり、ペイアウトカム43が回転を開始する前に、払出し対象となるコインチューブCTに対応するチェンジソレノイド46を駆動し、チェンジスライドピン46Pを引き上げる。そして、ペイアウトカム43が1回転し、チェンジスライド45が待機位置に戻ると、チェンジソレノイド46への通電をOFFしてチェンジスライドピン46Pを降下させる。本実施形態では、チェンジスライドピン46Pは、自重で自然落下させることにより、構造を簡素化できるようになっている。
上述のような硬貨払出し機構による動作および制御によって、払出し対象となるコインチューブCTからペイアウトスライド41が引き出した硬貨Cを払い出すことが可能となる。
ところで、かかる従来の硬貨払出し部4では、硬貨Cの払出しができなくなる不具合現象としては以下の2つに大別できる。1つはコインチューブCT内から硬貨Cが払い出せなかった場合であり、1つは硬貨Cの枚数及び金額を多く払出した場合である。
これらの不具合現象を上述した硬貨払出し動作から説明すると、次に示す(1)、(2)のような場合が挙げられる。
(1)まず、硬貨が払い出せなかったのは、ペイアウトスライド41が硬貨Cを引き出せなかった場合、若しくは、引き出した硬貨Cがチェンジスライド45で落下を妨げられた場合である。
(2)次に、硬貨枚数及び金額を多く払出したのは、ペイアウトスライド41が引き出した硬貨Cのうち払出し対象外の硬貨Cが、チェンジスライド45上に乗ること無く硬貨払出し孔44aから落下した場合である。
即ち、上述した不具合現象は、ペイアウトスライド41が硬貨Cを引き出せなかった場合と、チェンジスライド45が期待された動作でない場合に生じている。
ここで、チェンジスライド45が期待された動作ではない場合として考えられることは、硬貨Cを払い出す時に、チェンジスライド45がペイアウトリンク42と一緒に動作して硬貨払出し孔44aから遠ざかる場合と、硬貨を払い出さない時には、チェンジスライド45が硬貨払出し孔44aを塞ぐ位置にとどまる場合とがある。
チェンジスライド45が硬貨払出し孔44aを閉塞するか開口するかは、チェンジスライドピン46Pがチェンジスライド45との係止を解除するか否かであり、即ち、チェンジソレノイド46がチェンジスライドピン46Pを引き上げるか否かである。つまり、チェンジスライド45が期待された動作ではない場合とは、チェンジソレノイド46が期待された動作ではない場合に生じるといえる。チェンジソレノイド46が期待された動作ではない場合のうち、電気的制御以外では、図5に示すように、異物Fがチェンジソレノイド46のチェンジスライドピン46Pに付着した状態が考えられる。
つまり、図5(a)に示すように、チェンジソレノイド46にゴミ等の異物Fが付着した場合、同図(b)に示すように、チェンジスライドピン46Pの引き上げが不完全となる。この場合は、チェンジスライドピン46Pがチェンジスライド45と係合した状態となる。これにより、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41a内の硬貨Cを払い出そうとしても、チェンジスライド45は移動が阻止されて、硬貨払出し孔44aを閉塞した状態となっているため、硬貨Cの払出しができなくなってしまう。
このとき、硬貨検知センサ48は、ペイアウトスライド41が引き出した硬貨を検知するのであるが、このように検知しても硬貨Cが払い出されなかった場合は、上述したようにチェンジソレノイド46の動作に問題があると考えられる。
このような未払出しの防止として、従来では、次の(1)、(2)に示す2つの動作が行われるのが一般的である。
(1)空打ち動作
コインチューブCT内の硬貨が0枚から1枚に変化した時など、その後の釣銭払出しの前等に行うもので、すべてのチェンジソレノイド46を動作させないで、ペイアウトスライド41を往復動作させる。この動作では、コインチューブCT内で硬貨立ち現象となっている硬貨を払出し可能な姿勢に戻すことができる。
(2)チェンジソレノイド46の予備動作
釣銭払出しを行う前に、払出し対象のコインチューブCTに対応したチェンジソレノイド46を1回だけ動作させるというもので、この動作が正常に終了したか否かの確認はできないが、チェンジソレノイド46の特徴から予備動作として行うものである。この動作では、チェンジソレノイド46の正常動作を喚起できる。
次に、未払出しや過払出しが発生した場合では、所定の回数を上限として再払出し動作(リトライ)を繰り返し行う。
