JP5063299B2 - チャージポンプ回路の動作制御方法 - Google Patents

チャージポンプ回路の動作制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、出力電圧可変のチャージポンプ回路の動作制御方法に関し、特に、入力電圧の1倍から2倍の間の電圧を出力することができるチャージポンプ回路の動作制御方法に関する。
図11は、従来のチャージポンプ回路の例を示した回路図である(例えば、特許文献1参照。)。
図11のチャージポンプ回路では、n(nは、n>1の整数)個のフライングコンデンサC1〜Cnの数を適当に選ぶことによって、入力電圧Vinを(1+1/n)倍に昇圧した電圧を出力電圧Voutとして出力することができる。例えば、n=3の場合、3個のフライングコンデンサC1〜C3で、入力電圧Vinを(1+1/3)倍に昇圧した電圧を出力電圧Voutとして出力するようにしており、すなわち、フライングコンデンサの数に応じて、出力電圧Voutとして、入力電圧Vinの1倍から2倍の間の電圧を得ることができる。
特許第3911188号公報
しかし、このような従来のチャージポンプ回路では、フライングコンデンサの数をn個としたとき、出力電圧Voutとして、入力電圧Vinを(1+1/n)倍にした1つの電圧値しか得ることができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、入力電圧Vinと同じ電圧から入力電圧Vinの2倍の電圧までの範囲で、複数の値の出力電圧Voutを生成することができるチャージポンプ回路の動作制御方法を得ることを目的とする。
この発明に係るチャージポンプ回路の動作制御方法は、入力端子に入力された入力電圧で充電される複数のフライングコンデンサと、
該各フライングコンデンサを直列に接続する各第1のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと該各第1のスイッチ素子との直列回路の一端を前記入力端子に接続する第2のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと前記各第1のスイッチ素子との直列回路の他端を接地電圧に接続する第3のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の低電圧側端部と前記入力端子とをそれぞれ接続する各第4のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の高電圧側端部と所定の出力端子とをそれぞれ接続する各第5のスイッチ素子と、
を備え、前記入力電圧を昇圧して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変のチャージポンプ回路の動作制御方法において、
前記フライングコンデンサの充電を行う充電期間では、
所望の前記出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子をオンさせて前記直列回路を形成し、
前記第2のスイッチ素子又は前記第4のスイッチ素子の1つを選択的にオンさせると共に前記第3のスイッチ素子をオンさせて、前記直列回路を前記入力電圧で充電させ、
前記フライングコンデンサの放電を行う放電期間では、
前記第2のスイッチ素子又は前記充電期間にオンさせた前記第4のスイッチ素子と、前記第3のスイッチ素子とをそれぞれオフさせ、
前記所望の出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子のオン/オフ制御を行い、
1つ以上の前記第4のスイッチ素子と前記第5のスイッチ素子をそれぞれオンさせ、
前記直列回路の低電圧側端部を前記入力端子に接続すると共に、前記直列回路の高電圧側端部を前記出力端子に接続して、
前記入力電圧以上で、かつ前記入力電圧の2倍以下である所望の値の電圧を前記出力端子から出力し、
前記充電期間に前記入力電圧で充電されていない前記フライングコンデンサの低電圧側端部と前記入力端子との間に接続された前記第4のスイッチ素子と、該フライングコンデンサの高電圧側端部と前記出力端子との間に接続された前記第5のスイッチ素子とを常時オンさせるようにした。
また、同一の出力電圧値が得られる、前記充電期間及び前記放電期間における前記第1から第5の各スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせが複数ある場合、前記放電期間において、前記直列回路を形成するフライングコンデンサの数が最も少なく、かつ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように前記組み合わせを選択するようにした。
また、前記充電期間から前記放電期間に移行する間に、前記充電を停止する期間を設け、前記放電期間から前記充電期間に移行する間に、前記放電を停止する期間を設けるようにした。
また、前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続される、前記第1、第2、第4及び第5の各スイッチ素子の組み合わせの内、すべての組み合わせ又は一部の組み合わせのみのスイッチ素子をそれぞれオンさせるようにした。
また、前記第5のスイッチ素子を介して前記直列回路の一端を前記出力端子に、前記第3のスイッチ素子を介して該直列回路の他端を接地電圧にそれぞれ接続するようにした。

本発明のチャージポンプ回路の動作制御方法によれば、回路構成を変えることなく、入力電圧と同じ電圧から入力電圧の2倍の電圧までの範囲で、様々な値の電圧を出力することができ、フライングコンデンサの数を増やすことによって、更に多くの種類の出力電圧を生成することができる。
また、同じ出力電圧値を得るための各スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせが複数ある場合は、前記放電期間において、前記直列回路を形成するフライングコンデンサの数が最も少なく、かつ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように前記組み合わせを選択するようにしたことから、フライングコンデンサの合成静電容量が大きくなり、より効率の高い昇圧を行うことができる。
また、前記充電期間に前記入力電圧で充電されていない前記フライングコンデンサの低電圧側端部と前記入力端子との間に接続された前記第4のスイッチ素子と、該フライングコンデンサの高電圧側端部と前記出力端子との間に接続された前記第5のスイッチ素子とを常時オンさせるようにしたことから、昇圧動作に寄与しないフライングコンデンサが、出力端子に接続された出力コンデンサに並列に接続されるため、出力容量を大きくすることができ、出力電圧の安定性を向上させることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるチャージポンプ回路の回路例を示した図である。
