JP5070773B2 - 冷却装置 - Google Patents

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本発明は、ショーケース又は自動販売機の庫内に収容された商品を冷却するための冷却装置に関し、特に、蒸発器と膨張弁とを接続する冷媒管の着霜防止構造に関する。
図9は、一般的なショーケースを一部断面で示した側面図である。図9に示すように、このショーケースは前面にガラス扉がないオープン型ショーケースであり、前面が開口した略直方状の断熱筐体として形成された本体キャビネット100と、商品陳列棚210〜240が配設された商品陳列室200と、本体キャビネットと商品陳列室200との間に設けられた内側ダクト250及び外側ダクト260と、内側ダクト250内に設置された蒸発器300とを具える。なお、図には明示されていないが、内側ダクト250及び260は、商品陳列室200の下方、背面、上方を連通する態様で形成されている。蒸発器300は、冷媒管310,320と、膨張弁330と、吸入管340とを介して、ショーケースから離れた位置に設置された冷凍機400に接続されている。図には示されていないが、冷凍機400は圧縮機と凝縮器とを具える。圧縮機は、吸入管340から送られた蒸発冷媒を圧縮するものである。凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却して凝縮し液化させるものである。膨張弁330は、凝縮器から送られた高圧の冷媒液を絞り効果により低圧の状態に断熱膨張させる働きと、庫内温度の変化に応じて流量を調整する働きをもつものである。蒸発器300は、膨張弁330で断熱膨張させた冷媒液を蒸発させるものである。
上記構成を有するショーケースでは、凝縮器で凝縮させた高温高圧の冷媒液を、冷媒管310を通して送り、膨張弁330で低温低圧の状態に断熱膨張させて蒸発器300に供給し、蒸発器300で冷媒液を蒸発させる。蒸発器300で冷媒液を蒸発させることにより、蒸発器300を通じて蒸発器300の周囲にある空気から蒸発冷媒へと熱の移動が行われる。すなわち、蒸発器300の周囲にある空気から熱を奪うことにより空気を冷却する。蒸発器300で蒸発した冷媒ガスは、吸入管340を通じて冷凍機400の圧縮機に送られ還流する。
蒸発器300によって冷却された空気は、内側ダクト250に設けられた図示しない送風ファンを作動させることによって、内側ダクト250を通って吹出口270aから商品陳列室200下方に向けて吹き出されてエアカーテン290aを形成し、吸込口280aから吸い込まれ再び内側ダクト250を通って蒸発器300に送られる。このようにして内側ダクト250及び商品陳列室200を循環する空気は、冷気となって循環しながら商品陳列室200内の商品陳列棚210〜240上に置かれた商品を冷却する。一方、外側ダクト260内の図示しない送風ファンを作動させることによって外側ダクト260内を通って吹出口270bから吹き出された空気は非冷空気であり、エアカーテン290bを形成して、内側の冷気からなるエアカーテン290aを保護する役割を果たしている。
上記ショーケースでは、冷却運転に伴い蒸発器300の表面に霜が付着し(着霜)、時間の経過とともに成長する。このため定期的にヒータを通電して除霜を行っている。この除霜運転は以下の手順により行う。まず、冷媒の供給を停止させ、その後に、蒸発器300下部の風上側すなわち空気入口側に設置されているヒータ500を通電して霜を融かし、蒸発器300付近に設置された図示しない温度センサが、ある温度以上になったことを感知した時点でヒータの通電をやめ、蒸発器300の水切りのため一定時間送風を行い、その後に冷却運転を再開させる。
