JP5060404B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザがシートに付加した合成対象の画像と、メモリに記憶されている画像とを合成する画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム。
複合機の機能の1つとして、記憶媒体に保存されているデジタル画像と、スキャナで読み取った手書き画像とを合成し、印刷する発明が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このような画像形成システムは、手書き画像を書き込む手書き合成シートを印刷し、手書き画像を書き込んだ後の手書き合成シートを読み込み、手書き合成シートの画像から手書き画像を抽出し、抽出した手書き画像を、デジタル画像と合成する。
また、手書き画像が書かれた手書き合成シートを読み込むときに、手書き画像が手書き合成シートのどの位置にあるかを特定し、より精度の高い合成をする方法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2003−80789号公報 特開2007−49620号公報
しかし、上記従来例では、手書き合成シートをスキャンする際に、手書き合成シートを原稿台に傾いた状態で置くと、手書き合成シートの手書き画像が、傾いたまま合成されるという問題がある。
図1は、従来例において、手書き合成シートが原稿台に傾いた状態で置かれている状態を説明する図である。
図1(a)は、ユーザが合成することを望む写真合成画像を示す図である。合成写真画像は、合成の対象である写真画像である。
図1(b)は、手書き合成シートが原稿台に対して傾いていない状態で読込まれた場合における合成結果を示す図である。このうち、手書き画像55は、ユーザがペン等の筆記用具を使って書き込んだ文字や図画である。
図1(c)は、手書き合成シートが、原稿台に対して傾いた状態でスキャンされた場合の合成結果を示す図である。従来例では、図1(c)に示すように、手書き画像55bが、合成写真画像に対して傾いた状態で合成されている。
これと同じように、手書き合成シートを逆向きに置くと、手書き画像55が逆向きのまま合成される。これを防ぐために、手書き合成シートをスキャンする際に、原稿台の突き当て位置に、手書き合成シートのどの部分を置くかが指定されている。つまり、原稿台に対して手書き合成シートの置き方は、自由度が低いという問題がある。
本発明は、シートが読取装置に傾いて読み取られたとしても、ユーザにより当該シートに付加された合成対象の画像と、メモリに記憶されている画像とを、適切に合成することができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を鑑みて本発明の画像処理装置は、ユーザが合成対象の付加画像を付加するためのシートに対応する画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御手段と、前記印刷制御手段により印刷されたシートを読取装置が読み取って得られた読取画像を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された読取画像に基づき、前記シートの傾きを特定する特定手段と、前記読取画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を含む、当該シートの一部である所定領域の画像を、当該読取画像から抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段により当該読取画像から抽出された前記所定領域の画像を、前記特定手段により特定された当該シートの傾きに従って回転する回転手段と、前記回転手段により回転された前記所定領域の画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を当該所定領域の画像から抽出する第2の抽出手段と、前記第2の抽出手段により抽出された前記合成対象の付加画像と、メモリに記憶されている画像とを合成する合成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、シートが読取装置に傾いて読み取られたとしても、ユーザにより当該シートに付加された合成対象の画像と、メモリに記憶されている画像とを、適切に合成することができる。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図2は、本発明の実施例1である画像形成装置100を示すブロック図である。
画像形成装置100は、スキャナ部10と、プリンタ部20と、操作部30と、制御部40とを有する。
スキャナ部10は、たとえばCIS方式、またはCCD方式のカラースキャナによって構成されている。
スキャナ部10は、照明11と、イメージセンサ12と、AD変換部13と、センサデータ制御部14と、センサ駆動制御部15とを有する。
スキャナ部10で得られたデータは、センサデータ制御部14が、RAM42に保存する。
プリンタ部20は、たとえばインクジェット方式のプリンタによって構成されている。インクジェット方式のプリンタは、不図示のインクカートリッジから供給されるインクを、印字用紙に吹きつけることによって、画像を形成する。
プリンタ部20は、プリントヘッド21と、印字駆動制御部22と、印字紙搬送部23と、印字データ制御部24とを有する。
操作部30は、ユーザが、画像形成装置100に指令を出すための部分であり、ユーザインタフェース部31と、記憶媒体制御部32と、記憶媒体33とを有する。
ユーザインタフェース部31は、たとえば、キーや液晶画面で構成されているオペレーションパネル等の操作部分である。
記憶媒体制御部32は、SDカード等の外部から着脱可能な記憶媒体33を、画像形成装置100と接続する部分であり、接続された記憶媒体33に、画像データが存在すると、記憶媒体制御部32は、これを認識し、制御部40に通達する。
制御部40は、ROM41と、RAM42と、CPU43とを有する。
ROM41は、この画像形成装置100の制御プログラムが格納されている不揮発性メモリである。CPU43は、この制御プログラムを実行することによって、スキャナ制御ユニット、プリンタ制御ユニット等として機能する。
実施例1は、この他に、手書き合成シート印刷ユニット、手書き合成シートスキャンユニット、合成実行ユニット及び合成結果印刷ユニットとして機能する。
操作部30を介して、ユーザが手書き合成シートの作成を依頼したときに、写真画像を用いて、手書き合成シートのデジタルデータを作成し、プリンタ部20が出力することによって、上記手書き合成シート印刷ユニットを構成する。
スキャナ部10が手書き合成シートをスキャンすることによって、デジタル画像データを取得し、この取得したデジタル画像データから、手書き画像55を抽出することによって、上記手書き合成シートスキャンユニットを構成する。
上記合成実行ユニットは、手書き画像55と写真画像とを合成し、この合成結果をプリンタ部20に送信する。
RAM42は、スキャナ部10が読み取った画像データや、プリンタ部20が印字をするためにJPEG形式のファイルを印字データに変換したもの等、一時的に必要なデータを逐次保存し、必要がなくなり次第、削除する。
図3は、実施例1において使用する手書き合成シートSH1と、手書き合成シートSH1における手書きエリア54との例を示す図である。
手書き合成シート判別マーク51は、手書き合成シートSH1をスキャンしたときに、スキャンした原稿が、手書き合成シートSH1であることを認識するために使用するマークである。合成したい画像が、記憶媒体に格納されている画像のうちのどの画像であるか等の情報が、この手書き合成シート判別マーク51に入っているので、手書き合成シートSH1によって形状が変化する。
用紙選択エリア52は、画像を合成した後に、印刷を行うときの用紙サイズをユーザが選択するために設けられている欄である。
エリア検出マーク53a、53b、53c、53dは、手書き合成シートSH1をスキャンした際に、手書き部分を正しく抽出するために用いる位置検出マークである。実施例1では、エリア検出マーク53a〜53dを、原稿台に対して手書き合成シートSH1が傾いていた場合に検出する傾き検出マークとして用いる。同時に、傾き補正のためのパラメータを求めるためのマークとして用いる。
手書きエリア54は、ユーザが手書き画像55を書き込む領域である。手書きエリア54には、手書き画像55と写真画像との位置関係が、合成の結果どのようになるかをユーザが分かりやすいように、写真画像が薄く印字してある。写真画像の一部54a、54bは、薄く印字してある写真画像の一部である。
手書き画像55は、印刷した手書き合成シートSH1に、ユーザが書き足した文字である。
図4は、実施例1に係る手書き合成シートSH1を印刷する動作を示すフローチャートである。
フローチャートにおいて、「画像データ」は、1つの画素が、R、G、Bの3つの信号で表現され、各信号が独自の値を持つデジタルデータである。また、「二値化画像データ」は、1つの画素が1か0かの値を持ち、1であれば黒、0であれば白である。
S1で、ユーザが、ユーザインタフェース部31を操作し、手書き合成シートSH1の印刷実行を選択する。このときに、CPU43が、手書き合成シート印刷ユニットとして動作し、記憶媒体33に保存されている写真画像のサムネイル画像を、RAM42に作成し、ユーザインタフェース部31に表示する。
S2で、ユーザが、表示された写真画像を見ながら、ユーザインタフェース部31を操作し、合成したい写真画像を選択する。
S3で、CPU43が、記憶媒体33から写真画像ファイルを読み込み、RAM42に一時的に保存する。また、このときに、CPU43は、記憶媒体33内のどの画像を用いたかを示す情報を入れた手書き合成シート判別マーク51を作成する。
また、図3(a)に示す写真画像を、手書き合成シートSH1の手書きエリア54に薄く印字するための画像データを作成する。まず、手書きエリア54の縦横比と同じになるように、写真画像の上下または左右を切り出す。切り出した画像を、手書き合成シートSH1のデジタル画像フォーマット中の手書きエリア54と同じサイズになるように、リサイズする。
図5は、手書き合成シートSH1の薄だし画像を作成する場合における入出力関係をグラフ化した図である。
図5に示すように、写真画像図3(a)の階調数を減らし、低濃度領域のみで表現する画像へ変換する。上記処理によって作成した画像データを、「薄だし画像データ」とする。CPU43は、上記方法で作成した手書き合成シート判別マーク51と、薄だし画像データとを、RAM42に保存する。
S4で、CPU43が、ROM41に保存されている手書き合成シートSH1のデジタル画像のフォーマットを、RAM42に保存する。
S5で、CPU43が、手書き合成シートSH1の手書きエリア54の部分に、図3(a)の薄だし画像データを嵌め込み、手書き合成シート判別マーク51を、所定の位置に嵌め込んで、手書き合成シートSH1の印字データを作成する。
S6で、CPU43は、作成された手書き合成シートSH1の画像データを、プリンタ部20に出力させる。
図6は、実施例1に係る手書き合成シートSH1をスキャンする動作を示すフローチャートである。
このときに、CPU43は、手書き合成シートスキャンユニットとして機能する。
S11で、CPU43は、ユーザインタフェース部31に、手書き合成シート読み込みを促す表示をさせる。ユーザは、これを確認し、書き込みが終了した手書き合成シートSH1を、スキャナ部10に読み取らせる。
図7は、読み取った手書き合成シートSH1が傾いている場合の動作説明図である。
図7(a)は、読み取った手書き合成シートSH1が傾いている場合の一例を示す図である。
S12で、CPU43が、RAM42に保存されている手書き合成シート判別マーク51、用紙選択エリア52、エリア検出マーク53a〜53dの位置情報を得る。
