JPH08333737A - シート接合部の遮水構造 - Google Patents

シート接合部の遮水構造

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JPH08333737A
JPH08333737A JP7143612A JP14361295A JPH08333737A JP H08333737 A JPH08333737 A JP H08333737A JP 7143612 A JP7143612 A JP 7143612A JP 14361295 A JP14361295 A JP 14361295A JP H08333737 A JPH08333737 A JP H08333737A
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JP7143612A
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English (en)
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Kazuichi Nishi
一一 西
Teiichi Shimizu
▲禎▼一 清水
Kazumi Matsui
和美 松井
Hitoshi Maeyama
等 前山
Masazumi Yamanaka
正純 山中
Kazuhiro Nakagawa
和博 仲川
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Izumi & Co Ltd
IZUMI SHOJI KK
Mitsuboshi Sangyo Co Ltd
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Izumi & Co Ltd
IZUMI SHOJI KK
Mitsuboshi Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2枚のシートの接合端部を接合対象とする場合
に熱溶着工法を用いることなく、あるいは材質の異なる
2枚のシートの接合端部を接合対象とする場合に接着工
法、曲げ込み工法を用いることなく、それぞれ接合で
き、かつ使用に耐える接合強度が得られ、水密性、耐久
性、作業性の良好なシート接合部の遮水構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】本発明のシート接合部の遮水構造は、接合され
る2枚のシ−ト1A、1Bの接合端部10a、10bに
沿って設けられる基礎2と、基礎2に保持される帯状の
下方部材3と、下方部材3の幅方向中央に、長手方向P
に間隔を隔てて設けられた複数のボルト4と、幅方向の
中央にボルト4が挿入される貫通孔50をもち下方部材
3とでシ−ト1A、1Bの接合端部10a、10bを挟
持する帯状の上方部材5と、ボルト4の上端42より螺
合し、上方部材5を下方部材3に近接する方向に付勢
し、下方部材3と上方部材5とで各シ−ト1A、1Bの
接合端部10a、10bをを挟持するナット6と、から
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート接合部の遮水構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、農業用溜め池、ゴルフ
場、公園景観池、管理型廃棄物埋立処分場などで遮水す
る必要な領域に敷設される単一材質の遮水シートにおい
ては、2枚のシートの接合端部を重ねた接合部を遮水構
造とする場合、2枚のシートの接合端部を熱溶着工法、
接着工法などの化学的手法を用い、かつ所定の接合強度
を維持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 (1)熱溶着工法は、材質を異にする2枚のシートの接
合端部を重ねた接合部を遮水構造とする場合、前記材質
の異なる2枚のシートの溶融温度が異なるため、うまく
熱溶着できない。 (2)接着工法は、図12に示されるように、互いに材
質の異なる2枚のシート1a(シート1bと比べ薄い、
高密度ポリエチレン・アスファルト全層含浸シート、以
下同じ)、1b(シート1aと比べ厚い、全層含浸アス
ファルトシート、以下同じ)の接合端部100、101
