JP5056650B2 - 電圧変動量見積方法、装置、半導体装置動作検証装置、半導体装置設計方法、プリント板設計方法、及びプログラム - Google Patents

電圧変動量見積方法、装置、半導体装置動作検証装置、半導体装置設計方法、プリント板設計方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、それぞれ入出力信号が入出力可能なピンを複数、備えた半導体装置で発生するノイズに対応するための技術に関する。
FPGA(Field Programmable Gate Array)は、ピンの配置、ピンに割り当てるIO信号、及び回路構成、等をユーザ側が自由に設定(プログラミング)できる半導体装置である。入出力(IO)信号では、スタンダード(LVTTL(低電圧TTL)/LVCMOS(低電圧CMOS)/HSTL(高速トランシーバロジック)等)、出力電流値(12mA/8mA/4mA等)、スルーレート制御(FAST/SLOW)をユーザ側で設定することができる。このようなことから、非常に自由度の高い設計ができるようになっている。
各ピンに割り当てたIO信号が同時動作した場合、SSO(Simultaneous Switching Output)ノイズと呼ばれるノイズが発生する。このSSOノイズは、FPGA内部に伝搬し、FPGAに構成された回路の誤動作を誘発する。このことから、FPGAを適切に動作させるには、つまりFPGAを対象とした設計を適切に行うには、発生するSSOノイズ量を見積もるだけでなく、SSOノイズが回路に与える影響を定量的に見積もることも重要と考えられる。また、見積もった結果を設計(プログラミング)に適切に反映させることも重要である。
FPGAでは、ピン数の増加や回路動作の高速化に伴い、SSOノイズが及ぼす影響の度合いはより大きくなってきている。このような背景もあり、今後はSSOノイズに適切に対応することが非常に重要になると考えられる。
特開2005−4245号公報
本発明は、入出力信号が入出力可能なピンを複数、備えた半導体装置で発生するSSOノイズによる影響を定量化するための技術を提供することを第1の目的とする。
また本発明は、SSOノイズに適切に対応するための技術を提供することを第2の目的とする。
本発明を適用した1システムでは、入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧ノイズによって発生する等価的な変動量を見積もることにより、ノイズの影響を定量化する。そのために、半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と内部電源電圧との間に存在する第1の関係を特定する第1の特定工程と、入出力信号を入出力させるピンの本数に基づいて、回路の最大周波数と入出力信号によるノイズ量との間に存在する第2の関係を特定する第2の特定工程と、第1、及び第2の関係を基に、半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程と、をコンピュータに実行させる。
第1及び第2の関係は共に、半導体装置の特性を表している。それにより、上記システムでは、予測されたノイズ量の影響を内部電源電圧の等価的な変動量の形で高精度に定量化する。SSOノイズの影響を定量化することにより、現在の設計で生じる不具合に対応
すべきか否かの判断や、行うべき対応、つまり設計変更の内容の特定等も容易となる。
本発明が適用された1システムによれば、入出力信号が入出力可能なピンを複数、備えた半導体装置で発生するSSOノイズによる影響を定量化することができる。また、SSOノイズに適切に対応することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態による電圧変動量見積装置を用いて構築されたシステムの構成を示す図である。このシステムは、FPGAのような多数のピンを備えた設計(プログラミング)可能な半導体装置を解析対象に想定したものであり、図1に示すように電圧変動量見積装置20とSSOノイズ見積装置10とを接続させた形で構築されている。
