JP5063762B2 - 遮水シート構造体 - Google Patents

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Description

この発明は、遮水シートに関し、特に廃棄物処理場や海面埋立処分場に使用する遮水シート構造体に関するものである。
図7は、従来の遮水シートの海面上における接合作業の概要を示した図であり、図8は、従来の遮水シート構造体の接合部分の断面図である。
図7を参照して、遮水シート1a及び1bは海水24の海面上に展開され、その一辺が護岸ブロック20を使用して護岸21上に固定されている。遮水シート1a及び1bの上面には所定間隔毎に複数のフロート23が取り付けられ、これらのフロート23によって遮水シート1a及び1bは海面上に浮遊保持されている。
海面上に展開された遮水シート1a及び1bを接合するためには、海面上に保持されている遮水シート1a及び1bのそれぞれの接合部分を作業台船22上に引き揚げ、遮水シート1a及び1bを溶着又は接着によって接合する。尚、シート同士の接合を溶着によるか接着によるかは、使用する遮水シートの材質によって異なる。この作業を、作業台船22を護岸21から遠ざかる方向に順次移動しつつ繰り返し、最終的に遮水シート1a及び1bが接合された遮水シート構造体が構成される。
このようにして接合された遮水シート構造体の接合部分は、図8に示す通り、遮水シート1a及び1bが互いに密着した状態に形成されている。
上記のような遮水シート構造体を構成するためには、遮水シートの接合を熱溶着若しくは接着剤を用いた接着により行うため、接合部分が濡れていない状態であることが必要であり、降雨時等には作業性が低下してしまう。また、水中で作業を行うことができないため、上記のように海面上で遮水シートを敷設する必要がある場合には、作業台船等の機材が別途必要となりコストの面で不経済である。
また、溶着や接着による接合の品質は、作業者の接合技術に依るところが大きいため、遮水シート構造体の品質にばらつきが発生することがある。
一方、溶着や接着を行わずに遮水シート構造体を構成するための接合方法として、遮水シートの一部を重ね合わせてボルト等の締結具で密着する方法が従来より知られている。
図9は、締結具により接合された従来の遮水シート構造体における接合部分の断面図である。
図を参照して、遮水シート1a及び1bはその一部が重ね合わされた状態で配置され、接合部分を上下から挟むように、鉄板等の平板で形成された上部押さえ板2及び下部押さえ板3が配置されている。
このように配置された上部押さえ板2、遮水シート1a及び1bを上下に貫通するようにボルト4が配置され、ボルト4の下方端部は下部押さえ板3に取り付けられている。そして、ワッシャー6を隔てて上部押さえ板2の上方から、ナット5がボルト4に取り付けられている。ナット5を締め付けると、上部押さえ板2と下部押さえ板3とが互いに近づく方向に押圧されて、遮水シート1a及び1bが密着状態となり、遮水シート1a及び1bの接合部分が遮水機能を発揮する。
この接合方法によれば、遮水シート同士をボルト4とナット5の締め付けのみで接合するため、特殊技術を要せず、接着や溶着の場合と比べて、作業性が優れている。また、降雨時の作業や潜水士による水中作業においても遮水シート構造体を構築することが可能となる。更に、ボルト4とナット5の締め付けトルクを管理することによって、接合部の品質を担保することが可能となる。
しかしながら、この接合方法ではボルト4とナット5による押圧力は、上部押さえ板2及び下部押さえ板3の全面に分散するため、遮水シート1a及び1bを密着して遮水するために必要な押圧力が減少してしまう。これを回避するためには、遮水シート接合部の隣接するボルト4の配置間隔を小さくしてボルト4の数を増やしたり、ボルト4による押圧力を更に増加させ、これに併せて上部押さえ板2及び下部押さえ板3をより厚く構成する必要があるが、そうすると、作業性やコストの面で不利なものとなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ボルト等の締結具による遮水シートの接合方法を用いて、締結具の配置間隔を大きくしても十分な遮水性能を発揮する遮水シート構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、遮水シート構造体であって、その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、遮水シートの第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置されるシート状の第2の遮水シートと、第1の遮水シートと第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、