JP5064855B2 - 打込み式アンカーおよびアンカーの打込み方法 - Google Patents

打込み式アンカーおよびアンカーの打込み方法 Download PDF

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この発明は、落石防止網のワイヤーロープ等を係止する打込み式アンカーおよびこのアンカーの打込み方法、特に、打込抵抗が少なく、しかも、大きな引抜耐力を得ることができる打込み式アンカーおよびこのアンカーの打込み方法に関するものである。
落石防止網は、落石の危険性のある法面または山腹等の傾斜面の岩石を、金網とワイヤーロープとの組み合わせにより覆って、落石による災害を未然に防止するものである。
また、ワイヤーネットは、このような落石の危険性のある岩石を、格子状に編んだワイヤーロープにより押さえ付けて、落石による災害を未然に防止するものである。
何れのものも、通常、ワイヤーロープは、打込み式アンカーを介して傾斜面に固定されるが、落石発生時にワイヤーロープには、大きな力がかかることから、打込み式アンカーには、大きな耐力が要求される。
打込み式アンカーとして、特許文献1(実開昭57−75033号公報)には、図18の正面図および図19の側面図に示すように、パイプ状杭本体21に抵抗板22を設けた打込み式アンカーが開示されている。この打込み式アンカーを従来アンカー1という。
従来アンカー1によれば、抵抗板22の機能により、杭本体21と直交する方向の力に対する抵抗力、すなわち、水平耐力が増大する。
実開昭57−75033号公報 特開2004−225492号公報
しかしながら、上述した従来アンカー1によれば、水平耐力は増大するが、杭本体21の引抜き力に対する抵抗力、すなわち、引抜耐力は極めて小さい。
そこで、上記問題点を解決するためになされた別の打込み式アンカーとして、特許文献2(特開2004−225492号公報)には、図20の正面図および図21の側面図に示すように、形鋼からなる杭本体23に、抵抗板24と複数枚の回動返し部材25とを設けた打込み式アンカーが開示されている。このアンカーを従来アンカー2という。
従来アンカー2によれば、抵抗板24の機能により、水平耐力が増大すると共に、図18に示すように、杭本体23に引抜き力(図中、矢印で示す)が作用した場合、各回動返し部材25が開いて、土中に食い込むので、引抜耐力が増大する。
しかしながら、従来アンカー2によれば、各回動返し部材25は、杭本体23に引抜き力が作用したときの土中への食い込みにより開く構造になっているので、回動返し部材25を大型化するにも限界がある。従って、引抜き力に対する抵抗力もあまり大きくできない。
しかも、回動返し部材25が開くまでの間、杭本体23が引き抜かれることになり、この分、ワイヤーロープに緩みが生じる。
従って、この発明の目的は、打込抵抗が少なく、しかも、大きな引抜耐力を得ることができる打込み式アンカーを提供することにある。
この発明は、上述の目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、スリットが形成されたパイプ状杭本体と、前記スリットから前記杭本体に対して出入可能な抵抗部材とを備え、前記抵抗部材は、その上端部が前記杭本体に軸着され、杭打込み時には、前記杭本体内に収納され、杭打込み後は、前記杭本体外に外力により押し広げられる打込み式アンカーにおいて、前記抵抗部材は、相対する2本の長尺部材と相対する2本の短尺部材とからなり、前記長尺および短尺部材は、互いに90°間隔で配され、前記杭本体内に収納されたときに互いに干渉しないように、前記スリット位置が前記杭本体の軸線回りにずれていて、前記長尺部材および前記短尺部材は、何れも、外側に向けてL字状に湾曲し、前記短尺部材の水平部の長さは、前記長尺部材の水平部の長さより短いことに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記抵抗部材を前記杭本体内に収納させるための抵抗部材拘束手段を有していることに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記抵抗部材拘束手段は、前記抵抗部材を縛る紐からなることに特徴を有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記抵抗部材拘束手段は、前記抵抗部材の軸着部より下部内面に取り付けられた磁石からなることに特徴を有するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか1つに記載の発明において、前記杭本体に抵抗板が設けられていることに特徴を有するものである。