S13で、CPU43は、手書き合成シート判別マーク51の位置情報に基づいて、手書き合成シートSH1の画像データから、手書き合成シート判別マーク51が存在していると予測される領域を解析する。記憶媒体33に存在しているどの画像を用いて、手書き合成シートSH1が作成されたかを示す情報が、手書き合成シート判別マーク51に存在している。これに基づいて、合成する写真画像を特定し、記憶媒体33に存在している写真画像の画像ファイルを、RAM42に保存する。
このときに、手書きエリア54の縦横比と同じになるように、写真画像の上下または左右を切り出し、切り出した画像を、手書き合成シートSH1のデジタル画像フォーマット中の手書きエリア54と同じサイズになるようにリサイズする。手書きエリア54の画像サイズは、読み取りを実行したときの解像度と、ROM41に保存されている手書きエリア54の物理的な大きさとから導くことができる。
図7(b)、(c)は、実施例1に係る傾き補正領域を示す図である。
S14で、CPU43は、エリア検出マーク53a〜53dの位置情報に基づいて、手書き合成シートSH1の画像データから、エリア検出マーク53a〜53dを全て含むと予測される領域を切り出す。この切り出した結果が、図7(c)に示す領域である。
図8は、実施例1におけるエリア検出マーク53a〜53dの形状の一例を示す図である。
実施例1で、エリア検出マーク53a〜53dは、全て、縦BAR_L[pixel]、横BAR_W[pixel]の長方形を、中心で二つ重ねた形状である。
S15で、図7(c)に示す画像のうちで、エリア検出マーク53a〜53dの正確な位置を、パターンマッチングによって特定する。
<傾き検出マークを用いた傾き補正処理(S16)の詳細>
S16で、図7(c)に示す画像のうちで、手書きエリア54が,画像に対して平行になるように、画像(c)を回転する。
実施例1で、画像を回転する場合、ホモグラフィー変換を用いる。
以下に、ホモグラフィー変換の詳細について記述する。
図9は、実施例1において、傾き補正処理を行う画像中、エリア検出マーク53a〜53dの実際の位置と、手書きエリア54がスキャン画像に対して傾いていない状態でのエリア検出マーク53a〜53dの位置との関係を示す図である。
実施例1において、変換前の座標位置Pは、図9における実際の検出マークの座標位置である。変換後の座標位置Qは、傾きのない状態での検出マークの座標位置である。
変換前の座標位置Pにおいて、図7(a)に示す画像データの中で、左上にあるエリア検出マーク53aの変換前の座標P1を、(x1,y1)とする。
図7(a)に示す画像データの中で、左下にあるエリア検出マーク53bの変換前の座標P2を、(x2,y2)とする。
図7(a)に示す画像データの中で、右上にあるエリア検出マーク53cの変換前の座標P3を、(x3,y3)とする。
図7(a)に示す画像データの中で、右下にあるエリア検出マーク53dの変換前の座標P4を、(x4,y4)とする。
変換後の座標位置Qにおいて、図7(c)の左上に位置するエリア検出マーク53aの変換後の座標Q1を、(S1,T1)とする。これと同様に、左下に位置するエリア検出マーク53bの変換後の座標Q2を、(S2,T2)とする。右上に位置するエリア検出マーク53cの変換後の座標Q3を、(S3,T3)とする。右下に位置するエリア検出マーク53dの変換後の座標Q4を、(S4,T4)とする。
図10は、切り出した画像データにおいて、変換前後の座標の関係の式を示す図である。
図10に示す式(10a)は、実施例1において、エリア検出マーク53a〜53dが作る長方形の短辺の長さを求める式である。
図10に示す式(10b)は、実施例1において、エリア検出マーク53a〜53dが作る長方形の長辺の長さを求める式である。
変換前の座標Pのうちで、左上の位置にあるエリア検出マーク53aの位置が、変換前後で位置変化のない「基準座標」であるとする。つまり、実施例1において、エリア検出マーク53aの座標P1が、座標Q1である。
図10に示す式(10c)は、実施例1において、座標Q1とP1との関係を示す式である。
CPU43は、エリア検出マーク53を全て線で結んだときに描かれる長方形の短辺が、画像データに対して垂直になり、上記長方形の長辺が、画像データに対して水平になるように、エリア検出マーク53a〜53dの変換後の座標位置を求める。
座標Q2は、座標Q1から、y軸と平行に進んだ位置にあるので、座標Q2のx軸上の値は、座標Q1のx軸上の値と同じである。また、座標Q2のy軸上の値は、座標Q1のy軸上の値t1から、P1とP2との距離(Length)だけ移動させた値である。よって、式(10d)を求めることができる。
これと同様に、座標Q3は、座標Q1からx軸と平行に進んだ位置にあるので、座標Q3のy軸上の値は、座標Q1のy軸上の値と等しく、座標Q3のx軸上の値は、座標Q1のx軸上の値s1に、P1とP3との距離(Width)だけ移動させた値である。よって、式(10e)を求めることができる。
座標Q4のx軸上の値は、座標Q3のx軸上の値と同じである。座標Q4のy軸上の値は、座標Q2のy軸上の値と同じである。よって、式(10f)を求めることができる。
図11−1、図11−2は、ホモグラフィー変換に必要な行列を求める過程の式を示す図である。
ここで、(s,t)座標系と、(x,y)座標系との間に、式(11a)を満たす行列Hが存在する。つまり、行列Hを求め、(x,y)座標系の各点に行列Hを掛けると、(s,t)座標系に変換することができる。
実施例1では、CPU43は、以下のようにして、行列Hを求める。
まず、式(11a)に、変換前の座標P1と、変換後の座標Q1とを代入する。この結果得られる式が、式(11c)、式(11d)、式(11e)である。これら3つの式を、1つの式にまとめる。式(11e)において、両辺から1を引き、x1の項を左辺に移動すると、式(11f)を得る。さらに、両辺にS1をかけ、式(11g)を得る。
一方、式(11c)の両辺に、−(マイナス)をかけ、式(11h)を得る。この式の右辺に、式(11g)の両辺を足すと、式(11g)は、両辺の絶対値が同じで符合が異なるので、式(11i)を得ることができる。式(11d)を、上記と同じように変換し、式(11j)を得る。