線条体を第1の溝及び第2の遮水シートの端面に密着状態に保持する密着保持手段とを備え、第1の遮水シートの端縁から端面に向かう方向と第2の遮水シートの端縁から端面に向かう方向とが反対となるように、第1の遮水シート及び第2の遮水シートは配置され、密着保持手段は、第1の遮水シートの端面の反対面に配置された第1の平板と、第2の遮水シートの端面の反対面に配置された第2の平板と、第1の平板と第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、締結具の各々は、第1の平板の第1の遮水シート側の面に取付けられ、第1の遮水シート、第2の遮水シート及び第2の平板を貫通するボルトと、貫通したボルトに螺合するナットとを含み、更に、第1の平板と第1の遮水シートとの間に設置され、ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えたものである。
このように構成すると、線条体は第1の遮水シートの第1の溝に密着保持された状態で第2の遮水シートの端面に線接触する。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置される。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、第1の溝及び第2の遮水シートに保持された線条体に集中する。更に、ボルトを介しての漏水が遮断される。
請求項記載の発明は、遮水シート構造体であって、その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、遮水シートの第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置されるシート状の第2の遮水シートと、第1の遮水シートと第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、線条体を第1の溝及び第2の遮水シートの端面に密着状態に保持する密着保持手段とを備え、第1の遮水シートの端縁から端面に向かう方向と第2の遮水シートの端縁から端面に向かう方向とが反対となるように、第1の遮水シート及び第2の遮水シートは配置され、密着保持手段は、第1の遮水シートの端面の反対面に配置された第1の平板と、第2の遮水シートの端面の反対面に配置された第2の平板と、第1の平板と第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、締結具の各々は、第2の平板の第2の遮水シート側の面に取付けられ、第2の遮水シート、第1の遮水シート及び第1の平板を貫通するボルトと、貫通したボルトに螺合するナットとを含み、更に、第2の平板と第2の遮水シートとの間に設置され、ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えたものである。
このように構成すると、線条体は第1の遮水シートの第1の溝に密着保持された状態で第2の遮水シートの端面に線接触する。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置される。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、第1の溝及び第2の遮水シートに保持された線条体に集中する。更に、ボルトを介しての漏水が遮断される。
請求項記載の発明は、遮水シート構造体であって、その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、遮水シートの第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置され、第1の溝に対向する位置に形成された少なくとも1本の第2の溝を有するシート状の第2の遮水シートと、第1の遮水シートと第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、線条体を第1の溝及び第2の溝に密着状態に保持する密着保持手段とを備え、第1の遮水シートの端縁から端面に向かう方向と第2の遮水シートの端縁から端面に向かう方向とが反対となるように、第1の遮水シート及び第2の遮水シートは配置され、密着保持手段は、第1の遮水シートの端面の反対面に配置された第1の平板と、第2の遮水シートの端面の反対面に配置された第2の平板と、第1の平板と第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、締結具の各々は、第1の平板の第1の遮水シート側の面に取付けられ、第1の遮水シート、第2の遮水シート及び第2の平板を貫通するボルトと、貫通したボルトに螺合するナットとを含み、更に、第1の平板と第1の遮水シートとの間に設置され、ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えたものである。
