JP2003308043A - 有機el駆動回路および有機el表示装置 - Google Patents

有機el駆動回路および有機el表示装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】電流駆動のためのピーク電流を容易に生成で
き、かつ、駆動回路の占有面積を小さくすることができ
る有機EL駆動回路および有機EL表示装置を提供する
ことにある。 【解決手段】この発明は、カレントミラー接続の入力側
トランジスタを複数並列に設けて直列に挿入したスイッ
チ回路で入力側の駆動電流を制御する。このとき、スイ
ッチの1つを所定時間ずらせてONさせることで、スタ
ートから一定時間後に定電流を複数の入力側トランジス
タの1つに分流するようにしてカレントミラー入力側の
駆動電流を低減する。これにより、スタート時点で大き
な駆動電流が流れてその後にこれよりも低い駆動電流が
流れ、出力側カレントミラーには、ピークを持つ電流が
発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有機EL駆動回
路および有機EL表示装置に関し、詳しくは、カレント
ミラー回路を利用したD/A変換回路により入力デジタ
ル値に対応する電流値を生成して有機ELパネルの端子
ピンに送出する電流を発生するカラムライン(有機EL
素子の陽極側ドライブライン、以下同じ)の電流駆動回
路において、有機ELパネルを電流駆動するためのピー
ク電流を容易に生成でき、かつ、駆動回路の占有面積を
小さくすることができるような有機EL駆動回路および
有機EL表示装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL表示装置は、自発光による高輝
度表示が可能であることから、小画面での表示に適し、
携帯電話機、DVDプレーヤ、PDA(携帯端末装置)
等に搭載される次世代表示装置として現在注目されてい
る。この有機EL表示装置には、液晶表示装置のように
電圧駆動を行うと、輝度ばらつきが大きくなり、かつ、
R(赤),G(緑),B(青)に感度差があることから
制御が難しくなる問題点がある。そこで、最近では、電
流駆動のドライバを用いた有機EL表示装置が提案され
ている。例えば、特開平10−112391号などで
は、電流駆動により輝度ばらつきの問題を解決する技術
が記載されている。
【0003】携帯電話機用の有機EL表示装置の有機E
L表示パネルでは、カラムラインの数が396個(13
2×3)の端子ピン(以下ピン)、ローラインが162
個のピンを持つものが提案され、カラムライン、ローラ
インのピンはこれ以上に増加する傾向にある。このよう
な有機EL表示パネルの電流駆動回路の出力段は、アク
ディブマトリックス型でも単純マトリックス型のもので
もピン対応に電流源の駆動回路、例えば、カレントミラ
ー回路による出力回路が設けられている。そのドライブ
段は、例えば、特願2002−82662号(特願20
01−86967号と特願2001−396219号の
国内優先出願)のようにピン対応に多数の出力側トラン
ジスタを有するパラレル駆動のカレントミラー回路(基
準電流分配回路)を有していて、入力段となる手前の基
準電流発生回路から基準電流を受けてピン対応に多数の
ミラー電流を発生することで基準電流をピン対応に分配
して出力回路を駆動する。あるいはピン対応に分配され
たこのミラー電流をさらにk倍(kは2以上の整数)の
電流に増幅して出力回路を駆動する。そして、そのk倍
電流増幅回路には、ピン対応にD/A変換回路を設けた
この出願人の特願2002−33719号の出願があ
る。これは、カラム側のピン対応にD/A変換回路が表
示データを受けてこの表示データをピン対応にA/D変
換してカラム方向の駆動電流を同時に生成する。この場
合、容量性負荷となる特性を持つ有機EL素子を初期充
電して駆動するためにピーク電流が生成される。このピ
ーク電流生成は、前記のドライブ段の手前で基準電流と
して生成するものと、前記出願のようにD/A変換回路
の後で行うもの、そして電流出力段で行うものとがあ
る。
【0004】まず、電流出力段で行う、有機EL表示パ
ネルのピーク電流生成回路の一般的な例を特開平11−
45071号に見ることができるので、それを図5に示
す。また、この発明の先行技術として特願2002−3
3719「D/A変換回路およびこれを用いる有機EL
駆動回路」に記載されたD/A変換回路以降にピーク電
流生成回路を設けた例を図6に示す。図5から説明する
と、4は、有機EL素子であって、5は、有機EL素子
4の駆動電流にピークを生成するためのパルスを発生す
るパルス発生回路である。図5の電流駆動回路は、パル
ス発生回路5で駆動パルスと同期したパルス6を生成
し、このパルス6が駆動回路7の定電流源(カレントミ
ラー出力回路)7aの負荷抵抗に並列に設けられた初期
充電回路7bのスイッチング素子8に加えられる。これ
によりスイッチング素子8がONして、駆動パルスを受
けて同時にONなっているスイッチトランジスタ7cを
介して有機EL素子4に大きな電流が流れてこの電流で
有機EL素子4が駆動される。その結果、スイッチング
素子8のON抵抗と有機EL素子4の接合容量とで決定
された一定期間だけ有機EL素子4にこれの駆動開始時
点で大きな電流が流れる。これにより駆動初期に有機E
L素子4は、充電されてその立上がりが急峻となり、有
機EL素子4の輝度が向上し、輝度むらなどが防止され
る。
【0005】図6において、1は、有機EL駆動回路の
カラムドライバであって、2は、そのD/A変換回路、
3は、そのカレントミラー電流出力回路である。カレン
トミラー電流出力回路3は、ドライブ段カレントミラー
回路3aと出力段カレントミラー回路3bとからなる。
カレントミラー回路3aは、ピーク電流生成回路であっ
て、ダイオード接続されたpnp型の入力側トランジス
タQsと出力側トランジスタQtとからなり、それぞれの
エミッタ側がPチャネルMOSFETトランジスタTr
s,NチャネルMOSFETトランジスタTrtを介して
出力段カレントミラー回路3bの入力端子3cに接続さ
れている。入力側トランジスタQsのコレクタは、D/
