JP5060458B2 - ダイキャスト型とダイキャスト方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイキャスト型とダイキャスト方法に関する。
ダイキャスト型は、キャビティ形成面によってダイキャスト製品の形状を決定するだけでなく、溶湯を冷却する機能をも備えている。ダイキャスト型による溶湯の冷却効果が低すぎると、溶湯が冷却されてダイキャスト製品の形状が決まるまでに時間を要することになる。あるいはダイキャスト製品に意図した結晶構造(凝固組織)が得られなくなる。その反面、ダイキャスト型による溶湯の冷却効果が高すぎると、キャビティ内で溶湯が流れにくくなり、キャビティに溶湯を充填することが困難となる。あるいは、キャビティに溶湯を充填するのに高い射出圧力が必要となる。
特許文献1等に、ダイキャスト型を複数の部材で構成するとともに、各部材の材質を変えることでダイキャスト型の熱伝導率を場所によって変える技術が開示されている。
特開平8−318362号公報 特開平7−155897号公報
従来の技術では、キャビティ形成面の場所によってダイキャスト型の熱伝導率を変えている。熱伝導率を空間的に不均一に分布させることによって、良好なダイキャスト製品が得られるように工夫している。
しかしながら、熱伝導率を時間的に変化させる着想にまで至っていない。熱伝導率を時間的に変えることによって画期的な成果が得られるとの知見が得られたことによって、本発明が実現された。
例えば、キャビティ内に溶湯を行き渡らせるためには、ダイキャスト型の熱伝導率が低くて溶湯が冷却されにくいことが有利である。キャビティ内に溶湯を行き渡った後では、ダイキャスト型による溶湯の冷却効果が高い方が、ダイキャスト製品の形状が決まるまでの時間を短くでき、ダイキャスト方法に要する時間を短縮することができる。キャビティ内に溶湯を行き渡るまではダイキャスト型の熱伝導率が低く、キャビティ内に溶湯を行き渡った後ではダイキャスト型の熱伝導率が高いという現象を実現できれば、良好なダイキャスト製品を短時間で製造することが可能となる。本発明は、上記知見に立脚して開発された。
本発明のダイキャスト型では、キャビティ形成面の一部が、繊維状カーボンと粒子状カーボンの混合物を含む表面処理層であって、作用する圧力が増大すると熱伝導率が増大する表面処理層で被覆されている。
本発明の一つの形態のダイキャスト型では、キャビティ形成面の一部が、作用する圧力が増大すると熱伝導率が増大する表面処理層で被覆されている。
ダイキャスト方法の場合、キャビティ内に溶湯を行き渡らせる間は、キャビティ形成面に作用する圧力が低い。キャビティ内に溶湯を行き渡った後では、キャビティ形成面に作用する圧力が増大する。溶湯の凝固時に発生する収縮を補償するために凝固中の溶湯を加圧し続ける場合には、キャビティ形成面に作用する圧力が顕著に増大する。
表面処理層に作用する圧力が低い間は熱導電率が低い表面処理層でキャビティ形成面の一部を覆っておくと、その部分ではキャビティ内に溶湯を行き渡らせる間は溶湯が冷却されにくいので溶湯がスムースに流れる。容易にキャビティ内に溶湯を行き渡らせることができる。
本発明で用いる表面処理層は、その表面処理層に作用する圧力が増大すると熱伝達率が増大する。溶湯がキャビティに行き渡った後には表面処理層に作用する圧力が増大することからダイキャスト型による溶湯の冷却効果が促進される。溶湯が迅速に凝固することからダイキャスト方法の処理時間が短縮化される。また、意図した結晶構造を得ることもできる。
本発明の表面処理層は、ゲートに近い部分に部分的に形成することが好ましい。溶湯の流れ経路の末端に近い部分では、表面処理層で被覆してスムースな湯流れを確保する必要性に乏しい。末端部ではダイキャスト型で急冷してダイキャスト製品の表面を緻密化することが好ましい。
本発明の表面処理層には、作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導率が増大する表面処理層を用いることが好ましい。例えば、繊維状カーボンと粒子状カーボンの混合物を含む層を表面処理層に用いると、作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導率が増大する。