請求項6に記載の発明は、スリットが形成されたパイプ状杭本体と、前記スリットから前記杭本体に対して出入可能な抵抗部材とを備えた杭本体内に杭打込み治具を挿入する工程と、前記杭打込み治具を介して前記杭本体内を土中に打ち込む工程と、所定深さまで前記杭本体を打ち込んだ後、前記杭打込み治具を前記杭本体内から取り出す工程と、前記抵抗部材を外力により押し広げて土中に食い込ませる工程とを備えたことに特徴を有するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記抵抗部材は、外側に向けてL字状に湾曲していることに特徴を有するものである。
この発明によれば、打込抵抗が少なく、しかも、大きな引抜耐力を得ることができ、さらに、杭打込み後に抵抗部材を杭本体外に押し広げて、土中に食い込ませるので、抵抗部材が土中に食い込むまでの間、杭本体が引き抜かれて、この分、ワイヤーロープに緩みが生じることも皆無である。
次に、この発明の打込み式アンカーの一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の打込み式アンカーを示す平面図、図2は、この発明の打込み式アンカーを示す正面図、図3は、この発明の打込み式アンカーを示す側面図、図4は、この発明の打込み式アンカーの杭本体を示す断面図、図5は、この発明の打込み式アンカーの抵抗部材を示す正面図であり、同図(A)は、短尺部材を示す正面図、同図(B)は、長尺部材を示す正面図、図6は、この発明の打込み式アンカーを打ち込む際に使用する打ち込み治具を示す斜視図、図7は、打ち込み中の、この発明の打込み式アンカーを示す断面図、図8は、図7のA−A線断面図、図9は、打ち込み終了後の、この発明の打込み式アンカーを示す断面図、図10は、抵抗部材が押し広げられる状態を示す断面図、図11は、抵抗部材が完全に押し広げられた後の状態を示す断面図、図12は、切欠きが形成された短尺部材が取り付けられた杭本体を示す部分正面図、図13は、紐により縛られた短尺および長尺部材が取り付けられた杭本体を示す部分正面図、図14は、磁石の吸着により抵抗部材が収納された杭本体を示す断面図、図15は、杭本体の内側に抵抗部材が軸着された杭本体を示す水平断面図、図16は、図15のB−B線断面図、図17は、杭打ち機により抵抗部材が押し広げられた杭本体を示す断面図である。
図1から図5において、1は、先細りに形成されたパイプ状杭本体である。杭本体1の下部には、相対する一対の短尺部材用スリット2と相対する一対の長尺部材用スリット3とがそれぞれ杭本体1の軸方向に形成されている。各スリット幅(T)(図1、図4参照)は、等しい。短尺部材用スリット2と長尺部材用スリット3とは、互いに90°間隔で配され、図1に示すように、後述する抵抗部材が互いに干渉しないように、1つのスリット幅(T)分だけ杭本体1の軸回りにずれて形成されている。杭本体1の先端は、先端が平らで先細りに形成されているが、同径であっても、円錐形状であっても良い。
4は、抵抗部材としての短尺部材である。短尺部材4は、短尺部材用スリット2の上端の杭本体1の外面に固定されたブラケット5を介して、杭本体1に対して出入可能に軸着されている。6は、抵抗部材としての長尺部材であり、長尺部材用スリット3の上端の杭本体1の外面に固定されたブラケット7を介して、杭本体1に対して出入可能に軸着されている。短尺および長尺部材4、6は、それぞれ外側にL字状に湾曲していて、短尺部材4の水平部4Aの長さは、長尺部材6の水平部6Aの長さより短くなっている。また、短尺および長尺部材4、6の水平部4A、6Aの下面は上方に向けて傾斜している。これは、杭打ち込み時に短尺および長尺部材4、6が土との接触により杭本体1内に回動して、収納されやすくするためである。
なお、図12、図13に示すように、短尺および長尺部材4、6の外面に切欠き(C)を設け、図13に示すように、この切欠き(C)に抵抗部材拘束手段としての紐12を掛けて短尺および長尺部材4、6を縛れば、短尺および長尺部材4、6を確実に杭本体1内に収納することができる。この場合、紐12は、後述する杭打ち機16による抵抗部材の押し広げ時に切断されるようにしておく。
抵抗部材(A)が一対の場合には、前記抵抗部材拘束手段としては、図14に示すように、少なくとも一方の抵抗部材(A)の軸着部(P)より下部内面に取り付けられた磁石13であっても良い。磁石13により抵抗部材(A)の下部が互いに吸着して、抵抗部材(A)は、杭本体1内に収納される。抵抗部材(A)の磁力による吸着は、杭打ち機による抵抗部材(A)の押下げ力により開放される。なお、短尺および長尺部材4、6の場合であっても、磁石13を抵抗部材拘束手段として使用することも可能である。