上述した空打ち動作やチェンジソレノイド46の予備動作については、未払出しの予防にある程度効果がある。しかし、完全に未払出しを予防することは困難となる。また、個々の部品からみれば、動作回数が増えるので摩耗により不具合を誘発するというリスクがある。
上述したリトライでは、払出し動作の繰り返しとなるので、チェンジソレノイド46も当然動作する。異物Fの付着があれば、この動作で異物Fを除くという目的がある。しかし、リトライでのチェンジソレノイド46の動作は1回のみである。
以上のように、従来の硬貨検知センサ48を有する硬貨処理装置は、釣銭未払出しを未然に防ぐための動作を行っている。この動作は、毎回又はある条件を満たしたときに行っており、実際に釣銭を払い出せる状態であっても行われてしまい、釣銭払出し部の消耗につながっていた。
また、釣銭を払い出そうとしたが、硬貨立ち等により釣銭が払い出せなかった場合に行う復旧動作は、一律に同じ動作(所定の回数まで再払出し動作を繰り返す)としているため、未払出しの原因ごとに則した動作となっていない。このため、払い出せる状態に復旧させることが難しく、エンドユーザが受け取るべき釣銭を受け取れないという現象が発生し易かった。
次に、図6を用いて、硬貨検知センサ48の検知結果に基づく硬貨払出しの判断について説明する。
図6は釣銭の払出し時におけるチェンジソレノイド46、払出しモータM、キャリアスイッチ47Sおよび硬貨検知センサ48がそれぞれON/OFFされる際のタイムチャートである。同図(a)は正常時のタイムチャート、同図(b)は硬貨収容筒から硬貨を引き出させずに未払出しとなった時のタイムチャート、同図(c)はチェンジソレノイドに異物が付着したことで未払出しとなった時のタイムチャートである。
(a)に示すように、チェンジソレノイド46がONになった後に、払出しモータMがOFF→ONし、時間T1後にキャリアスイッチ47SがOFF→ONする。この一連のチャートは(b)、(c)ともに同様である。そして、(a)の正常時ではキャリアスイッチ47SがONした後、所定時間T2が経過する間に硬貨検知センサ48がON→OFFに切り替わって、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41a内から硬貨が落下したことを検知することにより、硬貨Cを正常に払い出せたこととなる。
ここで、T1は、払出しモータMがONしてから、キャリアスイッチ47SがONするまでの期間であり、正常払出しの場合は、T1期間中に硬貨検知センサ48がONする。また、T2は、キャリアスイッチ47SがONしてから、硬貨Cがペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41a内から落下するまでの時間の最大値であり、正常払出しの場合は、T2期間中に硬貨検知スイッチ47SがOFFする。
一方、(b)に示すように、T1期間中およびT2期間中の両方で硬貨検知センサ48がOFFである場合は、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aで硬貨Cを捕捉できなかった場合で、コインチューブCT内で硬貨立ちが原因であると判断できる。
また、(c)に示すように、T1期間中に硬貨検知センサ48がONとなるが、T2期間中もONが継続される場合は、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aから硬貨Cが落下しなかった場合で、異物Fの付着等によるチェンジソレノイド46の作動不良が原因であると判断できる。
本実施形態の硬貨払出し部4は、硬貨払出し動作の結果、未払出し若しくは過払出しが発生した場合、硬貨検知センサ48の検知結果に基づいて、次の払出し動作の前に、未払出しを防止する対策、若しくは過払出しを防止する対策を判断する払出し制御手段を設ける。
この場合の払出し制御手段は、以下の(1)〜(3)に述べる方法が採られる。
(1)硬貨払出し動作の結果、払出し対象硬貨Cが未払出しであって、硬貨検知センサ48がこの払出し対象硬貨Cを検知している時間が所定時間よりも長い場合には、この払出し対象硬貨Cに対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返す。
(2)硬貨払出し動作の結果、払出し対象外の硬貨Cが払い出された過払出しであって、硬貨検知センサ48が払い出された払出し対象外の硬貨Cを検知している時間が所定時間よりも短い場合には、この払出し対象外硬貨Cに対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返す。
