JP5071294B2 - チューナブルフィルタ、光源装置およびスペクトル分布測定装置 - Google Patents

チューナブルフィルタ、光源装置およびスペクトル分布測定装置 Download PDF

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本発明は、チューナブルフィルタ、光源装置およびスペクトル分布測定装置に関する。より詳細には、各波長領域の直線偏光を変調して所定のスペクトル分布を得るチューナブルフィルタと、それを含む光源装置およびスペクトル分布測定装置に関する。
連続スペクトラム光に分光変調を加え、所定のスペクトラムを有する光に変換し出力する任意スペクトラム発生光源がある(例えば、特許文献1を参照)。この光源は、内蔵分光素子で形成した発光源スペクトラム像位置に、偏光板と透過型液晶素子アレイを有する光ビーム透過率についての空間変調素子を設置して、分光特性を変調させた上で再度内蔵分光素子によって波長合波して、所定のスペクトラムを有する光として出力する。また、反射型空間変調素子を利用した波長選択スイッチング装置がある(例えば、特許文献2を参照)。
一方、近年スーパコンティニュアム(supercontinuum)光源が実用に供されるようになって来た(例えば、非特許文献1参照)。スーパコンティニュアム光源は、連続スペクトラムを持つ白色光源であるが、幾何光学的にはほぼ点光源とみなせ、かつ出力光に含まれる任意の単波長光が長いコヒーレンス長を有しているといった特徴を有する。
特開平11−101944号公報 特開2005−115377号公報 Slicing the supercontinuum radiation generated in photonic crystal fiber using an all−fiber chirped−pulse amplification system: OPTICS EXPRESS Vol.13, No.17
特許文献1に記載の光源は、入力光のうち一方向の直線偏光成分しか使わないので、非特許文献1の光源を用いたとしても、入力光に対する出力光のエネルギー効率が低くなるという課題がある。また、特許文献2の波長選択スイッチング装置においては収束発散光束が液晶素子に隣接配置された偏光素子内を通過する。このため、空間変調素子の変調が正確に反映された出力光を出射させるには、光束NAを小さくしなければならないという課題がある。
上記課題を解決すべく、本発明の第1の形態として、入射された平行光束を、互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する一対の直線偏光に分岐して出射するビームディスプレーサと、一対の直線偏光の各々を互いに異なる領域に入射させて、波長に応じて分光された一対の直線偏光のそれぞれを互いに平行な分光面に一対の分光として展開する波長分散型分光部と、波長分散型分光部の出射面に一方の焦点を有し、一対の分光が入射されて波長毎に他方の焦点に収束させる光学素子と、光学素子の他方の焦点を含む焦点面に配されて、一対の分光の偏光状態を波長帯域毎に変調しつつ反射する反射型空間変調部と、を備え、光学素子は、反射型空間変調部が反射した一対の反射光を波長分散型分光部に再入射させ、波長分散型分光部は、一対の反射光をそれぞれ合波して一対の平行光束を出射し、ビームディスプレーサは、一対の平行光束が再入射され、一対の平行光束を互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する2対の直線偏光に分岐し、更に、分岐された2対の直線偏光のうち、一対の平行光束のそれぞれにおけるビームディスプレーサから出射された一対の直線偏光の偏光方向と直交する偏光方向を有する直線偏光を、重畳して出射させるチューナブルフィルタが提供される。
また、本発明の第2の形態として、上記チューナブルフィルタと、スペクトル分布を有する出射光をチューナブルフィルタに入射させる光源部とを備える光源装置が提供される。
本発明の第3の形態として、上記チューナブルフィルタと、チューナブルフィルタからの出射光を測定する光量測定部とを備え、反射型空間変調部により変調された波長領域と、光量測定部により測定された出射光の強度とに基づいて、チューナブルフィルタに入射された入射光のスペクトル分布を測定するスペクトル分布測定装置が提供される。
