JP5059669B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

この発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラや内視鏡等に使用される固体撮像装置に関するものである。
近年、デジタルカメラ・デジタルビデオカメラや内視鏡では、小型化や低消費電力化が進んでおり、それに合わせて、それらに使用される固体撮像装置も小型化・低消費電力化が必要となってきている。その小型化・低消費電力化を実現するために、AD変換回路をデジタル回路で構成する固体撮像装置が、例えば特開2006−287879号公報に提案されている。
図12は、従来の固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。この固体撮像装置は、光電変換素子を有する画素セルを2次元にアレイ状に配列した画素ブロック201 と前記画素ブロック201 からの信号をAD変換するAD変換部202 とからなるアレイブロック(サブアレイ)B1,B2,・・・を2次元に、図示例では4行5列に配置して画素部が構成されている。また図13は、図12におけるAD変換部202 の回路構成の一例を示すブロック図である。このAD変換部202 は、走行するパルスに対して入力電圧に応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路211 と、そのパルスの走行位置を所定のタイミング毎にサンプリングし、デコードすることにより、入力電圧に応じたデジタル値を生成するデコーダ212 により構成され、入力信号に係る入力電圧に応じたデジタル値を生成するようになっている。
特開2006−287879号公報
ところで、上記構成の従来の固体撮像装置では、画素毎の特性ばらつきを除去するための、画素から出力されるリセット信号と光信号の差分を行う手段についての考察がなされていない。したがって、前述した従来の固体撮像装置で取得する画像は、画素毎の特性ばらつきによるノイズが大きく、良好な画像が得られない。
本発明は、従来の固体撮像装置における上記問題点に鑑みてなされたものであり、走行するパルスに対して2つの入力信号の差分に応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置を所定のタイミング毎にサンプリングし、デコードすることにより、入力信号をデジタル値に変換するAD変換器を有する固体撮像装置において、画素の特性ばらつきを除去し良好な画像が得られ、且つ小型化・低消費電力化を実現できるようにした固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る固体撮像装置は、光電変換素子を有する画素が複数配列された画素部と、前記画素からの信号の内、リセット信号、又は光信号の一方の信号を保持する保持回路と、AD変換器とにより構成され、前記AD変換器は、2つの入力信号端子を有し、一方の入力信号端子には、前記保持回路に保持された信号が入力され、他方の入力信号端子には、前記保持回路の保持対象とならなかった他方の信号が入力され、走行するパルスに対して前記一方及び他方の入力信号端子に入力された信号の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路と、前記パルスの走行位置を所定のタイミング毎にサンプリングし、デコードすることにより前記入力信号の差分に応じたデジタル値を生成するデコーダとにより構成されることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る固体撮像装置において、前記保持回路を第1の保持回路とし、該第1の保持回路の保持対象とはならなかった他方の信号を保持する第2の保持回路を更に有し、前記AD変換器は、前記他方の入力信号端子に第2の保持回路に保持された信号が入力されることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る固体撮像装置において、前記AD変換器の2つの入力信号端子に入力される各々の信号が同一とならないようにオフセット値を重畳する回路を更に有していることを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、画素から出力されるリセット信号と光信号の差分を行うことで、画素毎の特性ばらつきによるノイズを除去することができ、良好な画像を得ることが可能な固体撮像装置を実現できる。請求項2に係る発明によれば、画素から出力されるリセット信号と光信号の差分を行うことで、画素毎の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。更に、画素が光信号を出力し終わった後でもAD変換を行うことが可能となり、よりAD変換の性能を上げることができ、より良好な画像を得ることが可能となる。請求項3に係る発明によれば、画素から出力されるリセット信号と光信号の差分を行うことで、画素毎の特性ばらつきによるノイズを除去することができ、良好な画像を得ることができる。更に、画素から出力されるリセット信号と光信号が同じ電圧の場合でも、遅延回路に入力される2つの信号に電位差を与えることができ、2つの信号の差分の大きさに応じたデジタル値を得ることが可能となり、良好な画像を得ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
