JP2002340449A - 冷凍ユニット - Google Patents

冷凍ユニット

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JP2002340449A
JP2002340449A JP2001145133A JP2001145133A JP2002340449A JP 2002340449 A JP2002340449 A JP 2002340449A JP 2001145133 A JP2001145133 A JP 2001145133A JP 2001145133 A JP2001145133 A JP 2001145133A JP 2002340449 A JP2002340449 A JP 2002340449A
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Japan
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evaporator
compressor
refrigerant
outside air
defrosting
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Katsumi Hachisuga
勝巳 蜂須賀
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効率を格段と向上し得る冷凍ユニットを
提供することを課題とする。 【解決手段】 コンプレッサ3、コンデンサ4、5、膨
張弁9、エバポレータ10等を順次循環する冷媒の流れ
方向を切換手段V10によって逆サイクルに切換え、コ
ンプレッサ3から吐出させてエバポレータ10に送った
冷媒の熱によって当該エバポレータ10に付着した霜を
除霜するデフロスト処理を、行う冷凍ユニットにおい
て、外気温を検出する外気温検出部62と、この検出結
果に応じて室外ファン6の起動または停止を制御するフ
ァン制御部61と、第1および第2のセンサSE1、S
E2並びに圧力センサSE3および外気温検出部62の
検出結果に基づいて、コンプレッサをインバータ制御す
るインバータ制御部60とを設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍ユニットに関
し、特に船舶等に積載されるコンテナ用冷凍ユニットに
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンテナ用冷凍ユニット
として、例えば図2に示すように構成されたものが知ら
れている。一般的にコンテナ用冷凍ユニット50は、直
方体状からなるコンテナ1の一方の端壁2に組み付けら
れている。
【0003】そして、このコンテナ1は、図示しない他
方の端壁に設けられた扉側から、その庫内に貨物等を収
納し、端壁2に設けられたコンテナ用冷凍ユニット50
を運転することによって、この庫内温度を−30〔℃〕〜
+25〔℃〕程度の範囲で任意に設定された温度に維持し
ながら、船舶、トラック、鉄道車両等に積載されて運搬
されるようになされている。
【0004】ここで、コンテナ用冷凍ユニット50の略
示的構成を図3〜図6に示す。図3は正面図、図4は図
3のB−B矢に沿う縦断面図、図5は図4のC−C矢に
沿う横断面図、図6は回路図である。
【0005】コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒
は、ディスチャージラインL1、三方弁V1およびディ
スチャージラインL2を順次通って水冷コンデンサ5お
よびまたは空冷コンデンサ4に送られる。この水冷コン
デンサ5およびまたは空冷コンデンサ4では、送られて
きた高温のガス冷媒を凝縮液化し、得られた液冷媒を、
リキッドラインL3を通してドライヤ7、ストレーナ8
を経た後、膨張弁9に送る。
【0006】膨張弁9に入った液冷媒は、ここで絞られ
ることにより断熱膨張して気液二相の冷媒となり、リキ
ッドラインL3Aを通ってエバポレータ10に入り、こ
こで庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。そ
して、蒸発気化した冷媒(すなわちガス冷媒)は、配管
が曲げられることによって形成されるドレンパンヒータ
22Aおよびアキュームレ−タ13を、サクションライ
ンL4を通って経た後、ラインL5を通って吸入圧力調
整弁V2を経て、圧力を調整されてコンプレッサ3に戻
る。
【0007】コンテナ1の庫内空気は、実線矢印で示す
ように、吸込口14からエバポレータセクション15に
入り、モータ11で駆動されるエバポレータファン12
によって付勢され、エバポレータ10を流過する過程で
冷却された後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1
内に戻り、その底面に敷設されたT字状からなる多数の
通風レール43同士の間隙から吹き出される。
【0008】空冷コンデンサ4を用いる場合は、モータ