このように構成すると、線条体の密着保持状態が安定する。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置される。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、一対の第1の溝及び第2の溝に保持された線条体に集中する。更に、ボルトを介しての漏水が遮断される。
請求項記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明の構成において、密着状態において、第1の遮水シートの端面と第2の遮水シートの端面とが相互に接するものである。
このように構成すると、線条体は少なくとも第1の溝の内面がなす空間に拘束される。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成において、第1の遮水シートは、ほぼ平行に配置された一対の第1の溝を有し、第2の遮水シートは、第1の溝の各々に対向する一対の第2の溝を有し、線条体は、第1の溝及び第2の溝に対応して2本配置されたものである。
このように構成すると、一対の線条体が第1の溝の内面と第2の溝の内面とがなす空間に拘束される。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、線条体に遮水シートの密着状態が集中するため遮水効果が向上する。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置されるため、端縁からの所定範囲を重ね合わせた状態で接合することが可能となる。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、第1の溝及び第2の遮水シートに保持された線条体に集中するため、遮水効果が更に向上すると共に各々の締結具の配置間隔を比較的大きくすることが可能となる。更に、ボルトを介しての漏水が遮断されるので、遮水効果の信頼性がより向上する。
請求項記載の発明は、線条体に遮水シートの密着状態が集中するため遮水効果が向上する。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置されるため、端縁からの所定範囲を重ね合わせた状態で接合することが可能となる。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、第1の溝及び第2の遮水シートに保持された線条体に集中するため、遮水効果が更に向上すると共に各々の締結具の配置間隔を比較的大きくすることが可能となる。更に、ボルトを介しての漏水が遮断されるので、遮水効果の信頼性がより向上する。
請求項記載の発明は、線条体が第1の遮水シートの第1の溝と第2の遮水シートの第2の溝との間に密着状態に保持されるため、線条体による遮水効果の信頼性が高まる。又、第1の遮水シートと第2の遮水シートは、第1の遮水シートが端縁から延びる方向と第2の遮水シートが端縁から延びる方向とが逆方向となるように配置されるため、端縁からの所定範囲を重ね合わせた状態で接合することが可能となる。更に、第1の平板及び第2の平板にかかる押圧力が、一対の第1の溝及び第2の溝に保持された線条体に集中するため、遮水効果が更に向上すると共に各々の締結具の配置間隔を比較的大きくすることが可能となる。更に、ボルトを介しての漏水が遮断されるので、遮水効果の信頼性がより向上する。
請求項記載の発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の発明の効果に加えて、線条体の移動のおそれがないため、遮水効果の信頼性がより向上する。また、端面同士も密着するため、遮水効果が向上する。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明の効果に加えて、一対の線条体が第1の溝の内面と第2の溝の内面とがなす空間に拘束されるため、線条体が1本の場合と比べて遮水効果が向上する。
この発明の第1の実施の形態による遮水シート構造体の接合部分の斜視図である。 図1で示した遮水シート構造体の接合部分の分解斜視図である。 図1で示したIII−IIIラインの断面図である。 この発明の第2の実施の形態による遮水シート構造体の接合部の断面図である。 この発明の第3の実施の形態による遮水シート構造体の接合部分の分解斜視図である。 この発明の第3の実施の形態による遮水シート構造体のボルト部分の断面図であり、その(1)はナットの締め付け前の状態を示し、その(2)はナットの締め付け後の状態を示す。 従来の遮水シートの海面上における接合の概要を示した図である。 従来の遮水シート構造体の接合部分の断面図である。 締結具により接合された従来の遮水シート構造体における接合部分の断面図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態による遮水シート構造体の接合部分の斜視図である。
