JP2008113410A - 画像処理装置およびその制御方法、画像読取システムにおける読取方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿台上の原稿に対する領域特定を、より正確に決定可能とする技術を提供する。
【解決手段】原稿台に載置されている原稿を画像読取部により読み取る画像処理装置であって、原稿上に記録され読取設定情報を含むコード画像を検出する検出手段と、読取設定情報を抽出する抽出手段と、読取設定情報に基づいて本スキャンを行う読取制御手段とを備え、読取設定情報はコード画像が記録された原稿に対する、コード画像の位置および向きを基準とした相対位置により指定される読取範囲情報を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理技術、特に読み取り領域の範囲設定技術に関するものである。
従来、スキャナやコピー機などの原稿台に載置されている原稿を電子画像として読取る画像処理装置がある。これらの画像処理装置における原稿の検出方法としては、原稿台全面を読取った後に画像情報の濃度分布から原稿の領域を検出するというものがある。この画像処理装置によれば、原稿台に載置されている原稿の位置を自動的に検出する。そのため、ユーザは読取る領域を指定や原稿台の予め決められた場所に原稿を載置するといった操作を行わずに読取り領域を特定し、所望の画像を取得することができる。
また、名刺のような原稿内に特定の文字情報(例えば個人名、電話番号、電子メールのアドレス)がある原稿に対して特定情報領域のみを読取りたい場合がある。さらに、帳簿のような所定のフォーマットがある文書原稿に対して、記入した内容に誤りがある場合がある。そして、元の未記入原稿が必要となり原稿の一部分(この場合はフォーマット部分)のみを読取る領域として指定したい場合がある。このような場合に、検出した原稿内の特定領域を指定する方法として、特許文献1には、原稿内に原稿の一端からの位置情報を埋め込み、当該位置情報を基に領域を特定する技術が開示されている。
さらに、スキャナにより読み取った紙原稿の基となるオリジナルの電子ファイルが存在する場合に、読み取った紙原稿に対して加筆されている原稿のみを保存する要望がある。特許文献2には、紙原稿へ加筆されているか否かを、オリジナルの電子ファイルから生成した画像データと、スキャナにより読み取った画像データとの差分を取ることにより検出する技術が開示されている。
特開2003−32488号公報 特開2002−278984号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術では、原稿台と原稿に印刷された画像とで濃度分布の変化が少ない場合には、検出の精度が低下しやすい傾向があるという問題点があった。例えば、原稿が写真や広告のように全面になんらかの画像が印刷されている場合においては、原稿台と原稿との濃度差があるため、原稿台と原稿との境界の検出は成功しやすい。一方、例えば、原稿台の色相に近い用紙に印刷した文書原稿の場合には、原稿台と原稿との境界の検出が成功しない場合があった。原稿台と原稿との境界の検出が成功しない場合、原稿内の特定領域を当該原稿の一端からの位置情報として保持する従来の技術においては当該特定領域の決定も出来なかった。
また、上述の特許文献1に記載の技術では、オリジナルの電子ファイルと読み取った画像データとの差分を取るために、オリジナルの電子ファイルを画像データ化する必要があり、多くの処理負荷・処理時間が必要となっていた。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、原稿台上の原稿に対する領域特定を、より正確に決定可能とする技術を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、原稿台に載置されている原稿を画像読取部によりデジタル画像データとして読み取る画像処理装置であって、原稿上に記録され、読取設定情報を含むコード画像を、前記画像読取部を用いたプレスキャンによる読み取り画像により検出する検出手段と、検出されたコード画像から前記読取設定情報を抽出する抽出手段と、抽出された前記読取設定情報に基づいて、前記画像読取部を用い本スキャンを行う読取制御手段とを備え、前記読取設定情報は、前記コード画像が記録された原稿に対する、該コード画像の位置および向きを基準とした相対位置により指定される読取範囲情報を含む。
そして、前記相対位置は、前記コード画像の位置および向きを基準とした、基準点、サイズおよび回転角度により表現されることを特徴とする。
また、前記読取範囲情報は前記原稿の全面に相当する範囲情報であり、前記読取範囲情報の示す範囲が前記画像読取部による読取可能範囲からはみ出す場合、前記読取制御手段により読み込まれた画像データに対し当該はみ出し相当部分を予め指定された画像で補完する画像補完手段をさらに備える。
あるいは、前記読取範囲情報は前記原稿の複数の範囲情報を含んでおり、前記複数の範囲情報から1以上の範囲情報を選択指定する指定手段をさらに備える。
上記問題点を解決するために、本発明の画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。すなわち、原稿台に載置されている原稿を画像読取部によりデジタル画像データとして読み取る画像処理装置の制御方法であって、原稿上に記録され、読取設定情報を含むコード画像を、前記画像読取部を用いたプレスキャンによる読み取り画像により検出する検出工程と、検出されたコード画像から前記読取設定情報を抽出する抽出工程と、抽出された前記読取設定情報に基づいて、前記画像読取部を用い本スキャンを行う読取制御工程とを備え、前記読取設定情報は、前記コード画像が記録された原稿に対する、該コード画像の位置および向きを基準とした相対位置により指定される読取範囲情報を含む。
上記問題点を解決するために、本発明の画像読取システムにおける読取方法は以下の構成を備える。すなわち、原稿台に載置されている原稿を読取設定情報に従い画像情報として読取る読取手段と前記画像情報から情報コードを検出する情報コード検出手段とを備える画像読取システムにおける読取方法であって、前記情報コード検出手段により検出された情報コードから特定領域のサイズ情報を取得する工程と、前記情報コードから前記特定領域に対する前記情報コードの相対位置情報を取得する工程と、前記サイズ情報と前記相対位置情報とに基づいて前記読取設定情報を生成し、前記画像情報から前記特定領域の情報を抽出する工程と、抽出した前記特定領域の情報に基づいて、載置されている原稿に対する加筆の有無を判別する工程と、を有し、前記判別する工程において、加筆無しと判別した場合は前記画像情報を破棄し、加筆有りと判別した場合は前記画像情報を保存する。
