JP4178646B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍室と冷蔵室とを互いに独立に冷却を行う冷却システムの冷媒量削減と高効率化及び圧縮機の極端な低圧運転の防止による信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10に従来の冷却サイクル並びに冷蔵庫の一例として、特公昭62−22396号公報に開示されている冷蔵庫の概略図を示す。
【0003】
1は一低速圧縮機、2は凝縮器、3は冷蔵室4内に配設された第一の蒸発器であり、5は冷凍室6内に配設された第二の蒸発器である。
【0004】
7は冷蔵室4の冷却用である第一の蒸発器3の冷媒回路上流側に配設された第一のキャピラリであり、8は冷凍室6の冷却用である第二の蒸発器5の冷媒回路上流側に配設された第二のキャピラリであり、9は冷凍室冷却用である第二の蒸発器5の下流側に設けた逆止弁である。
【0005】
10は第一の蒸発器3の冷媒回路下流側に配設された第一の開閉弁であり、11は第二のキャピラリ8の冷媒回路上流側に設けられた第二の開閉弁である。
【0006】
以上のように構成された従来例の冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0007】
冷凍サイクルの運転は以下のように行われる。まず圧縮機1により圧縮された冷媒が凝縮器2で凝縮液化される。凝縮された冷媒は第一のキャピラリ7もしくは第二のキャピラリ8で減圧されて、それぞれ第一の蒸発器3、第二の蒸発器5へ流入、蒸発気化された後、再び圧縮機1へと吸入される。
【0008】
冷媒が蒸発気化することにより比較的低温となった第一の蒸発器3、第二の蒸発器5と冷蔵室4、冷凍室6の空気が熱交換することにより各室が冷却される。
【0009】
冷凍冷蔵庫の冷却運転は図示しない各室の温度検知手段と制御手段により以下のように行われる。
【0010】
冷蔵室4、冷蔵室6の各温度検知手段が所定値以上の温度上昇を検知すると圧縮機1が起動し、冷凍サイクルの運転が行われる。冷凍室4の温度検知手段が所定値以下となるまで第一の開閉弁10が開放となり、第二の開閉弁11は閉止となる。
【0011】
これにより冷媒は第二の蒸発器5には流入することなく、第一の蒸発器3へのみ流れる。このときの蒸発温度の設定は、冷蔵室4の温度設定が5℃程度に対して−5〜0℃であり、通常の−30〜−25℃の蒸発温度に対して2〜2.5倍の成績係数で圧縮機1の運転が可能である。
【0012】
冷蔵室4が冷却されて温度が低下し、温度検知手段が所定値以下を検知すると、第一の開閉弁10が閉止し、第二の開閉弁11が開放となる。
【0013】
これにより冷媒は第二の蒸発器5へと流入し、冷凍室6の冷却が行われる。このときの冷凍サイクルの蒸発温度は冷凍室6の設定温度が−18℃程度に対し、通常の蒸発温度(−30〜−25℃)で冷却される。
【0014】
以上のように冷蔵室4と冷凍室6とを蒸発器への冷媒供給時間を分配して、交互に繰り返し冷却するので、冷蔵室4の冷却時は独立的に冷媒を第一の蒸発器へと循環させることで低圧圧力調整弁が不要で高蒸発温度(−5〜0℃)が可能であり、圧縮機1の圧縮比を小さくでき、高い成績係数で運転を行い効率化を図るものである。
【0015】
さらに、逆止弁9は冷蔵室4の冷却中の蒸発温度が高いので、第二の蒸発器5に冷媒が流れ込むのを防止するものである。
【0016】
また、冷凍室6の冷却を行う場合、冷蔵室4の冷却中に比較して冷媒量が少なくてすむので、通常は冷媒量過多となる。しかしながら第一の開閉弁10が第一の蒸発器3の下流側に設けてあり、これを閉止するので第一の蒸発器3に冷媒を溜め込むことが可能であり、 冷媒量調節ができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の冷蔵庫にあっては、冷蔵庫4と冷凍室6とを第一の蒸発器3と第二の蒸発器5への冷媒供給時間を配分して、交互に繰り返し冷却することで冷蔵室4の冷却時の冷凍サイクルを圧縮機1の成績係数がよい比較的高い蒸発温度(−5〜1℃)で運転することを可能としている。
【0018】
しかし、冷蔵室4内に配設された第一の蒸発器3の蒸発温度(−5〜0℃)に比べて冷凍室6内に配設された第二の蒸発器5の蒸発温度(−30〜−25℃)がかなり低いため、冷凍室6の冷却から冷蔵室4の冷却に切り替わる際、低温の第二の蒸発器5に滞留した冷媒が流出しにくく、第一の蒸発器3に充分な冷媒が供給されず冷媒循環量不足となり、冷蔵室4の冷却効果が低下することとなる。
【0019】
また、圧縮機1の停止中は冷凍室6内に配設された第二の蒸発器5が冷凍サイクルの中で最も低温となるため第二の蒸発器5に冷媒が滞留し、圧縮機1の起動時に冷蔵室4の冷却を行う際には、低温の第二の蒸発器5に滞留した冷媒が流出しにくく、第一の蒸発器3に十分な冷媒が供給されず冷媒循環量不足となり、冷蔵室4の冷却効果が低下することとなる。
【0020】
上記の要因により、必要な冷媒量は増大し、可燃性冷媒を用いる場合には冷媒漏洩時の危険性が大きく問題がある。
【0021】