図を参照して、遮水シート1a及び1bは、ゴムやポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の材質を使用した一層構造のシートや、ゴム等の素材に織布や金属メッシュを挟んだ構造のシートからなり、それぞれの端縁14a及び14bから所定部分を重ね合わせた状態で、ワッシャー6を介してボルト4及びナット5により締結されている。ボルト4及びナット5は、遮水シート1a及び1bの端縁14a及び14bが連なる方向に沿って一定のピッチP毎に配置されている。
図2は、図1で示した遮水シート構造体の接合部分の分解斜視図であり、図3は、図1で示したIII−IIIラインの断面図である。
図2を参照して、遮水シート1aには、端面9aを貫通する開口18が、端縁14aと平行となるように一定のピッチで予め形成されている。また、遮水シート1bにも同様に、端縁14bと平行に開口19が形成されている。これらの開口18及び19は、後述する締結具の一部であるボルト4を挿通するためのものである。
線条体となる止水パッキン10は、ゴムや樹脂等の弾性を有する材料を用いて、帯状の平板部12と、平板部12の長手方向の両端縁に連続的に接続された一対の突出部11a及び11bとから構成されている。突出部11a及び11bは長手方向と直交する方向の断面が円形であり、その断面の径は平板部12の厚みよりも大きく形成されている。そして、突出部11a及び11bは、平板部12の両端縁に接続された状態で、平板部12の両方面を含む平面の各々よりも平板部12と直交する方向に突出するように構成されている。また、平板部12の短方向のほぼ中央にはボルト4を挿通するための開口13が長手方向に一定のピッチで形成されている。
上部押さえ板2及び下部押さえ板3は共に、従来と同様に、鉄板等の平板で構成されている。
また、図示しない環状パッキンが、下部押さえ板3と一方の遮水シート1aとの間に配置されているが、この点については、後述する。
遮水シート構造体の接合部において、遮水シート1a及び1bはその各々の端縁14a及び14bから所定範囲の端面9a及び9bを重ね合わせるように配置され、その間に止水パッキン10が配置される。このとき、端縁14aが一方の突出部11aと近接すると共に、端縁14bが他方の端縁11bと近接した状態となり、端縁14aから端面9aに向かう方向と、端縁14bから端面9bに向かう方向とが反対方向となる。更に、遮水シート1a及び1bを上下から挟むように上部押さえ板2及び下部押さえ板3が配置され、下部押さえ板3の上面にその一端が取り付けられたボルト4が、遮水シート1aの開口18、止水パッキン10の開口13、遮水シート1bの開口19及び上部押さえ板2の開口31を順に貫通するように配置されている。このようにボルト4の一端が下部押さえ板3の上面に取り付けられていることによって、下部押さえ板3から下方へボルト4が突出したものと比べて、海底へ遮水シート構造体を敷設したときの接地状態が安定する。また、上部押さえ板2の上方には、ナット5がワッシャー6を介してボルト4に取り付けられる。
ここで、遮水シート1a及び1bの接合の手順について説明する。
遮水シート1a及び1bを接合する際は、まず、予めボルト4が取り付けられた下部押さえ板3をボルト4が垂直方向となるように設置する。この下部押さえ板3の長手方向に対して遮水シート1aの端縁14aをほぼ平行に配置し、遮水シート1aの端面9aに予め形成された開口18のそれぞれを、設置した下部押さえ板3のボルト4の各々が貫通するように、遮水シート1aを下部押さえ板3の上面に重ね合わせる。このとき、遮水シート1aと下部押さえ板3との間に後述する環状パッキン7を取り付ける場合には、遮水シート1aをボルト4に取り付ける前に、ボルト4の各々に環状パッキンを取り付けておくことが必要であるが、予めボルト4及び下部押さえ板3と環状パッキンとを一体化した状態として構成しておいても良い。
次に、遮水シート1aの端面9a上に線条体である止水パッキン10を配置する。上述の通り、止水パッキン10の平板部12には開口13が予め形成されているため、これらの開口13の各々をボルト4の各々が貫通するように、止水パッキン10を遮水シート1aの端面9a上に重ね合わせる。
そして、止水パッキン10の上に他方の遮水シート1bを、ボルト4の各々が開口19の各々を貫通するように重ね合わせる。更に、上部押さえ板2を、ボルト4の各々が開口31の各々を貫通するように重ね合わせた後、ボルト4にワッシャー6を介してナット5を取り付けることによって接合が完了する。
