JP2009188808A - 画像処理装置、サーバ、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データ中の機密部分のみを改変することができる画像処理装置、サーバ、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】画像データ取得部111によって出力対象の画像データを取得し、受付部112によって取得した画像データの機密部分の指定を受け付け、生成部113によって指定を受け付けた機密部分を特定する特定情報を生成し、付加部114によって生成した特定情報を画像データに付加して出力データを生成し、プロッタ105によって生成した出力データを記録媒体に印刷する。
【選択図】 図1−2
【解決手段】画像データ取得部111によって出力対象の画像データを取得し、受付部112によって取得した画像データの機密部分の指定を受け付け、生成部113によって指定を受け付けた機密部分を特定する特定情報を生成し、付加部114によって生成した特定情報を画像データに付加して出力データを生成し、プロッタ105によって生成した出力データを記録媒体に印刷する。
【選択図】 図1−2
Description
本発明は、画像処理装置、サーバ、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体に関するものである。
近年、画像処理技術および画像形成技術の向上によって、デジタルカラー複写機を用いて紙幣や有価証券等を複写した場合、その複写物と原本である本物とが容易に区別できないほど忠実な複写が可能となってきている。このため、紙幣や有価証券等のような特殊原稿については、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行なうことができないようにする措置をとることが必要である。
また、例えば企業においては、紙幣や証券など特殊原稿以外の一般文書の場合にあっても、文書内容の機密保持の観点から、複写が禁止されている機密文書が多数存在する。このような機密文書についても、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行なうことができないようにする措置をとることが必要である。
このようなことから、従来、特殊原稿や機密文書等を複写することに規制力を及ぼすことを目的とする種々の発明がなされている。スキャナで読み取られた画像から所定のドットパターンが検知された場合は、出力を禁止する技術が提案されている(特許文献1参照)。したがって、コピーを禁止する機密文書等に予め所定のドットパターンを埋め込んでおくことにより、その再現処理を効果的に防止することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、機密文書と一般文書とを区別し、文書中の全面の出力を禁止することはできるものの、文書中の個人情報等の一部分のみの出力を禁止することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データ中の機密部分のみを改変することができる画像処理装置、サーバ、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、入力した画像データの機密部分の指定を受け付ける受付手段と、指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成手段と、生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、入力した画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出手段と、検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、画像データの機密部分の位置情報と、前記機密部分を含む前記画像データに係る画像の天地情報と、前記画像データを識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、前記画像データを出力する外部機器から入力された前記画像データから、前記機密部分の前記位置情報と対応付けられた前記識別情報および前記天地情報を検出する検出手段と、検出した前記天地情報および前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶した前記天地情報に基づいて、前記画像データの回転角度を取得する取得手段と、前記識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶した前記位置情報および取得した前記回転角度を前記外部機器に送信して、当該位置情報により特定される前記機密部分の画像を改変した出力データの出力を要求する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、受付手段が、入力した画像データの機密部分の指定を受け付ける受付ステップと、生成手段が、指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成ステップと、付加手段が、生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加ステップと、出力手段が、生成した前記出力データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、検出手段が、入力した画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出ステップと、改変手段が、検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変ステップと、出力手段が、前記出力データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、コンピュータを、入力した画像データの機密部分の指定を受け付ける受付手段と、指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成手段と、生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、として機能させる。
また、請求項18にかかる発明は、コンピュータを、入力した画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出手段と、検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、として機能させる。
また、請求項19にかかる発明は、請求項17または18に記載のプログラムを記憶することを特徴とする。
本発明によれば、受付手段によって入力した画像データの機密部分の指定を受け付け、生成手段によって指定を受け付けた機密部分を特定する特定情報を生成し、生成手段によって生成した特定情報を画像データに付加して出力データを生成し、出力手段によって出力データを出力することとしたので、画像データ中の機密部分のみを改変することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、サーバ、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態は、画像処理装置またはサーバとして、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能、および入力画像(スキャナ機能により読取られた原稿画像や、プリンタ機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆる複合機を適用した例である。以下、本発明の画像処理装置またはサーバを複合機に適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、ファクシミリ等にも適用することが可能である。