SSOノイズ見積装置10は、ピン情報記憶部11、本数算出部12、発生ノイズ情報記憶部13及びノイズ算出部14を備えている。本実施形態による電圧変動量見積装置20は、第1の記憶部21、第2の記憶部22、変動量算出部23、合否判定部24及び出力部25を備えている。
SSOノイズ見積装置10及び電圧変動量見積装置20は共に、コンピュータ等のデータ処理装置に専用のアプリケーション・プログラム(以降「アプリケーション」と略記)を実行させることで実現される。そのアプリケーションは、個別に用意しても良いが、一つであっても良い。一つであった場合、つまりSSOノイズ見積装置10と電圧変動量見積装置20の両方を実現できるアプリケーションであった場合、それらの装置10及び20を備えたシステムは1台のコンピュータ上で実現させることができる。アプリケーションの実行により電圧変動量見積装置20は実現可能であることから、そのアプリケーションは光ディスク、フラッシュメモリ、或いはハードディスク装置等のコンピュータがアクセス可能な記録媒体に格納して配布しても良い。通信ネットワークを介してコンピュータに受信させても良い。
始めに、SSOノイズ見積装置10について、図2を参照して具体的に説明する。このSSOノイズ見積装置10は、半導体装置(例えばFPGA)が備えたピン毎に、他のピンのIO信号が同時動作した場合に発生するSSOノイズ量を見積もる装置である。出願人が出願した特願2007−120060号に記載された装置と基本的に同じ機能を備えている。
ピン情報記憶部11は、ピン毎に、配置された位置を示す位置情報、及び割り当てられたIO信号に係わるIOユーザ設定情報を含むピン情報を格納している。ピン毎のピン情報は、半導体装置の設計結果から得られる情報である。IOユーザ設定情報は、IO信号のスタンダード(LVTTL(低電圧TTL)/LVCMOS(低電圧CMOS)/HSTL(高速トランシーバロジック)等)、出力電流値(12mA/8mA/4mA等)、スルーレート制御(FAST/SLOW)等を含むユーザ側で設定したIO信号に係わる情報である。
図2は、SSOノイズ量の見積もり方法を説明する図である。図2中に示すグラフは、横軸は同時動作するIO信号(ピン)の数(図中「SW(同時動作信号)本数」と表記)、縦軸は発生すると予想されるSSOノイズ量(具体的には例えば電圧レベルの変化量、或いはIO信号と予想発生ノイズ量の電圧比、等)をそれぞれとっている。それにより、このグラフは、同時動作するIO信号数による予想発生SSOノイズ量の変化を示している。IO信号による予想発生SSOノイズ量の変化を示す情報は、発生ノイズ情報として発生ノイズ情報記憶部13に格納されている。
発生するSSOノイズ量は、IO信号によって異なる。このため発生ノイズ情報は、スタンダード及び出力電流値のうちの少なくとも一つが異なるユーザ設定情報毎に用意している。図2には、互いにIO信号が異なるユーザ設定情報A〜Cの計3つの発生ノイズ情報を示している。
図3は、発生ノイズ情報の生成方法を説明するための図である。図3に表記の「×」「○」は何れもピンを表している。「×」で示すピンは、SSOノイズ量を見積もる対象ピンである。
その対象ピンに生じるSSOノイズ量を見積もるために考慮するピンは、その対象ピンとの位置関係によりグルーピングしている。図3に示す例では、対象ピンの周囲に存在するピンを、対象ピンが存在するエリア31の外側に位置する1ピン幅のエリア32に存在するピンのグループ(第1のグループ)、そのエリア32の外側に位置する1ピン幅のエリア33に存在するピンのグループ(第2のグループ)、及びそのエリア33の外側に位置する1ピン幅のエリア34に存在するピンのグループ(第3のグループ)にグルーピングすることを表している。各グループの最大ピン数は、第1のグループでは8ピン、第2のグループでは16ピン、第3グループでは24ピンである。
ピンに入出力するIO信号によって対象ピンに発生するSSOノイズ量は、対象ピンからの距離によって異なる。対象ピンに近いほど、より大きいSSOノイズを発生させる。このことから、図2にグラフで示す発生ノイズ情報は、第1のグループからピン数を増やしながらSSOノイズ量を実測することで得ている。従って図3に示す例では、発生ノイズ情報は、1〜8ピンの間は第1のグループのみでピン数を増やし、9〜24ピンの間は第2のグループのみでピン数を増やし、25〜48ピンの間は第3のグループのみでピン数を増やし、SSOノイズ量を実測することで得られる。図2に示す発生ノイズ情報は何れも、本数が少なくなるほど勾配が急となっている。このことから、対象ピンに近いピンほど、より大きいSSOノイズを発生させることが分かる。
