JP2005207368A - 空気供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡略な構成で大気圧に応じて空気供給制御を行うことが可能な空気供給装置を提供する。
【解決手段】 可動部材1、2を稼働させることで空気を吐出して空気被供給装置200に空気を供給する空気供給装置において、可動部材1、2を稼働させるモータ100と、モータ100の消費電力に関連する測定値を検出する消費電力検出手段40と、吐出される空気の圧力を検出する吐出空気圧力検出手段26と、モータ100の回転数を制御する制御手段40とを設ける。制御手段40は、モータ100の回転数と吐出空気圧力検出手段26にて検出された空気圧力とに基づき、標準気圧においてモータ100が必要とする消費電力に関連する基準値を算出し、基準値と消費電力検出手段40にて検出した測定値とに基づいてモータ100の回転数を制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 可動部材1、2を稼働させることで空気を吐出して空気被供給装置200に空気を供給する空気供給装置において、可動部材1、2を稼働させるモータ100と、モータ100の消費電力に関連する測定値を検出する消費電力検出手段40と、吐出される空気の圧力を検出する吐出空気圧力検出手段26と、モータ100の回転数を制御する制御手段40とを設ける。制御手段40は、モータ100の回転数と吐出空気圧力検出手段26にて検出された空気圧力とに基づき、標準気圧においてモータ100が必要とする消費電力に関連する基準値を算出し、基準値と消費電力検出手段40にて検出した測定値とに基づいてモータ100の回転数を制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部から空気を取り込み圧縮して吐出し、空気被供給装置に空気を供給する空気供給装置に関するものである。
送風機の風量を調整する装置において、大気圧を検出する大気圧センサを設け、大気圧に応じて風量制御を行う装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−25337号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、大気圧を検出するための大気圧センサが必要であり、構成が複雑となるとともに、コストアップにもつながるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、簡略な構成で大気圧に応じて空気供給制御を行うことが可能な空気供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、可動部材(1、2)を稼働させることで空気を吐出して空気被供給装置(200)に空気を供給する空気供給装置であって、可動部材(1、2)を稼働させるモータ(100)と、モータ(100)の消費電力に関連する測定値を検出する消費電力検出手段(40)と、吐出される空気の圧力を検出する吐出空気圧力検出手段(26)と、モータ(100)の回転数を制御する制御手段(40)とを備え、制御手段(40)は、モータ(100)の回転数と吐出空気圧力検出手段(26)にて検出された空気圧力とに基づき、標準気圧においてモータ(100)が必要とする消費電力に関連する基準値を算出し、基準値と消費電力検出手段(40)にて検出した測定値とに基づいてモータ(100)の回転数を制御することを特徴としている。
このように、モータ回転数と吐出空気圧とから標準気圧におけるモータ(100)の消費電力に関連する基準値を求め、実際の消費電力に関連する測定値と比較することで大気圧を推測することができる。このような構成によれば、大気圧を検出するためのセンサを設ける必要がなく、簡略な構成で大気圧に応じてモータ回転数を制御して空気供給制御を行うことが可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、制御手段(40)は、測定値が基準値より大きい場合に、モータ(100)の回転数を増加させることを特徴としている。これにより、気圧の低い高地において空気供給量が減少することを抑制できる。