17により室外ファンであるコンデンサファン6を駆動
する。すると、外気が破線矢印で示すように、空冷コン
デンサ4を流過する過程でガス冷媒と熱交換することに
より昇温した後、コンデンサファン6により付勢されて
大気中に放出される。
【0009】水冷コンデンサ5を用いる場合は、入口側
接続金具19に図示しない給水管を接続するとともに、
出口側接続金具20に図示しない排水管を接続して制水
弁21を開き、コンデンサファン6を停止する。する
と、給水管から供給された冷却水が入口側接続金具19
から図示しない水配管を経て水冷コンデンサ5内に入
り、ここでガス冷媒と熱交換することにより昇温した
後、水配管、制水弁21を通り出口側接続金具20から
排水管を経て排出される。
【0010】エバポレータ10に結露したドレンは、ド
レンパン22上に滴下し、ドレンホース23を介してド
レンポート24から排出される。このとき、エバポレー
タ10にドレンが霜として付着していた場合、コンプレ
ッサ3から吐出され、三方弁V1、ラインL6およびリ
キッドラインL3Aを順次通って送られる冷媒の熱によ
って除霜されることにより、この霜がドレンパン22上
に落下する。
【0011】そして、このドレンパン22が、その内側
に配設されたドレンパンヒータ22Aに、エバポレータ
10を加熱した冷媒が送られることによって、その冷媒
の熱で所定時間加熱されることにより霜を溶かし、ドレ
ンホース23を介してドレンポート24から排出される
ようになされている。
【0012】因みに、この場合、このようなホットガス
バイパス式のデフロスト処理は、エバポレータ10に設
けられる図示しないサーモスタットまたは第1のセンサ
と、このエバポレータ10近傍のサクションラインL4
に設けられる第2のセンサおよび圧力センサによる各部
位の検出結果に応じて制御されている。
【0013】コンテナ1の内外を仕切る仕切壁41は断
熱材からなり、その全周に形成されたフランジによりコ
ンテナ1の端壁2に締結される。この仕切壁41の外側
には、その下部中央にコンデンサセクション42が形成
され、仕切壁41の内側には、コンデンサセクション4
2の上方にエバポレ−タセクション15、両側に風路1
6、下方に吹出室18がそれぞれ形成されている。
【0014】このエバポレータセクション15内には、
エバポレータ10やエバポレータファン12等が据え付
けられている。コンデンサセクション42内には、コン
プレッサ3、空冷コンデンサ4、水冷コンデンサ5、コ
ンデンサファン6等が据え付けられている。
【0015】なお、25はコントロールボックス、26
はコンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための
液インジェクション用電磁弁、27は 200〔V〕級電源
用プラグ、28は400〔V〕級電源用プラグ、29は電源
トランス、31はエバポレータ10に吸い込まれる庫内
空気の温度を検出するための吸込空気温度センサ、30
はこの温度センサ31のチェック用温度計の挿入口、3
3はエバポレータ10から吹き出された空気の温度を検
出するための吹出空気温度センサ、32はこの温度セン
サ33のチェック用温度計の挿入口、34はエバポレー
タ10の冷媒出口温度を検出するための出口温度セン
サ、35は過熱防止センサ、36はコンプレッサ3の吐
出管の温度を検出するための吐出管温度センサ、37は
空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出するため
の外気温度センサ、38はエバポレ−タセクション15
内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、一般
的にコンテナ用冷凍ユニットにおけるエバポレータの除
霜は、1日に4〜5回程度行われており、その方式とし
て、主に電気ヒータ式のデフロスト処理を採用してい
た。
【0017】しかしながら、この電気ヒータ式デフロス
ト処理は、エバポレータに付着した霜を電気で加熱して
溶かすことによって確実に除霜し得る利点があるもの
の、除霜する時間(以下、これをデフロスト処理時間と
呼ぶ)が長く、このときの放熱ロスによってコンテナ庫
内の温度を不要に上昇させ、その後、コンテナ庫内を冷
却する際の冷却時間を増加させることから、コンテナ用
冷凍ユニットの冷却効率を低下させる未だ不十分な問題
があった。
【0018】また、この場合、ヒータを熱交換器の下に
配置することから、除霜した際に生じる水分がヒータに
触れて蒸発し、コンテナ庫内の天井部に結露した後、こ
のコンテナ庫内に収納している貨物等に滴下し、当該貨
物等を濡らしてしまうおそれがあった。
【0019】かかる問題を解決する一つの手法として、
近年、上述した図2〜図6に示したコンテナ用冷凍ユニ
ット50のような、ホットガスバイパス式のデフロスト
処理が採用されてきている。このホットガスバイパス式
のデフロスト処理は、コンプレッサ3から吐出したガス
冷媒を、三方弁V1によってラインL6に流し、直接エ
バポレータ10に送ることにより、このエバポレータ1
