JP5068433B2 - 有機el駆動回路および有機el表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、有機EL駆動回路および有機EL表示装置に関し、詳しくは、電流階調方式で電流駆動をするカラムドライバ(データ線ドライバを含む)ICにおいて、ドライバIC間での低階調領域の画面上での輝度むらを低減できる有機EL駆動回路および有機EL表示装置に関する。
マトリックス状に配置された有機EL素子を電流駆動し、かつ、有機EL素子の陽極と陰極をグランドに落としてリセットするパッシブマトリックス型の有機EL素子の駆動回路がすでに公知である(特許文献1)。
一方、液晶表示装置では、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aを設けてこのD/Aでデータ線を駆動する駆動回路が知られている。これをアクティブマトリックス型有機EL表示パネルにおけるピクセル回路に適用し、表示パネルに内蔵しようとした場合には表示パネルの小型化難しいという問題があって、この点がすでに公知の特許公報に記載されている(特許文献2)。
特開平9−232074号公報 特開2000−276108号公報
しかし、このアクティブマトリックス型有機EL表示パネルを駆動する有機EL駆動回路を表示パネルの外部回路として設ければ、その分、有機EL表示パネルを小型化することができる。この場合、駆動電流値の書込みは、通常、数百pFのピクセル回路のコンデンサを0.1μA〜10μA程度の電流で充電することになる。しかし、アクティブマトリックス型有機EL表示パネルの表示輝度を階調制御する場合には、駆動電流の最小電流が1nA〜30nA程度と、精度の高い電流値が要求される。その電流の方向は、シンク型とソース型の2種類があって、電源電圧+Vccは、アクティブマトリックス型有機EL
表示パネルでもパッシブマトリックス型有機ELパネルでも、現在のところ10V〜20V程度である。
ところで、低階調領域での輝度むらは、人の視覚感度との関係で目立つ傾向にある。低階調領域では駆動電流値が小さくなり、コンデンサあるいは有機EL素子という容量性の負荷を電流駆動するときに、その電流の一部が発光に寄与しない初期充電に喰われてしまうため、駆動電流の差に応じた発光が十分に得られない。そのため、輝度むらが生じ易い。そこで、低階調領域を電流駆動ではなく、電圧駆動にする方式が提案されている。
しかし、電流階調方式の駆動回路に電圧駆動回路を設けると、その分、駆動回路の回路規模が大きくなる問題がある。しかも、電流シンク型は、ピクセル回路のコンデンサをリセットする電圧が電源電圧+Vccに近い高い電圧値となることから、ドライバIC間でリセット電圧にばらつきが発生し易くなり、低輝度表示状態のときにドライバICの境目の輝度差が目立つ輝度むらが生じ易い。
この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するものであって、電流階調方式で電流駆動をするドライバIC間での低階調領域の画面上での輝度むらを低減できる有機EL駆動回路および有機EL表示装置を提供することにある。
このような目的を達成するためのこの発明の有機EL駆動回路あるいは有機EL表示装置の構成は、水平1ラインの走査期間に相当する表示期間と水平走査の帰線期間に相当するリセット期間とを切り分ける所定の周波数のタイミングコントロール信号におけるリセット期間に有機ELパネルの端子ピンを介して有機EL素子あるいはピクセル回路のコンデンサを定電圧リセットする、ICとして形成された有機EL駆動回路において、