更に、本発明の第4の形態として、入射された平行光束を、互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する一対の直線偏光に分岐して出射する入射側偏光分岐素子と、一対の直線偏光の各々を互いに異なる領域に入射させて、波長に応じて分光された一対の直線偏光のそれぞれを互いに平行な分光面に一対の分光として展開する波長分散型分光部と、波長分散型分光部の出射面に一方の焦点を有し、一対の分光を入射されて波長毎に他方の焦点に収束させる入射側光学素子と、入射側光学素子の他方の焦点を含む焦点面に配されて、一対の分光の偏光状態を波長帯域毎に変調しつつ透過する透過型空間変調部と、 透過型空間変調部の出射面に一方の焦点を有し、透過型空間変調部の出射光を平行に進行する一対の分光にする出射側光学素子と、一対の分光の各々を合波して一対の平行光束にする合波部と、一対の平行光束を入射されて、一対の平行光束を互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する2対の直線偏光に分岐し、更に、分岐された2対の直線偏光のうち、一対の平行光束のそれぞれにおける入射側偏光分岐素子から出射された一対の直線偏光の偏光方向と直交する偏光方向を有する直線偏光を、重畳して出射させる出射側偏光分岐素子とを備えるチューナブルフィルタが提供される。
更に、本発明の第5の形態として、上記チューナブルフィルタと、スペクトル分布を有する出射光をチューナブルフィルタに入射させる光源部とを備える光源装置が提供される。
本発明の第6の形態として、上記チューナブルフィルタと、前記チューナブルフィルタからの出射光を測定する光量測定部とを備え、前記透過型空間変調部により変調された波長領域と、前記光量測定部により測定された出射光の強度とに基づいて、前記チューナブルフィルタに入射された入射光のスペクトル分布を測定するスペクトル分布測定装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1aおよび図1bは、一実施形態に係るチューナブルフィルタ100と、それを含む光源装置200の構造を模式的に示す図である。なお、図1aおよび図1bは、光源装置200の光軸に対して直交する方向であって、互いに直交する方向から光源装置200を見た様子をそれぞれ示す。
また、図1aおよび図1bのそれぞれの左側には、ビームディスプレーサ110に対する入力光10の入射面上のレイアウトを示す。更に、図中において、各光束の進行方向を白抜きの矢印により示す。
光源装置200は、光源部101とチューナブルフィルタ100とを備える。更に、チューナブルフィルタ100は、ビームディスプレーサ110、光学系120、波長分散型分光部130、光学素子140および反射型空間変調部150を含む。
光源部101から出射された入力光10は、ビームディスプレーサ110、光学系120、波長分散型分光部130および光学素子140を経て反射型空間変調部150で反射される。また、反射された入力光10は、光学素子140、波長分散型分光部130および光学系120を順次経て、ビームディスプレーサ110に再入射された後、出力光20として出射される。
光源部101は、例えばスーパコンティニュアム光源を用いることができる。スーパコンティニュアム光源は、超短パルスレーザを非線形媒質中で伝播させて広帯域にわたる白色連続光を発生させる光源であり、広帯域な連続スペクトラムを有する白色光を発生する。また、幾何光学的にはほぼ点光源と見做すことができる。したがってコリメータを併用し細い白色平行光束を作り出すことができる。
ただし、光源部101がスーパコンティニュアム光源に限定されるわけではなく、スペクトル分布を有する平行光束を発生する任意の光源を用いることができる。また、光源部101とチューナブルフィルタ100とを分離できるようにして、様々な光源部101を装着できるようにしてもよい。
図2aおよび図2bは、ビームディスプレーサ110の作用を説明する図である。図2aおよび図2bの各図は、依然として光源装置200の光軸に対して直交する方向ではあるが、図1aおよび図1bとは異なる角度から見た様子を示している。
また、図2aおよび図2bにおいて、各図の左側に、入力光10の入射面を、右側に入射面と直交する方向から見た様子をそれぞれ示す。また、入力光10、出力光20および直線偏光11、12、211、212、221、222の各々の進行方向を白抜き矢印により示す。更に、直線偏光11、12、211、212、221、222の各々における偏光方向を往復矢印または黒丸印により示す。