また、請求項3に記載の発明では、測定値はモータ(100)のモータコイルに流れる電流値であり、基準値は標準気圧においてモータ(100)が必要とする電流値であることを特徴としている。これにより、例えばPWM制御が行われるモータの場合には、PWM制御のために検出するモータ(100)の電流値を測定値として用いることができ、新たに電流センサ等を設ける必要がない。
また、請求項4に記載の発明では、可動部材(1、2)はハウジング(7)内に収納されており、ハウジング(7)内で可動部材(1、2)を稼働させることで、外部から導入した空気を圧縮し、ハウジング(7)に設けられた吐出口(7b)から吐出することを特徴としている。このように空気供給装置が容積型圧縮機である場合には、消費電力に関連する値と大気圧とが1対1に対応しているので、制御性を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明では、ハウジング(7)の内壁と可動部材(1、2)との間は、微小な隙間が形成されたシール構造となっていることを特徴としている。このようなシール構造を有する圧縮機の場合には、気圧の低い高地では流体仕事の増加とともに効率の低下があり、消費電力の差が大きくなるため、検出感度の低い消費電力検出手段(40)を用いることができる。
また、請求項6および7に記載の発明では、吐出口(7b)の下流側に配置され、吐出された空気が空気被供給装置(200)に供給される際の空気圧力を調整する圧力調整弁(28)を備え、制御手段(40)は、基準値と測定値とに基づいて圧力調整弁(28)の開度を制御することを特徴としている。これにより、簡略な構成で大気圧に応じて圧力制御弁(28)の開度を制御して空気供給制御を行うことが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本第1実施形態は、本発明の空気供給装置を触媒燃焼器に空気を供給する空気供給装置として適用したものである。図1は空気供給装置の断面構成を含む概念図であり、図2は空気供給装置のロータの斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本第1実施形態は、本発明の空気供給装置を触媒燃焼器に空気を供給する空気供給装置として適用したものである。図1は空気供給装置の断面構成を含む概念図であり、図2は空気供給装置のロータの斜視図である。
本第1実施形態の空気供給装置はスクリュー型のポンプであり、ねじ状のオスロータ1およびメスロータ2(図2参照)と、駆動源の回転力によりロータ1、2を回転駆動する回転伝達機構3と、一対のロータ1、2および回転伝達機構3を収納するケーシング4と、駆動源の回転力を受ける入力軸5等から構成されている。なお、図1において一対のロータ1、2は紙面奥側と手前側に並んで配置されている。
オスロータ1およびメスロータ2は、図2に示すように、互いに噛合するように螺旋状の突起部が形成された雄ねじ状に形成されている。図1に示すように、オスロータ1およびメスロータ2は、電動モータ100から回転力を得た回転伝達機構3により回転駆動される。本第1実施形態では、オスロータ1が駆動側、メスロータ2が従動側になっており、それぞれ回転軸1a、2aを中心として回転する。なお、図示を省略しているが、電源からインバータを介して電動モータ100に電力が供給される。
ケーシング4は、モータ100側から順に、潤滑ボックス6、ロータハウジング7およびカバー8から構成されている。潤滑ボックス6、ロータハウジング7およびカバー8は、ボルト(図示せず)等の締結手段によって強固に結合されている。ロータ1、2と回転伝達機構3はそれぞれ離隔した状態でケーシング4内に収納されており、一対のロータ1、2はロータハウジング7内に収納され、回転伝達機構3は循環ボックス6内に収納されている。
潤滑ボックス6内には、回転伝達機構3と、回転伝達機構3に供給される潤滑油とが収納された潤滑油空間9が形成されている。潤滑油としては、例えばエンジンオイルと同程度の粘度を有するオイルを用いることができる。回転伝達機構3を構成する歯車等には、潤滑油空間9内の潤滑油がはねかけられることにより潤滑が行われる。
潤滑ボックス6には、モータ100から回転力を受ける入力軸5が設けられている。潤滑ボックス6には、モータ100側に第1ベアリング11が設けられ、潤滑油空間9側に第2ベアリング12が設けられており、入力軸5はこれらのベアリング11、12を介して潤滑ボックス6に支持されている。また、潤滑ボックス6に形成された入力軸5が挿入される挿通穴の内部には、第1、第2ベアリング11、12に供給される潤滑油がケーシング4外に流出するのを阻止するための第1オイルシール13が装着されている。