を、例えばシート1aに接着可能な接着剤102を介し
て重ね接着しようとしても、前記接着剤102がシート
1bに接着しないため、遮水構造の接合部103を形成
できない。
【0004】すなわち、接着工法では、互いに材質の異
なる2枚のシート1a、1bに接着効果を発揮し得る接
着剤を必要とし、かつその開発が望まれている。 (3)曲げ込み工法のひとつとしては、図13に示され
るように、互いに材質の異なる2枚のシート1a、1b
の接合端部100、101を重ね、U字溝あるいは地山
溝1c内に収容し、かつ溝内壁面に沿って配置した後、
コンクリートあるいは盛土1eにより固定した遮水構造
の接合部104を形成している。
【0005】また曲げ込み工法の他のひとつとしては、
図14に示されるように、互いに材質の異なる2枚のシ
ート1a、1bの接合端部100、101を重ね、ある
いは接合端部100、101の一方(図14では接合端
部100)を、タル木1fを巻き込み軸(芯)として巻
回した後、U字溝あるいは地山溝1c内に収容し、コン
クリートあるいは盛土1eにより固定した遮水構造の接
合部105を形成している。
【0006】前記各曲げ込み工法によって得られた遮水
構造の接合部104、105は、前記固定によってU字
溝あるいは地山溝1c内で接合端部100、101が伸
び薄くなって耐久性に欠けること、および3次元的な工
法を用いる必要があるため、その施工が容易でなく、か
つ不完全となり易く、水密性が低下して漏水が発生し易
い。
【0007】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、2枚のシートの接合端部を接合対象とする場合に熱
溶着工法を用いることなく、あるいは材質の異なる2枚
のシートの接合端部を接合対象とする場合に接着工法、
曲げ込み工法を用いることなく、それぞれ接合でき、か
つ使用に耐える接合強度が得られ、水密性、耐久性、作
業性の良好なシート接合部の遮水構造を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明、シート
接合部の遮水構造は、接合される2枚のシ−トの接合端
に沿って設けられる基礎と、該基礎に保持される帯状の
下方部材と、該下方部材の幅方向中央に、長手方向に間
隔を隔てて設けられた複数のボルトと、幅方向の中央に
該ボルトが挿入される貫通孔をもち該下方部材とで該シ
−トの接合端部を挟持する帯状の上方部材と、該ボルト
の上端より螺合し、該上方部材を該下方部材に近接する
方向に付勢し、該下方部材と該上方部材とで各該シ−ト
の接合端部を挟持するナットと、からなることを特徴と
する。
【0009】請求項2の発明、シート接合部の遮水構造
は、請求項1のシート接合部の遮水構造において、接合
される2枚のシ−トは材質が異なり、各接合端部の間お
よび該シ−トの1枚と下方部材との間に粘着材が介在さ
れている。請求項3の発明、シート接合部の遮水構造
は、請求項1あるいは請求項2のシート接合部の遮水構
造において、下方部材と上方部材のいずれか一方の対向
面に、幅方向の中央に形成されたボルトおよび貫通孔よ
り該幅方向に所定の間隔を隔てた位置で2枚のシ−トの
接合端部を挟持する挟持部を備えている。
【0010】
【作用および効果】
(1)請求項1のシート接合部の遮水構造によると、洩
れ防止を必要とする領域で2枚のシートを水密に接続す
るために用いられる。まず、2枚のシートが敷設を目的
とする場所で、接合される2枚のシ−トの接合端部に沿
う領域に、基礎となるコンクリートを形成するために、
予め所定の厚さの生コンクリートが打設される。この生
コンクリートの上面には、幅方向中央に、長手方向に間
隔を隔てて設けられた複数のボルトを備えた帯状の下方
部材が埋め込まれ、かつ生コンクリートが乾いて硬化す
るに伴って、コンクリートに一体的に保持される。な
お、下方部材は、生コンクリートの打設時に硬化した後
のコンクリートに確実に固定、保持することができるよ
うに、生コンクリートに埋設される固定部材として例え
ば、予めアンカーボルトなどを一体的に備えたものが用
いられる。
【0011】次いで、接合対象とする2枚のシ−トの各
接合端部には、硬化後のコンクリートを基礎として固定
保持された下方部材の上面に突出する複数のボルトを、
挿通できる大きさの孔が形成される。この後、組付け作