図3を参照して、ナット5aをボルト4aに対して締め付けると、上部押さえ板2及び下部押さえ板3が互いに近づく方向に押圧される。上部押さえ板2及び下部押さえ板3による押圧力は遮水シート1a及び1bの各々の端面9a及び9bを介して、止水パッキン10へと伝達される。このとき、止水パッキン10の突出部11a及び11bは、上述の通り平板部12の両方面を含む平面の各々より突出するように構成されており端面9a及び9bと線接触しているため、押圧力は、端面9a及び9bを介して、線条体の一部である突出部11a及び11bに集中する。したがって、遮水シート1a及び1bと止水パッキン10との間の接触応力が増加し、従来のように遮水シート1a及び1bを直接密着させた場合(図9)と比べて、遮水性能が大きく向上することとなる。また、止水パッキンの突出部11a及び11bの間隔は、平板部12によって拘束されているため広がるおそれはなく、突出部11a及び11bと遮水シート1a及び1bとの密着状態が安定する。
尚、環状パッキン7を取り付けた場合、環状パッキン7は、ナット5の締め付けによって下部押さえ板3と遮水シート1aとの間のボルト4周辺において密着状態に保持される。これにより、遮水シート1aを貫通する開口18からの漏水が遮断され、接合部の遮水性能が更に向上する。
図4は、この発明の第2の実施の形態による遮水シート構造体の接合部の断面図であって、図3に対応する図である。
図を参照して、接合部の基本的な構成は、図3で示した第1の実施の形態と同様であるが、遮水シートに対する端面9a及び9bの向きと、ボルト4aが両方の押さえ板8a及び8bを貫通している点と、環状パッキン7が取り付けられていない点とが異なっている。
遮水シート1a及び1bの端縁14a及び14bから所定範囲の端面9a及び9bは、他の部分に対してほぼ直角に折り曲げられ、突き合わせた状態で重ね合わされている。このとき、遮水シート1a及び1bは、その端縁14a及び14bが一方の突出部11aに近接して整列し、それぞれの端縁から端面9a及び9bに向かう方向が同一で、遮水シート1a及び1bが端面9a及び9bから更に延びる部分が反対方向となるように配置される。
ボルト4aは、遮水シート1a及び1bの開口18a及び19aと、その間に配置された止水パッキン10の平板部12の開口13aと、遮水シート1a及び1bを挟むように配置された押さえ板8a及び8bの開口31a及び32aとをそれぞれ貫通するように取り付けられている。
接合部分をこのように構成した場合、遮水シート1aと止水パッキン10の突出部11bと遮水シート1bとによって、ボルト4aの取り付け部分においても連続的な遮水状態が維持されている。したがって、この実施の形態のように、ボルト4aと一対の押さえ板8a及び8bとを別部品で構成しても、押さえ板8a及び8bの開口31a及び32aが遮水性に与える影響は小さくなる。尚、同様の理由から、押さえ板8aと遮水シート1aとの間に、第1の実施の形態における環状パッキンが取り付けられていないが、当該箇所に環状パッキンを取り付けることが可能であることは言うまでもない。
また、施工時に、先の実施の形態のように、遮水シート1a及び1bの両方面側のそれぞれに分割して押さえ板等の密着保持手段を配置する必要がなく、一方面側だけで両シートを接合することが可能となる。
この実施の形態においても、ボルト4aを締め付けることにより、押さえ板8a及び8bによる面的な押圧力が遮水シート1a及び1bの端面9a及び9bを介して、線条体の一部である突出部11a及び11bに線的に集中するため、従来例と比較して遮水効果が大きく向上している。
図5は、この発明の第3の実施の形態による遮水シート構造体の接合部分の分解斜視図である。図6は、この発明の第3の実施の形態による遮水シート構造体のボルト4a部分の断面図であり、その(1)はナット5aの締め付け前の状態を示し、その(2)はナット5aの締め付け後の状態を示す。
図5を参照して、遮水シート1aの端面9aには、端縁14aとほぼ平行な一対の溝16a及び16bが形成されている。溝16a及び16bが延びる方向と直交する方向の断面は矩形形状を有し、その各々の幅は後述する止水パッキン15の幅よりも僅かに大きくなるように構成されている。また、遮水シート1bの端面9bにも、遮水シート1aにおける溝16a及び16bと各々が同じ幅の溝17a及び17bが、溝16a及び溝16bと同一の間隔となるように形成されている。したがって、端面9aと端面9bとを対向するように配置すると、溝16aと溝17a同士が対向すると共に溝16bと溝17b同士も対向することができる。尚、遮水シート1aには、ボルト4を挿通するための開口18が溝16a及び16bのほぼ中央を貫通するように、溝16a及び16bが延びる方向に一定のピッチで形成されており、遮水シート1bにも同様の開口19が形成されている。
