JP5063299B2 - チャージポンプ回路の動作制御方法 - Google Patents
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Description
図11のチャージポンプ回路では、n(nは、n>1の整数)個のフライングコンデンサC1〜Cnの数を適当に選ぶことによって、入力電圧Vinを(1+1/n)倍に昇圧した電圧を出力電圧Voutとして出力することができる。例えば、n=3の場合、3個のフライングコンデンサC1〜C3で、入力電圧Vinを(1+1/3)倍に昇圧した電圧を出力電圧Voutとして出力するようにしており、すなわち、フライングコンデンサの数に応じて、出力電圧Voutとして、入力電圧Vinの1倍から2倍の間の電圧を得ることができる。
該各フライングコンデンサを直列に接続する各第1のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと該各第1のスイッチ素子との直列回路の一端を前記入力端子に接続する第2のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと前記各第1のスイッチ素子との直列回路の他端を接地電圧に接続する第3のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の低電圧側端部と前記入力端子とをそれぞれ接続する各第4のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の高電圧側端部と所定の出力端子とをそれぞれ接続する各第5のスイッチ素子と、
を備え、前記入力電圧を昇圧して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変のチャージポンプ回路の動作制御方法において、
前記フライングコンデンサの充電を行う充電期間では、
所望の前記出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子をオンさせて前記直列回路を形成し、
前記第2のスイッチ素子又は前記第4のスイッチ素子の1つを選択的にオンさせると共に前記第3のスイッチ素子をオンさせて、前記直列回路を前記入力電圧で充電させ、
前記フライングコンデンサの放電を行う放電期間では、
前記第2のスイッチ素子又は前記充電期間にオンさせた前記第4のスイッチ素子と、前記第3のスイッチ素子とをそれぞれオフさせ、
前記所望の出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子のオン/オフ制御を行い、
1つ以上の前記第4のスイッチ素子と前記第5のスイッチ素子をそれぞれオンさせ、
前記直列回路の低電圧側端部を前記入力端子に接続すると共に、前記直列回路の高電圧側端部を前記出力端子に接続して、
前記入力電圧以上で、かつ前記入力電圧の2倍以下である所望の値の電圧を前記出力端子から出力し、
前記充電期間に前記入力電圧で充電されていない前記フライングコンデンサの低電圧側端部と前記入力端子との間に接続された前記第4のスイッチ素子と、該フライングコンデンサの高電圧側端部と前記出力端子との間に接続された前記第5のスイッチ素子とを常時オンさせるようにした。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるチャージポンプ回路の回路例を示した図である。
図1におけるチャージポンプ回路1は、電池又は定電圧回路等の直流電源10から入力端子INに入力された入力電圧Vinを1〜2倍の間での所望の倍率に昇圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する。
この場合、チャージポンプ回路1は、入力電圧Vinに対して、1倍、(1+1/3)倍、(1+1/2)倍、(1+2/3)倍及び2倍の5種類の電圧の何れか1つを出力電圧Voutとして出力することができ、制御回路2は、選択した出力電圧Voutの電圧値に応じて、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2、第3スイッチ素子S3、第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)及び第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)のオン/オフ制御を行う。
図2(a)の場合は、第2スイッチ素子S2及び第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオンして導通状態になっており、他のスイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。このため、第2スイッチ素子S2と第5スイッチ素子S5(1)によって入力端子INと出力端子OUTが接続され、出力電圧Voutは入力電圧Vinに等しくなる。
図3(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図3(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図3(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図3(a)→図3(b)→図3(c)→図3(b)→図3(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図3(a)では、すべての第1スイッチ素子S1(1)及びS1(2)がそれぞれオンして導通状態になっているため、すべてのフライングコンデンサC1〜C3は直列に接続されている。また、第2スイッチ素子S2と第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になっていることから、フライングコンデンサC1〜C3の直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC1〜C3はそれぞれ入力電圧Vinの1/3の電圧に充電される。
次に、図3(c)の状態に移行する。図3(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。すなわち、すべてのフライングコンデンサC1〜C3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC1〜C3の各低電圧側端部がそれぞれ入力端子INに接続され、フライングコンデンサC1〜C3の各高電圧側端部がそれぞれ出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC1〜C3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと出力端子OUTに接続された図示しない負荷に放電される。
ここで、図3(c)の状態に移行した場合、フライングコンデンサC1〜C3の高電圧側端部の電圧は、入力電圧VinにフライングコンデンサC1〜C3の充電電圧である(Vin/3)の電圧が加算された電圧になる。このことから、前記動作を繰り返すことで、チャージポンプ回路1の出力電圧Voutは、入力電圧Vinを(1+1/3)倍に昇圧した電圧になる。