業が行われ、2枚のシ−トの各接合端部に形成された孔
を、下方部材の複数のボルトに挿通することによって、
各接合端部を互いに重ね合わせた状態で下方部材の上面
に配置する。
【0012】引き続き、上方部材の貫通孔を下方部材の
複数のボルトに挿通し、前記2枚のシ−トの接合端部の
上に上方部材を配置する。上方部材の各貫通孔より上方
部材の上面に貫通し、突出した各ボルトの上端に各ナッ
トが螺合され、上方部材を下方部材に近接する方向に付
勢し、かつ所定のトルク値まで締め付ける。これにより
2枚のシ−トの接合端部は、上方部材と下方部材とで挟
持される。
【0013】従って、2枚のシ−トの接合端部は、下方
部材の幅方向中央に、長手方向に間隔を隔てて設けられ
た複数のボルトと、複数のボルトに螺合されるナットと
の締め付け作用によって、下方部材および上方部材の幅
領域および長手領域において、ほぼ均一に目的とする付
勢値で接合でき、かつ所定の接合強度および水密状態を
保持できる。 (2)請求項2のシート接合部の遮水構造によると、前
記請求項1のシート接合部の遮水構造において、下方部
材と上方部材の間に、材質が異なる2枚のシ−トの各接
合端部を挟持する組付け時に、各接合端部の間に粘着材
が介在されるとともに、材質が異なる2枚のシ−トのう
ちの1枚と下方部材との間に粘着材が介在される。
【0014】これらの粘着材は、乾燥しないため、半永
久的に反発力の低い粘性状態を保持でき、互いに材質を
異にし、かつ一方が硬い材質よりなる2枚のシ−トを用
いた場合であっても、その各接合端部間でその面領域を
隙間なく遮断し良好な水密状態を保持でき、また2枚の
シ−トのうちの1枚と下方部材の上面との間でその面領
域を隙間なく遮断し良好な水密状態を保持できる。
【0015】このように、請求項2のシート接合部の遮
水構造の場合には、異なる材質のシートを接合した接合
部にかかわらず、前記請求項1の場合よりもさらに良好
な遮水状態が得られる。すなわち、従来の接着工法から
では、必要とする接合強度が得られなかった材質の異な
る複数のシ−トの接合部に、実用に適する強度の他、良
好な遮水状態を保持することを達成できる。 (3)請求項3のシート接合部の遮水構造のひとつによ
ると、前記請求項1のシート接合部の遮水構造におい
て、下方部材と上方部材のいずれか一方の対向面に、幅
方向の中央に形成されたボルトおよび貫通孔より該幅方
向に所定の間隔を隔てた位置で、異なる材質よりなる2
枚のシ−トの接合端部を挟持する挟持部を備えてる。
【0016】このため、上方部材の各ボルトに各ナット
を螺合して、上方部材を下方部材に近接する方向に付勢
するとき、2枚のシ−トの接合端部は、下方部材と上方
部材のいずれか一方の対向面に形成された前記挟持部
と、下方部材と上方部材のいずれか他方とで挟持され
る。この挟持に伴って、2枚のシ−トの接合端部に面方
向に引っ張り応力が加わっても、2枚のシ−トに予め形
成され、かつ下方部材の各ボルトに挿通されている孔に
応力が集中しない。
【0017】すなわち、請求項3のシート接合部の遮水
構造のひとつの場合には、挟持に伴なう応力は、挟持部
と、下方部材と上方部材のいずれか他方との挟持領域に
分散されるため、各ボルトに挿通された2枚のシ−トの
孔に応力の集中することにより、前記孔を起点として発
生するシ−トの裂けを回避できる効果を奏する。さら
に、請求項3のシート接合部の遮水構造のひとつによれ
ば、請求項2のシート接合部の遮水構造の効果の他、異
なる材質よりなる2枚のシ−トの接合端部をボルト、ナ
ットの締め付け作用で挟持する場合であっても、挟持部
により前記接合端部の挟持力が高まり、かつ2枚のシ−
トの接合端部および下方部材と上方部材の接触面におけ
るシ−ル性を高めた水密構造を得ることができる。
【0018】請求項3のシート接合部の遮水構造の他の
ひとつによると、前記請求項2のシート接合部の遮水構
造において、下方部材と上方部材のいずれか一方の対向
面に、幅方向の中央に形成されたボルトおよび貫通孔よ
り該幅方向に所定の間隔を隔てた位置で、異なる材質よ
りなる2枚のシ−トの接合端部を挟持する挟持部を備え
ている。
【0019】このため、請求項3のシート接合部の遮水
構造の他のひとつの場合には、前記請求項3のシート接
合部の遮水構造のひとつにおける効果に加えて、前記請
求項2のシート接合部の遮水構造における粘着材による
