JP6170767B2 - 一軸偏心ねじポンプの運転制御方法 - Google Patents

一軸偏心ねじポンプの運転制御方法 Download PDF

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本発明は、食料原料や、化学原料、下水汚泥などの圧送液を定量圧送する一軸偏心ねじポンプに係り、特に、この種の一軸偏心ねじポンプの運転制御方法に関する。
この種の一軸偏心ねじポンプとしては、例えば特許文献1に記載の技術が開示されている。同文献記載の一軸偏心ねじポンプは、雌ねじ状の内面を有する回転可能に支承されたステータを有している。このステータは、雌ねじ状の内面がゴム等のエラストマーで構成され、このステータに、ロータの雄ねじ状の螺旋部が内挿されるとともに基端部が駆動部に連結されている。そして、ロータの回転軸線は、ステータの回転軸線に対して所定距離だけ偏心して配置されており、ロータの回転力でステータをロータの二分の一の回転数で追従回転させるように構成されている。
WO2010/103993 A1
しかしながら、この種の一軸偏心ねじポンプは、エラストマーで構成されたステータをロータの回転力で追従回転させるので、ロータからステータへの回転力を伝達するときの衝撃が大きいと、エラストマーで構成されたステータが衝撃で大きく弾性変形してしまう。そのため、特に圧送液が粘度の高い液や濃度の高い液などの場合、ステータがロータの回転に追従できず、ロータとステータ相互の位相が正規の位相(図3参照)からずれてしまい、ステータの回転がロータの回転に正確に追従していない位相(図4参照)で運転する場合がある。
例えば、一軸偏心ねじポンプの起動時において、圧送液が粘度の高い液や濃度の高い液などの場合に、いきなり定常運転に移行する運転制御であると、ステータの回転がロータの回転に正確に追従せずにシールラインが正規な状態とならず、正常な圧送が行えない場合があった。
一方で、一軸偏心ねじポンプの停止時において、圧送液が粘度の高い液や濃度の高い液などの場合に、ステータの回転がロータの回転に正確に追従していない位相で停止する場合がある。このような状態で一軸偏心ねじポンプを再起動すると、正規の位相状態から起動した場合と比べて、より大きな起動トルクが必要となる。また、ロータとステータ相互の位相が正規の位相からずれるとシールラインが正規な状態にないため、吸込み側に吸込み圧力が掛かっている場合は、停止中に吐出側から液漏れが発生する場合があった。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、ロータの回転力でステータをロータの二分の一の回転数で追従回転させる一軸偏心ねじポンプにおいて、起動時または停止時の運転を円滑かつ安定させてシールラインを正規な状態に維持し得る一軸偏心ねじポンプの運転制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の態様に係る一軸偏心ねじポンプの運転制御方法は、雌ねじ状の内面を有するステータと、該ステータに雄ねじ状の螺旋部が内挿されるロータとを備え、前記ステータが回転可能に支承され、前記ロータが駆動軸に固定されるとともに該ロータの回転軸線が前記ステータの回転軸線から所定距離偏心するように構成されており、前記ステータが前記ロータの回転速度の1/2の回転速度で従属回転することによって、吸入側から吸い込まれた粘性液を吐出側に圧送する一軸偏心ねじポンプの運転を制御する方法であって、前記一軸偏心ねじポンプの停止時に、停止時前の回転方向とは逆転方向に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度だけ前記ロータを回転させて運転を停止することを特徴とする。
ここで、本発明の一態様に係る一軸偏心ねじポンプの運転制御方法において、前記一軸偏心ねじポンプの起動時に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で逆転方向に所定角度だけ前記ロータを回転させた後に、さらに所定角度の正転逆転を所定回数繰り返した後に定常運転に移行することは好ましい。なお、上記所定角度としては、5〜20°程度が好ましい。
本発明の一態様に係る一軸偏心ねじポンプの運転制御方法によれば、一軸偏心ねじポンプの停止時に、停止時前の回転方向とは逆転方向に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度だけロータを回転させて運転を停止するので、停止時の運転を円滑かつ安定させてロータとステータ相互の位相を正規の位相とし、シールラインを正規な状態に維持しつつ停止させることができる。そのため、吸込み側に吸込み圧力が掛かっている場合であっても、停止中における吐出側からの液漏れを防止または抑制することができる。