図2に示すような発生ノイズ情報はIOユーザ設定情報毎に発生ノイズ情報記憶部13に格納されている。その発生ノイズ情報を用いたSSOノイズ量の見積もりは以下のようにして行われる。
発生するSSOノイズ量は、IO信号によって異なる。このため本数算出部12は、ピン情報記憶部11に格納された各ピンのピン情報を参照して、IOユーザ設定情報毎に、ピンの本数を算出する。図3に「×」で示す対象ピンでは、エリア32〜34の何れかに存在するピンの本数をIOユーザ設定情報毎に算出する。IOユーザ設定情報毎に算出したピンの本数は、ノイズ算出部14に通知される。図2において、横軸に示すa〜cはIOユーザ設定情報A〜Cでそれぞれ算出された本数を表している。
ノイズ算出部14は、本数が通知されたIOユーザ設定情報の発生ノイズ情報を発生ノイズ情報記憶部13から読み出し、対象ピンに発生すると予想されるSSOノイズ量を見積もる。その見積もりは、IOユーザ設定情報毎に予想されるSSOノイズ量を算出し、算出したSSOノイズ量を累算することで行う。
IOユーザ設定情報毎のSSOノイズ量の算出は、IOユーザ設定情報毎に発生ノイズ情報上の対応区間を割り当てて行われる。IOユーザ設定情報A〜Cでそれぞれ算出した本数がa〜cであった場合には、図2に示すように、IOユーザ設定情報Aでは0〜a本の区間、IOユーザ設定情報Bではa〜a+b本の区間、IOユーザ設定情報Cではa+
b〜a+b+c本の区間が割り当てられる。それにより、IOユーザ設定情報A分の予想されるSSOノイズ量Noise_Aとして、a本時のSSOノイズ量から0本時のSSOノイズ量を減算した値を算出する。同様に、IOユーザ設定情報B分の予想されるSSOノイズ量Noise_Bとして、a+b本時のSSOノイズ量からa本時のSSOノイズ量を減算した値を、IOユーザ設定情報C分の予想されるSSOノイズ量Noise_Cとして、a+b+c本時のSSOノイズ量からa+b本時のSSOノイズ量を減算した値をそれぞれ算出する。これらSSOノイズ量Noise_A、Noise_B及びNoise_Cの累算値が対象ピンで見積もるSSOノイズ量となる。
対応区間は、予想されるSSOノイズ量が大きいIOユーザ設定情報ほど、本数が少ない位置に割り当てる。これは、見積もるSSOノイズ量が実際よりも小さくなることを回避するためである。
次に、電圧変動量見積装置20について詳細に説明する。
図7は、FPGAに発生する内部電源電圧の変動を説明するための図である。この図7に表記のVCCin、VCCoは共に内部電源電圧を示している。PチャネルMOSFET(以降「PMOSトランジスタ」と表記)PM1及びNチャネルMOSFET(以降「NMOSトランジスタ」と表記)NM1から構成されるCMOS(以降「第1のCMOS」と表記)は、PMOSトランジスタPM1のソースに内部電源電圧VCCinが印加され、NMOSトランジスタNM1のソースがグランド(GND)と接続された形となっている。PMOSトランジスタPM1とNMOSトランジスタNM1の各ゲートには同じ信号が入力される。
一方、PMOSトランジスタPM2及びNMOSトランジスタNM2から構成されるCMOS(以降「第2のCMOS」と表記)は、PMOSトランジスタPM2のソースに内部電源電圧VCCoが印加され、NMOSトランジスタNM2のソースがグランドと接続された形となっている。PMOSトランジスタPM2とNMOSトランジスタNM2の各ゲートは共に、第1のCMOSを構成するPMOSトランジスタPM1のドレインと接続されている。PMOSトランジスタPM2のソースはピンP1と接続されている。
この第1および第2のCMOSを含む回路は、設計によりFPGA70に構成される。ピンP1から出力される信号は、第1のCMOS、つまりPMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1の各ゲートの入力信号がH(ハイ)の時にはL(ロー)、その入力信号はLの時にはHとなる。このことから、この回路はインバータとしての機能を備えている。
