JP2019126260A - 降圧回路及びこれを用いた降圧充電回路 - Google Patents

降圧回路及びこれを用いた降圧充電回路 Download PDF

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Abstract

【課題】高電圧の発電源から低電圧の蓄電手段へ電流を常に取り出すために、キャパシタの直並列を切り替えて充電する回路を、単純に2系統用意することをせず、降圧回路のキャパシタの数を極小にできる降圧充電回路を提供する。【解決手段】入力側に接続される第1の降圧段に、1つのキャパシタを備える第1のキャパシタ組を2個設け、第1の降圧段の出力に接続される第2の降圧段に、複数のキャパシタを備える第2のキャパシタ組を1個設ける。降圧回路全体の降圧倍率を表す全体降圧倍率を非素数の整数とし、第1の降圧段の降圧倍率を表す第1の降圧倍率を2とし、さらに、第2の降圧段の降圧倍率を表す第2の降圧倍率について、全体降圧倍率を第1の降圧倍率で除した値としたうえで、第2のキャパシタ組のキャパシタの個数nについて、第2の降圧倍率をmとして、(log2(m)+1)を超えない最大の整数とした。【選択図】図2

Description

本発明は、高電圧の発電源から得られる電力を充電する構造に関するものであり、特にその回路構成に関するものである。
従来から、電子時計や環境発電などの分野で、比較的高い電圧を発生する発電源から、数V程度の2次電池や電気二重層キャパシタなどの蓄電手段に充電可能な、降圧型の充電回路が提案されている。
従来の降圧充電回路の例を図9に示す。これは1次電池を電源とし、この出力電圧を降圧して負荷駆動する例である。
この例における降圧回路92は図9に示したような分圧回路であり、2つの降圧用キャパシタ92A、92B、92Cの接続状態を、図9(a)の直列状態(状態a)と図9(b)の並列状態(状態b)とに交互に切り替えることで入力電圧の1/3の電圧を生成する(3倍降圧)ものであり、得られた低い電圧で負荷回路91を駆動する。負荷回路91は低消費電力の集積回路91Aと安定化キャパシタ91Bを並列接続したものである。この降圧回路92の動作によって、電池電圧の1/3の電圧を低損失で生成し、負荷回路91へ電源供給することが可能である。なお、このような降圧回路92では、状態aと状態bとの状態の時間比が1:1となるように、デューティサイクル50%のクロックで動作させるのが一般的である。
特開昭59−141089号公報(2〜3頁、図3〜4)
図9に示した従来の降圧回路は、このように比較的軽い負荷に低電圧を与える用途には十分であるが、電池のような電源ではなく発電機のような電源から電力を取り出すという目的に対しては効率が悪いという問題が生じる。これは、図9(b)の状態では発電機には適切な負荷が接続せず、発電機が発電している電力を取り出せない無効な時間が生じることになるのが理由である。この無効時間は動作サイクルの半分であり、発電機からの電力取り出し効率は最大でも50%にしかならない。
従来の技術において、高電圧を発生する発電機から降圧しつつ発電電力を最大効率で取り出す手法について示唆する開示はないが、発電電力を取り出せない時間をなくすために、降圧回路92をもう1系統用意し、相補的に動作させる構成が容易に考えられる。すなわち、2つの降圧回路のうちの一方が図9の状態aであるときに他方を状態bとし、一方の降圧回路が図9の状態bであるときは他方を状態aとなるように動作させるという構成である。このようにすれば、上述の無効時間に起因する効率低下は解消する。
ところが、単純に降圧回路92を2系統用意すると、降圧回路92に用いるキャパシタの数が単純に2倍となってしまう。降圧回路92のキャパシタは集積回路には内蔵できない容量の大きさとなるため、チップ部品のキャパシタを外付けすることが必要となる。このキャパシタの数が多くなると、チップ部品そのもののコストや実装面積増大といった問題が生じてしまう。
本発明の降圧回路 では、以下の構成を採用する。
すなわち、外部電源からの入力側に接続される第1の降圧段と、