効果を得ることができる。
【0020】
【実施例】本発明、シート接合部の遮水構造の実施例と
して、廃水処理池の遮水に用いられ、互いに材質の異な
る2枚のシ−トを接合する場合に適用し、図1〜図11
に基づいて以下に説明する。図1に示される実施例1の
シート接合部の遮水構造は、接合対象となり互いに材質
の異なるシ−ト1Aおよび1Bと、基礎コンクリート2
と、複数のアンカーボルト21および複数のボルト4を
固定した下方部材3と、貫通孔50を形成した上方部材
5と、各ボルト4に螺合されるナット6と、シ−ト1A
の接合端部10aとシ−ト1Bの接合端部10bの間お
よびシ−ト1Aと下方部材3の間に介在される粘着材7
と、シ−ト1Bと同じ材質よりなり上方部材5、各ナッ
ト6を覆った状態でシ−ト1Bに熱溶着される保護シー
トとして用いられるシ−ト1Cと、シ−ト1Cの上面お
よびシ−ト1Bの上面を覆う保護モルタル8と、よりな
る。
【0021】シ−ト1Aとしては、厚さが約1.5mm
の高密度ポリエチレン(H.D.P.E)製のシ−トを
用いた。この高密度ポリエチレン製のシ−トは、耐油性
に優れる。シ−ト1Aは、敷設目的とする所定の広さの
面積を備える。シ−ト1Bとしては、ポリプロピレン長
繊維により製造された厚手の不織布をマット状芯材と
し、このマット状芯材の全層にアスファルトおよびエス
トラマー系高分子化合物を含浸させた厚さ約4mmのア
スファルトシ−トを用いた。このアスファルトシ−ト
は、前記含浸により引っ張り強度を増強され、かつ使用
に耐える強度を備え、経時変化が少なく、下地との馴染
み、施工性、耐候性、耐水圧性、耐圧性、などに優れ
る。シ−ト1Bは、シ−ト1Aと同様、敷設目的とする
所定の広さの面積を備える。
【0022】なお、シ−ト1Aとシ−ト1Bとは、高密
度ポリエチレン製のシ−トとアスファルトシ−トとの組
み合わせに限定されるものでわなく、例えば、合成ゴム
製のシ−トとアスファルトシ−ト、ポリ塩化ビニル
(P.V.C)製のシ−トとアスファルトシ−ト、ウレ
タン製のシ−トとアスファルトシ−ト、ポリエチレン
(P.E)製のシ−トとアスファルトシ−トなど、およ
びその他端の組み合わせとすることができる。
【0023】基礎コンクリート2は、2枚のシ−ト1
A、1Bの接合端部10a、10bが重ね合わされて形
成される接合部10cにほぼ等しい幅で長手方向P(図
2参照)に沿ってその直下に設けられる。すなわち、基
礎コンクリート2は、予め、地中を所定の長さ、幅、深
さで堀った領域に敷き詰められた基礎部材(砂利など)
の上に注入され、目的とする所定長さで、幅が200m
m、厚さが300mmに打設された後、硬化する生コン
クリート2aによって形成される。基礎コンクリート2
は、後で述べる帯状の下方部材3を固定保持するための
基礎となる固定部材である。
【0024】帯状の下方部材3は、目的とする所定長さ
で、幅が100mm、厚さが9mmの金属製板である。
下方部材3には、図2に示されるように、その幅方向
(矢印w参照、以下同じ)中央で、長手方向(矢印P参
照、以下同じ)に沿い、後で述べる複数のボルト4を装
着するために、所定のピッチP2(例えば200mm)
間隔の取り付け孔30が形成されている。なお、前記ピ
ッチP2の値200mmは、これに限定されるものでは
なく、種々目的とする値に設定できる。
【0025】また、下方部材3には、後で述べる上方部
材5の対向面51に対向する対向面31に2個の挟持部
33、33が約60mmの間隔を隔てて平行位置に形成
されている。挟持部33は、断面が長方形で長尺状の平
鋼(下方部材3とほぼ同じ長さで、幅が20mm、厚さ
が4.5mmの平板)のものを、下方部材3の対向面3
1に溶接により溶着(図1の黒色部分参照)したもので
ある。
【0026】前記挟持部33は、前記形状のものに限定
されるものではなく、種々変形したものを用いることが
でき、その変形例1〜変形例8を図3〜図10に示す。
すなわち、図3に示す変形例1の挟持部33aは断面が
円形で長尺状の丸鋼(下方部材3とほぼ同じ長さで、直
径が9mmの棒)、図4に示す変形例2の挟持部33b
は断面が円弧形で長尺状の湾曲板鋼(下方部材3とほぼ
同じ長さで、幅が20mm、湾曲高さが5mmの板)、
図5に示す変形例3の挟持部33cは断面が連続した円
弧形で長尺状の波板鋼(下方部材3とほぼ同じ長さで、