入力信号のレベルがHからL、或いはLからHに変化する場合、第1或いは第2のCMOSからグランドに流れる電流が変化する。その電流の変化は、グランドの電圧レベルを変化させる。このため、グランド上にSSOノイズが発生する。
グランドにおける電圧レベルの変化は、その電圧レベルを高くする方向に生じる。このため、グランドと内部電源電圧の間の電位差は小さくなって、内部電源電圧は見かけ上、低下することになる。デジタル回路における信号のスレショルドレベルはより高くなることになる。このことから、グランドにおける電圧レベルの変化は、内部電源電圧の変動(低下)と等価となる。
内部電源電圧の等価的な変動(低下)は、回路の動作に影響を及ぼす。回路が正常に動作しない論理的誤動作、各信号が定めた時間内に動作しないタイミングエラー、といった不具合を誘発させる。従い、FPGA等での設計(プログラミング)では、そのような内部電源電圧の等価的な変動を考慮する必要がある。このことから、電圧変動量見積装置2
0は、内部電源電圧の等価的な変動量を見積もることにより、SSOノイズの影響を定量化し設計を支援する装置として実現させている。以降、特に断らない限り、内部電源電圧の変動量とは等価的な変動量を指す意味で用いる。
内部電源電圧の変動量の見積もりは、第1及び第2の記憶部21及び22にそれぞれ格納された情報を用いて行われる。それら情報について、図4及び図5を参照して具体的に説明する。
図4は、内部回路の最大動作周波数の内部電源電圧による変化を示す図である。縦軸に周波数、横軸に電圧をとっている。それにより、内部回路が正常に動作する上限である最大動作周波数の内部電源電圧による依存性を示している。図4中、VCCは内部電源電圧、Fmaxは最大動作周波数を表している。
内部回路は、クロックにより動作するシフトレジスタ、或いはカウンタ等の最大動作周波数を測定するための回路である。そのような内部回路は、図4に示すように、内部電源電圧が高くなるほど、最大動作周波数もより高くなる傾向がある。そのような依存性を示す情報が第1の記憶部21に格納されている。その情報は以降「電圧依存情報」と呼ぶことにする。
電圧依存情報の取得は、例えばFPGAにクロックで動作する内部回路を構成し、PLL等を介してクロックを供給することにより、内部回路の動作を監視することで行う。異なる内部電源電圧毎に、クロックの周波数を変更しながら、最大動作周波数を測定することで行う。そのように実測するのではなく、シミュレーションにより取得しても良い。
図5は、SSOノイズに対する内部回路の最大動作周波数の変化を示す図である。縦軸に周波数、横軸にノイズをとっている。図5中、SSOはノイズ、#SWはIO信号を同時動作させるピンの本数を表している。SSOと#SWを併記しているのは、SSOノイズはIO信号を同時動作させるピンの本数を多くするほど大きくなる傾向があるからである。IO信号を同時動作させるピンの本数は以降「SSO本数」と呼ぶことにする。
内部回路の最大動作周波数は、図5に示すように、SSOノイズが大きくなるほど低くなる。そのようなSSOノイズによる最大動作周波数の変化を示す情報が第2の記憶部22に格納されている。その情報は以降「ノイズ依存情報」と呼ぶことにする。図5で横軸上に表記のM1〜M3及び縦軸上に表記のx、y、zはそれぞれ、異なるノイズ量、各ノイズ量のときに測定された最大動作周波数を示している。kはノイズ量が0のときの最大動作周波数を示している。
ノイズ依存情報の取得は、例えば内部電源電圧を一定とし、SSO本数を変えながら、最大動作周波数とSSOノイズ量を実測することで行う。このとき、クロックは位相を走査して、最大動作周波数とSSOノイズ量は共に最悪値を求める。図7に示すように、内部電源電圧は複種類、存在するのが普通であることから、ノイズ依存情報は内部電源電圧の種類毎に用意する。
SSOノイズ量の測定には、その測定を正確に行うために、IO信号を入出力させないピンを用いる。SSO本数の変更は、例えば上記発生ノイズ情報の取得と同様の手法を用いて行う。つまり、SSOノイズ量を見積もる対象ピンをSSOノイズ量の測定用とし、その対象ピンに近いエリアからピンを割り当てていくことで行う。
