JP5069184B2 - 電気機械用巻線構造 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文(プリアンブル部分、所謂おいて部分)による電気機械用巻線構造に関する。
一般的なタイプの当該電気機械は、たとえば特許文献1に記載されており、そこでは、コイル巻線は、明らかに台形固定子歯上に直接押し付けられ、そこに配置される。コイル巻線を固定子上に迅速にかつ容易に取り付けることができ、かつ歯面とコイル巻線との間の間隔を低減することができる(それにより、電気機械の効率が向上する効果がある)ことが有利であると言われている。しかしながら、コイル巻線のこの配置は、電気機械の動作中にかつ関連する振動の作用の下で、コイル巻線が、固定子歯に対してかつ2つの隣接する歯の間に形成されるスロットの底部まで位置をずらす可能性があり、そのため、そこに提供される可能性のある含浸剤の層とコイル導体の絶縁被覆とを損傷する可能性があるという危険に晒されており、その結果として、電気機械に短絡および故障の危険がある。また、コイル巻線が歯に空間的に近接するにも関わらず、台形歯およびコイルを備える電気機械の効率を、期待される程度まで向上させることができないということも分かった。
独国特許出願公開第103 17 749 A1号明細書
この問題の背景に対し、本発明の課題は、コイル巻線が歯に動作的に確実に取り付けられる、電気機械用巻線構造をもたらすことである。さらに、このタイプの巻線構造の使用は、電気機械の効率を向上させるように意図される。
上記タイプの電気機械用巻線構造の場合、上述した課題は、請求項1の特徴によって達成される。
したがって、本発明は、
ヨークを有し、
ヨークから突出する歯であって、台形断面の巻線支持領域を有し、歯面が第1くさび面を形成する、歯を有し、
歯に取り付けられるコイル巻線であって、その第1くさび面に対向する内部領域が第2くさび面を表す、コイル巻線を有する
積層鉄心を備えた、電気機械用巻線構造を提供する。本巻線構造は、特に、コイル巻線が巻線ホルダーによって歯に取り付けられ、巻線ホルダーおよび/または歯に、巻線ホルダーのヨークに向かう移動を制限する止め手段が設けられ、歯の配置方向にセンタリング手段が設けられることを特徴とする。
本発明は、最初に、従来技術から既知であるような、コイル巻線の歯面との直接接触により、熱伝達距離が低減するが、コイルを備えた積層固定子鉄心または積層回転子鉄心が含浸プロセスにさらされる場合、含浸剤が歯面と巻線との間に残っているギャップ内に完全に浸透することができないという欠点もまたもたらされるという認識に基づく。結果として、コイル巻線から出て歯に入る熱の搬送が、空気含有物の存在によって妨げられ、したがって電気機械の効率に大幅な損失がもたらされる。
この認識の背景に対し、本発明は、歯面とコイル巻線の対向する内部領域との間に所定最小間隔を提供し、この間隔は、既製コイル巻線の歯への取付中に所定値を下回ることがないという概念に基づく。結果として、含浸剤が歯面と巻線との間の界面領域に達することができないように、あるいは巻線と歯との間に位置する絶縁層に、または巻線導体上の絶縁被覆に損傷が発生する可能性があるように、コイル巻線が取付中に歯に対して食い込むことがないことが保証される。この最小間隔は、極めて小さくてもよく、たとえばx方向において、すなわち固定子の円周方向において約0.05mmの寸法であってもよい。最小間隔が、含浸剤が毛管作用の結果として界面領域に入り、歯と巻線コイルとの両方を本質的に完全に湿潤することができるように計算されることが有利である。しかしながら、最小間隔は大きすぎてもならず、そうである場合、積層鉄心に含浸するために使用される含浸剤が、その粘性が比較的低い結果としてギャップまたは界面領域から再び出て、それにより、望ましくない断熱効果がある中間空気空間が形成され得る可能性があるためである。コイル巻線を、巻線ホルダーを使用して取り付けることにより、その取付中におけるかつ電気機械の動作中における巻線に対する損傷の危険が大幅に制限され、同時に、積層鉄心に配置されるコイル巻線すべてが、x−z平面における規定された位置に取り付けられることが保証される。巻線ホルダーは、電気機械の動作温度範囲における熱に耐えることができるプラスチックの射出成形またはダイカスト、好ましくはPPS等の熱硬化性プラスチックである。
