JP5057666B2 - 熱収縮性積層フィルム、該フィルムを用いた成形品及び容器 - Google Patents
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Description
なお、本発明における数値範囲の上限値および下限値は、本発明が特定する数値範囲内から僅かに外れる場合であっても、当該数値範囲内と同様の作用効果を備えている限り本発明の均等範囲に包含する。
<積層比及び複屈折率>
本発明のフィルムは、少なくとも1種のポリスチレン系樹脂を主成分とする樹脂層で構成される中間層と、少なくとも1種のポリエステル系樹脂を主成分とする樹脂層で構成される表裏層と、接着層との少なくとも5層からなる積層フィルムを少なくとも85℃以上120℃以下で一軸方向に3倍以上6倍以下にて延伸して得られた熱収縮性フィルムである。本発明のフィルムでは、前記表裏層の厚み比をフィルム全体の厚み比に対し、上限を75%以下、好ましくは60%以下、さらに好ましくは50%以下とし、下限を10%以上、好ましくは15%以上、さらに好ましくは20%以上の範囲に調整し、さらに前記表裏層の複屈折率(Δn)の上限を20.0×10−3以上、好ましくは40.0×10−3以上、さらに好ましくは50.0×10−3以上とし、下限を110×10−3以下、好ましくは100.0×10−3以下、さらに好ましくは80.0×10−3以下の範囲に調整する。
なお、本明細書において「フィルムの主収縮方向」とは、縦方向と横方向のうち延伸方向の大きい方の方向(TD)を意味し、例えば、ボトルに装着する場合にはその外周方向に相当する方向が該当する。
また、延伸倍率は3.0倍以上、好ましくは3.5倍以上、さらに好ましくは4.0倍以上とし、上限を6.0倍以下、好ましくは5.0倍以下、さらに好ましくは5.0倍以下の範囲に調整する。この延伸条件でフィルムを延伸することにより、中間層を構成するポリスチレン系樹脂の収縮特性と相俟って、一般のポリエステル系熱収縮フィルムの場合と比較して、表裏層を構成するポリエステル系樹脂のフィルム主収縮方向の配向を抑えることができ、その結果、フィルム主収縮方向と直交する方向の熱収縮の発生を抑えることができる。また前記延伸条件では主収縮方向の配向が抑えられるため、主にラベル用フィルムでの主収縮方向と直交する方向に対する耐破断性の向上も期待できる。
本発明のフィルムは、表裏層の厚み比及び複屈折率(Δn)が上記の範囲であるとともに、温水中10秒間浸漬した後のフィルム主収縮方向の熱収縮率30%を示す温度T30が65℃以上80℃以下の範囲にあり、さらに、T30−10℃以上T30+5℃以下の範囲におけるフィルム主収縮方向と直交する方向の熱収縮率が−5%以上+5%以下の範囲となることが重要である。
<表裏層>
本発明のフィルムの表裏層は、ジカルボン酸残基とジオール残基とから誘導され、前記ジカルボン酸残基とジオール残基の少なくとも一方が2種以上の残基からなる混合物である、少なくとも1種のポリエステル系樹脂を主成分とする層で構成される。ポリエステル系樹脂は、フィルム全体に剛性と耐破断性を付与するともに、低温収縮を付与しつつ自然収縮を抑える機能を有する。本発明において、ポリエステル系樹脂の種類は前記機能を付与し得るものであれば特に限定されない。ポリエステル系樹脂は単体に限られず、2種類以上のポリエステル樹脂をブレンドした混合組成物であってもよい。
本発明のフィルムの中間層は、スチレン/ブタジエン質量%比が95〜60/5〜40であるスチレン・ブタジエン系ブロック共重合体、スチレン/イソプレン/ブタジエンの質量%比が60〜90/10〜40/5〜30であるスチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体、から選ばれる少なくとも1種のポリスチレン系樹脂を主成分とする層で構成される。ポリエステル系樹脂は、上述したように、フィルムに剛性、耐破断性を付与し、かつ低温収縮を付与しつつ自然収縮を抑えることが可能である。しかし、ポリエステル系熱収縮性フィルムでは、均一な収縮が得られないため、収縮ムラ等の収縮仕上がり不良の問題やラベル用途などでは主収縮方向と垂直への方向の収縮が生じてしまい、外観不良を起こす問題が生じる。そこで、表裏層をポリエステル系樹脂、中間層をポリスチレン系樹脂でそれぞれ構成することによって、上記課題を解決可能とする。すなわち、中間層をポリスチレン系樹脂で構成することにより、ポリエステル系樹脂のみでは解決が困難であった収縮仕上がり性、そして主にラベル用途において主収縮方向と直交する方向の熱収縮を抑えることが可能となり、その結果、剛性、耐破断性、低自然収縮性を兼ね備えつつ、収縮仕上がり性を向上させることが可能となる。
なお、本明細書において使用される「ブロック共重合体」は、各ブロックごとに樹脂がピュアーになっているピュアーブロック、共重合成分が混合してブロックを形成しているランダムブロック、共重合成分濃度をテーパーになったテーパーブロック等のいずれも含む。
本発明のフィルムは、前記中間層と前記表裏層との間に接着層を有する。接着層として最も好適に用いられる樹脂は、本発明に用いられるポリエステル系樹脂とポリスチレン系樹脂の混合樹脂である。混合樹脂を接着層に用いることにより、表裏層側のポリエステル樹脂は混合樹脂のポリエステル成分と、中間層側のポリスチレン系樹脂は混合樹脂のポリスチレン成分とそれぞれ接着させることが可能となり、層間接着強度の向上を期待できる。
本発明の熱収縮性フィルムは、表裏層/接着層/中間層/接着層/表裏層の少なくとも5層を有していれば、層構成は特に限定されるものではない。