本発明は、以上のような従来の課題を解決するもので、冷蔵室と冷凍室の冷却を切り替えて行う冷却システムの冷媒量削減と効率向上を行うことで省エネルギーを可能とすることができ、圧縮機の極端な低圧運転を防止することで冷却システムの信頼性向上が可能な 冷蔵庫を提供すること目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、低圧容器型である圧縮機と、凝縮器と、第一の開閉弁と、第一のキャピラリと、冷蔵室内に配設された第一の蒸発器と、第一の送風ファンと、第二の開閉弁と、第二のキャピラリと、冷凍室内に配設された第二の蒸発器と、第二の送風ファンとを備え、前記圧縮機と前記凝縮器と前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器とで閉ループを形成すると共に、前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器に並列となるように前記第二のキャピラリと前記第二の蒸発器と逆止弁とを接続し、前記第一、第二の開閉弁により冷媒の流れを切り替えることで前記冷蔵室と前記冷凍室の冷却を互いに独立して行うものであり、前記冷凍室の冷却から前記冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び前記圧縮機の起動時に前記冷蔵庫の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ前記第一、第二の開閉弁を閉止した状態で前記圧縮機を運転(ポンプダウン)する際、前記第一の送風ファンおよび前記第二の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
また、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び圧縮機の起動時に冷蔵室の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記第三の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0026】
また、外気温度を検出する外気温度検知手段を設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記外気温度検知手段により検出された外気温度が高い場合は、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、前記第三の送風ファンを高回転で運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0027】
さらに、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記外気温度検知手段により検出された外気温度が低い場合は、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、前記第三の送風ファンを低回転で運転するかまたは停止する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0028】
この本発明によれば、第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転し、強制的に低圧側から高圧側に冷媒を移動させるというポンプダウンを行うことで、第二の蒸発器に滞留していた冷媒を凝縮器側(高圧側)に追い出すことが可能となる。ポンプダウンした後、第二の開閉弁は閉止した状態で第一の開閉弁を開放することにより、速やかに第一の蒸発器に冷媒が供給されるので冷媒循環量不足にならず、効率よく冷蔵室の冷却を行うことで省エネルギーな冷蔵庫を提供することができる。
【0029】
また、上記の結果より冷媒を効率よく利用することができるので冷媒量を削減でき、特に可燃性冷媒(イソプタンまたはプロパン等)を用いる場合には、その冷媒量削減により、冷媒漏洩時の安全性を高めることが可能な冷蔵庫を提供できる。
【0030】
また、ポンプダウン時に、第一の送風ファン、第二の送風ファン、第三の送風ファンを制御することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間)を短縮し、ポンプダウンの効率を向上させることが可能な冷蔵庫を提供できる。
【0031】
さらに、ポンプダウン時において圧縮機の極端な低圧運転を防止することで、圧縮機にかかる負担も低減でき、冷却システムの信頼性向上が可能な冷蔵庫を提供できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、低圧容器型である圧縮機と、凝縮器と、第一の開閉弁と、第一のキャピラリと、冷蔵室内に配設された第一の蒸発器と、第一の送風ファンと、第二の開閉弁と、第二のキャピラリと、冷凍室内に配設された第二の蒸発器と、第二の送風ファンとを備え、前記圧縮機と前記凝縮器と前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器とで閉ループを形成すると共に、前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器に並列となるように前記第二のキャピラリと前記第二の蒸発器と逆止弁とを接続し、前記第一、第二の開閉弁により冷媒の流れを切り替えることで前記冷蔵室と前記冷凍室の冷却を互いに独立して行うものであり、前記冷凍室の冷却から前記冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び前記圧縮機の起動時に前記冷蔵室の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ前記第一、第二の開閉弁を閉止した状態で前記圧縮機を運転(ポンプダウン)し、前記第一の送風ファンおよび前記第二の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0033】
以上の構成により、第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転し、強制的に冷媒を低圧側から高圧側に移動させるというポンプダウンを行うことで、第二の蒸発器に滞留していた冷媒を凝縮器側(高圧側)に追い出すことが可能となる。ポンプダウンした後、第二の開閉弁は閉止した状態で第一の開閉弁を開放することにより、速やかに第一の蒸発器に冷媒が供給されるので冷媒循環量不足にならず、効率よく冷蔵室を冷却することが可能となる。