本発明によれば、原稿台上の原稿に対する領域特定を、より正確に決定可能とする技術を提供することができる。また、読み込んだ原稿が元の原稿データに対して加筆が加えられているかどうかについて、多くの処理負荷・処理時間を有することなく判定する技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像処理装置の第1実施形態である画像読取装置について以下に説明する。
<装置構成>
図1は、第1実施形態の画像読取装置のブロック図である。本画像読取装置(画像読取システム)は、ホストコンピュータ1およびスキャナ16により構成される。
ホストコンピュータ1は、パーソナルコンピュータやワークステーション等により構成される。ホストコンピュータ1にはCPU2が備えられており、CPU2は起動時にROM3に記憶されたプログラム(ファームウェア)を読み込み実行する。そして、CPU2は外部記憶装置12に記憶されているオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ。)をRAM4に読み込み、システムバス13を通じてホストコンピュータ1全体を統括的に制御する。9はディスプレイコントローラであり、CPU2の制御に従い、エラー警告や処理状況など各種の表示を行えるディスプレイ6を制御する。10はキーボードコントローラであり、入力装置であるキーボード7を制御する。11はポインティングデバイスコントローラであり、入力装置であるポインティングデバイス8を制御する。
外部記憶装置12には、アプリケーション14、スキャナドライバ15の各プログラムが記憶されている。また、外部記憶装置12には、読取った画像データが電子ファイルとして記憶される。ここで、アプリケーション14は、ユーザの操作に従って、スキャナドライバ15から受信した画像データを編集する機能を備えるソフトウェアである。また、スキャナドライバ15は、ホストコンピュータ1上で動作するアプリケーション14やスキャナ16と画像の受け渡しの他、スキャナ16に設定するコマンド及びパラメータを作成しスキャナ16に対して送信する機能を備えるソフトウェアである。
スキャナ16は、CPU17、ROM19、RAM20、ホストインターフェース21、および、画像読取部22を備えている。CPU17は、ROM19からスキャナ16を統括的に制御するためのプログラムを読み込み実行する。画像読取部22は、CCDラインセンサによって原稿を読取りデジタル信号に変換する。RAM20は、CPU17が読み込んだプログラム、読取った画像データ、画像読取部22の設定パラメータなどを一時的に記憶する記憶部である。なお、ホストコンピュータ1とスキャナ16とは、スキャナインターフェース5およびホストインターフェース21をケーブル18または図示しない無線インターフェースを用いて接続することにより相互に通信可能となっている。
図2は、ホストコンピュータ内部の機能ブロック図である。
スキャナドライバ15により実現される機能として、読取画像入力部201、コード画像検出部202、読取設定情報抽出部203、設定入力受付部204、読取範囲制御部205、および、画像情報出力部206がある。
読取画像入力部201は、スキャナ16が読み取った画像データをスキャナI/F5を介して入力する機能部である。コード画像検出部202は、入力された画像から、後述する情報コードの画像を検出する機能部である。読取設定情報抽出部203は、検出された情報コードから後述する読取設定情報を抽出する機能部である。設定入力受付部204は、ユーザからの各種設定入力を受け付ける機能部である。読取範囲制御部205は、情報コードの画像から抽出した読取設定情報に基づいて、本スキャンの際の読取範囲を制御する機能部である。なお、読取範囲を”全面”に指定した場合は、読取可能範囲に相当する原稿台全面が設定される。そして、画像情報出力部206は、読取範囲の制御に基づいて読み取った画像データを出力する機能部である。
<情報コード画像>
図3は、第1実施形態に係る画像読取装置で利用する情報コードの一例を表す図である。
301は情報コードであり、白を0、黒を1とした白黒2値の正方形が行列上に印刷されているものである。情報コード301には、3つの位置決め用シンボル304が存在する。なお、ここでは、情報コード301がQR(Quick Response)コードにより記録される例を示している。しかし、例えば、PDF417、DataMatrix,AztecCode,MaxiCode等の他のコードを用いても実施することができる。また、独自の情報コードを定義し用いてもよい。
302は情報コードの正位置を示す方向であり、正位置は情報コードの3つの位置決め用シンボル304が、左上、右上、左下に位置している状態である。303は情報コードの正位置方向に対して垂直をなす方向を示す。つまり、情報コード301は、当該情報コード301を基準として方向を定義可能なものである。
位置決め用シンボル304は走査方向の角度(傾き)に寄らず読取った画像は一定パターンのデータとなる。ここに示した例では、走査方向の角度が水平方向306、垂直方向307、斜め方向308(水平方向に対して−45°)の3方向から走査した場合を示している。水平方向で走査した場合の2値データ309は白、黒、白、黒、黒、黒、白、黒、白となっており、垂直方向の2値データ310、斜め方向の2値データ311も同様のパターンとなる。このため情報コード301の走査方向によらず、一方向の走査処理のみで位置決め用シンボル304を検出することができる。また、同様にして3つの位置決め用シンボル304を検出することにより、情報コード301の領域と、情報コード301の向きが特定できる。なお、本図においては、走査方向の角度を水平方向(0°)、垂直方向(90°)、斜め方向(−45°)の3つの例で説明したが、走査方向が任意の角度の場合でも同様の処理により位置決め用シンボル304の検出を実現できる。
図4は、第1実施形態に係る画像読取装置の原稿台と情報コードが印刷されている原稿を概念的に示す図である。
401は原稿を、402は原稿401を載置する原稿台を表す。矢印406は”主走査方向”を表し、原稿台402上の原稿401を画像読取部22によって読取る時の画像読取部22が電気的に走査する方向である。矢印407は主走査方向406に対して垂直方向を成す”副走査方向”を表し、画像読取部22が機械的に走査する方向である。これにより原稿台402全面を走査でき、原稿台402全面に対するRGBカラー画像を取得できる。