(3)硬貨C払出し動作の結果、払出し対象硬貨Cが未払出しであって、硬貨検知センサ48が払出し対象硬貨Cを検知しなかった場合には、再払出し動作を所定回数行う。
即ち、このときの硬貨払出し部4における払出し制御手段は、図7のフローチャートに従って制御するようになっている。以下、このフローチャートを、図6(a)〜(c)のタイムチャートを参照しつつ説明する。尚、このフローチャートを実行するにあたって、フラグAは、T1期間中に硬貨検知センサ48が硬貨Cを検知した記憶であり、フラグBは、T2期間中に硬貨検知センサ48が硬貨C無しを検知した記憶である。
先ず、硬貨払出し部4で硬貨Cの払出しが開始されると、フラグA=0、フラグB=0とし(ステップS1)、その後、チェンジソレノイド46をONする(ステップS2)とともに、払出しモータMをONする(ステップS3)。次に、キャリアスイッチ47SがONとなったか否かを判断し(ステップS4)、キャリアスイッチ47SがOFFの場合は、硬貨検知センサ48がONであるか否かを判断する(ステップS5)。硬貨検知センサ48がONの場合は、T1期間中に硬貨検知センサ48が硬貨Cを検知した記憶をフラグA=1としてセットした後にステップS4にリターンする。また、ステップS5で硬貨検知センサ48がOFFの場合はステップS4にリターンする。
ステップS4でキャリアスイッチ47SがONである場合は、T2タイマを開始し(ステップS7)、キャリアスイッチ47SがOFFか否かを判断する(ステップS8)。キャリアスイッチ47SがONの場合はT2タイマが終了したか否かを判断し(ステップS9)、終了している場合はステップS8にリターンし、終了していない場合は硬貨検知センサ48がOFFであるか否かを判断する(ステップS10)。硬貨検知センサ48がONである場合はステップS8にリターンし、OFFである場合は、T2期間中に硬貨検知センサ48が硬貨C無しを検知した記憶をフラグB=1としてセットし(ステップS11)、その後ステップS8にリターンする。
ステップS8でキャリアスイッチ47SがOFFである場合は、払出しモータMをOFFする(ステップS12)とともに、チェンジソレノイド46をOFFし(ステップS13)、その後、払出し結果判定処理に委ねる(ステップS14)。払出し結果判定処理は、図8のフローチャートに沿って実行され、先ず、フラグA=0か否かを判断し(ステップS20)、フラグA=0である場合はフラグB=0か否かを判断する(ステップS21)。上記ステップS20でフラグA=0で無いと判断した場合、つまりフラグA=1である場合はステップS22に進んでフラグB=0か否かを判断する。
上記ステップS21でフラグB=0の場合は、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aに硬貨Cが捕捉されていないとみることができ、この場合は、コインチューブCT内で硬貨Cが起立した硬貨立ちであると判断する(ステップS23)。
ステップS21でフラグB=0で無い場合、つまりフラグB=1である場合は、硬貨検知センサ48へのノイズ等が原因とみることができ、この場合は異常として処理する(ステップS24)。
ステップS22でフラグB=0の場合は、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aに硬貨Cが収まっているが、硬貨Cが落下していないので、チェンジソレノイド46の動作不良が原因として判断する(ステップS25)。
ステップS22でフラグB=0で無い場合、つまりフラグB=1の場合は、ペイアウトスライド41の硬貨引き出し孔41aに収まっていた硬貨Cが落下した状態なので、正常の払出しが行われたと判断する(ステップS26)。
そして、本実施形態では、このように正常となるステップS26を除いたステップS23〜S25の判断結果に基づいて、その原因ごとに異なった復旧動作を行うことになる。
ところで、図5に示したように、チェンジソレノイド46のチェンジスライドピン46Pに付着した異物Fを効率的に排除するには、通常の払出し動作におけるチェンジソレノイド46の動作よりも速く、かつ、数回連続してチェンジソレノイド46を動作させることが好ましい。
即ち、従来では、チェンジソレノイド、払出しモータおよびキャリアスイッチのON/OFFによる一度の払出し動作で硬貨Cの払出しが不良である場合は、図10のタイムチャートに示すように、チェンジソレノイド46および払出しモータMのON/OFFを複数回繰り返して動作不良を解消させるようになっている。