幅が40mm、波高さが5mmの波板)、図6に示す変
形例4の挟持部33dは断面が四角形で長尺状の角鋼
(下方部材3とほぼ同じ長さで、10mm角の角棒)を
用いたものである。
【0027】図7、図8に示される変形例5、変形例6
の場合には、下方部材3の対向面31あるいは上方部材
5の対向面51のいずれか一方あるいは両方に所定の間
隔を隔てて断面が円形の挟持部33a、33gあるいは
断面が長方形の挟持部33、33hを平行に形成したも
のである。図9に示される変形例7の場合には、断面が
四角形で長尺状の角鋼(下方部材3とほぼ同じ長さ
で、4.5mm角の角棒)よりなる3つの挟持部33j
を、下方部材3の対向面31あるいは上方部材5の対向
面51のいずれか一方、あるいは両方に所定の間隔を隔
てて平行に配置し、複数の溝3kを形成したものであ
る。図10に示される変形例8の場合には、下方部材3
の対向面31と上方部材5の対向面51との両方に平行
方向で所定の間隔ずらした位置に挟持部33e、33f
を形成したり、図略の対向位置に形成したものである。
【0028】なお、前記各挟持部33〜33fは、下方
部材3の対向面31あるいは上方部材5の対向面51に
溶接により溶着して形成した場合を示したが、これに限
定されるものではなく、下方部材3の対向面31あるい
は上方部材5の対向面51を直接加工して形成すること
もできる。また、下方部材3あるいは上方部材5として
断面が略Cの字形、コの字形(図略のいわゆるC鋼)を
用い、その開口部を形成する両端突出部分を、シ−ト1
A、1Bの接合端部10a、10bを挟持する挟持部と
して用いることもできる。
【0029】下方部材3の対向面31と反対側の表面3
4には、前記基礎コンクリート2を形成時に打設される
生コンクリート2aに、前記表面34とともにそれより
下位置で埋設される複数のアンカーボルト21が、予め
一体的に設けられている。すなわち、各アンカーボルト
21は、下方部材3の幅方向中央で、長手方向に沿い、
所定のピッチP1(例えば500mm)間隔位置で、前
記表面34に対し、ほぼ垂直に保持されて頂部を当接し
た状態で溶接により溶着される。なお、前記ピッチP1
の値500mmは、これに限定されるものではなく、種
々目的とする値に設定できる。
【0030】複数のボルト4は、頭部40と、螺子軸部
41とよりなりる。各ボルト4は、その螺子軸部41
を、予め、下方部材3の各取り付け孔30に対し、対向
面31と反対側の表面34側よりそれぞれ挿通され、か
つ溶接により頭部40を前記表面32に溶着され、固定
保持される。このとき、下方部材3の表面34側に開口
する取り付け孔30は、溶着によって完全に閉じられ
る。
【0031】これにより螺子軸部41は、下方部材3の
対向面31より後で述べる上方部材5の対向面51側に
突出する。対向面31より前記ボルト4の先端42まで
の突出長さは30mmである。帯状の上方部材5は、目
的とする所定長さで、幅が100mm、厚さが9mmの
金属製板である。上方部材5は、前記下方部材3の取り
付け孔30と同じように、ボルト4の螺子軸部41を挿
通させる孔50が形成されている。
【0032】ナット6は、前記ボルト4の螺子軸部41
にその先端42より螺合する雌螺子孔60を備えてい
る。粘着材7としては、未加硫ブチルゴムが用いられ
る。なお、粘着材7は、目的とする領域に塗布する不定
型状(流動体)あるいは貼付する定型状(板状のもの
や、ヒモ状のもの)を用いることができる。
【0033】シ−ト1Cは、シ−ト1Bと同じもので、
用いる目的および箇所がシ−ト1Bと異なる。すなわ
ち、このシ−ト1Cは、上方部材5の幅長さW1より広
い幅長さW2を備え、前記長手方向の長さが上方部材5
の長手方向の長さと同じか、それ以上であり、シ−ト1
Aの接合端部10aとシ−ト1Bの接合端部10bとの
接合部10cを挟持する上方部材5と、上方部材5の上
面52に突出するボルト4の先端42と、ボルト4の螺
子軸部41に螺合されたナット6と、上方部材5の一側
端53および他側端54より外側に延びているシ−ト1
Bの接合端部10bの表面を覆って保護するとともに、
シ−ト1Bに熱溶着されボルト4の螺子軸部41と上方
部材5の孔50との隙間を密封し、外部と遮断するため
に用いられる。
【0034】保護モルタル8は、シ−ト1Cの上面およ
びシ−ト1Bの上面に形成され、それらの接続箇所の全