原稿401には、前述の情報コード301が印刷されている。情報コード301は、原稿401に対する相対位置の基準となる基準点403と、原稿401に対する相対角度の基準となる基準方向303を有している。原稿401の原点404は、原稿401の一つの頂点を表し、基準点403と、情報コード301に保持されている基準点からの相対位置情報と、基準方向と、情報コード301に保持されている基準方向に対する相対角度情報により計算される。
また、405は原稿401の原点404の対頂点を表し、原稿401の原点404と、情報コード301内の原稿401のサイズ情報により計算する。ここに示した例では、原稿401のサイズはA4(横210.00mm,縦297.00mm)サイズである。そして、情報コード301の相対位置座標は原稿401の原点404から、主走査方向に110.00mm、副走査方向に200.00mmである。また、情報コード301の角度は原稿401に対して、0°である。
なお、第1実施形態では読取設定情報として原稿401の全面を指定する読取範囲情報が指定される場合を想定して説明を行う。しかし、原稿内の一部の画像領域や、文書情報領域などを読取設定情報の指定する範囲としてもよい。
図6は、情報コード301内に符号化されて格納されるデータ構造を説明する図である。
情報コード301は、読取設定情報である特定領域情報601を1つ以上有している。特定領域情報601は、特定領域サイズ情報602、相対位置情報603、相対角度情報604から構成されている。
特定領域サイズ情報602は、特定領域の主走査方向、副走査方向をそれぞれ予め指定された単位(ここでは”ミリメートル”)で保持している。相対位置情報603は、原稿のある頂点(ここでは情報コード301を基準として左上の頂点)を原点とした場合の情報コード301が印刷されている座標を保持している。相対角度情報604は、情報コード301が特定領域の水平方向に対して反時計回りに何度回転して印刷してあるかを予め指定された単位(ここでは”度”)で保持している。
なお、以下の説明では図6で示したデータ構造として説明をするが、情報コード301のデータ構造はこれに限定するものではない。つまり、情報コード301の位置と、特定領域の相対位置およびサイズとを関連付ける情報を含むデータ構造であれば良い。
<画像読取装置の動作>
図5は、第1実施形態に係る画像読取装置の動作を示すフローチャートである。なお、以下の各ステップはCPU2がプログラムを実行し、ホストコンピュータ1あるいはスキャナ16を制御することにより実現される。つまり、CPU2は、読取制御手段としても機能する。
ステップS501では、画像読取部22を制御し、原稿画像を含む原稿台全面をカラー画像として読取り、RGBのカラー画像(デジタル画像データ)を取得する。この操作はプレスキャンとも呼ばれ、解像度を本スキャンよりも低く設定してスキャンを実行することで高速に画像情報を取得する処理である。具体的には後述する情報コード301の検出が可能な程度の読取解像度で実行される。プレスキャンを経てスキャナドライバ15は原稿台全面の画像情報をスキャナ16からケーブル18を介して取得する。
ステップS502では、ステップS501で取得したRGBのカラー画像をディスプレイ6に表示する。より具体的には、ステップS501において取得し読取画像入力部201により入力された原稿台全面の画像情報をRAM4若しくは外部記憶装置12に一時的に保存し、ディスプレイ6に表示する。また、スキャナドライバ15は原稿台全面の画像情報をディスプレイ6上の読取設定画面1001に表示する(図10)。読取設定画面1001は、原稿台全面の画像情報を表示したり、スキャナ16が原稿を読取る際の読取方法及び読取る領域などの設定をユーザから受け付ける機能部である。以下、プレスキャンによって得られた原稿台の画像情報をプレビュー画像と称す。なお、読取設定画面1001の詳細については後述する。プレスキャンを実行することによって取得した画像情報をディスプレイ6に表示することにより、ユーザは本スキャンを行う際の大きさ、位置等を把握することが可能となり、スキャン設定を容易に行える。
ステップS503では、コード画像検出部202は、ステップS501で取得したプレビュー画像から情報コード301を検出する。具体的には、例えば、プレビュー画像を白黒2値画像に変換し、当該白黒2値画像内において、特定パターンと一致する画像を所定の演算により探索し検出する。ここで、白黒2値画像とは、各画素を1ビットで表現する画像を意味し、白のとき0黒のとき1となっている。なお、白黒2値画像への変換は、例えば、RGBのカラー画像(スキャンデータ)における各画素のG成分に対して、予め設定していた閾値と比較することにより実現される。なお、事前に、原稿台に原稿を置かない状態で画像を読み込んだ場合白色画像となるように閾値を設定するとよい。
ステップS504では、ステップS503において、情報コード301が検出されたかの判別を行う。情報コード301が検出された場合には、ステップS505に進み、検出されない場合はステップS510に進む。
ステップS505では、ステップS503で検出した情報コード301を切り出し、符号化された読取設定情報(特定領域情報601)を読み出す。そして、その情報をRAM4に一時的に格納する。
ステップS506では、読取設定情報抽出部203は、ステップS505において読み込んだ情報コード301が、予め指定されたデータ構造で情報を保持しているかの判別を行う。具体的には、図6で説明したデータ構造の情報を保持しているか否かを確認する。情報コード内に図6を参照して説明した情報が全て含まれる場合にはステップS507に進み、足りない情報がある場合にはステップS508に進む。なお、ステップS508の情報コード補完処理の詳細については図7を参照して後述する。
ステップS507では、読取設定情報抽出部203は、特定領域サイズ情報602、特定領域に対する情報コード301の相対位置情報603および相対角度情報604を取得する。
ステップS509では、ステップS507またはステップS508において取得した情報に基づいて、読取範囲制御部205は、読取領域を導出する。つまり、特定領域サイズ情報602、特定領域に対する情報コード301の相対位置情報603および相対角度情報604から導出する。なお、この読取領域計算処理の詳細については図9を参照して後述する。
ステップS510では、ステップS509において導出された読取領域を、ディスプレイ6上の読取設定画面1001に表示する。また、ステップS504において情報コード301が存在しないと判断した場合には、読取設定画面1001においてユーザからの設定を受け付け、当該設定に従い読取領域を表示する。
ステップS511では、読取範囲制御部205はステップS510において表示した領域の1つを指定する。例えば、情報コード301内に特定領域が複数格納されている場合、読取設定画面1001においてユーザからの選択を受け付け、指定する。なお、情報コード301内に特定領域が1つしか格納されていない場合は、自動的に当該特定領域を指定しても良い。