これと同じ形式の式を、変換前の座標P2〜P4と、変換後の座標Q2〜Q4の式にも、適応させ、行列にまとめた式が、式(11l)である。この関係を、簡単に記述した式が、式(11k)であり、この式から、Cの逆行列を求め、Rにかければ、行列Aを求めることができる。逆行列の解法については、吐き出し法等が知られている。
行列Aは、行列Hの要素を並び替えた行列であるので、行列Aを求めることによって、行列Hを導くことができる。
行列Hを求めることができたら、切り出された画像を構成する全ての画素に対し、式(11a)を実行し、画像を回転する。ただし、ホモグラフィー変換は、非線形変換であるので、この方法で回転を行うと、変換後の座標と変換前の座標との関係が、必ずしも1対1の関係にならない。したがって、変換後の座標系のうちで、存在しない座標位置のデータを補完する必要がある。この方法には、最近接内挿法や共一次内挿法等がある。
図12及び図13は、実施例1において傾き補正を行った場合の前後の状態を模式的に示す図である。
元画像のそれぞれの座標に行列Hをかけ、新座標系に変換している。
<傾きエリア検出マーク53a〜53dを用いた傾き補正処理(S16)の詳細2>
S16で、上記ホモグラフィー変換の代わりに、アフィン変換を用いるようにしてもよい。
たとえば、アフィン変換を用いて原稿の傾きを補正する場合、エリア検出マーク53a〜53dの中の一点を中心とし、画像全体をθ度回転させる方法がある。具体的には、左下にあるエリア検出マーク53bを画像の回転の中心とした場合、エリア検出マーク53bを頂点とし、右下にあるエリア検出マーク53dと、エリア検出マーク53dの理想位置とでなす角度を、回転角θとして画像全体を回転する方法が考えられる。
図14は、アフィン変換を用いて回転をかける場合における各パラメータの算出方法を示す図である。
右下のエリア検出マーク53dの理想的な座標Q4(S4,T4)を、式(10f)で求めることができる。また、現実の座標(x,y)と理想的な座標(S,T)とには、式(14a)が成り立つ。
式(14a)中、画像データ内の位置関係によって、cosθとsinθとは、それぞれ、式(14d)、式(14c)で求めることができる。cosθとsinθとを求めた後に、式(14e)、式(14f)に、変換前のエリア検出マーク53dの座標P4と、変換後のエリア検出マーク53dの座標Q4とを代入することによって、x_shiftと、y_shiftとを得ることができる。
以上によって、全てのパラメータを求めることができたので、画像全体の座標に対して、式(14a)を実行し、各座標の(S,T)を求めることによって、回転を行う。
アフィン変換では、三角関数を導出に用いているので、変換後の座標の算出結果が実数型になる。しかし、デジタル画像データの座標は、正数型であるので、実数の算出結果の小数点以下がまるめこまれ、この結果、変換前の座標と変換後の座標とが、1対1にならないことがある。したがって、ホモグラフィー変換と同様に、存在しない座標位置のデータを補完する必要がある。この方法には、最近接内挿法や共一次内挿法等がある。
図15は、実施例1において、エリア検出マーク53と、手書きエリア54との位置関係を示す図である。
図15(a)は、全体図であり、図15(b)は、そのうちで、1つのエリア検出マーク53aと、手書きエリア54との位置関係を示す図である。
S17で、傾き補正が終了した後に、エリア検出マーク53aの座標Q1から、図15における距離M1、M2を足した位置(x1+M1,y1+M2)を起点として、幅AREA_W、長さAREA_Lの長方形を切り出す。
図16は、実施例1において、切り出された幅AREA_W、長さAREA_Lの長方形を模式的に示す図である。
この画像を、手書きエリア54の中の画像として扱う。
S18で、S17までの手順で得られた手書きエリア54の画像データに対し、手書き画像55だけを写真と合成するためのマスクデータを作成する。
マスクデータを作成する場合、薄く記載されている写真画像の一部54a、54bと、手書き画像55との、輝度値の差を利用する。
図17は、Gray値を、ある閾値で二値化したときに作成される手書き画像55のマスクデータを示す図である。
図17(a)は、写真画像の一部である薄だし画像と、手書き画像55との輝度値ヒストグラムとの関係を示す図である。
薄だし画像は、図4のS3で、低濃度側の少ない階調数で印字されている。したがって、これをスキャンし、デジタルデータ化すると、その輝度値ヒストグラムは、図17(a)に示すように、高輝度側に分布する。一方、手書き画像55の輝度値ヒストグラムとは、低輝度側に分布することを予測できる。
以上のことを利用し、薄だし画像の最低輝度よりも高くならないように決定された閾値によって、手書きエリア54のデータを、二値化する。具体的には、以下のようにする。まず、手書きエリア54と同じ縦、横のサイズを持った二値化画像データを、RAM42内に用意する。この配列の要素は、1か0しか値をもたず、初期値は、全て0である。手書きエリア54の画素に対し、式(18)に従って、輝度値Grayの値を求め、この値が閾値以上であれば、マスクデータ中の同じ位置にある要素のビットを立てる。この処理を手書きエリア54内の全ての画素に対して行う。
このようにして求めた二値化画像データを、RAM42内に保存し、マスクデータとする。図17(b)は、切り出された領域から作成したマスクデータの模式図であり、このうちで、「ありがとう」で記されている部分が、マスクビットが立っている部分である。
図18は、実施例1において、R、G、Bの値からGray値を求めるための式(18)を示す図である。
マスクデータの判断について使用する式は、式(18)のような輝度値を用いたものの他、色濃度を用いたものでもよく、または、何らかのフィルタを用いる方法も考えられる。さらに、これらの結果を組み合わせる方法を採用するようにしてもよい。
