JP2000031582A - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

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JP2000031582A
JP2000031582A JP10194363A JP19436398A JP2000031582A JP 2000031582 A JP2000031582 A JP 2000031582A JP 10194363 A JP10194363 A JP 10194363A JP 19436398 A JP19436398 A JP 19436398A JP 2000031582 A JP2000031582 A JP 2000031582A
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JP
Japan
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lead frame
optical module
lens
laser diode
semiconductor chip
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JP10194363A
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English (en)
Inventor
Ichiro Karauchi
一郎 唐内
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ性能を劣化させることなく容易に端面
発光型の半導体チップを実装させることができる光モジ
ュールを提供する。 【解決手段】 透明樹脂からなるレンズ6sは、レーザ
ダイオードLDの端面EPから出射される光の延長線上
に配置されている。レンズ6sがリードフレーム1表面
の延長線上には位置しないので、金型による透明樹脂6
のモールド成形時にはレンズ性能を劣化させることがな
い。また、リードフレーム1とは別部材のマウント基板
2を用いているので、容易にレーザダイオードLDを実
装することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光モジュールに関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の光モジュールの断面図で
ある。リードフレーム1の上には電子素子5及び端面発
光型の半導体チップ(レーザダイオード)LDが設けら
れている。これらはパッケージとなる透明樹脂6でモー
ルドされる。透明樹脂6はリードフレーム1の延長線上
に半球状のレンズ6sを有しており、レンズ6sはレー
ザダイオードLDからリードフレーム1に沿って出射さ
れた光を略平行にして外部に出射する。透明樹脂6はリ
ードフレーム1をその上下面から挟む2つの金型10,
11を用いて成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
光モジュールにおいては、レンズ6sがリードフレーム
1の延長線上、すなわち金型10,11の境界に位置す
るため、その性能が劣化するという不具合があった。ま
た、このような不具合を解消するため、レンズ6sがリ
ードフレーム1の垂直方向延長線上に位置するように透
明樹脂を成形すると、このレンズ6sに光が入射するよ
うにレーザダイオードLDを実装するリードフレームの
一部を図5に示すように垂直に曲げることが必要とな
る。しかしながら、この場合には、レーザダイオードL
Dを駆動する回路を形成する電子素子5を同じリードフ
レーム上に実装することが困難となった。
【0004】本発明はかかる課題に鑑みてなされたもの
であり、レンズ性能を劣化させることなく容易に端面発
光型の半導体チップを実装させることができる光モジュ
ールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る光モジュールは、端面発光型の半導体
チップを前記端面を含む平面とマウント基板の表面を含
む平面とが交差するようにマウント基板の表面に取付
け、マウント基板を表面がリードフレームの表面と交差
するようにリードフレームの表面に接着し、前記端面に
垂直な方向の延長線上に透明樹脂からなるレンズが位置
するように半導体チップ及びマウント基板をリードフレ
ームと共に透明樹脂でモールドしてなることとした。本
光モジュールによれば、透明樹脂からなるレンズがリー
ドフレーム表面の延長線上には位置しないので、金型に
よる透明樹脂のモールド成形時にはレンズ性能を劣化さ
せることがなく、また、リードフレームとは別部材のマ
ウント基板を用いることにより、容易に半導体チップの
実装させることができる。
【0006】また、上記光モジュールにおいては、リー
ドフレームの裏面側に半導体チップの光をモニタする光
検出器を取付けることが好ましい。
【0007】更に、リードフレームに半導体チップに駆
動電流を供給する回路を含む電子素子を設けることとし
てもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る光モジュ
ールについて説明する。同一要素又は同一機能を有する
要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省
略する。
【0009】図1は、第1の実施の形態に係る光データ
リンクとしての光モジュールの断面図であり、図2は図
1に示した光モジュールの主要部の斜視図である。
【0010】本実施の形態に係る光モジュールは、端面
発光型の半導体チップ(レーザダイオード)LDを端面
EPを含む平面とマウント基板2の表面MPを含む平面
とが交差するようにマウント基板2の表面MPに取付け
てある。なお、レーザダイオードLDは、1.3μm帯
又は1.55μm帯の光を出射する。
【0011】マウント基板2は、その表面がリードフレ
ーム1の表面と交差するようにリードフレーム1の表面
に銀ペースト、導電性樹脂材料、又は半田からなる接着
剤3を用いて接着されている。また、端面EPに垂直な
方向の延長線上に透明樹脂6のレンズ6sが位置するよ
うにレーザダイオードLD及びマウント基板2がリード
フレーム1と共にパッケージを構成する透明樹脂6でモ
ールドされている。
【0012】リードフレーム1の裏面側には、レーザダ
イオードLDの光をモニタする光検出器(ホトダイオー
ド)PDが取付けられている。ホトダイオードPDは、
第2のマウント基板4上に固定されており、レーザダイ
オードLDの端面EPに垂直であってリードフレーム1
方向を向いた直線上にその受光面が位置するように配置
されている。すなわち、レーザダイオードLDの端面E
Pに対向する面から漏れた光は、平板配線部1a,1b
