JP5065162B2 - 一軸偏心ねじポンプ - Google Patents

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本発明は、粘性の高い流体等の圧送に用いられる一軸偏心ねじポンプに関する。
この種の一軸偏心ねじポンプとしては、雌ねじ状の内面をもつ固定されたステータに雄ねじ状のロータを内装し、そのロータを、ユニバーサルジョイントを介して駆動軸に連結したものがある(例えば特許文献1の第1図参照)。この一軸偏心ねじポンプによれば、その駆動軸を回転させることにより、ロータが回転しつつステータの軸心に対して偏心運動を行うことによって流体を吸入側から吐出側へ圧送することができる。
ここで、一軸偏心ねじポンプは、粘性の高い流体の圧送に好適なポンプなので、例えば薬液や食品などの圧送にも用い得ることが望まれる。そのためには、摩耗粉等の異物混入がなく、さらに、内部の洗浄が容易であることが必要である。
しかし、上記ユニバーサルジョイントを用いた一軸偏心ねじポンプでは、ステータが固定され、ロータが大きな反力を受けながら回転することになるので、ステータ内面に摩耗が生じ易い。また、ユニバーサルジョイント部分には圧送流体が付着しやすく、さらに、ユニバーサルジョイントのデッドスペースを洗浄するためには、ユニバーサルジョイントを分解しなければその洗浄が困難である。
そこで、ユニバーサルジョイントを介さずに、駆動軸に直結された雄ねじ状のロータと、軸受を介して回転可能に支承されるとともにその回転軸線がロータの回転軸線に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータとを備える一軸偏心ねじポンプが開発されてきた(例えば特許文献1の第3図、ないし特許文献2の第1図参照)。
特開昭59−153992号公報 特開昭50−49707号公報
ところで、特に薬液や食品などを圧送する装置では、生産品種切り替え時や操業終了時等にその装置の洗浄を行っているが、装置の分解や取り外しが困難な個所に関しては、装置を分解することなく洗浄剤を流すことにより洗浄するCIP洗浄(定置洗浄)を行っている。したがって、薬液や食品などを圧送するための一軸偏心ねじポンプについても、サニタリー性の向上、つまり、そのステータおよびこれを支持する軸受部分が、CIP洗浄を行う上で好適な構造を有することが望まれる。
しかしながら、例えば特許文献1(第3図)に開示される一軸偏心ねじポンプは、ステータを支持する軸受が、ステータの両端を比較的に小面積で支持する構造になっている。そのため、この軸受とステータとの摺動部に早期摩耗が生じる懸念があり、また、この摺動部を分解することなく洗浄剤を流し得るような特段の構造を有しないので、薬液や食品などを圧送する装置として解決すべき課題が残されている。
また、例えば特許文献2(第1図)に開示される一軸偏心ねじポンプについても、ステータを支持する軸受として通常の玉軸受を用いている。そのため、圧送可能な流体が、オイルやグリスなどの潤滑液に限定される。したがって、軸受部分をCIP洗浄し得て、薬液や食品などを圧送する一軸偏心ねじポンプとしては不十分である。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、ステータおよびこれを支持する軸受部分をCIP洗浄可能であり、薬液や食品などを圧送する上で好適な一軸偏心ねじポンプを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、駆動軸に直結された雄ねじ状のロータと、自己潤滑軸受を介して回転可能に支承されるとともにその回転軸線が前記ロータの回転軸線に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータとを備え、前記ロータが回転しつつ前記ステータの軸心に対して偏心運動を行うことによって流体を吸入側から吐出側へ圧送する一軸偏心ねじポンプであって、前記自己潤滑軸受とステータとの摺動部両端を密封するように吸入側および吐出側のそれぞれに配設されたシール部材と、前記吸入側および吐出側のそれぞれに配設された注入口および排出口と、これら注入口および排出口相互を連通させるように前記自己潤滑軸受とステータとの間の位置に形成された連通路とを備えることを特徴としている。
ここで、本発明に係る一軸偏心ねじポンプにおいて、前記吐出側のシール部材は、前記吸入側のシール部材よりも、その耐圧が高いことは好ましい。このような構成とすれば、高圧になる吐出側の耐圧性を高める上で好適である。