S19で、上記のようにして得られたマスクデータと、手書きエリア54の画像データと、図3(a)に示す写真画像とを用いて、画像を合成する。
まず、RAM42上に保存されている手書きエリア54と同じ画像サイズに変換された合成したい画像データの各画素に対して、その画素に対応する位置に存在しているマスクデータの要素を参照する。
マスクデータの要素が0である場合、写真画像データに対して何の処理も行わない。マスクデータの要素が1であれば、写真画像データのマスクデータと同じ位置にある画素を、手書きエリア54の画像データ内の同じ位置の画素で上書きする。
図19は、実施例1において、傾き補正した後における合成結果を示す図である。
上記のように、実施例1の画像処理によれば、傾いた状態でスキャンされた手書き合成シートSH1の画像から得た手書き画像55と、写真画像の一部54a、54bとを、同じ向きにした状態で合成することができる。
本発明における実施例2である画像処理装置について説明する。
実施例1に示した手書き合成シートSH1において、手書き合成シート判別マーク51は、1次元的にしか情報を持たない。したがって、手書き合成シートSH1に示すシートが原稿台に対して天地逆に設置された場合、シートが天地逆に設置されているのか、または、逆の構成の手書き合成シート判別マーク51を持つシートが設置されているかを判別することができない。
実施例2は、手書き合成シートSH1に示したシートに、相対位置マーク62を追加する実施例である。実施例2によれば、手書き合成シートが天地逆に設置された場合、手書き合成シートが天地逆に設置されていることを解析することができる。
実施例2は、装置構成、手書き合成シートの印刷方法について、実施例1と同様であるので、それらの詳細な説明は省略する。
図20は、実施例2において使用する手書き合成シートSH2を示す図である。
手書き合成シートSH2は、手書き合成シートSH1に、相対位置マーク62を追加したシートである。相対位置マーク62は、手書き合成シートSH2において、傾きエリア検出マーク53の相対位置を知るためのマークである。
図21は、実施例2において、相対位置マーク62を用いて、手書きエリア54の回転を行う動作を示すフローチャートである。
CPU43は、手書き合成シートスキャンユニットとして機能する。
S21で、CPU43は、ユーザインタフェース部31に、手書き合成シートSH2の読み込みを促す表示をさせる。ユーザは、この表示を確認し、書き込みが終了した手書き合成シートSH2を、スキャナ部10に読み取らせる。
図22は、実施例2において、つきあて位置に対し、天地が逆さになって読み込まれた場合の手書き合成シートSH2を示す図である。
図23は、ホモグラフィー変換を用いて任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合における変換前後の座標の位置関係を示す図である。
図22(a)は、実施例2において、読み取った結果が反転している例を示す図である。
S22で、CPU43は、これによって得られた手書き合成シートSH2の画像データから、相対位置マーク62と同じパターンを持つ画像を検出する。この検出に際して、既存のパターンマッチング技術を用いる。
S23で、CPU43は、相対位置マーク62の位置から、手書き合成シート判別マーク51が存在している位置を、相対的に予測し、この予測した領域を解析する。手書き合成シート判別マーク51には、手書き合成シートSH2を作成する際に使用した画像が、記憶媒体33に格納されている画像のうちでどの画像であるかを示す情報が存在している。この情報に基づいて、合成する写真画像を特定し、記憶媒体33に存在している写真画像の画像ファイルを、RAM42に保存する。このときに、手書きエリア54の画像データと同じ縦横の画素数を持つサイズにリサイズする。読み取りを実行したときの解像度と、ROM41に保存されている手書きエリア54の物理的な大きさとに基づいて、手書きエリア54の画像のサイズを導く。
さらに、相対位置マーク62の位置から、用紙選択エリア52が存在している領域を予測する。この予測された領域に、OCR等の技術を用いて、用紙選択エリア52のどれがチェックされているかを判定し、この判定された用紙選択エリア52における印刷条件を設定する。
S24で、CPU43が、画像データ上の相対位置マーク62の位置と向きとに基づいて、エリア検出マーク53a〜53dの全てを含むと思われる部分を、おおまかに推定する。
図22(b)は、実施例2において、エリア検出マーク53a〜53dの全てを含むと推定した領域を示す模式図である。
推定した場所に対し、CPU43は、横W1 pixel、縦L1 pixelの範囲を切り出す。
図22(c)は、実施例2において、横W1 pixel、縦L1 pixelの範囲をCPU43が切り出した領域を示す模式図である。
S25で、CPU43が、切り出したデータから、全てのエリア検出マーク53a〜53dの正確な位置座標を検出する。この手順は、実施例1のS15と同じ方法である。
S26で、切り出された画像を回転する。ホモグラフィー変換を用いる場合、変換前のエリア検出マーク53の座標P1〜P4と、変換後のエリア検出マーク53の座標Q1〜Q4との設定の仕方に、以下のようなルールを設ける。
まず、変換前には、切り出された画像がどのようなものであっても、相対位置マーク62に最も近い位置にあったエリア検出マーク53の座標を、P1とする。座標P1に最も近いエリア検出マーク53を、座標P2とする。座標P1に、次に近いエリア検出マーク53の座標を、P3とする。座標P1から、最も遠い検出にある判別マークの座標を、P4とする。
次に、変換後には、切り出された画像がどのようなものであっても、長辺が横(Width)であり、短辺が縦(Length)である画像として扱う。切り出した画像のうちで、左上の隅から一番近い位置にあるエリア検出マーク53の座標を、基準の座標Q1とする。基準の座標Q1を通り、画像の短辺に対して平行に走る直線上で、基準の座標Q1からの距離がP1〜P2の距離と等しい位置にある点を、座標Q2とする。