0で高温高圧のガス冷媒から熱を加えられ、この熱を利
用して除霜を行う。するとガス冷媒は一部液化するの
で、この液化した冷媒は、アキュームレータ13等に液
溜めを設けて受けとめる一方、残りのガス冷媒は、この
アキュームレータ13からラインL5を流れて吸入圧力
調整弁V2に送られ、減圧されてコンプレッサ3に戻る
ようになされている。
【0020】ところが、ホットガスバイパス式のデフロ
スト処理を行うコンテナ用冷凍ユニット50では、本
来、空冷およびまたは水冷コンデンサ4、5において行
うはずの熱交換(冷媒に対する外気からの吸熱作業)が
ないことから、除霜に利用できる熱量はコンプレッサ3
に対しての入熱量のみであり、外気温が低い場合、その
分コンプレッサ3における発熱量が減り、液冷媒の温度
も低くなってしまうため、除霜効率が低下し、デフロス
ト処理時間が長くなる未だ不十分な問題があった。
【0021】また、このホットガス式のデフロスト処理
では、外気温が高い場合、その分コンプレッサ3におけ
る発熱量が増し、液冷媒の温度も高くなることから、エ
バポレータ10に付着した霜を短時間で除霜し、デフロ
スト処理時間を短縮することができる。しかしながら、
霜が塊りとなってエバポレータ10に付着していた場
合、あまり短時間で除霜すると、エバポレータ10との
接触部分のみが溶けて霜が塊りのままドレンパン22上
に落ちてしまい、これによってエバポレータ10に付着
している霜がなくなり、デフロスト処理が終了してしま
うことになる。この結果、ドレンパン22上に霜の塊り
が残り、これを完全に除霜するのが困難となる未だ不十
分な問題があった。
【0022】従って、本発明では、ホットガス式のデフ
ロスト処理の中でも特にリバースサイクルデフロスト処
理に着眼し、その欠点である外気温に反比例して生じる
デフロスト処理時間のばらつき(タイムラグ)を安定さ
せることができれば、外気温が高い場合にデフロスト処
理時間が短くなることに起因して除霜が不完全となる問
題や、外気温が低い場合にデフロスト処理時間が長くな
る問題を解決することができると考えられることに着目
してなされたものである。
【0023】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、確実に除霜することができるデフロスト
処理時間を短縮し、かつ安定して確保することにより、
冷却効率を格段と向上し得る冷凍ユニットを実現するこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、以下の手段を採用した。請求項1
に記載の冷凍ユニットは、コンプレッサ、コンデンサ、
膨張弁、エバポレータ等を順次循環する冷媒の流れ方向
を切換手段によって逆サイクルに切換え、上記冷媒を上
記コンプレッサから吐出させて上記エバポレータに送
り、この冷媒の熱によって当該エバポレータに付着した
霜を除霜するデフロスト処理を、当該エバポレータに設
けられた第1のセンサと、このエバポレータの上記冷媒
入口近傍に設けられた第2のセンサおよび圧力センサの
検出結果に基づいて行う冷凍ユニットにおいて、外気温
を検出する外気温検出部と、上記外気温検出部の検出結
果に応じて室外ファンの起動または停止を制御するファ
ン制御部と、上記第1および第2のセンサ並びに上記圧
力センサおよび上記外気温検出部の検出結果に基づい
て、上記コンプレッサをインバータ制御するインバータ
制御部とを設けることを特徴としている。
【0025】上述した冷凍ユニットによれば、外気温を
検出する外気温検出部と、この外気温検出部の検出結果
に応じて室外ファンの起動または停止を制御するファン
制御部と、第1および第2のセンサ並びに圧力センサお
よび外気温検出部の検出結果に基づいて、コンプレッサ
をインバータ制御するインバータ制御部とを設けること
によって、エバポレータに付着した霜を確実に除霜する
ことができるデフロスト処理時間を短縮し、かつ安定し
て確保する。
【0026】しかも、請求項2に記載の発明は、請求項
1に係る冷凍ユニットにおいて、上記切換手段が四方弁
でなることを特徴としている。この冷凍ユニットによれ
ば、切換手段が四方弁でなることにより、冷却効率を格
段と向上し得る冷凍ユニットを簡易でかつ安価に実現す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明にお
ける一実施の形態について詳述する。図1は、本発明に
おける一実施の形態に係るリバースサイクル式のデフロ
スト処理機構を有するコンテナ用冷凍ユニット50の回
路図である。図1において、図6との対応部分には同一
符号を付して示している。この実施の形態の場合、四方
弁V10は、ディスチャージラインL1、L2の他に、
エバポレータ10と連通するサクションラインL4a
と、アキュームレータ13と連通するサクションライン
L4bと、それぞれ接続されている。
【0028】コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒
は、ディスチャージラインL1、四方弁V10およびデ
ィスチャージラインL2を順次通って水冷コンデンサ5