まず、本発明に係る固体撮像装置の実施例1について説明する。図1は、実施例1に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図であり、図2は、その動作を説明するためのタイミングチャートである。まず、図1を用いて実施例1に関わる固体撮像装置の構成について説明する。図1において、PIX11は画素部の1行1列目の画素で、該画素PIX11内には、光電変換部PD11と、該光電変換部PD11で発生した信号を蓄積するメモリ(以下FD部と略記する)C11と、前記光電変換部PD11からFD部C11への転送を制御する転送スイッチMT11と、FD部C11をリセットするリセットスイッチMR11と、FD部C11の信号を増幅する増幅部MA11と、当該画素PIX11を選択する選択スイッチMS11とを備えており、図示のように接続して画素が構成されている。そして、かかる構成の画素が複数2次元に配列されて(図示例では、3行3列)画素部1が構成されている。なお、画素部1を構成する他の各画素PIX21,PIX31,PIX12,PIX22,PIX32,PIX13,PIX23,PIX33の各構成要素には、各行各列の各画素に対応した数字を付して示している。
そして、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の転送スイッチMT11,MT21,MT31は、垂直走査回路101 から出力される転送制御信号φTX1にて制御され、選択スイッチMS11,MS21,MS31は、同じく垂直走査回路101 から出力される選択制御信号φSEL1にて制御され、リセットスイッチMR11,MR21,MR31は、同じく垂直走査回路101 から出力されるリセット制御信号φRS1にて制御されるようになっている。
また、2行目の画素PIX12,PIX22,PIX32の転送スイッチMT12,MT22,MT32は、垂直走査回路101 から出力される転送制御信号φTX2にて制御され、選択スイッチMS12,MS22,MS32は、同じく垂直走査回路101 から出力される選択制御信号φSEL2にて制御され、リセットスイッチMR12,MR22,MR32は、同じく垂直走査回路101 から出力されるリセット制御信号φRS2にて制御されるようになっている。
同様に、3行目の画素PIX13,PIX23,PIX33の転送スイッチは、垂直走査回路101 から出力される転送制御信号φTX3により制御され、選択スイッチMS13,MS23,MS33は、同じく垂直走査回路101 から出力される選択制御信号φSEL3にて制御され、リセットスイッチMR13,MR23,MR33は、同じく垂直走査回路101 から出力されるリセット制御信号φRS3にて制御されるようになっている。
なお、各画素のリセットスイッチMR11,・・・,MR33及び増幅部MA11,・・・,MA33の一端は、それぞれ画素電源ライン7に接続されており、また各画素の選択スイッチMS11,・・・,MS33の一端は、一端に画素電流源I41〜I43が接続された列毎に配置されている垂直信号線5に、列毎に共通にそれぞれ接続されている。
選択制御信号φSEL1〜φSEL3にて選択された行の画素の信号は、垂直信号線5を介して保持回路102 へ書き込まれる。なお、保持回路102 はサンプルホールド制御信号φSH1 により制御されるサンプルホールドスイッチM11〜M31と、サンプルホールド容量CSH11〜CSH31とを備え、入力端子にサンプルホールドスイッチM11〜M31を介して接続されたサンプルホールド容量CSH11〜CSH31は、第1の出力端子に接続され(図示例のようにアンプを介して接続することも可能である)、また入力端子は第2の出力端子にも直接接続されるようになっている。保持回路102 に記憶された信号は、遅延回路103 に入力され、遅延回路103 は走行するパルスに対して2つの入力信号の差分に応じた遅延回路内におけるパルスの走行位置をデコーダ104 へ出力する。デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミング毎にサンプリングし、デコードすることにより、デジタル信号を生成する。デコーダ104 で変換されたデジタル信号は、ラッチ回路105 へ保持されるようになっている。そして、遅延回路103 とデコーダ104 とでAD変換部を構成している。
なお、前記遅延回路103 は、保持回路102 より入力される信号量に応じてパルス信号φPLを遅延させて出力する遅延ユニットで構成され、遅延ユニットは、インバータ等のゲート回路を複数段接続した構成となっている(図示例では、初段がNANDで構成され、初段以降の4段がインバータ回路で構成されている)。そして、ラッチ回路105 に保持されたデジタル信号は、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3によって読み出されるように構成されている。
次に、このように構成されている固体撮像装置の動作を、図2に示すタイミングチャートを用いて説明する。まず1行目の画素PIX11〜PIX31の信号を読み出す場合を説明する。まず初めに転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をハイレベルとすることで、1行目の画素の光電変換部PD11,PD21,PD31及びFD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いで転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、リセットを終了し、光信号電荷の蓄積を開始する。
その後、所定の時間が経った後、画素信号を保持回路102 へ読み出す。画素信号の読み出しに先立ち、まずリセット制御信号φRS1をハイレベルとし、FD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いでリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、FD部C11,C21,C31のリセットを終了する。そして、選択制御信号φSEL1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号の出力を開始する。