図示のように、ビームディスプレーサ110の一方の面に入射した入力光10は、偏光方向が互いに直交する一対の直線偏光11、12に分岐される。更に、直線偏光11、12は、ビームディスプレーサ110の他方の面から、一定の間隔で互いに平行に出射される。このようなビームディスプレーサ110は、例えばカルサイト等の複屈折結晶単体からなるものでもよいし、あるいは複屈折結晶2個を貼り合わせて形成したサバール板(サバールプリズム)でもよい。
なお、ビームディスプレーサ110の入力光10に対する入射面および出射面は、互いに平行をなす。これにより、当該出射面側から平行光束が逆に入射した場合も、入射光を直線偏光に分岐させて、一定の間隔で平行に進行する一対の直線偏光を出射する。図示の例では、直線偏光211、212、221、222および出力光20がこれに相当するが、これらについては後述する。
また、半導体レーザ等の発光素子は、発光波長に近い光が入射すると、発光波長が安定しなくなる。そこで、入力光10が、ビームディスプレーサ110は表面反射により光源部101に戻らないように、光源部101の出射端面とビームディスプレーサ110の入射面とは、わずかに傾けて設置することが好ましい。
再び図1aおよび図1bを参照する。光学系120は、入力光10の入射方向に沿って順次配列された第1光学素子122、スリット部材124および第2光学素子126を含む。第1光学素子122および第2光学素子126はそれぞれ正のパワーを有して、第1光学素子122および第2光学素子126の間に共通の焦点を持つように配される。
これにより、第1光学素子122に入射した一対の直線偏光11、12は、第2光学素子126から出射されて再び間隔をおいて平行に進行する。このとき、直線偏光11、12は、光学系120の次に配される波長分散型分光部130に入射した場合に、互いに重なる領域が生じない間隔をもって入射する。具体的には、光学系120の光軸を中心とした円周上において、90度をなす位置に光束主光線を合わせて直線偏光11、12を入射させている。
また、第1光学素子122および第2光学素子126の共通の焦点は、スリット部材124のスリット内に配される。これにより、一対の直線偏光11、12周辺に生じた迷光は遮断される。スリット部材124に形成されるスリットは矩形に限られず、ピンホール等でもよい。
なお、ビームディスプレーサ110の出射する直線偏光11、12は互いに平行に進行する。従って、この段階で直線偏光11、12の間隔および光束径が適切であれば、上記の光学系120を省略することもできる。
波長分散型分光部130はグレーティング等により形成され、入射した平行光束を、特定の波長分散方向に沿って、波長成分に応じた分光角度で偏光させる。これにより、一対の直線偏光11、12は、波長分散方向に空間的に広がりを有する2つのスペクトラム像に分光される。また、一対の分光は互いに波長分散方向に平行な分光面の上、即ち、図1aの紙面に平行に進行する。なお、この実施形態では波長分散型分光部130として透過型を用いたが、反射型を用いてもよい。
図3は、波長分散型分光部130に入射する直線偏光11、12の態様を模式的に示す図である。図示のように、波長分散型分光部130は、一定の方向に平行に形成されたグレーティングを有する。これに対して、波長分散型分光部130に入射する一対の直線偏光11、12は、いずれも偏光方向が、グレーティングの溝方向に45°傾斜している。これにより、直線偏光11、12は、波長分散型分光部130から等価な回折効率で回折される。
波長分散型分光部130に入射する一対の直線偏光11、12の偏光方向を上記のように入射させるには、例えば、直線偏光11、12を出射するビームディスプレーサ110によるビーム分岐方向が波長分散型分光部130の波長分散方向と45度をなすようにビームディスプレーサ110と波長分散型分光部130とを配すればよい。これにより、直線偏光11、12の偏光方向は、波長分散型分光部130に対してどちらも45度をなす。なお、図3に示す反射光21、22については後述する。
再び図1a、図1bを参照する。光学素子140は、正のパワーを有して、一方の焦点を波長分散型分光部130上に有する。これにより、波長分散型分光部130から平行に出射された一対の分光を、他方の焦点上に収束させる。また、波長分散型分光部130から出射された分光の各々は、光学素子140の光軸をはずれた領域に入射される。
反射型空間変調部150は、複数の液晶素子151を配列してなる液晶素子アレイ152と、液晶素子151を個別に駆動する液晶素子アレイ駆動部154とを含む。液晶素子アレイ152は、分光が収束される光学素子140の他方の焦点を含む焦点面上に線状に配される。