この定期的な除霜は通常30分程度の時間を要するため、この除霜を頻繁に行った場合ショーケース庫内の温度が上昇し、商品鮮度が落ちてしまう。そこで、上記の定期的な除霜(以下、これを「本除霜」と呼ぶ)の運転と次の運転との間に、時間の短い除霜(以下、これを「簡易除霜」と呼ぶ)を行う除霜方式を具えたショーケースが特許文献1及び特許文献2に開示されている。この簡易除霜は、本除霜と同様に、冷媒の供給を停止させた後に蒸発器300の下部に設置されたヒータ500を通電することにより行われるが、本除霜と比べてヒータの通電時間が5分程度と短く、ヒータの通電をやめた後に水切りのための送風を行わずにすぐに冷却運転を再開させる。従って、簡易除霜を行うことによって一時的に庫内の温度は上昇するが、短時間であるために本除霜ほど温度が高くなることがなく、商品陳列室200の商品の鮮度に影響を与えることがない。この簡易除霜を、本除霜の運転と次の運転との間に数回に亘って行うことによって、蒸発器300に付着した霜を減らすことができ、本除霜の運転周期を延ばすことができる。
特開平7−190582号公報 特開2000−81272号公報
ところで、着霜は、蒸発器300だけでなく、膨張弁330の出口と蒸発器300の入口とを接続する冷媒管320においても発生する。図には明示されていないが、この冷媒管320は、内側ダクト250と隔てられた通気の悪い場所に設置されているため、この部分に発生した霜は簡易除霜を行ってもほとんど融けず、残った霜はアイスバンクと呼ばれる非常に融けにくい氷となる。
上述したように、本除霜は蒸発器300付近に設置されている温度センサにより終了判定を行っており、蒸発器300の霜が除去されると除霜運転が終了する。その結果、本除霜を行っても冷媒管320に付着したアイスバンクを融かしきれず、冷媒管320に生じたアイスバンクが成長して蒸発器300まで到達し、冷気の循環を阻害するという問題が生じる。冷媒管320に温度センサを設置し、この温度センサにより本除霜の終了判定を行う構成とすれば冷媒管320の霜を融かしきることができるが、この場合、蒸発器300の除霜が完了した後もヒータ500による加熱を必要以上に続けることになるため、庫内の温度上昇を招くという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、庫内の温度上昇を招くことなく、膨張弁の出口と蒸発器の入口とを接続する冷媒管の着霜を防止又は低減することができる冷却装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る冷却装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を具え、これらの間で冷媒を循環させて前記蒸発器で空気を冷却する冷却装置において、前記蒸発器の除霜を行う第1のヒータを設置するとともに、前記膨張弁の出口と前記蒸発器の入口とを接続する冷媒管に沿って、該冷媒管の除霜を行う第2のヒータを設置してあり、前記第1のヒータの通電を開始すると同時に前記第2のヒータの通電を開始し、前記第1のヒータの通電を停止させた後も前記第2のヒータの通電を継続させ、最長で冷却運転の再開時まで行う制御部を具えることを特徴とする。
また、本発明の請求項に係る冷却装置は、上記請求項1に係る冷却装置において、前記膨張弁の出口と前記蒸発器の入口とを接続する冷媒管を断熱材で覆ったことを特徴とする。
本発明の冷却装置によれば、蒸発器の除霜を行う第1のヒータの通電を開始すると同時に膨張弁の出口と蒸発器の入口とを接続する冷媒管の除霜を行う第2のヒータの通電を開始し、かつ第2のヒータの通電時間を第1のヒータよりも長くすることにより、庫内温度の上昇を最低限度に抑えながら、当該冷媒管に発生した霜を除去又は低減することができる。その結果、本除霜の運転と次の運転との間に簡易除霜を行う除霜方式を採用した場合において、冷媒管にアイスバンクが発生するのを防止することができる。また、本発明の冷却装置によれば、膨張弁出口と蒸発器入口とを接続する冷媒管を断熱材で覆ったことにより、庫内温度の上昇を招くことなく、当該冷媒管の着霜を防止又は低減することができる。
以下に、本発明の冷却装置の参考例及び実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
(参考例)