ロータハウジング7内には一対のロータ1、2が収納されたロータ室10が形成されている。ロータハウジング7には、ロータ室10内に空気を吸入するための吸入口7aと、ロータ室10外に空気を吐出するための吐出口7bが形成されている。吸入口7aはロータハウジング7の軸方向端部のうちカバー8側に設けられており、吐出口7bはロータハウジング7の軸方向端部のうち潤滑ボックス6側に設けられている。吐出口7bの下流側には、吐出口7bから吐出された空気が供給される触媒燃焼器200が配置されている。触媒燃焼器200は、本発明の空気供給装置から空気が供給される空気被供給装置を構成している。
また、ロータ1、2の外周先端とロータ室10の内壁との間は、微小な隙間が形成されたシール構造となっている。ロータ1、2とロータ室10内壁との間には、吸入口7aから吸入された空気を圧縮するための圧縮室10aが形成されている。
上述のように、ロータ1、2は回転伝達機構3により回転駆動される。回転伝達機構3は、入力軸5の回転をオスロータ回転軸1aとメスロータ回転軸2aに伝達するとともに、一対のロータ1、2を同期回転させるように構成されている。回転伝達機構3は、モータ100によって駆動される入力軸5の回転をオスロータ回転軸1aに伝える第1、第2ギヤ14、15と、これらのギヤ14、15からオスロータ回転軸1aに伝えられた回転をメスロータ回転軸2aに伝える第3、第4ギヤ16、17等から構成される。なお、第3、第4ギヤ16、17は、一対のロータ1、2を同期回転させるためのタイミングギヤである。
オスロータ回転軸1aとメスロータ回転軸2aは、一端側が第3、第4ベアリング18、19を介してロータハウジング7に回転可能に支持され、他端側が第5、第6ベアリング20、21を介してカバー8に回転可能に支持されている。
また、ロータハウジング7に形成されたロータ回転軸1a、2aが挿入される挿通穴には、第3、第4ベアリング18、19に供給される潤滑油がロータ室10内に漏れるのを阻止するための第2、第3オイルシール22、23が装着されている。さらに、カバー8に形成されたロータ回転軸1a、2aが挿入される挿通穴にも、第5、第6ベアリング20、21に封入されているグリースがロータ室10内に漏れるのを阻止するための第4、第5オイルシール24、25が装着されている。
ロータハウジング7の吐出口7bには、吐出空気の圧力を検出する圧力センサ26が設けられている。なお、圧力センサ26が本発明の吐出空気圧力検出手段に相当している。
また、空気供給装置には、制御装置(ECU)40が設けられている。制御装置40は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータとその周辺回路にて構成されている。そして、制御装置40には、圧力センサ26からのセンサ信号が入力される。
制御装置40は、電動モータ100の回転を制御するように構成されている。電動モータ100は、インバータを用いたPWM制御により回転数が制御される。また、制御装置40には、PWM制御のために検出される電動モータ100のモータコイルに流れる電流値が入力される。制御装置40は、ROM等に格納された制御プログラムに従って演算を行い、電動モータ100に制御信号を出力するように構成されている。なお、制御装置40が本発明の消費電力検出手段と制御手段に相当している。
次に、本第1実施形態の空気供給装置の作動の概略について説明する。
一対のロータ1、2が、回転伝達機構3により同期回転されると、ロータハウジング7のカバー8側に設けられた吸入口7aから空気が圧縮室10aに吸い込まれる。このとき、圧縮室10aは、一対のロータ1、2の回転とともに、カバー8側から潤滑油空間9側に移動しながらその体積が縮小していくため、圧縮室10a内の空気は次第に加圧圧縮されながら潤滑油空間9側に移動していく。
そして、一対のロータ1、2の回転角が所定の角度に達すると、圧縮室10aがロータハウジング7の潤滑油空間9側に設けられた吐出口7bに到達し、それまで密閉されていた圧縮室10aが吐出口7bにて開放された状態となるので、圧縮室10a内の圧縮された空気が吐出口7bから吐出される。吐出口7bから吐出された空気は下流側の触媒燃焼器200に供給され、触媒反応に用いられる。
次に、本第1実施形態の空気供給装置の供給空気圧力制御について図3に基づいて説明する。図3は、制御装置40のCPUが制御プログラムに従って行う制御内容を示すフローチャートである。