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態は、画像処理装置またはサーバとして、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能、および入力画像(スキャナ機能により読取られた原稿画像や、プリンタ機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆる複合機を適用した例である。以下、本発明の画像処理装置またはサーバを複合機に適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、ファクシミリ等にも適用することが可能である。
図1−1は、第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる複合機(MFP:Multi Function Peripheral)100は、スキャナ101と、スキャナ画像処理部102と、出力用画像処理部103と、システム制御部104と、プロッタ105と、操作表示部106と、通信制御部118と、を備えている。また、複合機100は、ネットワーク130を介してパーソナルコンピュータ(PC)120等の外部機器と接続されている。そして、複合機100は、原稿1の画像をスキャナ101により読み取って画像処理を施した後、プロッタ105から印刷物2として出力する。
スキャナ101は、システム制御部104に制御され、原稿1のイメージをデジタル画像データに変換する。本実施の形態にかかるスキャナ101は、ADFを備えている。ADFは、セットされた複数ページの原稿をスキャナ101の読取位置に1枚ずつ順に繰り出すことができる。ADFを用いることにより、スキャナ101は複数ページの原稿を連続して自動的に読み込みを行うことができる。また、ADFは、用紙の片面に印刷された片面原稿だけでなく、両面に印刷された両面原稿を反転させてスキャナ101に送り出すことができるので、スキャナ101に両面原稿を読み込ませることが可能である。
スキャナ画像処理部102は、システム制御部104に制御され、スキャナ101から送られてきた多値データに対して、システム制御部104の命令を受け、γ補正やMTF補正処理等を施した後、スライス処理やディザ処理のような階調処理を施して2値(または多値)化処理を施す。
出力用画像処理部103は、システム制御部104に制御され、スキャナ画像処理部102によって画像処理が施された画像データまたはPC120に送信する画像データに対して、システム制御部104の命令を受け、利用者が設定した機能に対応した各種の画像処理(拡大/縮小、濃度/色の調整など)、画像領域編集処理(領域削除、領域移動、領域反転など)やレイアウト加工処理(両面印刷/片面印刷、集約印刷、余白サイズの調整など)などを行う。
プロッタ105は、システム制御部104に制御され、出力用画像処理部103で処理された画像データに基づいて光ビームを偏向走査させ、感光体上に形成した静電潜像にトナーを使って現像し、生成されたトナー画像を転写紙に転写して、定着処理を行う電子写真技術を用いたプリンタである。なお、プロッタ105の印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
操作表示部106は、システム制御部104に制御され、図示しないタッチパネルを介して設定内容の入力を受け付け、出力する画像データの処理条件を設定するためのメニュー項目等を表示する。
また、操作表示部106は、複合機100で実行したい機能を設定画面のメニュー項目として表示し、表示されたメニュー項目の中から利用者による設定入力を受け付け、項目値を取得する。すなわち、操作表示部106は、ポインタがタッチパネルに接触すると、ポインタが接触した部分の座標を検出する。選択可能領域における接触であることが検出されると、該当する項目が選択されたものとして、設定されている項目値を受け付ける。
なお、タッチパネルは、パネル上においてポインタが接触した位置を、電気的あるいは磁気的に検出するものである。タッチパネルに接触させるポインタとしては、人間の指先、スタイラスペン、その他の接触入力具が適用可能である。すなわち、利用者は、タッチパネルに対してこのようなポインタを介して接触することにより印刷条件を含む各種項目を入力する。
なお、本実施の形態においては、タッチパネルに対する接触入力を例に挙げて説明するが、必ずしも接触入力のみが本発明の実施の形態ではない。例えば、操作表示部106は、タッチパネルの他に利用者による物理的なキーの押下を受け付けて入力を行うハードキーを備え、印刷実行などの指示を与えるようにしてもよい。
通信制御部118は、システム制御部104に制御され、複合機100と、ネットワーク130を介して接続されるPC120と、の通信を司る。具体的には、出力用画像処理部103で処理された画像データをPC120に出力する。
システム制御部104は、各構成部と接続されていて、複合機100全体の制御を行うものである。例えば、選択されている用紙サイズに対して適切な走査領域情報をスキャナ101に提供するなどの制御である。このシステム制御部104は、CPU(Central Processing Unit)107、RAM(Random Access Memory)108、ROM(Read Only Memory)109、HDD(Hard Disk Drive)110などから構成されており、CPU107がHDD110に格納されたプログラムに基づいてRAM108のワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。この場合、システム制御部104のCPU107が上記記録媒体からプログラムを読み出して主記憶装置(HDD110)上にロードすることで、複合機100に各種の機能を実現させる。また、プログラムを、通信制御部118からインターネット等のネットワーク130を介して接続されたPC120上に格納し、ネットワーク130経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。
ここで、図1−2を用いて、HDD110に格納されている各種プログラムがCPU107に実行させる機能のうち、本実施の形態の複合機100が備える特長的な機能について説明する。図1−2は、本実施の形態にかかる複合機が備える機能のブロック図である。
CPU107は、プログラムに従うことにより、図1−2に示すように、画像データ取得部111と、受付部112と、生成部113と、付加部114と、検出部115と、改変部116と、を実現する。
まず、出力対象の画像データへの情報の付加に関する構成について説明する。
