JP2010053798A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明が解決しようとする課題は、旋回スクロールの外線側と内線側の両方の圧縮室へ油を確実に供給し、圧縮室のシール性を向上させたスクロール圧縮機を提供することにある。
【解決手段】
本発明に係るスクロール圧縮機は、台板に立設する渦巻状のラップを有する旋回スクロールと、台板に立設する渦巻状のラップを有する固定スクロールと、旋回スクロール及び固定スクロールにより形成され旋回スクロールの内線側に位置する内線側圧縮室及び旋回スクロールの外線側に位置する外線側圧縮室とを有する圧縮室と、旋回スクロールの背部に設けられた背圧室と、背圧室と圧縮室とを連通し圧縮室側の開口部が内線側圧縮室及び外線側圧縮室の両方に開口するように形成された連通路とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯機や空気調和機等において冷媒ガスを圧縮するためのスクロール圧縮機に関する。
スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールの圧縮作用により、両スクロールを互いに引き離そうとする力が発生する。この時、旋回スクロールが固定スクロールから引き離されないように、旋回スクロールの反固定スクロール側に吐出圧力と吸込圧力の中間の圧力となる背圧室を設け、この背圧によって旋回スクロールを固定スクロールに押付けている。背圧は背圧室と吸込室とをつなぐ連通路に設けられた逆止弁により調整される(例えば特許文献1参照)。
特許文献1においては、背圧室と吸込室とをつなぐ連通路に、弁体とこの弁体を押す差圧弁ばねから構成される圧力差制御弁を備え、背圧が吸込圧力+一定値となるように制御される。圧力差制御弁が開くと背圧室の油が吸込室に供給され、この油が圧縮室内部を潤滑する。特許文献1は、旋回スクロールの外線側に形成される圧縮室には油が供給され易いが、内線側に形成される圧縮室には油が供給され難いといった問題があった。
特開平10−110688号公報
本発明が解決しようとする課題は、旋回スクロールの外線側と内線側の両方の圧縮室へ油を確実に供給し、圧縮室のシール性を向上させたスクロール圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るスクロール圧縮機は、台板に立設する渦巻状のラップを有する旋回スクロールと、台板に立設する渦巻状のラップを有する固定スクロールと、旋回スクロール及び固定スクロールにより形成され旋回スクロールの内線側に位置する内線側圧縮室及び旋回スクロールの外線側に位置する外線側圧縮室とを有する圧縮室と、旋回スクロールの背部に設けられた背圧室と、背圧室と圧縮室とを連通し圧縮室側の開口部が内線側圧縮室及び外線側圧縮室の両方に開口するように形成された連通路とを備える。
本発明に係るスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールの外線側と内線側の両方の圧縮室へ油を確実に供給でき、圧縮室のシール性を向上させたスクロール圧縮機を提供することができる。
本発明に係るスクロール圧縮機は、台板に立設する渦巻状のラップを有する旋回スクロールと、台板に立設する渦巻状のラップを有する固定スクロールと、旋回スクロール及び固定スクロールにより形成され旋回スクロールの内線側に位置する内線側圧縮室及び旋回スクロールの外線側に位置する外線側圧縮室とを有する圧縮室と、旋回スクロールの背部に設けられた背圧室と、背圧室と圧縮室とを連通し圧縮室側の開口部が内線側圧縮室及び外線側圧縮室の両方に開口するように形成された連通路とを備える。これにより、旋回スクロールの外線側と内線側の両方の圧縮室へ油を確実に供給でき、圧縮室のシール性を向上させたスクロール圧縮機を提供することができる。以下、本発明に係るスクロール圧縮機について、図面を用いて説明する。
本発明に係るスクロール圧縮機の第1の実施例を図1−図8を用いて説明する。図1は第1の実施例のスクロール圧縮機の縦断面図、図2は従来技術における図1のA−A断面図、図3は図2のB−B断面図、図4は旋回外線室が吸込完了になるときの説明図、図5は旋回内線室が吸込完了になるときの説明図、図6は第1の実施例における図1のA−A断面図、図7は図6のC−C断面図、図8は第1の実施例における背圧制御弁の油戻し方法説明図である。