A変換回路2の出力端子2bに接続され、出力側トラン
ジスタQtのコレクタは、グランドGNDに接続されて
いる。トランジスタQsとトランジスタQtのエミッタ面
積比は1:xである。ここで、D/A変換回路2の出力
電流をIaとすると、これに対して入力端子3cに(x+
1)Iaの駆動電流を発生することができる。そこで、
カレントミラー回路3aは、トランジスタTrtがONし
ているときには、(1+x)倍の駆動電流を生成する。
トランジスタTrsは、トランジスタTrtに対応して設け
られた負荷トランジスタであって、そのゲートはグラン
ドGNDに接続されていて、駆動ラインをバランスさせ
るために挿入されている。なお、トランジスタTrtは、
駆動初期の一定期間だけコントロール信号CONTを受けて
ONになる。
【0006】このカレントミラー回路3aは、出力段カ
レントミラー回路3bのpnp型の入力側トランジスタ
Qxをベース電流補正駆動用のpnp型のカレントミラ
ートランジスタQu,Qwを介して駆動する。その結果、
入力側トランジスタQxには、トランジスタTrtがON
してピーク駆動を行う一定期間の間は(1+x)Iaの
電流が流れる。その後に通常駆動電流として駆動電流I
aが出力される。これらの電流が出力段カレントミラー
回路3bのpnp型の出力側トランジスタQyでさらに
N倍に電流増幅されて、有機ELパネルのピン9に出力
される。なお、出力段カレントミラー回路3bのトラン
ジスタQxとトランジスタQyのエミッタ面積比は1:N
であり、これらトランジスタのエミッタは、電源ライン
+VDDではなく、これより高い電圧、例えば、+15V
乃至+20V程度の電源ライン+Vccに接続され、出力
側トランジスタQyのコレクタは、カラム側のピン9に
接続されている。そこで、ピーク電流で駆動する時には
N×(1+x)Iaの駆動電流をピン9に出力するする
ことができる。これにより容量性負荷となる特性を持つ
有機EL素子4がピーク電流で初期充電されて電流駆動
される。
【0007】D/A変換回路2は、ダイオード接続の入
力側npn型バイポーラトランジスタQaを有し、定電
流源14aからの電流Iを入力端子2aを介してこのト
ランジスタのコレクタに受ける。さらにD/A変換回路
2には、このトランジスタにカレントミラー接続された
出力側npn型バイポーラトランジスタQb〜Qn-1と、
各出力側トランジスタQb〜Qn-1のエミッタとグランド
GND間にスイッチ回路として接続されたNチャネルM
OSFETトランジスタTrb〜Trn-1とが設けられてい
る。そして、トランジスタTrb〜Trn-1のゲートがそれ
ぞれ各入力端子D0〜Dn-1に接続されている。出力側ト
ランジスタQb〜Qn-1は、それぞれのコレクタが出力端
子2bに接続され、トランジスタQaのエミッタ面積に
対してそれぞれのトランジスタが×1,×2,×4,…
×nの倍数の各桁の重みに対応するエミッタ面積比を持
っている。なお、入力側トランジスタQaのエミッタ
は、抵抗RaとNチャネル型のMOSFETトランジス
タTraの直列回路を介してグランドGNDに接続され、
トランジスタTraのゲートは電源ライン+VDDに接続さ
れている。このD/A変換回路2は、CPU,MPU等
のプロセッサからそのときどきの表示輝度に応じたデジ
タル値の表示データを入力端子D0〜Dn-1に受けて出力
端子2bに入力データ(表示データ)に応じたアナログ
の電流値を発生する。なお、この図では、ドライブ段の
それぞれの1ピン分の、基準電流分配回路の出力回路を
簡略化して定電流源14aとして示してある。また、ト
ランジスタTrrとトランジスタQrは、カレントミラー
接続の共通ベースラインへベース電流を供給するベース
電流供給回路であり、トランジスタQrのエミッタは、
抵抗RrとNチャネル型のMOSFETトランジスタTr
raの直列回路を介してグランドGNDに接続され、トラ
ンジスタTrraのゲートは電源ライン+VDDに接続され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、駆動ピン数は高
解像度の要請により増加する傾向にある。前記のピーク
電流生成回路とD/A変換回路は、有機EL素子を電流
駆動する各ピン対応に設けられる回路であるので、集積
回路規模は大きくなる一方である。そのためこれら回路
をいかに小さくするかが、消費電力の低減と駆動ピン数
の増加にともなう占有面積の低減に貢献する。この発明
の目的は、このような要請に応えるものであって、電流
駆動のためのピーク電流を容易に生成でき、かつ、駆動
回路の占有面積を小さくすることができる有機EL駆動
回路および有機EL表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の有機EL駆動回路および有機EL表
示装置の特徴は、入力側トランジスタに所定の電流が供
給されて出力側トランジスタに有機ELパネルの端子ピ
ンに流す電流あるいはその基礎となる電流を得るカレン
トミラー回路を有する有機EL駆動回路において、並列
に設けられた複数の前記入力側トランジスタと、これら
複数の入力側トランジスタの1つを所定の電流で駆動し
てピーク電流を前記出力側トランジスタに発生させ、前
記所定の電流で駆動した前記入力側トランジスタと並列
に設けられた他の入力側トランジスタに前記所定の電流
を分流することでカレントミラー入力側トランジスタの
1つについてその駆動電流を低減して前記出力側トラン
ジスタの出力電流を前記のピーク電流から定常状態の電
流にする制御を行うコントロール回路とを備えるもので
ある。
【0010】また、他の発明は、前記カレントミラー回
路の出力側トランジスタが複数設けられてD/A変換回
路を構成し、それぞれの出力側トランジスタがD/A変
換するための入力データのビット桁位置対応していて、
入力データに応じて選択的に出力側トランジスタが動作
することで、入力データに対応する変換アナログ電流を
前記の出力側トランジスタに流れる電流の合計値として
出力端子に発生するD/A変換回路を有する有機EL駆
動回路であって、前記と同様にカレントミラー回路の複
数の入力側トランジスタの少なくとも1つに直列にスイ