該第1の降圧段の出力に接続される第2の降圧段と、を有する降圧回路であって、
前記第1の降圧段は、1つのキャパシタを備える第1のキャパシタ組を2個備え、
前記第2の降圧段は、複数のキャパシタを備える第2のキャパシタ組を1個備え、
前記降圧回路全体の降圧倍率を表す全体降圧倍率は、非素数の整数であって、
前記第1の降圧段の降圧倍率を表す第1の降圧倍率は2であって、
前記第2の降圧段の降圧倍率を表す第2の降圧倍率は、
前記全体降圧倍率を前記第1の降圧倍率で除した値であって、
前記第2のキャパシタ組のキャパシタの個数nは、前記第2の降圧倍率をmとした場合に、(log2(m)+1)を超えない最大の整数であることを特徴とする。
本願では、必要最小限のキャパシタ数で、発電手段からみた接続負荷へ最大効率で電力を取り出せるような降圧回路を実現可能な構成とした。
従って本願によれば、高電圧の発電源から高い効率で電力を取り出し、蓄電手段へ低損失で充電する機能を省スペースで実現可能となる。特に、発電機の発電電圧が高いが出力インピーダンスが高く発電電力があまり大きくないエレクトレット素子を用いた静電誘導発電機を用いたときでも、発電機から高い効率で電力を取り出せ、かつ高倍率での降圧が必要であっても小型化が可能な降圧充電回路を提供できる。
本発明の第1の実施形態の降圧回路を含む降圧充電回路構成を示した回路図である。 第1の実施形態の充電回路の構成を示した回路図である。 第1の実施形態の降圧回路の降圧動作時の回路状態を示した回路図である。 第1の実施形態の降圧回路の降圧動作時の回路状態を示した回路図である。 降圧回路を駆動するタイミング信号波形を示した波形図である。 第2の実施形態の降圧回路の降圧動作時の回路状態を示した回路図である。 第2の実施形態の降圧回路の降圧動作時の回路状態を示した回路図である。 本発明の降圧回路で必要となるキャパシタ数を示したグラフである。 従来の降圧回路の降圧動作時の回路状態を示した回路図である。
以下、このような降圧充電回路を実現するための形態について図面を参照して詳述する。
まず図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施形態の構成および動作について説明する。
その後に、図6〜図7を参照して本発明の第2の実施形態の構成および動作について説明する。
[第1実施形態の概要説明:図1]
図1を用いて第1の実施形態について説明する。
第1の実施形態の降圧充電回路は、発電手段の発電電圧波形が電圧方向には変わらない
ような発電機の場合において好適な例である。例としては、定速回転する比較的出力抵抗が高い静電誘導型の発電機がこれに相当する。
この例では、発電手段の出力を整流手段によって全波整流し、この整流出力の電圧振幅に対して最も電力を取り出せる動作点となるような降圧倍率を設定しておく。詳細は後述するが、降圧回路が降圧動作することで、発電手段からは降圧回路以降が高電圧の定電圧負荷とみなせるようになり、高い電力取り出し効率を実現できる。
[第1実施形態の構成説明:図1]
第1の実施形態の構成について説明する。
本発明の降圧充電回路は、発電手段40と、整流手段50と、降圧手段100と、蓄電手段20とで構成する。
また降圧手段100は、降圧回路10と、タイミング生成回路13とで構成する。降圧手段100の出力には端子電圧が2Vの2次電池である蓄電手段20が接続している。降圧回路10が降圧動作することによって、この降圧手段100が高電圧の定電圧負荷とみなせるようになる。
発電手段40は、高電圧の交番電圧を出力する交流発電機である。いわゆるダイオードブリッジである整流手段50がこの発電手段40の出力を全波整流し、整流出力を降圧手段100に印加することが可能な構成としている。降圧手段100は、整流出力を電圧変換する降圧回路10を介して、2次電池である蓄電手段20へ蓄えることが可能となっている。発電手段40は、発電電圧の振幅(片振幅)V0が30Vの電圧源41と、出力抵
抗値がRの内部抵抗42とを直列に接続した単純なモデルとして表現できる交流発電機を仮定する。整流手段50の出力は降圧手段100の入力に相当し、かつ降圧回路10の入力端子VLとしている。
