JP5070938B2 - エレベータのガイド装置 - Google Patents

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この発明は、エレベータのガイド装置に関するものである。
従来におけるエレベータのガイド装置においては、昇降路に立設されるガイドレールに沿ってエレベータのかごを案内するガイドシューと、このガイドシューを支持する断面がコ字形状のガイドシュー支え部と、このガイドシュー支え部を弾性支持している土台とを備えるエレベータのガイド装置であって、前記ガイドレールに相対するガイドシュー表面の中央付近部分がガイドレールに接触しないような凹形状にされ、かつ、このガイドシューを支持しているガイドシュー支え部が中央部付近で弾性部材で支持されており、前記ガイドレール面の変位に対して所定の圧縮剛性をもたせるとともに、ガイドシュー支え部の上下方向変位及び回転変位に対しても所定の剛性を与えることを特徴とするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−238975号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベータのガイド装置においては、ガイドレールの端面及び両側面の三方を取り囲むそれぞれのガイドシューを直接支持するガイドシュー支え部が断面コ字形状の一体であり、それ故、各ガイドシュー同士の相対的位置関係が固定されているため、ガイドレールの変形等の影響により、ガイドレールの一側面に対向するガイドシューが、そのレール一側面へと押付けられる方向に偏荷重を受けた際に、ガイドレールの他側面に対向するガイドシューは、そのレール他側面から離間する方向へと浮いてしまい、その反動により、今度は前記レール他側面に対向するガイドシューがそのレール他側面に接触し、その際に単発振動が発生し易いという課題や、ガイドシューの磨耗が進むと、ガイドシューとガイドレールとの隙間が拡大し、振動が発生し易くなるという課題がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、ガイドレールの変形等に起因する偏荷重や、ガイドシューの磨耗にかかわらず、ガイドレールにガイドシューを追従させることにより、振動の発生を抑制することができるエレベータのガイド装置を得るものである。
この発明に係る、エレベータのガイド装置においては、エレベータ昇降路内に立設されたガイドレールの間に昇降自在に配置される昇降体に取付されるエレベータのガイド装置であって、前記ガイドレールの端面に摺動自在に係合する第1のシュー材と、前記ガイドレールの一側面に摺動自在に係合する第2のシュー材と、前記ガイドレールの他側面に摺動自在に係合する第3のシュー材と、前記第1から第3のシュー材のそれぞれを別個に弾性支持し、弾性的に付勢された状態で用いられ、その弾性力を個別に調整可能である弾性支持部材と、開口側が前記ガイドレールに対向するように配設された断面略コの字型のフレームと、前記第1から第3のシュー材のそれぞれが別個に固定されるシュー支えと、前記第1から第3のシュー材が、所定の変位量を超過して変位することを防止する変位防止手段と、を備えた構成とする。そして、前記第1のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの中央部内側にて弾性支持され、前記第2のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの一端寄り内側にて弾性支持され、前記第3のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの他端寄り内側にて弾性支持され、前記変位防止手段は、前記フレームのそれぞれの前記シュー支えに対向する位置に、先端と前記対向する前記シュー支えとの間に所定の間隙が形成されるように突設された棒状体と、それぞれの前記棒状体の側面との間に所定の間隙が形成されるようにしてそれぞれの前記シュー支えに設けられたストッパと、を有する構成とする。
この発明に係るエレベータのガイド装置においては、ガイドレールの変形や、ガイドレールの継ぎ目等に起因する偏荷重が作用した際や、シュー材の磨耗が進んでしまった際においても、それぞれのシュー材がガイドレールのレール面から離間することがないため、シュー材とレール面との離間に引き続くこれらの当接に起因する振動の発生を、簡潔な構成により抑制することが可能であるという効果を奏する。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はガイド装置の平面図、図2はガイド装置の正面図、図3は図2中のA部を拡大した斜視図である。
図において1はエレベータ昇降路(図示せず)内に立設されたガイドレールで、このガイドレール1の間には、ガイド装置2を介して図示しない昇降体(乗りかご、釣合い重り等)が昇降自在に配置されている。
前記昇降体の両側上下端部にはベース3がそれぞれ螺着されており、このベース3には、断面略コの字型のフレーム4がその開口側が前記ガイドレール1に対向するように直立して設けられている。
5aは、前記ガイドレール1の端面1aに摺動自在に係合する第1のシュー材で、この第1のシュー材5aはシュー押え6によりシュー支え7に固定された上で、このシュー支え7の中央部に結合された弾性支持部材8(例えば、コイルばね)を介して、前記フレーム4の中央部内側にて弾性支持されている。
5bは、前記ガイドレール1の一側面1bに摺動自在に係合する第2のシュー材で、この第2のシュー材5bは、前記第1のシュー材5a同様、シュー押え6によりシュー支え7に固定された上で、このシュー支え7の中央部に結合された弾性支持部材8を介して、前記フレーム4の一端寄り内側にて弾性支持されている。
そして、5cは、前記ガイドレール1の他側面1cに摺動自在に係合する第3のシュー材で、この第3のシュー材5cは、前記第1のシュー材5a及び前記第2のシュー材5b同様、シュー押え6によりシュー支え7に固定された上で、このシュー支え7の中央部に結合された弾性支持部材8を介して、前記フレーム4の他端寄り内側にて弾性支持されている。
前記フレーム4の、それぞれの前記シュー支え7の長手方向両端部に対向する位置には、ストッパボルト9が、前記フレーム4の内側へと突出して、かつ、それぞれの前記シュー支え7との間に適当な間隙をもって取付されており、また、それぞれの前記シュー支え7の、前記シュー支え7長手方向の一方寄り(ここでは、図2に向かって上方寄り)に取付された前記ストッパボルト9に対向する位置には、円筒状のストッパ10が取付されている。この際、前記ストッパボルト9の先端は、前記ストッパ10の円筒内方で、かつ、前記ストッパ10の先端よりも、前記シュー支え7側に位置するように調整されている。
前記ガイド装置2を前記ガイドレール1に係合させる際には、それぞれの前記弾性支持部材8を弾性的に付勢した状態で、それぞれの前記シュー材を前記ガイドレール1へと摺動自在に当接させており、こうすることで、前記ガイドレール1の変形や、前記ガイドレール1の継ぎ目等に起因する偏荷重が作用した際や、前記シュー材の磨耗が進んでしまった際においても、それぞれの前記弾性支持部材8の付勢力がそれぞれの前記シュー材の状況に応じて別個に作用することにより、それぞれの前記シュー材が前記ガイドレール1のレール面から離間することを抑制している。
また、前記ガイド装置2に作用した偏荷重等により、それぞれの前記シュー材が、前記ガイドレール1のレール面から離反する方向に変位した場合においては、前記シュー支え7と前記ストッパボルト9とが当接することにより、その変位量が一定以上に達することを未然に防止するとともに、同じく偏荷重等により、それぞれの前記シュー材が、前記ガイドレール1のレール面と平行な面内にて回転変位した場合においては、前記ストッパボルト9と前記ストッパ10とが当接することにより、その変位量が一定以上に達することを未然に防止する。
以上のように構成されたエレベータのガイド装置においては、ガイドレールの変形や、ガイドレールの継ぎ目等に起因する偏荷重が作用した際や、シュー材の磨耗が進んでしまった際においても、それぞれのシュー材がガイドレールのレール面から離間することがないため、シュー材とレール面との離間に引き続くこれらの当接に起因する振動の発生を、簡潔な構成により抑制することが可能である。
また、ガイドレールの三面にそれぞれ係合するシュー材と弾性支持部材の組が、それぞれ別離して設けられているため、それぞれのシュー材に付勢される弾性力をそれぞれの弾性支持部材ごと個別に調整可能であり、本発明を適用するエレベータの設置環境等に応じて、振動抑制力をより大きくするように調整することができる。
この発明の実施の形態1におけるガイド装置の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるガイド装置の正面図である。 この発明の実施の形態1における図2中のA部を拡大した斜視図である。
符号の説明
1 ガイドレール
1a レール端面
1b レール一側面
1c レール他側面
2 ガイド装置
3 ベース
4 フレーム
5a 第1のシュー材
5b 第2のシュー材
5c 第3のシュー材
6 シュー押え
7 シュー支え
8 弾性支持部材
9 ストッパボルト
10 ストッパ