ッチ回路を設け、さらに前記所定の電流を発生する定電
流源を設ける。そして、この有機EL駆動回路は、この
定電流源の電流を入力側トランジスタの1つに流してこ
れを駆動し、駆動開始から所定時間ずらせてスイッチ回
路をONにして前記定電流源からの電流をスイッチ回路
を介して他の入力側トランジスタに分流することにより
ピークを持つ変換アナログ電流を生成するものである。
また、さらに他の発明は、前記の他の発明の有機EL駆
動回路において、前記のカレントミラー回路の複数の入
力側トランジスタの動作電流比を1:N(ただしN>
1)とした2個の入力側トランジスタとして、そのうち
動作電流比が1に対応する側の入力側トランジスタに定
電流源からの電流を流し、動作電流比がNに対応する側
の入力側トランジスタに前記のスイッチ回路をONにし
て定電流源からの電流を分流するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】このように、この発明にあって
は、カレントミラー接続の入力側トランジスタを複数並
列に設けて、そのうちの1つに直列に挿入したスイッチ
回路で入力側の駆動電流を制御する。このとき、この発
明は、最初に駆動した入力側トランジスタにより出力側
トランジスタにピーク電流に相当する電流を発生させ、
所定の駆動開始時点から、あるいは出力側トランジスタ
の電流発生時点から、あるいは有機ELの駆動開始時点
から所定時間ずらせてスイッチ回路をONさせること
で、複数の入力側トランジスタの1つに分流するように
してカレントミラー入力側トランジスタ1個当たりの駆
動電流を低減する。これにより、スタート時点で大きな
駆動電流が流れてピーク電流に相当する電流をカレント
ミラー回路の出力側トランジスタに得て、所定時間後に
これよりも少ない駆動電流が流れて定常電流となり、結
果として出力側トランジスタには、ピークを持つ電流を
生成する。この場合、従来のように出力段回路に抵抗を
挿入したり、その両端をショートするスイッチ回路(図
5に示すスイッチング素子8に相当)は不要となり、ま
た、ピークを発生するために専用に設けられるピーク電
流加算のための駆動電流源(図6のドライブ段カレント
ミラー回路3aに相当)も不要になり、回路構成が簡単
になる。その結果、有機EL素子を初期駆動するための
ピーク電流を持つ駆動電流を容易に生成でき、かつ、駆
動回路の占有面積を小さくすることができる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の有機EL駆動回路を適用
した一実施例の電流駆動回路のブロック図であり、図2
は、その駆動制御におけるタイミングパルスの説明図、
図3は、この発明の電流駆動回路をアクディブマトリッ
クス型の有機EL表示パネルを駆動する電流駆動回路に
適用した場合の実施例の説明図であって、(a)は、そ
の全体的な回路構成のブロック図、(b)は、その電流
駆動回路の出力段を中心とするブロック図、そして、図
4は、図1の実施例の具体的な回路構成例の説明図であ
る。なお、各図においては、同一の構成要素は同一の符
号を付し、それらの説明を割愛する。図1において、1
0は、有機EL駆動回路のカラムドライバであって、1
1は、そのD/A変換回路、12は、基準電流分配回路
の1ピン分の出力回路を簡略化した、図6の定電流源1
4aに対応する定電流源、13は、カレントミラー電流
出力回路、14は、ピーク電流生成回路、そして15
は、コントロール回路である。D/A変換回路11は、
図6のD/A変換回路2に対応しているが、バイポーラ
トランジスタではなく、MOSFETトランジスタで構
成されている。Nチャネルの入力側トランジスタTNaが
D/A変換回路2の入力側トランジスタQaに対応し、
Nチャネルの出力側トランジスタTNb〜TNn-1が出力側
トランジスタQb〜Qn-1に対応し、これらトランジスタ
は、カレントミラー回路を構成している。このD/A変
換回路11は、さらに入力側トランジスタTNaに並列に
接続されたカレントミラーのNチャネルの入力側トラン
ジスタTNpを有している。そして、トランジスタTNaと
トランジスタTNpは、チャネル幅(ゲート幅)の比が
1:9に設定されていて、それぞれのソースはそれぞれ
抵抗Ra,Rpa,スイッチ回路SWa,SWpaを介してグ
ランドGNDに接続されている。なお、前記のチャネル
幅(ゲート幅)の比1:9は、同一形状のMOS1個に
対してペア性のよいMOSトランジスタ9個をパラレル
に接続して構成してもよい。
【0013】2個の入力側トランジスタTNaと入力側ト
ランジスタTNpとは、定電流源12から電流Ipを入力
端子11aを介してそれぞれのドレインに受ける。定電
流源12は、図6の定電流源14aと異なり、その電流
値が電流Iより大きい電流Ipに変更されている。入力
側トランジスタTNaにこの電流Ipが動作電流として流
れたときには、D/A変換回路11の出力端子11bに
ピーク電流Ia=Ipaを発生する電流値に設定されてい
る。なお、抵抗Rb〜Rn-1は、出力側トランジスタTNb
〜TNn-1のソースとトランジスタTrb〜Trn-1のドレイ
ンとの間に挿入された抵抗である。これによりソース−
ドレイン間の寄生容量との関係で所定の時定数を確保で
きるが、これらの抵抗は必ず必要なものではない。ま
た、図6のトランジスタTrrとトランジスタQrに相当
するベース電流供給回路はここでは削除してある。カレ
ントミラー電流出力回路13は、図6のカレントミラー
電流出力回路3に対応する回路であるが、これもバイポ
ーラトランジスタではなく、MOSFETトランジスタ
で構成され、駆動レベルシフト回路13aと出力段カレ
ントミラー回路13bとからなる。ここには、図6のカ
レントミラー回路3aに相当するピーク電流生成回路は
ない。
【0014】駆動レベルシフト回路13aは、D/A変
換回路11の出力を出力段カレントミラー回路13bに
伝達するための回路であって、NチャネルトのMOSF
ETトランジスタTNvからなる。そのゲートはバイアス
ラインVbに接続され、ソース側がD/A変換回路11
の出力端子11bに接続されている。そしてドレイン側