液晶素子アレイ駆動部154は、外部から供給される駆動信号に応じて、個々の液晶素子151を個別に駆動して、当該液晶素子151に入射した光に対する偏光変調作用を生じさせる。偏光変調作用とは偏光に対するリターデーションの付加、あるいは、偏光面の回転を意味する。これにより、液晶素子151の各々において、直線偏光11、12の双方の偏光状態を変調することができる。本実施形態において、反射型空間変調部150は反射型であり、変調された直線偏光11、12は、反射光21、22として出射される。
図4は、反射型空間変調部150に入射する直線偏光11、12の態様を模式的に示す図である。図1a、図1bに示したように、光学素子140に対して、その光軸をはずれた位置に波長帯域毎に平行光束として入射された分光は、反射型空間変調部150の液晶素子アレイ152にスペクトラム像を形成する。スベクトラム像を形成した分光は、液晶素子151のいずれかに波長帯域毎に入射する。
ここで、2つの分光は、共通の波長分散型分光部130において分光されて、平行に出射され、光学素子140に平行に入射して集光される。このため、直線偏光11、12の各分光について、同じ周波数帯域の分光は同じ液晶素子151に入射される。すべての液晶素子151の各軸は、図4に両矢印で示すように液晶素子配列方向に直交するか、あるいは平行であるようにそろえてある。一方、直線偏光11、直線偏光12の偏光方向は、液晶素子配列方向に対してともに45度をなすので、それぞれが液晶素子151から受ける偏光変調作用は等価となる。なお、図4においては直線偏光11、直線偏光12が途中通過する光学素子から若干の偏光変調作用を受けていることを示すためにわずかに楕円偏光化しているように描いてある。
また、変調された分光は、光学素子140の焦点において反射される。このとき、反射光21、22は、液晶素子151の各々から再び分岐して出射され、一対の反射光21、22となる。反射光21、22の各々は、光学素子140に再入射される。
反射光21、22は、各々が光学素子140の一方の焦点面に収束し光源像を形成してから反射されて出射されるので、光学素子140を透過した後に平行光束となり、各主光線が光学素子140の他方の焦点に収束する。この焦点には、波長分散型分光部130が配される。
即ち、光学系収差による誤差を無視すれば、反射型空間変調部150に入射する直線偏光11、12と、反射型空間変調部150に反射されて出射する反射光21、22とは、反射型空間変調部150の反射面法線に対してなす角度がいずれの波長帯域においても等しい。従って、どの波長要素についても、反射型空間変調部150から出射された反射光21、22は、波長分散型分光部130上おいて光学素子140の光軸について直線偏光11、12と対称な位置に戻る。
これにより、直線偏光11、12が分光された場合と同様に、反射光21、22は波長分散型分光部130の合波作用を受け、ふたたびスペクトル分布を有する平行光束に戻って波長分散型分光部130から出射される。また、波長分散型分光部130において、反射光21、22が入射する領域が相互に重なることがない。
再び図3を参照すると、反射光21、22は、波長分散型分光部130に対して、当初の偏光方向が、いずれもグレーティング溝に対して同じ45度をなす。これにより、反射光21、22は、波長分散型分光部130から同じ回折効率で回折されて合波作用を受ける。反射光21、22の各々は反射型空間変調部150により波長帯域毎に変調された偏光成分を含む。
再び図1a、図1bを参照すると、波長分散型分光部130により形成された一対の平行光束は、光学系120の光学素子126によりスリット部材124に収束し光源像が形成され、光学素子122により再び平行に進行する平行光束とされる。これらの平行光束は、反射光21、22として、ビームディスプレーサ110に再入射する。
再び図2a、図2bを参照すると、反射光21、22は、互いに平行に進行しつつ、ビームディスプレーサ110に対して入力光10と逆の方向に再入射される。ビームディスプレーサ110に入射する反射光21、22の間隔は、直線偏光11、12の間隔と等しい。
ビームディスプレーサ110に入射した一方の反射光21は、偏光方向が互いに直交する一対の直線偏光211、212に分岐される。このとき、反射型空間変調部150による偏光変調に応じて分岐比率が決まるので、直線偏光211、212の各々は、反射型空間変調部150により周波数帯域毎に受けた変調に応じたスペクトル分布を有する。
同様に、他方の反射光22も偏光方向が互いに分岐する一対の直線偏光221、222に分岐される。これら直線偏光221、222も、反射型空間変調部150により周波数帯域毎に受けた変調に応じたスペクトル分布を有する。