降圧回路10は、キャパシタの接続状態を直列と並列とに切り替えることで入力電圧を実質的により低い電圧に変換することが可能な回路ブロックである。降圧回路10の構成については次に詳しく説明する。
[降圧回路の構成説明:図2]
図2を使って降圧回路10の構成について説明する。ここでは、降圧回路10は6倍降圧動作するような構成としている。なお、降圧回路10の動作に必要なタイミングはタイミング生成回路13から得ている。
降圧回路10は図2に示したように、第1の降圧段11と第2の降圧段12とを縦続接続した構成としている。すなわち整流手段50の出力を2倍降圧する第1の降圧段11と、この第1の降圧段11の出力を3倍降圧して蓄電手段20へ出力する第2の降圧段12とで構成する。各降圧段は複数のキャパシタを備えており、各キャパシタ間の接続状態は、MOSトランジスタを組み合わせて構成した、いわゆるアナログスイッチによって切り替える。
第1の降圧段11は、この部分で2倍相当の降圧動作をするために、キャパシタ101とキャパシタ102の2つのキャパシタを備えている。第1の降圧段11はこのキャパシタ101とキャパシタ102を、整流手段50からみた順序を交互に入れ替えて直列化する動作をする。
この切り替え動作が可能なように、スイッチ103〜106をキャパシタ101の両端
および接地電位に接続し、スイッチ107〜110をキャパシタ102の両端および接地電位に接続している。
なお、第1の降圧段11では、整流手段50の側が入力側であり、続く第2の降圧段12の側が出力側に相当する。
また、第2の降圧段12は、この部分で3倍相当の降圧動作をするために、キャパシタ組201として、キャパシタ201Aとキャパシタ201Bとを備えている。
第2の降圧段12は、
キャパシタ組201のキャパシタ全てを直列状態か並列状態にすることが可能な構成としている。この切り替え動作が可能なように、スイッチ203〜208をキャパシタ201A、201Bの両端および接地電位に接続している。
さらに、第2の降圧段12のキャパシタ組のうち、入力側から遠い側にくるキャパシタの負極端子が、蓄電手段20の正極に接続可能なように、スイッチ209を第2の降圧段12と蓄電手段20との間に接続している。
なお、第2の降圧段12は、第1の降圧段11の側が入力側であり、続く蓄電手段20側が出力側に相当する。
これらのスイッチは、後述する第1のタイミング信号S31と第2のタイミング信号S32によって制御される。すなわち、スイッチ102、104、107、109が第1のタイミング信号S31によって導通制御され、スイッチ103、105、106、108が第2のタイミング信号S32によって導通制御され、スイッチ204、207、209が第3のタイミング信号S33によって導通制御され、スイッチ203、205、206、208が第4のタイミング信号S34によって導通制御される。
なお、各降圧段での降圧倍率の値は、降圧回路10全体での降圧倍率の値を素因数分解して得られる要素にそれぞれ対応する。
この例での降圧倍率は6倍である。この値6の素因数分解は 6=2×3 であり、2と3という2つ要素に分解される。これに対応するように、2倍と3倍の降圧倍率を有する2つの降圧段で降圧回路10を構成する。
ここでは、2という要素が第1の降圧段11の降圧倍率の値に対応し、3という要素が第2の降圧段12との降圧倍率の値に対応している。
また、キャパシタ組101およびキャパシタ組102のキャパシタの数は、第1の降圧段11の降圧倍率である2から1を引いた、1という個数である。第1の降圧段11においては、キャパシタ101とキャパシタ102とのそれぞれがキャパシタ組に相当するが、キャパシタ数はそれぞれ1個である。
キャパシタ組201のキャパシタの数は、第2の降圧段12の降圧倍率である3から1を引いた、2という個数である。
[降圧回路の動作説明:図3,図4]
図3および図4は、降圧回路10が上述の6倍降圧動作をするときの状態を示したものである。
降圧回路10では、図3および図4に示すように、第1の降圧段11は2倍降圧動作し、第2の降圧段12は3倍降圧動作する。この2つの降圧段の動作により降圧回路10は