本発明に係る一軸偏心ねじポンプは、上述のように、駆動軸に直結された雄ねじ状のロータと、自己潤滑軸受を介して回転可能に支承されるとともにその回転軸線がロータの回転軸線に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータとを備えるものなので、ポンプ内の接液部の洗浄が容易である。
さらに、本発明に係る一軸偏心ねじポンプによれば、自己潤滑軸受とステータとの摺動部両端を密封するように吸入側および吐出側のそれぞれにシール部材を配設しているので、異物等の混入を防ぐことができ、自己潤滑軸受の潤滑性能を損ねることはない。そして、吸入側および吐出側のそれぞれに配設された注入口および排出口と、これら注入口および排出口相互を連通させるように前記自己潤滑軸受とステータとの間の位置に形成された連通路とを備えているので、これにより、前記シール部材による密封空間との協働によって自己潤滑軸受部洗浄構造が構成され、洗浄液を注入口から注入し連通路を介して排出口から排出するだけで、ステータおよびこれを支持する軸受部分をCIP洗浄することができる。したがって、自己潤滑軸受とステータとの摺動部の清掃も容易なので、薬液や食品などを圧送する一軸偏心ねじポンプとして好適である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る一軸偏心ねじポンプの一実施形態の側面図であり、同図では要部を軸線に沿った断面図にて図示している。また、図2は図1の要部拡大図である。
図1に示すように、この一軸偏心ねじポンプ1は、略L字状のベースブラケット11を有し、その立設部11aの一方の面にモータ10が装着され、反対側の面にハウジング7が装着されている。そして、このハウジング7内に、雄ねじ状のロータ2と、雌ねじ状の内面をもつステータ4とを備えて構成されている。
ロータ2は、図1または図2に示すように、先端側の螺旋部2aと、直線状の基端部2bとから構成されている。この基端部2bは、ユニバーサルジョイントを用いることなくモータ10の駆動軸3に直結されている。一方、螺旋部2aは、自身の回転軸線L2に対して偏心した長円形断面を有しており、この螺旋部2aが、雌ねじ状の内面を形成したステータ4に内装されている。そして、このステータ4の回転軸線L1に対して、上記ロータ2の回転軸線L2は、所定の偏心量Eだけ偏心するように配置されている(図2参照)。なお、ステータ4の雌ねじ状のピッチは螺旋部2aの2倍である。
そして、この一軸偏心ねじポンプ1は、モータ4を駆動することにより駆動軸3によってロータ2を回転させると、ロータ2はその回転軸線L1を中心として回転し、ロータ2の螺旋部2aの動きに伴ってステータ1もその回転軸線L2を中心としてロータ2の回転と同期して従動回転することにより、流体を吸込口8から吐出口9へ圧送可能になっている。
以下、この一軸偏心ねじポンプ1について図2を参照しつつより詳しく説明する。
上記ステータ4は、図2に拡大図示するように、中央に配設された一つのステータ内筒4aと、二つのステータ外筒4bとから構成されている。これら二つのステータ外筒4bは、ステータ内筒4aの両側に且つその外側からインロー嵌合しており、相互間にはOリング24が介装されるとともに、ねじ等によって固定されて一体となるように配設されている。
そして、このステータ4の両端(つまり、本実施形態の例では、各ステータ外筒4bの外周面)が円環状の自己潤滑軸受5および自己潤滑軸受6を介してハウジング7内に回転自在に支承されている。このハウジング7は、吸込側(同図右側)から順に、吸込部7a、本体部7bおよび吐出部7cを備えて構成されている。そして、このハウジング7の吸込部7aには圧送流体の注入口8が形成されており、また、吐出部7cには圧送流体の排出口9が形成されている。なお、吸込部7aおよび本体部7b相互、本体部7bおよび吐出部7c相互は、周知のへルールクランプ22によって固定されており、また、吸込部7aおよび本体部7b相互の当接面、本体部7bおよび吐出部7c相互の当接面には、Oリング23が介装されている。
なお、ハウジング7を構成する吸込部7aおよび本体部7bの内周面には、凹の段部7tがそれぞれ形成されている。また、上記各ステータ外筒4bの外周面には、ステータ内筒4aの中央側の端部に、外周方向に張り出す鍔部4tがそれぞれ形成されており、これら凹の段部7tおよび鍔部4tによって、上記の自己潤滑軸受5、6の軸方向への移動が拘束されるようになっている。なお、本実施形態において、通常は、自己潤滑軸受5、6部分に対しては、潤滑剤を特に供給せず(エアー雰囲気)にて運転を行う。