基準の座標Q1を通り、画像の長辺と平行な直線上で、基準の座標Q1からの距離が、P1とP3との距離と等しい位置にある点を、座標Q3とする。座標Q2を通り、長辺に平行に走る直線と、座標Q3を通り、短辺に平行に走る直線の交点を、座標Q4とする。
上記ルールに基づいて、各エリア検出マーク53a〜53dの変換後の座標を求める。次に、式(10a)、式(10b)を用いて各辺の長さを算出する。
図24は、変換前後の座標の関係を示す図である。
式(24a)〜式(24d)を用い、各エリア検出マーク53a〜53dの変換後の座標を求める。この結果を、式(11e)に代入し、行列Aの各要素を求めることによって、行列Hを導出する。行列Aは、式(11m)から、行列Cの逆行列を、行列Rにかけることによって、求めることができる。ここで求められた行列Hは、図22(b)の画像データの天地を逆さまにし、さらに、手書きエリア54が、画像データに対し水平にする座標変換を行える行列である。
図22(b)の各画素の座標に対し、求められた行列Hを代入し、式(11a)を計算し、回転後の座標を得る。
S26で、アフィン変換を用いて回転するようにしてもよい。まず、エリア検出マーク53a〜53dのうちのどのマークを中心に回転させるかを決定する。この例では、相対位置マーク62に一番近いエリア検出マークを中心に回転させる。したがって、図22(c)に示すような切り取られた画像では、エリア検出マーク53bが回転中心になる。
次に、回転する角度を決定する。図22(a)に示す例では、エリア検出マーク53bとエリア検出マーク53dとを通る直線と、画像の長辺とが作る角度を回転角とする。
図25は、実施例2において、任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を、アフィン変換で回転補正する場合、変換前後の座標の位置関係を示す図である。
図26は、実施例2において、アフィン変換で任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合におけるパラメータの算出方法を示す図である。
次に、式(26a)、式(26b)を用いて、sinθとcosθとを求める。さらに、式(14a)に代入する値の正負を決定する。相対位置マーク62の位置と向きとに基づいて、手書き合成シートSH2が、原稿台のつきあて位置に対してどのように回転しているかを判断する。
図27は、実施例2において、任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を、アフィン変換で回転補正する場合における変換前後の画像の位置関係を示す図である。
図22に示す例では、相対位置マーク62が画像データの右端にあり、矢印が下を向いているので、図27に示す回転前の状態になっていることが分かる。つまり、この場合、時計回りに、(θ+180)度回転させると、正しい向きになる。
ここで、三角関数の性質が、
sin(θ+180°)=−sinθ、cos(θ+180°)=−cosθ
であるので、時計回りに(θ+180)度回転させるには、式(26a)と式(26b)から求めたsinθとcosθとをそれぞれ負数にしたものを、式(14a)に代入すればよいことが分かる。
代入したものから求められた各座標は、図27に示すように、エリア検出マーク53bを中心に、1回転した座標であるので、これをさらに平行移動させる必要がある。平行移動するためには、式(14a)のx_shiftと、y_shiftとを求める必要がある。このために、まず、エリア検出マーク53dの理想的な座標を求める。
この場合のエリア検出マーク53dの理想的な座標は、エリア検出マーク53bから水平に、距離CROSS_Wだけ移動させた位置である。
図28は、実施例2において、アフィン変換で任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合に、座標位置を算出するときに使用する式を示す図である。
したがって、図28に示す式が、成り立つ。式(28a)、式(28b)を、式(26c)、式(26d)に代入すると、平行移動量x_shiftと、y_shiftとを求めることができる。
このように、各エリア検出マーク53の位置関係を把握することができ、かつ、エリア検出マーク53a〜53dの1辺と画像データの1辺との作る角度が分かっていれば、回転と平行移動とによって、画像データを回転する。
S27で、回転が終了した後に、エリア検出マーク53aの座標Q1から、図15において、距離M1、M2を足した位置(x1+M1,y1+M2)を起点とし、幅AREA_W、長さAREA_Lの長方形を切り出す。この模式図を、図16に示してある。この画像を、手書きエリア54の中の画像として扱う。
S28で、S18と同様の方法を用いて、マスクデータを作成する。S29では、S19と同様の方法を用いて、画像を合成する。なお、上記マスクデータは、図17(b)に示すマスクデータであり、手書き画像55bと、写真画像の一部54a、54bとを区別するために作成する。
以上の構成によって、ユーザが原稿台に対して、どのような向きで手書き合成シートSH2を設置しても、手書き画像55と、合成したい画像ファイルとを、同じ向きで合成することができる。
手書き合成シートSH2では、手書き合成シートSH1に、相対位置マーク62を追加することによって、天地を判断する。この相対位置マーク62を追加する代わりに、手書き合成シート判別マーク51を、QRコードのような天地判断可能なマークにすることによって、実施例2に示した方法を実現するようにしてもよい。
また、このマークと、手書き合成シート判別マーク51との位置関係から、シートが原稿台に対し、どのような向きで設置されているかを判定することも可能である。
実施例1においての傾き補正のパラメータを作成するために用いることも、実施例2においての相対位置を検出するために用いることも可能である。このように、エリア検出のためのマークと、傾き検出のためのマークを、別々に設置することもできる。
図29は、実施例3において使用する手書き合成シートSH3を示す図である。