次に、保持回路102 のサンプルホールド制御信号φSH1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号をサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31へ出力し、次いでサンプルホールド制御信号φSH1をロウレベルとすることで、そのリセット信号をサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31で保持する。
次に、転送制御信号φTX1をハイレベルとすることで1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の光信号電荷の蓄積を終了し、その光信号電荷をFD部C11,FD部C21,FD部C31へ転送する。それにより、FD部C11,C21,C31に保持された光信号電荷が増幅部MA11,MA21,MS31、選択スイッチMS11,MS21,MS31、垂直信号線5及び保持回路102 の直接接続された第2の出力端子を介し、光信号として遅延回路103 の第2の入力端子へ出力される。このとき、遅延回路103 の通常電源電圧が印加される第1の入力端子には、保持回路102 の第1の出力端子を介してサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31に保持されている各画素のリセット信号に相当する電圧が印加されており、遅延回路103 の通常GNDに接続される第2の入力端子には、上記のように各画素の光信号が印加されている。
次に、遅延回路103 では、パルス信号φPLをハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31から出力されたリセット信号と光信号の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置を、デコーダ104 へ出力する。デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミングでサンプリングし、デコードすることにより、デジタル変換を行う。所定時間が経った後、パルス信号φPLをロウレベルとすることでデジタル変換を終了し、ラッチ回路105 は、変換されたデジタル信号を保持する。最後に、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3にてラッチ回路105 の選択を行い、ラッチ回路105 のデータが順次出力される。そして、2行目以降の画素に対しても順次同様な動作を行う。
上記回路構成により上記動作を行う実施例1に係る固体撮像装置では、各画素の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。なお、遅延回路103 において、リセット信号に相当する電圧が入力される第1の入力端子と基準電圧(図示例では、GND)間に信号安定化容量Cc1,Cc2,Cc3を付加することが可能であり、入力信号の変動を抑えることでAD変換精度を向上させることができ、良好な画像を得ることができる。また、上記信号安定化容量は、遅延回路103 の2つの入力端子の片側及び両方に付加することもでき、また2つの入力端子間に付加することも可能である。
(実施例2)
次に、実施例2について説明する。図3は、実施例2に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。図1に示した実施例1とは保持回路102 の構成を異にしている。すなわち、保持回路102 は、第1のサンプルホールド制御信号φSH1で制御される第1のサンプルホールドスイッチM11,M21,M31と、第2のサンプルホールド制御信号φSH2で制御される第2のサンプルホールドスイッチM12,M22,M32と、第1のサンプルホールド容量CSH11〜CSH31と、第2のサンプルホールド容量CSH12〜CSH32とで構成されている。その他の構成については、図1に示す実施例1と同じため、その説明は省略する。
次に、このように構成されている固体撮像装置の動作を、図4に示すタイミングチャートを用いて説明する。まず1行目の画素の信号を読み出す場合を説明する。まず初めに、転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の光電変換部PD11,PD21,PD31及びFD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いで転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることでリセットを終了し、光信号電荷の蓄積を開始する。
その後、所定の時間が経った後、画素の信号を保持回路102 へ読み出す。画素信号の読み出しに先立ち、まずリセット制御信号φRS1をハイレベルとし、FD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いでリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、FD部C11,C21,C31のリセットを終了する。そして、選択制御信号φSEL1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号の出力を開始する。
次に、保持回路102 の第1のサンプルホールド制御信号φSH1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号を第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31へ出力し、次いで第1のサンプルホールド制御信号φSH1をロウレベルとすることで、各画素のリセット信号を第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31で保持する。