が出力段カレントミラー回路13bの入力端子13cに
接続されている。これによりD/A変換回路11の出力
電流をIaとすると、これに対して入力端子13cにIa
の駆動電流を発生することができる。
【0015】出力段カレントミラー回路13bは、図6
のベース電流補正駆動用のカレントミラーのトランジス
タQu,Qwに対応するPチャネルMOSFETトランジ
スタTPu,TPwと、図6のカレントミラーのトランジス
タQx,Qyに対応するPチャネルMOSFETトランジ
スタTPx,TPyとを有している。出力段カレントミラー
回路13bのトランジスタTPxとトランジスタTPyのチ
ャネル幅(ゲート幅)比は1:N(ただしN>1)であ
り、これらトランジスタのソースは、電源ライン+VDD
ではなく、これより高い電圧、例えば、+15V程度の
電源ライン+Vccに接続されている。出力側トランジス
タTPyの出力は、カラム側のピン9に接続され、駆動時
にはN×Iaの駆動電流をピン9に流して有機ELパネ
ルを電流駆動する。このピン9とグランドGNDとの間
には、有機EL素子4が接続されている。なお、図中の
Vcはバイアスラインである。
【0016】ここで、入力側トランジスタTNpと抵抗R
pa、スイッチ回路SWpaとは、ピーク電流生成回路14
を構成している。スイッチ回路SWaは、駆動パルス信
号Pに応じてONにされ、スイッチ回路SWpaは、駆動
パルス信号Pが発生した駆動初期の一定期間tpだけコ
ントロール信号CONTを受けけることなく、OFFにさ
れ、一定期間後にCONTを受けてONになる。そのピーク
電流発生動作を図2に従って説明すると、まず、MPU
等から送出されたD0〜Dn-1の各入力端子に入力するデ
ータがレジスタ16にラッチパルスLp(図2(a)参
照)に応じてセットされると、レジスタ16を介してD
0〜Dn-1の各入力端子にそのデータが設定される。コン
トロール回路15は、レジスタ16にラッチパルスLp
を送出後に、駆動パルス信号P(図2(c)参照)を発
生してスイッチ回路SWaをONにする。このとき、ス
イッチ回路SWpaがコントロール信号CONTを受けていな
いので、入力側トランジスタTNaに電流Ipが流れて、
D/A変換回路11は、D0〜Dn-1の各入力端子に設定
されたデータに対応する倍数mに従って電流値m×Ip
を生成してその出力端子11bにピーク電流Ia=m×
Ipを発生する。そして、ピーク電流発生期間tpだけず
れてコントロール信号CONT(図2(b)参照)が発生し
てスイッチ回路SWpaがONになると、入力側トランジ
スタTNaに流れる電流が入力側トランジスタTNpに分流
されて、これらトランジスタのチャネル幅比1:9に従
って入力側トランジスタTNaにIp/10が流れ、入力
側トランジスタTNpに9×Ip/10の電流が流れる。
入力側トランジスタTNaと入力側トランジスタTNpと
は、パラレルに接続されていて、かつ、チャネル幅比が
1:9になっているので、入力側トランジスタTNpに9
×Ip/10の電流が流れても、これによる出力側のト
ランジスタの電流増幅能力は1/9になる。したがっ
て、各出力側にトランジスタに対しては入力側トランジ
スタ側の駆動電流がIp/10になったのと同じであ
る。
【0017】すなわち、入力側トランジスタTNaと入力
側トランジスタTNpとはパラレル駆動であるので、この
とき出力側に発生するミラー電流は、入力側の駆動電流
がIp/10となったときと同じであり、電流値Iaは、
Ia=m×Ip/10となる。これが通常時の入力側トラ
ンジスタの駆動電流となって、駆動パルス信号PがHI
GHレベル(以下“H”)になっている残りの期間(T
−tp)の間、Ip/10の電流が流れる。駆動パルス信
号Pとコントロール信号CONTとはコントロール信号CONT
の立上がりから(T−tp)期間後にLOWレベル(以
下“L”)に落ちて、スイッチ回路SWa,SWpaがO
FFとなり、入力側トランジスタTNaと入力側トランジ
スタTNpの駆動電流は停止する。このように、ピーク電
流生成回路14は、入力側トランジスタTNaを駆動して
ピーク電流をカレントミラー回路の出力側トランジスタ
に得て、この入力側トランジスタTNaの駆動電流をこれ
と並列に設けられた他の入力側トランジスタTNpに分流
することで、カレントミラー入力側トランジスタ1個当
たりの駆動電流を低減して出力側トランジスタの出力電
流を低減して出力電流をピーク電流から定常状態の電流
に落とす動作をする。そして、入力側トランジスタTNa
の駆動開始時点は、有機EL素子4の駆動開始時点に対
応している。出力段カレントミラー回路13bの入力側
トランジスタTPxにはスイッチ回路SWpaがOFFして
いる期間、すなわちピーク電流を発生させる一定期間t
pにはIa=m×Ipとして定常駆動時の10倍の電流が
流れる。そして、その後に定常駆動電流として駆動電流
Ia=Ip/10が出力される。それらが出力段カレント
ミラー回路13bでN倍に電流増幅されて、有機ELパ
ネルのピン9に出力される。なお、ピーク電流の期間t
pは、容量性負荷となる特性を持つ有機EL素子4がピ
ーク電流で初期充電されればよいので、必ずしも駆動パ
ルス信号Pの立上がりと一致していなくてもよい。
【0018】ところで、有機EL表示装置では、カラム
側が電流吐出し側となり、ロー側が電流吸い込み側(シ
ンク側)となって、ロー側の走査に応じてカラム側の電
流駆動回路から電流が出力される。したがって、図1,
図6の有機EL素子4は、ピン9とグランドGNDとの
間に接続されているが、実際には、有機EL素子4は、
ローライン走査回路を介してグランドGNDに接続され
る。ローライン走査回路によるロー側の走査は、走査対
象となるローランに“L”の出力を発生して有機EL素
子4の陰極をグランドGNDに落とす。この陰極がグラ
ンドGNDに落ちたときに有機EL素子4に駆動電流が
流れ、あるローライン走査が終了して次のローライン走
査へ移る走査の切換わり期間ではカラム側の駆動電流を
OFFさせる“H”の期間がある。このようなロー側の
走査においては、駆動電流を出力するための駆動パルス
信号Pは不要である。これに換わってあるローラインの