これらの値を乗じた6倍相当の降圧動作を行うこととなる。
図3(1)に示した状態aにおいて、
第1の降圧段11では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続した状態となる。キャパシタ101の負極とキャパシタ102の正極とが接続した点が第1の降圧段11の出力となり、第2の降圧段12に電荷を送り出す。
また第2の降圧段12では、第1の降圧段11の出力に対してキャパシタ201Aとキャパシタ201Bと蓄電手段20とを直列に接続した状態とする。
すなわちこの状態aでは、第1の降圧段11の入力側に接続される(充電される)のはキャパシタ101であり、出力側に接続される(放電される)のは102である。また第2の降圧段12では、入力側に接続される(充電される)のは直列化したキャパシタ201Aと201B(キャパシタ組201)である。
図3(2)に示した状態bにおいて、
第1の降圧段11では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続した状態のままとなる。キャパシタ101の負極とキャパシタ102の正極とが接続した点が第1の降圧段11の出力となり、第2の降圧段12に電荷を送り出す。
また第2の降圧段12は、第1の降圧段11の出力から切断され、キャパシタ201Aとキャパシタ201Bと蓄電手段20とを並列に接続した状態とする。
すなわちこの状態bでは、第1の降圧段11の入力側に接続される(充電される)のはキャパシタ101であり、出力側に接続される(放電される)のは102である。また第2の降圧段12は出力側に接続される(放電される)のは並列化したキャパシタ201Aと201B(キャパシタ組201)である。
図4(1)に示した状態cにおいては、第1の降圧段11では、キャパシタ102が高い電位側、キャパシタ101が接地電位側の順で直列に接続した状態となる。それ以外は図3(1)の状態aと同様となる。
図4(2)に示した状態dにおいても、第1の降圧段11では、キャパシタ102が高い電位側、キャパシタ101が接地電位側の順で直列に接続した状態となる。それ以外は図3(2)の状態bと同様となる。
[降圧回路の動作タイミング説明:図5]
状態a〜状態dの切り替えのための動作クロックは、タイミング生成回路13が発生する、図5に示すような4つのクロック信号である。
図3および図4における第1の降圧段11の接続状態が、第1のタイミング信号S31と第2のタイミング信号S32に従って交互に切り替わる。また、
図3および図4における第2の降圧段12の接続状態が、第3のタイミング信号S33と第4のタイミング信号S34に従って交互に切り替わる。
図5における期間A、すなわち第1のタイミング信号S31がハイレベルの期間においては図3に示した状態aおよび状態bとなるようにする。また期間B、すなわち第2のタイミング信号S32がハイレベルとなる期間においては、図4に示した状態cおよび状態dとなるように切り替え制御を行う。期間Aと期間Bとはともに50ミリ秒とし、時間比を等しくする。
図5における期間P、すなわち第3のタイミング信号S33がハイレベルの期間におい
ては図3に示した状態aおよび図4に示した状態cとなるようにする。また期間Q、すなわち第4のタイミング信号S34がハイレベルとなる期間においては、図3に示した状態bおよび図4に示した状態dとなるように切り替え制御を行う。期間Pと期間Qとは約25ミリ秒としているが、この時間比は任意でよい。
第1のタイミング信号S31と第2のタイミング信号S32や、第3のタイミング信号S33と第4のタイミング信号S34とは、互いにほとんど反転信号とみなせる関係であるが、切り替わりの瞬間には各降圧段を構成するスイッチが同時にオンすることで各キャパシタを短絡しないように、切り替わり遅延期間Dを設ける。期間Dは周知の遅延時間生成手法によって、数ナノ〜数10ナノ秒程度と必要最小限の時間幅に設定できる。