次に、転送制御信号φTX1をハイレベルとすることで光信号電荷の蓄積を終了し、光信号電荷をFD部C11,C21,C31へ転送する。そして、保持回路102 の第2のサンプルホールド信号φSH2をハイレベルとした後ロウレベルにすることで,1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の光信号を第2のサンプルホールド容量CSH12,CSH22,CSH32へ保持する。このとき、遅延回路103 の通常電源電圧が印加される第1の入力端子には、保持回路102 の第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31に保持されている各画素のリセット信号に相当する電圧が印加されており、遅延回路103 の通常GNDに接続される第2の入力端子には、保持回路102 の第2のサンプルホールド容量CSH12,CSH22,CSH32に保持されている各画素の光信号に相当する電圧が印加されている。
次に、遅延回路103 のパルス信号φPLをハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31から出力されたリセット信号と光信号の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置が、遅延回路103 よりデコーダ104 へ出力され、デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミングでサンプリングし、デコードすることにより、デジタル変換を行う。所定時間が経った後、パルス信号φPLをロウレベルとすることでデジタル変換を終了し、ラッチ回路105 は、変換されたデジタル信号を保持する。最後に、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3にてラッチ回路105 の選択を行い、ラッチ回路105 のデータが順次出力される。そして、2行目以降の画素に対しても順次同様な動作を行う。
上記回路構成により上記動作を行う実施例2に係る固体撮像装置では、各画素の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。更に、光信号を第2のサンプルホールド容量CSH12,CSH22,CSH32に保持しているため、画素が光信号を出力し終わった後でもAD変換を行うことが可能となり、よりAD変換の性能を上げることができ、より良好な画像を得ることが可能となる。なお、遅延回路103 の2つの入力端子間に信号安定化容量Cc1,Cc2,Cc3を付加することも可能であり、これにより2つの入力信号の電圧差の変動を抑えることでAD変換精度を向上することができ、良好な画像を得ることができる。また、この信号安定化容量は、遅延回路103 の入力信号端子と基準電圧間に付加することもでき、また更に信号安定化容量は、2つの入力端子の片側及び両方に付加することも可能である。
(実施例3)
次に、実施例3について説明する。図5は、実施例3に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。この実施例3は、実施例2と比べて保持回路102 において第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31のGNDに接続されていた端子が、制御信号φPref が印加される制御信号線に接続されており、画素から出力されるリセット信号に、制御信号φPref が出力する2つの基準電位(図示例では、GNDとVref )の差分に相当する電圧を、オフセット電圧として加算して、遅延回路103 へ出力できる構成となっている。その他の構成については、図1又は図3に示す実施例1又は2と同じため、その説明は省略する。
次に、このように構成されている固体撮像装置の動作を、図6に示すタイミングチャートを用いて説明する。まず1行目の画素の信号を読み出す場合を説明する。まず初めに転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の光電変換部PD11,PD21,PD31及びFD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いで転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることでリセットを終了し、光信号電荷の蓄積を開始する。
その後、所定の時間が経った後、1行目の画素の信号を保持回路102 へ読み出す。画素信号の読み出しに先立ち、まずリセット制御信号φRS1をハイレベルとし、FD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いでリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、FD部C11,C21,C31のリセットを終了する。そして、選択制御信号φSEL1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号の出力を開始する。
次に、保持回路102 の第1のサンプルホールド制御信号φSH1をハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号を第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31へ出力し、次いで第1のサンプルホールド制御信号φSH1をロウレベルとすることで、リセット信号を第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31で保持する。なお、このときの制御信号φPref は、1つ目の基準電位(図示例では、GND)を出力している。
次に、転送制御信号φTX1をハイレベルとすることで光信号電荷の蓄積を終了し、光信号電荷をFD部C11,C21,C31へ転送する。そして、保持回路102 の第2のサンプルホールド制御信号φSH2をハイレベルとした後ロウレベルにすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31の光信号を第2のサンプルホールド容量CSH12,CSH22,CSH32へ保持する。