Claims (3)

  1. エレベータ昇降路内に立設されたガイドレールの間に昇降自在に配置される昇降体に取付されるエレベータのガイド装置であって、
    前記ガイドレールの端面に摺動自在に係合する第1のシュー材と、
    前記ガイドレールの一側面に摺動自在に係合する第2のシュー材と、
    前記ガイドレールの他側面に摺動自在に係合する第3のシュー材と、
    前記第1から第3のシュー材のそれぞれを別個に弾性支持し、弾性的に付勢された状態で用いられ、その弾性力を個別に調整可能である弾性支持部材と、
    開口側が前記ガイドレールに対向するように配設された断面略コの字型のフレームと、
    前記第1から第3のシュー材のそれぞれが別個に固定されるシュー支えと、
    前記第1から第3のシュー材が、所定の変位量を超過して変位することを防止する変位防止手段と、を備え、
    前記第1のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの中央部内側にて弾性支持され、
    前記第2のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの一端寄り内側にて弾性支持され、
    前記第3のシュー材が固定される前記シュー支えは、このシュー支えの中央部に結合された前記弾性支持部材を介して、前記フレームの他端寄り内側にて弾性支持され、
    前記変位防止手段は、
    前記フレームのそれぞれの前記シュー支えに対向する位置に、先端と前記対向する前記シュー支えとの間に所定の間隙が形成されるように突設された棒状体と、
    それぞれの前記棒状体の側面との間に所定の間隙が形成されるようにしてそれぞれの前記シュー支えに設けられたストッパと、を有することを特徴とするエレベータのガイド装置。
  2. 前記棒状体は円柱状のストッパボルトであり、
    前記ストッパは、それぞれの前記シュー支えの前記ストッパボルトに対向する位置に取付された円筒状の部材からなり、
    前記ストッパボルトの先端は、前記ストッパの円筒内方で、かつ、前記ストッパの先端よりも前記シュー支え側に位置することを特徴とする請求項1に記載されたエレベータのガイド装置。
  3. 前記棒状体は、前記フレームの、それぞれの前記シュー支えの長手方向両端寄りに対向する位置にそれぞれ取付されたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベータのガイド装置。
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