図1におけるチャージポンプ回路1は、電池又は定電圧回路等の直流電源10から入力端子INに入力された入力電圧Vinを1〜2倍の間での所望の倍率に昇圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する。
チャージポンプ回路1は、同じ容量のn個のフライングコンデンサC1〜Cn(nは、n>1の整数)と、出力電圧を安定化させる出力コンデンサCoと、第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)と、第2スイッチ素子S2と、第3スイッチ素子S3と、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(n)と、第5スイッチ素子S5(1)〜S5(n)と、第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)、第2スイッチ素子S2、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(n)及び第5スイッチ素子S5(1)〜S5(n)のスイッチング制御を行う制御回路2とを備えている。
なお、第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)はそれぞれ第1のスイッチ素子をなし、第2スイッチ素子S2は第2のスイッチ素子を、第3スイッチ素子S3は第3のスイッチ素子をそれぞれなす。また、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(n)はそれぞれ第4のスイッチ素子をなし、第5スイッチ素子S5(1)〜S5(n)はそれぞれ第5のスイッチ素子をなす。
入力端子INと接地電圧との間には、第2スイッチ素子S2と、フライングコンデンサC(1)〜C(n)及び第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)が交互に接続された直列回路と、第3スイッチ素子S3とが直列に接続されている。すなわち、フライングコンデンサC1〜Cnと第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)の直列回路において、フライングコンデンサC1〜Cnが、対応する第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)を介してそれぞれ直列に接続されている。また、フライングコンデンサC1〜Cnの各低電圧側端部と入力端子INとの間には第4スイッチ素子S4(1)〜S4(n)が対応して接続され、フライングコンデンサC1〜Cnの各高電圧側端部と出力端子OUTとの間には第5スイッチ素子S5(1)〜S5(n)が対応して接続されている。なお、制御回路2と、第1スイッチ素子S1(1)〜S1(n−1)、第2スイッチ素子S2、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(n)及び第5スイッチ素子S5(1)〜S5(n)の各制御電極との接続の図示は省略している。
このような構成において、図1のチャージポンプ回路の動作を具体的に説明するために、以下、フライングコンデンサが3個、すなわちn=3の場合を例にして説明する。
この場合、チャージポンプ回路1は、入力電圧Vinに対して、1倍、(1+1/3)倍、(1+1/2)倍、(1+2/3)倍及び2倍の5種類の電圧の何れか1つを出力電圧Voutとして出力することができ、制御回路2は、選択した出力電圧Voutの電圧値に応じて、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)及び第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)のオン/オフ制御を行う。
図2は、入力電圧Vinに対して1倍の電圧を生成して出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の状態を示した図である。
図2(a)の場合は、第2スイッチ素子S2及び第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオンして導通状態になっており、他のスイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。このため、第2スイッチ素子S2と第5スイッチ素子S5(1)によって入力端子INと出力端子OUTが接続され、出力電圧Voutは入力電圧Vinに等しくなる。
図2(b)の場合では、第1スイッチ素子S1(2)、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(2)及び第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオンして導通状態になっており、他のスイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。このため、第1スイッチ素子S1(2)、第4スイッチ素子S4(2)及び第5スイッチ素子S5(3)によって入力端子INと出力端子OUTが接続され、出力電圧Voutは入力電圧Vinに等しくなる。また、フライングコンデンサC3は、第3スイッチ素子S3及び第5スイッチ素子S5(3)によって出力コンデンサCoに並列に接続されており、出力端子OUTに接続される静電容量が増えるため、出力電圧Voutの安定度を向上させることができる。
図2(c)の場合では、第4スイッチ素子S4(3)がオフして遮断状態になっており、他のすべてのスイッチ素子はそれぞれオンして導通状態になっている。入力端子INと出力端子OUTとの間に直列に接続されているスイッチ素子の組み合わせは、第2スイッチ素子S2及び第5スイッチ素子S5(1)の組み合わせと、第4スイッチ素子S4(1)、第1スイッチ素子S1(1)及び第5スイッチ素子S5(2)の組み合わせと、第4スイッチ素子S4(2)、第1スイッチ素子S1(2)及び第5スイッチ素子S5(3)の組み合わせの3通りあり、これらすべての組み合わせのスイッチ素子がそれぞれオンして導通状態になっている。すなわち、この状態では、入力端子INと出力端子OUTとの間に直列に接続されているすべてのスイッチ素子がオンして導通状態になっているため、入力端子INと出力端子OUTとの間のインピーダンスを最も小さくすることができる。