状態a〜状態bまでの状態をとる期間と、状態c〜状態dまでの状態をとる期間とは、ともに等しい時間幅(例えば50ミリ秒)であることが分かる。このようにすることで、降圧回路10の1サイクルの動作を通じて、1段目の降圧段である第1の降圧段11のキャパシタ組(キャパシタ101とキャパシタ102)に均等に電荷を受け渡すことができ、それぞれのキャパシタの充電動作点が安定化することで電荷転送の効率を高くすることが可能となっている。
また、第1の降圧段11が1サイクル動作する間に、第2の降圧段12は2サイクル動作することが分かる。第1の降圧段は2つのキャパシタ組を備えているが、これにより後段の降圧段には1つのキャパシタ組だけを備えた降圧段を従属接続するだけで、第1の降圧段11のキャパシタ101またはキャパシタ102に蓄えられた電荷を蓄電手段20に交互に転送することが可能となり、結果的に降圧回路10を構成するのに必要なキャパシタ数を最小にすることが可能となっている。
また、この構成のように、降圧回路10の1段目に相当する第1の降圧段11の降圧倍率は2である。これは降圧回路10の降圧倍率である6を素因数分解した要素(2,3)のうちの最小要素に対応しており、降圧回路10を構成するのに必要なキャパシタをさらに少なくする要素となっている。これは、第1の降圧段だけが2つのキャパシタ組を備えているためである。
[降圧充電回路の動作説明:図1,図3,図4]
つぎに、図1に示した降圧充電回路の降圧充電動作について説明する。
第1のタイミング信号S31および第2のタイミング信号S32に従って降圧回路10が降圧動作すると、整流手段50の出力から蓄電される状態にあるキャパシタは、電荷を蓄えることで端子電圧が僅かに上昇するが、キャパシタが放電状態となったときに、キャパシタに蓄えられた電荷は蓄電手段20に瞬時に吸いこまれ、蓄電手段20の端子電圧に等しくなる。これは蓄電手段20のインピーダンスが低いためである。
具体的には、図3(1)に示した状態aのときは、キャパシタ101とキャパシタ201Aとキャパシタ201Bと蓄電手段20が発電手段10から得られる電荷を充電する状態にあり、キャパシタ102が直前までの状態(状態c,d)で蓄えた電荷を蓄電手段20側へ放電する状態になる。
また、図3(2)に示した状態bのときは、キャパシタ101とキャパシタ102が発電手段10から得られる電荷を充電する状態にあり、キャパシタ201Aとキャパシタ201Bが直前の状態(状態a)で蓄えた電荷を蓄電手段20側へ放電する状態になる。
さらに、図4(1)に示した状態cのときは、キャパシタ102とキャパシタ201Aとキャパシタ201Bと蓄電手段20が発電手段10から得られる電荷を充電する状態にあ
り、キャパシタ101が直前までの状態(状態a,b)で蓄えた電荷を蓄電手段20側へ放電する状態になる。
また、図4(2)に示した状態dのときは、キャパシタ102とキャパシタ101が発電手段10から得られる電荷を充電する状態にあり、キャパシタ201Aとキャパシタ201Bが直前の状態(状態c)で蓄えた電荷を蓄電手段20側へ放電する状態になる。
このように降圧回路10が動作すると、第2の降圧段12の各キャパシタの端子間電圧は蓄電電圧VBTと常にほぼ等しくなり、第1の降圧段110Aの各キャパシタの端子間電圧は蓄電電圧VBTの3倍と常にほぼ等しくなり、結果として降圧回路10の入力側電圧である負荷電圧VLは蓄電電圧VBTのほぼ6倍の電圧となる。
このように、降圧回路10の入力側には蓄電電圧VBTに降圧倍率nを乗じた電圧値が現れることとなる。この降圧回路10の入力側端子は、発電した電流が流れ込んでもほとんど電圧変化が生じないため、降圧回路10の接続状態が切り替わるごく僅かな期間(図4の期間D)を除けば、降圧回路10は常に電圧値がn・VBTの電圧源であるかのように振舞う。この電圧源のように見える負荷の電圧値が負荷電圧VLに相当する。
特に1段目の降圧段の2つのキャパシタ組を相補的に動作させることで、一方のキャパシタ組が放電状態にある間でも他方のキャパシタ組を充電状態にできるため、発電手段40に常に定電圧負荷が接続したような状態にすることができ、発電手段40が発電しているそのときの電力を常に取り出すことが可能となる。