次に、制御信号φPref を2つ目の基準電位(図示例では、Vref )に設定することで、第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31に保持されているリセット信号に、2つの基準電位(図示例では、GNDとVref )の差分に相当する電圧をオフセット電圧として加算する。そうすることで、リセット信号に2つの基準電位の差分が加算された信号が、遅延回路103 へ出力される。このとき、遅延回路103 の通常電源電圧が印加される第1の入力端子には、保持回路102 の第1のサンプルホールド容量CSH11,CSH21,CSH31に保持されている各画素のリセット信号に相当する電圧に2つの基準電位の差分に相当する電圧が加算された信号が印加されており、遅延回路103 の通常GNDに接続されている第2の入力端子には、保持回路102 の第2のサンプルホールド容量CSH12,CSH22,CSH32に保持されている各画素の光信号に相当する電圧が印加されている。
次に、遅延回路103 におけるパルス信号φPLをハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31から出力されたリセット信号と光信号の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置が、遅延回路103 よりデコーダ104 へ出力され、デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミングでサンプリングし、デコードすることにより、デジタル変換を行う。所定時間が経った後、パルス信号φPLをロウレベルとすることでデジタル変換を終了し、ラッチ回路105 は、変換されたデジタル信号を保持する。最後に、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3にてラッチ回路105 の選択を行い、ラッチ回路105 のデータが順次出力される。そして、2行目以降の画素に対しても順次同様な動作を行う。
上記回路構成により上記動作を行う実施例3に係る固体撮像装置では、各画素の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。更に、画素から出力されるリセット信号と光信号が同じ電圧の場合でも、遅延回路103 に入力される2つの信号に電位差を与えることができ、2つの信号の差分の大きさに応じたデジタル値を得ることが可能となり、良好な画像を得ることができる。
なお、上記実施例3において、保持回路102 は、オフセット電圧を加算することが可能な構成であれば、上記図示例の構成以外であってもよいことは自明である。また、オフセット電圧を加算する画素信号は、リセット信号のみでもよいし、光信号でもよい。またリセット信号と光信号の両方にオフセット電圧を加算できる構成とすることも可能である。また、遅延回路103 の第1の入力端子と基準電圧(図示例では、GND)に信号安定化容量Cc1,Cc2,Cc3を付加することが可能であり、これにより入力信号の変動を抑えることでAD変換精度を向上させることができ、良好な画像を得ることができる。また、上記信号安定化容量は、遅延回路103 の入力端子の片側及び両方に付加することもでき、更には、2つの入力端子間に付加することも可能である。
(実施例4)
次に、実施例4について説明する。図7は、実施例4に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。図1に示した実施例1と比べて保持回路102 の構成並びに遅延回路103 の接続態様を異にするものである。すなわち、保持回路102 は、クランプ容量CL1,CL2,CL3、サンプルホールド容量CSH1,CSH2,CSH3、サンプルホールド制御信号φSHで制御されるサンプルホールドスイッチM11,M21,M31及びクランプ制御信号φCLで制御されるクランプスイッチM12,M22,M32を備え、図示のように接続されている。そして、画素から入力される2つの信号である、リセット信号と光信号の差分をサンプルホールド容量CSH1,CSH2,CSH3に保持し、遅延回路103 の第2の出力端子へ出力する回路構成となっている。また遅延回路103 の2つの入力端子の、一方の第2の入力端子へは保持回路102 からの出力信号が印加され、他方の第1の入力端子へは基準電圧(図示例では、電源電圧VDD)が印加されている。その他の構成については、図1に示す実施例1と同じため、その説明は省略する。
次に、このように構成されている固体撮像装置の動作を、図8に示すタイミングチャートを用いて説明する。まず1行目の画素の信号を読み出す場合を説明する。まず初めに転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をハイレベルとすることで、1行目の画素の光電変換部PD11,PD21,PD31及びFD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いで転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、上記リセットを終了し、光信号電荷の蓄積を開始する。
その後、所定の時間が経った後、画素信号を保持回路102 へ読み出す。画素信号の読み出しに先立ち、まずリセット制御信号φRS1をハイレベルとし、FD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いでリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、FD部C11,C21,C31のリセットを終了する。そして、選択制御信号φSEL1をハイレベルとすることで、1行目の画素のリセット信号の出力を開始する。