ステップS512では、本スキャンを実行する。ここでの本スキャンとは、ユーザが指定した読取設定に従い、ステップS511で指定した領域の画像情報を取得することを意味する。指定された特定情報の座標を基に、まず副走査方向にアドレスが示す位置まで画像読取部22を移動させ、次に主走査方向に移動しながら原稿を読取っていく。
ステップS513では、ステップS512において実行した本スキャンにより取得された画像情報を、スキャナドライバ15はスキャナ16からケーブル18を介して取得する。
ステップS514では、ステップS513において取得した画像情報に対して情報コード301に格納されていた相対角度情報に基づいて回転処理を行う。具体的には、相対角度情報及び基準方向から回転角度を設定する。例えば相対角度情報と基準方向の差が90°である場合は画像情報を右に90°回転させる。同様に差が180°ならば画像情報を180°回転させる。画像情報回転は、例えば180°回転の場合には、画像情報内の各画素に対して主走査方向、副走査方向の変位を反転させることで回転処理を実現する。なお、このステップはユーザの指定に応じてスキップしても良い。
ステップS515では、画像情報出力部206は、画像情報(画像データ)を出力する。出力された画像情報は、外部記憶装置12内に電子ファイルとして保存されるか、あるいは、アプリケーション14に対して送信される。
以上の動作により、情報コード301に格納された情報に基づいて指定される領域の画像情報が出力されることになる。
<情報コード補完処理の詳細動作>
図7は、ステップS508に対応する情報補完処理の詳細フローチャートである。
ステップS701では、情報コード301内に保持されている特定領域サイズ情報602、相対位置情報603、相対角度情報604を取得する。
ステップS702では、ステップS701において情報コード301から取得ができなかった情報の判別を行う。特定領域サイズ情報602が取得できなかった場合には、ステップS703において、読取設定画面1001によりユーザからの特定領域のサイズ情報の入力を受け付ける。相対位置情報603が取得できなかった場合には、ステップS704において、読取設定画面1001によりユーザからの特定領域の相対位置情報の入力を受け付ける。相対角度情報604が取得できなかった場合には、ステップS705において、読取設定画面1001によりユーザからの特定領域の相対角度情報の入力を受け付ける。
ステップS706では、特定領域サイズ情報602、相対位置情報603、相対角度情報604の全てを取得したかを判別する。全ての情報を取得していない場合には、ステップS702に戻り、再度補完する情報の判別を行う。
<読取領域計算処理の詳細動作>
図8は、原稿台と特定領域(ここでは原稿全面)との関係を例示的に示す図である。
読取領域計算処理では、原稿台及び特定読取領域を2次元平面座標上で扱う。主走査方向406をX軸、副走査方向407をY軸とし、原稿台の左上の座標801を、原稿台の原点(0,0)とする。(X0,Y0)〜(X3,Y3)は、読取計算処理によって求める読取領域の4つの頂点である。(X4,Y4)は検出した情報コードが示す基準点であり、この座標を基に相対位置座標を決定する。(X5,Y5)、(X5+W,Y5)、(X5,Y5+H)、(X5+W,Y5+H)は、原点を基準点とし、かつ回転角度を考慮していない状態での情報コードが示す位置情報である。
802、803は情報コードが示す読取領域のサイズ情報であり、この値を基に特定読取領域を決定する。802は読取領域の水平方向のサイズ情報W(Widthの略記)とし、803は読取領域の垂直方向のサイズH(Heightの略記)とする。
804は原稿台の主走査方向406に対する情報コードの基準方向303を示す角度である。804を角度Θ1とする。805は読取領域の水平方向に対する情報コードの基準方向303を示す角度である。805を角度Θ2とする。806は、読取領域の原稿台に対する角度であり、Θ2とΘ1の差により決定する。806をΘとする。Θ806に従い、特定読取領域の回転処理を行う。
図9は、ステップS509に対応する読取領域計算処理の詳細フローチャートである。なお、座標の設定は図8と同様、原稿台の左上の座標801を原点(0,0)、主走査方向406をX軸、副走査方向407をY軸として説明する。
ステップS901では、導出の対象となる読取領域の4つの頂点座標の配列を、図8の左上に位置する座標から反時計回りに順番に(X0,Y0)、(X1,Y1)、(X2,Y2)、(X3,Y3)となるよう確保する。
ステップS902では、ステップS503において検出した情報コード301の基準点403の座標を取得し(X4,Y4)として格納する。
ステップS903では、情報コード301から特定領域の一端を表す座標を取得し(X5,Y5)とする。情報コード301には読取領域に対しての相対位置情報603が保持されているため、(X5,Y5)は基準点の(X4,Y4)座標を特定領域の原点(0,0)として、値を変換する。たとえば、図4で示した例では、情報コード301は(110.00,200.00)を相対位置情報603として保持しているため、本処理においては(X5,Y5)=(−110.00,−200.00)となる。
ステップS904では、情報コード301から特定領域サイズ情報602を取得する。
ステップS905では、相対位置情報603と特定領域サイズ情報602とに基づいて、以下に示す仮の4つの頂点座標を求める。
(X5,Y5)→(X0’,Y0’)
(X5,Y5+H)→(X1’,Y1’)
(X5+W,Y5+H)→(X2’,Y2’)
(X5+W,Y5)→(X3’,Y3’)
ステップS906では、検出した情報コード301における基準方向303の原稿台に対する角度をΘ1として取得する。これは、位置決め用シンボル304の座標から導出可能である。
ステップS907では、情報コード301内における相対角度情報604をΘ2として取得する。
ステップS908では、ステップS906及びステップS907で取得した基準方向303と相対角度情報604とに基づいて、特定領域と原稿台との回転角度をΘとして導出する。具体的には、Θ1−Θ2→Θとして導出する。
ステップS909では、ステップS905において求めた仮の4つの頂点座標を、特定読域の原点(=基準点)を中心に角度Θだけ回転させる。具体的には以下のように導出する。
(X0’cosΘ+Y0’sinΘ,−X0’sinΘ+Y0’cosΘ)→(X0’’,Y0’’)
(X1’cosΘ+Y1’sinΘ,−X1’sinΘ+Y1’cosΘ)→(X1’’,Y1’’)
