JP2008232530A - 冷蔵庫 - Google Patents

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好正 堀尾
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Abstract

【課題】除霜水が蒸発皿から溢れる事が無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
【解決手段】浸漬パイプ9と放熱器10との接続部に設けられた三方弁24と、圧縮機7の吸入パイプとサクションパイプ14との接続部に設けられた分岐管23と、三方弁24を開閉する三方弁開閉手段25を設置することで、除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体下部の機械室に蒸発皿とファンを備えた冷蔵庫に関するものである。
近年、様々な除霜水の蒸発方法が採用された冷蔵庫が発売されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の背面の概略断面図を示すものである。図8は、図7に示すA−A線の断面図である。図9は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御装置のブロック図を概略表示したものである。図7から図9において、冷蔵庫本体1と、冷蔵庫本体1の庫内温度を検知する庫内センサ2と、庫内センサ2の検知温度を制御装置3へ伝達する庫内センサ検知手段4と、冷蔵庫本体1の庫外に設置され外気温度を検知する外気温センサ5と、外気温センサ5の検知温度を制御装置3へ伝達する外気温センサ検知手段6と、冷蔵庫本体1の背面下部に設置された圧縮機7と、圧縮機7の運転と停止を行う圧縮機運転手段8と、圧縮機7に設けられた吐出パイプに接続された浸漬パイプ9と、浸漬パイプ9に接続され冷蔵庫本体1の底面に設置された放熱器10と、放熱器10に接続されたドライヤ11と、ドライヤ11に接続されたキャピラリーチューブ12と、キャピラリーチューブ12に接続され冷蔵庫本体1の庫内に設置された冷却器13と、冷却器13と圧縮機7の吸入パイプとを接続するサクションパイプ14と、冷蔵庫本体1の庫内に設置された庫内ファン15と、庫内ファン15の運転と停止を行う庫内ファン運転手段16と、冷却器13の除霜水を貯留し浸漬パイプ9が配設された蒸発皿17と、冷却器13の下方に冷蔵庫本体1を貫通し冷却器13の除霜水を蒸発皿17へ導く通水パイプ18と、蒸発皿17近傍に設置された庫外ファン19と、庫外ファン19の運転と停止を行う庫外ファン運転手段20とから構成される。
以上のように構成された冷蔵庫の動作を図10のフローチャートと図11のタイムチャートを用いて説明する。なお、図11のタイムチャートは、図10のフローチャートの流れが繰り返し行われた時の庫内センサ2の検知温度、外気温センサ5の検知温度、圧縮機7の運転および停止の状態、庫外ファン19の運転および停止の状態、さらに庫内ファン15の運転および停止の状態を時間を追って示したものである。
図10及び図11において、最初にステップ1で庫内センサ検知手段4が冷蔵庫本体1の庫内温度を庫内センサ2により検知する。ステップ2では制御装置3が庫内温度が所定より高い庫内温度(所定の庫内温度は、たとえば−18℃)かどうかを判断し、高ければステップ3へ進み、所定以下であればステップ9へと進む。ステップ3では、圧縮機運転手段8により圧縮機7の運転が開始される。ステップ4では、庫内ファン運転手段16により庫内ファン15の運転が開始される。次に、ステップ5では冷蔵庫本体1の周囲温度である外気温度を、外気温センサ5によって外気温センサ検知手段6が検知する。ステップ6では、制御装置3が外気温センサ5によって検知した外気温度を、外気温度が所定より高い外気温度(所定の外気温度は、たとえば15℃)かどうかを判断し、高ければステップ7へ進み、所定温度以下であればステップ8で庫外ファン運転手段20により庫外ファン19の運転が停止されてステップ1へと戻る。ステップ7では、庫外ファン運転手段20により庫外ファン19の運転が開始されステップ1へと戻る。ステップ9からステップ11では庫内ファン運転手段20により庫内ファン15の運転が停止され、圧縮機運転手段8により圧縮機7の運転が停止され、庫外ファン運転手段20により庫外ファン19の運転が停止される。
次に、図9の従来の冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御装置のブロック図の概略表示を用いて冷凍サイクルの動作を説明する。圧縮機7の運転によって圧縮された冷媒は高温、高圧の気体となり浸漬パイプ9に送られる。浸漬パイプ9からさらに放熱器10に送られた冷媒は、放熱器10で熱を奪われて凝縮し放熱器10の途中で高圧の液体となる。ここで庫外ファン19は、放熱器10と圧縮機7とに送風して空冷する作用をもつ。またさらに、冷媒はドライヤ11を通過しキャピラリーチューブ12により減圧され低温、低圧の気体と液体の入り混じった二相状態となり、冷却器13で庫内ファン15によって攪拌された庫内の空気と熱交換して冷蔵庫本体1の庫内を冷却した後、低温、低圧の気体となりサクションパイプ14を通じて圧縮機7に再び戻るという冷凍サイクルを繰り返し、庫内が冷却される。