次に、保持回路102 のサンプルホールド制御信号φSH及びクランプ制御信号φCLをハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号をクランプ容量CL1,CL2,CL3へ出力し、次いでクランプ制御信号φCLをロウレベルとすることで、上記リセット信号をクランプ容量CL1,CL2,CL3で保持する。
次に、転送制御信号φTX1をハイレベルとすることで光信号電荷の蓄積を終了し、光信号電荷をFD部C11,C21,C31へ転送する。そして、保持回路102 のサンプルホールド制御信号φSHをロウレベルにすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のクランプ容量CL1,CL2,CL3に保持されているリセット信号と光信号の差分が、サンプルホールド容量CSH1,CSH2,CSH3へ保持される。このとき、遅延回路103 の2つの入力端子のうち、通常GNDが印加される一方の第2の入力端子には、サンプルホールド容量CS1,CS2,CS3に保持されている各画素のリセット信号と光信号の差分に相当する電圧が印加されており、他方の第1の入力端子には、基準電圧(図示例では、電源電圧VDD)が印加されている。
次に、パルス信号φPLをハイレベルとすることで、遅延回路103 の2つの入力端子の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置が、遅延回路103 よりデコーダ104 へ出力される。デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミングでサンプリングし、デコードすることにより、デジタル変換を行う。所定時間が経った後、パルス信号φPLをロウレベルとすることでデジタル変換を終了し、ラッチ回路105 は、変換されたデジタル信号を保持する。
最後に、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3にてラッチ回路105 の選択を行い、ラッチ回路105 のデータが順次出力される。そして、2行目以降の画素に対しても同様な動作を行う。上記回路構成により上記動作を行う実施例4に係る固体撮像装置では、上記各実施例と同様に各画素の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。
(実施例5)
次に、実施例5について説明する。図9は、実施例5に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。図7に示した実施例4と比べて保持回路102 の構成及び遅延回路103 の接続態様を異にするものである。すなわち、保持回路102 では増幅器A1,A2,A3が追加されている。そして、クランプ容量CL1,CL2,CL3、帰還容量CS1,CS2,CS3、クランプスイッチM11,M21,M31と増幅器A1,A2,A3が図示のように接続されている。この保持回路102 は、クランプ容量と帰還容量の比で決定される増幅率で画素から出力される2つの信号(リセット信号、光信号)の差分を増幅し、遅延回路103 へ出力する。遅延回路103 の2つの入力端子の、一方の第1の入力端子には保持回路102 からの出力信号が入力され、他方の第2の入力端子には、基準電圧(図示例では、GND)が接続されている。その他の構成については、図1に示す実施例1及び図7に示す実施例4と同じため、その説明は省略する。
次に、このように構成されている固体撮像装置の動作を、図10に示すタイミングチャートを用いて説明する。まず1行目の画素の信号を読み出す場合を説明する。まず初めに転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をハイレベルとすることで、1行目の画素の光電変換部PD11,PD21,PD31及びFD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いで転送制御信号φTX1及びリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることでリセットを終了し、光信号電荷の蓄積を開始する。
その後、所定の時間が経った後、1行目の画素信号を保持回路102 へ読み出す。画素信号の読み出しに先立ち、まずリセット制御信号φRS1をハイレベルとし、FD部C11,C21,C31のリセットを行い、次いでリセット制御信号φRS1をロウレベルとすることで、FD部C11,C21,C31のリセットを終了する。そして、選択制御信号φSEL1をハイレベルとすることで、1行目の画素のリセット信号の出力を開始する。
次に、保持回路102 のクランプ制御信号φCLをハイレベルとすることで、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31のリセット信号をクランプ容量CL1,CL2,CL3へ出力し、次いでクランプ制御信号φCLをロウレベルとすることで、リセット信号をクランプ容量CL1,CL2,CL3で保持する。
次に、転送制御信号φTX1をハイレベルとすることで光信号電荷の蓄積を終了し、光信号電荷をFD部C11,C21,C31へ転送する。それにより、FD部C11,C21,C31に保持された光信号電荷が、増幅部MA11,MA21,MA31、選択スイッチMS11,MS21,MS31及び垂直信号線5を介して、光信号として保持回路102 へ出力される。このとき保持回路102 は、クランプ容量CL1,CL2,CL3に保持されたリセット信号と、1行目の画素PIX11,PIX21,PIX31から出力される光信号の差分を、クランプ容量CL1,CL2,CL3と帰還容量CS1,CS2,CS3の比で決定される増幅率で増幅する。なお、遅延回路103 の2つの入力端子のうち、通常電源電圧が印加される第1の入力端子には、保持回路102 からの出力信号が印加されており、他方の第2の入力端子には、基準電圧(図示例では、GND)が印加されている。