(X2’cosΘ+Y2’sinΘ,−X2’sinΘ+Y2’cosΘ)→(X2’’,Y2’’)
(X3’cosΘ+Y3’sinΘ,−X3’sinΘ+Y3’cosΘ)→(X3’’,Y3’’)
ステップS910では、ステップS909において求めた4つの頂点座標を、原稿台を基準とした座標値に変換する。具体的には原稿台の左上の座標が原点(0,0)となるように、ステップS902で取得した基準点のX,Y方向の変位を4つの頂点座標に加算する。
(X0’’+X4,Y0’’+Y4)→(X0,Y0)
(X1’’+X4,Y1’’+Y4)→(X1,Y1)
(X2’’+X4,Y2’’+Y4)→(X2,Y2)
(X3’’+X4,Y3’’+Y4)→(X3,Y3)
以上の動作により、原稿代を基準とした特定領域の座標が導出される。
<読取設定画面例>
図10は、第1実施形態に係る画像読取装置のディスプレイ6に表示される読取設定画面の一例を示す図である。
1001は読取設定画面であり、スキャナ16が読取った画像情報を表示するプレビュー領域1002を備えている。また、入力設定領域1004、出力設定領域1005、画像設定領域1006、および、スキャナ16に対して動作命令を発行するボタン操作領域1007を備えている。ユーザは、プレビュー領域1002に表示される画像と、それぞれの設定領域1004〜1006に表示される読取設定を目視により確認しながら、ポインティングデバイス8やキーボード7を使用して設定値を入力する。
プレビュー領域1002は、プレスキャンによりスキャナ16が読取った画像情報を表示する。原稿台402上の画像情報及び情報コード301を基に設定した読取領域1003を点線で表示する。
入力設定領域1004では原稿の種類1008、原稿のサイズ1009、カラーモード1010の設定を受け付ける。原稿の種類1008をポインティングデバイス8で選択することにより、原稿の種類1008に適した読取りを行う。例えば、原稿401が写真であれば、写真に適切ななめらかな階調とするために高い階調補正を施し、原稿401が文書原稿であれば文字のエッジを強調させるような階調補正を施す。
図10に示した例では、原稿の種類1008において「写真」を選択する場合を示している。原稿サイズ1009をポインティングデバイス8で選択することにより、原稿台402において読取領域1003を指定する。例えば、原稿台402全面の場合は原稿台402全てを走査し、画像情報を取得する、また、定型サイズである「A4」を選択した場合には原稿台402上の一端からA4サイズの領域を読取る。ここに示した例では、「原稿台全面」を選択している場合を示している。カラーモード1010をポインティングデバイス8で選択することにより、読取る原稿401をカラーで読取るか、グレースケールで読取るかを指定する。ここに示した例では、「カラー」を選択している場合を示している。
出力設定領域1005では、読み取った画像の出力設定を行う。出力解像度1011をポインティングデバイス8で選択することにより、出力する画像情報の解像度の設定を受け付ける。解像度を高く設定すると、鮮明な画像情報を得ることが出来る。ここに示した例では「300dpi」を選択している。
画像設定領域1006では、画像情報に対する設定を行う。読取りサイズ1012は、情報コード301によって計算した読取領域1003の大きさを表示する。ユーザはキーボード7を使用して数字を入力することで読取領域1003の値を変更することが可能である。読取位置1013は、情報コード301によって計算した読取開始位置を表示する。ユーザはキーボード7を使用して数字を入力することで読取位置の値を変更することが可能である。画像の向き1014を、ポインティングデバイス8で選択することにより、原稿台402に置かれた原稿401のどの向き(画像領域の一辺)を上にして画像情報を出力するかを設定可能である。設定された画像の向き1014の情報を基に、本スキャンにより取得する画像情報に対して回転処理を行う。ここに示した例では、画像の向き1014は「右」となっている。
プレスキャンボタン1015は、プレスキャンを実行するボタンである。プレスキャンボタン1015をポインティングデバイス8でクリックすると、スキャナ16はプレスキャンを実行し、ホストコンピュータ1はケーブル18を介してプレスキャン画像情報を取得する。プレスキャン画像を取得した場合は、プレビュー領域1002にプレスキャン画像情報を表示する。
スキャンボタン1016は、本スキャンを実行するボタンである。スキャンボタン1016をポインティングデバイス8でクリックすると、スキャナ16は本スキャンを実行し、ホストコンピュータ1はケーブル18を介して本スキャン画像情報を取得する。
図11〜図14は、文字原稿における文字の方向と情報コード301における基準方向303とが異なる4つの場合を例示的に示す図である。
図11は、原稿台上の原稿1101が正位置である場合を示す。正位置の場合には、原点座標はプレビュー画像上の左上となる。図12は、原稿台上の原稿1201が正位置から、右に90°回転している場合を示す。正位置から、右に90°回転している場合には、原点座標はプレビュー画像上の右上となる。図13は、原稿台上の原稿1301が正位置から、右に180°回転している場合を示す。正位置から、右に180°回転している場合には、原点座標はプレビュー画像上の右下となる。図14は、原稿台上の原稿1401が正位置から、右に270°回転している場合を示す。正位置から、右に270°回転している場合には、原点座標はプレビュー画像上の左下となる。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、情報コード301の位置および向きを基準とした相対位置により読取領域を指定する。このように構成することにより、原稿と原稿台との境界が検出困難な場合においても正確な読取領域の設定が可能となる。
なお、上述の説明においては情報コード301は、原稿である記録媒体に可視の状態で記録されているように説明を行った。しかし、必ずしも情報コードは可視である必要は無く、例えば、赤外線、紫外線など可視光以外のセンサで読み取り可能な状態で記録されていても良い。
(変形例1)
ここでは、変形例1として、原稿が原稿台からはみ出す場合の追加処理について説明する。
図15は、原稿1501の一部の領域が原稿台402の領域をはみ出している状態を例示的に示す図である。なお、ここでは、情報コード301が示す特定領域は原稿1501の全面であるとする。原稿1501内の領域1502は原稿台402上(つまり、読取可能範囲)に存在していないために、領域1502(はみ出し相当部分)に対しては読取りが実行できず、画像情報を取得できない。