【0034】
また、上記の結果より冷媒を効率よく利用することができるので冷媒量を削減でき、特に可燃性冷媒(イソプタンまたはプロパン等)を用いる場合には、その冷媒量削減により、冷媒漏洩時の安全性を高めることが可能となる。
【0035】
さらに、ポンプダウンが開始されると圧縮機に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、第一の蒸発器および第二の蒸発器に滞留した冷媒は蒸発気化され、蒸発温度も急激に低下するが、その際、第一の送風ファンおよび第二の送風ファンを運転することで、蒸発器および第二の蒸発器と冷凍室内の空気とを熱交換させることで、第一の蒸発器および第二の蒸発器の蒸発温度の低下及び低圧側圧力の低下を抑え、ポンプダウンを促進することが可能となる。
【0036】
また、低圧側圧力の低下を抑えることにより、圧縮機の極端な低圧運転を防止することができ、圧縮機にかかる負担を低減し、冷却システムの信頼性向上が可能となる。
【0037】
また、第一の送風ファンおよび第二の送風ファンを運転することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間)を短縮でき、ポンプダウンの効率を向上させることが可能となる。
【0038】
さらに、冷凍室内の空気は、蒸発温度が一時的に低下した第二の蒸発器との熱交換により冷却されるため、冷凍室の冷却効率を向上することが可能となる。
【0039】
なお、以上の説明では冷媒の流れを切り替える手段として第一、第二の開閉弁を用いた例で説明したが、第一のキャピラリ及び第二のキャピラリへの流路を交互に開閉でき、且つ同時に閉止できる三方弁を用いても同様の効果が得られる。
【0040】
この場合、三方弁は第一のキャピラリと第二のキャピラリの入口側及び出口側のいずれに配置しても同様の効果が得られる。
【0048】
請求項2に記載の発明は、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び圧縮機の起動時に冷蔵室の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記第三の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0049】
ポンプダウンが開始されると圧縮機に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、圧縮機から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、その際、第三の送風ファンを運転することで、圧縮機及び凝縮器の温度上昇及び高圧側圧力の上昇を抑え、ポンプダウンを促進することが可能となる。
【0050】
また、第三の送風ファンを運転することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間)を短縮でき、ポンプダウンの効率を向上させることが可能となる。
【0051】
請求項3に記載の発明は、外気温度を検出する外気温度検知手段を設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記外気温度検知手段により検出された外気温度が高い場合は、第三の送風ファンを高回転で運転する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0052】
ポンプダウンが開始されると圧縮機に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激の下がり、圧縮機から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、特に、外気温度が高い場合は、高圧側圧力が高くなるため、ポンプダウンの効率が低下する。従って、外気温度検知手段により検出された外気温度が通常よりも高い場合は、第三のファンを高回転で運転することで、圧縮機及び凝縮器の温度上昇及び高圧側圧力の上昇を抑え、高外気温度時のポンプダウンの効率低下を防止することが可能となる。
【0053】
請求項4に記載の発明は、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、外気温度検知手段により検出された外気温度が低い場合は、第三の送風ファンを低回転で運転するかまたは停止する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0054】
ポンプダウンが開始されると圧縮機に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、圧縮機から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、特に、外気温度が低い場合は、低圧側圧力が低くなるため、圧縮機は極端な低圧運転となる可能性がある。従って、外気温度検知手段により検出された外気温度が通常よりも低い場合は、第三のファンを低回転で運転するかまたは停止することで、圧縮機及び凝縮器の温度低下及び高圧側圧力の低下を抑え、低圧側圧力の低下を抑えることにより、低外気温度時における圧縮機の極端な低圧運転を防止することができ、圧縮機にかかる負担を低減し、冷却システムの信頼性向上が可能となる。
【0055】
以下、本発明の実施の形態について図1〜図9を用いて説明する。従来例と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0056】
(参考例1)
図1は、本発明の参考例1による冷蔵庫の冷却システム概略図、図2は同参考例1のタイムチャートである。
【0057】