走査開始がカラムドライバ10のピン9に対する電流駆
動の開始点となり、そのローラインの走査の終了が駆動
電流の終了点になる。したがって、前記の駆動パルス信
号Pに相当する駆動動作はロー側の走査で行われる。そ
のため、実際の回路では、スイッチ回路SWaは不要に
なる。後述する図4の実施例はこのためにスイッチ回路
SWaは削除されている。
【0019】図3は、アクディブマトリックス型の有機
EL表示パネルを駆動する場合の実施例である。図3
(a)において、有機EL駆動回路のカラムドライバ1
00は、図1のカラムドライバ10の出力段カレントミ
ラー回路を電流シンク型の回路としたものであり、その
構成の一例を図3(b)に示す。カラムドライバ100
のカラムピン対応に設けられた出力段カレントミラー回
路101(図3(b)参照)が接続されるピン9は、ア
クディブマトリックス型のX,Yのマトリックス配線
(データ線,走査線)うちデータ線(Xi電極,i=1
〜n、ただし、データ線はn本とする。)に接続されて
いる。図に示すように、X,Yのマトリックス配線(デ
ータ線Xi,走査線Yj1,Yj2)を接続する交点に対応
して表示セル20(その座標(Xi,Yj))が設けられ
ている。このセル20内には交点にソース側とゲートが
接続されたNチャネルMOSトランジスタTr1が配置さ
れていて、PチャネルMOSトランジスタTr2を介して
有機EL素子21が駆動される。トランジスタTr2のソ
ース−ゲート間にはコンデンサCが接続され、トランジ
スタTr2のソースは電源ライン+Vccに接続され、その
ドレインは有機EL素子21を介してグランドGNDに
接続されている。
【0020】トランジスタTr1とトランジスタTr2との
間にはPチャネルMOSトランジスタTr3とNチャネル
MOSトランジスタTr4が設けられている。トランジス
タTr3は、トランジスタTr2とカレントミラー回路22
を構成する入力側トランジスタとなっていて、これの下
流にトランジスタTr1のドレインが接続され、トランジ
スタTr3とトランジスタTr1の接続点とカレントミラ
ー回路22の共通に接続されたゲート(トランジスタT
r2のゲート)との間にトランジスタTr4のソースとドレ
インが接続されている。トランジスタTr1のゲート
は、走査線Yj1に接続され、トランジスタTr4のゲート
が走査線Yj2に接続されている。走査線Yj1が“H”,
Yj2が“H”の信号を受けて走査されることでトランジ
スタTr1とトランジスタTr4とがONとなり、前記のピ
ーク電流でトランジスタTr3,Tr2が駆動されるととも
にコンデンサCが充電されて、所定の駆動電圧がコンデ
ンサCに保持される。これによりコンデンサCに電流値
を電圧として書込んで駆動電流値を記憶し、記憶された
コンデンサCの電圧に応じてMOSトランジスタTr2が
駆動される。この場合にコンデンサCに書込まれた電荷
は、走査線Yj1が“L”,Yj2が“H”の信号を受けて
走査線Yj2のみが走査されてトランジスタTr4がONす
ることで、トランジスタTr4とトランジスタTr3のボデ
ィダイオードを介して放電され、コンデンサCの電圧が
リセットされる。なお、走査線Yj1と走査線Yj2とはそ
れぞれコントロール回路15から異なるタイミング信号
T1,T2を駆動回路17が受けて走査される。
【0021】図3(b)は、その電流駆動回路18の出
力段を中心とするブロック図であり、定電流源12とD
/A11とは、図1に示す回路である。図3(b)で
は、図1の出力段カレントミラー回路13bのPチャネ
ルMOSFETトランジスタTPx,TPyに換えてNチャ
ネルMOSFETトランジスタTNx,TNyのカレントミ
ラー回路18aを出力段カレントミラー回路13bのト
ランジスタTPu,TPwの下流に設けている。これにより
ピン9に対してシンクする駆動電流を発生することがで
きる。トランジスタTNx,TNyのソースは、グランドG
NDに接続され、トランジスタTNxのドレインは、トラ
ンジスタTNvを介してトランジスタTPwのドレインに接
続され、トランジスタTNyのドレインは、ピン9に接続
されている。トランジスタTNx,TNyのチャネル幅比
は、図1の場合とは逆にN:1となっている。Nは、1
0程度である。図1の場合と同様にトランジスタTNv
は、レベル調整用のトランジスタである。ここでは、ト
ランジスタTPu,TPwのカレントミラー回路は、各トラ
ンジスタのソース側が電源ライン+Vccに直接接続さ
れ、D/A11のシンクする駆動電流を電源ライン+V
ccで折り返して吐き出し電流に変換する回路になる。こ
の吐き出し駆動電流によりトランジスタTNxが駆動さ
れ、トランジスタTNx,TNyにシンクする駆動電流が生
成される。なお、この電流駆動回路18では、有機EL
素子21の陰極は、データ線Xiを介して前記したロー
ライン走査回路19に接続され、この回路を介してグラ
ンドGNDに接続されている。このようなアクディブマ
トリックス型の有機EL表示パネルの電流駆動は、駆動
デューティ比に対して立ち上がり時間が無視できないと
きに有効である。すなわち、駆動データライン数が多数
でかつ少ない駆動電流で駆動するとき、例えば、データ
線数が多いSGA,XGAなどの大型、高精細度の画質
の駆動に有効である。
【0022】図4は、図1の実施例の具体的な回路構成
例である。入力側トランジスタTNaと出力側トランジス
タTNb〜TNn-1とが電源ラインとグランドGND間に従
属接続で2段積み上げられたカレントミラー回路となっ
ていて、スイッチ回路SWpaは、MOSFETトランジ
スタTN2で構成されている。出力段カレントミラー回路
13bの入力側トランジスタTPx,出力側トランジスタ
TPyの上にもカレントミラー回路が1段積み上げられて
いる。すなわち、出力段カレントミラー回路13bは、
トランジスタTPu,TPwが2段の縦方向に従属接続して
積上げたPチャネルMOSFETトランジスタTPu1,
TPw1とPチャネルMOSFETトランジスタTPu2,T
Pw2のカレントミラー回路となっている。さらに、トラ
ンジスタTPx,TPyが同様に2段の縦方向に従属接続し
て積上げたPチャネルMOSFETトランジスタTPx