スクロール圧縮機1は、渦巻状のラップ6aと5cを立設した旋回スクロール6及び固定スクロール5からなる圧縮機構部3と、この圧縮機構部3を駆動する電動機4と、この圧縮機構部3と電動機4を収納する密閉容器2とを備える。密閉容器2内の上部には圧縮機構部3が、下部には電動機4が配置される。そして、密閉容器2の底部には潤滑油13が貯留される。
密閉容器2は、円筒状のケース2aに蓋チャンバ2bと底チャンバ2cが上下に溶接されて構成される。蓋チャンバ2bには吸込パイプ2dが設けられ、ケース2a側面には吐出パイプ2eが設けられる。密閉容器2の内部は吐出圧室2fとなる。吐出圧室2fには圧縮機構部3と電動機4が収納される。
圧縮機構部3は、台板5d上に渦巻状のラップ5cを有する固定スクロール5と、台板6b上に渦巻状のラップ6aを有する旋回スクロール6と、固定スクロール5にボルト8で一体化されて旋回スクロール6を支持するフレーム9とを備える。
固定スクロール5に相対向して旋回スクロール6が旋回自在に配置される。旋回スクロール6の上面には、図2に示すように、固定スクロール5のラップ5cとかみ合う渦巻状のラップ6aが設けられ、ラップ5cとラップ6aとの間に吸込室10と圧縮室11が形成されている。
フレーム9は、その外周側が溶接によって密閉容器2の内壁面に固定される。固定スクロール5には、リリース弁装置15が設けられる。フレーム9は、クランク軸7を回転自在に支持する主軸受9aを備える。旋回スクロール6の下面側に、クランク軸7の偏心部7bが連結される。
旋回スクロール6の下面側とフレーム9との間にはオルダムリング12が配置されており、オルダムリング12は旋回スクロール6の下面側に形成された溝及びフレーム9に形成された溝に装着される。このオルダムリング12は、旋回スクロール6を自転することなく、クランク軸7の偏心部7bの偏心回転を受けて公転運動をさせる働きをする。
電動機4は、固定子4aおよび回転子4bを備える。固定子4aは密閉容器2に圧入および溶接などにより締結される。回転子4bは固定子4a内に回転可能に配置される。回転子4bにはクランク軸7が固定されており、回転子4bが回ることにより、旋回スクロール6を旋回運動させる。
クランク軸7は、主軸7aと偏心部7bとを備え、フレーム9に設けた主軸受9a及び下軸受17により支持される。偏心部7bはクランク軸7の主軸7aに対して偏心して一体に形成され、旋回スクロール6の背面に設けた旋回軸受に嵌合される。クランク軸7は電動機4によって駆動され、偏心部7bは主軸7aに対して偏心回転運動し、旋回スクロール6を駆動させる。また、クランク軸7は、主軸受9a,下軸受17および旋回軸受へ潤滑油13を導く給油通路7cが設けられ、電動機側軸端に潤滑油13を吸い上げて給油通路7cに導く給油管7dが装着される。
旋回スクロール6の背面側とフレーム9との間には、吸込パイプ2dの圧力と吐出圧室2fの圧力の中間の圧力となる背圧室14が形成される。背圧室14と吐出圧室2fの圧力差により、クランク軸7の中心部に形成された給油通路7cを介して、密閉容器2底部に封入した潤滑油13が主軸受9aなどに供給される。この背圧室14は、密閉容器2内の潤滑油13を圧縮機構部3の摺動部に供給する経路中に形成される。
冷媒ガスは、吸込パイプ2dから旋回スクロール6および固定スクロール5により形成される圧縮室11に導かれる。その後、冷媒ガスは、圧縮室11内において、スクロールの中心方向に移動するに従い容積を縮小し、圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、固定スクロール5の台板5dの略中央に設けられた吐出口5eから密閉容器2内の吐出圧室2fへ吐出され、吐出パイプ2eから外部へと流出する。
リリース弁装置15は、過圧縮等を防止するために、圧縮室11の圧力が吐出圧力以上になったとき、圧縮室11と吐出圧室2fとを連通するものである。