実施例3は、手書き合成シートSH3を使用する実施例である。手書き合成シートSH3は、手書き合成シートSH1において、エリア検出マーク53aの代わりに、エリア検出マーク64aを記載したシートである。
エリア検出マーク64aの形状が、他のエリア検出マーク53b〜53dの形状と異なっている。なお、実施例3における装置構成、手書き合成シートSH3の印刷方法については、実施例1と同様であるので、詳細な説明を省略する。
実施例3における動作は、実施例2の動作とほぼ同様である。したがって、解析フローチャートは、図21に示すフローチャートと同様である。
ただし、図21のS22において、相対位置マーク62の位置を検出する代わりに、エリア検出マーク64aを検出する。このときの検出に用いられるマッチングパラターン(パターンマッチング)は、他のエリア検出マーク53b〜53d用のものとは異なる。さらに、S24において、エリア検出マーク64aの位置から、切り出し位置を推定する。
S25では、エリア検出マーク64aは、既に検出されているので、残りの3つのエリア検出マーク53b〜53dを検出する。
また、S26で、回転のためのパラメータを求める際に、形状が異なったエリア検出マーク64aが回転後に左上になるような回転パラメータを設定する。
手書き合成シートSH3によれば、手書き合成シートSH3に印字する項目を少なくすることができる。
本発明の実施例4は、実施例2において、S18のマスクデータの作成を先に実行し、マスクデータが存在する領域にのみ、回転処理を実行し、回転をかける実施例である。
図30は、本発明の実施例4の説明図であり、マスクデータを先に作成してから、画像を回転する実施例4の模式図である。
図12に示すように、マスクデータの作成よりも画像の回転を先に行う場合と比較すると、実施例5では、回転対象が少ないので、より早く回転処理を実行することができる。
図31は、本発明の実施例4において、画像の回転補正よりも先に、マスクデータを作成する場合の動作を示すフローチャートである。
なお、実施例4の装置構成、手書き合成シートSH3の印刷方法は、実施例2と同様であるので、詳細な説明を省略する。図31において、S45までの処理は、実施例2と同様であるので、詳細な説明を省略する。
S46で、式(18)を用いて切り出した画像をGray値にする。この値が、ある閾値を超えるかどうかを判断する。Gray値が閾値を超えている画素の座標と色情報(RGB3色の輝度値)とを、RAM42内の別の領域に保存する。実施例4では、この座標と色情報とからなるテーブルを、マスクデータとして用いる。
S47で、エリア検出マーク53の位置から、画像の回転パラメータを算出し、画像データを回転する。回転パラメータの算出は、実施例2と同様であるので、詳細な説明を省略する。
S48で、マスクデータのテーブルに保存されている座標を、手書きエリア54の座標に変換する。図15での説明によって、各エリア検出マーク53の座標と、エリア検出マーク53と、手書きエリア54との位置関係に基づいて、変換することができる。
S49で、手書き画像55と写真情報とを合成する。合成処理については、実施例2と同様であるので、詳細な説明を省略する。
実施例4における手書き合成フローチャートによれば、手書き画像55の画像データが少ない場合、回転処理をする画素が少なくなる。したがって、より処理時間が短い手書き画像55の回転が実現可能である。
従来例において、手書き合成シートが原稿台に傾いた状態で置かれている状態を説明する図である。 本発明の実施例1である画像形成装置100を示すブロック図である。 実施例1において使用する手書き合成シートSH1と、手書き合成シートSH1における手書きエリア54との例を示す図である。 実施例1に係る手書き合成シートSH1の印刷動作を示すフローチャートである。 手書き合成シートSH1の薄だし画像を作成する場合における入出力関係をグラフ化した図である。 実施例1に係る手書き合成シートSH1をスキャンする動作を示すフローチャートである。 読み取った手書き合成シートSH1が傾いている場合の動作説明図である。 実施例1におけるエリア検出マーク53a〜53dの形状の一例を示す図である。 実施例1において、傾き補正処理を行う画像中、エリア検出マーク53a〜53dの実際の位置と、手書きエリア54がスキャン画像に対して傾いていない状態でのエリア検出マーク53a〜53dの位置との関係を示す図である。 切り出した画像データにおいて、変換前後の座標の関係の式を示す図である。 ホモグラフィー変換に必要な行列を求める過程の式を示す図である。 ホモグラフィー変換に必要な行列を求める過程の式を示す図である。 実施例1において傾き補正を行った場合の前後の状態を模式的に示す図である。 実施例1において、回転の中心と回転角θとを示す図である。 実施例1において、回転の中心と回転角θとを示す図である。 実施例1において、エリア検出マーク53と、手書きエリア54との位置関係を示す図である。 実施例1において、切り出された幅AREA_W、長さAREA_Lの長方形を模式的に示す図である。 Gray値を、ある閾値で二値化したときに作成される手書き画像55のマスクデータを示す図である。 実施例1において、R、G、Bの値からGray値を求めるための式(18)を示す図である。 実施例1において、傾き補正した後における合成結果を示す図である。 実施例2において使用する手書き合成シートSH2を示す図である。 実施例2において、相対位置マーク62を用いて、手書きエリア54の回転を行う動作を示すフローチャートである。 実施例2において、つきあて位置に対し、天地が逆さになって読み込まれた場合の手書き合成シートSH2を示す図である。 ホモグラフィー変換を用いて任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合における変換前後の座標の位置関係を示す図である。 変換前後の座標の関係を示す図である。 