さらに、この一軸偏心ねじポンプ1は、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部両端を密封するように吸入側および吐出側のそれぞれに配設されたシール部材16、18を有している。
詳しくは、吸入側のステータ外筒4bは、その吸入側の端部に円環状の小径部4sを有している。この小径部4sは、その外径がステータ内筒4aの外径より僅かに小さい径になっており、さらに、ハウジング7を構成する吸込部7aの内周面に対向する位置まで軸方向に張り出して形成されている。そして、この小径部4sの外周面に対向する吸込部7aの内周面には、吸入側のシール部材18を嵌め込み可能な円環状の溝が形成されており、これにより、小径部4sの外周面とこれに対向する吸込部7aの内周面との間に、吸入側のシール部材18が配設されている。
一方、吐出側のステータ外筒4bは、その吐出側の端部に円環状の小径部4pを有している。この小径部4pは、その外径がステータ内筒4aの外径よりも小さい径になっており、特に、上記吸入側の小径部4sよりもその外径を小さくしている。そして、ハウジング7を構成する吐出部7cの内周面に対向する位置まで軸方向に張り出して形成されている。また、ハウジング7の本体部7bの吐出側の端部には、円環状の鍔部7hが形成されている。この鍔部7hは、ステータ外筒4bの小径部4pの外周面に対して僅かな隙間を隔てて対向する位置まで内周方向に張り出して形成されている。
そして、この張り出している鍔部7hと小径部4sの外周面に対向する吸込部7aの内周面との間の位置に、吐出側のシール部材16を嵌め込み可能な略L字状の横断面をもつ環状の溝が形成されており、これにより、小径部4pの外周面とこれに対向する吐出部7cの内周面との間に、横断面が略L字状をなす吐出側のシール部材16が配設されている。
ここで、この吐出側のシール部材16は、吸入側のシール部材18よりも、その耐圧が高いものを用いており、これにより、高圧になる吐出側の耐圧性を高めている。特に、この一軸偏心ねじポンプ1は、上述のように、吐出側のシール部材16の径を、吸入側のシール部材18の径よりも小径としているので、吐出側のシール部材16の受圧面積が吸入側のシール部材18のそれよりも小さい。そのため、吐出側が吸入側よりも高圧であっても、高圧になる吐出側からのスラスト荷重を吸入側の圧力とバランスさせてステータ4のスラスト方向での位置やその動作を安定させることを可能としている。なお、本実施形態の例では、シール部材16、18には、ロトバリシール(商品名)を用いている。
さらに、この一軸偏心ねじポンプ1は、各自己潤滑軸受5、6とステータ4との間の摺動部に連通路20が設けられている。ここで、この連通路20は、ステータ4および自己潤滑軸受5、6の少なくとも一方に溝等を設けて構成することができるが、本実施形態の例では、自己潤滑軸受5、6の内周面および互いに対向する端面に略L字状の溝を形成することによって連通路20としている。また、本実施形態の例では、ハウジング7の本体部7bの内周面に、拡径部21を形成している。この拡径部21は、上記二つのステータ外筒4bの鍔部4t外周面に対向する部分における連通路として形成されており、これにより、各自己潤滑軸受5、6の連通路20相互間の連通状態をより安定させている。
さらに、この一軸偏心ねじポンプ1は、各自己潤滑軸受5、6の連通路20にそれぞれ連通するように、ハウジング7の本体部7bには、自己潤滑軸受5の吐出側に注入口12を設けており、また、ハウジング7の吸込部7aには、自己潤滑軸受6の吐出側に排出口14を設けている。これにより、この注入口12および排出口14を用いて、CIP洗浄用の洗浄液を、シール部材16、18による密封空間内部に導入して、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部の清掃が容易に行えるようになっている。さらに、場合によっては、この注入口12および排出口14を潤滑剤供給口としても用いることができる。この場合、被送物(圧送流体)の性状によって、注入口12および排出口14を用いて、水や、油、自液等を摺動部に適宜供給する。
次に、この一軸偏心ねじポンプの作用・効果について説明する。
上述したように、この一軸偏心ねじポンプ1は、駆動軸3に直結された雄ねじ状のロータ2と、自己潤滑軸受5、6を介して回転可能に支承されるとともに回転軸線L1がロータ2の回転軸線L2に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータ4とを備えるものなので、ポンプ内の接液部の洗浄が容易である。
