JP5698079B2 - 一軸偏心ねじポンプ - Google Patents
一軸偏心ねじポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5698079B2 JP5698079B2 JP2011142943A JP2011142943A JP5698079B2 JP 5698079 B2 JP5698079 B2 JP 5698079B2 JP 2011142943 A JP2011142943 A JP 2011142943A JP 2011142943 A JP2011142943 A JP 2011142943A JP 5698079 B2 JP5698079 B2 JP 5698079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- screw
- rotor
- rotation axis
- screw pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
詳しくは、ねじポンプ部110は、雌ねじ状の内面を有する固定されたステータ111と、このステータ111内で回転駆動される雄ねじ状のロータ112とを備えている。一方、押し込みスクリュー部120は、ロータ112の軸線方向に沿ってコネクチングロッド123がケーシング125内に配設され、このコネクチングロッド123の両端が、二つのユニバーサルジョイント121,122によって、ロータ112の基端部と駆動軸131の先端部とをそれぞれ繋いでいる。そして、押し込みスクリュー部120は、コネクチングロッド123の外周面に、押し込みスクリュー124が形成されており、また、押し込みスクリュー部120のケーシング125の上部には吸入口102が形成されている。
図1に示すように、この一軸偏心ねじポンプ1は、水平に配置された駆動軸31を回転自在に支承するブラケット30を有している。ブラケット30には、駆動軸31の先端側(同図の左側)の面に装着部32が形成されており、この装着部32に、押し込みスクリュー部20のケーシング28が不図示の締めねじによって連結されている。そして、このケーシング28の吐出側(同図の左側)に、ねじポンプ部10のハウジング18が、へルールクランプ40によって更に連結されている。また、ハウジング18の吐出側には吐出部19が締めねじ19aによって装着されている。これにより、この一軸偏心ねじポンプ1は、押し込みスクリュー部20とねじポンプ部10とを吸込み側2から吐出側3に向けてこの順に備えている。
ロータ12は、先端側の螺旋部12aと、直線状の基端部12bとから構成されている。基端部12bは、ユニバーサルジョイントを用いることなく駆動軸31の先端に一体形成されることで直結している。螺旋部12aは、自身の回転軸線L2に対して偏心した長円形断面を有しており、この螺旋部2aが、雌ねじ状の内面を形成したステータ11に内挿されている。そして、このステータ11の回転軸線L1に対して、上記ロータ2の回転軸線L2は、所定の偏心量Eだけ偏心して下方に配置されている。
この一軸偏心ねじポンプ1によれば、ねじポンプ部10は、駆動軸31に直結したロータ12を、その回転軸線L2がステータ11の回転軸線L1から所定距離Eだけ偏心するように構成するとともに、ロータ12の回転力でステータ11をロータ12の二分の一の回転数で追従回転するように構成したので、従来の一軸偏心ねじポンプ(例えば上述の一軸偏心ねじポンプ100)で必要とされたユニバーサルジョイント(例えば上記ユニバーサルジョイント121,122)が不要である。そして、ロータ12と一体の駆動軸31は、ステータ11の回転軸線L1からロータ12の偏心量E分だけ下方の位置で回転する構成なので、押し込みスクリュー23の先端部23sを、駆動軸31に近接して且つステータ11の吸込み口4に臨むように配置することができる。
なお、本発明に係る一軸偏心ねじポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
2 吸込み側
3 吐出側
4 (ねじポンプ部のステータの)吸込み口
10 ねじポンプ部
11 ステータ
12 ロータ
20 押し込みスクリュー部
23 押し込みスクリュー 23s 押し込みスクリューの先端部
28 (押し込みスクリュー部の)ケーシング
31 駆動軸
E 偏心された所定距離
L1 ステータの回転軸線
L2 ロータの回転軸線
L3 押し込みスクリューの回転軸線
Claims (2)
- 押し込みスクリュー部とねじポンプ部とを吸込み側から吐出側に向けてこの順に備える一軸偏心ねじポンプであって、
前記ねじポンプ部は、雌ねじ状の内面を有する回転可能に支承されたステータと、該ステータに雄ねじ状の螺旋部が内挿されるとともに直線状の基端部が水平な駆動軸に直結されたロータとを備え、前記ロータの回転軸線が前記ステータの回転軸線に対して所定距離だけ偏心して配置されるとともに、前記ロータの回転力で前記ステータを前記ロータの二分の一の回転数で追従回転させるように構成されており、
前記押し込みスクリュー部は、前記ステータの吸込み口に連通するケーシングと、該ケーシング内に回転可能に支承されるとともに前記ロータの駆動軸とは別個に駆動される押し込みスクリューとを備え、前記押し込みスクリューは、前記ステータの回転軸線に対して前記ロータの回転軸線が配置された側とは反対の側に配置されるとともに、前記押し込みスクリューの先端部が前記駆動軸に近接して且つ前記ステータの吸込み口に臨むように配置されていることを特徴とする一軸偏心ねじポンプ。 - 前記ロータの回転軸線は、前記ステータの回転軸線よりも下方に配置され、前記押し込みスクリューは、前記ステータの回転軸線よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の一軸偏心ねじポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011142943A JP5698079B2 (ja) | 2011-06-28 | 2011-06-28 | 一軸偏心ねじポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011142943A JP5698079B2 (ja) | 2011-06-28 | 2011-06-28 | 一軸偏心ねじポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013011188A JP2013011188A (ja) | 2013-01-17 |
JP5698079B2 true JP5698079B2 (ja) | 2015-04-08 |
Family
ID=47685268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011142943A Expired - Fee Related JP5698079B2 (ja) | 2011-06-28 | 2011-06-28 | 一軸偏心ねじポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5698079B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7411201B2 (ja) * | 2019-05-21 | 2024-01-11 | 兵神装備株式会社 | 押込装置、及び圧送システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614479U (ja) * | 1992-07-29 | 1994-02-25 | 京セラ株式会社 | 一軸偏心ねじポンプ |
JP3944868B2 (ja) * | 1997-03-21 | 2007-07-18 | カゴメ株式会社 | 人参パルプの定量供給装置 |
-
2011
- 2011-06-28 JP JP2011142943A patent/JP5698079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013011188A (ja) | 2013-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5065162B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
TWI397633B (zh) | 單軸偏心螺旋泵 | |
JP5331253B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプにおけるステータシール構造 | |
EP2035708B1 (en) | Moineau pump | |
CN105840494B (zh) | 单轴偏心螺杆泵 | |
CN104220756A (zh) | 用于偏心螺杆泵的销式万向节 | |
JP5698079B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP2007303412A (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP5698078B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP2013011186A (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP5740223B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP2012017761A (ja) | 一軸偏心ねじポンプに用いられるメカニカルシール及び一軸偏心ねじポンプ | |
US20090297255A1 (en) | Drive means | |
JP5356868B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
EP2826996A1 (en) | Drill pump with fixed position bushing | |
JP5507364B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP6185308B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP6329418B2 (ja) | 容積型ポンプ | |
JP6170767B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプの運転制御方法 | |
JP5356867B2 (ja) | 一軸偏心ねじポンプ | |
JP2004204695A (ja) | 電動内接ギヤポンプ | |
WO2004061309A1 (ja) | 電動内接ギヤポンプ | |
JP2004204694A (ja) | 電動内接ギヤポンプ | |
JP2008267275A (ja) | ベーンポンプ | |
JPS59103980A (ja) | スクロ−ル流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20140403 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150203 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5698079 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |