JP5059437B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的に消去および書き込み可能な不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
従来より、電気的に消去および書き込み可能な不揮発性半導体記憶装置として、NAND型とNOR型が広く採用されているが、近年、NAND型のみならずNOR型においても書き込み動作に対する高速化の要求が強まっている。従来のNOR型は、N型チャネルトランジスタを採用し、CHE (チャネルホットエレクトロン)注入によって書き込み動作を行っている。しかし、この方法では、書き込み時のセル電流が数百μAのオーダーで流れるため、同時に書き込みできるセル数を増やすことができず、書き込みスループットを向上することが困難であった。また、CHE注入をするためにセルトランジスタのソース−ドレイン間に4V程度の高電圧を印加する必要があるため、ゲート長方向の微細化の限界が問題となる。
このような問題を解決するために、本願出願人は、P型チャネルトランジスタおよびCHE注入に代わりにバンド間トンネル(以下、BTBTともいう。)現象を用いた電子注入方式を採用した書き込み技術を既に提案している(例えば、特許文献1)。
図1は従来の不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図であり、図2は従来の装置のビット線方向の断面図である。この装置構成では、P型チャネルトランジスタであるメモリセルMC00a,・・・,MCn0a,MC00b,・・・,MCn0b,MC01a,・・・,MCna,MC01b,・・・,MCn1b及び選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1bが同一のNウェル領域内に形成されている。Nウェル領域はブロック毎に分離されており、一つのブロック内では各1本の主ビット線MBL0,MBL1,・・・に対して2本の副ビット線SBL0a,SBL1a,・・・,SBL0b,SBL1b,・・・が接続されている。
次に、従来の書き込み動作時のタイミング制御方法を図3に示す。図3は、図1におけるメモリセルMCn0aを書き込む時の動作に対応させている。
まず、時刻t1において、ワード線WL<0>,・・・,WL<n>、主ビット線MBL0,MLB1,・・・、選択ゲートSGa,SGb,、ソース線SL、Nウェル領域はいずれもVccに設定される。次に、時刻t2において、選択WL<n>がVccからVPwlに昇圧され、Nウェル領域がVccからVPnwellに昇圧される。また、選択ゲートSGaはVccからVNsgに降圧される。この時、選択ゲートSGa上の選択トランジスタST0a、ST1aがオンすることにより、SBL0aおよびSBL1aの電位は主ビット線MBL0、MBL1と同電位のVccとなる。
一方、非選択SGb上の選択トランジスタST0b、ST1bに接続されているSBL0bおよびSBL1bの電位は、Nウェル領域とメモリセルのドレイン接合との容量カップリングによって昇圧される。ただし、昇圧レベルは、ST0bおよびST1bがオンするレベルであるVcc+|Vthp|でクランプされる(VthpはST0bおよびST1bのしきい値電圧)。その後、時刻t3において、“0”データ書き込み対象であるMBL0の電位がVccから0Vになることにより、書き込み対象セルMCn0aのドレインに接続しているSBL0aの電位も0Vとなる。
この時、書き込み選択メモリセルMCn0aのワード線はVPwlとなり、ドレインは0Vとなり、ソース線SLはVccとなり、Nウェル領域はVPnwellとなる。そうすると、ドレイン付近で発生したBTBT電流において電子がチャネル方向に加速され、正の電圧VPwlを印加したワード線側に電子が引き寄せられる。その結果、フローティングゲート内に電子が注入される。これが書き込み動作である。その後、時刻t4においてMBL0の電位をVccに戻すことにより書き込み動作は終了し、時刻t5において各電位は初期状態に戻る。
特開2006−156925号公報 特開2006−128594号公報 特開2006−269697号公報 「100Mバイト/秒で書けるフラッシュ・メモリを開発」, 味香 夏夫,等, 日経エレクトロニクス, No.938, 137−148 (2006)
本出願人による上述の提案により、ソース−ドレイン間への印加電圧をそれ以前のメモリセルトランジスタのそれと比較して低減することができた。しかしながら、依然として、書き込み動作時の非選択のメモリセルトランジスタ、特に選択ワード線上の非選択ビット線に接続するメモリセルトランジスタに対するディスターブの問題が生じ得る。すなわち、ソース−ドレイン間に高電圧を印加することなく、書き込み対象のメモリセルトランジスタには書き込み動作に必要な電圧を印加した上で、書き込み対象外のメモリセルトランジスタにはディスターブが問題にならない程度の書き込み禁止電圧を選択的かつ効率良く印加する方法が強く望まれている。
例えば、図1に示す従来例における書き込み動作を用いて説明すると、書き込み対象外のメモリセルトランジスタMCn0aのディスターブの問題が生じ得る。具体的には、選択ワード線WL<n>と同一ワード線上にある書き込み対象外のメモリセルトランジスタMCn0b、MCn1a、MCn1b・・・においてディスターブの問題が生じる危険性が高い。これは、選択セルであるMCn0aと同じ選択ゲートSGaによって選択されるSBL1aに接続するメモリセルトランジスタMCn1aのドレイン電圧はVccとなり、書き込み対象のメモリセルトランジスタMCn0aのドレイン電圧0Vと電位差としてはVccしかないからである。ここで、もしVccが低電圧、例えば1.8Vであると、この1.8Vの電圧差によって書き込み選択/非選択の制御を行う必要があるため、選択性が悪化するという問題がある。
また同様に、ソースに印加される電圧もVccであるため、ソース側にもドレインと同様のディスターブの問題が生じる。このため、ソース側で生じる書込ディスターブに対しても十分な選択性を確保する必要がある。
一方、選択されたメモリセルトランジスタMCn0aと異なる選択ゲートSGbによって選択されるSBL0b、SBL1bに接続するメモリセルトランジスタMCn0b、MCn1bのドレイン電圧は、Nウェル領域とメモリセルトランジスタのドレイン接合との容量カップリングによりVcc+|Vthp|まで昇圧されるのでVccより高いレベルとはなる。しかしながら、不揮発性半導体記憶装置全体では、選択されたメモリセルトランジスタと同一選択ゲートで選択されるSBLに接続するメモリセルトランジスタが最もディスターブを強く受けることとなるため、その特性は十分とはいえない。
上述のとおり、書き込み時のディスターブ耐性を改善するためには、書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電位をVccより高くすることによって選択性を高める必要がある。しかしながら、MBL側から高電圧によって充電する方法を採用すると、書き込み対象外の全てのMBLを充電する必要が生じるため、消費電流や高電圧セットアップ時間等のロスが発生することになる。また、この方法では、図1に示すような1本のMBLに対して複数本のSBLがつながる主副ビット線構成を採用した場合、書き込み対象セルと同一MBL上のセルには上記高電圧を印加することができないという問題も生じる。従って、上記以外の方法によって、メモリセルトランジスタのソース−ドレイン間電圧を低く抑制しつつ、書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧のみVccより高くすることが強く望まれる。さらに、ソース側で生じる書込ディスタブの改善も求められる。
請求項1の発明は、半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、該P型ウェル領域内に各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタと、を備え、書き込み時において、N型ウェルに所定の電圧を印加し、書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタをカットオフすることにより、書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線の電位を前記N型ウェルに印加された電圧とのカップリングにより昇圧することを特徴とした不揮発性半導体記憶装置である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に、副ビット線およびソース線に接続される、少なくとも1つのMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタをさらに備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、P型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲート、ナノクリスタル層またはシリコン窒化膜等の不導体電荷蓄積層からなる電荷蓄積層と、さらに絶縁層を介して電荷蓄積層の上方に形成されたコントロールゲートとを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の発明において、P型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲートと、さらに絶縁層を介して前記フローティングゲートの上方に形成されたコントロールゲートとを備え、前記N型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲートと、このフローティングゲートのさらに上方に形成されたコントロールゲートとを備え、前記フローティングゲートとコントロールゲートが電気的に接続されていることを特徴する。
請求項5の発明は、半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、該P型ウェル領域内に各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備える不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法であって、書き込み時において、N型ウェルに所定の電圧を印加し、書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタをカットオフすることにより書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線の電位をN型ウェルに印加された電圧とのカップリングにより昇圧させることを特徴とする。
請求項6の発明は、半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタに共通に接続されるソース線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、該P型ウェル領域内に各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備え、書き込み時において、ソース線に所定の電圧を印加し、同じ副ビット線とソース線に接続される複数の書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタのうちいずれか1つをオンすることにより、複数の書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線の電位をソース線の電位になるまで充電することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置を提供うする
請求項7の発明は、半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタに共通に接続されるソース線と、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつP型チャネルトランジスタからなるメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、該P型ウェル領域内に各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備え、書き込み時において、ソース線に所定の電圧を印加し、マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に、副ビット線およびソース線に接続される、少なくとも1つのMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタであって、書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続されるMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタをオンすることによりソース線に印加された所定の電圧を書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタと接続される副ビット線の電位になるまで充電することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置を提供する。
さらに本件発明は、請求項1〜4の発明において、前記メモリセルトランジスタは、前記ドレイン側ゲート端下部の不純物濃度が前記ソース側ゲート端下部の不純物濃度よりも高いことを特徴とする。
さらに本件発明は、請求項1〜4の発明において、前記N型ウェルと前記メモリセルトランジスタのドレインとの接合部に、前記N型ウェルよりも不純物濃度の高いN型不純物層を配置したことを特徴とする。
さらに本件発明は、請求項1〜4の発明において、前記メモリセルトランジスタは、ソースとドレインとがバンド間トンネル現象の生じ易さにおいて非対称であることを特徴とする。
さらに本件発明は、請求項の発明において、書き込み対象のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdp、前記昇圧された書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdup、ソース電圧Vs、ウェル電圧Vwell、メモリセルのパンチスルー耐圧BVds、および、電源電圧Vccが、|Vdp−Vwell|がホットキャリア発生に必要な電位差、|Vg−Vdp|がBTBT発生に必要な電位差、|Vs−Vdup|<BVds、Vdup≧Vs、Vs=Vcc、かつ、Vdp=0vであることを特徴とする。
さらに本件発明は、請求項の発明において、書き込み対象のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdp、前記昇圧された書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdup、ソース電圧Vs、ウェル電圧Vwell、メモリセルのパンチスルー耐圧BVds、および、電源電圧Vccが、|BVds|>|Vcc|、|Vdp−Vwell|がホットキャリア発生に必要な電位差、|Vg−Vdp|がBTBT発生に必要な電位差、|Vs−Vdup|<BVds、|Vdp−Vs|<BVds、Vdup≧Vs、Vs≧Vcc、かつ、Vdp=0vであることを特徴とする。
さらに本件発明は、請求項の発明において、書き込み対象のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdp、前記昇圧された書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧Vdup、ソース電圧Vs、ウェル電圧Vwell、メモリセルのパンチスルー耐圧BVds、および、電源電圧Vccが、|BVds|≦|Vcc|、|Vdp−Vwell|がホットキャリア発生に必要な電位差、|Vg−Vdp|がBTBT発生に必要な電位差、|Vs−Vdup|<BVds、Vdup≧Vs、Vs<BVds、かつ、Vdp=0vであることを特徴とする。
[作用]
本発明によれば、選択トランジスタが従来のようなP型チャネルトランジスタではなくN型チャネルトランジスタに変更される。これにより、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧をVccより高くしても、書き込み対象外のメモリセルに接続する副ビット線を選択する選択トランジスタのみを選択的にオフすることが可能となり、書き込み禁止電圧の高電圧を保持できる。なお、メモリセル領域と選択トランジスタ領域でウエル分離が必要となるが、従来においても異なるブロック間においてはウエル分離領域が必要であるため、特にエリアペナルティが発生することはない。
本発明によれば、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧をVccより高くしても、書き込み対象外のメモリセルに接続する副ビット線を選択する選択トランジスタのみを選択的にオフすることが可能となり、書き込み禁止電圧の高電圧を保持できる。なお、メモリセル領域と選択トランジスタ領域でウエル分離が必要となるが、従来においても異なるブロック間においてはウエル分離領域が必要であるため、特にエリアペナルティが発生することはない。また、前記容量カップリングによって昇圧された電圧を書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧として用いるため、比較的単純な装置構成でも上記の効果を得ることが可能となる。
本発明によれば、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧をVccより高くしても、書き込み対象外のメモリセルに接続する副ビット線を選択する選択トランジスタのみを選択的にオフすることが可能となり、書き込み禁止電圧の高電圧を保持できる。なお、メモリセル領域と選択トランジスタ領域でウエル分離が必要となるが、従来においても異なるブロック間においてはウエル分離領域が必要であるため、特にエリアペナルティが発生することはない。また、ソース線側から供給され、チップ内部で発生した高電圧を書き込み対象外の前記メモリセルトランジスタのドレイン電圧として用いるため、電圧制御性がよいという点で有利である。なお、チップ内部のチャージポンプ回路によって高電圧を供給する場合であっても、1つのブロック分のソース線を充電するだけであるため、消費電流の問題や、高電圧セットアップ時間の問題を実質的に生じさせない。
ところで、ソース線側から高電圧を供給する手法としては、非選択ワード線(非選択WL)上のメモリセルのチャネルを介して充電する方法と、ブロック端に配置したプリチャージ専用P型チャネルトランジスタのチャネルを介して充電する方法を用いることができる。
本発明によれば、書き込み対象のメモリセルトランジスタのソース−ドレイン間電圧を低くしたときでも、書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧をVccより高く設定することができる。従って、書き込み対象のメモリセルトランジスタのドレイン電圧と書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧の電圧差を大きくすることができるため、書き込み時のディスターブマージンを向上することができる。また、ソース−ドレイン間電圧を抑制することができるので、メモリセルトランジスタのゲート長方向の微細化を図ることもできる。
また、この発明によれば、ソース側の構造を、ドレイン側に比べて書き込みが起こりにくい構造とすることにより、ソース側で生じる書込ディスターブを効果的に抑制することができる。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図4〜図6を参照して説明する。
図4は本実施形態の不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図であり、図5は本装置のビット線方向の断面図である。この装置構成では、P型チャネルトランジスタであるメモリセルトランジスタ(以下、単にメモリセルともいう。)MC00a,・・・,MCn0a,MC00b,・・・,MCn0b,MC01a,・・・,MCna,MC01b,・・・,MCn1b,・・・がN型ウェル領域内に形成され、N型トランジスタである選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1b,・・・が前記N型ウェル領域にビット線方向の上下に隣接するP型ウェル領域内に形成されている。また、本実施形態では、ビット線方向に隣接する2つのブロック(N型ウェル)が、それぞれの選択トランジスタを配置するP型ウェル領域を共有しているため、装置全体の占める面積が低減されている。なお、本実施形態においては、一つのブロック内では各1本の主ビット線MBL0,MBL1,・・・に対して2本の副ビット線SBL0a,SBL1a,・・・,SBL0b,SBL1b,・・・が接続されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、副ビット線が1本又は4本であっても本発明の実質的な効果を発揮することができる。
次に、本実施形態における書き込み動作時のタイミング制御方法を図6Aに示す。ここで、図6Aは、図4におけるメモリセルMCn0aを書き込む時の動作を示す。
まず、時刻t1において、ワード線WL<0>,・・・,WL<n>、主ビット線MBL0,MLB1,・・・、ソース線SL、およびN型ウェル領域にはVccが印加され、選択ゲートSGa,SGbは0Vに設定される。この時、選択トランジスタST0a、ST1a,ST0b,ST1b・・・は全てオフ状態であるので、全ての副ビット線SBL0a,STL0b,SBL1a,SBL1b,・・・はフローティング状態となっている。
次に、時刻t2において、選択ワード線WL<n>がVccからVPwlに昇圧され、非選択WL<0>,・・・,WL<n−1>がVccからVPuwlに昇圧され、N型ウェル領域がVccからVPnwellに昇圧され、さらに選択ゲートSGaが0VからVccに昇圧される。この時、選択ゲートSGa上の選択トランジスタST0a、ST1a,・・・がオンすることにより、副ビット線SBL0a、SBL1a,・・・の電位は主ビット線MBL0、MBL1電位のVccから選択トランジスタのしきい値電圧Vthnだけ低下したVcc−Vthnとなり、さらにカップリングにより、α・VPnwellとなる(αはカップリング係数)。一方、非選択SGb上の選択トランジスタST0b,ST1b,・・・に接続している副ビット線SBL0b,SBL1b,・・・の電位はN型ウェル領域とメモリセルのドレイン接合との容量カップリングによって昇圧されることとなる。ここで、カップリング係数をαとすると、その電位は、αにVPnwellを乗じた値(α・VPnwell)となる。また、非選択ワード線WL(非選択WL)電位のVPuwlは、前記ドレイン電圧値α・VPnwellによって非選択WL上のメモリセルがオンしないように設定される。
その後、時刻t3において、“0”データの書き込み対象であるMBL0の電位がVccから0Vに降下することにより、書き込み対象のメモリセルMCn0aのドレインと接続している副ビット線SBL0aの電位が0Vになる。この時、書き込み選択メモリセルMCn0aのワード線がVPwlとなり、ドレインは0Vとなり、ソース線SLはVccとなり、N型ウェル領域はVPnwellとなる。従って、ドレイン付近で発生したBTBT電流のうち、電子がチャネル方向に加速され、正の電圧VPwlが印加されたワード線側に電子が引き寄せられるため、フローティングゲート内に電子が注入される。書き込み動作はこのように行われる。その後、時刻t4において、MBL0の電位がVccに戻されることにより書き込み動作は終了し、時刻t5において各電位は初期状態に戻る。
本実施形態においては、書き込み対象外のメモリセルMCn0b、MCn1a、MCn1b・・・のドレイン電圧は全てα・VPnwellとなるため、均一化される。カップリング係数αはSBLの配線容量と、N型ウェル領域とドレイン接合容量との比によって定まる。例えば、VPnwell=6V、カップリング係数α=0.5(容量比1:1)の場合は、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧は3Vまで昇圧されることとなる。仮にVcc=1.8Vである場合は、書き込み対象のメモリセルのソース−ドレイン間電圧は1.8Vとなり、書き込み対象外のメモリセルのソース−ドレイン間電圧はα・VPnwell−Vcc=1.2Vとなる。このように、ソース−ドレイン間電圧を低く抑制した状態で、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧を3Vまで高くすることができる。
ところで、カップリング係数α及び書き込み時のN型ウェル領域の電圧VPnwellに依存するので、書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧を独立に制御することは比較的困難である。そこで、次に示すような別の制御方法もある。
図6Bは、本実施形態におけるもう一つの書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。図6Aの場合と異なる点は、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧の印加方法である。図6Bは、図4におけるメモリセルMCn0aを書き込む時の動作を示す。
まず、時刻t1において、ワード線WL<0>,・・・,WL<n>、ソース線SL、およびN型ウェル領域にはVccが印加される。また、選択ゲートSGa,SGbは0Vに設定され、“0”データの書き込み対象である選択主ビット線MBL0は0Vに設定され、それ以外の書き込み対象外のMBLはVccに設定される。この時、選択トランジスタST0a、ST1a,ST0b,ST1b・・・は全てオフ状態であるので、全ての副ビット線SBL0a,STL0b,SBL1a,SBL1b,・・・はフローティング状態となっている。
次に、時刻t2において、非選択WL<0>,・・・,WL<n−1>がVccからVNuwlに降圧され、SLがVccからVPinhibitに昇圧され、N型ウェル領域がVccからVPnwellに昇圧される。非選択WLレベルであるVNuwlは、非選択WL上のメモリセルがオンする程度に設定される。この時、非選択WL上のメモリセルがオンすることにより、全ての副ビット線SBL0a、SBL1a,・・・の電位はSL電位と同じ電位であるVPinhibitに充電される。
時刻t3において、非選択WL<0>,・・・,WL<n−1>がVNuwlからVPuwlに昇圧され、非選択WL上のメモリセルはカットオフされる。その後、時刻t4において、SLの電位がVPinhibitからVccに降圧され、時刻t5において選択WL<n>がVccからVPwlに昇圧される。さらに、時刻t6において選択ゲートSGaが0VからVccに昇圧されることにより、選択トランジスタST0aがオンし、書き込み対象のメモリセルMCn0aのドレインが接続している副ビット線SBL0aの電位が0Vとなる。
一方、主ビット線MBL1がVccであり、選択トランジスタST1aがオフ状態であるため、選択ゲートSGaによって選ばれる書き込み対象外の副ビット線SBL1aの電圧は、VPinhibitで保持される。その後、時刻t5において、書き込み選択メモリセルMCn0aのワード線はVPwlとなる。この時、ドレインMBL0は0Vであり、ソース線SLはVccであり、N型ウェル領域はVPnwellとなる。ドレイン付近で発生したBTBT電流のうち、電子がチャネル方向に加速され、正の電圧VPwlが印加されたワード線側に電子が引き寄せられることにより、フローティングゲート内に電子が注入される。書き込み動作はこのように行われる。その後、時刻t7において、各電位は初期状態に戻る。
本制御方法においては、書き込み対象外のメモリセルトランジスタMCn0b、MCn1a、MCn1b・・・のドレイン電圧は、全てVPinhibitとなるため、均一化される。例えば、Vcc=1.8V、VPinhibit=3.6Vの場合は、書き込み対象のメモリセルのソース−ドレイン間電圧は1.8Vとなる。このように、書き込み対象外のメモリセルのソース−ドレイン間電圧がVPinhibit−Vcc=1.8Vに抑制された状態で、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧を3.6Vまで高くすることができる。書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧が、内部チャージポンプによって発生した一定電圧VPinhibitに維持されるため、本制御方法は、N型ウェル領域とメモリセルのドレイン接合との容量カップリングで昇圧して供給する場合よりも制御性に優れている。
次に、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図7〜図9を参照して説明する。
図7は本実施形態の不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図であり、図8は、本装置のビット線方向の断面図である。第1の実施形態と異なる点は、ワード線WL<0>,・・・,WL<n>の領域を挟む位置にプリチャージ専用トランジスタ(P型チャネルトランジスタ)を設けたことである。メモリセルトランジスタMC00a,・・・,MCn0a,MC00b,・・・,MCn0b,MC01a,・・・,MCna,MC01b,・・・,MCn1b,・・・は、N型ウェル領域内に形成されたP型チャネルトランジスタであり、選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1b,・・・はP型ウェル領域内に形成されたN型チャネルトランジスタである。また、本実施形態では、ビット線方向に隣接する2つのブロック(N型ウェル)が、それぞれの選択トランジスタを配置するP型ウェル領域を共有しているため、装置全体の占める面積が低減されている
本実施形態では、プリチャージ専用トランジスタPCGの選択ゲートは、図7に示すように、ブロック上下端に各々1本ずつ配置されているが、この選択ゲートPCGは電気的にショートしているため、いずれか一方のみを配置してもよい。また、図8に示すように、メモリセル領域との段差を低減するため、プリチャージ専用トランジスタPCT,PCG及び選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1b,・・・は、メモリセルと同様のポリ(多層)構造を有している。ただし、コントロールゲートとフローティングゲートをコンタクトでショートすることにより、電気的には通常の1ポリ(単層)構造のトランジスタと実質的に同じとなる。一つのブロック内では、1本の主ビット線MBL0,MBL1,・・・に2本の副ビット線SBL0a、SBL1a,・・・が接続されている。なお、本実施形態においては、1本の主ビット線MBL0,MBL1,・・・に対して2本の副ビット線SBL0a,SBL1a,・・・,SBL0b,SBL1b,・・・が接続されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、副ビット線が1本又は4本であっても本発明の実質的な効果を発揮することができる。
なお、図8に示すように、本実施形態では、メモリセルMC00a,・・・,MCn0a,MC00b,・・・,MCn0b,MC01a,・・・,MCna,MC01b,・・・,MCn1b,・・・には、絶縁層を介してチャネル領域の上方にフローティングゲートが形成されており、さらに、そのフローティングゲートの上方にコントロールゲートであるワード線WL<0>,・・・,WL<n>が形成されている。また、本実施形態では、選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1b,・・・には、絶縁層を介してチャネル領域の上方にフローティングゲートが形成されており、さらに、そのフローティングゲートの上方にコントロールゲートである選択ゲートSG1A,SG0B,SG1B,SG0C,・・・が形成されている。ここで、上述のとおり、選択トランジスタST0a,ST1a,ST0b,ST1b,・・・におけるフローティングゲートと選択ゲートとは電気的に接続されている。
次に、本実施形態における書き込み動作時のタイミング制御方法を図9Aに示す。ここで、図9Aは、図7におけるメモリセルMCn0aを書き込む時の動作を示す。
まず、時刻t1において、ワード線ワード線WL<0>,・・・,WL<n>、主ビット線MBLMBL0,MLB1,・・・、ソース線SL、N型ウェル領域、およびプリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGにはVccが印加され、選択ゲートSGa,SGbは0Vに設定される。この時、選択トランジスタST0a、ST1a,ST0b,ST1b・・・は全てオフ状態であるので、全ての副ビット線SBL0a,STL0b,SBL1a,SBL1b,・・・はフローティング状態となっている。