特に、キャビティ形成面のうちの表面処理層で被覆されている範囲の非加圧状態での熱伝導率が2W/mK以下であり、キャビティ形成面のうちの表面処理層で被覆されていない範囲の熱伝導度が30W/mK以上であることが好ましい。
この場合、表面処理層で被覆されていない範囲ではダイキャスト型による溶湯の冷却能率が高く、ダイキャスト製品の表面を形成するチル層(結晶構造ないしは凝固組織が緻密な表面層)が厚く形成される。その一方において、型材の熱伝導度が30W/mK以上であると溶湯の冷却効果が大きすぎてキャビティに溶湯を行き渡らせることが難しい。非加圧状態での熱伝導率が2W/mK以下の材質でキャビティ形成面の一部を覆っておくと、溶湯の冷却が抑制されて良好な湯まわり性を確保することができる。
本発明は、ダイキャスト方法に具現化することもできる。本発明で具現化されるダイキャスト方法は、キャビティ形成面の一部を作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導率が増大する表面処理層であって、繊維状カーボンと粒子状カーボンの混合物を含む表面処理層でキャビティ形成面の一部を被覆しておく工程と、溶湯をキャビティに充填し終えるまでは表面処理層のかさ密度と熱伝導率を低い値に維持してダイキャスト型による溶湯の冷却を抑制する工程と、溶湯をキャビティに充填し終えた後は表面処理層のかさ密度と熱伝導率を増大させてダイキャスト型による溶湯の冷却を促進する工程を備えている。
本発明で具現化される一つの形態のダイキャスト方法は、キャビティ形成面の一部を作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導率が増大する表面処理層でキャビティ形成面の一部を被覆しておく工程と、溶湯をキャビティに充填し終えるまでは表面処理層のかさ密度と熱伝導率を低い値に維持してダイキャスト型による溶湯の冷却を抑制する工程と、溶湯をキャビティに充填し終えた後は表面処理層のかさ密度と熱伝導率を増大させてダイキャスト型による溶湯の冷却を促進する工程を備えている。
このダイキャスト方法によると、キャビティに溶湯を充填しやすく、しかもキャビティに充填された溶湯が迅速に凝固する。短時間で高品質なダイキャスト製品を製造することができる。
特に、ダイキャスト型による溶湯の冷却を抑制して溶湯の湯流れを促進する範囲のキャビティ形成面を表面処理層で被覆して非加圧状態での熱伝導率を2W/mK以下に設定しておくことと、ダイキャスト型による溶湯の冷却を促進する範囲のキャビティ形成面には表面処理層を形成しないで熱伝導率を30W/mK以上としておくことが好ましい。
この場合、ダイキャスト型で溶湯を迅速に冷却することと、低熱伝導部材で溶湯の冷却を抑制して溶湯の流動性を確保することとの両効果が顕著に得られる。
本発明のダイキャスト型またはダイキャスト方法によると、ダイキャストプロセスの進行に合わせてダイキャスト型による溶湯の冷却効果を変化させることができ、良質なダイキャスト製品を短時間で製造することが可能となる。
下記に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(特徴1)ダイキャスト型の型材に、熱伝導率が30W/mK以上の型材を使用する。
(特徴2)ダイキャスト型の型材に、熱伝導率が200W/mK以上の型材を使用する。
(特徴3)非加圧状態での熱伝導率が2W/mK以下の物質で、キャビティ形成面の一部を覆う。
図1は、実施例のダイキャスト型とダイキャスト方法によって鋳造される車両用のアルミホイール2を示している。ホイール2は、ディスク6とスポーク8とリム10で形成されている。参照番号4は、溶湯注入用のゲート内で溶湯が凝固した部分を示す。
図2は、実施例のダイキャスト型12の断面図を示す。ダイキャスト型12は、上型14と下型18より構成される。上型14の熱伝導率は、200W/mKある。下型18の熱伝導率も、200W/mKである。上型14と下型18を合わせて型締めしたときにできる空間が、キャビティ9である。キャビティ9は、ディスク形成部6aとスポーク形成部8aとリム形成部10aより構成される。参照番号22は断熱材である。ゲート4aの壁面とディスク形成部6aを形成するキャビティ形成面は、断熱材22で被覆されている。参照番号24は、粒子状カーボン26と繊維状カーボン28の混合物である。スポーク形成部8aを形成するキャビティ形成面は、粒子状カーボン26と繊維状カーボン28の混合物24で被覆されている。粒子状カーボン26は、カーボンフラーレン類である。繊維状カーボン28は、カーボンナノチューブやカーボンファイバーなどである。本実施例では、粒子状カーボン26にフラーレンを用い、繊維状カーボン28にカーボンナノチューブを用いている。フラーレンとカーボンナノチューブの混合物24を、CnF24と表記する。ダイキャスト型の表面に繊維状カーボン28の層を形成するためには、特開2008−105082号に記載の技術を利用することができる。