次に、遅延回路103 においてパルス信号φPLをハイレベルとすることで、遅延回路103 の2つの入力端子への印加電圧の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置が、遅延回路103 よりデコーダ104 へ出力される。それゆえ、画素から出力される2つの信号(リセット信号、光信号)の差分が増幅された信号に応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置が、遅延回路103 よりデコーダ104 へ出力される。デコーダ104 では、パルスの走行位置を所定のタイミングでサンプリングし、デコードすることにより、デジタル変換を行う。所定時間が経った後、パルス信号φPLをロウレベルとすることでデジタル変換を終了し、ラッチ回路105 は、変換されたデジタル信号を保持する。
最後に、水平走査回路106 から出力される列選択信号φH1〜φH3にてラッチ回路105 の選択を行い、ラッチ回路105 のデータが順次出力される。そして、2行目以降の画素に対しても順次同様な動作を行う。上記回路構成により上記動作を行う実施例5に係る固体撮像装置では、上記各実施例と同様に各画素の特性ばらつきが除去され、良好な画像を得ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。例えば、上記実施例では、画素は光電変換部と、転送スイッチと、リセットスイッチと増幅部と選択スイッチにて構成されているものを示したが、この画素構成を光電変換部とリセットスイッチと増幅部と選択スイッチにて構成するものとしてもよい。すなわち、リセット信号と光信号の2つの信号が出力される画素であれば、画素構成は、上記実施例以外の構成であってもよい。また、上記実施例での保持回路は、容量とスイッチとで構成されているが、上記実施例以外の回路構成でも、保持対象の信号を保持し遅延回路へ出力できる回路構成であれば、同様に用いることができることは自明である。
また、図11に示すように、上記各実施例(実施例1〜5)に示した遅延回路103 に、ラッチ&エンコーダ回路108 及びカウンタ回路110 が配置された回路構成のデコーダ104 を設けてAD変換部を構成することも可能である。すなわち、前記ラッチ&エンコーダ回路108 は、前記遅延回路103 で発生させるパルスの通過する前記遅延回路103 の段数を検出し、その段数における値をデジタル値に変換し、このデジタル出力値とカウンタ回路110 の出力値とを加算器109 で加算したものを、AD変換部の出力として出力する。このように構成することにより、AD変換部の分解能をより向上させることができる。いずれにしても、遅延回路103 は、入力信号に応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路内におけるパルスの走行位置をデジタル値に変換する機能があれば、上記各実施例と同様に用いることが可能である。
本発明に係る固体撮像装置の実施例1の構成を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例2に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図3に示した実施例2の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例3に係る固体撮像装置の構成を示す回路構成図である。 図5に示した実施例3の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例4に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。 図7に示した実施例4の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施例5に係る固体撮像装置の要部の構成を示す回路構成図である。 図9に示した実施例5の動作を説明するためのタイミングチャートである。 各実施例におけるAD変換部の変形例を示すブロック構成図である。 従来の固体撮像装置の構成例を示す概略ブロック構成図である。 図12に示した固体撮像装置におけるAD変換部の構成を示すブロック構成図である。
1 画素部
5 垂直信号線
7 画素電源ライン
101 垂直走査回路
102 保持回路
103 遅延回路
104 デコーダ
105 ラッチ回路
106 水平走査回路
108 ラッチ&エンコーダ回路
109 加算器
110 カウンタ回路

Claims (3)

  1. 光電変換素子を有する画素が複数配列された画素部と、前記画素からの信号の内、リセット信号、又は光信号の一方の信号を保持する保持回路と、AD変換器とにより構成され、 前記AD変換器は、2つの入力信号端子を有し、一方の入力信号端子には、前記保持回路に保持された信号が入力され、他方の入力信号端子には、前記保持回路の保持対象とならなかった他方の信号が入力され、走行するパルスに対して前記一方及び他方の入力信号端子に入力された信号の差分の大きさに応じた遅延量を与える遅延素子が多段に連結された遅延回路と、前記パルスの走行位置を所定のタイミング毎にサンプリングし、デコードすることにより前記入力信号の差分に応じたデジタル値を生成するデコーダとにより構成されることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記保持回路を第1の保持回路とし、該第1の保持回路の保持対象とはならなかった他方の信号を保持する第2の保持回路を更に有し、前記AD変換器は、前記他方の入力信号端子に前記第2の保持回路に保持された信号が入力されることを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 前記AD変換器の2つの入力信号端子に入力される各々の信号が同一とならないようにオフセット値を重畳する回路を更に有していることを特徴とする請求項1又は2に係る固体撮像装置。
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