図4(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図4(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図4(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図4(a)→図4(b)→図4(c)→図4(b)→図4(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図4(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第3スイッチ素子S3及び第4スイッチ素子S4(1)がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC2及びC3が直列に接続され、該直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC2及びC3はそれぞれ入力電圧Vinの1/2の電圧に充電される。
次に、図4(c)の状態に移行する。図4(c)では、第4スイッチ素子S4(2),S4(3)と、第5スイッチ素子S5(2),S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。すなわち、フライングコンデンサC2とC3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC2とC3の各低電圧側端部がそれぞれ入力端子INに接続され、フライングコンデンサC2とC3の各高電圧側端部がそれぞれ出力端子OUTに接続される。このことから、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
図5(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図5(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図5(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図5(a)→図5(b)→図5(c)→図5(b)→図5(a)という順序の動作を繰り返し行う。
図5(a)では、第1スイッチ素子S1(1),S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオンして導通状態になり、他の各スイッチ素子はそれぞれオフして遮断状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC1〜C3の直列回路には入力電圧Vinが印加されている。この結果、フライングコンデンサC1〜C3はそれぞれ入力電圧Vinの1/3の電圧に充電される。
次に、図5(c)の状態に移行する。図5(c)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(2)がそれぞれオンして導通状態になる。この状態では、フライングコンデンサC2とC3の直列回路における低電圧側端部が入力端子INに接続され、該直列回路の高電圧側端部が出力端子OUTに接続されるため、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoと前記負荷に放電される。
図6(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図6(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図6(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図6(a)→図6(b)→図6(c)→図6(b)→図6(a)という順序の動作を繰り返し行う。
次に、図6(b)の状態に移行する。図6(b)では、第1スイッチ素子S1(2)、第3スイッチ素子S3及び第4スイッチ素子S4(2)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3への充電が停止する。
次に、再び図6(b)の状態に移行する。図6(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
次に、図6(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC3への充電が行われる。フライングコンデンサC3の電圧は入力電圧Vinと同じであるから、前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを2倍に昇圧した電圧になる。
図7(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図7(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図7(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図7(a)→図7(b)→図7(c)→図7(b)→図7(a)という順序の動作を繰り返し行う。
次に、図7(b)の状態に移行する。図7(b)では、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、再び図7(b)の状態に移行する。図7(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(1)がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
しかしながら、図7の場合は、フライングコンデンサが3つ直列に接続されており、該直列回路の静電容量は図6のときの1/3になっている。このため、1サイクルで出力コンデンサCoと前記負荷に放電する電荷が少なくなり、出力に特別な条件がない限り通常は図6の方法で昇圧を行う。
図8(a)は、入力電圧VinでフライングコンデンサC1〜C3を充電する場合の各スイッチ素子の状態を示しており、図8(c)は、入力電圧Vinで充電されたフライングコンデンサC1〜C3の電荷を、出力端子OUTとコンデンサCoに放電する場合の各スイッチ素子の状態を示している。また、図8(b)は、充電状態から放電状態、及び放電状態から充電状態に移行する際の各スイッチ素子の状態を示している。チャージポンプ回路1の動作として、図8(a)→図8(b)→図8(c)→図8(b)→図8(a)という順序の動作を繰り返し行う。
次に、図8(b)の状態に移行する。図8(b)では、第1スイッチ素子S1(2)、第2スイッチ素子S2及び第3スイッチ素子S3がそれぞれオフして遮断状態になるため、直列に接続されたフライングコンデンサC1〜C3への充電が停止する。
次に、再び図8(b)の状態に移行する。図8(b)では、第4スイッチ素子S4(3)と第5スイッチ素子S5(3)がそれぞれオフして遮断状態になるため、フライングコンデンサC3から、出力コンデンサCoと前記負荷への放電が停止する。