CnF24は、圧力が作用していない状態では内部に空隙を含んでおり、かさ密度が低くて熱伝導率が低い。圧力が作用していない状態では、2W/mK以下の熱伝導率であり、実質的には断熱層として機能する。CnF24に圧力が作用すると、繊維状カーボン28がしなやかに変形して空隙が減少する。CnF24に圧力が作用すると、CnF24のかさ密度が増大して熱伝導率が増大する。圧力が作用すると、CnF24は伝熱層に変化する。
ゲート4aとディスク形成部6aの範囲のキャビティ形成面は断熱材22で被覆されているため、溶湯の流れは非常に良い。
またスポーク形成部8aの範囲のキャビティ形成面は、CnF24で被覆されている。キャビティ9内に溶湯が充填しきるまでの間は、CnF24に作用する圧力が低く、CnF24の熱伝導率は低い。スポーク形成部8aを溶湯が流れている間は、溶湯が冷却されない。そのために、溶湯はスポーク形成部8aをスムースに流れる。溶湯は、速やかにキャビティ9内へ行き渡る。
リム形成部10aの範囲のキャビティ形成面は、表面処理層で覆われておらず、200W/mKという高熱伝導率である。リム形成部10aの範囲のキャビティ形成面の熱伝導率が高いために、リム形成部10aへ到達した溶湯は、ダイキャスト型12によって急冷される。溶湯が急冷されるため、ホイール2のリム10には厚いチル層が形成される。チル層は、凝固組織が緻密で硬い表面構造を持つ。
溶湯がキャビティ9内へ行き渡った後は、キャビティ形成面へ作用する圧力が増大する。キャビティ形成面へ作用する圧力が増大することにより、CnF24のかさ密度が増大し、CnF24の熱伝導率が増大する。この結果、スポーク形成部8aのキャビティ形成面の熱伝導率が増大する。熱伝導率が増大することより、スポーク形成部8aでは、溶湯が冷却される。スポーク形成部8aでの冷却能率は、リム形成部10aでの冷却能率よりは低いが、かさ密度が低いままのCnF24で被覆されている場合の冷却能率よりは高い。スポーク形成部8aでは、中間速度で溶湯が凝固する。スポーク8の内部に発達する結晶(凝固組織)が粗大化することがなく、スポーク8の内部に強度が強い結晶構造が形成される。
スポーク形成部8aでは、キャビティ形成面の熱伝導率がダイキャストプロセスの進行に合わせて変化する。キャビティ9内に溶湯が行き渡るまでの間は、ゲート4a、ディスク形成部6a、スポーク形成部8aでの湯流れは非常に良い。溶湯がスムースにリム形成部10aへ行き渡る。短時間でキャビティ9内を溶湯で満たすことができる。
キャビティ9内に溶湯が行き渡った後は、スポーク形成部8aでの熱伝導率が増大し、溶湯の冷却が始まる。これによって、指向性凝固が実現できる。
キャビティ形成面の一部にCnF24の膜を施すことによって、溶湯の流動と凝固プロセスを空間的に調整することができる。圧力によって熱伝導率が変化するCnF24の膜を利用することによって、溶湯の流動と凝固プロセスを時間的に調整することができる。熱伝導率を空間的・時間的に調整することによって、指向性凝固現象を得ることもできる。短時間で意図したダイキャスト製品が鋳造可能となる。
CnF24の膜でキャビティ形成面を覆っておくと、熱伝導率をダイキャストプロセスの進行に合わせて変化させるだけでなく、溶湯がキャビティ形成面に焼きつくこと、あるいはキャビティ形成面が薬品に侵されること等を防止することもできる。
図3は、熱伝導率が200W/mKの型材の表面を表面処理層で覆わない部分で鋳造されたダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。参照番号30は、ダイキャスト型12で急冷されることで形成される緻密な結晶粒子により形成されるチル層である。高い熱伝導率の型材で溶湯を急冷しているため、チル層は厚い。参照番号32は、細かな結晶粒子で構成される。この細かな結晶粒子は、冷却速度が速い状態で固まることで形成される。非常に高い熱伝導率を持つ型材を使用することで、ダイキャスト製品の内部の結晶粒子も細かな結晶粒子となる。実施例のダイキャスト製品のリム10は、図3と同様の結晶構造をとる。