低圧容器型である圧縮機1と、凝縮器2と、第一の開閉弁10と、第一のキャピラリ7と、冷蔵室4内に配設された第一の蒸発器3と、第一の送風ファン14と、第二の開閉弁11と、第二のキャピラリ8と、冷凍室6内に配設された第二の蒸発器5と、第二の送風ファン15とを備え、圧縮機1と凝縮器2と第一のキャピラリ7と第一の蒸発器3とで閉ループを形成すると共に、第一のキャピラリ7と第一の蒸発器3に並列となるように第二のキャピラリ8と第二の蒸発器5と逆止弁9とを接続してある。
【0058】
第一の開閉弁10と第二の開閉弁11はそれぞれ第一のキャピラリ7と第二のキャピラリ8の上流側(出口側)に設けられ、逆止弁9は第二の蒸発器5の下流側に設けられている。
【0059】
12は冷蔵庫箱体であり、上方部に比較的高温の区画である冷蔵室4を、下方部に比較的低温の区画である冷凍室6を配置してあり、例えばウレタンのような断熱材で周囲と断熱して構成している。食品等の収納物の出し入れは図示しない断熱ドアを介して行われる。
【0060】
圧縮機1と凝縮器2と第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は可燃性冷媒を使用した場合に安全性向上の面から冷蔵庫箱体12内での配管接続箇所削減のために機械室15に配設されている。
【0061】
冷蔵室4と冷凍室6には区画内温度を検出する図示しない温度検知手段をそれぞれ設けてあり、圧縮機1と第一の開閉弁10と第二の開閉弁11と第一の送風ファン14と第二の送風ファン15を制御する図示しない制御手段とを備えている。
【0062】
以上のように構成された冷蔵庫について、冷蔵室4と冷凍室6の冷却のタイミングについて図2のタイムチャートを元に説明する。
【0063】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10は閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15は運転している。圧縮機1の運転により吐出される高温高圧の冷媒は、凝縮器2により凝縮液化し、第二の開閉弁11を経て第二のキャピラリ8で減圧された後、第二の蒸発器5へと流入し、第二の送風ファン15の運転により、冷蔵室6内の空気と熱交換することで、第二の蒸発器5内の冷媒は蒸発気化し、熱交換された空気は、より低温の空気となり冷凍室6の冷却を行う。
【0064】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止する(T1)。
【0065】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第二の送風ファン15は運転している状態である。
【0066】
ポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止する(T2)。
【0067】
冷媒は、圧縮機1、凝縮器2、第一の開閉弁10を経て第一のキャピラリ7で減圧された後、第一の蒸発器3へと流入し、第一の送風ファン14の運転により、冷蔵室4内の空気と熱交換することで、第一の蒸発器3内の冷媒は蒸発気化し、熱交換された空気は、より低温の空気となり冷蔵室4の冷却を行う。
【0068】
冷蔵室4の冷却中に冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第一の開閉弁10を閉止し、第二の開閉弁11を開放し、第一の送風ファン14を停止し、第二の送風ファン15を運転する(T3)。
【0069】
冷媒は、圧縮機1、凝縮器2、第二の開閉弁11を経て第二のキャピラリ8で減圧された後、第二の蒸発器5へと流入し、第二の送風ファン15の運転により、冷蔵室6内の空気と熱交換することで、第二の蒸発器5内の冷媒は蒸発気化し、熱交換された空気は、より低温の空気となり冷凍室6の冷却を行う。
【0070】
以上の動作を繰り返し、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11により冷媒の流れを切り替えることで冷蔵室4と冷凍室6を交互に冷却し、冷蔵室4と冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度より低いことを検知すると、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を共に開放し、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15を共に停止し、圧縮機1を停止する(T4)。
【0071】
圧縮機1の停止中は冷凍室6内に配設された第二の蒸発器5が冷凍サイクルの中で最も低温となるため第二の蒸発器5に冷媒が滞留している。
【0072】
圧縮機1の停止中に冷蔵室4内の温度が上昇すると、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知する。制御手段がこの信号を受けると、所定の時間(Ta)、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を閉止し、圧縮機1の運転(ポンプダウン)を行うと共に、第二の送風ファン15の運転を行う(T5)。
【0073】
ポンプダウン後は、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T6)。
【0074】
また、圧縮機1の停止中に冷凍室6内の温度の上昇が激しく、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度に達する以前に、冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知すれば、制御手段がこの信号を受け、第二の開閉弁11を開放し、第一の開閉弁10を閉止し、圧縮機1と第二の送風ファン15の運転を行い、冷凍室6の冷却を行う。