更に、図2(b)の場合と同様、フライングコンデンサC3が出力コンデンサCoに並列に接続されているため、出力端子OUTに接続される静電容量が増加し、出力電圧Voutの安定度を向上させることができる。なお、入力端子INと出力端子OUTとを短絡するスイッチ素子の状態は、図2の場合に限るものではなく、入力端子INと出力端子OUTとの間に直列に接続されているスイッチ素子の組み合わせであれば、どのような組み合わせでもよく、任意の複数の組み合わせのスイッチ素子をオンさせるようにしてもよい。また、出力コンデンサCoに並列に接続されるフライングコンデンサは、フライングコンデンサC3に限るものではなく、フライングコンデンサC3を含んで直列に接続されるフライングコンデンサの直列回路を出力コンデンサCoに並列に接続させるようにしてもよい。
次に、図3は、入力電圧Vinの(1+1/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。
図3(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図3(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図3(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図3(a)→図3(b)→図3(c)→図3(b)→図3(a)という順序の動作を繰り返し行う。
まず、図3(a)の充電状態について説明する。
図3(a)では、すべての第1スイッチ素子S1(1)及びS1(2)がそれぞれオンして導通状態になっているため、すべてのフライングコンデンサC1〜C3は直列に接続されている。また、第2スイッチ素子S2と第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になっていることから、フライングコンデンサC1〜C3の直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC1〜C3はそれぞれ入力電圧Vinの1/3の電圧に充電される。
次に、図3(b)の状態に移行する。図3(b)では、第2スイッチ素子S2と第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になると共に、すべての第1スイッチ素子S1(1)及びS1(2)がそれぞれオフして遮断状態になる。このため、フライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、図3(c)の状態に移行する。図3(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。すなわち、すべてのフライングコンデンサC1〜C3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC1〜C3の各低電圧側端部がそれぞれ入力端子INに接続され、フライングコンデンサC1〜C3の各高電圧側端部がそれぞれ出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC1〜C3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと出力端子OUTに接続された図示しない負荷に放電される。
次に、再び図3(b)の状態に移行する。図3(b)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC1〜C3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。次に、図3(a)に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC1〜C3への充電が行われる。
ここで、図3(c)の状態に移行した場合、フライングコンデンサC1〜C3の高電圧側端部の電圧は、入力電圧VinにフライングコンデンサC1〜C3の充電電圧である(Vin/3)の電圧が加算された電圧になる。このことから、前記動作を繰り返すことで、チャージポンプ回路1の出力電圧Voutは、入力電圧Vinを(1+1/3)倍に昇圧した電圧になる。
次に、図4は、入力電圧Vinの(1+1/2)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。
図4(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図4(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図4(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図4(a)→図4(b)→図4(c)→図4(b)→図4(a)という順序の動作を繰り返し行う。
まず、図4(a)の充電状態について説明する。
図4(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第3スイッチ素子S3及び第4スイッチ素子S4(1)がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC2及びC3が直列に接続され、該直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC2及びC3はそれぞれ入力電圧Vinの1/2の電圧に充電される。
次に、図4(b)の状態に移行する。図4(b)では、第3スイッチ素子S3と第4スイッチ素子S4(1)がそれぞれオフして遮断状態になると共に、第1スイッチ素子S1(1)及びS1(2)がそれぞれオフして遮断状態になる。このため、フライングコンデンサC2及びC3への充電が停止する。
次に、図4(c)の状態に移行する。図4(c)では、第4スイッチ素子S4(2),S4(3)と、第5スイッチ素子S5(2),S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。すなわち、フライングコンデンサC2とC3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC2とC3の各低電圧側端部がそれぞれ入力端子INに接続され、フライングコンデンサC2とC3の各高電圧側端部がそれぞれ出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
次に、再び図4(b)の状態に移行する。図4(b)では、第4スイッチ素子S4(2),S4(3)と第5スイッチ素子S5(2),S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC2とC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。次に、図4(a)に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC2とC3の充電が行われる。このような動作を繰り返すことで、チャージポンプ回路1の出力電圧Voutは、入力電圧Vinを(1+1/2)倍に昇圧した電圧になる。