ここで、反射光21から分岐した直線偏光211、212のうち、直線偏光211は直線偏光11と平行な偏光方向を有する一方、直線偏光212は直線偏光11と直交する偏光方向を有する。また、反射光22から分岐した直線偏光221、222のうち、直線偏光221は直線偏光12と直交する偏光方向を有する一方、直線偏光222は直線偏光12と平行な偏光方向を有する。
これら2対の直線偏光211、212、221、222は、入力光10の入射した面から、入力光10に対して平行に出射される。ただし、光軸をはずれた位置で光学素子140に入射した後に反射型空間変調部150に反射された反射光21、22の光路は、入力光10の入射位置とは異なる位置から出射される。
更に、反射光21、22相互の間隔は、ひとつの光束がビームディスプレーサ110において分岐された場合に出射される平行光束の間隔に等しい。従って、ビームディスプレーサ110に入射した反射光21から分岐された直線偏光212は、反射光22から分岐された直線偏光221と同じ光路に出射される。従って、直線偏光212、221は互いに合波されて出力光20として出射される。すなわち、ビームディスプレーサ110は、一対の反射光21、22のそれぞれにおけるビームディスプレーサ110から出射された一対の直線偏光11、12の偏光方向と直交する偏光方向を有する直線偏光212、221を、重畳して出射する。
直線偏光212、221の各々は、反射型空間変調部150により受けた変調を反映したスペクトル分布を有するので、出力光20も、反射型空間変調部150により受けた変調を反映したスペクトル分布を有する。こうして、光源部101から出射された入力光10に、任意のスペクトル分布を形成した出力光20を出射させることができる。なお、合波されることのない直線偏光211、222は、出力光20と平行に、不要光としてビームディスプレーサ110から出射される。
また、チューナブルフィルタ100の用途は、光源装置200に限られるわけではない。例えば、チューナブルフィルタ100に、反射型空間変調部150を制御すると共に、出力光20の光強度を測定する光量測定部を含む演算部を設けることにより、スペクトル分布測定装置を形成することもできる。
この場合、反射型空間変調部150により入力光10にかける変調量を変化させながら出力光20の光強度を測定することにより、反射型空間変調部150により変調された波長領域と、光量測定部により測定された出射光の強度とに基づいて、測定対象から前記チューナブルフィルタに入射された光のスペクトル分布を測定することができる。これにより、アダマール変換分光法等として知られるマルチプレックス分光法を実行できる。このようなスペクトル分布測定装置は、機械的な可動部がなく構造が簡単になる。
以上のような構造により、上記のチューナブルフィルタ100は、グレーティング等の波長分散型分光部130に対して、一対の直線偏光11、12を平行に入射させることができる。また、共通の液晶素子アレイ152により、一対の直線偏光11、12の双方を変調できるので、部品コストが低減されると共に、液晶素子アレイ駆動部154の制御も簡潔になる。更に、出力光20の光路は、入力光10の光路と空間的に重ならないので、光源部101を安定に動作させることが容易になる。
図5aおよび図5bは、図1aおよび図1bに対応させて、他の構造を有する光源装置201を模式的に示す図である。なお、以下に説明する部分を除くと、この光源装置201は、図1aから図4までに示した光源装置200と共通の構造を有するので、共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
光源装置201は、入力光10に対するビームディスプレーサ110の出射面に配された往路用ダブルフレネルロムプリズム162および復路用ダブルフレネルロムプリズム164を備える点において固有の構造を有する。ダブルフレネルロムプリズムが広波長帯域で1/2波長板と同等の偏光動作をすることを利用し、ダブルフレネルロムプリズムを構成する4面すべてに直交する平面と入射する直線偏光方向とのなす角度を45度に設定することで、偏光面を光軸周りに90度回転させる。
図6aおよび図6bは、図2aおよび図2bに対応させて、光源装置201におけるビームディスプレーサ110の作用と、ビームディスプレーサ110を伝播する光束の偏光方向の関係を示す図である。光源装置201においては、ビームディスプレーサ110において入力光10から分岐された一方の直線偏光12が、ビームディスプレーサ110から出射されて光学系120に入射するまでの光路上に配された往路用ダブルフレネルロムプリズム162を有する。これにより、直線偏光12の偏光面が90度回転され、直線偏光11、12の偏光方向は互いに平行になる。