これに対して、本実施形態では、図11のタイムチャートに示すように、払出し開始後、払出しモータMをOFFさせた状態で、チェンジソレノイド46のみを短時間のうちに複数回ON/OFFさせる。例えば、ON/OFFを40ms毎に繰り返すようにしてある。これにより、チェンジソレノイド46に付着した異物Fを除去し易くなり、払出しを成功させる確率が上昇する。
以上説明したように、本実施形態の硬貨処理装置1によれば、硬貨検知センサ48の検知結果に基づいて防止する対策を判断する払出し制御手段を設けたので、未払出し若しくは過払出しが、硬貨Cを引き出すことができなかったことによるものなのか、或いは、払出し対象となる硬貨Cを選択することができなかったことによるものなのかを判断できる。従って、その判断結果に対応した動作を行わせることができるので、未払出しや過払出しを効率良く防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、払出し制御手段は、硬貨検知センサ48が払出し対象硬貨Cを検知している時間が所定時間よりも長い場合に、払出し対象硬貨Cに対応する選択的払出し手段の動作を数回繰り返すので、未払出しをより確実に防ぐことができる。
更に、本実施形態によれば、払出し制御手段は、硬貨検知センサ48が払い出された払出し対象外の硬貨Cを検知している時間が所定時間よりも短い場合に、払出し対象外硬貨Cに対応する選択的払出し手段の動作を数回繰り返すので、過払出しをより確実に防ぐことができる。
更にまた、本実施形態よれば、払出し制御手段は、硬貨検知センサ48がこの払出し対象硬貨Cを検知しなかった場合に、再払出し動作を所定回数行うようにしたので、釣銭の払出しミスをより確実に防ぐことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。
1 硬貨処理装置
2 硬貨識別部
3 硬貨収容部
4 硬貨払出し部
41 ペイアウトスライド(最下段の硬貨を引き出す手段)
42 ペイアウトリンク
43 ペイアウトカム
45 チェンジスライド
46 チェンジソレノイド
47 キャリアカム
47S キャリアスイッチ
48 硬貨検知センサ(硬貨検知手段)
100 主制御部(払出し制御部)
CT コインチューブ(硬貨収容筒)
M 払出しモータ

Claims (3)

  1. 硬貨を金種別に整列収容する複数の並列した硬貨収容筒を有し、該硬貨収容筒の最下段の硬貨を引き出す手段と、該硬貨を引き出す手段が引き出した硬貨を検知する硬貨検知手段と、引き出した硬貨を選択的に払い出す手段とを有する硬貨処理装置において、
    硬貨払出し動作の結果、未払出し若しくは過払出しが発生した場合、前記硬貨検知手段の検知結果に基づいて、その未払出し若しくは過払出しの原因が、前記硬貨を引き出す手段が対象硬貨を引き出せなかったためなのか、若しくは、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段が対象硬貨を選択しなかったためなのかを判断し、
    その判断結果が、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段が対象硬貨を選択しなかったためであると判断した時に、次の払出し動作の前に、前記引き出した硬貨を選択的に払い出す手段を数回動作させる払出し制御手段を有することを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 前記払出し制御手段は、硬貨払出し動作の結果、払出し対象硬貨が未払出しであって、前記硬貨検知手段が該払出し対象硬貨を検知している時間が所定時間よりも長い場合に、該払出し対象硬貨に対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記払出し制御手段は、硬貨払出し動作の結果、払出し対象外の硬貨が払い出された過払出しであって、前記硬貨検知手段が該払い出された払出し対象外の硬貨を検知している時間が所定時間よりも短い場合に、該払出し対象外硬貨に対応する前記選択的払出し手段の動作を数回繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
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