JP3624863B2 - 光半導体モジュールにおける素子配置 - Google Patents

光半導体モジュールにおける素子配置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信ネットワークにおける光半導体モジュール関し、特に発光素子駆動回路を内蔵した光半導体モジュール内部の素子配置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光半導体モジュールでは、通常は半導体レーザなどの発光素子光から出射される光出力レベルを一定に保つ等の目的から、発光素子から出力される信号光の一部を受光素子により受光してモニタする。モニタ用受光素子は、温度変化や経年劣化による発光素子の光出力の変化を感知し、常に一定の出力がえられるように駆動電流のフィードバック制御を行っている。発光素子と発光素子駆動回路を備えた筐体との信号配線が短ければ短いほど浮遊容量などの影響が少なくなる。
【0003】
図5、図6は従来の光半導体モジュールの一例を示す構成図である。
【0004】
図5は発光素子と発光素子駆動回路を備えた筐体は直近に配置されている。図6では、発光素子の後方出力光をモニタするために発光素子の後方にモニタ用受光素子が配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5では発光素子と発光素子駆動回路を備えた筐体を直近に配置すると、光出力の面の側面から電気信号入力になる。また図6では発光素子がモニタ用受光素子の後ろに配置された場合、ワイヤボンディングとマイクロストリップラインを用いた配線となり、発光素子が浮遊容量の影響を受けるという問題がある。
【0006】
本発明の目的は発光素子と発光素子駆動回路を備えた筐体を直近に配置することで、浮遊容量などの影響を低減することにある。
【0007】
また他の目的として光出力の反対側から電気信号入力が可能となり、小型化光半導体モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の光半導体モジュールは基板上に信号光を出射する発光素子と、前記信号光の一部を受光するモニタ用受光素子と、発光素子を駆動させるための発光素子駆動回路を備えた光半導体モジュールであって、発光素子の光出力と発光素子駆動回路への電気信号入力が直線的に配置され、また前記信号光の後方光を発光素子駆動回路を備えた筐体の側面に反射させて、モニタ用受光素子に入射するように配置されていることを特徴としている。この配置によって発光素子の後方光はモニタ用受光素子では7〜28%受光でき、十分な受光電流を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本願発明の各々の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は本願発明の第1の実施の形態を示す構成図である。図1において、本願発明の光半導体モジュールは、基板1、発光素子2、発光素子駆動回路を備えた筐体を備えた筐体3、モニタ用受光素子4から構成されている。また、発光素子2から出射された後方光を反射する反射部が筐体3に形成されている。
【0011】
発光素子2から出射された後方光は、発光素子駆動回路を備えた筐体を備えた筐体3の反射部5に反射されモニタ用受光素子4で受光される。なお、反射部5は独立して配置しても構わない。
【0012】
発光素子駆動回路を備えた筐体3は発光素子2の後方直近に配置され、発光素子2と発光素子駆動回路を備えた筐体3はできるだけ距離を近づけることにより、ワイヤボンディングの長さを短くすることができる。
【0013】
発光素子駆動回路を備えた筐体の反射部5は鏡面加工され、金・銀・アルミなどがコーティングされいる。反射部5には誘電体の膜を実装することもできる。誘電体膜を発光素子駆動回路を備えた筐体の鏡面部分に利用することで、加工精度による反射効率の影響が低減できる。また、発光素子駆動回路を備えた筐体にGaAs−ICを用いることもできる。反射部5を凹面鏡にすることで発光素子の後方光をモニタ用受光素子へ集光することで受光量が増加することができる。
【0014】
基板1からモジュールの端子まではマイクロストリップラインによって接続され、基板上の各部からマイクロストリップラインまではワイヤボンディングにて接続される。このようにして発光素子2と発光素子駆動回路を備えた筐体3との距離をできる限り近づけることでワイヤボンディングの長さを短くすることができる。
【0015】
図2は第1の実施の形態の回路の構成図である。
【0016】
発光素子2から出射された後方光はモニタ用受光素子4において電流量として測定される。これが電流電圧変換の後、APC(Automatic Power Control)制御により発光素子駆動回路を備えた筐体3の駆動電流(バイアス電流Ib及びIp)のフィードバック制御を行う。発光素子駆動回路を備えた筐体3は制御されたバイアス電流と入力信号に合わせた振幅のパルス電流を発光素子へ流すことで、発光素子駆動回路を備えた筐体3への電気信号入力が発光素子2から光信号として出射される。
【0017】
図3は第2の実施の形態の構成図である。
【0018】
発光素子駆動回路を備えた筐体の筐体の角度をある程度にまで傾けると一定の受光量を保ったまま、発光素子と筐体の距離は短くすることができる。
【0019】
図4は第3の実施の形態の構成図である。発光素子駆動回路を備えた筐体の一角を切り取り、その断面を反射部5とする点に特徴を有する。これにより基板をより小さくすることができ、モジュールを小型にすることができる。
【0020】
【実施例】
第1の実施の形態について具体的に説明する。
【0021】
反射部にGaAs−ICを用いた場合、発光素子駆動回路を備えた筐体の反射部5は高さ200μm幅800μmで発光素子の後方光をモニタ用受光素子4へ反射させることができる。
【0022】
また、発光素子駆動回路を備えた筐体3の素子の厚さが400μmの場合、反射部5の高さを400μmに広げることができる。よって、発光素子駆動回路を備えた筐体3の反射時の損失を減らすことができ、モニタ用受光素子4での受光量も増加することができる。
【0023】
第2の実施の形態について具体的に説明する。
【0024】
発光素子駆動回路を備えた筐体3の角度を発光素子2に対して30度とすると、発光素子2と発光素子駆動回路を備えた筐体3の距離は0.73mm、発光素子駆動回路を備えた筐体3とモニタ用受光素子4の距離は0.73mm、反射部5の幅を1mmとすると、モニタ用受光素子4では発光素子2の後方出力光の12〜49%を受光することになり、受光量が増加する。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、発光素子からの後方光を発光素子駆動回路を備えた筐体の側面で反射させてモニタ用受光素子で受光させることによって、発光素子と発光素子駆動回路を備えた筐体の距離を短くすることで、浮遊容量・寄生インダクタンスを低減することができる。これにより、基板をより小さくすることができ、モジュールの小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の光半導体モジュールの第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】本願発明の光半導体モジュールの第1の実施の形態の回路構成を示す図である。
【図3】本願発明の光半導体モジュールの第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図4】本願発明の光半導体モジュールの第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図5】従来の光半導体モジュールの一例を示す構成図である。
【図6】従来の光半導体モジュールの一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 基板
2 発光素子
3 発光素子駆動回路を備えた筐体
4 モニタ用受光素子
5 反射部