次に庫内温度センサ検知手段4により庫内センサ2が所定より高い庫内温度を検知し、圧縮機7と庫内ファン15の運転が開始された時、さらに外気温センサ検知手段6により外気温センサ5が所定以下の外気温を検知している場合は庫外ファン19の運転は開始されない。何故ならば、外気温が低い時は冷媒が放熱器10で熱を奪われ過ぎて過凝縮状態となり、放熱器10内に冷媒が液体のまま滞留しがちになり、冷凍サイクルが繰り返されにくくなり、正常に庫内を冷却する事が出来ない可能性があるからである。
このとき、圧縮機7と庫内ファン15と庫外ファン19の運転の開始と停止が繰り返されると冷却器13には霜が付くが、適切な時期に制御装置3の制御により冷却器13は除霜され、冷却器13の霜は除霜水となって通水パイプ18を通じて蒸発皿17に貯留される。庫内センサ検知手段4により庫内センサ2が所定より高い庫内温度を検知し、さらに外気温センサ検知手段6により外気温センサ4が所定より高い外気温を検知している場合、蒸発皿17に貯留された除霜水は圧縮機7の運転により浸漬パイプ9によって加熱される。さらに、庫外ファン19の運転によって放熱器10で加熱された空気が蒸発皿17の表面に送風されて、除霜水の蒸発作用が促進され、貯留された除霜水の量は減って行く。従って、除霜による除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無い。
特開2005−127526号公報
しかしながら上記従来の構成では、外気温センサ検知手段6により外気温センサ5が所定の外気温以下を検知している場合、蒸発皿17に貯留された除霜水は、圧縮機7と庫内ファン15の運転時、浸漬パイプ9によって加熱されるが、庫外ファン19による除霜水の蒸発作用の促進がなく、除霜による除霜水が蒸発皿17から溢れる可能性があるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、正常に庫内を冷却する事が出来ると共に、蒸発皿17に貯留された除霜水の蒸発作用を促進し、除霜水が蒸発皿17から溢れる事が無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体下部の機械室内に圧縮機と蒸発皿と庫外ファンとを有し、庫内を冷却する庫内ファンと、外気温を検知する外気温センサと前記圧縮機の吐出パイプに接続された浸漬パイプから圧縮機の吸入パイプへバイパスするバイパス配管を三方弁を介して備え、前記外気温センサが所定温度以下の時、前記庫内ファン停止状態で圧縮機を一定時間運転するとともに、前記庫外ファンを運転させるものである。
これによって、正常に庫内を冷却する事が出来ると共に、冷却器へ冷媒が送られなくなるため、本来ならば放熱器と冷却器のバランスによって放熱される放熱器の熱量を浸漬パイプの温度上昇に使う事が出来るので蒸発皿の除霜水への更なる加熱が出来、また庫外ファンによって放熱器に残る余熱で加熱された空気が蒸発皿の表面に送風される。さらに圧縮機を引き続き一定時間運転した後の停止後も、庫外ファンは引き続き運転されるので除霜水の蒸発作用が促進され、除霜水が蒸発皿から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。
本発明の冷蔵庫は、除霜水が蒸発皿から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率を良くすると共に、消費電力量の低減を図った冷蔵庫を提供することが出来る。
請求項1に記載の発明は、冷蔵庫本体下部の機械室内に圧縮機と蒸発皿と庫外ファンとを有し、庫内を冷却する庫内ファンと、外気温を検知する外気温センサと前記圧縮機の吐出パイプに接続された浸漬パイプから圧縮機の吸入パイプへバイパスするバイパス配管を三方弁を介して備え、前記外気温センサが所定温度以下の時、前記庫内ファン停止状態で圧縮機を一定時間運転するとともに、前記庫外ファンを運転させるものであり、正常に庫内を冷却する事が出来ると共に、冷却器へ冷媒が送られなくなるため、本来ならば放熱器と冷却器のバランスによって放熱される放熱器の熱量を浸漬パイプの温度上昇に使う事が出来るので蒸発皿の除霜水への更なる加熱が出来、また庫外ファンによって放熱器に残る余熱で加熱された空気が蒸発皿の表面に送風される。