1,TPy1とPチャネルMOSFETトランジスタTPx
2,TPy2のカレントミラー回路となっている。さらに、
入力側トランジスタTNaと出力側トランジスタTNb〜T
Nn-1とが縦方向に従属接続されて2段積み上げられてい
る。そのそれぞれを添え字1,2を付けて示してある。
図4では、スイッチ回路SWaに対応するMOSFET
トランジスタTN1は、スイッチ回路ではなく、単にゲー
トがグランドGNDに接続されて抵抗となっていて、ス
イッチ回路SWaは削除されている。その結果、常時定
電流源12から電流値Ipが流されている。これは、先
に説明したように駆動パルスPに換わってロー側の走査
回路が前記の駆動パルス信号Pに相当する駆動動作をす
るからである。ところで、図4では、図1の場合と異な
り、トランジスタTrb〜Trn-1は、PチャネルMOSト
ランジスタとなっている。このようにトランジスタTrb
〜Trn-1をPチャネルMOSとすることによりトランジ
スタTrb〜Trn-1の出力インピーダンスが低くなり、D
/A変換回路に表示データを設定する時に発生するスイ
ッチングノイズを低減する効果がある。
【0023】以上説明してきたが、実施例では、ピーク
電流を発生する回路としてカレントミラー回路で構成さ
れる電流スイッチングD/A変換回路を中心に説明して
いるが、この発明は、このようなD/A変換回路のカレ
ントミラー回路に限定されるものではない。有機ELパ
ネルの端子ピンに流す電流あるいはその基礎となる電流
を得るカレントミラー回路であれば、電流駆動回路のど
こに配置されているものであってもよい。また、実施例
のカレントミラー回路は、MOSFETトランジスタを
主体としているが、図6と図1の回路構成をみて分かる
ようにMOSトランジスタの位置にバイポーラトランジ
スタを置くことが設計上で容易にできるので、バイポー
ラトランジスタを主体としてこれを構成してもよい。さ
らに、実施例のNチャンネル型(あるいはnpn型トラ
ンジスタ)はPチャンネル型(あるいはpnp型)トラ
ンジスタに、Pチャンネル型(あるいはpnp型)トラ
ンジスタはNチャンネル(あるいはnpn型)トランジ
スタに置き換えることができる。後者の場合は、通常、
電源電圧は負となり、上流に設けたトランジスタは下流
に設ける。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、カレントミラー接続の入力側トランジスタを複
数並列に設けて直列に挿入したスイッチ回路で入力側の
駆動電流を制御する。このとき、スイッチの1つを所定
時間ずらせてONさせることで、スタートから一定時間
後に定電流を複数の入力側トランジスタの1つに分流す
るようにしてカレントミラー入力側の駆動電流を低減す
る。これにより、スタート時点で大きな駆動電流が流れ
てその後にこれよりも低い駆動電流が流れ、出力側カレ
ントミラーには、ピークを持つ電流が発生する。その結
果、従来のように抵抗を挿入したり、その両端をショー
トするスイッチ回路は不要となり、また、ピークを発生
するために専用に設けられるピーク電流値追加のための
駆動電流源も不要になる。これにより、有機EL素子を
初期駆動するためのピーク電流を持つ駆動電流を容易に
生成でき、かつ、駆動回路の占有面積を小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の有機EL駆動回路を適用し
た一実施例の電流駆動回路のブロック図である。
【図2】図2は、その駆動制御のタイミングパルスの説
明図である。
【図3】図3は、この発明の電流駆動回路をアクディブ
マトリックス型の有機EL表示パネルを駆動する電流駆
動回路に適用した場合の実施例の説明図であって、
(a)は、その全体的な回路構成のブロック図、(b)
は、その電流駆動回路の出力段を中心とするブロック図
である。
【図4】図4は、図1の実施例の具体的な回路構成例で
ある。
【図5】図5は、従来のカラムドライバの一例の説明図
である。
【図6】図6は、この発明の先行技術の有機EL駆動回
路のD/A変換回路の一例の説明図である。
【符号の説明】
1,10…カラムドライバ、2…D/A変換回路、2a
…入力端子、2b…出力端子、3,12…カレントミラ
ー電流出力回路、3a…ドライブ段カレントミラー回
路、3b…出力段カレントミラー回路、4…有機EL素
子、5…パルス発生回路、6…駆動パルス、7…駆動回
路、7a…定電流源、7b…初期充電回路、7c…スイ
ッチングトランジスタ、8…スイッチング素子、9…ピ
ン、12…ピーク電流生成回路、13a…駆動レベルシ
フト回路、13b…出力段カレントミラー回路、14…
ピーク電流生成回路、15…コントロール回路、16…
レジスタ、17…駆動回路、18…電流駆動回路、18
a,22…カレントミラー回路、19…ローライン走査
回路、20…表示セル、Q1〜Qm,Qa〜Qn-1,TPa〜
TPn-1,TNa〜TNn-1…トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 623R 624 624B 641 641D H05B 33/14 H05B 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB18 BA06 DB03 GA04 5C080 AA06 BB05 DD22 DD26 EE28 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側トランジスタに所定の電流が供給さ
    れて出力側トランジスタに有機ELパネルの端子ピンに
    流す電流あるいはその基礎となる電流を得るカレントミ
    ラー回路を有する有機EL駆動回路において、 並列に設けられた複数の前記入力側トランジスタと、 これら複数の入力側トランジスタの1つを所定の電流で
    駆動してピーク電流を前記出力側トランジスタに発生さ
    せ、前記所定の電流で駆動した前記入力側トランジスタ
    と並列に設けられた他の入力側トランジスタに前記所定
    の電流を分流することで前記出力側トランジスタの出力
    電流を前記のピーク電流から定常状態の電流にする制御