そして、一軸偏心ねじポンプの起動時に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で逆転方向に所定角度だけロータを回転させた後に、さらに所定角度の正転逆転を所定回数繰り返した後に定常運転に移行させれば、圧送液が粘度の高い液や濃度の高い液などの場合に、仮に起動前のロータとステータ相互の位相が正規の位相で停止していなかったときでも、いきなり定常運転に移行する運転制御と異なり、起動トルクの過度な上昇を抑制して、起動時の運転を円滑かつ安定させてシールラインを正規な状態に維持しつつ定常運転に移行する上で好適である。
上述のように、本発明によれば、起動時または停止時の運転を円滑かつ安定させてシールラインを正規な状態に維持することができる。
本発明に係る一軸偏心ねじポンプの一実施形態を説明する図であり、同図では、軸線に沿った断面図を示している。 本発明に係る一軸偏心ねじポンプのコントローラ(制御手段)で実行される、運転制御処理のフローチャートである。 ロータの回転角度の二分の一の回転数で回転するステータの正規の位相関係を順に示す図((a)〜(l))であり、同図では各位相関係に対応する軸方向の断面および各断面での位相関係を併せて示している。 比較例を示す図であって、同図では、本発明に係る運転制御処理を実行しないで単に定常運転に移行した場合に、急激な起動トルクによって、ロータに対してステータが正規の位相からずれた位相関係を順に示す図((a)〜(l))であり、同図では各位相関係に対応する軸方向の断面および各断面での位相関係を併せて示している。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1に示すように、この一軸偏心ねじポンプ1は、円筒状のねじポンプ部40を有する。そして、このねじポンプ部40の吸込み側14にケーシング30が設けられている。ケーシング30は、自身側面(この例では回転軸線L2よりも上部)に吸込口12を有する。ねじポンプ部40のハウジング46とケーシング30の吐出側14(ねじポンプ部40の吸込み側でもある)とは、へルールクランプ43によって着脱可能に連結されている。また、ハウジング46の吐出側46tには吐出部50が締めねじ50aによって装着されている。
そして、上記ケーシング30に対し、ねじポンプ部40とは反対の側から、軸受部20を内蔵するブラケット部10が不図示の締めねじによって連結されている。さらに、ブラケット部10の基端側(同図の右側)には、駆動用のモータ2が不図示のボルトによって固定されている。
上記ねじポンプ部40は、円筒状のハウジング46内に、雄ねじ状のロータ42と、雌ねじ状の内面をもつステータ41とを備えている。ロータ42は、先端側の螺旋部42aと、直線状の基端部42bとから構成されている。基端部42bは、ユニバーサルジョイントを用いることなく、水平に配置された駆動軸8の先端に直接連結している。螺旋部42aは、自身の回転軸線L2に対して偏心した長円形断面を有しており、この螺旋部42aが、雌ねじ状の内面を形成したステータ41に内挿されている。なお、上記軸受部20は、上記駆動軸8の途中部分を軸方向に離間した二つの転がり軸受22,23によって回転自在に支承している。また、駆動軸8の先端側であって、ケーシング30側の端面は水中軸受25によって軸封されている。
そして、このステータ41の回転軸線L1に対して、上記ロータ42の回転軸線L2は、所定の偏心量Eだけ偏心して配置されている。ステータ41は、その雌ねじ状のピッチがロータ42の螺旋部42aの2倍である。ステータ41は、その両端が、すべり軸受としての、円環状の自己潤滑軸受47、48を介して上記ハウジング46内に回転自在に支承されている。
この例では、ステータ41は、ステータ内筒41aと、このステータ内筒41aを軸方向の両側から挟み込むように形成された段付き形状の二つのステータ外筒41b,41cとを有して構成されている。ステータ内筒41aは、内側に焼き嵌めされたエラストマー製の内周部を有し、上記雌ねじ状の内面がこの内周部によって形成されている。ステータ外筒41b,41cとステータ内筒41aとは、押しねじ41d,41dによって固定されることで全体として一体で回転するようになっている。
そして、ケーシング30とハウジング46とには、相互が対向する側の内面に、凹の段部30d、46dがそれぞれ形成されている。さらに、ステータ41の外周面には、各ステータ外筒41b,41cによって凸の段部41tが形成されており、各ステータ外筒41b,41cに対して、その凸の段部41tの両端部に自己潤滑軸受47、48が当接されつつ外嵌され、ケーシング30とハウジング46とをヘルールクランプ43によって組み付けることでケーシング30とハウジング46相互の内面に形成された凹の段部30d、46dの内側面が自己潤滑軸受47、48の軸方向への移動を拘束しつつ、ステータ41を回転自在に支持するように構成されている。