図4は、非加圧状態での熱伝導率が2W/mKの物質、つまりCnF24の表面処理層を形成した部分で鋳造されたダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。参照番号30は、緻密な結晶粒子により形成されるチル層である。型材の表面をCnF24で被覆しているため、キャビティ9に溶湯が行き渡るまでは、断熱されている。溶湯充填中の凝固がなく溶湯の流動性を低下させることはない。キャビティ9への充填後は、キャビティ形成面への圧力が増大し、CnF24の熱伝導率は増大する。従って、壁面から溶湯の熱を奪う速度が増加し、内部まで速い速度で冷却されるために、細かな結晶粒子の層31が厚く形成される。細かな結晶粒子の厚い層31は、内部強度が強いことを示している。実施例のダイキャスト製品のスポーク8は、図4と同様の結晶構造をとる。
図5は、従来のダイキャスト型(表面処理層が形成されていない)で鋳造されたダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。参照番号30、参照番号32は、図3と同一構造のため重複説明を省略する。参照番号34は、粗い結晶粒子で構成される層を示す。粗い結晶粒子で構成される層34は引っ張り強度に問題がある。粗い結晶粒子を内部に有する図5のダイキャスト製品は、内部強度が十分とは言えない。
従来のダイキャスト製品では、内部に粗い結晶粒子層34が形成される。強度不足になりやすい。またある程度厚いチル層30も形成する。図5で示すように、溶湯充填途中に凝固が進行するため、溶湯の流動性が低下する。型材表面をCnF24で被覆すると、図4に例示するように、内部に粗い結晶粒子層がなく、内部強度は増強する。チル層30が薄くなることで、湯流れが改善する。
良好な湯流れが必要な個所の型材の表面へCnF24を適用すれば、良好な湯流れを確保しながらダイキャスト製品の強度を確保することができる。また、熱伝導率の大きな型材を用いることで、ダイキャスト製品の表面が緻密な構造をとる。ダイキャスト製品の内部でも結晶粒子(凝固組織)が小さくなり、内部強度が強くなる。
CnF24を利用することによって、湯流れを確保するための条件に制約されないで、溶湯を急冷する型材を選択することができる。湯流れの確保を心配しないで、30W/mK以上の熱伝導率を持つ型材を選択することができる。CnF24を利用すると、2W/mK以下の熱伝導率にまで低下させることができ、30W/mK以上の熱伝導率を持つ型材を用いた場合でも、良好な湯流れを確保することができる。場所によって非常に高い熱伝導率(30W/mK以上)を有する部分と非常に低い熱伝導率(2W/mK以下)を有する部分を使い分けると、厚いチル層と強固な内側層を作り分けることができる。特に、200W/mK以上の熱伝導率を持つ型材と、2W/mK以下の熱伝導率を持つ表面処理層を組み合わせて用いると、溶湯が凝固する方向を安定的に制御することが可能となり、安定した指向性凝固現象を得ることができる。ダイキャスト製品内の結晶構造を制御しやすい。
図6は、ダイキャスト製品の表面からの深さと結晶粒径の関係を示している。正方形は、200W/mK以上の熱伝導率を持つ型材(表面処理層が形成されていない)に接する範囲に形成されるダイキャスト製品の測定結果を示し、丸印は2W/mK以下の熱伝導率を持つ表面処理層に接する範囲に形成されるダイキャスト製品の測定結果を示し、横線は23W/mKの熱伝導率を持つ型材(従来のダイキャスト型)に接する範囲に形成されるダイキャスト製品の測定結果を示している。
図7は、図6よりも大きな深さ範囲での測定結果を示している。図6、図7から明らかに、200W/mK以上の熱伝導率を持つ型材を用いることで厚いチル層(図6から少なくとも200μm以上のチル層)が形成されることがわかる。また2W/mK以下の熱伝導率を持つ表面処理層を用いることで、チル層の厚みを薄く抑える(図6から10μm以下であることが分る)ことができることがわかる。また、2W/mK以下の熱伝導率を持つ表面処理層を用いても、溶湯がキャビティ9に充填された後は熱伝導率が増大するために、表面処理層に接する部分でも溶湯が速やかに凝固し、ダイキャスト方法が短時間に終了する。
