JP5057067B2 - 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ - Google Patents

金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JP5057067B2
JP5057067B2 JP2007511735A JP2007511735A JP5057067B2 JP 5057067 B2 JP5057067 B2 JP 5057067B2 JP 2007511735 A JP2007511735 A JP 2007511735A JP 2007511735 A JP2007511735 A JP 2007511735A JP 5057067 B2 JP5057067 B2 JP 5057067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
capacitor
heat resistance
metallized
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007511735A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007080757A1 (ja
Inventor
亮 宮本
草人 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray KP Films Inc
Original Assignee
Toray KP Films Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray KP Films Inc filed Critical Toray KP Films Inc
Priority to JP2007511735A priority Critical patent/JP5057067B2/ja
Publication of JPWO2007080757A1 publication Critical patent/JPWO2007080757A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5057067B2 publication Critical patent/JP5057067B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/018Dielectrics
    • H01G4/06Solid dielectrics
    • H01G4/14Organic dielectrics
    • H01G4/18Organic dielectrics of synthetic material, e.g. derivatives of cellulose
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/005Electrodes
    • H01G4/015Special provisions for self-healing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/26Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
    • Y10T428/263Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
    • Y10T428/264Up to 3 mils
    • Y10T428/2651 mil or less
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31652Of asbestos
    • Y10T428/31663As siloxane, silicone or silane

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、絶縁性(以下、耐電圧と称することがある。)に優れた金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサに関するものである。
従来、高分子フィルムに金属層を形成した金属化フィルムを用いることにより自己回復性(セルフヒーリング性)を有するコンデンサが作製できることが広く知られている。例えば、ポリエステルフィルムと金属箔を交互に巻回するか、あるいはフィルムに金属を蒸着することで金属層を形成し、これを巻回または積層することによりコンデンサを得る技術が知られている(特許文献1,2)。
また、ポリフェニレンスルフィドフィルムをコンデンサの誘電体に用い、耐熱性、周波数特性および温度特性に優れたコンデンサを提供することが提案されている(特許文献3)。 また、ポリエチレンナフタレートフィルムをコンデンサの誘電体に用い、耐熱性、周波数特性および温度特性に優れたコンデンサを提供することが提案されている(特許文献4)。 しかしながら、上記コンデンサは、低電圧破壊が生じたときに自己回復(セルフヒーリング)せずにショートすることが多く、結果として耐電圧が低くなり、高電圧分野への使用が制限されていた。
このような問題を解決するために、ポリフェニレンスルフィドフィルムの少なくとも片方の面に、ポリエステル樹脂やポリオレフィン樹脂を積層したポリフェニレンスルフィド積層フィルムをコンデンサに用いることが提案されている(特許文献5,6)。しかしながら、これら樹脂を積層したフィルムは積層厚みが厚く、かつ積層ポリマーが熱的に不安定であるため、ポリフェニレンスルフィドフィルムと比較して融点が低くなり、ポリフェニレンスルフィドの優れた耐熱性を損ない、コンデンサの加工性が低下するという問題があった。