短尺および長尺部材4、6の水平部4A、6Aが土中に食い込むことによって杭本体1の引抜耐力が得られるので、杭本体1の引抜耐力の点からは、水平部4A、6Aの長さは長い方が良いが、全て長尺部材6とすると、短尺および長尺部材4、6を杭本体1内に収納する場合、水平部4A、6Aが互いに干渉してしまい、収納することができない。しかし、水平部4A、6Aの長さを変えれば、収納時に長尺部材6の水平部6Aに短尺部材4の水平部4Aがぶつからないので、短尺および長尺部材4、6を完全に杭本体1内に収納することができる。
図15に示すように、抵抗部材(A)が一対の場合には、抵抗部材(A)の軸13による軸着部を杭本体1の内側に形成すれば、抵抗部材(A)は、その自重によりほぼ垂直になって杭本体1内に収納される。抵抗部材(A)の上端に重り15を取り付ければ、抵抗部材(A)は、図16中、二点鎖線で示すように、杭本体1の中心側に寄って収納される。これによって、土中に食い込ませる水平部(B)の長さを長くすることができ、その分、抵抗力を増大させることができる。この場合、後述するように、抵抗部材(A)を押し広げる際の杭打ち機16との当接面を形成するために、抵抗部材(A)の上端を内側に突出させておく。
8は、杭本体1の下部、すなわち、パイプ状杭本体1の平行部の最下端内に固定された円形状底板である。杭打ち込み時には、後述する打ち込み治具9が杭本体1内に挿入され、底板8上に乗せられた打ち込み治具9を介して、エアーパンチャー等の公知の杭打ち機16により杭本体1が土中に打ち込まれる。
次に、打ち込み治具9について説明する。図6に示すように、打ち込み治具9は、円形状天板10の下面に4本の脚11が間隔(S)をあけて垂直に固定されたものからなっている。間隔(S)をあけて脚11を設けたのは、杭本体1内に収納された短尺および長尺部材4、6と干渉せずに打ち込み治具9を杭本体1内に挿入できるようにするためである(図8参照)。すなわち、間隔(S)に短尺および長尺部材4、6が入り込むようにすれば、杭本体1内に短尺および長尺部材4、6が収納されていても、打ち込み治具9を杭本体1内に挿入することができる。天板10の中央部には、杭打ち込み終了後、打ち込み治具9を杭本体1外に引き上げるためのフック(図示せず)を引っ掛ける開口10Aが形成されている。打ち込み治具9を杭本体1外に引き上げるための別の手段として、天板10に、一端を地上に係留した紐等を結び付けておいても良い。なお、抵抗部材が一対の場合には、別の形状の打ち込み治具を用意する。
以上のように構成されている、この発明の打込み式アンカーは、以下のようにして、地中に打ち込まれる。
先ず、杭本体1内に短尺および長尺部材4、6を収納した状態で杭本体1を目的の地面に仮に差し込み、固定する。杭本体1内の短尺および長尺部材4、6は、杭本体1周囲の土壁によって開くことはない。杭本体1の仮止めの際に、杭本体1内に打ち込み治具9を挿入する。打ち込み治具9の脚11間には間隔(S)があいているので、杭本体1内に短尺および長尺部材4、6が収納されていても、打ち込み治具9と短尺および長尺部材4、6とが干渉することはなく、打ち込み治具9の脚11は、杭本体1の底板8と直接、接する。
次に、図7に示すように、杭本体1内にエアーパンチャー等の公知の杭打ち機16を挿入し、杭打ち機16を作動させる。これによる杭打ち機16の打撃力は、打ち込み治具9を介して杭本体1の底板8に伝達され、この結果、杭本体1は、間歇的に土中に打ち込まれる。このときにも、杭本体1内の短尺および長尺部材4、6は、杭本体1周囲の土壁によって開くことはないので、打ち込み抵抗は少ない。
このようにして、所定の深さまで杭本体1が打ち込まれたら、打ち込み治具9の天板10の開口10Aに吊り上げ用フック(図示せず)を引っ掛けて、打ち込み治具9を杭本体1から取り出す。次いで、杭本体1内に杭打ち機16を再度、挿入し、下降させる。これによって、杭打ち機16が短尺および長尺部材4、6の内面に当る。その後、杭打ち機16を作動させれば、その打撃力により短尺および長尺部材4、6は、外方に押し広げられ、水平部4A、6Aが土中に食い込む。
このように、短尺および長尺部材4、6が外方に押し広げられ、水平部4A、6Aが土中に食い込むことによって、大きな引抜耐力を得ることができる。
以上説明したように、この発明によれば、杭打ち込み時に短尺および長尺部材4、6は、杭本体1内に収納されるので、打ち込み抵抗は少なく、しかも、杭打ち込み終了後に短尺および長尺部材4、6を押し広げることによって、大きな引抜耐力を得ることができ、さらに、杭打ち込み終了後に短尺および長尺部材4、6を土中に食い込ませるので、従来アンカー2のように、抵抗部材が土中に食い込むまでの間、杭本体1が引き抜かれて、この分、ワイヤーロープに緩みが生じることも皆無である。