実施例2において、任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を、アフィン変換で回転補正する場合、変換前後の座標の位置関係を示す図である。 実施例2において、アフィン変換で任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合におけるパラメータの算出方法を示す図である。 実施例2において、任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を、アフィン変換で回転補正する場合における変換前後の画像の位置関係を示す図である。 実施例2において、アフィン変換で任意の向きに置かれた手書き合成シートSH2の画像を回転補正する場合に、座標位置の算出するときに使用する式を示す図である。 実施例3において使用する手書き合成シートSH3を示す図である。 本発明の実施例4の説明図であり、マスクデータを先に作成してから、画像を回転する実施例4の模式図である。 本発明の実施例4において、画像の回転補正よりも先に、マスクデータを作成する場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…画像形成装置、
10…スキャナ部、
20…プリンタ部、
30…操作部、
40…制御部、
SH1、SH2、SH3、SH4…手書き合成シート、
51…手書き合成シート判別マーク、
52…用紙選択エリア、
53a〜53d…エリア検出マーク、
54…手書きエリア、
54a、54b…写真画像の一部、
55…手書き画像、
62…相対位置マーク、
64a…エリア検出マーク。

Claims (7)

  1. ユーザが合成対象の付加画像を付加するためのシートに対応する画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御手段と、
    前記印刷制御手段により印刷されたシートを読取装置が読み取って得られた読取画像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された読取画像に基づき、前記シートの傾きを特定する特定手段と、
    前記読取画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を含む、当該シートの一部である所定領域の画像を、当該読取画像から抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段により当該読取画像から抽出された前記所定領域の画像を、前記特定手段により特定された当該シートの傾きに従って回転する回転手段と、
    前記回転手段により回転された前記所定領域の画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を当該所定領域の画像から抽出する第2の抽出手段と、
    前記第2の抽出手段により抽出された前記合成対象の付加画像と、メモリに記憶されている画像とを合成する合成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記印刷制御手段により印刷される前記シートは、ユーザが合成対象の付加画像を付加するための前記所定領域を特定するためのマークを含むシートであって、
    前記第1の抽出手段は、前記取得手段により取得された読取画像に含まれている前記マークに基づき、当該読取画像から前記所定領域の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2において、
    前記印刷制御手段によりシートに印刷される前記マークは、当該シートの傾きと、当該シートにおける前記所定領域を特定するためのマークであり、
    前記特定手段は、前記読取画像に含まれる前記マークに基づき、前記シートの傾きを特定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記印刷制御手段は、シートの傾きを特定するための複数のマークを印刷させ、
    前記特定手段は、前記読取画像に含まれる前記複数のマークの、当該読取画像における位置に基づき、前記シートの傾きを特定することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項乃至4のいずれか1項において、
    前記第1の抽出手段は、前記マークを内部に含む矩形領域の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置。
  6. ユーザが合成対象の付加画像を付加するためのシートに対応する画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御工程と、
    前記印刷制御工程において印刷されたシートを読取装置が読み取って得られた読取画像を取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された読取画像に基づき、前記シートの傾きを特定する特定工程と、
    前記読取画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を含む、当該シートの一部である所定領域の画像を、当該読取画像から抽出する第1の抽出工程と、
    前記第1の抽出工程において当該読取画像から抽出された前記所定領域の画像を、前記特定工程において特定された当該シートの傾きに従って回転する回転工程と、
    前記回転工程において回転された前記所定領域の画像に基づき、ユーザにより前記シートに付加された合成対象の付加画像を当該所定領域の画像から抽出する第2の抽出工程と、
    前記第2の抽出工程において抽出された前記合成対象の付加画像と、メモリに記憶されている画像とを合成する合成工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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