さらにこの降圧動作では、降圧回路10内の全てのキャパシタは、電荷を受け渡す動作を通じてもその端子電圧には僅かな電圧変化しか生じないため、電荷移動にともなう損失が抑えられ、結果的にこの降圧回路10では、入力電圧よりも端子電圧が低い状態にある蓄電手段20へほとんど損失なしに電荷を移動することが可能となる。
従って、このように降圧回路10を構成することで、発電手段40が無負荷となるような時間なしに、常に定電圧源と見なせる負荷を接続することができ、かつ低損失で発電出力を降圧手段100に送ることができる。結果として6倍という降圧倍率を、計4個という少ないキャパシタ数で実現しつつ、蓄電手段20に高い効率で充電することが可能となる。
[第2実施形態の構成説明:図6,図7]
次に、第2の実施形態について説明する。これは、上述の実施形態よりも発電電圧が50Vと高い発電手段40に対して降圧回路10を10倍降圧とした例である。この例は特に、第1の実施形態と比較して、より少ない数のキャパシタを用いて任意の降圧倍率を実現する例である。
この第2の実施形態における降圧充電回路の全体構成としては、図1に示した第1の実施形態と同様である。また、降圧回路10の構成については、第1の実施形態と同様にキャパシタやスイッチで構成可能なため詳細説明は省略するが、動作を説明するための接続状態の一部を図6および図7に示した。
ここでは降圧回路10の降圧倍率は10倍としたが、この10という値の素因数分解は
10=2×5 であり、2と5という2つの要素に分解される。これに対応するように、2倍の降圧倍率を有する降圧段111と5倍の降圧倍率112とを有する降圧段とで降圧回路10を構成する。
1段目の第1の降圧段111は2倍降圧の機能を備えており、これの降圧段には、第1の実施形態における第1の降圧段11と同じものを用いる。2段目の第2の降圧段112は5倍降圧の機能を備えるが、第1の実施形態と特に異なるのはこの5倍降圧段である。この降圧段の内部の接続状態について次に説明する。
図6(1)に示した状態aにおいて、
第1の降圧段111では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続した状態となる。キャパシタ101の負極とキャパシタ102の正極とが接続した点が第1の降圧段111の出力となり、第2の降圧段12に電荷を送り出す。
また第2の降圧段112では、第1の降圧段111の出力に対してキャパシタ211Aと蓄電手段20とを直列に接続した状態となる。また、キャパシタ211Bとキャパシタ211Cはこれらの回路から切り離される。
図6(2)に示した状態bにおいて、
第1の降圧段111では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続したままの状態である。第2の降圧段112では、キャパシタ211Bとキャパシタ211Cと蓄電手段とを直列に接続した回路に対して、キャパシタ211Aが並列に接続した状態となる。第2の降圧段112は第1の降圧段111の出力からは切断される。
図7(1)に示した状態cにおいて、
第1の降圧段111では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続したままの状態である。第2の降圧段112では、キャパシタ211Cと蓄電手段とを直列に接続した回路に対して、キャパシタ211Bが並列に接続した状態となる。第2の降圧段112は第1の降圧段111の出力からは切断されたままである。また、キャパシタ211Aはこれらの回路から切り離される。
図7(2)に示した状態dにおいて、
第1の降圧段111では、キャパシタ101が高い電位側、キャパシタ102が接地電位側の順で直列に接続したままの状態である。第2の降圧段112では、キャパシタ211Cと蓄電手段とを並列に接続する。第2の降圧段112は第1の降圧段111の出力からは切断されたままである。また、キャパシタ211Aとキャパシタ211Bとはこれらの回路から切り離される。
