JP5068443B2 - 光結合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子及び受光素子を備える光結合装置に関し、特に、発光素子からの発光量を制御することができる光結合装置に関する。
フォトカプラは、大きなコモンモードノイズの排除や安全の確保を目的として、工場やプラント、そして家電機器など様々な場所で用いられている。このフォトカプラは、例えば、入力信号に応じて発光する発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの発光素子と、入射光量に応じて出力電流が変化するフォトダイオードなどの受光素子とを光学的に結合し、入出力間を電気的に絶縁した構成を有している。
大きなコモンモードノイズは、特に電源電圧に1000V以上の差がある、大電力の機器や高感度の電子機器が混在する工場やプラントのような場所において頻繁に発生する。また、近年では、このような工場などで用いられるACサーボ、インバータをより高精度に制御する事が求められている。したがって、これを実現するため、フォトカプラの高CMR(同相雑音信号抑圧:Common Mode Rejection)化、及び低パルス幅歪化が望まれており、さまざまな技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図5に、特許文献1に記載の従来のフォトカプラ1の構成を示す。フォトカプラ1は、入力側の端子2から入力された電気信号を発光回路3で一旦光信号に変換し、出力側の受光回路4で再び電気信号に変換し、出力側の端子5から出力する。発光ダイオードなどの発光回路3上の発光素子と、フォトダイオードなどの受光回路4上の受光素子とは、相互に近接して対向配置され、それらの間のギャップには所定の誘電率を有する透光性樹脂6が充填され、さらに外側は遮光性樹脂7で封止されている。これにより、入力側回路と出力側回路とを電気的に遮断し、機器間が電気的に絶縁状態で信号の送受信を実現する。
図6に、特許文献1に記載の従来の受光回路4の構成を示す。図6に示すように、受光回路4は、発光素子からの光信号を受信するフォトダイオードD1に隣接して、その受光面がカソード電極で遮光されたダミーフォトダイオードD2が設けられた構成を有している。フォトダイオードD1、D2からの出力電流は、電流−電圧変換アンプA1、A2でそれぞれ電圧変換される。電流−電圧変換アンプA1、A2により変換された電圧は、ヒステリシスコンパレータ8で比較してパルスを波形整形して出力される。これにより、CMR比を向上することができる。
さらに、受光回路4は、アンプに入力される電流のレベルが大きくなる程、インピーダンスが低下するインピーダンス可変回路Z1、Z2を備えている。このような構成とすると、電流信号Ipdが小さい場合、インピーダンス可変回路Z1のインピーダンスが増加する。このとき、アンプの帯域は狭くなり、雑音の高周波成分は抑制されると共に、Z1、Z2は略同じ値となるので、電流−電圧変換アンプA1、A2の特性がそろうため、CMR比が向上する。一方、アンプの帯域が狭くなることで受信波形はなまるが、ヒステリシスコンパレータ8の閾値レベルは一定なので出力される。このため、パルス波形が変わってしまい、パルス幅歪が大きくなるという問題がある。逆に、電流信号Ipdが大きい場合、インピーダンス可変回路Z1のインピーダンスが低下する。これにより、アンプの帯域は広くなるため、低パルス歪化を実現することができる。しかし、雑音の高周波成分は抑制されず、Z1、Z2の値が違ってくるため、電流−電圧変換アンプA1、A2の特性がアンバランスとなり、CMR比が悪化するという問題がある。
また、LEDは製造ばらつきや、経時変化、環境温度の変動で発光量がばらつくという問題を有している。発光量のばらつきは、すなわち、受光回路4で検出する電流信号(Ipd)のバラツキを引き起こす。特許文献2には、光出力の一部をモニターして、光出力を安定化することが記載されている。しかしながら、これをフォトカプラに応用するという示唆はない。
特開2002−352495号公報 特開平9−172225号公報
このように、従来技術では、電流信号Ipdの変化に対し、CMR比とパルス幅歪とがトレードオフにあるため、高CMR化と低パルス幅歪化を両立できない問題点がある。フォトカプラの高速化に伴い、パルス幅歪の要求は100ns以下から10ns以下へと厳しくなってきており、従来技術ではこの要求を満たすのが困難になってきている。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、発光素子からの発光量を制御し、高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる光結合装置を提供することである。