このような構成の一軸偏心ねじポンプ1は、オペレータにより不図示の操作パネルからの起動操作がなされると、後述のコントローラ5の制御下でモータ2が駆動され、モータ2の回転力によって駆動軸8が一体で回転し、この駆動軸8に直接接続されたロータ42が回転する。そして、ねじポンプ部40は、ロータ42がその回転軸線L2を中心として回転し、ロータ42の螺旋部42aの動きに伴ってステータ41もその回転軸線L1を中心としてロータ42の回転と同期してロータ42の二分の一の回転数で従動回転(図3参照)することにより、圧送流体を吸込口12から吐出口16に向けて圧送するようになっている。
ここで、この一軸偏心ねじポンプ1は、モータ2の角速度を測定可能な角速度センサ3と、モータ2の角加速度を測定可能な角加速度センサ4がモータ2に付設されている。これらセンサ3、4によって測定された角速度情報および角加速度情報は、モータ2の制御手段であるコントローラ5に入力される。コントローラ5は、コンピュータを含む制御装置であり、オペレータによる起動操作および停止操作に応じて、本発明に係る運転制御処理を実行し、取得した角速度情報および角加速度情報に基づいて、モータ2の起動時および停止時の運転を所定に制御するようになっている。
詳しくは、コントローラ5で運転制御処理が実行されると、図2に示すように、ステップS1に移行して、当該一軸偏心ねじポンプ1が起動段階か否かを判定する。この判定処理は、例えばポンプ停止時に設定されるフラグの有無の参照およびモータ2が所定の角速度に満たないか否かを監視することによって判定される。設定フラグは、モータ2が所定の角速度を超えた定常運転状態であれば解除され、オペレータによる電源の再投入時等には改めてフラグが設定されるようになっている。つまり、起動段階(フラグ有り)であれば(Yes)ステップS2に移行し、そうでなければ(No)ステップS3に移行する。
ステップS2では、ロータ42とステータ41との位相のずれが生じないように、所定の起動運転制御が実行される。起動運転制御は、角速度センサ3および角加速度センサ4によって測定された角速度情報および角加速度情報をそれぞれ取得しつつ、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で逆転方向に所定角度だけロータ42を回転させる。例えば、起動時の角加速度が、50〜200πrad/s、最大トルクが定格トルクの45〜65%、起動時の角速度が、ロータ回転数で100min−1以下となるように制御する。その後に、さらに定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度の正転逆転を所定回数(例えば2〜3回)繰り返した後に定常運転に移行する一連の制御である。なお、定常運転時の制御は、モータ2が所定の角速度に達したか否かを随時に監視し、所定の角速度を維持するフィードバック制御が行われる。なお、起動運転制御時の所定角度としては、5〜20°程度が好ましい。このステップS2の一連の起動運転制御後、処理をステップS1に戻す。
ステップS3では、当該一軸偏心ねじポンプ1が停止段階か否かを判定する。この判定は、オペレータによる停止操作が入力されたか否かを監視し、停止操作が入力されていれば(Yes)ステップS4に移行し、そうでなければ(No)定常運転を維持する。
ステップS4では、ロータ42とステータ41との位相のずれが生じないように、所定の停止運転制御が実行される。停止運転制御は、角速度センサ3および角加速度センサ4によって測定された角速度情報および角加速度情報をそれぞれ取得しつつ、停止時前の回転方向とは逆転方向に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度だけロータ42を回転させて運転を停止する一連の制御である。なお、停止運転制御時の所定角度としては、5〜20°程度が好ましい。例えば、逆転方向への回転制御は、角加速度が、50〜200πrad/s、最大トルクが定格トルクの45〜65%、角速度が、ロータ回転数で100min−1以下となるように制御する。
次に、この一軸偏心ねじポンプ1の動作および作用・効果について説明する。
この一軸偏心ねじポンプ1は、駆動軸8が一体をなして直結された雄ねじ状の螺旋部42aを有するロータ42と、回転可能に支承されるとともにその回転軸線L1がロータ42の回転軸線L2に対して偏心して配置される雌ねじ状の内面を有するステータ41とを備え、ロータ42が回転しつつステータ41の軸心に対して偏心運動を行うことによって圧送液を吸入側から吐出側へ圧送する構成なので、モータ2の駆動によってロータ42を回転させると、ロータ42はその回転軸線L2を中心として回転し、ロータ42の螺旋部42aの動きに伴ってステータ41もその回転軸線L1を中心としてロータ42の回転と同期して従動回転することにより、圧送液を吸込口12から吐出口16に向けて圧送することができる。なお、運転時には上記運転制御処理が実行され、モータ2の起動時および停止時の運転が所定に制御される。