本発明のフィルムは、剛性の点から、フィルムの主収縮方向と直交する方向の引張弾性率が1300MPa以上あることが好ましく、1400MPa以上あることがさらに好ましい。また、通常使用される熱収縮性フィルムの引張弾性率の上限値は、3000MPa程度であり、好ましくは2900 MPa程度であり、さらに好ましは2800MPa程度である。フィルムの主収縮方向と直交する方向の引張弾性率が1300MPa以上あれば、フィルム全体としての剛性を高くすることができ、特にフィルムの厚みを薄くした場合においても、ペットボトルなどの容器に製袋したフィルムをラベリングマシン等で被せる際に、斜めに被ったり、フィルムの腰折れなどで歩留まりが低下したりしやすいなどの問題点が発生し難く、好ましい。上記引張弾性率は、JIS K7127に準じて、23℃の条件で測定することができる。
本発明のフィルムは、公知の方法によって製造することができる。フィルムの形態としては平面状、チューブ状の何れであってもよいが、生産性(原反フィルムの幅方向に製品として数丁取りが可能)や内面に印刷が可能という点から平面状が好ましい。平面状のフィルムの製造方法としては、例えば、複数の押出機を用いて樹脂を溶融し、Tダイから共押出し、チルドロールで冷却固化し、縦方向にロール延伸をし、横方向にテンター延伸をし、アニールし、冷却し、(印刷が施される場合にはその面にコロナ放電処理をして、) 巻取機にて巻き取ることによりフィルムを得る方法が例示できる。また、チューブラー法により製造したフィルムを切り開いて平面状とする方法も適用できる。また、中間層を構成する樹脂および表裏層を構成する樹脂を別々にシート化した後にプレス法やロールニップ法などを用いて積層してもよい。
本発明のフィルムは、フィルムの低温収縮性、収縮仕上がり性、透明性、自然収縮等に優れているため、その用途が特に制限されるものではないが、必要に応じて印刷層、蒸着層その他機能層を形成することにより、ボトル(ブローボトル)、トレー、弁当箱、総菜容器、乳製品容器等の様々な成形品として用いることができる。特に本発明のフィルムを食品容器(例えば清涼飲料水用又は食品用のPETボトル、ガラス瓶、好ましくはPETボトル)用熱収縮性ラベルとして用いる場合、複雑な形状(例えば、中心がくびれた円柱、角のある四角柱、五角柱、六角柱など)であっても該形状に密着可能であり、シワやアバタ等のない美麗なラベルが装着された容器が得られる。本発明の成形品及び容器は、通常の成形法を用いることにより作製することができる。
なお、実施例に示す測定値および評価は以下のように行った。ここで、フィルムの引取り(流れ)方向をMD、その直交方向をTDと記載する。
フィルムをMD100mm×TD100mmの大きさに切り取った後、50℃より5℃間隔で90℃まで温水バス中で10秒間浸漬し、フィルム主収縮方向(TD)と主収縮方向の垂直方向(MD)の各熱収縮率を測定した。熱収縮率は、収縮前の原寸に対する測定温度での収縮比率を%値で表示した。
(2)複屈折率
JIS K7142に準拠し、アッベ屈折計にて積層フィルムの複屈折率を測定した。
(3)自然収縮率
フィルム製作後、23℃に5時間放置した後にMD50mm、TD1000mmの大きさに切り取り、30℃の雰囲気の恒温槽に30日間放置後、TDの収縮率を測定した。自然収縮率は、収縮前の原寸に対する30日経過後の収縮比率を%値で表示した。
(4)引張伸び率
フィルムのMD方向において幅15mm、長さ50mmで試験片を切り取り、その試験片をチャック間40mmで恒温槽付引張試験機にセットし、これを0℃、100mm/minの試験速度で引張り、下記の計算式より引張り伸び率を求めた。
引張り伸び率(%)=((破断したときのチャック間の長さ−40(mm))/40(mm))×100
(5)透明性(全ヘーズ値)
JIS K7105に準拠してフィルム厚み50μmでフィルムのヘーズ値を測定した。
(6)引張弾性率
MDの引張弾性率は、雰囲気温度23.0℃、チャック間を80.0mmとして、幅が3.0mmのフィルム試験片を引張速度5.0mm/分で引張試験を行ない、TDの引張弾性率は、雰囲気温度23℃、チャック間を300.0mmとして、幅が5mmのフィルム試験片を引張速度5.0mm/分で引張試験を行ない、引張応力−歪み曲線の始めの直線部分を用いて、次式によって計算した。
E=σ/ε
E:引張弾性率
σ:直線上の2点間の単位面積(引張試験前のサンプルの平均断面積)当たりの応力の差
(7)シール強度
フィルムのTDの両端より10mmの位置で、テトロヒドロフラン(THF)溶剤を用いて接着し、筒状ラベルを製造した。シール部分を円周方向(TD)に15mm幅に切り取り、それを恒温槽付引張試験機((株)インテスコ製「201X」)にて、TDに試験速度200mm/分の条件でT型剥離強度試験を行い、下記の基準で評価した。
◎:シール強度が5N/15mm幅以上
○:シール強度が3.5N/15mm幅以上5N/15mm幅未満
△:シール強度が2N/15mm幅以上3.4N/15mm幅未満
×:シール強度が2N/15mm幅未満
(8)収縮仕上がり性
10mm間隔の格子目を印刷したフィルムをMD100mm×TD298mmの大きさに切り取り、TDの両端を10mm重ねて溶剤等で接着し円筒状にした。この円筒状フィルムを、容量500ミリリットルのペットボトルに装着し、蒸気加熱方式の長さ3.2m(3ゾーン)の収縮トンネル中を回転させずに、約4秒間で通過させた。各ゾーンでのトンネル内雰囲気温度は蒸気量を蒸気バルブにて調整し、80〜90℃の範囲とした。
下記基準にてフィルムを目視評価した。
◎:収縮が十分でシワ、アバタ、格子目の歪みがなく密着性が良好である。