およびまたは空冷コンデンサ4に送られる。この水冷コ
ンデンサ5およびまたは空冷コンデンサ4では、送られ
てきた高温のガス冷媒を凝縮液化し、得られた液冷媒
を、リキッドラインL3を通してドライヤ7、ストレー
ナ8を経た後、膨張弁9に送る。
【0029】このとき、空冷コンデンサ4を用いる場合
は、モータ17により室外ファンであるコンデンサファ
ン6を駆動し、外気が空冷コンデンサ4を流過する過程
でガス冷媒と熱交換することによって昇温した後、コン
デンサファン6により付勢されて大気中に放出されるよ
うになされている。
【0030】膨張弁9に入った液冷媒は、ここで絞られ
ることにより断熱膨張して気液二相の冷媒となり、リキ
ッドラインL3Aを通ってエバポレータ10に入り、こ
こで庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。
【0031】そして、蒸発気化した冷媒(すなわちガス
冷媒)は、配管が曲げられることによって形成されるド
レンパンヒータ22Aおよびアキュームレ−タ13を、
サクションラインL4a、四方弁V10、サクションラ
インL4bを順次通って経た後、ラインL5aを通って
圧力を調整され、コンプレッサ3に戻る。
【0032】以上の冷却運転の間にエバポレータ10に
霜が付着することになるが、所定の時間毎、あるいは所
定の着霜状態が検出されると、この霜を溶かすためのデ
フロスト処理が行われる。このデフロスト処理時、イン
バータ制御部60の制御のもとにコンプレッサ3から吐
出された冷媒は、ディスチャージラインL1を通って四
方弁V10に送られ、この四方弁V10が切り換えられ
ることによってサクションラインL4aを通り、ドレン
パンヒータ22Aを経てエバポレータ10に送られる。
これによって、これらドレンパンヒータ22Aおよびエ
バポレータ10は、このコンプレッサ3から吐出された
冷媒の熱で加熱される。
【0033】また、インバータ制御部60は、エバポレ
ータ10の温度を検知するために、このエバポレータ1
0に設けられた第1のセンサ(温度センサ)SE1と、
当該エバポレータ10近傍の例えばサクションラインL
4a上に設けられた第2のセンサSE2と、圧力センサ
SE3との検知結果と、外気温を検出するための外気温
検出部62の検出結果とに基づいてコンプレッサ3をイ
ンバータ制御するようになされている。
【0034】具体的には、このインバータ制御部60
は、外気温が低く、この場合にエバポレータとして機能
するコンデンサ4での外気からの吸熱量が少なく、この
ままでは、一定時間(例えば10分間)除霜しても、エバ
ポレータ10に付着した霜の塊りが溶けきれないであろ
うことを認識した場合、コンプレッサ3の駆動周波数を
上げて冷媒の循環量を増し、コンデンサ4での吸熱量を
多くして、この一定時間内でデフロスト処理が終了する
ように、このコンプレッサ3をインバータ制御する。
【0035】また、インバータ制御部60は、外気が高
く、コンデンサ4での吸熱量が多くなり、エバポレータ
10に付着した霜の塊りが溶けきれないうちに除霜が終
了するであろうことを認識した場合、コンプレッサ3の
駆動周波数を下げて冷媒の循環量を減らし、その吸熱量
を抑えることにより、一定時間内で霜の塊りを完全に溶
かしてデフロスト処理を終了するように、このコンプレ
ッサ3をインバータ制御する。
【0036】エバポレータ10を加熱した冷媒は、リキ
ッドラインL3Aを通って膨張弁9を経た後、リキッド
ラインL3を通ってストレーナ8、ドライヤ7を経て水
冷コンデンサ5および空冷コンデンサ4に送られる。こ
の際、コンデンサ4、5は、エバポレータとして機能
し、上述したように外気等から吸熱することにより蒸発
し、四方弁V10を経てコンプレッサ3に戻る。
【0037】このとき、空冷コンデンサ4においては、
コンデンサファン6が、外気温検出部62の検出結果に
基づくファン制御部61の制御のもとに、外気温がマイ
ナス(例えば−10〔℃〕)のとき起動され、外気温がプ
ラス(例えば+10〔℃〕以上)のとき停止されることに
よって、上述したインバータ制御と併用されてここでの
熱の授受が調整されるようになされている。
【0038】このようにして、このコンテナ用冷凍ユニ
ット50では、リバースサークル式のデフロスト処理に
おいて、外気温に反比例して生じるデフロスト処理時間
のばらつきを安定させ、かつ外気温が高い場合にデフロ
スト処理時間が短くなることに起因して除霜が不完全と
なることを防止することができるとともに、外気温が低
い場合にデフロスト処理時間が長くなることを防止する
ことができ、かくして冷却効率を格段と向上し得るコン
テナ用冷凍ユニット50を実現することができる。
【0039】なお、本実施の形態においては、切換手段
として四方弁V10を適用するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限ることはない。但し、本実
施の形態のように、切換手段として四方弁V10を用い
る場合、この種のラインに用いられる四方弁V10が一