しかしながら、情報コード301が示す特定領域の情報から、領域1502の形状は演算により導出可能である。そこで、変形例1においては、読み取りが出来なかった領域を特定の画像により補完する(画像補完手段)。
図16は、図15の状態において原稿を読み取った場合の出力結果画像を例示的に示す図である。1602は原稿台402上にないために画像情報を取得していない領域、つまり前述の領域1502に対応する部分を示している。ここでは、領域1602に対しては白色の画像(画素)データで埋める。さらに、画像情報に対して正しい向きとなるように回転処理を行い出力する。なお、補完する部分の画像データは白色の画像データに限定するものではなく、例えば取得した画像情報内の一部データをコピーして補完しても良い。
(変形例2)
ここでは、変形例2として、原稿に複数の情報コードが記録されている場合の追加処理について説明する。
図17は、ディスプレイ6に表示する読取設定画面の表示の一例を示す図である。ここでは、原稿401内に情報コード301が2つ存在する場合について説明する。情報コード301aは原稿全面に対応する領域1701、情報コード301bは原稿内に配置される4つの矩形領域1702をそれぞれ特定領域として格納している。
複数の領域から1以上の領域を選択指定するため、ここでは、図10の画像設定領域1006の替わりに画像設定領域1703を備えている。画像設定領域1703では、ユーザからキーボード7を使用して数字を入力することで選択を受け付ける。また、不要な読取領域をマウスなどで選択し、キーボード7のDeleteキーなどを押下することで削除することも可能である。ここでは、1つの原稿401内に2つの情報コード301a、301b有している例を示しているが、1つの原稿内に一つの情報コード301を有し、情報コード301内に複数の特定領域情報を有しても同様の動作が可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態では、情報コードを用いた効率的な加筆判定手法について説明する。
<情報コード画像>
第2実施形態では、読み取る領域の情報に加え、原稿サイズの情報、情報コード印刷領域の情報、そして、オリジナル原稿のファイルの保存場所(ロケーション)の情報を格納する情報コードを利用する画像読取装置について説明する。情報コードにこのような情報を含めることにより、読み込んだ原稿に基づいて自動的に必要となる原稿を判別し保存するといった効果が期待できる。
図18は、第2実施形態に係る画像読取装置で読み取る原稿の一例を示す図である。1800は、原稿であり、1810〜1818は、原稿上に印刷されている文字列である。また、原稿1800上には、情報コード301が印刷されている。
図19は、原稿1800上に印刷されている情報コード内に符号化されて格納されるデータ構造を説明する図である。
1910〜1918は、原稿1800の文字列1810〜1818の領域情報を保持している特定領域情報である。1919は、原稿1800に対応するオリジナルの電子ファイルのファイル名や、当該電子ファイルの外部記憶装置12内における所在(パス)情報を保持しているファイルロケーション情報である。1920は、情報コード301の領域情報を保持している情報コード印刷領域情報である。1921は、原稿1800の原稿サイズの情報を保持している原稿サイズ領域情報である。
なお、各々の特定領域情報1910〜1918は、第1実施形態におけるものと同様、特定領域サイズ情報602、相対位置情報603、相対角度情報604から構成されている。なお、情報コード印刷領域情報1920、原稿サイズ領域情報1921に関しても、同様のデータ構造で構成される。
図20は、原稿1800における各種領域情報を説明する図である。2059は、原稿台のサイズでスキャンされた画像データである。2050〜2058は、原稿1800上の文字列1810〜1818に対応する文字列領域であり、2060は、原稿サイズの領域である。さらに、2061は、情報コード301の印刷領域を表す情報コード印刷領域である。また、2070は、原稿サイズ領域2060の領域に対して、文字列領域2050〜2058と情報コード印刷領域2061の領域をマスクしたマスク領域である。
<画像読取装置の動作>
図21は、第2実施形態に係る画像読取装置の処理フローチャートである。ここでは、オリジナルの電子ファイルを出力し紙原稿としたものに対し、手書きで加筆を行った原稿1800を読み取る場合について説明する。なお、以下の各ステップはCPU2がプログラムを実行し、ホストコンピュータ1あるいはスキャナ16を制御することにより実現される。
ここで、スキャナ16には、オートドキュメントフィーダ(ADF(不図示))が備えられ連続読み取りが可能であるとする。また、1ページ毎に原稿1800と同様の情報コードが付加されており1ページ単位で処理を行う例について説明する。
ステップS2101では、スキャナドライバ15は、原稿の種類1008、カラーモード1010といったスキャン時の読み取り設定を予め受け付ける。図10に示すUIを介してユーザによる操作により受け付けても良いし、外部の他の機器から受け付けるよう構成してもよい。ここでは、原稿のサイズの設定に関しては、原稿台全面にしておくものとする。
ステップS2102では、ステップS2101で設定された設定値に基づいて、ADFに載置される原稿の1ページ分をスキャンし、画像データを外部記憶装置12に電子ファイルとして保持する。
ステップS2103では、ADFに載置されている原稿があるか否かを判定する。原稿が有れば、ステップS2102に戻り1ページ分のスキャンを実行する。つまり、ADFに載置されている原稿を順次読み取り、1ページ単位で画像データを外部記憶装置12に電子ファイルとして保持するのである。そして、ADFに載置されている原稿が無くなるとステップS2104に進む。
ステップS2104では、外部記憶装置12に電子ファイルとして保持されている画像データを1ページ単位でRAM4に一時的に読み出す。そして、読み出した画像データに対して、第1実施形態のステップS503に相当する情報コード検出処理を実行する。情報コードが検出された場合は、当該情報コードの基準点の位置情報と基準方向とがRAM4に一時的に記憶される。
ステップS2105では、ステップS2104において情報コードが検出されたか否かの判別を行う。情報コードが検出された場合は、ステップS2106に進み、検出されなかった場合は、ステップS2114に進む。
ステップS2106では、スキャナドライバ15は、情報コードから、ファイルロケーション情報1919、情報コード印刷領域情報1920、原稿サイズ領域情報1921、特定領域情報1910〜1918を取得しRAM4に一時的に記憶する。