本発明の第1の態様にかかる光結合装置は、発光素子と、入力信号に応じて前記発光素子に駆動信号を供給する駆動回路と、前記発光素子と対向配置され、前記発光素子から出力される光信号を受光し電気信号に変換して出力する受光回路とを有する光結合装置であって、前記駆動回路は、前記光信号の信号強度をモニターして、その信号強度を一定にするように制御するものである。このような構成とすることによって、高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる。
本発明の第2の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記発光素子と前記受光回路との間にハーフミラーを備え、前記光信号の一部を前記駆動回路に設けられた受光素子に入射させるものである。このような構成とすることによって、高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる。
本発明の第3の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記受光回路の表面上に設けられ、前記光信号の一部を反射させる反射板を備え、前記光信号の一部を前記駆動回路に設けられた受光素子に入射させるものである。このような構成とすることによって、高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる。
本発明の第4の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記発光素子はLEDであり、前記受光素子はフォトダイオードであるものである。本発明は、このような場合に特に有効である。
本発明の第5の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記駆動回路は、前記受光素子と、前記受光素子で前記光信号の一部を受光して発生する光電流により駆動される第1の電流ミラー回路と、前記第1の電流ミラー回路の出力電流と定電流源との差分電流で駆動される第2の電流ミラー回路と、前記第2の電流ミラー回路の出力電流を前記入力信号でスイッチさせて前記発光素子をON/OFFさせるスイッチ回路とを備えるものである。このような回路構成とすることにより、簡便に高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる。
本発明の第6の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記駆動回路は1チップで構成されているものである。
本発明の第7の態様にかかる光結合装置は、上記の光結合装置であって、前記受光回路は、フォトダイオードと、前記フォトダイオードに接続された第1のアンプ回路と、前記フォトダイオードと略同一の構成を有するダミーフォトダイオードと、前記ダミーフォトダイオードに接続される第2のアンプ回路と、前記第1のアンプ回路及び前記第2のアンプ回路の出力を入力する差動アンプとを備えるものである。このような構成とすることによって、さらに高CMR化を実現することができる。
本発明によれば、高CMR化と低パルス幅歪化を同時に実現することができる光結合装置を提供することが可能である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1にかかる光結合装置について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかる光結合装置の一例であるフォトカプラ100の構成を示す図である。図2は、フォトカプラ100の受光回路の電気的構成を示す図である。図1に示すように、フォトカプラ100は、入力側リードフレーム101、出力側リードフレーム102、発光ダイオード(以下、LEDとする)103、駆動回路104、受光回路105、ハーフミラー106、透光性樹脂107、遮光性樹脂108を有している。フォトカプラ100は、入力側の端子から入力された電気信号を駆動回路104で一旦光信号に変換し、出力側の受光回路105で再び電気信号に変換し、出力側の端子から出力する。本実施の形態にかかるフォトカプラ100は、LED103の発光量が一定になるように、LED103と受光回路105との間に半透過特性を持つハーフミラー106を内蔵している。
図1に示すように、入力側リードフレーム101と出力側リードフレーム102とは、絶縁状態を保った形で対向配置され、遮光性樹脂108に固定されている。入力側リードフレーム101上には、発光素子であるLED103がダイボンディングされている。また、入力側リードフレーム101には、駆動回路104がワイヤボンディングされている。駆動回路104は、入力信号に応じて、LED103を高速に発光/消光させる(スイッチングさせる)。LED103は、駆動回路104の出力端子に金線などのワイヤにより電気的に接続されている。一方、出力側リードフレーム102には、受光回路105がワイヤボンディングされている。受光回路105は、外部へ信号を出力する。