さらにこの後、キャパシタ102が高い電位側、キャパシタ101が接地電位側の順で直列に接続した状態となった後に、第2の降圧段112が同様の接続状態を繰り返す。状態eは、状態aに対応し、状態fは状態bに対応し、状態gは状態cに対応し、状態hは状態dに対応する。状態e,状態f,状態g,状態hの図は省略する。
このように第2の降圧段112の接続を切り替えることで、第2の降圧段112のキャパシタには、蓄電手段20の端子電圧を2のべき乗倍した電圧が保持されるようになる。すなわちキャパシタ211Cには1倍(2の0乗)、キャパシタ211Bには2倍(2の1乗)、キャパシタ211Aには4倍(2の2乗)となる。これらのキャパシタを接続する組み合わせを適宜選ぶことで、任意の整数倍の降圧倍率を実現することが可能となる。
この場合に必要なキャパシタの数は、降圧倍率をmとした場合、約Log2(m)、すなわちmの対数(底を2とする)以上の最小整数程度に抑えることが可能となる。言い換えると、必要なキャパシタの数は (log2(m)の整数値)+1 未満である。第2
の実施形態の第2の降圧段112の例は5倍降圧であり、Log2(5)≒2.32であることから、ここでのキャパシタ組を構成するのに必要なキャパシタ数は3となることが分かる。さらにこの3つのキャパシタを用いると、5倍,6倍,7倍,8倍といった降圧倍率を得ることができる。
また、状態a〜状態dまでの状態をとる期間と、状態e〜状態hまでの状態をとる期間とは、第1の実施形態のときと同様に、ともに等しい時間幅(例えば50ミリ秒)なるようにする。このようにすることで、降圧回路10の1サイクルの動作を通じて、1段目の降圧段である第1の降圧段111のキャパシタ組(キャパシタ101とキャパシタ102)に均等に電荷を受け渡すことができ、それぞれのキャパシタの充電動作点が安定化することで電荷転送の効率を高くすることができる。
一方、この例では、状態aと状態bと状態c状態dとのそれぞれの時間幅は任意でよい。状態eと状態fと状態gと状態hとのそれぞれの時間幅も任意でよい。これは、各キャパシタに蓄えられた電荷が、蓄電手段20のような低インピーダンスの負荷に放電されるのはごく僅かな時間幅であることによる。
[第2の実施形態の動作説明]
第2の実施形態の動作について簡単に説明する。
降圧回路10が降圧動作すると、第2の降圧段112のキャパシタ211Cの端子間電圧は蓄電電圧VBTと常にほぼ等しくなり、キャパシタ211Bの端子間電圧は蓄電電圧VBTの2倍と常にほぼ等しくなり、キャパシタ222Aの端子間電圧は蓄電電圧VBTの4倍とほぼ等しくなる。さらに第1の降圧段111の各キャパシタの端子間電圧は蓄電電圧VBTの5倍と常にほぼ等しくなり、結果として降圧回路10の入力側電圧である負荷電圧VLは蓄電電圧VBTのほぼ10倍の電圧となる。
従って、このように降圧回路10を制御することで、前述の第1の実施形態と同様に、整流手段50の出力を電圧変換しつつ蓄電手段20に高効率で充電することが可能となる。この例では特に、この10倍という高い降圧倍率を、計5個という少ないキャパシタ数で実現することが可能となる。
ここで、本発明における降圧充電回路で必要になるキャパシタ数を、従来で必要になるキャパシタ数と比較したグラフを図8に示す。前述したとおり、降圧段の降圧倍率は、全体の降圧倍率の値を素因数分解して得られた要素にそれぞれ対応するため、降圧倍率自体が素数(例えば11倍降圧)の場合であるような場合でも、従来と比較してより少ないキャパシタ数で済むため、本発明による高い効果が得られることが分かる。
さて、この第2の実施形態における第2の降圧段112のような、蓄電手段20の端子電圧VBTの2のべき乗倍を利用した構成は、第1の実施形態における第2の降圧段12のように一度に直並列状態を切り替える構成と比較して、必要となるキャパシタ数が少なくなる反面、状態数が多くなるため、必要な信号線の種類が多くなり制御が煩雑となるという側面がある。降圧充電回路として要求される仕様に応じて適切な構成を選ぶことが好ましい。
上記までの実施形態では、降圧回路10が選択できる降圧倍率は固定としたが、この限りでない。降圧回路10中のキャパシタの数を増やしたり、このキャパシタの接続状態をより複雑に変えられるような構成にすることによって、降圧倍率を可変として選択範囲を増やしたり、中間的な値をとれるようにすることも可能である。例えば、降圧回路10の1段目で3倍降圧し、2段目でも3倍降圧し、さらに3段目を追加して2倍昇圧すること