周を覆って密封および保護するものである。以下、図1
1に示す穴9の傾斜領域(法面)91における小段(傾
斜領域91の途中に形成された水平箇所)あるいは穴9
の底部領域90における水平箇所で、前記したシ−ト1
Aおよび1B、基礎コンクリート2、複数のアンカーボ
ルト21および複数のボルト4を固定した下方部材3、
貫通孔50を形成した上方部材5、ナット6、粘着材
7、シ−ト1C、保護モルタル8を用いて組付け、シー
ト接合部の遮水構造を構成する場合を説明する。
【0035】まず、組付け作業の準備として、シ−ト1
Aは、予め、図11に示されるように、地中に人工的に
堀った大きな穴9などの底部領域90の水平箇所や、底
部領域90より入口周辺領域92に至る傾斜領域91の
途中に形成された小段には、基礎コンクリート2を水平
に形成することができる所定の幅および長さの水平領域
が確保される。そして前記水平領域には、予め、コンク
リート基礎2が設けられる(コンクリート基礎2が設け
られる位置は、互いに重なり合うシ−ト1Aの接合端部
10aとシ−ト1Bの接合端部10bとに沿う長手方向
Pである)。
【0036】コンクリート基礎2は、地中を所定の長
さ、幅、深さで堀った領域に敷き詰められた図略の基礎
部材(砂利など)の上に注入され、目的とする所定長さ
で、幅が200mm、厚さが300mmの生コンクリー
ト2aが打設される。このとき、予め、複数のアンカー
ボルト21および複数のボルト4を溶着し一体化した下
方部材3は、対向面31と反対側の表面34を、各アン
カーボルト21、各ボルト4の頭部40とともに、前記
生コンクリート2aの表出面より深さ方向に埋没された
状態で前記表出面と平行に配置され、生コンクリート2
aの硬化に伴って固定、保持される。
【0037】次いで、シ−ト1Aとシ−ト1Bとが所定
の位置に配置されるとともに、シ−ト1Aの接合端部1
0aと、シ−ト1Bの接合端部10bとが重なり合う位
置が測定され、正確に位置決めがなされた後、前記基礎
コンクリート2に固定保持された下方部材3の各ボルト
4位置に対応する接合端部10a、10bに、各ボルト
4の螺子軸部41を挿通できる大きさの複数の孔11
a、11bが明けられる。
【0038】一方、挟持部33の上面に所定量の粘着材
7(図1の黒い小点、参照)を塗布あるいは貼付し、シ
−ト1Aの接合端部10aの各孔11aを、各ボルト4
の螺子軸部41に挿通する。すると、接合端部10a
は、挟持部33上に粘着材7を介在した状態で載置され
る。この接合端部10aの上面に前記挟持部33にほぼ
対向する位置で所定量の粘着材7(図1の黒い小点、参
照)を塗布あるいは貼付し、シ−ト1Bの接合端部10
bの各孔11bを、各ボルト4の螺子軸部41に挿通す
る。これにより接合端部10bは、接合端部10aの上
面に粘着材7を介在した状態で載置される。
【0039】次に、上方部材5の孔50を各ボルト4の
螺子軸部41に挿通することによって、上方部材5が接
合端部10bの上から重ねて載置される。この後、上方
部材5の各孔50より上方部材5の上面52に貫通し、
突出した各ボルト4の螺子軸部41に、座金61、スプ
リングワッシャー62を挿通するとともに、各ナット6
が螺合され、座金61、スプリングワッシャー62を介
して上方部材5を下方部材3に近接する方向(矢印Y参
照)に付勢し、かつ所定のトルク値まで締め付ける。
【0040】これにより材質の異なるシ−ト1Aの接合
端部10aと、シ−ト1Bの接合端部10bとは、粘着
材7を介在した状態で、またシ−ト1Aの接合端部10
aと下方部材3の挟持部33とに粘着材7を介在した状
態で、上方部材5と下方部材3とで挟持される。この
後、シ−ト1Aの接合端部10aとシ−ト1Bの接合端
部10bとの接合部10cを挟持する上方部材5の上面
50側で、この上面50と、上方部材5の一側端53と
他側端54と、前記上面50に突出するボルト4の螺子
軸部41の先端42と、螺子軸部41に螺合されたナッ
ト6と、シ−ト1Bの表面とをシ−ト1Cで覆うととも
に、シ−ト1Cとシ−ト1Bとの当接した部分10eを
熱溶着する。すると、シ−ト1Cによって前記のように
覆った領域は、密封される。
【0041】さらに、前記シ−ト1Cの上面およびシ−
ト1Bの上面には、それらを所定の厚さで覆い保護する
保護モルタル8が形成される。このように構成された実