図1は、本発明の参考例の冷却装置を適用したショーケースを、一部断面で示した側面図である。図1に示すように、冷却装置は、ショーケース内に設置された蒸発器30、膨張弁33、及び、蒸発器30の除霜を行うヒータ50と、ショーケースと離れた位置に設置された冷凍機40内の図示しない圧縮機及び凝縮器と、蒸発器30の入口と膨張弁33の出口とを接続する冷媒管32と、膨張弁33の入口と凝縮器とを接続する冷媒管31と、蒸発器30の出口と圧縮機とを接続する吸入管34とから構成される。ショーケースは、本体キャビネット10と、商品陳列室20と、商品陳列室20の下方、背面、上方を連通する態様で形成された内側ダクト25及び外側ダクト26とから構成される。冷却装置の蒸発器30は、ショーケースの内側ダクト25内に設置され、蒸発器30の除霜を行うヒータ50は、蒸発器30下部の空気入口側に設置されている。
ショーケースの冷却運転時において、凝縮器で凝縮された高温高圧の冷媒液は、冷媒管31を通して送られ、膨張弁33で低温低圧の状態に断熱膨張させて蒸発器30に供給され、蒸発器30で蒸発する。蒸発器30で冷媒液が蒸発することにより蒸発器30を通じて蒸発器30の周囲にある空気から蒸発冷媒へと熱の移動が行われ、空気を冷却する。蒸発器30で蒸発した冷媒ガスは、吸入管34を通じて冷凍機40の圧縮機に送られ還流する。一方、蒸発器30によって冷却された空気は、内側ダクト25に設けられた図示しない送風ファンを作動させることによって、内側ダクト25を通って吹出口27aから商品陳列室20下方に向けて吹き出されてエアカーテン29aを形成し、吸込口28aから吸い込まれ再び内側ダクト25を通って蒸発器30に送られる。このようにして内側ダクト25及び商品陳列室20を循環する空気は、冷気となって循環しながら商品陳列室20内の商品陳列棚21〜24上に置かれた商品を冷却する。一方、外側ダクト26内の図示しない送風ファンを作動させることによって外側ダクト26内を通って吹出口27bから吹き出された空気は非冷空気であり、エアカーテン29bを形成して、内側の冷気からなるエアカーテン29aを保護する役割を果たしている。
また、ショーケースの本除霜の運転時には、冷凍機40からの冷媒の供給を停止させ、その後にヒータ50を通電することにより蒸発器30の除霜を行う。蒸発器30付近に設置された図示しない温度センサが、ある温度以上になったことを感知した時点でヒータの通電をやめ、蒸発器30の水切りのため一定時間送風を行い、その後に冷却運転を再開する。この本除霜の運転と次の運転との間に、上述した簡易除霜を数回に亘って行う。
図2は、図1に示したショーケースにおける蒸発器30、冷媒管32、膨張弁33及びヒータ50の概略を示した図である。以下、説明の便宜上、冷媒管32のうち、膨張弁出口33aから水平に配置されている部分を冷媒管32a、垂直に配置されている部分を冷媒管32b、蒸発器30の入口付近の水平に配置されている部分を冷媒管32cと呼ぶ。図2に示すように、本参考例で例示する蒸発器30は、銅パイプ37とアルミフィン38からなるフィン付コイル型蒸発器である。図1及び図2に示すように、冷媒管32は、膨張弁33の出口33aから蒸発器30の入口35までの全体に亘って、すなわち、冷媒管32a,32b,32cすべてが断熱材51によって覆われている。断熱材51としては、発泡ポリエチレン等を適用することができる。冷媒管32を断熱材51で覆うことにより管表面が冷却されないため、冷媒管32における着霜を防止することができる。
なお、蒸発器30の入口35から供給された冷媒液は、蒸発器30の管内を進むうちに順次蒸発し、出口では完全に蒸発が完了して蒸気になる。従って、蒸発器30の出口36から送り出される冷媒は入口における冷媒と比べて高温であり、吸入管34はほとんど着霜しない。従って、吸入管34を断熱材で覆う必要はない。また、冷凍機40(凝縮器)と膨張弁33とを接続する冷媒管31も、管内部を流れる冷媒液が高温であり着霜しないため、断熱材で覆う必要はない。