【0075】
以上述べたように、冷凍室6の冷却から冷蔵室4の冷却に切り替わる直前、及び圧縮機1の起動時に冷蔵室4の冷却を行う直前に、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を共に閉止した状態で圧縮機1を運転し、強制的に冷媒を低圧側から高圧側に移動させるというポンプダウンを行うことで、第二の蒸発器5に滞留していた冷媒を凝縮器2側(高圧側)に追い出すことが可能となる。ポンプダウンした後、第二の開閉弁11は閉止した状態で第一の開閉弁10を開放することにより、速やかに第一の蒸発器3の冷媒が供給されるので冷媒循環量不足にならず、効率よく冷蔵室4を冷却することが可能となる。
【0076】
また、上記の結果より冷媒を効率よく利用することができるので冷媒量を削減でき、特に可燃性冷媒(イソプタンまたはプロパン等)を用いる場合には、その冷媒量削減により、冷媒漏洩時の安全性を高めることが可能となる。
【0077】
さらに、ポンプダウンが開始されると圧縮機1に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、第二の蒸発器5に滞留した冷媒は蒸発気化され、蒸発温度も急激に低下するが、その際、第二の送風ファン15を運転することで、第二の蒸発器5と冷凍室6内の空気とを熱交換させることで、第二の蒸発器5の蒸発温度の低下及び低圧側圧力の低下を抑え、ポンプダウンを促進することが可能となる。
【0078】
また、低圧側圧力の低下を抑えることにより、圧縮機1の極端な低圧運転を防止することができ、圧縮機1にかかる負担を低減し、冷却システムの信頼性向上が可能となる。
【0079】
また、第二の送風ファン15を運転することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間(Ta))を短縮でき、ポンプダウンの効率を向上させることが可能となる。
【0080】
さらに、冷凍室6内の空気は、蒸発温度が一時的に低下した第二の蒸発器5との熱交換により冷却されるため、冷凍室6の冷却効率を向上することが可能となる。
【0081】
(参考例2)
図3は、本発明の参考例2のタイムチャートである。
【0082】
実施例1と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0083】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10の閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15は通常の回転数で運転している。
【0084】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止し、第二の送風ファン15を通常よりも高回転で運転する(T1)。
【0085】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第二の送風ファン15は高回転で運転している状態である。
【0086】
ポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T2)。
【0087】
冷蔵室4の冷却中に冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第一の開閉弁10を閉止し、第二の開閉弁11を開放し、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15は通常の回転数で運転し、冷凍室6の冷却を行う(T3)。
【0088】
以上の動作を繰り返し、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11により冷媒の流れを切り替えることで冷蔵室4と冷凍室6を交互に冷却し、冷蔵室4と冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度より低いことを検知すると、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を共に開放し、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15を共に停止し、圧縮機1を停止する(T4)。
【0089】
圧縮機1の停止中に冷蔵室4内の温度が上昇すると、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知する。制御手段がこの信号を受けると、所定の時間(Ta)、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を閉止し、圧縮機1の運転(ポンプダウン)を行うと共に、第二の送風ファン15の高回転で運転する(T5)。
【0090】
ポンプダウン後は、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T6)。
【0091】
ポンプダウン中に第二の送風ファン15を高回転で運転することにより、第二の蒸発器5と冷凍室6内の空気とを積極的に熱交換させることで、第二の蒸発器5の蒸発温度の低下及び低圧側圧力の低下をより抑え、ポンプダウンをより促進することが可能となる。
【0092】
また、低圧側圧力の低下をより抑えることにより、圧縮機1の極端な低圧運転をより防止することができ、圧縮機1にかかる負担を低減し、冷却システムの信頼性向上が可能となる。
【0093】
また、第二の送風ファンを高回転で運転することにより、ポンプダウンをより促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間(Ta))をより短縮でき、ポンプダウンの効率をより向上させることが可能となる。