図8は、CnF24で被覆したダイキャスト型12により鋳造された肉厚8mmのダイキャスト製品の断面顕微鏡画写真である。表面から3mmまでの範囲を示している。
図9は、図8の範囲36の拡大写真であり、ダイキャスト製品の表面近傍の凝固組織を示す。図9に示すように、結晶粒子のサイズは、ほぼ一定である。
図10は図8の範囲38の拡大写真であり、図11は範囲40の拡大写真であり、図12は範囲42の拡大写真である。図13は、図8のダイキャスト製品の厚み方向の中央部の周辺の拡大写真である。
すなわち、図10は、表面からの距離が約700μmの位置周辺の拡大写真であり、図11は、表面からの距離が約1400μmの位置周辺の拡大写真であり、図12は、表面からの距離が約2000μmの位置周辺の拡大写真であり、図13は、表面からの距離が約4000μmの位置周辺の拡大写真である。
ダイキャスト製品の表面から内部へと向かうにつれ、凝固組織は図9、図10、図11、図12、図13で示すように変化する。図10は、ダイキャスト製品の結晶粒子サイズが、図11から図13に示す粒子のサイズに比べ幾分小さい。図11と図12と図13で、ダイキャスト製品を構成する結晶粒子のサイズが、ほぼ均一である。キャビティ形成面がCnF24で被覆されているため、表面近傍の冷却速度は被覆されていない場合に比べて遅い。一方、内部の冷却速度はダイキャスト型12の伝熱特性に依存するため冷却が速く、ダイキャスト製品の内部の凝固組織は粗大化していない。そのためCnF24で被覆したキャビティ形成面の範囲では、ダイキャスト製品の内部に強い強度の凝固組織が形成される。
図14は、従来のダイキャスト型により鋳造された肉厚8mmのダイキャスト製品の断面顕微鏡写真である。表面から3mmまでの範囲を示している。図15は、図14の範囲44の拡大写真であり、図16は、範囲46の拡大写真であり、図17は、範囲48の拡大写真であり、図18は、図14のダイキャスト製品の厚み方向の中央部の周辺の拡大写真である。
すなわち、図15は、ダイキャスト製品の表面近傍の凝固組織を示し、図16は、表面からの距離が約900μmの位置周辺の拡大写真であり、図17は、表面からの距離が約1700μmの位置周辺の拡大写真であり、図18は、表面からの距離が約4000μmの位置周辺の拡大写真である。
ダイキャスト製品の表面から内部へと向かうにつれ、凝固組織は図15、図16、図17、図18で示すように変化する。図15で、参照番号50は粗大初晶である。キャビティ形成面で湯流れが不良になるために、粗大初晶50が形成される。図16と図17で示すように、ダイキャスト製品を構成する結晶粒子のサイズが、ほぼ均一である。しかし図18では、粗大化した結晶が存在する。このダイキャスト製品の厚み方向の中央部では、粗大化した結晶が存在し結晶粒子のサイズが不均一となるために、十分な強度が得られない。熱伝導率が30W/mK以上のダイキャスト型で鋳造したダイキャスト製品の断面を観測すると、図3に示した結晶構造が観察される。
ダイキャスト型12の表面にCnF24の層を形成すると、CnF24の層に対する圧力が増大するまでは、溶湯とダイキャスト型12の表面の間を断熱することができる。溶湯がダイキャスト型12から断熱されるために、溶湯の温度が維持され、溶湯の流れが非常によい。そのため、粗大初晶50が形成されない。溶湯がダイキャスト型12から断熱されるために、充填過程で初晶が晶出しても、大きく成長することがなく、粗大化した凝固組織が形成されない。粗大化した結晶粒子が発達しないことによって、ダイキャスト製品の内部に強度の強い凝固組織が得られる。
ダイキャスト型12のキャビティ形成面の一部にCnF24の層を形成すると、キャビティ9内を溶湯が流れている間は、溶湯の凝固が抑制される。キャビティ形成面の一部に急冷を避けることができるCnF24の層を形成することによって、精巧なダイキャスト製品が鋳造可能となる。
CnF24の層でダイキャスト型12を覆うことによって、溶湯が充填しきるまでの間、ダイキャスト型12に急冷されることを避けることができる。逆に、ダイキャスト型12に加えられる熱ショックも緩和される。CnF24は熱伝導率を低く保てる(2W/mK以下)ために、型材の選択の幅が広くなる。溶湯の流動性を考慮しないで、高熱伝導率を持つ材質を型材に選ぶことができる。溶湯がキャビティ9内へ充填しきると、キャビティ9内で冷却が加速する。型材に高熱伝導率(30W/mK以上)を持つ材質を用いると、厚いチル層を形成することができる。