定電圧リセットのための所定の定電圧を発生するリセット電圧発生回路と、このリセット電圧発生回路の出力と前記端子ピンとの間に設けられ前記タイミングコントロール信号あるいはリセットパルスを受けてON/OFFするリセットスイッチと、前記有機EL駆動回路と同様な回路を有する自己に隣接する他のICへ前記所定の定電圧をリセットをするための電圧として出力する出力端子とを有するものであって、さらに、有機ELパネルは多数の端子ピンを有し、ICは矩形であり、出力端子は、隣接する他のICの1辺に対応するように矩形の両側の辺にそれぞれ設けられ、リセット電圧発生回路は、所定の定電圧を発生する増幅器を有し、リセットスイッチは、多数の端子ピンのうちの少なくとも複数のそれぞれに対応して設けられ、これら複数のリセットスイッチがタイミングコントロール信号あるいはリセットパルスに応じて同時にONにされ、ICの両側の辺にそれぞれ設けられた出力端子は、ICの内部で配線ラインにより接続され、増幅器の出力端子は、あるスイッチ回路を介して配線ラインの実質的に中央部の位置で配線ラインに接続されていて、所定の定電圧を辺に設けられた出力端子を介して隣接する他のICに出力するものである。
この発明は、リセット電圧発生回路を設けてドライバICの1つからこれに隣接するドライバICへ出力端子を介して定電圧リセットのための所定の定電圧を他のICへ伝送することができるので、複数のドライバIC間でのリセット電圧を実質的に等しくすることができる。
これにより、隣接するICの境界位置におけるリセット電圧にほとんど差が生じないので、隣接する端子ピンが異なるドライバICから駆動されても、駆動電流が小さい低階調領域でのドライバICの境目での駆動電流の差による発光輝度むらを低減することができる。
その結果、低階調領域を電圧駆動にしなくても、電流階調方式によってもドライバIC間での低階調領域の画面上での輝度むらを低減することができる。
図1において、10は、アクティブマトリックス型の有機EL表示装置であって、11、12、13は、有機EL駆動回路を有するドライバICである。
ドライバIC11〜13は、同一の回路構成の有機EL駆動回路を有し、それぞれが隣接して配置され、これら3個のドライバICで水平1ライン分の有機ELパネル9のカラム方向の端子ピンの駆動をそれぞれが分担して受け持つ。これら3個のドライバICには、それぞれに定電圧リセット回路が設けられている。
定電圧リセット回路は、リセット電圧発生回路1と、アナログスイッチ2、リセットスイッチSW、そしてコントロール回路8から出力されるプリチャージパルスPRとにより構成される。
中央のドライバIC11がマスタードライバであり、その両側にあるドライバIC12,13がスレーブドライバである。スレーブドライバIC12,13は、マスタードライバIC11からピクセル回路のコンデンサをリセットするのためのリセット電圧が送られ、この送られたリセット電圧で自己が受け持つ端子ピンに接続されたピクセル回路のコンデンサを定電圧リセットする。
一方、後述する図3の実施例は、マスタードライバIC11(以下ドライバIC11)がスレーブドライバIC12,13(以下ドライバIC12,13)にリセット電圧よりも低い定電圧を送出してこれより高いリセット電圧をリセット電圧よりも低い定電圧から各ドライバICが発生するものである。
図1において、ドライバIC11〜13は、それぞれリセット電圧発生回路1とアナログスイッチ2、リセット電圧出力ライン3、そして有機ELパネル9の各端子ピン対応に設けられた電流源4と、出力段電流源としてのD/A変換回路(D/A)5とを有している。
各D/A5は、基準電流分配回路(これの電流源4のみ図示)で分配された基準電流Irefをその電流源4から受けて、各端子ピン対応にシンクする駆動電流iをそれぞれ出力する。
基準電流分配回路は、基準電流発生回路(図示せず)で発生した基準電流Irefを受けて基準電流Irefを各D/A5に分配する。電流源4は、基準電流分配回路の分配された基準電流Irefを自己に対応するD/A5に出力する出力回路に相当する。
各D/A5は、それぞれカレントミラー回路で構成された電流スイッチング型のD/Aであり、基準電流Irefと、表示データレジスタ6を介して表示データDATとを受けて基準電流Irefを表示データ値分増幅してそのときどきの表示輝度に応じた駆動電流(シンク電流)iをそれぞれ生成する。