【0094】
さらに、冷凍室内6の空気は、蒸発温度が一時的に低下した第二の蒸発器5との熱交換により積極的に冷却されるため、冷凍室6の冷却効果をより向上することが可能となる。
【0095】
(実施例3)
図4は、本発明の請求項1の実施例のタイムチャートである。
【0096】
実施例1と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0097】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10の閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15は運転している。
【0098】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止し、第二の送風ファン14を運転する(T1)。
【0099】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15は運転している状態である。
【0100】
ポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T2)。
【0101】
冷蔵室4の冷却中に冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第一の開閉弁10を閉止し、第二の開閉弁11を開放し、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15を運転する(T3)。
【0102】
以上の動作を繰り返し、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11により冷媒の流れを切り替えることで冷蔵室4と冷凍室6を交互に冷却し、冷蔵室4と冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度より低いことを検知すると、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を共に開放し、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15を共に停止し、圧縮機1を停止する(T4)。
【0103】
圧縮機1の停止中に冷蔵室4内の温度が上昇すると、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知する。制御手段がこの信号を受けると、所定の時間(Ta)、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を閉止し、圧縮機1の運転(ポンプダウン)を行うと共に、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15の運転を行う(T5)。
【0104】
ポンプダウン後は、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T6)。
【0105】
ポンプダウンが開始されると圧縮機1に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、第一の蒸発器3に残留した少量の冷媒は蒸発気化され、蒸発温度も低下するが、その際、第一の送風ファン3を運転することで、冷蔵室4内の空気は、蒸発温度が一時的に低下した第一の蒸発器3との熱交換により冷却されるため、冷蔵室4の冷却効率をより向上することができる。
【0106】
(実施例4)
図5は、本発明の請求項2の実施例の冷蔵庫の冷却システム概略図、図6は同実施例のタイムチャートである。
【0107】
参考例1と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0108】
16は機械室13内に配設され、圧縮機1及び凝縮器12の冷却を行う第三の送風ファンである。
【0109】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10は閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は運転している。
【0110】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止する(T1)。
【0111】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は運転している状態である。
【0112】
ポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T2)。
【0113】
冷蔵室4の冷却中に冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第一の開閉弁10を閉止し、第二の開閉弁11を開放し、第一の送風ファン14を停止し、第二の送風ファン15を運転する(T3)。
【0114】
以上の動作を繰り返し、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11により冷媒の流れを切り替えることで冷蔵室4と冷凍室6を交互に冷却し、冷蔵室4と冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度より低いことを検知すると、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を共に開放し、第一の送風ファン14と第二の送風ファン15と第三の送風ファン16を停止し、圧縮機1を停止する(T4)。
【0115】