また、光源装置201は、他方の直線偏光11が、ビームディスプレーサ110に再入射する直前の光路上に配された復路用ダブルフレネルロムプリズム164を備える。これにより、ビームディスプレーサ110に再入射する反射光21の楕円偏光軸方向が90度回転される。
図7は、光源装置201の波長分散型分光部130に入射する直線偏光11、12および反射光21、22の態様を説明する図である。波長分散型分光部130において、直線偏光11、12および反射光21、22が相互に重なり合わないことは、実施例1について既に説明した。
一方、直線偏光11、12は、波長分散型分光部130上で、互いに偏光方向が平行であり、隣接した領域に入射する。これにより、直線偏光11、12に対する波長分散型分光部130の回折効率は等価になる。また、反射型空間変調部150の直線偏光11、12に対する作用も等価になる。なお、波長分散型分光部130の分光面に対する直線偏光11、12の分光方向の設定は、回折効率が高くなる方を選択することが好ましい。
同様に、同様に、反射光21、22も、波長分散型分光部130上で、互いに偏光方向が平行であり、隣接した領域に入射する。反射光21、22に対する波長分散型分光部130の回折効率も等価になる。
図8は、反射型空間変調部150に入射する直線偏光11、12および反射光21、22の態様を模式的に示す図である。すべての液晶素子151の各軸は、図8に両矢印で示すように液晶素子配列方向に対して45度をなすようにそろえてある。一方、直線偏光11、直線偏光12の偏光方向は、液晶素子配列方向に対して直交または平行をなすので、それぞれが液晶素子151から受ける偏光変調作用は等価となる。
以上説明したように、一対の直線偏光11、12を共通の反射型空間変調部150により変調する独特の構造により、簡潔な構造のチューナブルフィルタ100を形成できる。更に、反射型空間変調部150を用いることにより、部品数を削減することもできる。
このようなチューナブルフィルタ100は、例えば、光源部101としてスーパコンテュニュアム光源等の白色光源を用いて、任意のスペクトル分布を発生する光源装置200として用いることができる。また、空間変調素子により変調された波長領域と、出力光の強度を測定する測定部とを組み合わせて、スペクトル分布測定装置を形成することもできる。このように、往路用ダブルフレネルロムプリズム162および復路用ダブルフレネルロムプリズム164を設けることにより、チューナブルフィルタ100における光学的な対称性を更に向上させ、出力光20におけるスペクトル分布の偏光依存性を抑制することができる。
また、上記いずれの実施形態においても、反射型空間変調部150として反射型の液晶素子アレイ152を用いたが、透過型の空間変調部を用いてチューナブルフィルタ100を形成することもできる。この場合、透過型の空間変調部を透過した透過光に対して、光学素子140、波長分散型分光部130、光学系120およびビームディスプレーサ110に対応する出射側光学素子、合波部、光学系およびビームディスプレーサをそれぞれ光学的に共役に配する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。更に、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
光源装置200全体の構造を模式的に示す図である。 光源装置200全体の構造を他の視点から模式的に示す図である。 ビームディスプレーサ110の作用を模式的に示す図である。 ビームディスプレーサ110の作用を他の視点から模式的に示す図である。 波長分散型分光部130の作用を模式的に示す図である。 反射型空間変調部150の作用を模式的に示す図である。 光源装置201全体の構造を模式的に示す図である。 光源装置201全体の構造を他の視点から模式的に示す図である。 ビームディスプレーサ110の作用を模式的に示す図である。 ビームディスプレーサ110の作用を他の視点から模式的に示す図である。 波長分散型分光部130の作用を模式的に示す図である。 反射型空間変調部150の作用を模式的に示す図である。
符号の説明
10 入力光
20 出力光
11、12、211、212、221、222 直線偏光
21、22 反射光
100 チューナブルフィルタ
101 光源部
110 ビームディスプレーサ
120 光学系
122、126、140 光学素子
124 スリット部材
130 波長分散型分光部