各D/A5の出力電流は、それぞれの駆動電流をカラム(データ線)側の各出力端子P1,…Pi,……Pnを介してそれぞれにアクティブマトリックス型の有機ELパネル9のピクセル回路9aに送出される。これにより、各ピクセル回路9aに内蔵されたコンデンサCがそれぞれに充電される。その結果、このコンデンサCの充電電圧に対応した駆動電流iで各ピクセル回路9aの有機EL素子9bがそれぞれに駆動される。
なお、7はMPUであり、8は、コントロール回路である。表示データレジスタ6の表示データDATは、MPU7によりセットされる。また、有機ELパネル9におけるXa…Xi…Xn,X2a…X2i…X2n,X3a…X3i…X3nは、それぞれドライバIC11〜13の出力端子P1…Pi…Pnに対応する有機ELパネル9のデータ線(カラムライン)の各端子ピンである。
ところで、R,G,B表示色によるカラー表示では、電流源4とD/A5とがR,G,B対応の各端子ピン対応にそれぞれ設けられる。以下では、発明に直接関係していないので、R,G,Bそれぞれを区別せずに説明する。
11a,11bは、それぞれドライバIC11のI/O端子(入/出力端子)である。これらI/O端子11a,11bは、隣接するドライバIC12,13の1つの辺に対応するように1ドライバIC11の対応側の両側の辺にそれぞれ設けられている。
これらI/O端子11a,11bに対応するものとしてドライバIC12にはI/O端子12a,12bがそれぞれ設けられ、ドライバIC13にはI/O端子13a,13bがそれぞれ設けられている。これらI/O端子11a〜13a,11b〜13bは、それぞれ矩形のICの各辺に配置されるドライバICの端子ピンのうちのICが隣接して配置されたときに相互に隣接する辺において実質的に対応する位置にあるI/O端子がそれぞれに選択される。
I/O端子11a〜13a,11b〜13bは、それぞれ各ドライバIC11〜13の内部でリセット電圧出力ライン3によりそれぞれ接続されている。
さらに、隣接して設けられた、ドライバIC11のI/O端子11bとドライバIC12のI/O端子12aとは外部の配線ライン14により接続され、隣接して設けられた、ドライバIC12のI/O端子12bとドライバIC13のI/O端子13aも外部の配線ライン15により接続されている。
各ドライバIC11〜13のリセット電圧発生回路1の出力端子は、それぞれアナログスイッチ2を介してそれぞれにリセット電圧出力ライン3に接続されている。また、各出力端子P1,…Pi,……Pnに対応して設けられた各リセットスイッチSW(アナログスイッチ)は、一端が各出力端子P1,…Pi,……Pnにそれぞれ接続され、他端がリセット電圧出力ライン3に共通に接続されている。
リセット電圧発生回路1は、オペアンプ(OP)1aとD/A変換回路(D/A)1b、そしてデータレジスタ1cとで構成されている。
OP1aは、電源ライン+Vccから電力供給を受けて動作する非反転形のアンプであって、D/A1bの出力電圧を(+)入力に受けて所定の増幅率でこれを増幅して定電圧リセットのためのリセット電圧VRSをリセット電圧出力ライン3に出力する。その出力は、リセット電圧出力ライン3の実質的に中央位置にある接続点に発生する(図1参照)。OP1aの(-)入力は、基準抵抗を介して電源ライン+Vccに接続されている。電源ライン+Vccの電圧は、5V〜20V程度であり、このときのリセット電圧VRSは、電源ライン+Vccの電圧を基準としてこれに対して少しあるいは数V低い電圧である。
D/A1bは、抵抗分割によるはしご形D/A変換回路であって、MPU7からデータレジスタ1cに設定されたデータを受けて、それをD/A変換してリセット電圧VRSを発生する。したがって、リセット電圧VRSは、データレジスタ1cに設定するデータに応じてプログラマブルに調整できる。