また、図3〜図5に示すように、冷媒管32の一部を断熱材51で覆う構成としてもよい。断熱材51で覆う箇所は、状況に応じて適宜決めることができる。例えば、図3では、冷媒管32のうち、冷媒管32b及び32cを断熱材51で覆う構成としている。この場合、冷媒管32aを断熱材51で覆わないため、この部分に霜が付着してアイスバンクとなる可能性があるが、この部分よりも蒸発器30に近い部分を断熱しているためアイスバンクが蒸発器30まで到達することはない。また、図4に示すように、冷媒管32a及び32bを断熱材51で覆う構成としてもよい。また、図5に示すように、冷媒管32bのみを断熱材51で覆う構成としてもよい。このように冷媒管32の一部を断熱材51で覆う場合、垂直に配置されている冷媒管32bを覆う構成とするのが好ましい。冷媒管32bを断熱材で覆わない場合、融けた水が冷媒管32bの上部に溜まり、これが再度凍ってアイスバンクとなる可能性がある。
本発明の参考例の冷却装置によれば、庫内の温度上昇を招くことなく、冷媒管32の着霜を防止又は低減することができる。従って、本除霜の運転と次の運転との間に簡易除霜を数回に亘って行う除霜方式を採用した場合に、冷媒管32にアイスバンクが発生するのを防止することができる。
(実施例)
次に、本発明の実施例の冷却装置を適用したショーケースについて説明する。なお、本実施例で例示するショーケースは図1に示すものと同様である。また、参考例と同一の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
図6は、本実施例のショーケースに適用する蒸発器30、冷媒管32、膨張弁33、ヒータ50,52の概略を示した図である。図6に示すように、本実施例では、冷媒管32bを断熱材51で覆うとともに、蒸発器30下部の空気入口側に設置されたヒータ50を冷媒管32aの下部まで延長させる態様で、冷媒管32aに沿ってヒータ52を配置した構成としている。以下、蒸発器に設置されたヒータ50を「第1のヒータ」、冷媒管32に設置されたヒータ52を「第2のヒータ」と呼ぶ。本除霜の運転と次の運転との間に簡易除霜を数回に亘って行う除霜方式を採用した場合、本除霜及び簡易除霜の両運転時に、第1のヒータ50とともに第2のヒータ52を作動させることにより、冷媒管32a,32cに発生した霜を除去又は低減させることができる。
図7は、冷媒管32aに沿って設置した第2のヒータ52を、蒸発器30の下部に設けられた第1のヒータ50と別個に設けた構成を示したものである。第1のヒータ50及び第2のヒータ52の通電は、制御部60によって制御される。第2のヒータ52を第1のヒータ50と別個に設けた構成とした場合、以下に説明するように、第2のヒータ52の通電時間を第1のヒータ50よりも長くすることによって、冷媒管32の除霜をより効果的に行うことができる。図8は、本除霜運転時における第1のヒータ50及び第2のヒータ52の通電時間と、蒸発器30付近に設置された温度センサの値の変化を示したものである。図8に示すように、第1のヒータ50及び第2のヒータ52を通電して本除霜運転を開始させる。ヒータ通電後、蒸発器30付近の温度が一端上昇し、霜を融かしている間ほぼ一定の温度を保ち、蒸発器30の霜がすべて融けると再び温度が上昇する。温度センサがある温度以上になったことを感知した時点で第1のヒータ50の通電をやめ、水切りのための送風運転に切り換える。一方、第1のヒータ50の通電をやめた後も第2のヒータ52の通電を継続させ、蒸発器30の水切り時間が終了するまで、すなわち、冷却運転の再開時まで第2のヒータ52を作動させておく。これにより、冷媒管32に付着した霜をさらに低減させることができる。なお、図8において、第1のヒータ50の通電停止後に蒸発器30付近の温度が若干上昇しているのは、吸込口28aから外気が侵入するためであり、商品陳列室20内の温度には影響を与えない程度のものである。
本発明の実施例の冷却装置によれば、庫内の過度の温度上昇を招くことなく、冷媒管32に発生した霜を除去又は低減することができる。その結果、本除霜の運転と次の運転との間に簡易除霜を行う除霜方式を採用した場合に、冷媒管にアイスバンクが発生するのを防止することができる。