時刻t2において、選択ワード線WL<n>がVccからVPwlに昇圧され、非選択ワード線WLWL<0>,・・・,WL<n−1>がVccからVPuwlに昇圧され、N型ウェル領域がVccからVPnwellに昇圧される。また、同じく選択ゲートSGaは0VからVccに昇圧され、プリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGはVccからVPpcgに昇圧される。この時、選択ゲートSGa上の選択トランジスタST0a、ST1a,・・・がオンすることにより、副ビット線SBL0a、SBL1aの電位は主ビット線MBL0、MBL1電位のVccから選択トランジスタのしきい値電圧Vthnだけ低下したVcc−Vthnとなる。一方、非選択SGb上の選択トランジスタST0b、ST1b,・・・に接続している副ビット線SBL0b、SBL1bの電位はN型ウェル領域とメモリセルのドレイン接合との容量カップリングで昇圧されることとなる。ここで、カップリング係数をαとするとその電位は、αにVPnwellを乗じた値(α・VPnwell)となる。非選択ワード線(非選択WL)電位のVPuwlおよびプリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCG電位のVPpcgは、前記ドレイン電圧α・VPnwellによって非選択WL上のメモリセルおよびプリチャージ専用トランジスタがオンしないように設定される。
その後、時刻t3において、“0”データの書き込み対象であるMBL0の電位がVccから0Vに降下することにより、書き込み対象のメモリセルMCn0aのドレインと接続している副ビット線SBL0aの電位が0Vになる。この時、書き込み選択メモリセルMCn0aのワード線はVPwlとなり、ドレインは0Vとなり、ソース線SLはVccとなり、N型ウェル領域はVPnwellとなる。従って、ドレイン付近で発生したBTBT電流のうち、電子がチャネル方向に加速され、正の電圧VPwlが印加されたワード線側に電子が引き寄せられるため、フローティングゲート内に電子が注入される。書き込み動作はこのように行われる。その後、時刻t4においてMBL0の電位をVccに戻されることにより書き込み動作は終了し、時刻t5において各電位は初期状態に戻る。
本実施形態においては、書き込み対象外のメモリセルMCn0b、MCn1a、MCn1b・・・のドレイン電圧は全てα・VPnwellとなるため、均一化される。カップリング係数αはSBLの配線容量と、N型ウェル領域とドレイン接合容量との比によって定まる。例えば、VPnwell=6V、カップリング係数α=0.5(容量比1:1)の場合は、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧は3Vまで昇圧されることとなる。仮にVcc=1.8Vである場合は、書き込み対象のメモリセルのソース−ドレイン間電圧は1.8Vとなり、書き込み対象外のメモリセルのソース−ドレイン間電圧はα・VPnwell−Vcc=1.2Vとなる。このように、ソース−ドレイン間電圧を低く抑制した状態で、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧を3Vまで高くすることができる。
ところで、本実施形態においてもカップリング係数α及び書き込み時のN型ウェル領域の電圧VPnwellに依存するので、書き込み対象外のメモリセルトランジスタのドレイン電圧を独立に制御することは比較的困難である。そこで、次に示すような別の制御方法もある。
図9Bは、本実施形態におけるもう一つの書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。図9Aの場合と異なる点は、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧の印加方法である。図9Bは、図7におけるメモリセルMCn0aを書き込む時の動作を示す。
まず、時刻t1において、ワード線WL<0>,・・・,WL<n>、ソース線SL、N型ウェル領域、およびプリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGにはVccが印加される。また、選択ゲートSGa,SGbは0Vに設定され、“0”データの書き込み対象である選択主ビット線MBL0は0Vに設定され、それ以外の書き込み対象外のMBLはVccに設定される。この時、選択トランジスタST0a、ST1a,ST0b,ST1b・・・は全てオフ状態であるので、全ての副ビット線SBL0a,STL0b,SBL1a,SBL1b,・・・はフローティング状態となっている。
次に、時刻t2において、プリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGがVccから0Vに降圧され、非選択WL<0>,・・・,WL<n−1>がVccからVPuwlに昇圧され、ソース線SLがVccからVPinhibitに昇圧され、N型ウェル領域がVccからVPnwellに昇圧される。この時、プリチャージ専用トランジスタがオンすることで、全ての副ビット線SBL0a、SBL1a,・・・の電位はソース線SLの電位と同じ電位であるVPinhibitに充電される。また、非選択WL電位のVPuwlは、前記ドレイン電圧VPinhibitによって非選択WL上のセルがオンしないように設定される。その後、時刻t3において、プリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGが0VからVPpcgに昇圧され、プリチャージ専用トランジスタはカットオフされる。なお、本実施形態では、時刻t2において、プリチャージ専用トランジスタ選択ゲートPCGがVccから0Vに降圧されているが、電位差として不十分な場合は、−2V程度まで変更することも有効である。
時刻t4において、ソース線SLの電位がVPinhibitからVccに降圧され、時刻t5において選択WL<n>がVccからVPwlに昇圧される。さらに、時刻t6において選択ゲートSGaが0VからVccに昇圧されることにより、選択トランジスタST0aがオンし、書き込み対象のメモリセルMCn0aのドレインが接続している副ビット線SBL0aの電位が0Vとなる。
一方、主ビット線MBL1がVccであり、選択トランジスタST1aがオフ状態であるため、選択ゲートSGaによって選ばれる書き込み対象外の副ビット線SBL1aの電圧はVPinhibitで保持される。その後、時刻t5において、書き込み選択セルMCn0aのワード線はVPwlとなる。この時、ドレインMBL0は0Vであり、ソース線SLはVccであり、N型ウェル領域はVPnwellとなる。ドレイン付近で発生したBTBT電流のうち、電子がチャネル方向に加速され、正の電圧VPwlが印加されたワード線側に電子が引き寄せられることにより、フローティングゲート内に電子が注入される。書き込み動作はこのように行われる。その後、時刻t7において、各電位は初期状態に戻る。
本制御方法においては、書き込み対象外のメモリセルトランジスタMCn0b、MCn1a、MCn1b・・・のドレイン電圧は、全てVPinhibitとなるため、均一化される。例えば、Vcc=1.8V、VPinhibit=3.6Vの場合は、書き込み対象のメモリセルのソース−ドレイン間電圧は1.8Vとなる。このように、書き込み対象外のメモリセルのソース−ドレイン間電圧がVPinhibit−Vcc=1.8Vに抑制された状態で、書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧を3.6Vまで高くすることができる。書き込み対象外のメモリセルのドレイン電圧が、内部チャージポンプによって発生した一定電圧VPinhibitに維持されるため、本制御方法は、N型ウェル領域とメモリセルのドレイン接合との容量カップリングで昇圧して供給する場合よりも制御性に優れている。
なお、上記の各実施形態におけるメモリセルトランジスタではフローティングゲートが用いられているが、本発明はこれに限定されない。例えば、フローティングゲートの代わりに、ナノクリスタル層、シリコン窒化膜等で構成される電荷蓄積層のうち、少なくとも1つが用いられることにより、本発明の効果が発揮される。
ここで、図10を参照して、上記実施形態の不揮発性半導体記憶装置に適用されるメモリセルトランジスタの構造について説明する。同図において、P型半導体基板上に形成されたN型ウェル10内に形成される。基板表面付近にP+領域であるドレイン11、ソース12が形成されている。このドレイン11とソース12の間の基板上に絶縁膜13、を介してフローティングゲート14が形成され、さらに、絶縁膜15を介してコントロールゲート16が形成されている。この積層された絶縁膜13、フローティングゲート14、絶縁膜15、コントロールゲート16を基板表面に投影した領域がチャンネル領域20となる。また、この積層された絶縁膜13、フローティングゲート14、絶縁膜15、コントロールゲート16のドレイン11側およびソース12側にはサイドウォール17が形成されている。
そして、このメモリセルトランジスタは、BTBTによるフローティングゲート14への書き込み(電子注入)の行われ易さをドレイン11側とソース12側でアンバランスにするため、すなわちソース12側で書き込みが行われにくくするため、以下の構造的特徴を備えている。
(1)ドレイン11は、チャンネル領域20の内部まで形成され、フローティングゲート14とオーバーラップしている。一方、ソース12は、サイドウォール17付近まで形成され、フローティングゲート14とオーバーラップしていない。これにより、ソース12側からフローティングゲート14への電子注入が起こりにくくなる。
(2)ソース12のチャンネル領域20側端部に不純物濃度の低い領域(LDD領域)18を設けている。これによって、ソース12付近の電界が緩和され、ソース12付近でBTBTが生じにくくなる。
(3)ドレイン11のN型ウェル10との接合部にN型ウェル10よりも不純物濃度の高いN型領域であるHalo層19を形成した。これにより、ドレイン11付近の電界が強められ、ドレイン11付近でBTBTホットエレクトロンが生じ易くなる。
図10に示したメモリセルトランジスタは、上記(1),(2),(3)の全ての構造的特徴を備えているが、メモリセルトランジスタが、これら3つの構造的特徴のうち少なくとも1つを備えていれば、BTBTによるフローティングゲート14への書き込みの行われ易さをドレイン11側とソース12側でアンバランスにすることができる。
なお、本願請求項7の発明は、上記(1),(2),(3)の全ての構造的特徴に限定されるものではない。
従来の不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図である。 従来の装置のビット線方向の断面図である。 従来の書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。 本発明の1つの実施形態における不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図である。 本発明の1つの実施形態におけるビット線方向の断面図である。 本発明の1つの実施形態における書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。 本発明の1つの実施形態における他の書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。 本発明の他の1つの実施形態における不揮発性半導体記憶装置の1ブロックを示す回路図である。 本発明の他の1つの実施形態におけるビット線方向の断面図である。 本発明の1つの実施形態における書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。 本発明の1つの実施形態における他の書き込み動作時の制御方法を示すタイミング図である。 本発明の不揮発性半導体記憶装置に適用されるメモリセルトランジスタの構造を示す図である。
符号の説明
11…ドレイン
12…ソース
18…LLD層(電界緩和層)
19…Halo層

Claims (7)

  1. 半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、
    前記N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつ前記P型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、
    前記N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、
    該P型ウェル領域内に前記各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタと、を備え、
    書き込み時において、前記N型ウェルに所定の電圧を印加し、
    書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される前記副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉する前記N型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタをカットオフすることにより、前記書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される前記副ビット線の電位を前記N型ウェルに印加された電圧とのカップリングにより昇圧することを特徴とし