なお、MPU7は、電源投入時にデータレジスタ1cにリセット電圧発生のためのデータを設定する。このデータは、MPU7の内部の不揮発性メモリに記憶されている。
各ドライバIC11〜13の各リセットスイッチSWは、入力端子11c,入力端子12c,入力端子13cを介してそれぞれのドライバICに供給されるプリチャージパルスPR(図2(c)参照)により、これが“H”となる期間(プリチャージ期間)の間、それぞれにONにされる。図2(c)に示すように、ドライバIC11のOP1aは、プリチャージパルスPRが“H”となる期間(プリチャージ期間)の間、リセット電圧VRSを発生するために定常動作状態に保持される。そして、ドライバIC11のOP1aは、プリチャージパルスPRが“L”となる期間(プリチャージしない期間)の間は、アイドリング状態に保持される。
また、プリチャージパルスPRは、マスターであるドライバIC11の入力端子11dに加えられて、アナログスイッチ2をプリチャージパルスPRが“H”となる期間(プリチャージ期間)の間、ONにする。スレーブであるドライバIC12,13の入力端子12d,13dにはプリチャージパルスPRが加えられない。したがって、これらドライバICのアナログスイッチ2は、OFFのままである。
なお、プリチャージパルスPRは、アクティブマトリックス型の有機ELパネルにおいてリセット期間RTに発生する本来のリセットパルスである。また、プリチャージ期間あるいはリセット期間RT(図2(a)参照)には、定電圧リセットの対象となる水平1ライン分の有機EL素子9bの陰極側は、グランドGNDに接続されている。
ドライバIC11のアナログスイッチ2は、プリチャージパルスPRが“H”の期間の間、ONとなって、リセット電圧出力ライン3をリセット電圧VRSに設定する。その結果、リセット電圧VRSが、プリチャージパルスPRが“H”の期間の間ONとなる各リセットスイッチSWを介してドライバIC11の各出力端子P1…Pi…Pnに出力される。さらに、I/O端子11a,11b,配線ライン14,15を介してドライバIC12,13のリセット電圧出力ライン3にもリセット電圧VRSが送出される。
その結果、これらドライバ12,13の各出力端子P1…Pi…Pnにも同じリセット電圧VRSが出力される。これにより、水平方向1ライン分の有機ELパネル9の端子ピンがリセット電圧VRSに同時に設定され、水平方向1ライン分の各ピクセル回路9aのコンデンサCがこの電圧で同時にリセットされる。
なお、このときドライバIC12,13のアナログスイッチ2はOFFであり、これらの内部に設けられたリセット電圧発生回路1は、リセット動作には関与しない。
アクティブマトリックス型の有機ELパネルの駆動では、プリチャージパルスPRは、図2(c)に示すように、リセットコントロールパルスRS(図2(a)参照)と同時に立ち上がり、これより少し短い期間発生する。リセット期間RTにおいては、ピクセル回路9aのコンデンサCに駆動電流値を書込むための書込み開始パルス(あるいは書込みパルス)WR(第2図(d)参照)がその後発生する。この書込み開始パルスWRにより駆動電流値i(図2(e)参照)が電圧値として各ピクセル回路9aのコンデンサCに書込まれ、この書込み終了時点でリセット期間RTが終了する。
図2(a)のリセットコントロールパルスRSは、水平1ラインの走査期間に相当する表示期間Dと水平走査の帰線期間に相当するリセット期間RTとを切り分ける所定の周波数のタイミングコントロール信号である。パッシブ型の有機ELパネルでは書込み開始パルスが不要となるので、アクティブマトリックス型とは異なり、通常、リセットコントロールパルスRSがリセットパルスとなる。この場合には、リセットコントロールパルスRSの“H”の期間の間、ドライバIC11のアナログスイッチ2とリセットスイッチSWとがONになる。パッシブ型の有機ELパネルでは有機ELパネル9におけるXa…Xi…