施例のシート接合部の遮水構造によると、以下に示す作
用効果が得られる。すなわち、 (1)材質の異なるシ−ト1Aの接合端部10aと、シ
−ト1Bの接合端部10bは、下方部材3の幅方向中央
に、長手方向に間隔を隔てて設けられた複数のボルト4
と、複数のボルト4に螺合されるナット6との締め付け
作用によって、下方部材3および上方部材5の幅領域お
よび長手領域において、ほぼ均一に目的とする付勢値で
接合でき、かつ所定の接合強度および水密状態を保持で
きる。 (2)材質の異なるシ−ト1Aの接合端部10aとシ−
ト1Bの接合端部10bとが下方部材3と上方部材5と
で挟持されるとき、接合端部10a、10bとの間に粘
着材7が介在され、さらに接合端部10aと下方部材3
の挟持部33とに粘着材7が介在される。
【0042】このため、これらの粘着材は、乾燥しない
ため、半永久的に反発力の低い粘性状態を保持でき、接
合端部10a、10bの歪みを吸収できる状態を保持で
き、かつ互いに材質を異にし、かつ硬い材質よりなるシ
−ト1Aの接合端部10a、と、柔軟性を備えた材質よ
りなるシ−ト1Bの10bとの各面領域を隙間なく遮断
し良好な水密状態を保持でき、また同接合端部10aと
硬い金属製の下方部材3の挟持部33との各面領域を隙
間なく遮断し良好な水密状態を保持できる。 (3)下方部材3は、上方部材5に対向する対向面30
に、幅方向の中央に形成されたボルト4幅方向に所定の
間隔を隔てた位置に、前記上方部材5とで、シ−ト1A
の接合端部10aとシ−ト1Bの接合端部10bとを挟
持する挟持部33を備えている。
【0043】このため、上方部材5を下方部材3に近接
して、上方部材5と挟持部33とで前記接合端部10a
と10bとを挟持したとき、この挟持に伴って、接合端
部10aと10bに、面方向に引っ張り応力が加わって
も、予め接合端部10aと10b形成され、かつ下方部
材3の各ボルト4に挿通されている孔に応力が集中しな
い。
【0044】すなわち、挟持に伴なう応力は、挟持部3
3と、上方部材5との挟持領域に分散されるため、各ボ
ルト4に挿通された接合端部10a、10bの孔に応力
が集中することにより、前記孔を起点として発生するシ
−ト1A、1Bの裂けを回避できる効果を奏する。さら
に、材質の異なるシ−ト1A、1Bの接合端部10a、
10bをボルト4、ナット6の締め付け作用で挟持する
場合であっても、挟持部33により前記接合端部10
a、10bの挟持力が高まり、かつ接合端部10a、1
0bおよび下方部材3と上方部材5の接触面におけるシ
−ル性を高めた水密構造を得ることができる。
【0045】このため、従来の接着工法からでは、必要
とする接合強度が得られなかった材質の異なる複数のシ
−トの接合部に、実用に適する強度の他、良好な遮水状
態を保持することを達成できる。なお、前記実施例で
は、複数のボルト4は、その螺子軸部41を、予め、下
方部材3の各取り付け孔30に対し、対向面31と反対
側の表面34側よりそれぞれ挿通され、かつ溶接により
頭部40を前記表面32に溶着され、固定保持される場
合で説明したが、これに限定されるものではない。すな
わち、複数のボルト4は、下方部材3に複数の取り付け
孔30を形成せず、かつその対向面31がわに頭部40
を溶接して溶着したり、前記頭部40を形成せず直接、
螺子軸部41の下端側(先端42と反対側)を対向面3
1に溶接して溶着することにより下方部材3に固定保持
したものを用いることもできる。
【0046】また、前記実施例では、シート接合部の遮
水構造を、穴9の傾斜領域91における水平位置に構成
した場合で説明したが、これに限定されるものではな
く、図11に示される穴9の底部領域90に形成される
基礎コンクリート2位置に前記シート接合部の遮水構造
を構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシート接合部の遮水構造を示す断面
図。
【図2】実施例のシート接合部の遮水構造における要部
の組付け状態を示す斜視図。
【図3】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例1示す断面図。
【図4】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例2示す断面図。