つぎに背圧室14の圧力調整機構である背圧制御弁16について説明する。まず、図2及び図3を用いて従来技術における背圧制御弁16について説明する。固定スクロール5は、ばね収納穴5fを備える。ばね収納穴5fの背圧室14側に貫通穴5gが形成され、貫通穴5gにはピース16aが圧入される。ピース16aにはばね収納穴5fと背圧室14とを連通する連通穴16bが形成される。ばね収納穴5fには連通穴16bを塞ぐように弁体16cが、ばね16dによって押付けられる。ばね16dはシール部材16eに取り付けら、シール部材16eは、ばね収納穴5fと吐出圧室2fとを区画するように固定スクロール5に圧入される。ばね収納穴5fの側面には固定スクロール5端面部に形成されたR溝5hと連通する導通路5iが形成される。
背圧制御弁16の動作について説明する。密閉容器2下部に溜められた潤滑油13は密閉容器2と背圧室14の圧力差により給油管と給油通路を通って各軸受部に給油される。軸受部に給油された潤滑油13は背圧室14に入り、ここで潤滑油13内に溶け込んでいた冷媒が発泡し背圧室14の圧力を上昇させる。背圧室14とばね収納穴5fの圧力差がばね16dの押付力より勝ると弁体16cが開き、背圧室14内の潤滑油13は導通路5i及びR溝5hを通って吸込室10に供給される。すなわち、背圧室14の圧力は、吸込圧力+一定値(この一定値はばね力によって決まる)となる。
吸込室10に供給された潤滑油13は、圧縮室11の内部潤滑に利用され隙間のシールを行う。ここで、圧縮室11は旋回スクロール6の外線側に形成される旋回外線室11aと内線側に形成される旋回内線室11bの2つの圧縮室が存在する。図4に、旋回外線室11aが吸込完了となるクランク軸7の回転角120゜前からの様子を示す。旋回外線室11aはR溝5hから供給された潤滑油13の流れと同じ方向に旋回スクロール6のラップ6aが固定スクロール5のラップ5c壁面に近づき、潤滑油13を旋回スクロール6が掻きこみながら吸込完了する。つまり、旋回外線室11aへは潤滑油13が供給され易いことがわかる。これに対し、図5に示すように旋回内線室11bはR溝5hから供給された潤滑油13の流れと逆の方向に、旋回スクロール6のラップ6aが固定スクロール5のラップ5c壁面に近づいている。つまり、旋回内線室11bへは潤滑油13が供給され難いことがわかる。以上から従来技術では、旋回内線室に潤滑油が供給され難く、旋回内線室のシール性が低下するといった問題があった。
図6及び図7に本発明の第1の実施例における背圧制御弁の構造を示す。固定スクロール5にはばね収納穴5fが形成される。ばね収納穴5fの背圧室14側に貫通穴5gが形成され、貫通穴5gにはピース16aが圧入される。ピース16aにはばね収納穴5fと背圧室14を連通する連通穴16bが形成される。また、連通穴16bは固定スクロール5の外周溝5bと連通している。ばね収納穴5fには連通穴16bを塞ぐように、弁体16cがばね16dによって押付けられる。ばね16dはシール部材16eに取り付けられており、シール部材16eは、ばね収納穴5fと吐出圧室2fとを区画するように固定スクロール5に圧入される。ばね収納穴5fの側面には固定スクロール5の歯底面5jに開口した導通路5iが形成される。導通路5iは、歯底面5jの幅中央部に開口する。
つぎに、背圧制御弁16から圧縮室11への潤滑油13の供給方法について図8を用いて説明する。ここで、図8は旋回外線室11aの吸込完了を0゜として、クランク軸7の一回転中の様子を示す。0゜から120゜の区間では導通路5iは旋回スクロール6の内線側に開口して旋回内線室11bへ潤滑油13を供給する。180゜から300゜の区間では導通路5iは旋回スクロール6の外線側に開口して旋回外線室11aへ潤滑油13を供給する。導通路5iの固定スクロール5歯底面5j開口部は旋回スクロール6のラップ6aの厚みより小さくなっており、旋回外線室11aと旋回内線室11bが導通路5iによって連通することはない。また、導通路5iの圧縮室側開口部は吸込が完了する前の圧縮室(旋回外線室11a,旋回内線室11b)に開口するので(つまり、導通路5iの圧縮室側開口部は閉じ切った後の圧縮室には開口しないので)、ばね収納穴5fはほぼ吸込圧力に保たれ、ばね収納穴5fは死容積にならず再膨張損失が生じない。この再膨張損失はすき間容積比(死容積/圧縮機の押除容積)が大きいほど損失が増大する。特に、二酸化炭素を冷媒とした圧縮機は押除容積が小さく、すき間容積比が大きくなるので、導通路5iを吸込完了する前の圧縮室に導通路5iの圧縮室側開口部が開口する構造が適している。