対向する溝16aと溝17aとの間及び溝16bと溝17bとの間のそれぞれには、2本の線条体となる止水パッキン15a及び15bのそれぞれが配置されている。止水パッキン15a及び15bの各々は、連続する線条体として形成されており、長手方向と直交する方向の断面は矩形形状を有している。また、止水パッキン15a及び15bの遮水シート1a及び1bと直交する方向の厚みは、溝16の深さと溝17の深さの合計よりも大きくなるように設定されている。
ここで、遮水シート1a及び1bの接合の手順について説明する。
遮水シート1a及び1bを接合する際は、まず、予めボルト4が取り付けられた下部押さえ板3をボルト4が垂直方向となるように設置する。この下部押さえ板3の長手方向に対して遮水シート1aの端縁14aをほぼ平行に配置し、遮水シート1aの端面9aを貫通する開口18のそれぞれを、設置した下部押さえ板3のボルト4の各々が貫通するように、遮水シート1aを下部押さえ板3の上面に重ね合わせる。このとき、後述する環状パッキン7を取り付ける場合には、遮水シート1aをボルト4に取り付ける前の段階で、ボルト4の各々に環状パッキン7を取り付ける必要があるが、予め取り付けておいても良い。
次に、遮水シート1aの端面9a上に形成された溝16a及び16bのそれぞれの内面に、線条体である止水パッキン15a及び15bのそれぞれを配置する。
そして、遮水シート1bを、端面9bの溝17a及び17bのそれぞれの内面と止水パッキン15a及び15bのそれぞれの上面とが対向するように配置し、遮水シート1bの開口19の各々をボルト4の各々が貫通するように重ね合わせる。更に、遮水シート1aの上方に上部押さえ板2を配置するが、同様にして、上部押さえ板2の開口31の各々にボルト4を挿通し、ボルト4にワッシャー6を介してナット5を取り付ける。
このようにすると、図6の(1)に示すように、下方から、下部押さえ板3、遮水シート1a、止水パッキン15a及び15b、遮水シート1b及び上部押さえ板2の順に重ね合わされ、且つ、溝16aと溝17aとの間及び溝16bと溝17bとの間のそれぞれに、止水パッキン15a及び15bのそれぞれが挟まれて接触した状態となっている。ただし、このとき、止水パッキン15a及び15bの厚みが、上記の通り溝16及び溝17の深さの合計より大きいため、端面9aと端面9bとは密着していない。
ナット5aを締め付けると、上部押さえ板2及び下部押さえ板3が互いに近づく方向に押圧され、上部押さえ板2及び下部押さえ板3による押圧力は遮水シート1a及び1bの各々の端面9a及び9bを介して、止水パッキン15a及び15bへと伝達される。このとき、止水パッキン15a及び15bは共に遮水シート1a及び1bが近づく方向へと圧縮されるが、止水パッキン15a及び15bは溝16及び溝17で挟まれた空間からの移動が阻止されているために、溝16及び溝17の内面に接したままの状態で圧縮される。
図6の(2)に示すように、ナット5aの締め付けが完了して接合が完了し、端面9a及び9bが互いに接した状態になると、止水パッキン15a及び15bは溝16及び溝17で構成される空間の内面で圧縮され、拘束されているため、止水パッキン15a及び15bの膨張力は溝16及び溝17内にのみ発生する。したがって、上部押さえ板2及び下部押さえ板3による面的な押圧力は、遮水シート1a及び1bを介して、溝16及び溝17の内面に保持された止水パッキン15a及び15bに主に伝達される。すると、止水パッキン15a及び15bと溝16及び溝17の内面との間の接触応力が増加し、従来例と比べて遮水効果が大きく向上する。
以上のいずれの実施の形態においても、図8に示した溶着又は接着による接合と比較すると、遮水シート同士をボルトの締め付けのみによって接合するため、特殊技術や特殊機材を要することなく、降雨時や水中でさえも接合作業を行うことが可能となり、作業性及び経済性が向上する。また、ボルトのピッチは予め定まっているので、ボルトの締め付けトルクのみを管理することによって、遮水シート構造体の品質を一定の保つことが可能となる。
一方、図9に示した従来例と比較すると、押さえ板による面的な押圧力が線条体に集中するため、締結具を構成するボルトのピッチを大きくしてボルトの数を減少することが可能となり、従来例と比べて接合の作業性が向上する。
尚、上記の第1及び第2の実施の形態では、止水パッキン全体を一つの線条体として使用しているが、線条体はこのような止水パッキンに限られるものではなく、例えば、止水パッキンにおける一対の突出部を平板部から分離したものを、一対の線条体として使用しても良い。
また、上記の第1及び第2の実施の形態では、止水パッキンは、帯状の平板部の両端縁に突出部を設けて一体的に形成されているが、必ずしもこのような構成とする必要はなく、遮水シートの密着状態を集中させるための線条体として機能するものであれば良い。
また、上記の第1及び第2の実施の形態では、止水パッキンの突出部の断面を円形としたが、必ずしも円形である必要はなく、押さえ板による押圧力が集中する形状であれば、この止水パッキンを線条体として使用することが可能である。