○:収縮は十分だがシワ、アバタ、格子目の歪みが僅かにあるか、もしくは縦方向の収縮率が僅かに目立つが、実用上問題無い。
×:横方向収縮不足もしくは縦方向の収縮が目立ち実用上問題となる。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1(スチレン/ブタジエン=90/10質量%、平均屈折率1.589、0℃の貯蔵弾性率E’=3.1×109Pa、損失弾性率のピーク温度E”=53℃、以下「SBS−1」と略称する。)と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2(スチレン/ブタジエン=70/30質量%、平均屈折率1.571、0℃の貯蔵弾性率E’=2.9×108Pa、損失弾性率のピーク温度E”=−44℃、100℃、以下「SBS−2」と略称する。)との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)を、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1(ジカルボン酸残基がテレフタル酸残基100モル%、グリコール残基がエチレングリコール残基68モル%、1,4−シクロヘキサンジメタノール残基32モル%よりなる共重合ポリエステル:イーストマンケミカル社製copolyester6763、以下「PET−1」と略称する。)をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=3:1の押出量として、中間層を210〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に94℃で4.05倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/7/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層としてポリスチレン系樹脂:SBS−3(スチレン/ブタジエン=76/24質量%、平均屈折率1.571、0℃の貯蔵弾性率E’=7.0×108Pa、損失弾性率のピーク温度E”=−75℃、103℃、以下「SBS−3」と略称する。)を用い、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=3:2の押出量として、中間層を200〜220℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に93℃で4.0倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/4/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)を、表裏層として90質量%のポリエステル系樹脂:PET−1と10質量%のポリエステル樹脂:PET−2(ジカルボン酸残基がテレフタル酸100モル%、グリコール残基が1,4ブタンジオール残基100モル%よりなるポリブチレンテレフタレート、以下「PET−2」と略称する。)の混合樹脂を用い、これらの樹脂を中間層:表裏層=3:1の押出量として、中間層を210〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、235℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に94℃で4.05倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/7/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)を、表裏層として90質量%のポリエステル系樹脂:PET−1)と10質量%のポリエステル樹脂:PET−2の混合樹脂を表裏層として、水添スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂:SEBS−1(スチレン/エチレン・ブチレン=30/70、損失弾性率の最高ピーク温度=−49℃:旭化成ケミカルズ社製タフテック、以下「SEBS−1」と略称する。)を接着層として、押出量を中間層:接着層:表裏層=3:1:2の割合にて、中間層を210℃〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲で、接着層を210〜230℃の範囲で、それぞれ押出機で溶融し、230℃の口金にて合流させ3種5層にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に82℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に92℃で4.0倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:2/1/7/1/2)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、50質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と40質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)と10質量%のポリエステル系樹脂:PET−1との混合樹脂を、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=3:1の押出量として、中間層を220〜235℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