本発明による巻線構造を、線形電気機械に、かつ回転機械にも使用することができ、構造に関してさらなる制限はない。歯の台形形状に関して、本発明は、非対称歯および対称歯の両方、すなわち、等しい非平行側面を有する歯、および歯の先端に対し任意の所望の構造を有する歯も包含する。コイルを、任意の所望の断面、たとえば円形、正方形、矩形またはリボン状の断面の巻線導体を使用して巻回してもよく、適当に撚った導体または撚り線もまた使用することができる。コイル巻線は、歯に取り付ける用意ができている既製のプラグインコイルの形態であってもよく、または少なくとも巻線ホルダーを使用して歯の周囲に導体を巻回することによって製作してもよい。
本発明の有利な実施形態および詳細は、従属請求項に記載されている。
特に、歯の長さとそれに取り付けられるコイル巻線の長さとの差を補償するために、巻線ホルダーに補償手段を提供することが有利であり、その結果として、巻線が、y方向、すなわちx−z平面に対して垂直な方向において適所に保持される。回転電気機械の場合、y方向は軸方向を示す。
巻線ホルダーの有効な実施形態において、本体は、コイル巻線を受け入れる巻線領域を備え、この領域は、台形巻線支持体と2つの側面部とによって形成され、側面部は、巻線領域の境界を形成するとともに、巻線支持体に接続される。側面部は、巻線が径方向、すなわちz方向に滑り落ちないようにする。
補償手段の簡単な形態は、変形可能またはせん断可能ウェブにあり、それは、巻線支持体の歯に面する側に設けられ、巻線ホルダーの材料から形成されることが有利である。コイル巻線を歯に容易に配置することができるように、このウェブに送り斜面を設けてもよく、長さ補償のために、すなわち堅固な着座を達成するために、それを、巻線ホルダーが適所に押し込まれる際に変形させることができるか、または場合により少なくとも部分的に巻線ホルダーからせん断することができる。
巻線ホルダーのヨークに向かう方向におけるかつ歯の配置方向における移動を制限する止め手段を、巻線ホルダーにまたはヨークに別個のものとして、すなわちセンタリング手段から独立して形成してもよい。しかしながら、止め手段は、x方向およびz方向の両方において位置決め効果を有するように巻線ホルダーにおよび/または歯に形成されることが有利である。これに対し、多くの一般的に既知の設計可能性がある。台形歯の場合、たとえば互いに向かって傾斜する歯面および縁を使用して、巻線ホルダーを適所に保持してもよく、それは、巻線ホルダーに対する適当に設計された構造がこれらの縁と係合するためである。
本発明の特に有利な実施形態によれば、歯における端面と歯面との間の遷移部に凹部が形成される。これらの凹部に、巻線支持体の両側に配置されかつヨークまで延在するウェブが係合することができる。積層鉄心から従来のように形成されるヨークの場合、鉄心板のうちの1つ以上を歯の幅が幾分か低減した板の形態で積層体の端面に直接配置することにより、歯の凹部を非常に容易に提供することができる。回転機械の場合、歯の端面に軸方向突起が形成される結果となる。
巻線支持体上のウェブが側面として各側に1つ設計される場合、巻線支持体は、歯の端面だけでなく、歯面の軸方向最外領域、すなわちy方向において最も外側もカバーする。結果として、巻線導体が屈曲されなければならない領域における巻線導体の部分全体を、連続的に、かつ歯の端面から歯面までキンクをもたらすことなく、敷設することができ、そのため、導体の絶縁被覆が、許容できる範囲を超えて変形し破損することがあり得ない。
また、巻線支持体を、コイル巻線が歯面に進む領域において、巻線導体が延在する方向において所定半径を有するように設計することが望ましく、この半径は、巻線導体の所定最小曲げ半径以下である。これに関して、巻線導体が、巻線導体が屈曲する領域を越える点、すなわち、巻線導体がすでに側面に向かっている、方向の変更なしに敷設される部分に達するまで、巻線支持体から歯面まで進まないことが有利であることも分かった。この方法により、巻線導体の、損傷を受け易い絶縁被覆に対する応力が低減される。
歯面とコイル巻線との間の画定された毛管ギャップを実現するために、台形巻線支持体が、歯面を越えて延在する突起を有するように設計される。
ヨーク側に配置される巻線ホルダーの側面部が、少なくとも部分的にヨークにわたって延在する支持部を有することがさらに有利である。コイル巻線の設置方向における止め具として作用するこの支持領域により、コイル巻線はスロットの底部においてヨークと直接接触することがなく、同時に、歯面の領域において直接接触することも防止される。