Xn,X2a…X2i…X2n,X3a…X3i…X3nがカラムラインとなっていて、これに直接
有機EL素子が接続される。これの駆動電流値iは、アクティブマトリックス型の有機ELパネル9の場合よりも大きい。これらの事項とリセット電圧値を除いてアクティブマトリックス型の有機ELパネル9との実質的な相違はない。
その結果、各ドライバIC11〜13の各出力端子P1…Pi…Pnは、同時にOP1a
の出力電圧である定電圧VRSが加えられ、各ピクセル回路9aのコンデンサCが定電圧に
リセットされ、その後、駆動電流値の書込みが行われる。
なお、パッシブ型の有機ELパネルではカラムラインを介して水平1ライン分の有機EL素子が直接定電圧VRSにリセットされる。そのため、駆動電流値iが吐き出される場合
に、リセット電圧VRSは、グランドGNDを基準として有機EL素子が発光する電圧以下
の所定の定電圧となる。
この図1の実施例では、マスターとなるドライバIC11は、ドライバIC12,13に対して3個のうちの中央に配置されたICである。そこで、水平1ラインのカラム方向に配置される各ピクセル回路9aのコンデンサCのリセット電圧の特性は、この実施例ではOP1aの出力電圧がセット電圧出力ライン3の実質的に中央位置にある接続点に発生するので、水平1ラインのカラムピンに対して中央部が多少高くなり、両端が多少低くなる。しかし、全体的には実質的には平坦に近いものとなる。これにより、ドライバIC11〜13間で、駆動電流値が小さい低階調領域での駆動特性(各出力端子の駆動電流値)に多少の相違があっても、これらICの境界位置におけるリセット電圧における差は目立つほどは生じない。そこで、隣接する端子ピンが異なるドライバICから駆動されても、低階調領域でのドライバICの境目での輝度むらが低減する。
図3は、この発明の他の実施例のブロック図であって、マスタードライバIC11は、リセット電圧VRSよりも低いリセットのための定電圧VcをスレーブドライバIC12,13へと送出する。
図3のドライバIC11,12,13のリセット電圧発生回路100は、図1のリセット電圧発生回路1のOP1aとD/A1bとの間にバッファアンプ(オペアンプによるボルテージフォロア)1dを設けたものである。
また、図1のリセット電圧出力ライン3は、この実施例では、定電圧出力ライン3aとリセットスイッチ接続ライン3bとに分割されている。定電圧出力ライン3aは、図1のリセット電圧出力ライン3と同様に隣接するICへ定電圧Vcを出力するI/O端子に接続されている。リセットスイッチ接続ライン3bは、各出力端子P1…Pi…Pnに接続されるリセットスイッチSWの一端に対し、その他端を共通に接続するラインである。
バッファアンプ1dは、その出力端子がアナログスイッチ2を介して定電圧出力ライン3aに接続され、その出力は、これの(-)入力に接続されている。これは、D/A1bの出力電圧を(+)入力に受けて所定の増幅率でこれを増幅してリセットのための定電圧Vcを定電圧出力ライン3aに出力する。このときの定電圧Vcは、図1の実施例におけるリセット電圧VRSよりも低い。これにより他のICへ伝送する電圧を低く抑えかつ各ドライバICに内蔵されたOP1aの駆動能力を図1の実施例よりも低いものとしている。
OP1aは、定電圧出力ライン3aとリセットスイッチ接続ライン3bとの間に設けられている。すなわち、バッファアンプ1dの出力端子とOP1aの(+)入力とが定電圧出力ライン3aに接続され、OP1aの出力がリセットスイッチ接続ライン3bに接続されている。
これにより、ドライバIC11のバッファアンプ1dによる定電圧Vcは、定電圧出力ライン3a,ドライバIC11のI/O端子11a,11bを介して、各ドライバIC12,13の定電圧出力ライン3aに送出される。そして、それぞれのドライバIC11〜13のOP1aが定電圧出力ライン3aの定電圧Vcにより駆動されてリセット電圧VRSをその出力電圧として発生する。