以上の例は、抵抗部材を4本設けたものであるが、抵抗部材を2本を相対して設けたものでも良い。この場合も、2本の抵抗部材が、杭本体内で互いに干渉しないように、スリット位置を杭本体の軸線回りにずらす必要がある。抵抗部材が互いに干渉しない場合には、スリット位置を杭本体の軸線回りにずらす必要はなく、同軸上に設けても良い。また、抵抗部材の位置を上下方向にずらして取り付けても同様な効果が得られる。さらに、杭本体に上述した従来アンカー1あるいは2に示すような抵抗板を設ければ、水平耐力も増大する。
この発明の打込み式アンカーを示す平面図である。 この発明の打込み式アンカーを示す正面図である。 この発明の打込み式アンカーを示す側面図である。 この発明の打込み式アンカーの杭本体を示す断面図である。 この発明の打込み式アンカーの抵抗部材を示す正面図であり、同図(A)は、短尺部材を示す正面図、同図(B)は、長尺部材を示す正面図である。 この発明の打込み式アンカーを打ち込む際に使用する打ち込み治具を示す斜視図である。 打ち込み中の、この発明の打込み式アンカーを示す断面図である。 図7のA−A線断面図である。 打ち込み終了後の、この発明の打込み式アンカーを示す断面図である。 抵抗部材が押し広げられる状態を示す断面図である。 抵抗部材が完全に押し広げられた後の状態を示す断面図である。 切欠きが形成された短尺部材が取り付けられた杭本体を示す部分正面図である。 紐により縛られた短尺および長尺部材が取り付けられた杭本体を示す部分正面図である。 磁石の吸着により抵抗部材が収納された杭本体を示す断面図である。 杭本体の内側に抵抗部材が軸着された杭本体を示す水平断面図である。 図15のB−B線断面図である。 杭打ち機により抵抗部材が押し広げられた杭本体を示す断面図である。 従来アンカー1を示す正面図である。 従来アンカー1を示す側面図である。 従来アンカー2を示す正面図である。 従来アンカー2を示す側面図である。 従来アンカー2の回動返し部材が開いた状態を示す正面図である。
符号の説明
1:杭本体
2:短尺部材用スリット
3:長尺部材用スリット
4:短尺部材
4A:水平部
5:ブラケット
6:長尺部材
6A:水平部
7:ブラケット
8:底板
9:打ち込み治具
10:天板
10A:開口
11:脚
12:紐
13:磁石
14:軸
15:重り
16:杭打ち機
21:杭本体
22:抵抗板
23:杭本体
24:抵抗板
25:返し部材

Claims (7)

  1. スリットが形成されたパイプ状杭本体と、前記スリットから前記杭本体に対して出入可能な抵抗部材とを備え、前記抵抗部材は、その上端部が前記杭本体に軸着され、杭打込み時には、前記杭本体内に収納され、杭打込み後は、前記杭本体外に外力により押し広げられる打込み式アンカーにおいて、
    前記抵抗部材は、相対する2本の長尺部材と相対する2本の短尺部材とからなり、前記長尺および短尺部材は、互いに90°間隔で配され、前記杭本体内に収納されたときに互いに干渉しないように、前記スリット位置が前記杭本体の軸線回りにずれていて、前記長尺部材および前記短尺部材は、何れも、外側に向けてL字状に湾曲し、前記短尺部材の水平部の長さは、前記長尺部材の水平部の長さより短いことを特徴とする打込み式アンカー。
  2. 前記抵抗部材を前記杭本体内に収納させるための抵抗部材拘束手段を有していることを特徴とする、請求項1に記載の打込み式アンカー。
  3. 前記抵抗部材拘束手段は、前記抵抗部材を縛る紐からなることを特徴とする、請求項2に記載の打込み式アンカー。
  4. 前記抵抗部材拘束手段は、前記抵抗部材の軸着部より下部内面に取り付けられた磁石からなることを特徴とする、請求項2記載の打込み式アンカー。
  5. 前記杭本体に抵抗板が設けられていることを特徴とする、請求項1から4の何れか1つに記載の打込み式アンカー。
  6. スリットが形成されたパイプ状杭本体と、前記スリットから前記杭本体に対して出入可能な抵抗部材とを備えた杭本体内に杭打込み治具を挿入する工程と、前記杭打込み治具を介して前記杭本体内を土中に打ち込む工程と、所定深さまで前記杭本体を打ち込んだ後、前記杭打込み治具を前記杭本体内から取り出す工程と、前記抵抗部材を外力により押し広げて土中に食い込ませる工程とを備えたことを特徴とする、アンカーの打込み方法。
  7. 前記抵抗部材は、外側に向けてL字状に湾曲していることを特徴とする、請求項6記載のアンカーの打込み方法。
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