まず、空気被供給装置200に空気を供給する際に所望の圧力及び流量を得るために必要な電動モータ100の回転数を設定し(S10)、電動モータ100を作動させる(S11)。次に、圧力センサ26で検出した吐出口7bから吐出される空気の圧力を取得する(S12)。
次に、外気圧が標準気圧(1気圧)の場合において、S10で設定した電動モータ100の回転数でS12で取得した吐出空気圧を得るために電動モータ100が必要な電流値を算出する(S13)。この電流値を基準電流値とする。
次に、電動モータ100のモータコイルに流れる電流値を取得する(S14)。次に、S14で取得した測定電流値がS13で算出した基準電流値を上回っているか否かを判定する(S15)。この結果、測定電流値が基準電流値を上回っていない場合には、そのままリターンする。なお、基準電流値が本発明の基準値に相当し、測定電流値が本発明の測定値に相当する。
一方、測定電流値が基準電流値を上回っている場合には、外気圧が標準気圧より低いと推定できるので、電動モータ100の回転数を増大させる(S16)。電動モータ100の回転数の増大量は任意に設定でき、例えば100rpm程度増大させることができる。これにより、外気圧が低い場合に触媒燃焼器200への空気供給量が低下することを抑制することが可能となる。
以上のように、モータ回転数と吐出空気圧とから標準気圧における電動モータ100の基準電流値を求め、実際の電流値と比較することで大気圧を推測することができる。このような構成によれば、大気圧を検出するためのセンサを設ける必要がなく、簡略な構成で大気圧に応じて電動モータ100による空気供給制御が可能となる。
なお、本第1実施形態において、S14で取得した測定電流値がS13で算出した基準電流値を下回っている場合にモータ回転数を減少させるように構成してもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4、図5に基づいて説明する。
次に、本発明の第2実施形態について図4、図5に基づいて説明する。
図4は、本第2実施形態の空気供給装置の断面構成を含む概念図である。図4に示すように、吐出口7bの下流側に空気排出通路27が設けられており、空気排出通路27には圧力制御弁28が設けられている。圧力制御弁28は、吐出口7bから吐出された空気を触媒燃焼器200に供給する際における空気圧力を調整するためのものである。圧力制御弁28の開度を大きくした場合には供給空気圧力が高くなり、圧力制御弁28の開度を小さくした場合には供給空気圧力が低くなる。制御装置40は、ROM等に格納された制御プログラムに従って演算を行い、圧力制御弁28に制御信号を出力するように構成されている。また、圧力センサ26は、吐出口7bと圧力制御弁28との間の空気排出通路27内の圧力を検出する。
次に、本第2実施形態の空気供給装置の供給空気圧力制御について図5に基づいて説明する。図5は、制御装置40のCPUが制御プログラムに従って行う制御内容を示すフローチャートである。S20〜S24は上記第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図5に示すように、測定電流値が基準電流値を上回っているか否かを判定し(S25)、測定電流値が基準電流値を上回っている場合には、外気圧が標準気圧より低いと推定できるので、電動モータ100の回転数を増大させ(S26)、圧力制御弁28の開度を縮小させる(S27)。このように、電動モータ100の回転数を増大させるとともに、圧力制御弁28の開度を縮小させることで、触媒燃焼器200への供給空気圧力が低下することを抑制することができる。
以上の構成によれば、簡略な構成で大気圧に応じて圧力制御弁28による空気供給制御が可能となる。
なお、本第2実施形態において、S26の電動モータ100の回転数増大処理を行わないように構成してもよい。また、本第2実施形態において、S24で取得した測定電流値がS23で算出した基準電流値を下回っている場合にモータ回転数を減少させるとともに、制御弁開度を大きくするように構成してもよい。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、電動モータ100の消費電力に関連する基準値及び測定値として電動モータ100の電流値を用いたが、これに限らず、電動モータ100の消費電力に関連する基準値及び測定値として電動モータ100の消費電力を用いてもよい。