更に、上記の第1及び第2の実施の形態では、止水パッキンの突出部は、帯状の平板部の両端縁の各々に1本ずつ形成されているが、この止水パッキンの代わりに、一方の突出部のみにしたり、突出部の数を増減したり、突出部を平板部の端縁以外の部分に配置した止水パッキンでも、線条体として同様に使用することが可能である。
更に、上記の第2の実施の形態では、線条体として、垂直方向に配置された平板部の上下の端縁に突出部が形成された止水パッキンを使用しているが、突出部が一方の端縁のみに形成されたものでも良く、例えば、下方部分にのみ突出部が形成された止水パッキンでも線条体として使用することが可能である。また、上記の止水パッキンの一対の突出部のうち、下方側のみを分離したものを同位置に配置しても、線条体として機能する。
更に、上記の第3の実施の形態では、止水パッキン及び遮水シートに形成された溝の断面をいずれも矩形形状としているが、遮水シートの端面同士が密着した状態において、溝の内面で構成される空間内部に止水パッキンを圧縮保持することができれば、止水パッキン及び溝の形状は他のものでも良い。
更に、上記の第3の実施の形態では、溝の数を2本としているが、必ずしも2本である必要はなく、1本以上であれば良い。
更に、上記の第3の実施の形態では、対向する遮水シートの各々に溝を形成しているが、いずれか一方の遮水シートにのみ溝を有する構成としても良い。
更に、上記の第3の実施の形態では、遮水シートの端縁同士が整列しない場合の接合に適用しているが、第2の実施の形態のように、端縁同士が整列するように遮水シートを配置した場合にも同様に適用することが可能である。
更に、上記の各実施の形態では、止水パッキンに水膨張特性を有する素材を使用し、止水パッキンが水と接したときに膨張して密着し、更に遮水効果を高めるように構成することも可能である。また、止水パッキンを、このような水膨張素材が膨張した状態で初めて遮水効果を発揮するような形状としても良い。
更に、上記の各実施の形態では、遮水シートの端縁が直線の場合に適用しているが、遮水シートの端縁が曲線の場合でも同様に適用することができる。また、遮水シートの端縁同志が整列しない場合や、端縁同志が平行でない場合でも同様に適用することができる。
更に、上記の各実施の形態では、密着保持手段として、平板からなる一対の押さえ板が含まれているが、必ずしも平板に限らず、遮水シート同士を密着状態とすることができるものであれば良い。また、金属メッシュが挟まれた構造を有する遮水シート等、遮水シート自体の構造で端面部分の強度が確保されている場合、一対の押さえ板のいずれか一方若しくは両方を使用せずに遮水シート構造体を構成することも可能である。
更に、上記の各実施の形態では、押さえ板を押圧する締結具としてボルトとナットを使用しているが、一対の押さえ板を互いに近づく方向に押圧して保持することができるものであれば他の手段を用いても良い。
1…遮水シート
2…上部押さえ板
3…下部押さえ板
4…ボルト
5…ナット
8…押さえ板
9…端面
10、15…止水パッキン
11…突出部
12…平板部
13、18、19、31、32…開口
14…端縁
16、17…溝
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. 遮水シート構造体であって、
    その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、
    前記遮水シートの前記第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置されるシート状の第2の遮水シートと、
    前記第1の遮水シートと前記第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、
    前記線条体を前記第1の溝及び前記第2の遮水シートの前記端面に密着状態に保持する密着保持手段とを備え
    前記第1の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向と前記第2の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向とが反対となるように、前記第1の遮水シート及び前記第2の遮水シートは配置され、
    前記密着保持手段は、
    前記第1の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第1の平板と、
    前記第2の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第2の平板と、
    前記第1の平板と前記第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、