150 反射型空間変調部
151 液晶素子
152 液晶素子アレイ
154 液晶素子アレイ駆動部
162 往路用ダブルフレネルロムプリズム
164 復路用ダブルフレネルロムプリズム
200、201 光源装置

Claims (21)

  1. 入射された平行光束を、互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する一対の直線偏光に分岐して出射するビームディスプレーサと、
    前記一対の直線偏光の各々を互いに異なる領域に入射させて、波長に応じて分光された前記一対の直線偏光のそれぞれを互いに平行な分光面に一対の分光として展開する波長分散型分光部と、
    前記波長分散型分光部の出射面に一方の焦点を有し、前記一対の分光が入射されて波長毎に他方の焦点に収束させる光学素子と、
    前記光学素子の前記他方の焦点を含む焦点面に配されて、前記一対の分光の偏光状態を波長帯域毎に変調しつつ反射する反射型空間変調部と、
    を備え、
    前記光学素子は、前記反射型空間変調部が反射した前記一対の反射光を前記波長分散型分光部に再入射させ、
    前記波長分散型分光部は、前記一対の反射光をそれぞれ合波して一対の平行光束を出射し、
    前記ビームディスプレーサは、前記一対の平行光束が再入射され、前記一対の平行光束を互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する2対の直線偏光に分岐し、更に、分岐された2対の直線偏光のうち、前記一対の平行光束のそれぞれにおける前記ビームディスプレーサから出射された前記一対の直線偏光の偏光方向と直交する偏光方向を有する直線偏光を、重畳して出射させる
    チューナブルフィルタ。
  2. 前記ビームディスプレーサから出射されて前記波長分散型分光部に入射する前記一対の直線偏光の一方の光路上に配され、当該一方の偏光方向を90度回転させる往路用偏光面回転素子と、
    前記波長分散型分光部から出射されて前記ビームディスプレーサに再入射する前記一対の平行光束の光路上に配され、前記反射型空間変調部において変調後の楕円偏光の楕円軸方向を90度回転させる復路用偏光面回転素子と、
    を更に備える請求項1に記載のチューナブルフィルタ。
  3. 前記ビームディスプレーサから出射されて前記波長分散型分光部に入射する前記一対の直線偏光の各々の偏光方向は、前記波長分散型分光部の波長分散方向に対して互いに等しい角度をなす請求項1または請求項2に記載のチューナブルフィルタ。
  4. 前記反射型空間変調部は、
    前記焦点面の上に直線的に配列されて、前記分光の偏光状態を波長帯域毎に変調する複数の液晶素子と、
    外部からの駆動信号に応じて前記液晶素子の各々の変調量を個別に変化させる液晶素子ドライバと
    を含む請求項1から請求項3までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  5. 前記ビームディスプレーサは、前記光学素子の光軸からはずれた領域に前記一対の分光を入射する、請求項1から請求項4までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  6. 前記ビームディスプレーサは、複屈折結晶からなる請求項1から請求項5までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  7. 前記ビームディスプレーサおよび前記波長分散型分光部の間に配され、
    前記一対の直線偏光を収束させる焦点を有する光学系と、
    前記光学系の焦点の周囲に生じる迷光を遮断するスリットと、
    を更に備える請求請1から請求項6のいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のチューナブルフィルタと、
    スペクトル分布を有する出射光を前記チューナブルフィルタに入射させる光源部と
    を備える光源装置。
  9. 前記光源部は、スーパコンティニュアム光源である請求項8に記載の光源装置。
  10. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のチューナブルフィルタと、
    前記チューナブルフィルタからの出射光を測定する光量測定部と
    を備え、
    前記反射型空間変調部により変調された波長領域と、前記光量測定部により測定された出射光の強度とに基づいて、前記チューナブルフィルタに入射された入射光のスペクトル分布を測定するスペクトル分布測定装置。