    を行うコントロール回路とを備える有機EL駆動回路。
  2. 【請求項2】さらに、前記複数の入力側トランジスタの
    少なくとも1つに直列に挿入されたスイッチ回路と、前
    記所定の電流を発生する電流源とを備え、 前記コントロール回路は、前記入力側トランジスタの1
    つを前記電流源からの電流により駆動し、所定の駆動開
    始時点から所定時間ずらせて前記スイッチ回路をONに
    する請求項1記載の有機EL駆動回路。
  3. 【請求項3】前記複数の入力側トランジスタは2個であ
    り、この2個の入力側トランジスタは、動作電流比が
    1:Nであって(ただしN>1)、所定時間ずらせてO
    Nにする前記スイッチ回路は、動作電流比がNの側の前
    記入力側トランジスタに挿入されたものである請求項2
    記載の有機EL駆動回路。
  4. 【請求項4】前記スイッチ回路は、前記複数の入力側ト
    ランジスタに直列にそれぞれ挿入された複数のスイッチ
    回路からなり、前記コントロール回路は、前記複数のス
    イッチ回路の少なくとも1つをONにして前記複数の入
    力側トランジスタの少なくとも1つを前記定電流源から
    の電流で駆動し、この駆動から所定時間ずらせて残りの
    前記スイッチ回路の少なくとも1つをONにして前記定
    電流源からの電流を複数の前記入力側トランジスタの少
    なくとも1つに分流する請求項2記載の有機EL駆動回
    路。
  5. 【請求項5】前記複数の入力側トランジスタは2個であ
    り、この2個の入力側トランジスタは、動作電流比が
    1:Nであって(ただしN>1)、所定時間ずらせてO
    Nにする前記スイッチ回路は、動作電流比がNの側の前
    記入力側トランジスタに挿入されたものである請求項4
    記載の有機EL駆動回路。
  6. 【請求項6】前記カレントミラー回路はD/A変換回路
    を構成し、前記電流源は定電流源であり、さらに、前記
    有機ELパネルの端子ピンに電流を出力するカレントミ
    ラー電流出力回路を有し、前記カレントミラー回路は、
    前記D/A変換回路の出力側トランジスタの前記出力電
    流により前記カレントミラー電流出力回路を駆動する請
    求項3記載の有機EL駆動回路。
  7. 【請求項7】前記所定時間は、有機EL素子4の駆動開
    始時点からの時間であり、有機EL素子がピーク電流で
    初期充電される時間に対応している請求項6記載の有機
    EL駆動回路。
  8. 【請求項8】前記定電流源は、基準電流を受けて前記端
    子ピン対応に前記基準電流を分配する回路の前記端子ピ
    ンの1つ対する出力回路であり、前記スイッチ回路は、
    前記入力側トランジスタの下流に設けられている請求項
    7記載の有機EL駆動回路。
  9. 【請求項9】複数の出力側トランジスタが並列にカレン
    トミラー接続され入力側トランジスタに所定の電流を受
    けるカレントミラー回路を有し、それぞれの前記出力側
    トランジスタが入力データのビット桁位置に対応してい
    て前記入力データに応じて選択的に動作して、前記入力
    データに対応する変換アナログ電流を前記出力側トラン
    ジスタに流れる電流の合計値として出力端子に発生する
    D/A変換回路を有する有機EL駆動回路であって、 並列に設けられた複数の前記入力側トランジスタと、 これら複数の入力側トランジスタに直列にそれぞれ挿入
    された複数のスイッチ回路と、 前記複数の入力側トランジスタを所定の電流値の定電流
    で駆動する電流源と、 前記複数のスイッチ回路のON/OFFを制御するコン
    トロール回路とを備え、 前記複数のスイッチ回路の少なくとも1つをONにして
    前記複数の入力側トランジスタの少なくとも1つを前記
    定電流で駆動し、所定の駆動開始時点から所定時間ずら
    せて残りの前記スイッチ回路の少なくとも1つをONに
    して前記所定の電流値の定電流を複数の前記入力側トラ
    ンジスタの少なくとも1つに分流することにより前記出
    力側トランジスタにピークを持つ前記変換アナログ電流
    を生成することを特徴とする有機EL駆動回路。
  10. 【請求項10】前記複数の入力側トランジスタは2個で
    あり、この2個の入力側トランジスタは、動作電流比が
    1:Nであって(ただしN>1)、所定時間ずらせてO
    Nにする前記スイッチ回路は、動作電流比がNの側の前
    記入力側トランジスタに挿入されたものである請求項9
    記載の有機EL駆動回路。
  11. 【請求項11】さらに、前記入力データは表示データで
    あり、前記有機ELパネルの端子ピンに電流を出力する
    カレントミラー電流出力回路を有し、1:Nの前記2個
    の入力側トランジスタのうち動作電流の比が1に対応す
    る側の入力側トランジスタに挿入されたスイッチ回路が
    削除されて、このスイッチ回路を介すことなく前記所定
    の電流値の定電流でこのトランジスタが駆動され、前記
    変換アナログ電流が前記カレントミラー電流出力回路の
    駆動電流とされる請求項10記載の有機EL駆動回路。
  12. 【請求項12】入力側トランジスタに所定の電流が供給
    されて出力側トランジスタに有機ELパネルの端子ピン
    に流す電流あるいはその基礎となる電流を得るカレント
    ミラー回路を有する有機EL駆動回路において、並列に
    設けられた第1および第2の前記入力側トランジスタ
    と、 前記第2の入力側トランジスタに直列に挿入されたスイ
    ッチ回路と、 前記第1の入力側トランジスタを所定の電流値の定電流
    で駆動する定電流源と、 前記スイッチ回路のON/OFFを制御するコントロー
    ル回路とを備え、 前記第1の入力側トランジスタを前記定電流で駆動し、
    その後所定時間ずらせて前記スイッチ回路をONにして
    前記所定の電流値の定電流を前記第2の入力側トランジ