般的に多く流通されていることから、他の切換手段を用
いる場合に比べて、構成をより簡易にし、かつコストを
格段と低減することができる利点がある。
【0040】また、本実施の形態においては、本発明を
上述したコンテナ用冷凍ユニット50に適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他
の冷蔵冷凍ユニットにも広く適用できることは言うまで
もない。
【0041】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、冷凍ユニ
ットにおいて、外気温を検出する外気温検出部と、この
外気温検出部の検出結果に応じてエバポレータに併設さ
れるファンの起動または停止を制御するファン制御部
と、第1および第2のセンサ並びに圧力センサおよび外
気温検出部の検出結果に基づいて、コンプレッサをイン
バータ制御するインバータ制御部とを設けることによっ
て、エバポレータに付着した霜を確実に除霜することが
できるデフロスト処理時間を短縮し、かつ安定して確保
することができ、かくして冷却効率を格段と向上し得る
冷凍ユニットを実現することができる。
【0042】しかも、この冷凍ユニットによれば、切換
手段が四方弁でなることにより、冷却効率を格段と向上
し得る冷凍ユニットを簡易でかつ安価に実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態による冷凍ユニットの回路図で
ある。
【図2】 従来のコンテナ用冷凍ユニットを示す斜視図
である。
【図3】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの正面拡大図
である。
【図4】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの縦断面図で
ある。
【図5】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの横断面図で
ある。
【図6】 従来の冷凍ユニットの回路図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 端壁 3 コンプレッサ 4 空冷コンデンサ 5 水冷コンデンサ 6 コンデンサファン(室外ファン) 7 ドライヤ 8 ストレーナ 9 膨張弁 10 エバポレータ 11 モータ 12 エバポレータファン 13 アキュームレ−タ 14 吸込口 15 エバポレータセクション 16 風路 17 モータ 18 吹出室 22 ドレンパン 22A ドレンパンヒータ 23 ドレンホース 24 ドレンポート 25 コントロールボックス 41 仕切壁 42 コンデンサセクション 50 コンテナ用冷凍ユニット 60 インバータ制御部 61 ファン制御部 62 外気温検出部 V1 三方弁 V2 吸入圧力調整弁 V10 四方弁(切換手段) L1 ディスチャージライン L2 ディスチャージライン L3 リキッドライン L3A リキッドライン L4 サクションライン L4a サクションライン L4b サクションライン L5 ライン L5a ライン L6 ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ、コンデンサ、膨張弁、エ
    バポレータ等を順次循環する冷媒の流れ方向を切換手段
    によって逆サイクルに切換え、上記冷媒を上記コンプレ
    ッサから吐出させて上記エバポレータに送り、この冷媒
    の熱によって当該エバポレータに付着した霜を除霜する
    デフロスト処理を、当該エバポレータに設けられた第1
    のセンサと、このエバポレータの上記冷媒入口近傍に設
    けられた第2のセンサおよび圧力センサの検出結果に基
    づいて行う冷凍ユニットにおいて、 外気温を検出する外気温検出部と、 上記外気温検出部の検出結果に応じて室外ファンの起動
    または停止を制御するファン制御部と、 上記第1および第2のセンサ並びに上記圧力センサおよ
    び上記外気温検出部の検出結果に基づいて、上記コンプ
    レッサをインバータ制御するインバータ制御部とを具え
    たことを特徴とする冷凍ユニット。
  2. 【請求項2】 上記切換手段が、四方弁でなることを特
    徴とする請求項1に記載の冷凍ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008362A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Daikin Ind Ltd コンテナ用冷凍機
WO2010119591A1 (ja) 2009-04-17 2010-10-21 シャープ株式会社 冷凍冷蔵庫及び冷却庫
JP2017096507A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 株式会社デンソー 庫内温度調整装置

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