画像データ取得部111は、システム制御部104に入力された出力対象の画像データを取得する。本実施の形態にかかる画像データ取得部111は、複合機100に備え付けられたスキャナ101で読み取られ、スキャナ画像処理部102および出力用画像処理部103によって画像処理が施された画像データ、ネットワーク130で接続されたPC120から受信し、出力用画像処理部103によって画像処理が施された画像データ、複合機100内部の記憶装置(HDD110)等に格納された画像データ等を取得する。
受付部112は、画像データ取得部111によって取得した画像データの機密部分の指定を受け付ける。ここで、機密部分とは、画像データの一部分であり、例えば、機密文書等に含まれる機密情報を含む部分である。本実施の形態では、操作表示部106を介して画像データの機密部分の指定を受け付ける。なお、本実施の形態においては、操作表示部106において機密部分の指定を受け付けているが、これに限定するものではない。例えば、ネットワーク130で接続されたPC120から機密部分の指定を受け付けてもよい。
なお、本実施の形態にかかる画像データ取得部111は、出力対象の画像データの一部分が黒く塗りつぶされたデータ(以下、指定データとする)を取得することできる。受付部112は、画像データ取得部111によって指定データが取得された場合、当該指定データ内の黒く塗りつぶされた一部分を領域抽出処理により抽出する。そして、受付部112は、当該抽出した領域を機密部分の指定として受け付けてもよい。その際、受付部112は、指定データの黒く塗りつぶされた一部分以上の大きさの矩形領域を抽出するものとする。
図2は、取得された出力対象の画像データの一例を示した説明図である。利用者は、操作表示部106を介して出力対象の画像データの機密部分を指定する。
受付部113は、指定を受け付けた機密部分の位置情報と、識別情報と、を対応付けてHDD110(本発明にかかる記憶手段)に格納する。ここで、機密部分の位置情報は、画像データにおける機密部分の位置を特定するための情報であり、例えば、画像データ内における機密部分の座標、機密部分に記載された文字列等である。図3は、画像データにおける機密部分の位置情報の一例を示した説明図である。本実施の形態では、画像データの左上の角(0,0)を基準とした機密部分の左上の座標(x,y)、機密部分の縦サイズ(V)、および機密部分の横サイズ(H)を機密部分の位置情報として識別情報と対応付けてHDD110に格納する。図3に示す画像データの場合には、部分1の位置情報(座標(x1−1,y1−1)、縦サイズ(V1−1)、横サイズ(H1−1))、および部分2の位置情報(座標(x1−2,y1−2)、縦サイズ(V1−2)、横サイズ(H1−2))が、識別情報と対応付けてHDD110に格納される。
なお、本実施の形態では、機密部分の位置情報として、画像データの左上の角(0,0)を基準とした機密部分の左上の座標(x,y)、機密部分の縦サイズ(V)、および機密部分の横サイズ(H)を用いたが、画像データにおける機密部分の位置を特定することができる情報であればこれに限定するものではない。例えば、画像データの左上の要素(0,0)を基準とした機密部分の座標を、機密部分の位置情報としてもよい。ここで、左上の要素とは、例えば、画像データを左上から順に走査した場合に最初に検出される黒画素である。検出する黒画素は、所定の大きさ以上の黒画素を基準とするのが好ましい。これにより、ノイズによって表された黒画素が誤って基準となることを防止する。
また、識別情報とは、指定を受け付けた機密部分を含む画像データを識別する情報(以下、画像IDとする)、指定を受け付けた機密部分を識別する情報(以下、部分IDとする)等である。ここで、画像IDとは、機密部分の指定を受け付けた画像データのページ番号等である。また、部分IDとは、機密部分の指定を受け付けた画像データのページ番号と当該画像データの機密部分に割り振られた番号とからなる情報である。図4は、画像IDと機密部分の位置情報とを対応付けるテーブルの一例を示す説明図である。受付部113は、機密部分の指定を受け付けると、図4に示すように、識別情報と機密部分の位置情報とを対応付けたテーブルを生成し、HDD110に格納する。
生成部113は、受付部112によって指定を受け付けた機密部分を特定する特定情報を生成する。ここで、特定情報は、HDD110に機密部分の位置情報と対応付けて記憶した画像IDである。なお、本実施の形態においては、画像IDを特定情報としたが、これに限定するものではない。例えば、部分ID等を特定情報としてもよい。このように、本実施の形態では、画像ID、部分ID等のデータ量が少ない特定情報を用いることにより、当該特定情報の検出に際し、高速に特定情報を検出することができる。
また、生成部113は、特定情報を表す地紋パターンを生成しても良い。具体的には、生成部113は、2種類の所定のパターンの相対的な関係により特定情報を表す地紋パターンを生成する。図5は、本実施の形態における基本パターンおよび追加パターンの一例を示す図である。図5(a)は、本実施の形態における基本のパターンの例を示す図である。図5(a)に示すように、基本パターンは、3つのドットにより構成されている。図5(b)は、本実施の形態における追加パターンの例を示す図である。図5(b)に示すように、追加パターンは、基本パターンを所定角度回転させ、中心にドットを追加した4つのドットにより構成されている。
生成部113は、基本パターンと追加パターンを同数ずつ繰り返し配置し、基本パターンと追加パターンとの相対角度差により特定情報を表現した地紋パターンを生成する。相対的な角度によって特定情報を表現する場合は、基本パターンおよび追加パターンが取りうる角度を量子化することが情報の検出精度の向上の観点から望ましい。本実施の形態では、22.5度単位で180度を8段階に量子化して3ビットの情報が合成される。なお、図5(b)は、図5(a)に示す基本パターンとの相対角度差が90(22.5×4)度の追加パターンに相当する。
相対的な角度であるから、基本パターンと追加パターンとが何段階(または何度)異なるかによって情報を表現することができる。例えば、N段階の違いをそのまま数値Nとして表現するとする。この場合、基本パターンと追加パターンとの方向を同じにすることにより「0」を表現できる。また、1〜8段階の相対的な角度により、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」を表現できる。
付加部114は、生成部113によって生成した特定情報を画像データに付加して出力データを生成する。本実施の形態では、画像データ取得部111によって取得した画像データに、画像IDを付加する。
また、付加部114は、画像データ取得部111によって取得した画像データに、生成部113によって生成した特定情報を表す地紋パターンを合成することにより、特定情報を画像データに付加してもよい。図6は、地紋パターンを画像データに合成した一例を示す説明図である。
なお、基本パターンと追加パターンとの相対的な角度のみによって特定情報を表す地紋パターンを画像データに合成する場合は、地紋パターンを画像データのいずれの位置に合成するかは関係ない。基本パターンと追加パターンの双方が合成されていればよい。
次に、出力対象の画像データに付加された情報の検出に関する構成について説明する。