さらに圧縮機を引き続き一定時間運転した後の停止後も、庫外ファンは引き続き運転されるので除霜水の蒸発作用が促進され、除霜水が蒸発皿から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記庫内ファン停止状態で前記圧縮機を一定時間運転する時、前記圧縮機の回転数を通常時よりも上げるようにするものであり、さらに除霜水の蒸発作用を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記庫内ファン停止状態で前記圧縮機を一定時間運転するとともに、前記庫外ファンの回転数を通常よりも上げて運転させるものであり、さらに除霜水の蒸発作用を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記圧縮機運転中におけるドア開閉時間をドア開閉カウントタイマによってカウントし、所定カウント以上の場合、さらに前記庫外ファン運転時間を一定時間継続延長するものであり、さらに除霜水の蒸発作用を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付してその詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御ブロックを概略表示した図である。図2は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の動作のフローチャートである。図3は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の動作のタイムチャートである。図1において、庫外ファン一定時間運転手段21は制御装置3に接続されると共に庫外ファン運転手段20に接続されている。圧縮機一定時間運転手段22は制御装置3に接続されると共に圧縮機運転手段8に接続され、放熱器10とドライヤ11との接続部に設けられた三方弁24と、圧縮機7の吸入パイプとサクションパイプ14との接続部に設けられた分岐管23と、三方弁24の開閉を行う三方弁開閉手段25を設置し、三方弁開閉手段25は制御装置3に接続されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下、その動作を図2と図3を用いて説明する。
図2において、ステップ1からステップ8までは従来通りである。ステップ9において圧縮機運転手段8が圧縮機7を運転しているかどうかを制御装置3が判定し、圧縮機7が運転状態にあればステップ10に進む。圧縮機7が停止していればステップ1へ戻る。ステップ10では庫内ファン運転手段16により庫内ファン15の運転が停止される。ステップ11では、外気温センサ検知手段6により外気温センサ5が外気温度を検知する。ステップ12では、制御装置3により外気温度が所定温度(たとえば15℃)より高いかどうかを判断し、高ければステップ13へ進み、所定温度以下であればステップ15へと進む。ステップ13とステップ14では、圧縮機運転手段8により圧縮機7が停止され、庫外ファン運転手段20により庫外ファン19の運転が停止されてステップ1へと戻る。ステップ15では、庫外ファン運転手段20によって庫外ファン19の運転が開始される。ステップ16では、三方弁開閉手段25によって三方弁24が冷媒の流れBとなる圧縮機側に開される。ステップ17では、圧縮機一定時間運転手段22により圧縮機運転手段8へ運転継続信号が出され圧縮機7が引き続き所定の時間(たとえば5分間)運転される。ステップ18では、制御装置3により圧縮機7の回転数が通常よりも上げられる。その後のステップ19では、制御装置3により、庫外ファン19の回転数を上げる。ステップ20では、圧縮機一定時間運転手段22により圧縮機運転手段8へ運転停止信号が出され圧縮機7の運転が停止される。ステップ21では庫外ファン一定時間運転手段21により庫外ファン運転手段20へ運転開始信号が出され、庫外ファン19がさらに引き続き所定の時間(たとえば3分間)運転され、ステップ22において庫外ファン一定時間運転手段21により庫外ファン運転手段20へ運転停止信号が出され、庫外ファン19の運転が停止される。そして、ステップ23では、三方弁開閉手段25によって三方弁24が元の冷媒流れA側である冷却器側に開され、ステップ1へ戻る。
以上のように、本実施の形態においては、放熱器10とドライヤ11との接続部に設けられた三方弁24と、圧縮機7の吸入パイプとサクションパイプ14との接続部に設けられた分岐管23と、三方弁24の開閉を行う三方弁開閉手段25を設置し、圧縮機運転手段8によって圧縮機7が運転され、庫内ファン運転手段16によって庫内ファン15が運転され、さらに三方弁開閉手段25によって三方弁24が冷却器側の冷媒流れAに開されている状態で、庫内センサ検知手段4によって庫内センサ2が所定の庫内温度以下を検知した時に庫内ファン運転手段16により庫内ファン15を停止し、さらに外気温センサ検知手段6により外気温センサ5が所定の外気温度以下を検知した時、庫外ファン運転手段20によって庫外ファン19の運転が開始され、三方弁開