で9/2倍(4.5倍)降圧するといったことも可能である。
また、降圧回路10の降圧段数は、降圧倍率を素因数分解して得られる要素の個数である3段としたが、この限りではない。第1の実施形態における降圧段の2段目を4倍相当の降圧倍率とするといったことも可能である。具体的には、第1実施形態における第2の降圧段12の2つのキャパシタ組のキャパシタ数を3に増やすことでこの降圧段での降圧倍率を4に増やすことができるため、これにより降圧回路10の降圧倍率を第2の実施形態と同じ8倍とすることが可能である。
この場合は、必要となるキャパシタの総数は最小とはならないが、スイッチを適宜挿入することで、8倍だけでなく6倍や4倍といった降圧倍率が選択可能となるという効果が得られる。
同様に、第2の実施形態における降圧段の2段目の降圧段は、キャパシタを3つ備えており、上述したとおり、スイッチの切り替え順を適宜選ぶことで、8まで(2の3乗)、すなわち、3,4,5,6,7,8倍までの降圧動作をさせることが可能である。この降圧倍率の変更を、発電手段40の発電状態や蓄電手段20の蓄電状態を検知した結果に基づいて行う構成としてもよい。
また、上記までの実施形態では、発電手段40は発電量が変化することはあっても発電が停止しないことを前提としているが、発電が停止したことを検知することで余計な降圧動作を停止したり、降圧回路10と蓄電手段20との間に整流機能を設けることで蓄電手段20が逆に放電してしまわないようにしたりする機能を設けてもよい。
10 降圧回路
11、111 第1の降圧段
12、112 第2の降圧段
13 タイミング生成回路
20 蓄電手段
40 発電手段
50 整流手段
100 降圧手段
101、102、201 211 キャパシタ組

Claims (4)

  1. 外部電源からの入力側に接続される第1の降圧段と、
    該第1の降圧段の出力に接続される第2の降圧段と、を有する降圧回路であって、
    前記第1の降圧段は、1つのキャパシタを備える第1のキャパシタ組を2個備え、
    前記第2の降圧段は、複数のキャパシタを備える第2のキャパシタ組を1個備え、
    前記降圧回路全体の降圧倍率を表す全体降圧倍率は、非素数の整数であって、
    前記第1の降圧段の降圧倍率を表す第1の降圧倍率は、2であって
    前記第2の降圧段の降圧倍率を表す第2の降圧倍率は、
    前記全体降圧倍率を前記第1の降圧倍率で除した値であって
    前記第2のキャパシタ組のキャパシタの個数nは、前記第2の降圧倍率をmとした場合に、(log2(m)+1)を超えない最大の整数である
    ことを特徴とする降圧回路。
  2. 前記全体降圧倍率及び前記第2の降圧倍率は、それぞれ10及び5である
    ことを特徴とする請求項に記載の降圧回路。
  3. 第1の期間と第2の期間を設け、
    前記第1の期間において、前記第1のキャパシタ組のうちの一方のキャパシタ組を入力側、
    他方のキャパシタ組を接地電位側として、2個の前記第1のキャパシタ組を直列に接続し、
    前記第2の期間において、前記他方のキャパシタ組を入力側、前記一方のキャパシタ組を接地電位側として、2個の前記第1のキャパシタ組を直列に接続し、
    前記第1の期間と前記第2の期間は、等しい時間幅で互いに切り替わる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の降圧回路。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載の降圧回路と、
    該降圧回路に発電電圧を入力する発電手段と、
    前記降圧回路からの降圧電圧を入力し充電する蓄電手段と、を有する
    ことを特徴とする降圧充電回路。

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