検出部115は、画像データ取得部111によって取得した画像データから、画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する。本実施の形態では、OCR等の画像処理により文字列により表現された画像IDを検出する。なお、本実施の形態では、文字列により表現された画像IDを検出しているが、これに限定するものではない。例えば、複写する原稿の紙紋を読み取り、読み取った紙紋から画像IDを検出しても良い。ここで、「紙紋」とは、抄紙過程等といった用紙の製造工程で発生する用紙固有の微細パターンである。例えば、特開2006−245949号公報に開示された用紙の表面状態(用紙表面の微小凹凸など)や厚さムラ状態などが、「紙紋」の一例である。このように、紙紋から画像IDを検出することにより、HDD110にテーブルを格納しておくのみで、OCR等の画像処理を行う必要がなくなる。
また、検出部115は、特定情報を表す地紋パターンが画像データに合成されている場合、画像データに合成された地紋パターンを検出し、検出した地紋パターンが表す特定情報を特定する。地紋パターンの検出方法としては、デジタル回路によって地紋パターンを検出する従来の各種の手法、例えばパターンマッチングを用いてもよい。この場合、基本パターンおよび追加パターンを表すパターン画像が予めHDD110に保持されており、当該パターン画像を用いて基本パターンおよび追加パターンを含む地紋パターンを検出する。
また、基本パターンおよび追加パターンの特徴量を用いて当該特徴量を満たす地紋パターンを検出してもよい。パターンの特徴量としては、例えば、基本パターンおよび追加パターンを構成する各ドット間の距離を用いてもよい。画像データ内の地紋パターンの特徴量を算出し、算出された特徴量を、予めHDD110等に保持されている基本パターンおよび追加パターンの特徴量と比較する。両者が一致したら基本パターンおよび追加パターンが検出されたものとする。
なお、本実施の形態では、基本パターンと追加パターンとの相対的な角度差によって情報が表現されるため、量子化された角度の段階ごとにパターン画像又は特徴量を保存しておき、それらを用いて基本パターンおよび追加パターンを検出する。
そして、本実施の形態では、パターンマッチング等により検出された基本パターンと追加パターンとの相対的な角度に基づいて、地紋パターンが表す特定情報を特定する。相対的な角度は、全ての基本パターンと追加パターンとの相対的な角度の統計をとり、そのピークとなる値を採用してもよい。なお、本実施の形態では、画像IDを特定情報として検出しているが、これに限定するものではない。例えば、部分ID等を特定情報として検出してもよい。
なお、基本パターンと追加パターンの角度の差がそのまま数値として合成されている場合は、以下の式で特定情報を特定することができる。
v=|x−y|Mod180/22.5
ここで、vは合成されている値、xは基本パターンの角度、yは追加パターンの角度である。また、Modは剰余を示す。なお、ここでは、角度を22.5度ごとに量子化した場合を考えている。
ここで、vは合成されている値、xは基本パターンの角度、yは追加パターンの角度である。また、Modは剰余を示す。なお、ここでは、角度を22.5度ごとに量子化した場合を考えている。
例えば、基本パターンの角度が0度であり、追加パターンの角度が22.5度の場合、上記式に当てはめると、
v=|0−22.5|Mod180/22・5=1
という値が求まる。したがって、「1」という値を特定情報として特定する。
v=|0−22.5|Mod180/22・5=1
という値が求まる。したがって、「1」という値を特定情報として特定する。
改変部117は、検出部115によって検出した特定情報により特定される機密部分を改変して出力データを生成する。本実施の形態にかかる改変部117は、検出部115によって特定情報として検出された画像IDに対応付けてHDD110に記憶された機密部分の位置情報(機密部分の左上の座標、機密部分の縦サイズ、および機密部分の横サイズ)により特定される機密部分を改変して出力データを生成する。
機密部分の改変方法としては、機密部分の背景の画素値への置換(例えば、画像データの背景の色が白の場合、機密部分を白画素で置換する)、塗りつぶし(例えば、機密部分を黒画素で置換する)、所定の文字への置換(例えば、機密部分を「この記載は削除しました」等の定型文に置換する)等を行うものとする。なお、改変方法は、機密部分の位置情報と共に、識別情報と対応付けてHDD110に予め格納しておいてもよい。
次に、以上のように構成されている複合機100よる印刷処理について説明する。図7は、本実施の形態にかかる複合機の印刷処理手順を示すフローチャートである。
まず、画像データ取得部111は、スキャナ101によって読み取られた画像データ、またはPC120から受け取った画像データを取得する(ステップS701)。検出部115は、画像データ取得部111によって取得した画像データから、当該画像データの特定情報を検出する(ステップS702)。
検出部115によって特定情報が検出されなかった場合(ステップS703:No)、受付部112は、利用者による機密部分の指定を待つ(ステップS704)。ここで、利用者によって機密部分の指定が受け付けられなかった場合(ステップS704:No)、プロッタ105は、取得した画像データを転写紙に印刷する(ステップS705)。
一方、取得した画像データの機密部分の指定を受け付けた場合(ステップS704:Yes)、受付部112は、指定を受け付けた機密部分の位置情報を画像IDと対応付けてHDD110に格納する(ステップS706)。付加部114は、生成部113によって生成した特定情報を画像データに付加して出力データを生成する(ステップS707)。プロッタ105は、付加部114によって生成された出力データを転写紙に印刷する(ステップS708)。
また、検出部115によって特定情報が検出された場合(ステップS703:Yes)、改変部116は、HDD110から特定情報(画像ID)と対応付けて格納された機密部分の位置情報を取得する(ステップS709)。次に、改変部116は、取得した位置情報により特定される機密部分を改変(塗りつぶし)して出力データを生成する(ステップS710)。プロッタ105は、生成した出力データを転写紙に印刷する(ステップS711)。
なお、本実施の形態においては、画像データまたは出力データの出力方法として、プロッタ105によって当該画像データまたは出力データを転写紙に印刷する方法について説明したが、これに限定するものではない。例えば、図示しない通信手段を介して、画像データまたは出力データをPC120に送信してもよい。
このように、本実施の形態によれば、出力対象の画像データのうち、機密部分だけを改変して出力することができる。
(変形例)
第1の実施の形態の変形例について、添付図面を参照して説明する。本変形例にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本変形例にかかる複合機は、機密部分の位置情報を特定情報として画像データに付加する。これにより、機密部分の位置情報をHDD110に格納しておく必要がないため、HDD110の容量の低減を図ることができる。
第1の実施の形態の変形例について、添付図面を参照して説明する。本変形例にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本変形例にかかる複合機は、機密部分の位置情報を特定情報として画像データに付加する。これにより、機密部分の位置情報をHDD110に格納しておく必要がないため、HDD110の容量の低減を図ることができる。
生成部113は、機密部分の位置情報である特定情報を生成する。本実施の形態では、基本パターンおよび追加パターンを含む地紋パターンにより機密部分の位置情報を表した特定情報を生成する。なお、本変形例において、受付部112は、機密部分の位置情報をHDD110に格納する必要はない。