図2に示すように、受光回路105には、LED103からの光信号を受光するフォトダイオード109、ダミーフォトダイオード109d、電流−電圧変換アンプ110、電流−電圧変換アンプ110d、コンパレータ111が設けられている。フォトダイオード109には電流−電圧変換アンプ110が接続されており、ダミーフォトダイオード109dには電流−電圧変換アンプ110dが接続されている。ダミーフォトダイオード109dは、フォトダイオード109に隣接して設けられている。
フォトダイオード109とダミーフォトダイオード109dとは、同一形状、同一容量で、相互に特性の等しい、略同一の構成を有している。ダミーフォトダイオード109dは、その受光面がカソード電極で遮光されている。フォトダイオード109、ダミーフォトダイオード109dからの出力電流は、電流−電圧変換アンプ110、110dでそれぞれ電圧変換され、差動アンプであるコンパレータ111に入力される。コンパレータ111は、この電圧を相互に比較して、フォトダイオード109からの出力をパルス信号に波形整形して出力する。これにより、同相のノイズ成分が除去され、CMR比を向上することができる。
図1に示すように、LED103及び駆動回路104とフォトダイオード109との間には、透光性樹脂107が設けられている。したがって、LED103とフォトダイオード109とは、それぞれの光軸が合うように、透光性樹脂107を挟んで対向配置される。また、図1に示すように、LED103及び駆動回路104とフォトダイオード109との間に配置されている透光性樹脂107中には、ハーフミラー106が設けられている。ハーフミラー106は、半透過特性を有する薄膜である。ハーフミラー106は、図1中矢印で示すように、LED103から出射される光の一部を透過させ、受光回路105側に出射する。したがって、受光回路105に設けられているフォトダイオード109は、この透過光に応じた電流信号Ipd2を生成する。また、ハーフミラー106は、図1中破線矢印で示されるように、LED103から出射される光の一部を反射し、駆動回路104側に出射する。すなわち、ハーフミラー106は、光を2つの方向に分割して出射する方向を制御する光学素子である。このように、ハーフミラー106が設けられていることにより、LED103から出射された光のハーフミラー106での反射光を用いて、LED103の駆動電流を制御することができる。これについては後に詳述する。
また、ハーフミラー106は絶縁性を有しており、入・出力間の絶縁性を低下させることがない。また、ハーフミラー106は、求められる半透過特性と絶縁耐圧特性などに応じて、材質、厚みなどを適宜選択することができる。
LED103、駆動回路104、受光回路105、ハーフミラー106、透光性樹脂107は、入力側リードフレーム101と出力側リードフレーム102の端子部を除いて遮光性樹脂108により同一パッケージ内に封止されている。これにより、入力側回路(駆動回路104)と出力側回路(受光回路105)とを電気的に遮断して、絶縁した状態で信号の送受信を実現する。
ここで、本実施の形態にかかる駆動回路104について詳細に説明する。図3は、本実施の形態にかかる駆動回路104の構成を示す図である。図3に示すように、駆動回路104は、バイアス回路112、スイッチング回路113、インバータ回路114、電流増幅回路115、フォトダイオード電流増幅回路(以下、PD増幅回路とする)116、モニター用フォトダイオード(以下、モニター用PDとする)117を有しており、1チップで構成されている。また、駆動回路104は、入力側リードフレーム101との接続のために、2つの電源供給用の端子(VDD、GND)、信号入力用の端子(IN)、LED103に電流を供給するための端子(LED)の少なくとも4つの端子を有している。
駆動回路104は、端子VDD1−GND1間の電圧を電源電圧として駆動される。インバータ回路114は、端子(IN)から供給される電圧信号によって、スイッチング回路113を駆動する。インバータ回路114の入力側は端子(IN)に接続されている。また、インバータ回路114の出力側はスイッチング回路113に接続されている。スイッチング回路113は、この電圧信号に基づいてLED103のオン/オフを制御する。
バイアス回路112は、LED103を発光させるための一定の電流Irefを供給する。電流増幅回路115は、電流IinをLED103を発光させるのに充分な電流量I4outにするカレントミラーである。ここでは、電流増幅回路115のカレントミラー比をα1とする。LED103は、スイッチング回路113がオンとなっている間に供給される電流Ioutに応じた発光量の光を出射する。