また、第2のヒータ52を第1のヒータ50と別個に設け、第1のヒータ50の通電を停止させた後も第2のヒータ52の通電のみを継続して行い、冷却運転の再開時まで第2のヒータ52の通電を行うようにしたことで、庫内温度の上昇を最低限に抑えながら、冷媒管32の除霜効率を向上させることができる。
なお、上記実施例では、第2のヒータ52の通電を冷却運転再開時まで行うようにしたが、冷媒管32に温度センサを設置しておき、冷媒管32の霜が融けきった時点で第2のヒータ52の通電を停止させるようしてもよい。この場合、冷却運転再開時よりも前に第2のヒータ52の通電を停止させることもあり得る。
また、上記実施例において第2のヒータ52を第1のヒータ50と別個に設ける構成とした場合、第2のヒータ52を本除霜又は簡易除霜どちらか一方の運転時のみに通電するようにしてもよい。また、上記実施例では、第2のヒータ52を冷媒管32の下部に設置したが、第2のヒータ52を冷媒管32に直接巻き付ける構成とすることもできる。
また、上記実施例では、冷媒管32の一部を断熱材51で覆うとともに、冷媒管32に沿って第2のヒータ52を設置する構成としたが、断熱材51を省略して、第2のヒータ52のみを設置する構成としてもよいのはもちろんである。
以上のように、参考例の冷却装置によれば、膨張弁出口蒸発器入口とを接続する冷媒管を断熱材で覆ったことにより、当該冷媒管の着霜を防止又は低減することができる。また、本発明の実施例(請求項1)の冷却装置によれば、蒸発器の除霜を行う第1のヒータの通電を開始すると同時に膨張弁の出口と蒸発器の入口とを接続する冷媒管の除霜を行う第2のヒータの通電を開始し、かつ第2のヒータの通電時間を第1のヒータよりも長くすることにより、庫内温度の上昇を最低限度に抑えながら、当該冷媒管に発生した霜を除去又は低減することができる。その結果、本除霜の運転と次の運転との間に簡易除霜を行う除霜方式を採用した場合において、冷媒管にアイスバンクが発生するのを防止することができる。
本発明の参考例の冷却装置を適用したショーケースを一部断面で示した側面図である。 本発明の参考例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の参考例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の参考例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の参考例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の実施例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の実施例の冷却装置における蒸発器付近の概略図である。 本発明の実施例の冷却装置におけるヒータの通電時間を示すグラフである。 一般的なショーケースを一部断面で示した側面図である。
30 蒸発器
32 膨張弁の出口と蒸発器の入口とを接続する冷媒管
33 膨張弁
33a 膨張弁の出口
35 蒸発器の入口
50 蒸発器の除霜を行う第1のヒータ
51 断熱材
52 冷媒管の除霜を行う第2のヒータ
60 制御部

Claims (2)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を具え、これらの間で冷媒を循環させて前記蒸発器で空気を冷却する冷却装置において、
    前記蒸発器の除霜を行う第1のヒータを設置するとともに、前記膨張弁の出口と前記蒸発器の入口とを接続する冷媒管に沿って、該冷媒管の除霜を行う第2のヒータを設置してあり、
    前記第1のヒータの通電を開始すると同時に前記第2のヒータの通電を開始し、前記第1のヒータの通電を停止させた後も前記第2のヒータの通電を継続させ、最長で冷却運転の再開時まで行う制御部を具えることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記膨張弁の出口と前記蒸発器の入口とを接続する冷媒管を断熱材で覆ったことを特徴
    とする請求項1に記載の冷却装置。
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