    前記締結具の各々は、前記第1の平板の前記第1の遮水シート側の面に取付けられ、前記第1の遮水シート、前記第2の遮水シート及び前記第2の平板を貫通するボルトと、前記貫通したボルトに螺合するナットとを含み、
    更に、前記第1の平板と前記第1の遮水シートとの間に設置され、前記ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えた、遮水シート構造体。
  2. 遮水シート構造体であって、
    その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、
    前記遮水シートの前記第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置されるシート状の第2の遮水シートと、
    前記第1の遮水シートと前記第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、
    前記線条体を前記第1の溝及び前記第2の遮水シートの前記端面に密着状態に保持する密着保持手段とを備え
    前記第1の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向と前記第2の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向とが反対となるように、前記第1の遮水シート及び前記第2の遮水シートは配置され、
    前記密着保持手段は、
    前記第1の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第1の平板と、
    前記第2の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第2の平板と、
    前記第1の平板と前記第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、
    前記締結具の各々は、前記第2の平板の前記第2の遮水シート側の面に取付けられ、前記第2の遮水シート、前記第1の遮水シート及び前記第1の平板を貫通するボルトと、前記貫通したボルトに螺合するナットとを含み、
    更に、前記第2の平板と前記第2の遮水シートとの間に設置され、前記ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えた、遮水シート構造体。
  3. 遮水シート構造体であって、
    その端縁に沿うように連続的に形成された少なくとも1本の第1の溝を有するシート状の第1の遮水シートと、
    前記遮水シートの前記第1の溝を含む端面に、その端面が対向するように配置され、前記第1の溝に対向する位置に形成された少なくとも1本の第2の溝を有するシート状の第2の遮水シートと、
    前記第1の遮水シートと前記第2の遮水シートとの間に配置された線条体と、
    前記線条体を前記第1の溝及び前記第2の溝に密着状態に保持する密着保持手段とを備え
    前記第1の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向と前記第2の遮水シートの前記端縁から前記端面に向かう方向とが反対となるように、前記第1の遮水シート及び前記第2の遮水シートは配置され、
    前記密着保持手段は、
    前記第1の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第1の平板と、
    前記第2の遮水シートの前記端面の反対面に配置された第2の平板と、
    前記第1の平板と前記第2の平板とを互いに近づく方向に押圧する複数の締結具とを備え、
    前記締結具の各々は、前記第1の平板の前記第1の遮水シート側の面に取付けられ、前記第1の遮水シート、前記第2の遮水シート及び前記第2の平板を貫通するボルトと、前記貫通したボルトに螺合するナットとを含み、
    更に、前記第1の平板と前記第1の遮水シートとの間に設置され、前記ボルトの周囲を囲う環状パッキンを備えた、遮水シート構造体。
  4. 前記密着状態において、前記第1の遮水シートの前記端面と前記第2の遮水シートの前記端面とが相互に接する、請求項1から請求項のいずれかに記載の遮水シート構造体。
  5. 前記第1の遮水シートは、ほぼ平行に配置された一対の前記第1の溝を有し、
    前記第2の遮水シートは、前記第1の溝の各々に対向する一対の第2の溝を有し、
    前記線条体は、前記第1の溝及び前記第2の溝に対応して2本配置された、請求項記載の遮水シート構造体。
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