次に、図5は、入力電圧Vinの(1+2/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。
図5(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図5(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図5(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図5(a)→図5(b)→図5(c)→図5(b)→図5(a)という順序の動作を繰り返し行う。
まず、図5(a)の充電状態について説明する。
図5(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC1〜C3の直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC1〜C3はそれぞれ入力電圧Vinの1/3の電圧に充電される。
次に、図5(b)の状態に移行する。図5(b)では、第1スイッチ素子S1(1)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になる。このため、フライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、図5(c)の状態に移行する。図5(c)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(2)がそれぞれオンして導通状態になる。この状態では、フライングコンデンサC2とC3の直列回路における低電圧側端部が入力端子INに接続され、該直列回路の高電圧側端部が出力端子OUTに接続されるため、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
次に、再び図5(b)の状態に移行する。図5(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(2)がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC2とC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。次に、図5(a)に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC2とC3の充電が行われる。直列に接続されたフライングコンデンサC2とC3の電圧は、入力電圧Vinの2/3であることから、前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを(1+2/3)倍に昇圧した電圧になる。
次に、図6は、入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。
図6(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図6(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図6(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図6(a)→図6(b)→図6(c)→図6(b)→図6(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図6(a)では、第1スイッチ素子S1(2)、第3スイッチ素子S3及び第4スイッチ素子S4(2)がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態ではフライングコンデンサC3だけが入力電圧Vinで充電されるため、フライングコンデンサC3は入力電圧Vinと同電圧に充電される。
次に、図6(b)の状態に移行する。図6(b)では、第1スイッチ素子S1(2)、第3スイッチ素子S3及び第4スイッチ素子S4(2)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3への充電が停止する。
次に、図6(c)の状態に移行する。図6(c)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。この状態ではフライングコンデンサC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
次に、再び図6(b)の状態に移行する。図6(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
次に、図6(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC3への充電が行われる。フライングコンデンサC3の電圧は入力電圧Vinと同じであるから、前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを2倍に昇圧した電圧になる。
なお、同じ値の出力電圧Voutを生成する場合において、通常は、放電期間で直列に接続されるフライングコンデンサの数が最も少なく、かつ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように第1スイッチ素子から第5スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせを採用するが、出力条件によっては他の組み合わせの条件を選んでもよい。
図7は、入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。
図7(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図7(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図7(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図7(a)→図7(b)→図7(c)→図7(b)→図7(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図7(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC1〜C3はすべて直列に接続されている。また、該直列回路には入力電圧Vinが印加されているため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3は、入力電圧Vinと同電圧に充電される。