  11. 入射された平行光束を、互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する一対の直線偏光に分岐して出射する入射側偏光分岐素子と、
    前記一対の直線偏光の各々を互いに異なる領域に入射させて、波長に応じて分光された前記一対の直線偏光のそれぞれを互いに平行な分光面に一対の分光として展開する波長分散型分光部と、
    前記波長分散型分光部の出射面に一方の焦点を有し、前記一対の分光を入射されて波長毎に他方の焦点に収束させる入射側光学素子と、
    前記入射側光学素子の前記他方の焦点を含む焦点面に配されて、前記一対の分光の偏光状態を波長帯域毎に変調しつつ透過する透過型空間変調部と、
    前記透過型空間変調部の出射面に一方の焦点を有し、前記透過型空間変調部の出射光を平行に進行する一対の分光にする出射側光学素子と、
    前記一対の分光の各々を合波して一対の平行光束にする合波部と、
    前記一対の平行光束を入射されて、前記一対の平行光束を互いに偏光方向が直交し且つ互いに間隔をおいて平行に進行する2対の直線偏光に分岐し、更に、分岐された2対の直線偏光のうち、前記一対の平行光束のそれぞれにおける前記入射側偏光分岐素子から出射された前記一対の直線偏光の偏光方向と直交する偏光方向を有する直線偏光を、重畳して出射させる出射側偏光分岐素子と
    を備えるチューナブルフィルタ。
  12. 前記入射側偏光分岐素子から出射されて前記波長分散型分光部に入射する前記一対の直線偏光の一方の光路上に配され、当該一方の偏光方向を90度回転させる入射側偏光面回転素子と、
    前記合波部から出射されて前記出射側偏光分岐素子に入射する前記一対の平行光束の光路上に配され、前記透過型空間変調部において変調後の楕円偏光の楕円軸方向を90度回転させる出射側偏光面回転素子と、
    を更に備える請求項11に記載のチューナブルフィルタ。
  13. 前記入射側偏光分岐素子から出射されて前記波長分散型分光部に入射する前記一対の直線偏光の各々の偏光方向は、前記波長分散型分光部の波長分散方向に対して互いに等しい角度をなす請求項11または請求項12に記載のチューナブルフィルタ。
  14. 前記透過型空間変調部は、
    前記焦点面の上に直線的に配列されて、前記分光の偏光状態を波長帯域毎に変調する複数の液晶素子と、
    外部からの駆動信号に応じて前記液晶素子の各々の変調量を個別に変化させる液晶素子ドライバと
    を含む請求項11から請求項13までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  15. 前記入射側光学素子は、当該光学素子の光軸からはずれた領域に前記一対の分光を入射される、請求項11から請求項14までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  16. 前記入射側偏光分岐素子は、複屈折結晶からなる請求項11から請求項15までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  17. 前記出射側偏光分岐素子は、複屈折結晶からなる請求項11から請求項16までのいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  18. 前記入射側偏光分岐素子および前記波長分散型分光部の間に配され、
    前記一対の直線偏光を収束させる焦点を有する光学系と、
    前記光学系の焦点の周囲に生じる迷光を遮断するスリットと、
    を更に備える請求請11から請求項17のいずれかに記載のチューナブルフィルタ。
  19. 請求項11から請求項18までのいずれかに記載のチューナブルフィルタと、
    スペクトル分布を有する出射光を前記チューナブルフィルタに入射させる光源部と
    を備える光源装置。
  20. 前記光源部は、スーパコンティニュアム光源である請求項17に記載の光源装置。
  21. 請求項11から請求項18までのいずれかに記載のチューナブルフィルタと、
    前記チューナブルフィルタからの出射光を測定する光量測定部と
    を備え、
    前記透過型空間変調部により変調された波長領域と、前記光量測定部により測定された出射光の強度とに基づいて、前記チューナブルフィルタに入射された入射光のスペクトル分布を測定するスペクトル分布測定装置。
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