以上、本実施例に係るスクロール圧縮機は、背圧室と圧縮室とを連通し圧縮室側の開口部が内線側圧縮室及び外線側圧縮室の両方に開口するように形成された連通路を備えるので、旋回スクロールの外線側と内線側両方の圧縮室へ油を確実に供給でき、圧縮室のシール性を向上させることができる。また、連通路の圧縮室側の開口部は、内線側圧縮室が閉じきる前において内線側圧縮室に開口しており外線側圧縮室が閉じきる前において外線側圧縮室に開口している(内線側圧縮室が閉じきる前においてのみ内線側圧縮室に開口しており外線側圧縮室が閉じきる前においてのみ外線側圧縮室に開口している/内線側圧縮室が閉じきった後には内線側圧縮室に開口せず外線側圧縮室が閉じきった後には外線側圧縮室に開口しない)ので、ばね収納穴5fはほぼ吸込圧力に保たれ、ばね収納穴5fは死容積にならず再膨張損失を抑制することができる。
本発明の第2の実施例を図9を用いて説明する。図9は第2の実施例における図6のC−C断面図である。ここで、基本的構造は実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
実施例1と異なる点は、ばね収納室5fと歯底面5jをつなぐ導通路5iが歯底面5jに対し斜めに構成される点である。導通路5iを歯底面5jに対し斜めに構成することにより、圧縮機の組立てが容易となる。つまり、シール部材16eを圧入する前に、シール部材16eが圧入されている穴からドリルを挿入して導通路5iを加工し、その後、シール部材16eを圧入すれば、導通路5i加工時にできる穴を別途塞ぐ手間がなくなり、組立てが容易となる。
本発明の第3の実施例を図10を用いて説明する。本実施例においては、本発明に係るスクロール圧縮機が、作動冷媒として二酸化炭素を用いたヒートポンプ式給湯機の冷凍サイクルに適用される。二酸化炭素を用いたヒートポンプ式給湯機は高圧側が臨界点を超えた超臨界サイクルとなる。本発明に係るスクロール圧縮機1を起動することにより、圧縮された高温・高圧の作動流体は、実線矢印で示すように吐出パイプ2eからガスクーラ19に流入する。ガスクーラ19にいおいて、作動流体は水配管19aと対向流で熱交換し、作動流体は冷却され、水は加熱される。この冷却された作動流体は、膨張弁20で絞られ、断熱膨張して低温・低圧となる。低温・低圧となった作動流体は、蒸発器21においてファン21aにより供給された空気からの熱を吸熱してガス化され、その後、吸込パイプ2dを経てスクロール圧縮機1に吸込される。ガスクーラ19で作られたお湯は300〜500Lのタンク(図示せず)に貯められる。
制御回路22は、水配管19aの出口側温度センサ19b,入口側温度センサ19c、及び水流量計23から温度と流量を検知し、これらから加熱能力を算出して目標の加熱能力となるようにスクロール圧縮機1の回転速度を制御する。また、スクロール圧縮機1の圧縮機温度センサ1aを検知して目標の圧縮機温度となるように膨張弁20の開度を制御する。これらの制御を行いながら目標の貯湯温度,加熱能力に設定し運転を行う。
本実施例におけるヒートポンプ式給湯機は本発明に係るスクロール圧縮機を搭載しているので、第1の実施例と同様の効果を奏する。つまり、本実施例によれば、圧縮室のシール性を向上させたスクロール圧縮機を搭載するので、エネルギ効率に優れたヒートポンプ式給湯機を提供することができる。また、本実施例においては、本発明に係るスクロール圧縮機をヒートポンプ式給湯機に適用したが、空気調和機等に適用することもできる。この場合も、エネルギ効率に優れた空気調和機等を提供することができる。
第1の実施例のスクロール圧縮機の縦断面図。 従来技術における図1のA−A断面図。 図2のB−B断面図。 旋回外線室が吸込完了になるときの説明図。 旋回内線室が吸込完了になるときの説明図。 第1の実施例における図1のA−A断面図。 図6のC−C断面図。 第1の実施例における背圧制御弁の油戻し方法説明図。 第2の実施例における図6のC−C断面図。 二酸化炭素を用いたヒートポンプ式給湯機のサイクル。
符号の説明
1 スクロール圧縮機