次に、図7(b)の状態に移行する。図7(b)では、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、図7(c)の状態に移行する。図7(c)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオンして導通状態になっている。この状態では直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC1〜C3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
次に、再び図7(b)の状態に移行する。図7(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
次に、図7(a)の状態に移行すると、前記のように再び直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が行われる。該直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3の電圧は入力電圧Vinと同じであるから、前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを2倍に昇圧した電圧になる。
しかしながら、図7の場合は、フライングコンデンサが3つ直列に接続されており、該直列回路の静電容量は図6のときの1/3になっている。このため、1サイクルで出力コンデンサCoと前記負荷に放電する電荷が少なくなり、出力に特別な条件がない限り通常は図6の方法で昇圧を行う。
なお、図示していないが、フライングコンデンサC2とC3が直列に接続された直列回路に入力電圧Vinを印加しても、前記と同様の方法で入力電圧Vinの2倍の出力電圧Voutを得ることができるが、この場合の該直列回路の静電容量は、図6のときよりも1/2になることから、前記と同様、出力に特別な条件がない限り通常は図6の方法で昇圧を行う。
図8は、入力電圧Vinの(1+1/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。
図8(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図8(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図8(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図8(a)→図8(b)→図8(c)→図8(b)→図8(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図8(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態ではフライングコンデンサC1〜C3はすべて直列に接続されている。また、該直列回路には入力電圧Vinが印加されているため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3は、それぞれ入力電圧Vinの1/3の電圧に充電される。
次に、図8(b)の状態に移行する。図8(b)では、第1スイッチ素子S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、図8(c)の状態に移行する。図8(c)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオンして導通状態になっている。この状態ではフライングコンデンサC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
次に、再び図8(b)の状態に移行する。図8(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
次に、図8(a)の状態に移行すると、前記のように再び直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が行われる。フライングコンデンサC3の充電電圧は入力電圧Vinの1/3であるから、前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを(1+1/3)倍に昇圧した電圧になる。
しかしながら、図8の場合は、放電時に使用されるフライングコンデンサが1つであるが、図3の方式では、フライングコンデンサを3つ並列に接続しており、フライングコンデンサの静電容量は図3の1/3になっている。このため、1サイクルで出力コンデンサCoと前記負荷に放電する電荷が少なくなり、出力に特別な条件がない限り通常は図3の方法で昇圧を行う。
なお、出力電圧Voutを入力電圧Vinの(1+1/3)倍にする方法としては、図示していないが、図8のフライングコンデンサC2とC3を並列に接続する方法もある。しかし、このようにした場合も、図3のときよりもフライングコンデンサの静電容量が少なくなるため、出力に特別な条件がない限り通常は図3の方法で昇圧を行う。
同じ値の出力電圧Voutを得るための第1スイッチ素子から第5スイッチ素子の制御方法が複数ある場合は、出力に特別の条件がない限り、通常は放電期間において、直列に接続されるフライングコンデンサの数が最も少なく、且つ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように、第1スイッチ素子から第5スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせを採用する。このようにしたときの、入力電圧Vinの(1+1/2)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する各スイッチ素子の他の動作例を図9に示し、入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する各スイッチ素子の他の動作例を図10に示す。
図9において、図9(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図9(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図9(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図9(a)→図9(b)→図9(c)→図9(b)→図9(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図9(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1)及び第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、直列に接続されたフライングコンデンサC2とC3は入力電圧Vinで充電され、フライングコンデンサC2とC3はそれぞれ入力電圧Vinの1/2の電圧に充電される。更に、フライングコンデンサC1は入力電圧Vinに直列に接続され、該直列回路が出力コンデンサCoに並列に接続される。