電気機械のヨークにおける巻線支持体の規定された位置決めに加えて、巻線支持体は、ロック機構も有し、それにより、支持体を、電気機械の歯の上に拘束し捕捉することができ、それにより支持体が意図せずに緩むことがない。ロック手段は、有利には、少なくとも空間の一方向における位置決め、たとえばx−z方向における固定もまた同時に達成されるように設計されることが可能であり、回転機械の場合、これは、回転の軸に対して垂直な径方向面を示す。
本発明を、添付図面を参照して例示的な実施形態に基づき以下でさらに詳細に説明する。
図1は、巻線ホルダー10を示し、その上には、別の巻線ホルダーと併せて、巻線導体の巻線が取り付けられ、それにより電気機械14のコイル巻線12が形成される。コイル巻線を形成するために使用される巻線導体は、たとえば、円形、矩形または正方形導体、他の任意の所望の断面を有する導体、あるいは撚り導体であってもよい。
図2によれば、既製コイル12が、次のステップにおいて、固定子17のヨーク16から突出する電気機械14の歯18の上に、径方向に押される。この場合、機械は、外部回転子タイプの回転機械である。個々のコイル12が、協働してそれら全体で電気機械14の同軸巻線を形成し、後に、互いに接続するための個々のストランドに割り当てられる。
ヨーク16は、既知の方法で積層鉄心19として設計され、それは、そこから突出する歯18が台形断面の巻線支持領域20を有し、歯面22は第1くさび面24を形成するという特徴を有する。歯18の上に配置されるために提供されるコイル巻線12の内部断面もまた、歯18の形状に対応して台形形状であり、歯18の第1くさび面24に対向して位置するコイル巻線の内部領域26は、第2くさび面28を表す。
コイル12を製作するために使用される巻線ホルダー10(図1)は、その基本構造において巻線領域30を備え、それは、等脚台形形状巻線支持体32と、巻線領域30の境界を形成し、かつ巻線支持体32に接続される2つの側面部34、36と、によって形成される。側面部の長さは、取り付けられるコイル巻線12の頭部の長さ、すなわち、ヨークの端面を越えて突出する巻線の部分の長さとほぼ同じである。
図4は、固定子ヨーク16と径方向外側を向いた歯18とを備えた外部回転子電気機械の固定子17の一部を示す。中央歯18には2つの巻線ホルダー10しか示さず、明確にするために、コイル巻線12は図示しない。
図3および図4において、歯18に取り付けられた巻線ホルダー10のヨーク側側面部36が、ヨーク16の少なくとも一部にわたって延在する支持部38を有することが分かる。この支持部は、止め手段を表し、巻線ホルダー10を取り付ける工程においてヨーク16に向かう方向において下方に作用する。
固定子17におけるコイル12の横方向固定のために、すなわち円周方向における固定のために、図3において、巻線支持体32の縁領域に2つの保持ウェブ40a、40bまたは保持縁が設けられることにより保持構成が形成されることが分かり、これらの保持縁は、巻線支持体32の後部支持面を越えて突出してもよく、軸方向に突出する縁の狭い部分は、固定子17上の固定子歯18の側面22の少なくとも一部を把持することができる。この目的のために、縁40a、40bは、わずかに突出すればよい。ウェブ40a、40bの外縁42a、42bは、巻線支持体32の台形形状と対応してヨーク16に向かってくさび状に延在し、内縁44a、44bは平行であって、歯18の端面に形成された凹部46a、46bに係合し、そのためセンタリング手段44a、44bとして作用する。したがって、巻線ホルダー10は、歯18上に設置されると、確実に案内され、円周方向に遊びなしに歯の上に配置され、また中心に位置合せされる。図4において、固定子歯18上に互いに対して軸方向反対側に位置する2つの巻線ホルダー10の保持ウェブ40a、40bが、それらの間に、歯面22の露出領域、すなわち巻線ホルダー10によって覆われない領域の枠を形成することが分かる。この露出領域は、放散熱をコイル巻線12から歯18へ、かつそこからヨーク16へ有効に伝達することができるように、可能な限り広く設計される。
コイル巻線12を固定子歯18上の適所に固定するために、巻線支持体32には、さらに、ロックタブ48aを備えるロック機構48が設けられ、ロックタブ48aの一端は巻線支持体32に取り付けられる。ロック機構は、コイル12を特に径方向に固定し、それが歯18上に押下され過ぎないようにする。ロックタブ48aは、巻線支持体32に設けられる凹部50内部で枢動する自由度があるように配置される。その他端は、固定子歯18の対応する凹部52と係合することができるロック突起48bを支持し、その凹部においてロック突起48bは支持体を適所にロックする。