ステップS2107では、ステップS2106においてRAM4に記憶したファイルロケーション情報1919に基づいて、当該情報の示すロケーションを検索する。つまり、オリジナルの電子ファイルのファイル名や、外部記憶装置12内の所在を示すパス名に基づいて検索する。
ステップS2108では、ステップS2107における検索の結果、読み込んだ画像データのオリジナルの電子ファイルが存在するか否かを判定する。オリジナルの電子ファイルが存在した場合は、ステップS2109に進み、オリジナルの電子ファイルが存在しなかった場合は、ステップS2114に進む。
ステップS2109では、ステップS2104で取得した情報コードの情報、および、ステップS2106で取得した各種領域に基づいて、原稿内に印刷されている文字列、情報コードの領域と画像データ内の原稿の領域とをそれぞれ計算する。なおこの計算処理は、第1実施形態におけるステップS509と同様である。
ステップS2110では、読み込んだ紙原稿に対して加筆されているかを判別するための着目領域を抽出する。具体的には、ステップS2109にて計算した各領域の計算の結果、原稿1800上に印刷されている、原稿1800の領域、文字列1810〜1818の領域である文字列領域2050〜2058、情報コード印刷領域2061が得られる。そのため、これらを用いて着目領域であるマスク領域2070を決定する。
ステップS2111では、読み込んだ紙原稿におけるステップS2110で決定したマスク領域2070に対して加筆を検出する。具体的には、マスク領域における、RGB成分それぞれに対して、予め設定された閾値以上の有意画素を検出する。
ステップS2112では、読み込んだ紙原稿に加筆が行われたか否かを判定する。具体的には、ステップS2111において有意画素が予め指定された個数以上検出されたか否かを判定する。その結果、読み込んだ紙原稿に対して加筆有りと判断された場合は、ステップS2114に進み、加筆無しと判断された場合は、ステップS2113に進む。
ステップS2113では、現在処理を行っている画像データに対応する外部記憶装置12に保存されている電子ファイルを破棄する。
ステップS2114では、外部記憶装置12に電子ファイルとして保持した各ページに対応する電子ファイルについて、未処理のファイルが残っているか否かを判定する。処理すべき電子ファイルが残っていればステップS2104に戻り、ステップS2104〜ステップS2113の処理を行う。一方、処理すべき電子ファイルが残っていなければ、ステップS2115に進む。
ステップS2115では、外部記憶装置12に残されている電子ファイルから、例えば、単一のPDF(Portable Document Format)ファイルを生成する。そして、外部記憶装置12にあるオリジナルの電子ファイルと同じ場所に保存する。
このような動作を行うよう構成することにより、紙原稿への加筆の有無を、読取原稿に対する処理のみで行うことが可能となる。つまり、オリジナルの電子ファイルにおいては有意画素の無いはずの領域における有意画素の検出有無により判定可能となる。そのため、処理負荷を低減可能となり、また、処理時間も低減可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態の画像読取装置のブロック図である。 ホストコンピュータ内部の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る画像読取装置で利用する情報コードの一例を表す図である。 第1実施形態に係る画像読取装置の原稿台と情報コードが印刷されている原稿を概念的に示す図である。 第1実施形態に係る画像読取装置の動作を示すフローチャートである。 情報コード内に符号化されて格納されるデータ構造を説明する図である。 情報補完処理の詳細フローチャートである。 原稿台と特定領域との関係を例示的に示す図である。 読取領域計算処理の詳細フローチャートである。 第1実施形態に係る画像読取装置のディスプレイ6に表示される読取設定画面の一例を示す図である。 文字原稿の文字の方向と情報コードの基準方向303とが異なる4つの場合を例示的に示す図である。 文字原稿の文字の方向と情報コードの基準方向303とが異なる4つの場合を例示的に示す図である。 文字原稿の文字の方向と情報コードの基準方向303とが異なる4つの場合を例示的に示す図である。 文字原稿の文字の方向と情報コードの基準方向303とが異なる4つの場合を例示的に示す図である。 原稿の一部の領域が原稿台の領域をはみ出している状態を例示的に示す図である。 変形例1に係る出力結果画像を例示的に示す図である。 変形例2に係る読取設定画面の表示の一例を示す図である。 第2実施形態に係る画像読取装置で読み取る原稿の一例を示す図である。 情報コード内に符号化されて格納されるデータ構造を説明する図である。 各種領域情報を説明する図である。 第2実施形態に係る画像読取装置の処理フローチャートである。
符号の説明
1 ホストコンピュータ
2 ホストコンピュータCPU
3 ホストコンピュータROM
4 ホストコンピュータRAM
5 スキャナIF
6 ディスプレイ
7 キーボード
8 ポインティングデバイス
9 ディスプレイコントローラ
10 キーボードコントローラ
11 ポインティングデバイスコントローラ
12 ホストコンピュータ外部記憶装置
13 ホストコンピュータシステムバス
14 アプリケーション
15 スキャナドライバ
16 スキャナ
17 スキャナCPU
18 ホストコンピュータとプリンタを接続するケーブル
19 スキャナROM
20 スキャナRAM
21 ホストIF
22 画像読取部
301 情報コード(QRコード)
302 情報コードの正位置を示す方向
303 情報コードの正位置に対して垂直方向(基準方向)
304 位置決め用シンボル
305 情報コードのデータ領域
306 位置決め用シンボルを読取る走査方向(水平方向)
307 位置決め用シンボルを読取る走査方向(垂直方向)
308 位置決め用シンボルを読取る走査方向(斜め方向)
309 位置決め用シンボルの2値で示した読取結果(水平方向)
310 位置決め用シンボルの2値で示した読取結果(垂直方向)
311 位置決め用シンボルの2値で示した読取結果(斜め方向)
401 原稿
402 原稿台
403 情報コードの左上の頂点座標(基準点)
404 情報コードが示す相対位置座標(原稿の左上の頂点座標)
405 情報コードが示す相対位置座標の対頂点
406 スキャナの主走査方向
407 スキャナの副走査方向
601 情報コード内の特定領域情報
602 特定領域サイズ情報
603 相対位置座標情報
604 相対角度情報
801 原稿台左上の座標
802 特定領域サイズ情報(幅)