閉手段25によって三方弁24が圧縮機側の冷媒流れBに開され、さらに圧縮機一定時間運転手段22によって圧縮機7を引き続き一定時間(たとえば5分間)運転した後に停止し、庫外ファン一定時間運転手段21によってさらに庫外ファン19を引き続き(たとえば3分間)運転した後に停止すると共に、三方弁開閉手段25によって三方弁24が冷却器側の冷媒流れAに開することで、正常に庫内を冷却する事が出来ると共に、冷却器13から放熱器10へ冷媒が送られなくなるため、本来ならば放熱器10と冷却器13のバランスによって放熱される熱量を浸漬パイプ9の温度上昇に使う事が出来るので蒸発皿17の除霜水への更なる加熱が出来、また庫外ファン19によって放熱器10に残る余熱で加熱された空気が蒸発皿17の表面に送風される。さらに圧縮機7を引き続き一定時間運転した後の停止後も、庫外ファン19は引き続き運転されるので除霜水の蒸発作用が促進され、除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無く、除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。また、次回の圧縮機起動時において、冷却器13の低圧力側と放熱器10の高圧力側で、圧力差が生じているため起動後の冷却運転が効率良く行われ、早く所定の温度に達することができるため、圧縮機7の運転率を下げることができ、消費電力量低減を図った冷蔵庫を提供できる。
なお、本実施の形態において、ステップ23で三方弁開閉手段25によって三方弁24が元の冷媒流れA側である冷却器側に開されるが、次回起動時まで三方弁24を冷媒の流れBとなる圧縮機側に開しておくと、更に消費電力量の低減を図ることができる。
なお、本実施の形態において、浸漬パイプ9の内面を溝付きパイプすることにより、浸漬パイプ9内の冷媒と蒸発皿17の除霜水との熱交換効率がさらに向上し、除霜水の蒸発作用が促進されて除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。
またなお、本実施の形態において、浸漬パイプ9をアルミパイプ製にすることで、除霜水の蒸発作用の効率が良く、安価な冷蔵庫を提供できる。
またなお、浸漬パイプ9の外表面にアルミなどの材質によるフィンを巻きつけることにより、除霜水と浸漬パイプ9との接触面積が増加されるため、除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。放熱器10はフィンチューブ型のものが多く、放熱器10の延長としても良い。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御ブロックの概略表示図である。図5は、本発明の実施の形態2による冷蔵庫の動作のフローチャートである。図6は、本発明の実施の形態2による冷蔵庫のタイムチャートである。
図4から図6において、実施の形態1に、さらにドア開閉カウントタイマ26と制御装置3により、庫外ファン19が圧縮機運転継続後の後に所定の時間(たとえば3分間)運転されたあと、ドア開閉時間によって更に庫外ファン19の運転を継続するものである。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を、図5と図6を用いて説明する。
ステップ1からステップ21は、実施の形態1と同じである。ステップ24はステップ21とステップ22の間に行われ、ドア開閉カウントタイマ26と制御装置3によって、圧縮機7の運転中におけるドア開閉が所定の時間以上(たとえば1分間)ならば、ステップ21における庫外ファン19を所定の時間(たとえば3分間)運転する運転時間のあとに、ステップ25にて更に庫外ファン19を所定の時間(たとえば3分間)運転させる。
以上のように、本実施の形態においては、三方弁開閉手段25によって三方弁24が圧縮機側の冷媒流れBに開され、さらに圧縮機一定時間運転手段22によって圧縮機7を引き続き一定時間(たとえば5分間)運転したあとに、圧縮機7運転中のドア開閉時間をドア開閉カウントタイマ26でカウントし、一定時間(たとえば1分間)以上ならば、庫外ファン一定時間運転手段21による庫外ファン19の引き続き運転する時間(たとえば3分間)のあとに、さらに引き続き運転(たとえば3分間)させるものである。これによりドア開閉による外気からの水分侵入増加による除霜水の増加においても、庫外ファン19の運転時間を延長することにより、蒸発皿17の除霜水への風量を増やし、除霜水の蒸発作用が促進され、除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無く、除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。また、次回の圧縮機起動時において、冷却器13の低圧力側と放熱器10の高圧力側で、圧力差が生じているため起動後の冷却運転が効率良く行われ、消費電力量低減を図った冷蔵庫を提供できる。