検出部115は、入力した画像データから、機密部分の位置情報である特定情報を検出する。本実施の形態では、パターンマッチング等により検出された基本パターンと追加パターンとの相対的な角度に基づいて、画像データに付加されている機密部分の位置情報を検出する。
改変部117は、検出部115によって検出した機密部分の位置情報により特定される機密部分を改変して出力データを生成する。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかる複合機について説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、識別情報、および機密部分を含む画像データの天地情報を含む特定情報を画像データに付加する。これにより、出力対象の画像データの天地が正しい方向であるか否かを確認することができる。
次に、第2の実施の形態にかかる複合機について説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、識別情報、および機密部分を含む画像データの天地情報を含む特定情報を画像データに付加する。これにより、出力対象の画像データの天地が正しい方向であるか否かを確認することができる。
さらに本実施の形態にかかる複合機は、天地を入れ替えた画像データが取得された場合や傾いた画像データ取得された場合に、取得した画像データの回転角度を算出し、その算出結果に基づいて、画像データにスキュー補正等を施す。これにより、悪意により天地を入れ替えた画像データが取得された場合や傾いた画像データが取得された場合であっても、指定を受け付けた機密部分に対して正確に改変処理を施すことができる。
例えば、図2に示す原稿1がスキャナ101によりA4縦方向で読み取られ、図3に示す機密部分(部分1、部分2)の指定が受け付けられた場合、図4に示すテーブルがHDD110に格納される。しかし、図4に示す特定情報が付加された原稿が図8(a)に示す方向で読み取られた場合、図8(b)に示すように、画像データの左上の角(0,0)を基準とした機密部分(部分1、部分2)の位置情報は変わる。また、図8(c)および図8(d)に示すように、特定情報を表す地紋パターン合成時と特定情報を表す地紋パターン検出時とで画像データの天地が入れ替えられた場合でも、機密部分の位置情報は変わる。図8は、天地を入れ替えた画像データの一例を示す説明図である。そこで、本実施の形態では、特定情報として検出した画像データの天地情報に基づいて、画像データにスキュー補正等を施すことにより、天地が入れ替えられた画像データが取得された場合や傾いた画像データが取得された場合等であっても、指定を受け付けた機密部分に対して正確に改変処理を施すことができる。
本実施の形態にかかる複合機100が備える特長的な機能について説明する。図9は、本実施の形態にかかる複合機が備える機能のブロック図である。なお、本実施の形態にかかる複合機900は、第1の実施の形態とは受付部906、生成部901、付加部902、検出部903および改変部907の処理が異なる点、および取得部904および補正部905が追加された点において、第1の実施の形態にかかる複合機100と異なる。
受付部906は、識別情報と、機密部分の位置情報と、機密部分を含む画像データの天地情報と、を対応付けてHDD110に格納する。ここで、天地情報は、画像データの傾き角度または回転角度を示す情報である。本実施の形態では、画像データの天地情報として0度が識別情報と対応付けてHDD110に格納される。
生成部901は、識別情報および天地情報を含む特定情報を生成する。本実施の形態にでは、地紋パターンにより識別情報および天地情報を表した特定情報を生成する。具体的には、識別情報を表す基本パターンおよび追加パターンに加えて、天地情報を示す天地パターンを含む地紋パターンを生成する。図10は、天地パターンの一例を示す説明図である。本実施の形態では、図10に示す天地パターンが、画像データの4隅または所定の位置に配置された地紋パターンを生成する。なお、生成部901は、天地パターンを含む地紋パターンを生成した場合、当該天地パターンが示す天地情報を、図4に示す画像IDおよび機密部分の位置情報に対応付けてHDD110(本発明にかかる記憶手段)に格納する。ここで、天地情報は、画像データの傾きや回転を示す情報であり、天地パターンが示す角度である。なお、図10に示す天地パターンは、画像データの傾きや回転等が行われていない、0度を示すものとする。
付加部902は、基本パターンおよび追加パターンおよび天地パターンを含む地紋パターンを画像データに対して付加して出力データを生成する。図11は、地紋パターンが付加された出力データの一例を示す説明図である。図11に示す出力データは、画像データに傾きや回転が生じていない状態(0度)を示す天地パターンが地紋パターンとして付加された出力データである。
検出部903は、画像データ取得部111により取得した画像データから、機密部分の位置情報と対応付けられた識別情報および天地情報を特定情報として検出する。本実施の形態では、予めHDD110に保持される基本パターン、追加パターンおよび天地パターンを表すパターン画像を用いて、基本パターン、追加パターンおよび天地パターンを検出する。また、検出部903は、上述の実施の形態と同様に、基本パターン、追加パターンおよび天地パターンの特徴量を用いて当該特徴量を満たす地紋パターンを検出してもよい。
ここでは、検出した天地パターンが示す角度によって画像データの天地情報を特定する。例えば、90度、180度、および270度回転した天地パターン(パターン画像)または特徴量を保存しておき、それらを用いて天地パターンを検出する。図12は、パターン画像の一例を示す説明図である。図12(a)は、回転していない天地パターンのパターン画像である。図12(b)は、90度回転した天地パターンのパターン画像である。図12(c)は、180度回転した天地パターンのパターン画像である。図12(d)は、270度回転した天地パターンのパターン画像である。検出部903は、画像データに付加された天地パターンが図12(a)〜(d)に示すパターン画像のいずれと一致するかによって画像データの天地情報を特定する。
なお、本実施の形態においては、天地パターンのパターン画像を用いて画像データの天地情報を検出したが、これに限定するものではない。例えば、基本パターンの傾きに基づいて画像データの天地情報を検出してもよい。その場合は、基本パターンが90度、180度、および270度回転したときのパターン画像または特徴量を保存しておき、検出部903によって検出された基本パターンと各パターン画像または特徴量とを比較することにより基本パターンの傾きを判断する。
取得部904は、検出部903により検出した天地情報、および検出部903により検出した識別情報と対応付けてHDD110に記憶した天地情報に基づいて、画像データの回転角度を取得する。本実施の形態では、HDD110に記憶した天地情報(0度)と、検出部903により検出した天地情報と、の差分(回転角度)を算出して、画像データの回転角度を取得する。
補正部905は、取得した回転角度の分だけ画像データの回転を補正する。本実施の形態では、取得した回転角度に基づいて、画像データに対してスキュー補正等を施すことにより、画像データの回転を補正する。なお、画像データの回転や傾き等を補正する方法としては、一般的に用いられているスキュー補正処理等の方法を適用するものとし、ここでは説明を省略する。