    スタに分流することによりカレントミラー入力側トラン
    ジスタ1個当たりの前記駆動電流を低減して前記出力側
    トランジスタにピークを持つ電流を生成することを特徴
    とする有機EL駆動回路。
  13. 【請求項13】前記第1、第2入力側トランジスタの動
    作電流比は、1:Nであって(ただしN>1)である請
    求項12記載の有機EL駆動回路。
  14. 【請求項14】前記定電流源は、基準電流を受けて前記
    端子ピン対応に前記基準電流を分配する回路の前記端子
    ピンの1つ対する出力回路であり、前記スイッチ回路
    は、前記入力側トランジスタの下流に設けられている請
    求項13記載の有機EL駆動回路。
  15. 【請求項15】有機EL表示パネルと、 前記有機ELパネルの端子ピンに電流を出力するカレン
    トミラー電流出力回路と、 複数の出力側トランジスタが並列にカレントミラー接続
    され並列に接続された複数の入力側トランジスタに所定
    の電流を受けるカレントミラー回路を有し、それぞれの
    前記出力側トランジスタが表示データのビット桁位置に
    対応していて前記表示データに応じて選択的に動作し、
    前記表示データに対応する変換アナログ電流を前記出力
    側トランジスタに流れる電流の合計値として発生して前
    記カレントミラー電流出力回路を駆動するD/A変換回
    路と、 前記複数の入力側トランジスタの1つを所定の電流で駆
    動してピーク電流を前記出力側トランジスタに発生さ
    せ、前記所定の電流で駆動した前記入力側トランジスタ
    と並列に設けられた他の入力側トランジスタに前記所定
    の電流を分流することで前記出力側トランジスタの出力
    電流を前記のピーク電流から定常状態の電流にする制御
    を行うコントロール回路とを備える有機EL表示装置。
  16. 【請求項16】さらに、前記複数の入力側トランジスタ
    の少なくとも1つに直列に挿入されたスイッチ回路と、
    前記所定の電流を発生する定電流源とを備え、 前記コントロール回路は、前記入力側トランジスタの1
    つを前記電流源からの電流により駆動して所定時間ずら
    せて前記スイッチ回路をONにする請求項15記載の有
    機EL表示装置。
  17. 【請求項17】前記複数の入力側トランジスタは2個で
    あり、この2個の入力側トランジスタは、動作電流比が
    1:Nであって(ただしN>1)、所定時間ずらせてO
    Nにする前記スイッチ回路は、動作電流比がNの側の前
    記入力側トランジスタに挿入されたものである請求項1
    6記載の有機EL表示装置。
  18. 【請求項18】前記スイッチ回路は、前記複数の入力側
    トランジスタに直列にそれぞれ挿入された複数のスイッ
    チ回路からなり、前記コントロール回路は、前記複数の
    スイッチ回路の少なくとも1つをONにして前記複数の
    入力側トランジスタの少なくとも1つを前記定電流で駆
    動し、前記駆動開始から所定時間ずらせて残りの前記ス
    イッチ回路の少なくとも1つをONにして前記所定の電
    流を複数の前記入力側トランジスタの少なくとも1つに
    分流する請求項16記載の有機EL表示装置。
  19. 【請求項19】前記カレントミラー電流出力回路の出力
    は、アクディブマトリックスの表示セルに設けられた電
    圧記憶用のコンデンサの充電電流を発生させる請求項1
    5記載の有機EL表示装置。
  20. 【請求項20】前記表示セルは、セル内にカレントミラ
    ー回路を有し、このカレントミラー回路の共通に接続さ
    れたベースあるいはゲートに前記コンデンサが接続さ
    れ、このセル内のカレントミラー回路の出力側に有機E
    L素子が接続され、前記セル内のカレントミラー回路の
    入力側のトランジスタを駆動する第1のトランジスタが
    データ線と走査線との間に設けられ、前記セル内のカレ
    ントミラー回路の入力側のトランジスタと前記第1のト
    ランジスタの接続点と前記セル内のカレントミラー回路
    の共通に接続されたベースあるいはゲートとが第2のト
    ランジスタを介して接続されてこの第2のトランジスタ
    がONすることで前記コンデンサがリセットされる請求
    項19記載の有機EL表示装置。
  21. 【請求項21】前記カレントミラー電流出力回路は、前
    記データ線から電流をシンクさせる回路である請求項2
    0記載の有機EL表示装置。
  22. 【請求項22】有機EL表示パネルと、 前記有機ELパネルの端子ピンに電流を出力するカレン
    トミラー電流出力回路と、 複数の出力側トランジスタが並列にカレントミラー接続
    され並列に接続された第1および第2の入力側トランジ
    スタに所定の電流を受けるカレントミラー回路を有し、
    それぞれの前記出力側トランジスタが表示データのビッ
    ト桁位置に対応していて前記表示データに応じて選択的
    に動作し、前記表示データに対応する変換アナログ電流
    を前記出力側トランジスタに流れる電流の合計値として
    発生して前記カレントミラー電流出力回路を駆動するD
    /A変換回路と、 前記第2の入力側トランジスタに直列に挿入されたスイ
    ッチ回路と、 前記第1の入力側トランジスタを所定の電流値の定電流
    で駆動する定電流源と、 前記スイッチ回路のON/OFFを制御するコントロー
    ル回路とを備え、 前記第1の入力側トランジスタを前記定電流で駆動し、
    その後所定時間ずらせて前記スイッチ回路をONにして
    前記所定の電流値の定電流を前記第2の入力側トランジ
    スタに分流することによりカレントミラー入力側トラン
    ジスタ1個当たりの前記駆動電流を低減して前記出力側
    トランジスタにピークを持つ電流を生成することを特徴
    とする有機EL表示装置。
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