なお、上記各実施形態では、電動モータ100の消費電力に関連する基準値及び測定値として電動モータ100の電流値を用いたが、これに限らず、電動モータ100の消費電力に関連する基準値及び測定値として電動モータ100の消費電力を用いてもよい。
また、上記各実施形態では、空気被供給装置として触媒燃焼器を用いたが、これに限らず、例えば空気被供給装置として燃料電池を用いることもできる。例えば空気供給装置を燃料電池車両に搭載した場合には、燃料電池車両が気圧の低い高地を走行する際に燃料電池への空気供給量が低下して出力が低下することを防止できる。
また、上記各実施形態では、空気供給装置としてスクリュー型の圧縮機を用いたが、これに限らず、他の種類の空気供給装置を用いてもよい。例えばルーツ型やスクロール型等の容積型圧縮機にも本発明を適用することができる。
1…オスロータ、2…メスロータ、4…ケーシング、6…潤滑ボックス、7…ロータハウジング、10…ロータ室、26…圧力センサ、28…圧力制御弁、40…制御装置(消費電力検出手段、制御手段)、100…電動モータ、200…触媒燃焼器(空気被供給装置)。
Claims (7)
- 可動部材(1、2)を稼働させることで空気を吐出して空気被供給装置(200)に空気を供給する空気供給装置であって、
前記可動部材(1、2)を稼働させるモータ(100)と、
前記モータ(100)の消費電力に関連する測定値を検出する消費電力検出手段(40)と、
吐出される空気の圧力を検出する吐出空気圧力検出手段(26)と、
前記モータ(100)の回転数を制御する制御手段(40)とを備え、
前記制御手段(40)は、前記モータ(100)の回転数と前記吐出空気圧力検出手段(26)にて検出された空気圧力とに基づき、標準気圧において前記モータ(100)が必要とする消費電力に関連する基準値を算出し、前記基準値と前記消費電力検出手段(40)にて検出した測定値とに基づいて前記モータ(100)の回転数を制御することを特徴とする空気供給装置。 - 前記制御手段(40)は、前記測定値が前記基準値より大きい場合に、前記モータ(100)の回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の空気供給装置。
- 前記測定値は前記モータ(100)のモータコイルに流れる電流値であり、前記基準値は標準気圧において前記モータ(100)が必要とする電流値であることを特徴とする請求項1または2に記載の空気供給装置。
- 前記可動部材(1、2)はハウジング(7)内に収納されており、ハウジング(7)内で可動部材(1、2)を稼働させることで、外部から導入した空気を圧縮し、前記ハウジング(7)に設けられた吐出口(7b)から吐出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気供給装置。
- 前記ハウジング(7)の内壁と前記可動部材(1、2)との間は、微小な隙間が形成されたシール構造となっていることを特徴とする請求項4に記載の空気供給装置。
- 前記吐出口(7b)の下流側に配置され、前記吐出された空気が前記空気被供給装置(200)に供給される際の空気圧力を調整する圧力調整弁(28)を備え、前記制御手段(40)は、前記基準値と前記測定値とに基づいて前記圧力調整弁(28)の開度を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の空気供給装置。
- 可動部材(1、2)を稼働させることで空気を吐出して空気被供給装置(200)に空気を供給する空気供給装置であって、
前記可動部材(1、2)を稼働させるモータ(100)と、
前記モータ(100)の消費電力に関連する測定値を検出する消費電力検出手段(40)と、
吐出される空気の圧力を検出する吐出空気圧力検出手段(26)と、
前記モータ(100)の回転数を制御する制御手段(40)とを備え、
前記制御手段(40)は、前記モータ(100)の回転数と前記吐出空気圧力検出手段(26)にて検出された空気圧力とに基づき、標準気圧において前記モータ(100)が必要とする消費電力に関連する基準値を算出し、前記基準値と前記消費電力検出手段(40)にて検出した測定値とに基づいて前記圧力調整弁(28)の開度を制御することを特徴とする空気供給装置。
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