改変部907は、回転を補正した画像データにおいて、識別情報と対応付けてHDD110に記憶した位置情報により特定される機密部分を改変して出力データを生成する。
なお、本実施の形態では、複合機100で機密部分の改変処理を行ったが、これに限定するものではない。例えば、複合機100がサーバとして機能する場合には、検出部903は、画像データを出力する外部機器(例えば、複合機等)から入力された画像データから、識別情報および天地情報を検出する。取得部904は、検出部903により検出した天地情報、および検出部903により検出した識別情報と対応付けてHDD110に記憶した天地情報に基づいて、画像データの回転角度を取得する。そして、通信制御部118(本発明にかかる送信手段)は、検出した識別情報と対応付けてHDD110に記憶した機密部分の位置情報および取得部904により取得した回転角度を外部機器(例えば、複合機等)に送信して、位置情報および回転角度により特定される機密部分を改変した出力データの出力を要求してもよい。
図13は、第2の実施の形態にかかる複合機の印刷処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる印刷処理の手順は、図7に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。
取得した画像データの機密部分の指定を受け付けた場合(ステップS1304:Yes)、受付部906は、指定を受け付けた機密部分の位置情報および天地情報を識別情報と対応付けてHDD110に格納する(ステップS1306)。付加部902は、識別情報および天地情報を画像データに付加して出力データを生成する(ステップS1307)。プロッタは、付加部902によって生成された出力データを出力する(ステップS1308)。
また、検出部903は、取得した画像データから、識別情報および天地情報を検出する(ステップS1302)。画像データから識別情報および天地情報が検出された場合(ステップS1303:Yes)、取得部904は、検出した天地情報、および検出した識別情報と対応付けてHDD110に記憶した天地情報に基づいて、画像データの回転角度を取得する(ステップS1309)。補正部905は、取得した回転角度に基づいて、画像データにスキュー補正を施す(ステップS1310)。改変部907は、回転を補正した画像データにおいて、検出した識別情報と対応付けてHDD110に記憶した位置情報により特定される機密部分を改変(塗りつぶし)して出力データを生成する(ステップS1311)。
このように、本実施の形態によれば、検出した天地情報に基づいて、画像データの回転角度を取得し、取得した回転角度に基づいて画像データの回転や傾き等を補正した画像データの機密部分に対して改変処理を施すことにより、識別情報を付加した時の画像データの天地情報と、識別情報を検出した時の画像データの天地情報と、が異なる場合でも、識別情報を付加した時に指定を受け付けた機密部分に対して正確に改変処理を施すことができる。
(変形例)
第2の実施の形態の変形例について、添付図面を参照して説明する。本変形例にかかる複合機の機能、構成は、第2の実施の形態とほぼ同一であるため、第2の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本変形例にかかる複合機は、機密部分の位置情報および画像データの天地情報を含む地紋パターンを特定情報として画像データに付加することにより、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
第2の実施の形態の変形例について、添付図面を参照して説明する。本変形例にかかる複合機の機能、構成は、第2の実施の形態とほぼ同一であるため、第2の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本変形例にかかる複合機は、機密部分の位置情報および画像データの天地情報を含む地紋パターンを特定情報として画像データに付加することにより、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
生成部901は、機密部分の位置情報および当該機密部分を含む画像データの天地情報を特定情報として生成する。本実施の形態では、機密部分の位置情報を示す基本パターンおよび追加パターン、および画像データの天地情報を示す天地パターンを含む地紋パターンを特定情報として生成する。なお、受付部906は、天地パターンを含む地紋パターンを生成する場合、画像データの天地情報を、HDD110(本発明にかかる記憶手段)に格納する。
付加部902は、第2の実施の形態と同様に、基本パターンおよび追加パターンに加え、天地パターンを含む地紋パターンが表す特定情報を画像データに付加して出力データを生成する。
検出部903は、第2の実施の形態と同様に、予めHDD110に保持されるパターン画像を用いて基本パターン、追加パターンおよび天地パターンを検出する。
また、検出部903は、機密部分の位置情報に加え、パターンマッチング等により検出された天地パターンが示す画像データの天地情報を特定情報として検出する。なお、天地情報を検出する方法は、第2の実施の形態と同様である。
取得部904は、検出した機密部分の位置情報と対応付けてHDD110に記憶した天地情報および検出した天地情報に基づいて、画像データの回転角度を取得する。そして、補正部905は、取得した回転角度の分だけ画像データの回転を補正する。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2の実施の形態とほぼ同一であるため、第2の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、特定情報として合成した地紋パターンに含まれる天地パターンが所定の角度回転した天地パターンでなかった場合、画像データの出力の中止等を行う。これにより、悪意により原稿が傾けて載置されて原稿の読み取りが行われた画像データを取得した場合に、画像データの出力を中止等できるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2の実施の形態とほぼ同一であるため、第2の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、特定情報として合成した地紋パターンに含まれる天地パターンが所定の角度回転した天地パターンでなかった場合、画像データの出力の中止等を行う。これにより、悪意により原稿が傾けて載置されて原稿の読み取りが行われた画像データを取得した場合に、画像データの出力を中止等できるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
本実施の形態にかかる複合機900のよる印刷処理について説明する。図14は、第3の実施の形態にかかる複合機900の印刷処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる印刷処理の手順は、図13に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。