コイル巻線12を遊びなしに取り付けるために、さらに、特に固定子17の軸方向において、歯18の長さとそれに取り付けられるコイル巻線12の長さとの間の差を補償する補償手段54が、巻線支持体32の固定子歯18に面する側、すなわちコイル巻線12と反対向きの側に設けられる。これらの手段は、図5においてわずかに変更された巻線ホルダー10の背面側の図に見ることができるように、変形可能および/またはせん断可能ウェブ54a、54bの形態である。これらのウェブ54a、54bは、送り斜面56を有し、コイル巻線12が歯18の上に押下されるに従い、そこに存在する適合の品質に応じて塑性的に変形することができる。したがって、コイル巻線12を固定子歯18上に、それが動作中に発生する振動の影響下にあっても移動しないように取り付けることができる。
図1および図3〜図5において、巻線支持体32はまた、少なくとも縁領域において、導電体を案内する密接に隣接した溝または切欠きの形態の輪郭(図示せず)を有してもよい。切欠きは、互いから、この方向における導体の有効断面に等しい距離だけずれており、円形ワイヤが使用される場合、この距離はワイヤの径に等しくなる。
図1に示す巻線ホルダー10の下方の側面部において、コイル12の端部を保持するために溝58が形成され、この溝は、およそ巻線支持体32の縁で開始し、側面部36の自由端まで延在する。溝は、巻線領域30に対して開放している。溝58の深さは、側面部36の自由端に向かって増大し、その結果として、巻線の開始部、すなわち敷設されるコイル12の巻線の第1端が、巻線ホルダー10への巻線の敷設を、かつ巻線の積上げを妨害しないことが保証される。このため、コイル12は、非常に高い銅占積率を有することができる。溝58の深さは、その長さの大部分にわたり、深さ方向における巻線導体の有効断面に対応する。
側面部36の自由端において、さらに、巻線の端部を保持する2つの送り部60a、60bが設けられる。図の左の送り部60aは、溝58と統合され、巻線の第1端を保持するように意図され、図の右の送り部60bは、巻線の第2端を保持するように意図される。両送り部60a、60bは、側面部36からほぼ直角に突出するように設計され、その結果として、コイル端部は、コイル12の下部に位置する配線配置に向かって向けられ、そこで接続されることが可能である。
コイル巻線12の製造の一部として、それを溝絶縁紙等の適当な絶縁層で包囲する必要があり、それは、巻線工程の開始時すぐに巻線ホルダー10に敷設され、巻線工程中は巻線ホルダーにより適所に保持される。
巻線支持体32は、巻線領域30と歯面22との間の遷移部に、巻線導体が延在する方向において所定半径を有するように設計され、この半径は、所定最小曲げ半径以下である。さらに、巻線支持体32と歯面22との間の分離点、すなわち外縁42a、42bは、巻線導体が屈曲する領域の外側に位置する。
図6において、歯18の取付後、巻線支持体32が、歯面22の各々を越えて規定の距離だけ突出し、それにより、歯面とコイル巻線12との間に、毛管ギャップが残ることができ、固定子17の含浸中、その中に、含浸樹脂が漏れ出る危険性なしに浸透することができるということが分かる。コイル巻線12とヨーク16との間には、このタイプの毛管ギャップがもう1つ形成される。
巻線領域の方を向いた、巻線ホルダーの斜視図を示す。 ヨーク、台形歯および歯の上のコイル巻線を備えた固定子の概略図を示す。 図1による巻線ホルダーの背面図を示す。 図1に示す巻線ホルダーを使用することによって得られる電気機械の歯の上の巻線構造を示す。 歯による長さ補償のための補償手段を備えた巻線ホルダーの背面の図を示す。 電気機械の歯の上に配置された巻線ホルダーの一部の図を示す。
10 巻線ホルダー
12 コイル巻線
14 電気機械
16 ヨーク
17 固定子
18 歯
19 積層鉄心
20 巻線支持領域
22 歯面
24 第1くさび面
26 内部領域
28 第2くさび面
30 巻線領域
32 巻線支持体
34 側面部
36 側面部
38 支持部(止め手段)
40a 保持ウェブ(保持縁、凹部ウェブ)
40b 保持ウェブ(保持縁、凹部ウェブ)
42a 外縁(分離点)
42b 外縁(分離点)
44a 内縁(位置合せ手段)
44b 内縁(位置合せ手段)
46a 凹部
46b 凹部
48 ロック機構、支持部
48a ロックタブ
48b ロック突起
50 凹部
52 凹部
54 補償手段
54a ウェブ
54b ウェブ
56 送り斜面
58 溝
60a 送り部
60b 送り部

Claims (12)