また、自己潤滑軸受5、6によってステータ4を支持しているので、ステータ4の両端を比較的に広い面積で支持することができる。さらに、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部両端を密封するように吸入側および吐出側のそれぞれに配設されたシール部材16、18を有する構造なので、このシール部材16、18による密封構造により、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部に異物等が混入するのを防ぐことができるので、潤滑状態を良好に保ち、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部の早期摩耗を防止または抑制することができる。したがって、圧送流体として薬液や食品などを圧送する上で好適である。
そして、この自己潤滑軸受5、6とステータ4との間の位置に形成された連通路20(および拡径部21)と、この連通路20に連通するように吸入側および吐出側のそれぞれに配設された注入口12および排出口14を備えており、シール部材16、18による密封空間との協働によって自己潤滑軸受部洗浄構造が構成され、これにより、洗浄液を注入口12から注入して連通路20を介して排出口14から排出するだけで、ステータ4およびこれを支持する自己潤滑軸受5、6の軸受部分をCIP洗浄することができる。したがって、自己潤滑軸受5、6とステータ4との摺動部の清掃も容易なので、薬液や食品などを圧送する一軸偏心ねじポンプとして好適である。
以上説明したように、この一軸偏心ねじポンプ1によれば、ステータ4およびこれを支持する軸受部分をCIP洗浄可能であり、薬液や食品などを圧送する上で好適である。
なお、本発明に係る一軸偏心ねじポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態の例では、シール部材16、18には、ロトバリシール(商品名)を用いているが、これに限らず、種々のメカニカルシールを採用することができる。また、シール部材16、18として、吐出側と吸入側の耐圧が同じものを用いたり、同径のものを用いてもよいし、ステータ4の端面を直接シールするように構成してもよい。
また、上記実施形態の例では、通常は、自己潤滑軸受5、6部分に対して潤滑剤を特に供給せず(エアー雰囲気)にて運転を行う例で説明した。しかし、これに限らず、圧送流体(被送流体)によっては、上述の連通路20(および拡径部21)を用いて、自己潤滑軸受5、6とステータ4との隙間全体に亘って圧送流体が導入されるように構成してもよい。このような構成とすれば、例えば、シール部材16、18による密封空間内に圧送流体を潤滑液として供給(循環)することもできる。これにより、自己潤滑軸受5、6の潤滑性能を補うことも可能である。
なおまた、上記実施形態の例では、吐出側に注入口12を設け、吐出側に排出口14を設ける例で説明したが、これに限らず、相互の位置を逆に設けてもよい。つまり、吐出側に排出口14を設け、吐出側に注入口12を設けるようにしてもよい。
本発明に係る一軸偏心ねじポンプの一実施形態の側面図であり、同図では要部を軸線に沿った断面図にて図示している。 図1の要部拡大図である。
符号の説明
1 一軸偏心ねじポンプ
2 ロータ
3 駆動軸
4 ステータ
5 自己潤滑軸受
6 自己潤滑軸受
7 ハウジング
8 吸込口
9 吐出口
10 モータ
11 ベースブラケット
12 注入口
14 排出口
16 (吐出側の)シール部材
18 (吸入側の)シール部材
20 連通路
21 拡径部(連通路)
22 へルールクランプ
23、24 Oリング

Claims (2)

  1. 駆動軸に直結された雄ねじ状のロータと、自己潤滑軸受を介して回転可能に支承されるとともにその回転軸線が前記ロータの回転軸線に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータとを備え、前記ロータが回転しつつ前記ステータの軸心に対して偏心運動を行うことによって流体を吸入側から吐出側へ圧送する一軸偏心ねじポンプであって、
    前記自己潤滑軸受とステータとの摺動部両端を密封するように吸入側および吐出側のそれぞれに配設されたシール部材と、前記吸入側および吐出側のそれぞれに配設された注入口および排出口と、これら注入口および排出口相互を連通させるように前記自己潤滑軸受とステータとの間の位置に形成された連通路とを備えることを特徴とする一軸偏心ねじポンプ。
  2. 前記吐出側のシール部材は、前記吸入側のシール部材よりも、その耐圧が高いことを特徴とする請求項1に記載の一軸偏心ねじポンプ。
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