このような構成を採ることにより、この実施例は、図1のリセット電圧発生回路1のように高いリセット電圧VRSそのものを伝送しなくても済み、個々のドライバICに内蔵されたOP1aによる個別動作でリセット電圧VRSをそれぞれ発生することができる。その結果、その分、それぞれのOP1aの駆動能力を低く抑えることができる。
以上説明してきたが、実施例におけるI/O端子11a〜13a,11b〜13bは、それぞれこのICと同様な矩形のICが隣接して配置されたときに隣接するICの1辺に対応するように矩形の両側の辺にそれぞれ設けられていればよく、必ずしも対応する位置関係で配置されている必要はない。
実施例は、リセット期間においてプリチャージパルスPRが“H”になったときにリセット動作をするものであるが、このパルスがリセット期間において“L”になったときにリセット動作をするものであってもよい。さらに、リセットパルスとしてプリチャージパルスPRを使用しているが、リセットパルスとしてタイミングコントロールパルスが使用されてもよい。
また、実施例では、アクティブマトリックス型有機EL表示パネルにおけるピクセル回路のコンデンサをリセットする場合の例を中心に説明しているが、実施例で説明したように、この発明は、パッシブマトリックス型有機EL表示パネルのOEL素子の端子電圧を定電圧リセットする場合にも適用できることはもちろんである。
さらに、実施例では、有機EL表示装置に3個のドライバICを設けた例を挙げているが、ドライバIC12の手前にもう1つのスレーブドライバICを追加して、ドライバIC12のI/O端子12aを、追加した前段のスレーブドライバICの同様なI/O端子に外部配線で接続してもよい。追加した前段のスレーブドライバICは、ドライバIC12のリセット電圧出力ライン3(定電圧出力ライン3a)を介してマスタードライバIC11のリセット電圧VRSが送出されることになる。同様に、ドライバIC13の後ろにスレーブドライバICをさらに追加しても同様である。
したがって、この発明は、4個か、それ以上のドライバICが有機EL表示パネルのカラム側に対して設けられていても適用できる。もちろん、そのドライバICは、2個であてもよい。
また、実施例では、所定の増幅率のオペアンプOPを用いて定電圧リセットのための電圧を発生しているが、OPは、増幅器一般であってよい。
さらに、実施例では、出力段電流源にD/Aを用いているが、カレントミラー回路等の電流源を出力段としてさらに設けて、D/Aの出力電流でこの出力段電流源を電流駆動するようにしてもよい。
また、実施例のピクセル回路は、PチャネルMOSトランジスタを主体とした回路を示しているが、NチャネルMOSトランジスタあるいはこれとPチャネルMOSトランジスタとを組み合わせた回路であってもよいことはもちろんである。
図1は、この発明の有機EL駆動回路を適用した一実施例の有機EL表示装置のブロック図である。 図2は、定電圧リセットのタイミングチャートである。 図3は、この発明の他の実施例のブロック図である。
符号の説明
1,20…定電圧リセット回路、
1a…オペアンプ(OP)、1b…D/A変換回路(D/A)、
1c…データレジスタ、2…アナログスイッチ、
3…I/O端子の接続ライン、4…電流源、
5…D/A変換回路(D/A)、6…レジスタ、
7…MPU、8…コントロール回路、9…有機ELパネル、
9a…ピクセル回路(表示セル)、
10…アクティブマトリックス型有機ELパネル、
11〜13…ドライバIC、
11a,11b,12a,12b,13a,13b…I/O端子、
11c,11d,12c,12d,13c,13d…入力端子、
14,15…配線ライン。

Claims (15)

  1. 水平1ラインの走査期間に相当する表示期間と水平走査の帰線期間に相当するリセット期間とを切り分ける所定の周波数のタイミングコントロール信号における前記リセット期間に有機ELパネルの端子ピンを介して有機EL素子あるいはピクセル回路のコンデンサを定電圧リセットする、ICとして形成された有機EL駆動回路において、