次に、図9(b)の状態に移行する。図9(b)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)と第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC2及びC3への充電が停止する。しかし、第4スイッチ素子S4(1)と第5スイッチ素子S5(1)はオンしたままであることから、フライングコンデンサC1と入力電圧Vinの直列回路は、出力コンデンサCoに並列に接続されたままである。
次に、図9(c)の状態に移行する。図9(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。フライングコンデンサC2とC3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC2とC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC2とC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このため、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCo、フライングコンデンサC1及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷に放電される。
次に、再び図9(b)の状態に移行する。図9(b)では、第4スイッチ素子S4(2),S4(3)と第5スイッチ素子S5(2),S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC2とC3からの、出力コンデンサCo、フライングコンデンサC1及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷への放電が停止する。
次に、図9(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC2とC3への充電を行う。前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを(1+1/2)倍に昇圧した電圧になる。
図9における図4との相違点は、図4では利用していなかったフライングコンデンサC1を出力コンデンサCoに並列に接続するようにしたことにあり、図9のようにすることにより、出力容量が増加して出力電圧Voutの安定性を向上させることができる。
次に、図10において、図10(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図10(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図10(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図10(a)→図10(b)→図10(c)→図10(b)→図10(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図10(a)では、第1スイッチ素子S1(2)、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1),S4(2)及び第5スイッチ素子S5(1),S5(2)がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC3が入力電圧Vinで充電され、フライングコンデンサC3は入力電圧Vinと同電圧に充電される。更に、フライングコンデンサC1とC2が並列に接続された状態で入力電圧Vinと直列に接続され、該直列回路が出力コンデンサCoに並列に接続される。
次に、図10(b)の状態に移行する。図10(b)では、第1スイッチ素子S1(2)と第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3への充電が停止する。しかし、第4スイッチ素子S4(1),S4(2)、及び第5スイッチ素子S5(1),S5(2)がオンしたままであり、並列に接続されたフライングコンデンサC1,C2と入力電圧Vinとの直列回路は、出力コンデンサCoに並列に接続されたままである。
次に、図10(c)の状態に移行する。図10(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このため、フライングコンデンサC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoに並列に接続されたフライングコンデンサC1、C2及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷に放電される。
次に、再び図10(b)の状態に移行する。図10(b)では、第4スイッチ素子S4(3)及び第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3からの、出力コンデンサCo、フライングコンデンサC1,C2及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷への放電が停止する。
次に、図10(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC3への充電を行う。前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを2倍に昇圧した電圧になる。
図10における図6との相違点は、図6では利用していなかったフライングコンデンサC1,C2を出力コンデンサCoに並列に接続するようにしたことにあり、図10のようにすることにより、出力容量が増加して出力電圧Voutの安定性を向上させることができる。
図9及び図10の場合、充電期間に入力電圧Vinによって充電されていないフライングコンデンサの低電圧側端部と入力端子INとの間に接続されている第4スイッチ素子と、フライングコンデンサの高電圧側端部と出力端子OUTとの間に接続されている第5スイッチ素子をそれぞれ常にオン状態にし、入力電圧Vinに直列に接続した状態で出力コンデンサCoに並列に接続して出力容量を大きくするようにした。このことから、出力電圧の安定性を更に向上させることができる。
このように、本第1の実施の形態におけるチャージポンプ回路は、従来と同じ回路を使用して、出力しようとする値の出力電圧Voutに対応して選択した第1スイッチ素子から第5スイッチ素子のオン/オフ制御を行うことにより、入力電圧Vinと同じ電圧から、入力電圧Vinの2倍の電圧までの範囲で、様々な電圧を出力することができる。