圧縮機1の停止中に冷蔵室4内の温度が上昇すると、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知する。制御手段がこの信号を受けると、所定の時間(Ta)、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11を閉止し、圧縮機1の運転(ポンプダウン)を行うと共に、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16の運転を行う(T5)。
【0116】
ポンプダウン後は、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T6)。
【0117】
また、圧縮機1の停止中に冷凍室6内の温度の上昇が激しく、冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度に達する以前に、冷凍室6の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えることを検知すれば、制御手段がこの信号を受け、第二の開閉弁11を開放し、第一の開閉弁10を閉止し、圧縮機1と第二の送風ファン15と第三の送風ファン16の運転を行い、冷凍室6の冷却を行う。
【0118】
ポンプダウンが開始されると圧縮機1に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激に下がり、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、その際、第三の送風ファン16を運転することで、圧縮機1及び凝縮器2の温度上昇及び高圧側圧力の上昇を抑え、ポンプダウンを促進することが可能となる。
【0119】
また、第三の送風ファン16を運転することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間(Ta))を短縮でき、ポンプダウンの効率を向上させることが可能となる。
【0120】
(実施例5)
図7は、本発明の請求項3の実施例の冷蔵庫の冷却システム概略図、図8は同実施例のタイムチャートである。
【0121】
実施例1と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0122】
17は冷蔵庫箱体12の外側に設置され、外気温度を検出する外気温度検知手段である。
【0123】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10は閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は通常の回転数で運転している。
【0124】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止する(T1)。
【0125】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は運転している状態である。
【0126】
ポンプダウン時、外気温度検知手段17により検出された外気温度が通常よりも高い場合は、第三の送風ファン16は高回転で運転するよう制御手段により設定されている。
【0127】
上記のように設定されたポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T2)。
【0128】
ポンプダウンが開始されると圧縮機1に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激の下がり、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、特に、外気温度が高い場合は、高圧側圧力が高くなるため、ポンプダウンの効率が低下する。従って、外気温度検知手段17により検出された外気温度が通常よりも高い場合は、第三のファン16を高回転で運転することで、圧縮機1及び凝縮器2の温度上昇及び高圧側圧力の上昇を抑え、高外気温時のポンプダウンの効率低下を防止することが可能となる。
【0129】
(実施例6)
図9は、本発明の請求項4の実施例のタイムチャートである。
【0130】
参考例1と同一構成についてはその詳細な説明を省略し、同一符号を付す。
【0131】
冷凍室6の冷却中は、第一の開閉弁10は閉止した状態であり、第二の開閉弁11は開放した状態である。また、第一の送風ファン14は停止し、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は通常の回転数で運転している。
【0132】
冷凍室6の冷却中に冷蔵室4の温度検知手段が予め設定された所定の温度を越えていることを検知すると、第二の開閉弁11を閉止する(T1)。
【0133】
この時、第一の開閉弁10と第二の開閉弁11は共に閉止されたまま、圧縮機1は運転(ポンプダウン)しており、第二の送風ファン15と第三の送風ファン16は運転している状態である。
【0134】
ポンプダウン時、外気温度検知手段17により検出された外気温度が通常よりも低い場合は、第三の送風ファン16は低回転で運転するかまたは停止するよう制御手段により設定されている。
【0135】
上記のように設定されたポンプダウンを所定の時間(Ta)行った後、第二の開閉弁11を閉止した状態で第一の開閉弁10を開放し、第一の送風ファン14を運転し、第二の送風ファン15を停止し、冷蔵室4の冷却を行う(T2)。
【0136】
ポンプダウンが開始されると圧縮機1に流入する冷媒の圧力(低圧側圧力)は急激の下がり、圧縮機1から吐出する冷媒の圧力(高圧側圧力)は上昇するが、特に、外気温度が高い場合は、低圧側圧力が低くなるため、圧縮機1は極端な低圧運転となる可能性がある。従って、外気温度検知手段17により検出された外気温度が通常よりも低い場合は、第三のファン16を低回転で運転するかまたは停止することで、圧縮機1及び凝縮器2の温度低下及び高圧側圧力の低下を抑え、低圧側圧力の低下を抑えることにより、低外気温時における圧縮機1の極端な低圧運転を防止することができ、圧縮機1にかかる負担を低減し、冷却システムの信頼性向上が可能となる。
【0137】
【発明の効果】
この本発明によれば、第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転し、強制的に低圧側から高圧側に冷媒を移動させるというポンプダウンを行うことで、第二の蒸発器に滞留していた冷媒を凝縮器側(高圧側)に追い出すことが可能となる。ポンプダウンした後、第二の開閉弁は閉止した状態で第一の開閉弁を開放することにより、速やかに第一の蒸発器に冷媒が供給されるので冷媒循環量不足にならず、効率よく冷蔵室の冷却を行うことで省エネルギーな冷蔵庫を提供することができる。
【0138】
また、上記の結果より冷媒を効率よく利用することができるので冷媒量を削減でき、特に可燃性冷媒(イソプタンまたはプロパン等)を用いる場合には、その冷媒量削減により、冷媒漏洩時の安全性を高めることが可能な冷蔵庫を提供できる。
【0139】
また、ポンプダウン時に、第一の送風ファン、第二の送風ファン、第三の送風ファンを制御することにより、ポンプダウンを促進することができるので、ポンプダウンの時間(所定の時間)を短縮し、ポンプダウンの効率を向上させることが可能な冷蔵庫を提供できる。
【0140】
さらに、ポンプダウン時において圧縮機の極端な低圧運転を防止することで、圧縮機にかかる負担を低減でき、冷却システムの信頼性向上が可能な冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1における冷蔵庫の冷却システム概略図
【図2】 本発明の参考例1を示すタイムチャート
【図3】 本発明の参考例2を示すタイムチャート
【図4】 本発明の請求項1の実施例を示すタイムチャート
【図5】 本発明の請求項2の実施例における冷蔵庫の冷却システム概略図
【図6】 本発明の請求項2の実施例を示すタイムチャート
【図7】 本発明の請求項3の実施例における冷蔵庫の冷却システム概略図
【図8】 本発明の請求項3の実施例を示すタイムチャート
【図9】 本発明の請求項4の実施例を示すタイムチャート
【図10】 従来の冷蔵庫の冷却システムの概略図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 凝縮器
3 第一の蒸発器
4 冷蔵室
5 第二の蒸発器
6 冷凍室
7 第一のキャピラリ
8 第二のキャピラリ
9 逆止弁
10 第一の開閉弁
11 第二の開閉弁
12 冷蔵庫箱体
13 機械室
14 第一の送風ファン
15 第二の送風ファン
16 第三の送風ファン
17 外気温度検知手段
Claims (4)
- 低圧容器型である圧縮機と、凝縮器と、第一の開閉弁と、第一のキャピラリと、冷蔵室内に配設された第一の蒸発器と、第一の送風ファンと、第二の開閉弁と、第二のキャピラリと、冷凍室内に配設された第二の蒸発器と、第二の送風ファンとを備え、前記圧縮機と前記凝縮器と前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器とで閉ループを形成すると共に、前記第一のキャピラリと前記第一の蒸発器に並列となるように前記第二のキャピラリと前記第二の蒸発器と逆止弁とを接続し、前記第一、第二の開閉弁により冷媒の流れを切り替えることで前記冷蔵室と前記冷凍室の冷却を互いに独立して行うものであり、前記冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び圧縮機の起動時に冷蔵室の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、第一の送風ファンおよび第二の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
- 圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前、及び圧縮機の起動時に冷蔵室の冷却を行う直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記第三の送風ファンを運転する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 外気温度を検出する外気温度検知手段を設け、冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁の共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、前記外気温度検知手段により検出された外気温度が高い場合は、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、前記第三の送風ファンを高回転で運転する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷蔵庫。
- 冷凍室の冷却から冷蔵室の冷却に切り替わる直前に、所定時間のあいだ第一、第二の開閉弁を共に閉止した状態で圧縮機を運転する際、外気温度検知手段により検出された外気温度が低い場合は、圧縮機及び凝縮器を冷却する第三の送風ファンを設け、前記第三の送風ファンを低回転で運転するかまたは停止する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3いづれか一項記載の冷蔵庫。
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