検出部903は、検出された天地パターンが所定の角度回転したパターン画像と一致するか否かに基づいて、機密部分に対する改変処理を施すか否かを判断する(ステップS1410)。本実施の形態にかかる検出部903は、HDD110に記憶された所定の角度回転した天地パターン(パターン画像)とパターンマッチングすることにより、地紋パターンに含まれる天地パターンを検出する。ここで、所定の角度とは、原稿がスキャナ101に正しくセットされた場合に天地パターンが回転し得る角度である。本実施の形態では、90度、180度または270度回転した天地パターンを検出する。そして、所定の角度回転したパターン画像と一致した場合は(ステップS1410:Yes)、取得部904および補正部905の処理へ進む。一方、所定の角度回転したパターン画像と一致しなかった場合(ステップS1410:No)、画像データの出力が中止される(ステップS1414)。若しくは、改変部907によって画像データの全領域に対して改変処理を施しても良い。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2または3の実施の形態とほぼ同一であるため、第2または3の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、スキャナ101が備える図示しないADFにより原稿が読取位置に送り出されなかった場合、画像データの出力の中止等を行う。これにより、悪意により原稿がスキャナ101に傾けて載置されて原稿の読み取りが行われた画像データが取得された場合に、画像データの出力を中止等できるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2または3の実施の形態とほぼ同一であるため、第2または3の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、スキャナ101が備える図示しないADFにより原稿が読取位置に送り出されなかった場合、画像データの出力の中止等を行う。これにより、悪意により原稿がスキャナ101に傾けて載置されて原稿の読み取りが行われた画像データが取得された場合に、画像データの出力を中止等できるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
本実施の形態にかかる複合機900による印刷処理について説明する。図15は、第4の実施の形態にかかる複合機900の印刷処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる印刷処理の手順は、図14に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。
検出部903は、スキャナ101が図示しないADFにより原稿を読取位置に送り出されたか否かに基づいて、機密部分に対する改変処理を施すか否かを判断する(ステップS1510)。本実施の形態にかかる検出部903は、システム制御部104によりADFによる読取位置への原稿の送り出しが命令されたか否かに基づいて、ADFにより原稿を読取位置に送り出されたか否かを判断する。そして、ADFにより読み取りが行われたと判断した場合は(ステップS1510:Yes)、取得部904および補正部905の処理へ進む。一方、ADFによる読み取りが行われなかったと判断した場合(ステップS1510:No)、画像データの出力が中止される(ステップS1514)。若しくは、改変部907によって画像データの全領域に対して改変処理を施しても良い。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2〜4の実施の形態とほぼ同一であるため、第2〜4の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、特定情報として合成した地紋パターンに含まれる天地パターンが所定の位置で検出されなかった場合、画像データの出力の中止または画像データの全領域を改変する。これにより、悪意により原稿が正しい位置に載置されずに、原稿の読み取りが行われた画像データが取得された場合に、画像データの出力を中止等することができるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
第5の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第2〜4の実施の形態とほぼ同一であるため、第2〜4の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、特定情報として合成した地紋パターンに含まれる天地パターンが所定の位置で検出されなかった場合、画像データの出力の中止または画像データの全領域を改変する。これにより、悪意により原稿が正しい位置に載置されずに、原稿の読み取りが行われた画像データが取得された場合に、画像データの出力を中止等することができるので、情報の漏洩をより厳重に防止することができる。
本実施の形態にかかる複合機100による印刷処理について説明する。図16は、第5の実施の形態にかかる複合機の印刷処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる印刷処理の手順は、図14および図15に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。
検出部903は、地紋パターンに含まれる天地パターンが所定の位置(例えば、画像データの左上)で検出されたか否かを判断する(ステップS1610)。ここで、所定の位置は、利用者が任意に設定できるものとする。検出部903は、所定の位置にある天地パターンと、HDD110に記憶されたパターン画像と、をパターンマッチング等することにより、天地パターンを検出する。図17は、画像データの左上で検知される天地パターンの例を示す図である。そして、天地パターンが所定の位置で検出された場合(ステップS1610:Yes)、取得部904および補正部905の処理へ進む。一方、天地パターンが所定の位置で検出されなかった場合(ステップS1610:No)、画像データの出力が中止される(ステップS1614)。若しくは、改変部907によって画像データの全領域に対して改変処理を施しても良い。
100、1700 複合機
101 スキャナ
102 スキャナ画像処理部
103 出力用画像処理部
104、900 システム制御部
105 プロッタ
106 操作表示部
107 CPU
108 RAM
109 ROM
110 HDD
111 画像データ取得部
112、906 受付部
113、901 生成部
114、902 付加部
115、903 検出部
116、907 改変部
904 取得部
905 補正部
101 スキャナ
102 スキャナ画像処理部
103 出力用画像処理部
104、900 システム制御部
105 プロッタ
106 操作表示部
107 CPU
108 RAM
109 ROM
110 HDD
111 画像データ取得部
112、906 受付部
113、901 生成部
114、902 付加部
115、903 検出部
116、907 改変部
904 取得部
905 補正部
Claims (19)
- 入力した画像データの機密部分の指定を受け付ける受付手段と、
指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成手段と、
生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加手段と、