なお、前記説明では、フライングコンデンサが3個の場合を例にしたが、フライングコンデンサの数を増やせば更に多くの種類の出力電圧を生成することができる。すなわち、出力可能な電圧の種類は、フライングコンデンサの数をn個とすると、入力電圧Vinを昇圧する倍率は、(1+1/n)、(1+2/n)、(1+3/n)、・・・、{1+(n−1)/n}、(1+n/n)、{1+1/(n−1)}、{1+2/(n−1)}、{1+3/(n−1)}、・・・、{1+(n−1)/(n−1)}、{1+(n−1)/(n−1)}、・・・(1+1/3)、(1+2/3)、(1+3/3)、(1+1/2)、(1+2/2)、(1+1/1)、及び1になる。
また、前記説明では、入力端子INに正電圧が入力される場合を例にして説明したが、前記入力端子INに負電圧が入力されるようにしてもよい。このようにした場合においても各スイッチ素子の動作は同じであることからその説明を省略する。
本発明の第1の実施の形態におけるチャージポンプ回路の回路例を示した図である。 入力電圧Vinに対して1倍の電圧を生成して出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の状態を示した図である。 入力電圧Vinの(1+1/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの(1+1/2)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの(1+2/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの(1+1/3)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する場合の各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの(1+1/2)倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。 入力電圧Vinの2倍の電圧を出力電圧Voutとして出力する各スイッチ素子の他の動作例を示した図である。 従来のチャージポンプ回路の例を示した回路図である。
符号の説明
1 チャージポンプ回路
2 制御回路
10 直流電源
S1(1)〜S1(n−1) 第1スイッチ素子
S2 第2スイッチ素子
S3 第3スイッチ素子
S4(1)〜S4(n) 第4スイッチ素子
S5(1)〜S5(n) 第5スイッチ素子
C1〜Cn フライングコンデンサ
Co 出力コンデンサ

Claims (5)

  1. 入力端子に入力された入力電圧で充電される複数のフライングコンデンサと、
    該各フライングコンデンサを直列に接続する各第1のスイッチ素子と、
    前記各フライングコンデンサと該各第1のスイッチ素子との直列回路の一端を前記入力端子に接続する第2のスイッチ素子と、
    前記各フライングコンデンサと前記各第1のスイッチ素子との直列回路の他端を接地電圧に接続する第3のスイッチ素子と、
    対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の低電圧側端部と前記入力端子とをそれぞれ接続する各第4のスイッチ素子と、
    対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の高電圧側端部と所定の出力端子とをそれぞれ接続する各第5のスイッチ素子と、
    を備え、前記入力電圧を昇圧して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変のチャージポンプ回路の動作制御方法において、
    前記フライングコンデンサの充電を行う充電期間では、
    所望の前記出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子をオンさせて前記直列回路を形成し、
    前記第2のスイッチ素子又は前記第4のスイッチ素子の1つを選択的にオンさせると共に前記第3のスイッチ素子をオンさせて、前記直列回路を前記入力電圧で充電させ、
    前記フライングコンデンサの放電を行う放電期間では、
    前記第2のスイッチ素子又は前記充電期間にオンさせた前記第4のスイッチ素子と、前記第3のスイッチ素子とをそれぞれオフさせ、
    前記所望の出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子のオン/オフ制御を行い、
    1つ以上の前記第4のスイッチ素子と前記第5のスイッチ素子をそれぞれオンさせ、
    前記直列回路の低電圧側端部を前記入力端子に接続すると共に、前記直列回路の高電圧側端部を前記出力端子に接続して、
    前記入力電圧以上で、かつ前記入力電圧の2倍以下である所望の値の電圧を前記出力端子から出力し、
    前記充電期間に前記入力電圧で充電されていない前記フライングコンデンサの低電圧側端部と前記入力端子との間に接続された前記第4のスイッチ素子と、該フライングコンデンサの高電圧側端部と前記出力端子との間に接続された前記第5のスイッチ素子とを常時オンさせることを特徴とするチャージポンプ回路の動作制御方法。
  2. 同一の出力電圧値が得られる、前記充電期間及び前記放電期間における前記第1から第5の各スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせが複数ある場合、前記放電期間において、前記直列回路を形成するフライングコンデンサの数が最も少なく、かつ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように前記組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
  3. 前記充電期間から前記放電期間に移行する間に、前記充電を停止する期間を設け、前記放電期間から前記充電期間に移行する間に、前記放電を停止する期間を設けることを特徴とする請求項1又は2記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
  4. 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続される、前記第1、第2、第4及び第5の各スイッチ素子の組み合わせの内、すべての組み合わせ又は一部の組み合わせのみのスイッチ素子をそれぞれオンさせることを特徴とする請求項1、2又は3記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
  5. 前記第5のスイッチ素子を介して前記直列回路の一端を前記出力端子に、前記第3のスイッチ素子を介して該直列回路の他端を接地電圧にそれぞれ接続することを特徴とする請求項4記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
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