    前記定電圧リセットのための所定の定電圧を発生するリセット電圧発生回路と、
    このリセット電圧発生回路の出力と前記端子ピンとの間に設けられ前記タイミングコントロール信号あるいはリセットパルスを受けてON/OFFするリセットスイッチと、
    前記有機EL駆動回路と同様な回路を有する自己に隣接する他のICへ前記所定の定電圧をリセットをするための電圧として出力する出力端子とを有し、
    前記有機ELパネルは多数の前記端子ピンを有し、前記ICは矩形であり、前記出力端子は、前記隣接する他のICの1辺に対応するように前記矩形の両側の辺にそれぞれ設けられ、前記リセット電圧発生回路は、前記所定の定電圧を発生する増幅器を有し、前記リセットスイッチは、前記多数の端子ピンのうちの少なくとも複数のそれぞれに対応して設けられ、これら複数の前記リセットスイッチが前記タイミングコントロール信号あるいはリセットパルスに応じて同時にONにされ、
    前記ICの両側の辺にそれぞれ設けられた前記出力端子は、前記ICの内部で配線ラインにより接続され、前記増幅器の出力端子は、あるスイッチ回路を介して前記配線ラインの実質的に中央部の位置で前記配線ラインに接続されていて、前記所定の定電圧を辺に設けられた前記出力端子を介して前記隣接する他のICに出力する有機EL駆動回路。
  2. 前記リセットスイッチと前記あるスイッチ回路は、前記リセットパルスを受けて前記複数のリセットスイッチとともにONにされる請求項1記載の有機EL駆動回路。
  3. さらに、複数の前記端子ピンのそれぞれには出力段電流源が接続され、複数の前記出力段電流源は、前記有機EL素子あるいは前記ピクセル回路のコンデンサに駆動電流をそれぞれに送出し、前記増幅器はオペアンプであり、前記リセットパルスはプリチャージパルスであって、前記所定の定電圧はリセット電圧である請求項2記載の有機EL駆動回路。
  4. 前記リセット電圧発生回路は、さらに第1のD/A変換回路を有し、前記出力段電流源は第2のD/A変換回路で構成され、前記第1のD/A変換回路にD/A変換のためのデータが設定され、前記オペアンプは、基準抵抗を介して電源ライン+Vccに接続され、前
    記第1のD/A変換回路により変換された電圧を入力電圧として受けて前記リセット電圧を発生し、前記第2のD/A変換回路は、表示データを受けてこの表示データをD/A変換して前記駆動電流を発生する請求項3記載の有機EL駆動回路。
  5. 前記リセット電圧発生回路は、さらに前記第1のD/A変換回路と前記オペアンプとの間にバッファアンプを有し、前記バッファアンプは、前記オペアンプに換えて前記あるスイッチ回路を介して前記配線ラインの実質的に中央部の位置で接続され、前記オペアンプは、前記配線ラインと前記複数のリセットスイッチとの間に接続され、前記第1のD/A変換回路の前記変換された電圧を受けて前記あるスイッチ回路を介して前記配線ラインと前記オペアンプとに前記変換された電圧の出力を加え、前記オペアンプは、前記バッファアンプの前記変換された電圧の出力を受けて前記リセット電圧を発生する請求項4記載の有機EL駆動回路。
  6. 前記変換された電圧は、前記リセット電圧よりも低い請求項5記載の有機EL駆動回路。
  7. 前記有機ELパネルは、アクティブマトリックス型であり、前記リセット電圧は、前記ピクセル回路の前記コンデンサの電圧をリセットするためのものである請求項3記載の有機EL駆動回路。
  8. 水平1ラインの走査期間に相当する表示期間と水平走査の帰線期間に相当するリセット期間とを切り分ける所定の周波数のタイミングコントロール信号における前記リセット期間に有機ELパネルの端子ピンを介して有機EL素子あるいはピクセル回路のコンデンサを定電圧リセットする有機EL駆動回路を有するICが複数設けられた有機EL表示装置において、