特開昭63−182351号公報 特開昭63−194318号公報 特開昭57−187327号公報 特開昭63−140512号公報 特開2000−218740号公報 特許第3080268号
そこで、本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、耐電圧に優れ、さらに望ましくは耐熱性をも有した金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いたコンデンサを提供せんとするものである。
本発明は、かかる背景技術の課題を解決するために、次のような手段を採用するものである。すなわち、本発明の金属化コンデンサ用フィルムは、高分子フィルムの少なくとも片面に、シリコーン組成物を成分とするコート層と金属層を、高分子フィルム側からこの順に積層され、該シリコーン組成物を構成するポリマーが、その側鎖、あるいは末端基の一部に2重結合を有する有機基を含み、グロー放電を利用したプラズマ重合を用いて得られたものであることを特徴とするものである。
本発明によれば、以下に説明する通り、自己回復性に優れた金属化コンデンサ用フィルムを得ることができる。さらに、本発明の好ましい様態の金属化コンデンサ用フィルムによれば、誘電体として耐熱性に優れたポリフェニレンスルフィドフィルムまたはポリエチレンナフタレートを用いながらも、その優れた耐熱性を損なわずに自己回復性にも優れた金属化コンデンサ用フィルムを得ることができる。
本発明は、従来では得られなかった極めて高い自己回復性を有する金属化コンデンサ用フィルムについて鋭意検討し、高分子フィルムの少なくとも片面に、熱的に安定なシリコーン組成物を成分とするコート層を積層し、さらにそのコート層上に金属層を積層したところ、かかる課題を一挙に解決することを究明したものである。
かかる金属化コンデンサ用フィルムの特徴はつまり、高分子フィルムの少なくとも片面に、シリコーン組成物を成分とするコート層が、高分子フィルムと金属層との間に設けられていることにある。
ここでシリコーン組成物とは、シリコーンを70重量%以上、好ましくは85重量%以上含む樹脂組成物のことを言い、30重量%未満、好ましくは15重量%未満であれば有機、無機の添加剤、不活性粒子等を含むことは差し支えない。
ここで、シリコーンとはケイ素あるいはケイ素と酸素を骨格とし、そのケイ素原子に有機基などが直接結合した化合物であり、特に限定されないが、例示するならば、シリコーンオイル、シラン、シリコーンゴム、シリコーンレジンなどである。中でもシリコーンオリゴマーと呼ばれる分子末端がアルコキシシリル基で封鎖された分子量100〜5000と比較的低分子量のシリコーンレジンが蒸着性の観点から好ましい。また、シリコーンオリゴマーの側鎖、あるいは末端基の一部に2重結合を有することが、生産性の観点から好ましい。中でも、メタクリル変性シリコーンアルコキシオリゴマーが塗布膜のグロー放電処理による硬化性の観点から特に好ましい。また、これらシリコーン組成物の組成および結合状態は、例えば、XPS(X線光電子分光法)、FT−IR(フーリエ変換赤外分光法)、FT−NMR(フーリエ変換磁気共鳴法)などにてコート層表面を分析し、各元素のピークとそのエネルギーシフトから解析することができる。
本発明において、シリコーン組成物を成分とするコート層を高分子フィルム表面に形成する方法は特に限定されないが、例示するならば、有機溶剤で希釈して、スリットダイコーターで塗布した後に溶媒分を蒸散させて付着させる方法、真空中において点状もしくは細いスリット状のノズルから加熱したシリコーン組成物を噴霧する方法などを使用することができる。
後者の方法は、例えば、真空蒸着機で金属層を形成する場合、同じ蒸着機内にシリコーン組成物付着工程を設けられるため、金属の蒸着と同時にシリコーン組成物を噴霧できるので生産性が良い利点があり、かつ均一性の高いシリコーン組成物の付着が実現できるので望ましい。
さらに、真空蒸着機内で高分子フィルム上にシリコーン組成物を付着させ、次いで、シリコーン組成物付着面にグロー放電処理を施すのが好ましい方法である。
シリコーン組成物付着面にグロー放電処理を施すことにより、シリコーン組成物がプラズマ重合あるいは架橋し、3次元ネットワークを形成して強固なシリコーン膜を形成することにより、良好な自己回復性を有すると考えられる。また、金属蒸着の際の金属蒸着性を良好にしている要因とも考えられる。
本発明において、コート層と金属層は高分子フィルムの片面のみ、あるいは両面に設けることができる。金属化コンデンサ用フィルムのみを巻回してコンデンサを製作する場合には、高分子フィルムの片面のみにコート層と金属層を設けた金属化コンデンサ用フィルムを用いる。一方、金属化コンデンサ用フィルムと金属層を設けていないフィルムとを重ね、その状態で巻回してコンデンサを製作する場合には、高分子フィルムの両面にコート層と金属層を設けた金属化コンデンサ用フィルムを用いる。
本発明において、コート層の片面あたりの厚みは1nm〜500nmであることが好ましく、耐熱性の点から1nm〜100nmがより好ましく、電気特性の点から1nm〜50nmが特に好ましい。ここで「片面あたりの厚み」とは、コート層を高分子フィルムの片面のみに設けている場合には、その片面のコート層の厚みのことであり、コート層を高分子フィルムの両面に設けている場合には、それぞれのコート層の厚みのことである。コート層の厚みが1nm未満では本発明の目的である自己回復性が向上しない場合があり、逆に500nmを越えると高分子フィルムの耐熱性および電気特性が低下する傾向にある。
本発明における金属層とは、Al,Zn,Sn,Ni,Cr,Fe,CuおよびTiから選ばれる少なくとも一種以上の金属、および、これら金属の合金から選ばれる少なくとも一種からなる層である。コンデンサの電気特性や生産性の面からは、Zn、Al、またはそれらを含む合金が好ましく用いられる。より好ましくは、金属層がアルミニウムを90質量%以上含むことである。具体的には、アルミニウム単体またはアルミニウムを90質量%以上含むアルミニウム合金を用いることが耐湿性の観点から好ましい。
金属層の抵抗値は0.5〜100Ω/□の範囲であることが好ましい。抵抗値が0.5Ω/□未満では、セルフヒーリング性が悪化したり絶縁抵抗が悪化する傾向が出てくるなど本来のコンデンサ特性が得られないことがある。100Ω/□を越えると直接等価抵抗が増大したり、誘電正接(tanδ)が悪化したりする傾向が出てくることがある。本発明の効果が発現しやすいことから1〜50Ω/□がより好ましく、2〜30Ω/□がさらに好ましい。金属層の抵抗を上記範囲にするには、金属種の選定および金属層の厚みで制御することが可能である。
本発明で好適に用いられる高分子フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル、ポリプロピレン、などのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリフェニレンスルフィド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフッ化ビニリデン、ポリパラキシレンなどのフィルムが挙げられる。また、これらの共重合体や、他の有機重合体との混合体、積層体であっても良い。これらの高分子化合物に、公知の添加剤、例えば、滑剤や可塑剤などが含まれても良い。
本発明で用いられる高分子フィルムの主成分はポリエステル、ポリオレフィンおよびポリフェニレンスルフィドから選ばれた1種であるのが、コンデンサの電気特性上好ましい。中でも、本発明の効果が大きく現れる観点から主成分として融解温度が150℃以上のポリマーを用いることがより好ましく、さらに融解温度が200℃以上、特に融解温度が250℃以上のポリマーを用いることが好ましい。したがって、上記したポリマーの中でも、融解温度が150℃以上のポリマーであるポリフェニレンスルフィドまたはポリエチレンナフタレートが特に好ましい。ポリフェニレンスルフィドフィルムまたはポリエチレンナフタレートを誘電体に用いたコンデンサは、耐熱性、周波数特性および温度特性に優れたものであるが、自己回復性に劣っており、高電圧分野への使用が制限されていた。本発明にかかるシリコーン組成物からなる層をポリフェニレンスルフィドフィルムまたはポリエチレンナフタレートに積層すれば、ポリフェニレンスルフィドまたはポリエチレンナフタレートの優れた耐熱性を損なうことなく、自己回復性にも優れたコンデンサ用フィルムを提供することができる。ここで、主成分とは高分子フィルム全体に対して50質量%以上の成分のことを言う。
本発明の金属化コンデンサ用フィルムの製造方法の好ましい一態様を以下に記載するが、本発明はこれに限定されない。高分子フィルムを真空蒸着機内の巻出軸から巻出して、冷却ドラムの前に、細いスリット状あるいは連続した孔状のノズルを設けた容器を配置し、その中にコート層となるシリコーン組成物を加熱し、蒸散、噴霧させる。このノズルを高分子フィルムに向けることで、表面にコート層が形成される。引き続き、シリコーン組成物を付着させた面に真空中にてグロー放電処理を行う。冷却ドラムへ導く。高分子フィルムを冷却ドラム上で冷却しながら、蒸着源から誘導加熱法もしくは抵抗加熱法、電子ビーム法などにより加熱・溶融させ、飛来した金属を蒸着する。これを蒸着機の巻取軸で巻き取り中間製品とする。中間製品は、所定の幅にスリットしリール状のフィルムを得る。グロー放電処理においては、局部的に電極周辺にガスを導入する。用いられるガスの種類は特に限定されないが、例えば、O、Ar、CO、COなどが挙げられる。特に好ましくはOやAr、あるいはこれらの1種以上を含む混合ガスである。
この場合、処理電力密度を15W・min/m以上にすることが、本発明の効果が発現しやすいことから好ましい。
また、グロー放電電極には、Cuかアルミニウム、あるいはステンレス電極を使用するのが好ましい。また、本発明の範囲に特性を制御するためには、グロー放電電源はパルスDC電源を用いるのが好ましく、周波数を200〜500kHzにすることが好ましい。このようにして得られたコンデンサ用フィルムは、公知の方法で積層もしくは巻回してコンデンサを得ることができる。
本発明の金属化コンデンサ用フィルムを用いたコンデンサの製造方法を以下に示す。
コンデンサの内部電極として金属箔が用いられる場合は、まず上述したようにして高分子フィルムにシリコーン組成物からなるコート層を形成する。このコート層を設けた高分子フィルムを箔はみだし巻回法や、巻回途中でタブを挿入する方法などによって金属箔と交互に重ね合わせて巻き取るなどして本発明の金属化コンデンサ用フィルムを形成しつつ、かつ外部に電極が引き出せるような構造となるように巻回してコンデンサ素子あるいはコンデンサ母素子を得る。
また、コンデンサ内部電極として金属薄膜が用いられる場合は、まず上述したようにして高分子フィルムにシリコーン組成物からなるコート層を形成し、そのコート層上に金属薄膜の金属層を積層して本発明の金属化コンデンサ用フィルムを作る。金属化の方法は蒸着による方法が好ましい。蒸着する金属はアルミニウム、亜鉛を主成分とする金属が好ましい。金属化する際、あるいは金属化後に対向電極が短絡しないようにテープマスク、オイルマージン、あるいはレーザービーム等により非金属化部分(いわゆるマージン)を設けることが好ましい。その後、一方の端に非金属化部分がくるように細幅のテープ状にスリットすることもある。
巻回型コンデンサを得る場合は、本発明の金属化コンデンサ用フィルムを一方の端に非金属化部分がくるように細幅のテープ状にスリットして2枚重ねて個々の素子を個別に巻回するのが一般的である。また、両面金属化フィルムにコーティング法などで第2の誘電体を設けた1枚の複合フィルムを巻回する方法もある。
積層型コンデンサの場合は、大径のドラム、あるいは平板に巻回した母素子を熱処理する、あるいはリング等で締め付ける、あるいは平行平板等でプレスするなどフィルムの厚さ方向に圧力を加えて成型する。その後、外部電極の取り付け工程(金属溶射、導電性樹脂等による)を行い、必要なら樹脂または油含浸工程、リード線の取り付け工程、外装工程を経てコンデンサを得ることができる。
各実施例、比較例で得られたサンプルフィルムの特性および数値について、その測定方法、評価方法を含めて以下に定義する。
[特性の評価法]
(1)コート層(シリコーン組成物からなる層)の厚み
サンプルフィルムの断面を透過型電子顕微鏡で写真撮影し、3ヶ所の断面箇所の平均値と測定倍率から算出した。
(2)金属層の抵抗値
4端子法により、100mmの電極間の金属層の抵抗を測定し、測定値を測定幅と電極間距離で除し、幅10mm、電極間距離10mm当たりの金属層の抵抗値を算出した。単位はΩ/□と表示する。
(3)金属層の組成
サンプルフィルム9cmを希硝酸で溶解した後、20mlに定溶し、この定溶液をICP発光分光分析法により各金属の組成を定量する。ICP発光分光分析装置はセイコー電子工業製SPS1200VR型を用いた。
(4)金属化フィルムの総厚み
JIS C 2151に従い、10枚重ねのフィルムの厚みを電子マイクロメータで測定し、5点平均した平均値をフィルム枚数(10)で除してフィルム厚みとした。
(5)自己回復性(セルフヒーリング性)
サンプルフィルムを2500cmの面積の平板電極上に金属蒸着面を上にして設置することで平板コンデンサを形成する。このコンデンサに瞬時昇圧後、一定電圧を印加する。印加電圧にフィルムが耐えられなくなった個所からフィルムが絶縁破壊し、絶縁破壊が20カ所発生するまで試験を継続した。試験後、下記式で示すクリアリング性指数を算出した。また、クリアリング性指数が90%以上の場合を自己回復性が良いと判断した。
・クリアリング性指数(%)=〔Ti−(W+2T)〕/Ti×100
ただし、
測定面積:225cm
Ti:絶縁破壊個数(個)
W :2個重複した絶縁破壊個数(個)
T :3個以上重複した絶縁破壊個数(個)
*)重複とは、先に発生した絶縁破壊個数の半径内に再度絶縁破壊が発生したもの。
(6)コンデンサの耐熱性
コンデンサ素子を255℃の溶融ハンダに5秒間浸漬して静電容量変化率を測定した。これをΔC/C×100で示し、耐熱性を判定した。ここでCは浸漬前の静電容量、ΔCは浸漬後の静電容量から浸漬前の静電容量を差し引いた値である。判定は以下の規準により行った。なおコンデンサの静電容量は自動キャパシタンスブリッジを用いて測定した。
◎:ΔC/C×100≧0 耐熱性が極めて良好。
○:0>ΔC/C×100≧−5 耐熱性が良好。
△:−5>ΔC/C×100≧−10 耐熱性は実用的範囲。
×:−10>ΔC/C×100 耐熱性は不良。
(7)融解温度
融解温度についても示差走査熱量計セイコーインスツルメンツ社製DSC(RDC220)、データ解析装置として同社製ディスクステーション(SSC/5200)を用いて、試料5mgをアルミニウム製受皿上で室温から340℃まで昇温速度20℃/分で昇温し、340℃で5分間溶融保持し、急冷固化して5分間保持した後、室温から昇温速度20℃/分で昇温した。そのとき、観測される融解の吸熱ピークのピーク温度を融解温度とした。
(実施例1)
厚さ6.0μmのポリフェニレンスルフィドフィルムの片面に真空蒸着法にてシリコーン組成物(信越化学工業社製、シリコーン X−40−2655A)からなるコート層を厚みが0.5nmになるように蒸着した。続けてコート層面に、Oガスを微量供給しながら250kHz、5kWのパルスDC電源を用いてグロー放電を発生してグロー放電処理を施し(処理電力密度 E=27.8W・min/m)た。続いてアルミニウムをコート層側に蒸着し、金属層の抵抗値が2Ω/□になるようにし、これを巻取軸で巻き取りアルミニウム蒸着フィルム(金属化コンデンサ用フィルム)を得た。蒸着中の高分子フィルムの走行速度は300m/minとした。シリコーン組成物の蒸着量はノズルの蒸気圧により制御した。
得られたアルミニウム蒸着フィルムを、幅20mm、マージン幅1mmとなるように細幅リールに切断した。得られたアルミニウム蒸着フィルムのコート層の厚みを測定したところ0.5nmであった。得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ91%であり自己回復性は良好であった。
上記細幅リールを、外径9mmのコアに巻回し、メタリコン、熱処理、電極端子の半田付けを実施し、無含浸、無外装の評価用コンデンサ素子を作成した。これらの素子について、上述の方法で耐熱性を評価した結果、ΔC/C×100=0で耐熱性は極めて良好であった。
(実施例2)
コート層の厚みが5nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが5nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例3)
コート層の厚みが20nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが20nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例4)
コート層の厚みが100nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが100nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例5)
コート層の厚みが400nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが400nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例6)
コート層の厚みが600nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが600nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−3で良好であった。
(実施例7)
コート層の厚みが1000nmである以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが1000nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−10で実用的範囲であった。
(実施例8)
蒸着金属の種類が亜鉛である以外は、実施例1と同様の方法で亜鉛蒸着フィルムを得た。得られた亜鉛蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが20nmであった。また、得られた亜鉛蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ95%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例9)
シリコーン組成物が信越化学工業社製、シリコーン X−41−1805である以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが20nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ95%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例10)
シリコーン組成物がシリコーンオイル(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製 BY16−152)である以外は、実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であり、コート層の厚みが20nmであった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ97%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(実施例11)
厚さ5.4μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに真空蒸着法にてシリコーン組成物(信越化学工業社製、シリコーン X−40−2655A)をコート層厚みが20nmになるように蒸着し、コンデンサ用フィルムを得た。その後、真空蒸着法によってアルミニウムをコンデンサ用フィルムのコート層側に蒸着し、金属層の抵抗値が2Ω/□になるようにした。
得られたアルミニウム蒸着フィルムのコート層の厚みを測定したところ20nmであった。得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−3で良好であった。
(実施例12)
厚さ4.3μmのポリプロピレンフィルムに真空蒸着法にてシリコーン組成物(信越化学工業社製、シリコーン X−40−2655A)をコート層厚みが20nmになるように蒸着し、コンデンサ用フィルムを得た。その後、真空蒸着法によってアルミニウムをコンデンサ用フィルムのコート層側に蒸着し、金属層の抵抗値が2Ω/□になるようにした。
得られたアルミニウム蒸着フィルムのコート層の厚みを測定したところ20nmであった。得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−10で実用的レベルであった。
(実施例13)
厚さ6.0μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに真空蒸着法にてシリコーン組成物(信越化学工業社製、シリコーン X−40−2655A)をコート層厚みが20nmになるように蒸着し、コンデンサ用フィルムを得た。その後、真空蒸着法によってアルミニウムをコンデンサ用フィルムのコート層側に蒸着し、金属層の抵抗値が2Ω/□になるようにした。
得られたアルミニウム蒸着フィルムのコート層の厚みを測定したところ20nmであった。得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ100%であり自己回復性は良好であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(比較例1)
シリコーン組成物を蒸着する工程を全く行わないこと以外は実施例1と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したとこ75%であり自己回復性は不良であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
(比較例2)
シリコーン組成物を蒸着する工程を全く行わないこと以外は実施例11と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ84%であり実施例9と比較して自己回復性は劣るものであった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−3で良好であった。
(比較例3)
シリコーン樹脂組成物を蒸着する工程を全く行わないこと以外は実施例12と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したところ87%であり実施例10と比較して自己回復性は劣るものであった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=−10で実用的レベルであった。
(比較例4)
シリコーン組成物を蒸着する工程を全く行わないこと以外は実施例13と同様の方法でアルミニウム蒸着フィルムを得た。得られたアルミニウム蒸着フィルムの金属層の抵抗値は2Ω/□であった。また、得られたアルミニウム蒸着フィルムのクリアリング性指数を測定したとこ74%であり自己回復性は不良であった。実施例1と同様の耐熱性評価を行ったところ、耐熱性はΔC/C×100=0で極めて良好であった。
各実施例、比較例での測定・評価結果を表1に示す。
Figure 0005057067
本発明により、ポリフェニレンスルフィドフィルムまたはポリエチレンナフタレートの優れた耐熱性を損なうことなく、自己回復性に優れた金属化コンデンサ用フィルムを得ることができ、自動車や電車の電装用及びエンジン、モーターの制御用やインバーター平滑コンデンサ、照明用などに好適に用いられる。

Claims (6)

  1. 高分子フィルムの少なくとも片面に、シリコーン組成物を成分とするコート層と金属層が、高分子フィルム側からこの順に積層され、該シリコーン組成物を構成するポリマーが、その側鎖、あるいは末端基の一部に2重結合を有する有機基を含み、グロー放電を利用したプラズマ重合を用いて得られたものであることを特徴とする金属化コンデンサ用フィルム。
  2. 前記コート層の片面あたりの厚みが1nm〜500nmである請求項1に記載の金属化コンデンサ用フィルム。
  3. 前記有機基がメタクリル基である請求項1に記載の金属化コンデンサ用フィルム。
  4. 前記高分子フィルムの主成分が融解温度150℃以上のポリマーである請求項1に記載の金属化コンデンサ用フィルム。
  5. 前記ポリマーがポリフェニレンスルフィドまたはポリエチレンナフタレートである請求項4に記載の金属化コンデンサ用フィルム。
  6. 請求項1に記載の金属化コンデンサ用フィルムで構成されてなるコンデンサ。
JP2007511735A 2006-01-13 2006-12-20 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ Active JP5057067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007511735A JP5057067B2 (ja) 2006-01-13 2006-12-20 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005672 2006-01-13
JP2006005672 2006-01-13
JP2006193735 2006-07-14
JP2006193735 2006-07-14
JP2007511735A JP5057067B2 (ja) 2006-01-13 2006-12-20 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ
PCT/JP2006/325332 WO2007080757A1 (ja) 2006-01-13 2006-12-20 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007080757A1 JPWO2007080757A1 (ja) 2009-06-11
JP5057067B2 true JP5057067B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=38256168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007511735A Active JP5057067B2 (ja) 2006-01-13 2006-12-20 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100177456A1 (ja)
EP (1) EP1981045A1 (ja)
JP (1) JP5057067B2 (ja)
TW (1) TW200739627A (ja)
WO (1) WO2007080757A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018000321T5 (de) 2017-02-03 2019-10-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Folienkondensator, verfahren zum herstellen eines folienkondensators,dielektrische harzfolie und verfahren zum herstellen einer dielektrischen harzfolie
EP4129654A4 (en) 2020-03-27 2024-04-17 Toray Industries, Inc. FILM FOR FILM CAPACITOR, METAL LAYER LAMINATED FILM FOR FILM CAPACITOR AND FILM CAPACITOR
WO2023042905A1 (ja) 2021-09-17 2023-03-23 東レ株式会社 フィルムコンデンサ用フィルム、金属積層体、フィルムコンデンサ、パワーコントロールユニット、電動自動車、および電動航空機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04152614A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップフィルムコンデンサの製造方法
JPH04152613A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型金属化フィルムコンデンサとその製造方法
JPH06338435A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポリエステルフィルムコンデンサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814662B1 (ja) 1969-12-18 1973-05-09