  1. ヨーク(16)と、このヨーク(16)から突出配置された、台形断面の巻線支持領域(20)を有する歯(18)と、この歯(18)上に配置されたコイル巻線(12)とを備え積層鉄心(19)を有しこの(18)の歯面(22)が第1くさび面(24)を形成し、その第1くさび面(24)に対向するコイル巻線(12)の内部領域が第2くさび面(28)を形成する、電気機械用巻線構造において、
    コイル巻線(12)が、このコイル巻線(12)を保持する巻線ホルダー(10)によって歯(18)の上に配置され、
    この巻線ホルダー(10)が、歯(18)の二つの巻線支持領域(20)の中の一方にそれぞれ取り付けられる別個の部材として構成され、
    この巻線ホルダー(10)が、巻線領域(30)を備えており、その巻線領域が、歯(18)の巻線支持領域(20)と当接する台形の巻線支持体(32)と、巻線領域(30)の境界を画定するとともに、巻線支持体(32)に接続する2つの側面部(34,36)とから構成され、
    巻線ホルダー(10)歯(18)の中の一方又は両方には、巻線ホルダー(10)ヨーク(16)に向かう方向の動きを制限する止め手段(38)と、巻線ホルダー(10)の歯(18)の巻線支持領域(20)に沿った円周方向の動きを制限するセンタリング手段(44a,44b)とが設けられていることを特徴とする、巻線構造。
  2. 含浸剤が充填された毛管ギャップが、前記歯面(22)と前記コイル巻線(12)との間及び前記ヨーク(16)と前記コイル巻線(12)との間に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の巻線構造。
  3. 歯(18)の長さとそれに取り付けられる前記コイル巻線(12)の長さとの間の差を補償するように、巻線ホルダー(10)上に補償手段(54)が形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の巻線構造。
  4. 補償手段として、少なくとも1つの変形可能またはせん断可能なウェブ(54a,54b)が、前記巻線支持体(32)の前記歯(18)に面する側に設けられることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  5. 前記止め手段(38)および前記センタリング手段(44a,44b)が、前記巻線ホルダー(10)歯(18)の中の一方又は両方に一緒に形成されていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  6. 前記センタリング手段(44a,44b)が、歯(18)の歯面(22)と協働するように前記巻線ホルダー(10)に形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  7. 歯(18)が、その端面から前記歯面(22)への遷移部で、凹部(46a,46b)を有し、その中に、前記巻線支持体(32)の両側に配置されかつ前記ヨークまで延在する凹部ウェブ(40a,40b)が係合することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  8. 前記巻線領域(30)から前記歯面(22)への遷移部で、前記巻線支持体(32)は、巻線導体の延在する方向にて所定半径を有するように形成され、この半径が、前記巻線導体の所定最小曲げ半径以下であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  9. 前記巻線支持体(32)と前記歯面(22)との間の分離点(42a,42b)が、前記巻線導体の屈曲領域の外側に位置することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  10. 前記巻線支持体(32)が、歯(18)上への取付位置で、規定の量だけ前記歯面(22)を越えて突出することを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  11. 歯(18)のヨーク端における前記巻線ホルダー(10)の側面部(36)が、少なくとも部分的に前記ヨーク(16)と当接する止め手段(38)を有することを特徴とする、請求項1〜1のいずれか一項に記載の電気機械用巻線構造。
  12. 前記巻線支持体(32)が、前記電気機械の前記歯(18)にロックするロック機構(48)を有することを特徴とする、請求項〜1のいずれか一項に記載の巻線構造。
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