間の隙間を通ってホトダイオードPDに入射する。な
お、第2のマウント基板4も上記と同様の導電性接着剤
を用いてリードフレーム裏面に固定されている。
【0013】更に、リードフレーム1の表面には、レー
ザダイオードLDに駆動電流を供給する回路及びホトダ
イオードPDからの出力電流をモニタする回路を含む電
子素子5が設けられている。
【0014】図2を参照すると、リードフレーム1は、
平行に延びた平板配線部1a,1bを備えている。この
平板配線部1a,1bは離隔しており、これらの間を橋
渡しするように、マウンド基板2が設けられている。
【0015】マウント基板2は、AlNなどの絶縁性材
料からなる基材2a上に形成されたAuなどの導電性材
料からなる金属配線パターン2b,2cを備えている。
金属配線パターン2b及び2cは電気的に分離されてお
り、金属配線パターン2bの一端部は平板配線部1aに
電気的に接続されており、他端部はレーザダイオードL
Dの裏面、すなわちレーザダイオードの陰極又は陽極に
電気的導通が可能なように固定されている。なお、基材
2aの熱膨張係数は、リードフレーム1よりもレーザダ
イオードLDに近く、したがって、リードフレーム1に
直接レーザダイオードLDを形成した時よりも、レーザ
ダイオードLDに働く応力を低減することができる。こ
の結果、レーザダイオードの寿命が長くなり、信頼性を
向上させることができる。なお、この点については実験
を行った。その結果、Cuベースのリードフレーム1に
直接レーザダイオードLDを実装した場合に比較して、
これをマウント基板2に実装した場合には、その寿命を
約2倍とすることが確認された。
【0016】レーザダイオードLDの表面側は、これは
裏面側とは反対の極を構成するが、これはボンディング
ワイヤ7を介して金属配線パターン2cの一端部に電気
的に接続されている。金属配線パターン2cの他端部は
平板配線部1bに電気的に接続されている。
【0017】また、金属配線パターン2b,2cの最近
接部間の隙間は、金属配線パターン2cに設ける導電性
接着剤3から所定距離離隔しており、接着剤3の塗布不
良による金属配線パターン2b,2cの短絡を抑制して
いる。
【0018】レーザダイオードLDの端面EPから出射
されたレーザ光は、半球状のレンズ6sによって集光さ
れ、外部に出力される。レンズ6sは、透明樹脂6のモ
ールド成型時には金型の境界には位置しない。すなわ
ち、透明樹脂6は、従来と同様にリードフレーム1の上
下面を金型で挟むことによってモールド成形される。し
たがって、レンズ6sがモールド成形時に分割されるこ
とはないので、良好な形状を実現できる。特に、非球面
形状とする場合には1μm以上の精度が必要になるので
効果的である。
【0019】劣化することはない。
【0020】なお、第1の実施の形態において用いたマ
ウント基板2の代わりに以下に示すマウント基板2’を
用いることとしてもよい。
【0021】図3は、マウント基板2’を用いた光モジ
ュールの主要部の斜視図である。なお、図示しない構成
は上記光モジュールと同一である。マウント基板2’
は、レーザダイオードLDの裏面が固定される一端部を
有する金属配線パターン2b’を基材2a’上に備えて
いる。金属配線パターン2b’の他端部は、マウント基
板2’の側面に延びており、ボンディングワイヤ7cを
介して平板配線部1aに接続されている。また、レーザ
ダイオードLDの表面は、ボンディングワイヤ7aを介
して金属配線パターン2c’の一端部に接続されてお
り、金属配線パターン2c’の他端部はマウント基板
2’の側面に延びており、ボンディングワイヤ7bを介
して平板配線部1bに接続されている。
【0022】なお、本光モジュールよりも前述の光モジ
ュールの方がボンディングワイヤのインダクタンス、金
属配線パターンの形成容易性の点において優れている
が、本光モジュールを用いることによっても従来技術の
欠点は大きく改良される。
【0023】以上、説明したように、本光モジュールに
よれば、透明樹脂6からなるレンズ6sがリードフレー
ム1表面の延長線上には位置しないので、金型による透
明樹脂6のモールド成形時にはレンズ性能を劣化させる
ことがなく、また、リードフレーム1とは別部材のマウ
ント基板2を用いることにより、容易にレーザダイオー
ドLDを実装することができる。また、レーザダイオー
ドLDのマウント基板2への実装時に、その特性評価を
行ったり、高温通電試験を行うことができ、初期不良品
をモールド成形前に取り除くことができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る光
モジュールによれば、レンズ性能を劣化させることなく
容易に端面発光型の半導体チップを実装させることがで
きる。また、レーザダイオードを駆動する回路を構成す
る電子素子の混載が容易にできる。光出力を一定に制御
するために必要となるモニター用受光素子も同様の方法
で実装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る光データリンクとして
の光モジュールの断面図。
【図2】図1に示した光モジュールの主要部の斜視図。
【図3】マウント基板2’を用いた光モジュールの主要
部の斜視図。
【図4】従来の光モジュールの断面図。
【図5】光モジュールの断面図。
【符号の説明】
LD…半導体チップ、PD…光検出器、端面…EP、1
…リードフレーム、2…マウント基板、5…電子素子、
6…透明樹脂、6s…レンズ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面発光型の半導体チップを前記端面を
    含む平面とマウント基板の表面を含む平面とが交差する
    ように前記マウント基板の該表面に取付け、前記マウン
    ト基板を該表面がリードフレームの表面と交差するよう
    に前記リードフレームの該表面に接着し、前記端面に垂
    直な方向の延長線上に透明樹脂からなるレンズが位置す
    るように前記半導体チップ及び前記マウント基板を前記
    リードフレームと共に前記透明樹脂でモールドしてなる
    光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記リードフレームの裏面側に前記半導
    体チップの光をモニタする光検出器を取付けたことを特
    徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 【請求項3】 前記リードフレームに前記半導体チップ
    に駆動電流を供給する回路を含む電子素子を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
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