モニター用PD117は、ハーフミラー106により反射された反射光を電流Ipd1inに変換する。すなわち、モニター用PD117は、反射光を検知する光検知部であり、検知信号となる電流Ipd1inを出力する。PD増幅回路116は、モニター用PD117によって発生した電流Ipd1inをIpd1outに変換するカレントミラーである。PD増幅回路116のカレントミラー比をα2とする。電流増幅回路115及びPD増幅回路116は、バイアス回路12に接続されている。
ここで、本実施の形態にかかるフォトカプラ100動作について説明する。端子(IN)にHIレベルが入力されると、スイッチング回路113がオン状態となる。電流Iinに応じて、所定の増幅率で増幅された電流IoutがLED103に供給される。LED103は、この電流Ioutに応じた発光量の光を出射する。LED103から出射された光信号の一部は、ハーフミラー106を透過し、受光回路105に入射する。受光回路105に設けられているフォトダイオード109は、この透過光に応じた電流信号Ipd2を生成する。
また、LED103から出射された光信号の一部は、ハーフミラー106で反射され、駆動回路104に入射する。この反射光は、駆動回路104に設けられたモニター用PD117において、これに応じた電流信号Ipd1inに変換される。上述したように電流増幅回路115及びPD増幅回路116のカレントミラー比をそれぞれα1、α2とすると、IoutとIpd1inの間に以下の関係が成り立つ。
Iref=Iin+Ipd1out
=Iout・α1+Ipd1in・α2 ・・・(1)
バイアス回路112から供給される電流Irefは一定であるため、(1)式に示すように、モニター用PDにより生成される電流Ipd1inにより、LED103に供給される電流Ioutは制御される。例えば、LED103の発光量が大きくなると、ハーフミラー106における反射光は大きくなる。したがって、モニター用PD117により生成される電流Ipd1inが大きくなる。この場合、駆動回路104は、LED103の発光パワーが小さくなるように、LED103に供給される電流Iinが小さくなるように動作する。また、LED103の発光量が小さくなると、ハーフミラー106における反射光は小さくなる。したがって、モニター用PD117により生成される電流Ipd1inも小さくなる。この場合、駆動回路104は、LED103の発光パワーが大きくなるように、LED103に供給される電流Iinが大きくなるように動作する。
このように、LED103からの発光量に応じて、LED103へ供給される駆動電流Ioutが変化するため、LED103の発光量を一定にすることができる。これにより、フォトダイオード109で生成される電流信号Ipd2は常に一定となる。したがって、例えば、高CMR化のために、ゲインを高くし、帯域を狭くしても、受光回路105内のコンパレータの閾値の調整を行うだけで、低パルス歪化を比較的容易に実現することができる。従来、トレードオフの関係にあった高CMR化と低パルス歪化を同時に実現することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について、図4を参照して説明する。図4は、本実施の形態にかかるフォトカプラ100の構成を示す図である。図4において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。本実施の形態では、実施の形態1で説明したように半透過特性を有するハーフミラー106を用いる代わりに、受光回路105上に反射特性を有する反射板118を設けている。
図4に示すように、本実施の形態にかかるフォトカプラ100は、入力側リードフレーム101、出力側リードフレーム102、LED103、駆動回路104、受光回路105、透光性樹脂107、遮光性樹脂108、反射板118を有しており、反射板118以外の構成については実施の形態1において説明したように配置されている。反射板118は、反射特性を有する薄膜であり、例えば、誘電体膜を用いることができる。反射板118は、受光回路105のLED103に対向する面上の一部に形成されている。また、反射板118は、それぞれの光軸が合うように配置されたLED103とフォトダイオード109との間に入らないように配置されている。したがって、図4中矢印で示すように、LED103から出射される光の一部は直接、受光回路105に入射する。したがって、受光回路105に設けられているフォトダイオード109は、この入射光に応じた電流信号Ipd2を生成する。