803 特定領域サイズ情報(高さ)
804 情報コードの原稿台に対する角度
805 情報コードの読取領域に対する角度
806 読取領域の原稿台に対する角度
1001 読取設定画面
1002 プレビュー領域
1003 読取領域
1004 入力設定領域
1005 出力設定領域
1006 画像設定領域
1007 スキャナ操作領域
1008 原稿の種類を設定する領域
1009 原稿のサイズを設定する領域
1010 カラーモードを設定する領域
1011 出力解像度を設定する領域
1012 読取サイズを設定する領域
1013 読取位置を設定する領域
1014 画像の向きを設定する領域
1015 プレスキャンを実行するボタン
1016 スキャンボタン
1101 原稿(相対角度0°)
1201 原稿(相対角度90°)
1301 原稿(相対角度180°)
1401 原稿(相対角度270°)
1501 原稿台からはみ出して載置された原稿
1502 読取不可能な領域
1601 原稿台からはみ出して載置された原稿の出力結果
1602 白色で埋めた領域
1701 読取領域(原稿領域)
1702 読取領域(原稿内の一部)
1703 画像設定領域
1800 読取原稿
1810〜1818 原稿内の文字列
1910〜1918 原稿内の文字列のそれぞれに対する領域情報
1919 ファイルロケーション情報
1920 情報コード印刷領域情報
1921 原稿サイズ領域情報
1930 情報コード内の領域情報
1931 特定領域サイズ情報
1932 相対位置情報
1933 相対角度情報
2050〜2058 原稿内の文字列のそれぞれに対応する領域
2059 原稿台のサイズでスキャンされた画像データ
2060 原稿サイズの領域
2061 情報コードの領域
2070 マスク領域

Claims (11)

  1. 原稿台に載置されている原稿を画像読取部によりデジタル画像データとして読み取る画像処理装置であって、
    原稿上に記録され、読取設定情報を含むコード画像を、前記画像読取部を用いたプレスキャンによる読み取り画像から検出する検出手段と、
    検出されたコード画像から前記読取設定情報を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記読取設定情報に基づいて、前記画像読取部を用い本スキャンを行う読取制御手段と、
    を備え、
    前記読取設定情報は、前記コード画像が記録された原稿に対する、該コード画像の位置および向きを基準とした相対位置により指定される読取範囲情報を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記相対位置は、前記コード画像の位置および向きを基準とした、基準点、サイズおよび回転角度により表現されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記読取範囲情報は前記原稿の全面に相当する範囲情報であり、
    前記読取範囲情報の示す範囲が前記画像読取部による読取可能範囲からはみ出す場合、前記読取制御手段により読み込まれた画像データに対し当該はみ出し相当部分を予め指定された画像で補完する画像補完手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記読取範囲情報は前記原稿の複数の範囲情報を含んでおり、
    前記複数の範囲情報から1以上の範囲情報を選択指定する指定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 原稿台に載置されている原稿を画像読取部によりデジタル画像データとして読み取る画像処理装置の制御方法であって、
    原稿上に記録され、読取設定情報を含むコード画像を、前記画像読取部を用いたプレスキャンによる読み取り画像から検出する検出工程と、
    検出されたコード画像から前記読取設定情報を抽出する抽出工程と、
    抽出された前記読取設定情報に基づいて、前記画像読取部を用い本スキャンを行う読取制御工程と、
    を備え、
    前記読取設定情報は、前記コード画像が記録された原稿に対する、該コード画像の位置および向きを基準とした相対位置により指定される読取範囲情報を含むことを特徴とする制御方法。
  6. 前記相対位置は、前記コード画像の位置および向きを基準とした、基準点、サイズおよび回転角度により表現されることを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
  7. 前記読取範囲情報は前記原稿の全面に相当する範囲情報であり、
    前記読取範囲情報の示す範囲が前記画像読取部による読取可能範囲からはみ出す場合、前記読取制御工程により読み込まれた画像データに対し当該はみ出し相当部分を予め指定された画像で補完する画像補完工程をさらに備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記読取範囲情報は前記原稿の複数の範囲情報を含んでおり、
    前記複数の範囲情報から1以上の範囲情報を選択指定する指定工程をさらに備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の制御方法。
  9. 請求項5乃至請求項8の何れか1項に記載の画像処理装置の制御方法を、コンピュータにより実行させるためのプログラム。
  10. 原稿台に載置されている原稿を読取設定情報に従い画像情報として読取る読取手段と、前記画像情報から情報コードを検出する情報コード検出手段とを備える画像読取システムにおける読取方法であって、
    前記情報コード検出手段により検出された情報コードから特定領域のサイズ情報を取得する工程と、
    前記情報コードから前記特定領域に対する前記情報コードの相対位置情報を取得する工程と、
    前記サイズ情報と前記相対位置情報とに基づいて前記読取設定情報を生成し、前記画像情報から前記特定領域の情報を抽出する工程と、
    抽出した前記特定領域の情報に基づいて、載置されている原稿に対する加筆の有無を判別する工程と、
    を有し、前記判別する工程において、加筆無しと判別した場合は前記画像情報を破棄し、加筆有りと判別した場合は前記画像情報を保存することを特徴とする読取方法。
  11. 前記情報コードから該情報コードが記録された原稿に対応するオリジナルの電子ファイルの保存場所に関する情報を取得する工程をさらに有し、前記判別する工程において、加筆有りと判別した場合は前記画像情報を前記保存場所に保存することを特徴とする請求項10に記載の読取方法。
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