【図5】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例3示す断面図。
【図6】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例4示す断面図。
【図7】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例5示す断面図。
【図8】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例6示す断面図。
【図9】実施例のシート接合部の遮水構造における挟持
部の変形例7示す断面図。
【図10】実施例のシート接合部の遮水構造における挟
持部の変形例8示す断面図。
【図11】実施例のシート接合部の遮水構造における使
用位置の概略を示す断面図。
【図12】従来例1のシート接合部の遮水構造を示す断
面図。
【図13】従来例2のシート接合部の遮水構造を示す断
面図。
【図14】従来例3のシート接合部の遮水構造を示す断
面図。
【符号の説明】
1A、1B…シート 2…基礎コンクリート 3
…下方部材 4…ボルト 5…上方部材 6…ナット 7…粘着材 8…保護モルタル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前山 等 愛知県名古屋市瑞穂区中山町2丁目8番地 (72)発明者 山中 正純 愛知県名古屋市南区神松町2丁目20番地 (72)発明者 仲川 和博 愛知県知多郡東浦町大字緒川字上之山4番 地7

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合される2枚のシ−トの接合端部に沿っ
    て設けられる基礎と、該基礎に保持される帯状の下方部
    材と、 該下方部材の幅方向中央に、長手方向に間隔を隔てて設
    けられた複数のボルトと、 幅方向の中央に該ボルトが挿入される貫通孔をもち該下
    方部材とで該シ−トの該接合端部を挟持する帯状の上方
    部材と、 該ボルトの上端より螺合し、該上方部材を該下方部材に
    近接する方向に付勢し、該下方部材と該上方部材とで各
    該シ−トの該接合端部を挟持するナットと、からなるこ
    とを特徴とするシート接合部の遮水構造。
  2. 【請求項2】接合される2枚のシ−トは材質が異なり、
    各接合端部の間および該シ−トの1枚と下方部材との間
    に粘着材が介在されている請求項1記載のシート接合部
    の遮水構造。
  3. 【請求項3】下方部材と上方部材のいずれか一方の対向
    面に、幅方向の中央に形成されたボルトおよび貫通孔よ
    り該幅方向に所定の間隔を隔てた位置で2枚のシ−トの
    接合端部を挟持する挟持部を備えている請求項1あるい
    は請求項2記載のシート接合部の遮水構造。
JP7143612A 1995-06-09 1995-06-09 シート接合部の遮水構造 Pending JPH08333737A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326069A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Nisshoku Corp 最終処分場における遮水法面の防護構造および防護緩衝体工法
JP2002364297A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Railway Technical Res Inst 異種防水材料間の接合方法
JP2005013967A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Shibata Ind Co Ltd 遮水シート構造体
JP2007069092A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Shibata Ind Co Ltd 遮水シート構造体およびその製造方法
JP2011056505A (ja) * 2010-10-15 2011-03-24 Shibata Industrial Co Ltd 遮水シート構造体
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