1a 圧縮機温度センサ
2 密閉容器
2a ケース
2b 蓋チャンバ
2c 底チャンバ
2d 吸込パイプ
2e 吐出パイプ
2f 吐出圧室
3 圧縮機構部
4 電動機
4a 固定子
4b 回転子
5 固定スクロール
5a 吸入口
5b 外周溝
5c,6a ラップ
5d,6b 台板
5e 吐出口
5f ばね収納穴
5g 貫通穴
5h R溝
5i 導通路
5j 歯底面
6 旋回スクロール
7 クランク軸
7a 主軸
7b 偏心部
7c 給油通路
7d 給油管
8 ボルト
9 フレーム
9a 主軸受
10 吸込室
11 圧縮室
11a 旋回外線室
11b 旋回内線室
12 オルダムリング
13 潤滑油
14 背圧室
15 リリース弁装置
16 背圧制御弁
16a ピース
16b 連通穴
16c 弁体
16d ばね
16e シール部材
17 下軸受
19 ガスクーラ
19a 水配管
19b 出口側温度センサ
19c 入口側温度センサ
20 膨張弁
21 蒸発器
21a ファン
22 制御回路
23 水流量計

Claims (12)

  1. 台板に立設する渦巻状のラップを有する旋回スクロールと、
    台板に立設する渦巻状のラップを有する固定スクロールと、
    前記旋回スクロール及び固定スクロールにより形成され、前記旋回スクロールの内線側に位置する内線側圧縮室及び前記旋回スクロールの外線側に位置する外線側圧縮室とを有する圧縮室と、
    前記旋回スクロールの背部に設けられた背圧室と、
    前記背圧室と前記圧縮室とを連通し、前記圧縮室側の開口部が前記内線側圧縮室及び前記外線側圧縮室の両方に開口するように形成された連通路と、を備えたスクロール圧縮機。
  2. 請求項1において、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部は、前記内線側圧縮室が閉じきる前において前記内線側圧縮室に開口しており、前記外線側圧縮室が閉じきる前において前記外線側圧縮室に開口しているスクロール圧縮機。
  3. 請求項1において、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部は、前記内線側圧縮室が閉じきる前においてのみ前記内線側圧縮室に開口しており、前記外線側圧縮室が閉じきる前においてのみ前記外線側圧縮室に開口しているスクロール圧縮機。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部は、前記内線側圧縮室が閉じきった後には前記内線側圧縮室に開口せず、前記外線側圧縮室が閉じきった後には前記外線側圧縮室に開口しないスクロール圧縮機。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部は前記固定スクロールの歯底面に位置するスクロール圧縮機。
  6. 請求項5において、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部は前記固定スクロールの歯底面の幅方向中央部に位置するスクロール圧縮機。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部の直径は、前記旋回スクロールの前記ラップの幅より小さいスクロール圧縮機。
  8. 請求項7において、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部により前記内線側圧縮室と前記外線側圧縮室とが連通しないように、前記連通路の前記圧縮室側の前記開口部が形成されたスクロール圧縮機。
  9. 請求項1乃至8の何れかにおいて、前記連通路に前記背圧室の圧力を制御する差圧制御弁を備えたスクロール圧縮機。
  10. 作動冷媒に二酸化炭素を用いた請求項1乃至9の何れかに記載のスクロール圧縮機。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載のスクロール圧縮機を用いた冷凍サイクル。
  12. 請求項1乃至10の何れかに記載のスクロール圧縮機を用いたヒートポンプ式給湯機。
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