ここで、この一軸偏心ねじポンプ1は、ゴム等のエラストマーで構成されたステータ内筒41aを有するステータ41をロータ42の回転力で追従回転させるようになっているので、起動時や停止時に、ロータ42からステータ41への回転力を伝達するときの衝撃が大きいと、エラストマーで構成されたステータ内筒41aが衝撃で大きく弾性変形してしまう。そのため、特に圧送液が粘度の高い液や濃度の高い液などの場合、一軸偏心ねじポンプの起動時や停止時に、ロータ42の回転にステータ41が追従回転できず、ロータ42とステータ41との本来の正確な位相関係が保てず、図4に示す非追従状態(同図において、ロータ42とステータ41とのシールラインが崩れているため、図面上の線が相互に交差した状態)になる場合がある。つまり、エラストマーからなるステータ内筒41aが大きく弾性変形した結果、ロータ42とステータ41とのシールラインが崩れてしまうことになる。
これに対し、本実施形態の一軸偏心ねじポンプ1によれば、モータ2の角速度を測定する角速度センサ3と、モータ2の角加速度を測定する角加速度センサ4と、これらセンサ3、4から取得した角速度、角加速度情報に基づいて、モータ2の起動および停止時の運転を制御するコントローラ5とを備え、コントローラ5は、当該一軸偏心ねじポンプ1を起動するときには、上記起動制御処理を実行してから定常運転に移行させるとともに、当該一軸偏心ねじポンプ1を停止するときには、上記停止制御処理を実行してから停止させるので、ロータ42とステータ41とのずれが生じないように、ステータ41をロータ42の回転に確実に追従させつつ起動および停止を行うことができる。
すなわち、停止時には、上記停止制御処理を実行し、停止時前の回転方向とは逆転方向に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度だけロータ42を回転させて運転を停止するので、シールラインを正規な状態に維持しつつ停止させることができる。そのため、吸込み側に吸込み圧力が掛かっている場合であっても、停止中における吐出側からの液漏れを防止または抑制することができる。
また、起動時は、起動段階(フラグ有り)のときに上記起動制御処理を実行し、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で逆転方向に所定角度だけロータ42を回転させた後に、さらに所定角度の正転逆転を所定回数繰り返した後に定常運転に移行するので、起動トルクの過度な上昇を抑制して、図3に示すように、ステータ41をロータ42との正確な位相関係を保って追従回転させることができる(同図において、ロータ42とステータ41とのシールラインが正しく保たれるため、図面上の線が相互に交差せずにステータ41の内周面にロータ42の外周面が接触した状態となる)。したがって、起動時の運転を円滑かつ安定させてシールラインを正規な状態に維持しつつ定常運転に移行することができる。
なお、本発明に係る一軸偏心ねじポンプは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。例えば、上記実施形態では、起動または停止時の角加速度の設定値が、50〜200πrad/sである例で説明したが、これに限らず、ロータ42とステータ41とのずれが生じない設定値であれば任意の値に設定可能である。
1 一軸偏心ねじポンプ
2 モータ
3 角速度センサ(角速度測定手段)
4 角加速度センサ(角加速度測定手段)
5 コントローラ(制御手段)
8 駆動軸
10 ブラケット部
12 吸込口
14 吸込み側
16 吐出口
20 軸受部
30 ケーシング
40 ねじポンプ部
41 ステータ
42 ロータ
E 偏心の所定距離
L1 ステータの回転軸線
L2 ロータの回転軸線

Claims (3)

  1. 雌ねじ状の内面を有するステータと、該ステータに雄ねじ状の螺旋部が内挿されるロータとを備え、前記ステータが回転可能に支承され、前記ロータが駆動軸に固定されるとともに該ロータの回転軸線が前記ステータの回転軸線から所定距離偏心するように構成されており、前記ステータが前記ロータの回転速度の1/2の回転速度で従属回転することによって、吸入側から吸い込まれた粘性液を吐出側に圧送する一軸偏心ねじポンプの運転を制御する方法であって、
    前記一軸偏心ねじポンプの停止時に、停止時前の回転方向とは逆転方向に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で所定角度だけ前記ロータを回転させて運転を停止することを特徴とする一軸偏心ねじポンプの運転制御方法。
  2. 前記一軸偏心ねじポンプの起動時に、定常運転時よりも低角加速度且つ低角速度で逆転方向に所定角度だけ前記ロータを回転させた後に、さらに所定角度の正転逆転を所定回数繰り返した後に定常運転に移行する請求項1に記載の一軸偏心ねじポンプの運転制御方法。
  3. 前記所定角度は、5〜20°の範囲の角度であることを特徴とする請求項1または2に記載の一軸偏心ねじポンプの運転制御方法。
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