なお、本実施の形態において、ステップ23で三方弁開閉手段25によって三方弁24が元の冷媒流れA側である冷却器13側に開されるが、次回起動時まで三方弁24を冷媒の流れBとなる圧縮機7側に開しておくと、更に消費電力量の低減を図ることができる。
なお、本実施の形態において、浸漬パイプ9の内面を溝付きパイプすることにより、浸漬パイプ9内の冷媒と蒸発皿17の除霜水との熱交換効率がさらに向上し、除霜水の蒸発作用が促進されて除霜水が蒸発皿17から溢れる事は無く除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。
またなお、本実施の形態において、浸漬パイプ9をアルミパイプ製にすることで、除霜水の蒸発作用の効率が良く、安価な冷蔵庫を提供できる。
またなお、浸漬パイプ9の外表面にアルミなどの材質によるフィンを巻きつけることにより、除霜水と浸漬パイプ9との接触面積が増加されるため、除霜水の蒸発作用の効率が良い冷蔵庫を提供することが出来る。放熱器10はフィンチューブ型のものが多く、放熱器10の延長としても良い。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、外気温センサが所定の外気温度以下を検知している場合に圧縮機の運転制御、庫外ファンの運転制御を工夫し、さらに冷凍サイクルに三方弁と分岐管を設けると共に、三方弁の開閉制御を工夫する事で除霜水の蒸発作用を促進することができ、除霜水が蒸発皿から溢れる事は無い冷蔵庫を提供することが出来るので、冷凍機器全般における除霜水の蒸発作用の促進にも適用できる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御ブロックの概略表示図 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の動作のフローチャート 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の動作のタイムチャート 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御ブロックの概略表示図 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の動作のフローチャート 本発明の実施の形態2による冷蔵庫の動作のタイムチャート 従来の冷蔵庫の背面の概略断面図 図7に示すA−A線の断面図 従来の冷蔵庫の冷凍サイクルの配管配置と制御ブロックの概略表示図 従来の冷蔵庫の動作のフローチャート 従来の冷蔵庫の動作のタイムチャート
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 庫内センサ
3 制御装置
4 庫内センサ検知手段
5 外気温センサ
6 外気温センサ検知手段
7 圧縮機
8 圧縮機運転手段
9 浸漬パイプ
10 放熱器
11 ドライヤ
13 冷却器
14 サクションパイプ
15 庫内ファン
16 庫内ファン運転手段
17 蒸発皿
19 庫外ファン
20 庫外ファン運転手段
21 庫外ファン一定時間運転手段
22 圧縮機一定時間運転手段
23 分岐管
24 三方弁
25 三方弁開閉手段
26 ドア開閉カウントタイマ

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体下部の機械室内に圧縮機と蒸発皿と庫外ファンとを有し、庫内を冷却する庫内ファンと、外気温を検知する外気温センサと、前記圧縮機の吐出パイプに接続された浸漬パイプから圧縮機の吸入パイプへバイパスするバイパス配管を三方弁を介して備え、前記外気温センサが所定温度以下の時、前記庫内ファン停止状態で圧縮機を一定時間運転するとともに、前記庫外ファンを運転させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記庫内ファン停止状態で前記圧縮機を一定時間運転する時、前記圧縮機の回転数を通常時よりも上げるようにすることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記庫内ファン停止状態で前記圧縮機を一定時間運転するとともに、前記庫外ファンの回転数を通常よりも上げて運転させることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記圧縮機運転中におけるドア開閉時間をドア開閉カウントタイマによってカウントし、所定カウント以上の場合、さらに前記庫外ファン運転時間を一定時間継続延長することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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