生成した前記出力データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記特定情報は、前記機密部分の位置情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記特定情報は、前記機密部分の位置情報および前記機密部分を含む前記画像データの天地情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 指定を受け付けた前記機密部分の位置情報と、識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を、さらに備え、
前記特定情報は、前記位置情報と対応付けられた識別情報であり、
前記付加手段は、前記識別情報を前記画像データに付加して前記出力データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記識別情報は、前記機密部分を含む前記画像データを識別する情報であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記識別情報は、前記機密部分を識別する情報であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 入力した画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出手段と、
検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変手段と、
生成した前記出力データを出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記特定情報は、前記機密部分の位置情報であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 前記特定情報は、前記機密部分の位置情報および前記機密部分を含む前記画像データの天地情報であり、
前記天地情報を記憶する記憶手段と、
検出した前記天地情報および前記記憶手段に記憶した前記天地情報に基づいて、前記画像データの回転角度を取得する取得手段と、
取得した前記回転角度の分だけ前記画像データの回転を補正する補正手段と、をさらに備え、
前記改変手段は、回転を補正した前記画像データにおいて、検出した前記位置情報により特定される前記機密部分を改変して前記出力データを生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記画像データが含む前記機密部分の位置情報と、識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段を、さらに備え、
前記特定情報は、前記位置情報と対応付けられた前記識別情報であり、
前記検出手段は、入力した前記画像データから、前記識別情報を検出し、
前記改変手段は、検出した前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶された前記位置情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記識別情報は、前記機密部分を含む前記画像データを識別する情報であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
- 前記識別情報は、前記機密部分を識別する情報であることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
- 前記記憶手段は、さらに、前記機密部分の位置情報と、前記機密部分を含む前記画像データの天地情報と、を対応付けて記憶し、
前記特定情報は、前記機密部分の位置情報と対応付けられた前記識別情報および前記天地情報であり、
検出した前記天地情報および前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶した前記天地情報に基づいて、前記画像データの回転角度を取得する取得手段と、
取得した前記回転角度の分だけ前記画像データの回転を補正する補正手段と、をさらに備え、
前記改変手段は、回転を補正した前記画像データにおいて、検出した前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶した前記位置情報により特定される前記機密部分を改変して前記出力データを生成することを特徴とする請求項10から12のいずれか一に記載の画像処理装置。 - 画像データの機密部分の位置情報と、前記機密部分を含む前記画像データの天地情報と、前記画像データを識別する識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
前記画像データを出力する外部機器から入力された前記画像データから、前記機密部分の前記位置情報と対応付けられた前記識別情報および前記天地情報を検出する検出手段と、
検出した前記天地情報および前記識別情報と対応付けて前記記憶手段に記憶した前記天地情報に基づいて、前記画像データの回転角度を取得する取得手段と、
前記識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶した前記位置情報および取得した前記回転角度を前記外部機器に送信して、当該位置情報により特定される前記機密部分を改変した出力データの出力を要求する送信手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ。 - 受付手段が、入力した画像データの機密部分の指定を受け付ける受付ステップと、
生成手段が、指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成ステップと、
付加手段が、生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加ステップと、
出力手段が、生成した前記出力データを出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 検出手段が、入力した前記画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出ステップと、
改変手段が、検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変ステップと、
出力手段が、前記出力データを出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、
入力した前記画像データの機密部分の指定を受け付ける受付手段と、
指定を受け付けた前記機密部分を特定する特定情報を生成する生成手段と、
生成した前記特定情報を前記画像データに付加して出力データを生成する付加手段と、
生成した前記出力データを出力する出力手段と、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
入力した前記画像データから、前記画像データの機密部分を特定する特定情報を検出する検出手段と、
検出した前記特定情報により特定される前記機密部分を改変して出力データを生成する改変手段と、
生成した前記出力データを出力する出力手段と、
として機能させるためのプログラム。 - 請求項17または18に記載のプログラムを記憶することを特徴とする、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
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