に94℃で4.05倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/7/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、40質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と60質量%のSBS−3との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.578)を、表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1を用い、スチレン−イソプレン樹脂:SIS−1(スチレン/イソプレン=30/70、損失弾性率の最高ピーク温度=−56℃:JSRクレイトンポリマー社製 クレイトンD1124、以下「SIS−1」と略称する。)を接着層として、押出量を中間層:接着層:表裏層=3:1:2の割合にて、中間層を210℃〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲で、接着層を210〜230℃の範囲で、それぞれ押出機で溶融し、230℃の口金にて合流させ3種5層にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に78℃で1.1倍延伸後、その直角方向(TD)に89℃で4.8倍延伸し、厚さ約40μm(積層比:7/2/22/2/7)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、40質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と60質量%のSBS−3の混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.578)を、表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1を用い、スチレン−イソプレン樹脂:SIS−1を接着層として、押出量を中間層:接着層:表裏層=3:1:2の割合にて、中間層を210℃〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲で、接着層を210〜230℃の範囲で、それぞれ押出機で溶融し、230℃の口金にて合流させ3種5層にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に78℃で1.1倍延伸後、その直角方向(TD)に85℃で4.8倍延伸し、厚さ約40μm(積層比:7/2/22/2/7)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.579)を、表裏層として90質量%のポリエステル系樹脂:PET−1と10質量%のポリエステル樹脂:PET−2の混合樹脂を表裏層として、水添スチレン系熱可塑性エラストマー樹脂:SEPS−1(スチレン/エチレン・プロピレン=30/70、損失弾性率の最高ピーク温度=−55℃:クラレ製 セプトン、以下「SEPS−1」と略称する。)を接着層として、押出量を中間層:接着層:表裏層=3:1:2の割合にて、中間層を210℃〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲で、接着層を210〜230℃の範囲で、それぞれ押出機で溶融し、230℃の口金にて合流させ3種5層にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に75℃で1.1倍延伸後、その直角方向(TD)に90℃で4.5倍延伸し、厚さ約40μm(積層比:7/2/22/2/7)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)を、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=1:4の押出量として、中間層を210〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に94℃で4.05倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/0.6/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)を、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=3:1の押出量として、中間層を210〜230℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に80℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に95℃で6.5倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/7/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、90質量%のポリエステル系樹脂:PET−1と10質量%のポリエステル樹脂:PET−2の混合樹脂を220〜240℃の押出機で溶融し、235℃の口金にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に70℃で1.03倍延伸後、その直角方向(TD)に84℃で4.0倍延伸し、厚さ約50μmのフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、55質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−1と45質量%のポリスチレン系樹脂:SBS−2との混合樹脂(混合樹脂の屈折率:1.581)との混合樹脂を、210℃〜230℃の範囲で設定された押出機で溶融し、口金にて押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に85℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に94℃で4.05倍延伸し、厚さ約50μmのフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
表1に示すように、中間層として、90質量%のポリスチレン系樹脂:MS−1(スチレン/メチルメタクリレート/ブチルアクリレート=47/38/8からなる共重合体の連続相中に、スチレン/ブタジエン共重合体7質量%が分散粒子(平均粒径0.5μm)として含まれるゴム状弾性体分散ポリスチレン樹脂、平均屈折率1.544、0℃の貯蔵弾性率2.2×109Pa、以下「MS−1」と略称する。)と10質量%のポリエステル系樹脂:PET−1との混合樹脂を用い、また表裏層としてポリエステル系樹脂:PET−1をそれぞれ用いた。これらの樹脂を中間層:表裏層=3:1の押出量として、中間層を210〜235℃の範囲、表裏層を220〜240℃の範囲でそれぞれ押出機にて溶融し、230℃の口金で合流させ2種3層で押出し、キャストロールで冷却し未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを流れ方向(MD)に90℃で1.3倍延伸後、その直角方向(TD)に88℃で4.0倍延伸し、厚さ約50μm(積層比:1/7/1)のフィルムを製作した。得られたフィルムを評価した結果を表2に示す。
これに対し、表裏層の厚み比が70%を超える場合(比較例1)、延伸倍率が6.0倍を超える場合(比較例2)、複屈折率が110.0×10−3を超える場合(比較例5)、MDの熱収縮率が±5%を超える場合(比較例1)にはいずれも収縮仕上がり性が悪かった。また、ポリエステル系樹脂単層の場合(比較例3)には収縮性仕上がり性が悪く、ポリスチレン系樹脂単層の場合(比較例4)には収縮仕上がり性は良好であったが、フィルムの剛性が劣っていた。
これより本発明のフィルムは、収縮仕上がり性、剛性(引張弾性率)及び透明性が良好なフィルムであることが分かる。
Claims (8)
- 表裏層/接着層/中間層/接着層/表裏層の少なくとも5層からなる、85℃以上120℃以下で少なくとも一軸方向に3倍以上6倍以下に延伸された熱収縮性積層フィルムであって、
前記中間層は、スチレン/ブタジエン質量%比が95〜60/5〜40であるスチレン・ブタジエン系ブロック共重合体、スチレン/イソプレン/ブタジエンの質量%比が60〜90/10〜40/5〜30であるスチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体、から選ばれる少なくとも1種のポリスチレン系樹脂を主成分とする樹脂層で構成され、
前記表裏層は、ジカルボン酸残基とジオール残基とから誘導され、前記ジカルボン酸残基とジオール残基の少なくとも一方が2種以上の残基からなる混合物である、少なくとも1種のポリエステル系樹脂を主成分とする樹脂層で構成され、
前記表裏層は、フィルム全体の厚みに対する厚み比が75%以下であり、かつ複屈折率(Δn)が20.0×10−3以上110.0×10−3以下であり、
温水中10秒間浸漬後のフィルム主収縮方向の熱収縮率が30%を示す温度T30が65℃以上80℃の範囲にあり、かつT30−10℃以上+5℃以下の範囲におけるフィルム主収縮方向と直交する方向の熱収縮率が−5%以上+5%以下の範囲となることを特徴とする熱収縮性積層フィルム。 - 前記ポリスチレン系樹脂の屈折率が1.550以上1.585以下である請求項1に記載の熱収縮性積層フィルム。
- 前記ポリエステル系樹脂のジオール残基が、第1残基としてエチレングリコール残基、第2残基として1,4−ブタンジオール残基、ネオペンチルグリコール残基、ジエチレングリコール残基、ポリテトラメチレングリコール残基、及び1,4−シクロヘキサンジメタノール残基からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1または2に記載の熱収縮性積層フィルム。
- 前記ポリエステル系樹脂の2種以上の残基のうち最多残基を除いた残基の合計の含有量が前記ジカルボン酸残基の総量(100モル%)と前記ジオール残基の総量(100モル%)の合計(200モル%)に対して10モル%以上40モル%以下であるポリエステル樹脂を含む請求項1〜3のいずれかに記載の熱収縮性積層フィルム。
- 前記接着層が、ガラス転移温度(Tg)が20℃以下である請求項1〜4のいずれかに記載の熱収縮性積層フィルム。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の熱収縮性積層フィルムを基材として用いた成形品。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の熱収縮性積層フィルムを基材として用いた熱収縮性ラベル。
- 請求項6に記載の成形品または請求項7に記載の熱収縮性ラベルを装着した容器。
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