    た不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に、前記副ビット線および前記ソース線に接続される、少なくとも1つのMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタをさらに備えた請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記P型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲート、ナノクリスタル層またはシリコン窒化膜等の不導体電荷蓄積層からなる電荷蓄積層と、さらに絶縁層を介して前記電荷蓄積層の上方に形成されたコントロールゲートとを備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記P型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲートと、さらに絶縁層を介して前記フローティングゲートの上方に形成されたコントロールゲートとを備え、
    前記N型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタは、絶縁層を介してチャネル領域の上方に形成されたフローティングゲートと、このフローティングゲートのさらに上方に形成されたコントロールゲートとを備え、前記フローティングゲートとコントロールゲートが電気的に接続されている
    請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、
    前記N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつ前記P型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、
    前記N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、
    該P型ウェル領域内に前記各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備える不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法であって、
    書き込み時において、前記N型ウェルに所定の電圧を印加し、
    書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される前記副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉する前記N型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタをカットオフすることにより前記書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される前記副ビット線の電位を前記N型ウェルに印加された電圧とのカップリングにより昇圧させることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
  6. 半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、
    前記N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタに共通に接続されるソース線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつ前記P型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、
    前記N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、
    該P型ウェル領域内に前記各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備え、
    書き込み時において、前記ソース線に所定の電圧を印加し、同じ副ビット線と前記ソース線に接続される複数の書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタのうちいずれか1つをオンすることにより、前記複数の書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続される副ビット線の電位を前記ソース線の電位になるまで充電することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 半導体基板の表面に形成されたN型ウェルと、
    前記N型ウェル内にマトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタと、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの複数の列毎に設けられた複数の主ビット線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタに共通に接続されるソース線と、
    前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタの各列毎に設けられ、かつ前記P型チャネルトランジスタからなるメモリセルトランジスタのドレインと接続された副ビット線と、
    前記N型ウェルに隣接して形成されたP型ウェルと、
    該P型ウェル領域内に前記各副ビット線に対応して形成され、対応する副ビット線と前記主ビット線との接続を開閉するN型チャネルトランジスタからなる選択トランジスタとを備え、
    書き込み時において、前記ソース線に所定の電圧を印加し、前記マトリクス状に形成された各々がP型チャネルトランジスタからなる不揮発性の複数のメモリセルトランジスタの各列毎に、前記副ビット線および前記ソース線に接続される、少なくとも1つのMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタであって、書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタに接続されるMOS構造のトランジスタであるプリチャージ用トランジスタをオンすることにより前記ソース線に印加された所定の電圧を前記書き込み対象外のP型チャネルトランジスタからなる不揮発性のメモリセルトランジスタと接続される副ビット線の電位になるまで充電することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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