    各前記ICは、前記定電圧リセットのための所定の定電圧を発生するリセット電圧発生回路と、このリセット電圧発生回路の出力と前記端子ピンとの間に設けられ前記タイミングコントロール信号あるいはリセットパルスを受けてON/OFFするリセットスイッチとを有し、
    前記複数のICは隣接して配置され、前記複数のICの少なくとも1つは、前記有機EL駆動回路と同様な回路を有する自己に隣接する他の1つの前記ICへ前記所定の定電圧をリセットをするための電圧として出力する出力端子とを有し、前記他の1つのICは、入力端子を介して前記所定の定電圧を受けてこれを前記定電圧リセットのための電圧とし、
    前記複数のICは少なくとも2個であり、前記2個のうちのいずれか一方の前記ICの前記入力端子といずれかの前記他の1つのICの前記出力端子とが隣接して設けられ、これらが各ICの外部で接続され、前記有機ELパネルは多数の前記端子ピンを有し、各前記ICは矩形であり、各前記ICの前記出力端子および前記入力端子は、隣接する他の前記ICの1辺に対応するように前記矩形の両側の辺にそれぞれ設けられ、
    各前記ICの各前記リセット電圧発生回路は、前記所定の定電圧を発生する増幅器をそれぞれ有し、各前記ICの前記リセットスイッチは、前記多数の端子ピンのうちの少なくとも複数のそれぞれに対応して設けられ、これら複数の前記リセットスイッチが前記タイミングコントロール信号あるいはリセットパルスに応じて同時にONにされ、
    各前記ICの両側の辺にそれぞれ設けられた前記出力端子は、各前記ICの内部でそれぞれ配線ラインにより接続され、前記各ICの前記増幅器の出力端子は、自己に設けられたあるスイッチ回路を介して自己の前記配線ラインの実質的に中央部の位置でそれぞれ接続されている有機EL表示装置。
  9. 各前記ICの辺に設けられた前記出力端子および前記入力端子は、それぞれ入/出力端子であって、これら入/出力端子は、隣接する他の前記ICの1辺に対応するように前記矩形の両側の辺にそれぞれ設けられている請求項8記載の有機EL表示装置。
  10. 各前記ICの前記リセットスイッチと各前記ICの前記あるスイッチ回路は、前記リセットパルスを受けて前記複数のリセットスイッチとともにONにされる請求項9記載の有機EL表示装置。
  11. 前記複数のICの少なくとも1つのICは、前記所定の定電圧を自己の前記入/出力端子を介して前記隣接するICに出力することでマスターとなり、隣接する前記ICは、前記所定の定電圧を自己の前記入/出力端子を介して受けることでスレーブとなり、スレーブとなる前記隣接するICの前記あるスイッチ回路はOFF状態に維持される請求項10記載の有機EL表示装置。
  12. 前記複数のICは3個であり、中央に配置された前記ICは、自己の前記入/出力端子を介して前記所定の定電圧を残りの2個の前記ICのそれぞれの前記入/出力端子の1つにそれぞれ送出する請求項11記載の有機EL表示装置。
  13. 中央に配置された前記ICの前記入/出力端子は、残りの2個の前記ICのそれぞれの前記入/出力端子の1とぞれぞれ各前記ICの外部に設けられた各ある配線ラインを介してそれぞれに接続されている請求項12記載の有機EL表示装置。
  14. さらに、複数の前記リセットスイッチが接続される各前記端子ピンのそれぞれには出力段電流源が接続され、各前記出力段電流源は、各前記端子ピンに接続される各前記有機EL素子あるいは各前記ピクセル回路のコンデンサに駆動電流を送出し、各前記ICの各前記増幅器はオペアンプであり、前記リセットパルスはプリチャージパルスであって、前記所定の定電圧はリセット電圧である請求項13記載の有機EL表示装置。
  15. 前記3個のICは同一の回路構成である請求項14記載の有機EL表示装置。
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