JPS593910A (ja) * 1982-06-29 1984-01-10 東レ株式会社 コンデンサ−
JP3114364B2 (ja) * 1992-07-03 2000-12-04 三菱化学ポリエステルフィルム株式会社 金属蒸着ポリエステルフィルムコンデンサ
JP3307067B2 (ja) * 1994-04-15 2002-07-24 東レ株式会社 蒸着フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ
US5576925A (en) * 1994-12-27 1996-11-19 General Electric Company Flexible multilayer thin film capacitors
US5891530A (en) 1996-04-19 1999-04-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method for producing a coating
JP3885280B2 (ja) * 1997-04-25 2007-02-21 東レ株式会社 金属蒸着フィルム、その製造方法及びそれを用いたコンデンサ
JP4515167B2 (ja) * 2004-06-24 2010-07-28 株式会社東海理化電機製作所 静電容量媒体、及び静電容量式傾斜角センサ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04152614A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップフィルムコンデンサの製造方法
JPH04152613A (ja) * 1990-10-17 1992-05-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ型金属化フィルムコンデンサとその製造方法
JPH06338435A (ja) * 1993-05-31 1994-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポリエステルフィルムコンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
US20100177456A1 (en) 2010-07-15
WO2007080757A1 (ja) 2007-07-19
EP1981045A1 (en) 2008-10-15
TW200739627A (en) 2007-10-16
JPWO2007080757A1 (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2002101770A1 (fr) Condensateur de fil metallise
JP2006264317A (ja) 金属化フィルム、コンデンサ用フィルム及びそれを用いたフィルムコンデンサ
JP2009054669A (ja) 金属化コンデンサフィルムの製造方法及び金属化フィルム
JP5057067B2 (ja) 金属化コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ
JP2009000957A (ja) コンデンサ用金属蒸着フィルム、及びそれを用いた金属化フィルムコンデンサ
JPH10189382A (ja) 亜鉛蒸着フィルムおよび金属化フィルムコンデンサ
JP4915947B2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JP5672299B2 (ja) 2層フレキシブル基板およびその製造方法
JP2008115417A (ja) 金属化フィルムの製造方法、及び金属化フィルム
CN101356604A (zh) 金属化电容器用薄膜和使用该薄膜的电容器
JP2018157055A (ja) コンデンサ用金属化フィルム、およびそれを用いたコンデンサ
JP2008263172A (ja) 金属化フィルム、およびそれを用いたコンデンサ
JP4604758B2 (ja) コンデンサ用フィルム及びそれを用いてなるコンデンサ
JP3767436B2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JP2007109845A (ja) コンデンサ用金属蒸着フィルムおよびコンデンサ
JP5299863B2 (ja) 金属蒸着フィルム、及びその製造方法
JP4211301B2 (ja) コンデンサ用フィルム及びそれを用いたコンデンサ
JP3874138B2 (ja) コンデンサ及びコンデンサ用金属化誘電体
JP2018016845A (ja) 溶射用合金、溶射用合金線、フィルムコンデンサ、およびはんだ合金
JP2002141246A (ja) コンデンサ用ポリエステルフィルムおよびフィルムコンデンサ
JP2011208246A (ja) 蒸着用線材とこれを用いて形成された金属化フィルムコンデンサ
JP3018543B2 (ja) ポリフェニレンスルフィド積層フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ
JP2007036088A (ja) コンデンサ用フィルムおよびそれを用いてなるコンデンサ
JP2913779B2 (ja) コンデンサ用二軸延伸フイルム
WO2023189919A1 (ja) コンデンサおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120608

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5057067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250