しかしながら、図8の場合は、放電時に使用されるフライングコンデンサが1つであるが、図3の方式では、フライングコンデンサを3つ並列に接続しており、フライングコンデンサの静電容量は図3の1/3になっている。このため、1サイクルで出力コンデンサCoと前記負荷に放電する電荷が少なくなり、出力に特別な条件がない限り通常は図3の方法で昇圧を行う。
次に、図9(c)の状態に移行する。図9(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になる。フライングコンデンサC2とC3が並列に接続されると共に、フライングコンデンサC2とC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC2とC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このため、フライングコンデンサC2とC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCo、フライングコンデンサC1及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷に放電される。
次に、図9(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC2とC3への充電を行う。前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを(1+1/2)倍に昇圧した電圧になる。
図9における図4との相違点は、図4では利用していなかったフライングコンデンサC1を出力コンデンサCoに並列に接続するようにしたことにあり、図9のようにすることにより、出力容量が増加して出力電圧Voutの安定性を向上させることができる。
次に、図10(c)の状態に移行する。図10(c)では、すべての第4スイッチ素子S4(1)〜S4(3)とすべての第5スイッチ素子S5(1)〜S5(3)がそれぞれオンして導通状態になっている。この状態では、フライングコンデンサC3の低電圧側端部が入力端子INに接続され、フライングコンデンサC3の高電圧側端部が出力端子OUTに接続される。このため、フライングコンデンサC3に蓄えられた電荷が、出力コンデンサCoに並列に接続されたフライングコンデンサC1、C2及び入力電圧Vinの直列回路と前記負荷に放電される。
次に、図10(a)の状態に移行すると、前記のように再びフライングコンデンサC3への充電を行う。前記動作を繰り返すことで、出力電圧Voutは入力電圧Vinを2倍に昇圧した電圧になる。
図9及び図10の場合、充電期間に入力電圧Vinによって充電されていないフライングコンデンサの低電圧側端部と入力端子INとの間に接続されている第4スイッチ素子と、フライングコンデンサの高電圧側端部と出力端子OUTとの間に接続されている第5スイッチ素子をそれぞれ常にオン状態にし、入力電圧Vinに直列に接続した状態で出力コンデンサCoに並列に接続して出力容量を大きくするようにした。このことから、出力電圧の安定性を更に向上させることができる。
2 制御回路
10 直流電源
S1(1)〜S1(n−1) 第1スイッチ素子
S2 第2スイッチ素子
S3 第3スイッチ素子
S4(1)〜S4(n) 第4スイッチ素子
S5(1)〜S5(n) 第5スイッチ素子
C1〜Cn フライングコンデンサ
Co 出力コンデンサ
Claims (5)
- 入力端子に入力された入力電圧で充電される複数のフライングコンデンサと、
該各フライングコンデンサを直列に接続する各第1のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと該各第1のスイッチ素子との直列回路の一端を前記入力端子に接続する第2のスイッチ素子と、
前記各フライングコンデンサと前記各第1のスイッチ素子との直列回路の他端を接地電圧に接続する第3のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の低電圧側端部と前記入力端子とをそれぞれ接続する各第4のスイッチ素子と、
対応する前記フライングコンデンサにおける充電時の高電圧側端部と所定の出力端子とをそれぞれ接続する各第5のスイッチ素子と、
を備え、前記入力電圧を昇圧して前記出力端子から出力電圧として出力する出力電圧可変のチャージポンプ回路の動作制御方法において、
前記フライングコンデンサの充電を行う充電期間では、
所望の前記出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子をオンさせて前記直列回路を形成し、
前記第2のスイッチ素子又は前記第4のスイッチ素子の1つを選択的にオンさせると共に前記第3のスイッチ素子をオンさせて、前記直列回路を前記入力電圧で充電させ、
前記フライングコンデンサの放電を行う放電期間では、
前記第2のスイッチ素子又は前記充電期間にオンさせた前記第4のスイッチ素子と、前記第3のスイッチ素子とをそれぞれオフさせ、
前記所望の出力電圧値に対応して選択した前記第1のスイッチ素子のオン/オフ制御を行い、
1つ以上の前記第4のスイッチ素子と前記第5のスイッチ素子をそれぞれオンさせ、
前記直列回路の低電圧側端部を前記入力端子に接続すると共に、前記直列回路の高電圧側端部を前記出力端子に接続して、
前記入力電圧以上で、かつ前記入力電圧の2倍以下である所望の値の電圧を前記出力端子から出力し、
前記充電期間に前記入力電圧で充電されていない前記フライングコンデンサの低電圧側端部と前記入力端子との間に接続された前記第4のスイッチ素子と、該フライングコンデンサの高電圧側端部と前記出力端子との間に接続された前記第5のスイッチ素子とを常時オンさせることを特徴とするチャージポンプ回路の動作制御方法。 - 同一の出力電圧値が得られる、前記充電期間及び前記放電期間における前記第1から第5の各スイッチ素子のオン/オフ状態の組み合わせが複数ある場合、前記放電期間において、前記直列回路を形成するフライングコンデンサの数が最も少なく、かつ並列に接続されるフライングコンデンサの数が最も多くなるように前記組み合わせを選択することを特徴とする請求項1記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
- 前記充電期間から前記放電期間に移行する間に、前記充電を停止する期間を設け、前記放電期間から前記充電期間に移行する間に、前記放電を停止する期間を設けることを特徴とする請求項1又は2記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
- 前記入力端子と前記出力端子との間に直列に接続される、前記第1、第2、第4及び第5の各スイッチ素子の組み合わせの内、すべての組み合わせ又は一部の組み合わせのみのスイッチ素子をそれぞれオンさせることを特徴とする請求項1、2又は3記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
- 前記第5のスイッチ素子を介して前記直列回路の一端を前記出力端子に、前記第3のスイッチ素子を介して該直列回路の他端を接地電圧にそれぞれ接続することを特徴とする請求項4記載のチャージポンプ回路の動作制御方法。
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