Claims (9)

  1. 前方と後方のそれぞれに信号光を出射する発光素子と、
    前記後方の信号光を反射する反射部と、
    前記反射部において反射された前記信号光を受信するモニタ用受光素子と
    前記発光素子の駆動回路を備えた筐体と
    を備え
    前記反射部が前記筐体に形成されていることを特徴とする光半導体モジュール。
  2. 前記反射部は前記発光素子を受光する基板に対して垂直に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光半導体モジュール。
  3. 前記反射部は鏡面加工を施していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光半導体モジュール。
  4. 前記反射部は誘電体膜を施していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光半導体モジュール。
  5. 前記反射部は凹面鏡を施していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光半導体モジュール。
  6. 前方と後方のそれぞれに信号光を出射する発光素子と、
    前記発光素子駆動回路を備えた筐体と、
    前記後方の信号光を反射する反射部と、
    前記反射部において反射された前記信号光を受信するモニタ用受光素子であって、
    前記反射部は前記筐体の角を切断した断面に形成されていることを特徴とする
    光半導体モジュール。
  7. 前記反射部は鏡面加工を施していることを特徴とする請求項記載の光半導体モジュール。
  8. 前記反射部は誘電体膜を施していることを特徴とする請求項記載の光半導体モジュール。
  9. 前記反射部は凹面鏡を施していることを特徴とする請求項記載の光半導体モジュール。
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