キャビティ形成面の一部をCnF24の表面処理層で被覆することで、熱伝導率は空間的に制御される。CnF24は、CnF24に対する圧力が増大すると熱伝導率が増大するために、熱伝導率が時間的にも制御される。熱伝導率を空間的だけではなく、時間的にも制御することによって指向性凝固現象が実現できる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
ダイキャスト型により鋳造された車両用アルミホイールである。 実施例のダイキャスト型の断面図である。 熱伝導率が200W/mKの型材を用いたときに鋳造されるダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。 非圧力状態で2W/mKの熱伝導率を持つ型材を用いたときに鋳造されるダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。 従来の型材を用いたときに鋳造されるダイキャスト製品の結晶粒子のサイズを示す模式図である。 ダイキャスト表面からの距離と結晶粒径の関係を示す。 ダイキャスト表面からの距離と結晶粒径の関係を示す。 非圧力状態で2W/mKの熱伝導率を持つ型材を用いたときに鋳造されるダイキャスト製品の断面の顕微鏡写真を示す。 範囲36の顕微鏡写真を示す。 範囲38の顕微鏡写真を示す。 範囲40の顕微鏡写真を示す。 範囲42の顕微鏡写真を示す。 ダイキャスト製品の厚み方向の中央近傍での顕微鏡写真を示す。 従来のダイキャスト製品の断面の顕微鏡写真を示す。 範囲44の顕微鏡写真を示す。 範囲46の顕微鏡写真を示す。 範囲48の顕微鏡写真を示す。 従来のダイキャスト製品の厚み方向の中央近傍での顕微鏡写真を示す。
符号の説明
2 車両用アルミホイール
4 溶湯がゲート内で凝固した部分
4a ゲート
6 ディスク
6a ディスク形成部
8 スポーク
8a スポーク形成部
10 リム
10a リム形成部
12 ダイキャスト型
14 上型
18 下型
22 断熱材
24 粒子状カーボンと繊維状カーボンの混合物
26 粒子状カーボン
28 繊維状カーボン
30 チル層
31 細かな結晶粒子
32 細かな結晶粒子
34 粗い結晶粒子
50 粗大初晶

Claims (5)

  1. キャビティ形成面の一部が、繊維状カーボンと粒子状カーボンの混合物を含む表面処理層であって、作用する圧力が増大すると熱伝導度が増大する表面処理層で被覆されていることを特徴とするダイキャスト型。
  2. キャビティ形成面の一部が、作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導度が増大する表面処理層で被覆されていることを特徴とする請求項1のダイキャスト型。
  3. キャビティ形成面のうちの表面処理層で被覆されている範囲の非加圧状態での熱伝導度が2W/mK以下であり、キャビティ形成面のうちの表面処理層で被覆されていない範囲の熱伝導度が30W/mK以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイキャスト型。
  4. キャビティ形成面の一部を、作用する圧力が増大するとかさ密度が増大して熱伝導度が増大する表面処理層であって、繊維状カーボンと粒子状カーボンの混合物を含む表面処理層で被覆しておく工程と、
    溶湯をキャビティに充填し終えるまでは、表面処理層のかさ密度と熱伝導度を低い値に維持してダイキャスト型による溶湯の冷却を抑制する工程と、
    溶湯をキャビティに充填し終えた後は、表面処理層のかさ密度と熱伝導度を増大させてダイキャスト型による溶湯の冷却を促進する工程を備えているダイキャスト方法。
  5. ダイキャスト型による溶湯の冷却を抑制して溶湯の湯流れを促進する範囲のキャビティ形成面を表面処理層で被覆して非加圧状態での熱伝導度を2W/mK以下に設定しておく工程と、
    ダイキャスト型による溶湯の冷却を促進する範囲のキャビティ形成面には表面処理層を形成しないで熱伝導度を30W/mK以上とする工程を備えている請求項のダイキャスト方法。
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