反射板118は、図4中破線矢印で示されるように、LED103から出射される光の一部を反射し、駆動回路104側に出射する。すなわち、反射板118は、光の進行方向を制御する光学素子である。このように、反射板118が設けられていることにより、LED103から出射された光の反射板118での反射光を用いて、LED103の駆動電流を制御することができる。
ここで、本実施の形態にかかるフォトカプラ100動作について説明する。上述したように、端子(IN)にHIレベルが入力されると、スイッチング回路113がオン状態となる。電流Iinに応じて、所定の増幅率で増幅された電流IoutがLED103に供給される。LED103は、この電流Ioutに応じた発光量の光を出射する。LED103から出射された光信号の一部は、直接受光回路105に入射する。受光回路105に設けられているフォトダイオード109は、この入射光に応じた電流信号Ipd2を生成する。
また、LED103から出射された光信号の一部は、反射板118で反射され、駆動回路104に入射する。この反射光は、駆動回路104に設けられたモニター用PD117において、これに応じた電流信号Ipd1inに変換される。IoutとIpd1inの間には、上述した(1)式の関係が成り立つ。したがって、バイアス回路112から供給される電流Irefは一定であるため、(1)式に示すように、モニター用PD117により生成される電流Ipd1inにより、LED103に供給される電流Iinは制御される。このように、LED103からの発光量に応じて、LED103へ供給される駆動電流Ioutが変化するため、LED103の発光量を一定にすることができる。したがって、高CMR化と低パルス歪化を同時に実現することができる。
実施の形態1にかかるフォトカプラの構成を示す図である。 実施の形態1にかかるフォトカプラに用いられる受光回路の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるフォトカプラに用いられる駆動回路の構成を示す図である。 実施の形態2にかかるフォトカプラの構成を示す図である。 従来のフォトカプラの構成を示す図である。 従来のフォトカプラに用いられる受光回路の構成を示す図である。
符号の説明
100 フォトカプラ
101 入力側リードフレーム
102 出力側リードフレーム
103 発光ダイオード
104 駆動回路
105 受光回路
106 ハーフミラー
107 透光性樹脂
108 遮光性樹脂
109 フォトダイオード
109d ダミーフォトダイオード
110、110d 電流−電圧変換アンプ
111 コンパレータ
112 バイアス回路
113 スイッチング回路
114 インバータ回路
115 電流増幅回路
116 フォトダイオード電流増幅回路
117 LED光量モニター用フォトダイオード
118 反射板

Claims (5)

  1. 発光素子と、
    入力信号に応じて前記発光素子に駆動信号を供給する駆動回路と、
    前記発光素子と対向配置され、前記発光素子から出力される光信号を受光し電気信号に変換して出力する受光回路と、
    前記受光回路の表面上に設けられ、前記光信号の一部を反射させ、前記光信号の一部を前記駆動回路に設けられた受光素子に入射させる反射板と、
    を備え、
    前記駆動回路は、前記受光素子に入射した前記光信号の信号強度をモニターして、その信号強度を一定にするように制御する光結合装置。
  2. 前記発光素子はLEDであり、前記受光素子はフォトダイオードである請求項に記載の光結合装置。
  3. 前記駆動回路は、
    前記受光素子と、
    前記受光素子で前記光信号の一部を受光して発生する光電流により駆動される第1の電流ミラー回路と、
    前記第1の電流ミラー回路の出力電流と定電流源との差分電流で駆動される第2の電流ミラー回路と、
    前記第2の電流ミラー回路の出力電流を前記入力信号でスイッチさせて前記発光素子をON/OFFさせるスイッチ回路と、
    を備える請求項1又は2に記載の光結合装置。
  4. 前記駆動回路は1チップで構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の光結合装置。
  5. 前記受光回路は、
    フォトダイオードと、前記フォトダイオードに接続された第1のアンプ回路と、
    前記フォトダイオードと略同一の構成を有するダミーフォトダイオードと、
    前記ダミーフォトダイオードに接続される第2のアンプ回路と、
    前記第1のアンプ回路及び前記第2のアンプ回路の出力を入力する差動アンプと、
    を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の光結合装置。
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