図8は、最大動作周波数とSSOノイズ量を実測する場合に行われるクロックの位相の走査を説明する図である。動作出力は内部回路から出力される信号の時間変化、出力ピン
はSSOノイズ量の測定に用いるピンの電圧の時間変化を示している。
図8では、動作出力はクロックに同期する形で変化し、動作出力の変化に伴って発生するSSOノイズによって出力ピンの電圧が一時的に変動している。しかし、出力ピンにおける電圧の変化は、内部回路の他に、他のピンで入出力されるIO信号によっても生じる。従い、SSOノイズ量は、内部回路の動作、他のピンで入出力されるIO信号がそれぞれ変化するタイミングに依存する面がある。最大動作周波数は、SSOノイズ量によって変化する可能性がある。このようなことから、クロックの位相を走査して、内部回路が動作するタイミングを変化させることにより、最大動作周波数とSSOノイズ量は最悪値を探すようにしている。クロックの位相の走査は、図8に示すクロック波形を時間軸上、矢印で示す2つの方向にずらす形で行われる。
SSOノイズ見積装置10が見積もったSSOノイズ量は、例えば合否判定部24により入力され、変動量算出部23に通知される。そのSSOノイズ量を通知された変動量算出部23は、第1及び第2の記憶部21及び22から電圧依存情報およびノイズ依存情報を読み出し、その二つの情報を用いて内部電源電圧の変動量を算出する。
図6は、内部電源電圧の変動量の算出方法の説明図である。図6では、縦軸の右側に電圧依存情報を示すグラフ、その左側にノイズ依存情報を示すグラフを描いている。ノイズ依存情報は、横軸にノイズをとって示しているが、ノイズが大きくなる方向は図5とは逆とさせている。
図6中のVCCtypは、変動量を算出する対象となる内部電源電圧を表している。その対象となる内部電源電圧の種類は、例えばSSOノイズ見積装置10からSSOノイズ量と共に通知される。その内部電源電圧の種類は、対象ピンで設定されているIOユーザ設定情報が示すIO信号から特定する。そのVCCtypを表記した横軸上の位置は、変動が生じていない内部電源電圧の電圧値を示している。このことから、VCCtypは電圧値を指す意味でも用いる。
変動量の算出は、先ずノイズ依存情報を参照して、通知されたSSOノイズ量に対応する最大動作周波数を特定する。次に、電圧依存情報を参照して、最大動作周波数に対応する電圧を特定する。最後に、例えば内部電源電圧の電圧値VCCtypから特定した電圧値を減算して得られる差分ΔVCCを算出する。その差分ΔVCCは、変動量として合否判定部24に返す。
ノイズ依存情報、及び電圧依存情報は共に、最大動作周波数に関係する依存性を示している。それにより、最大動作周波数を中間パラメータとして、見積もったSSOノイズ量から対応する内部電源電圧の変動量を見積もるようにしている。各情報は何れもFPGAの特性を表していることから、内部電源電圧の変動量を見積もる精度も信頼できるものとなる。
合否判定部24は、返された変動量(差分ΔVCC)が予め定められた許容範囲内か確認することにより、合否を判定する。合否判定用に定めた許容範囲とは、例えばFPGA70に構成される回路が正常に動作する可能性が高いと考えられる内部電源電圧の降下量である。それにより、この合否判定は、回路が正常に動作するか否か確認することに相当する。このことから、不合格との判定は、FPGA70の設計変更を行う必要性があることを意味している。合否判定の結果は、出力部25により出力される。出力部25による判定結果の出力は、表示装置上への表示、通信ネットワークを介した外部装置への送信、或いは記録媒体への格納によって行われる。
回路設計では、各種検証が行われる。これはFPGA70のような半導体装置でも同様である。その検証として、信号が伝搬していく時間差によって不具合(回路の誤動作など)が生じるか否か確認するためのタイミング解析がある。それにより、不具合が発生しないように、信号の伝搬を考慮したタイミング設計が行われる。
内部電源電圧の変動は、タイミング解析の結果に影響を与える。内部電源電圧の変動により、信号の立ち上がり、或いは立ち下がるタイミングが変化するからである。このことから、合否判定用の許容範囲は、タイミング設計上、許容できる電圧降下量を想定したものであっても良い。複数の異なる視点の許容範囲を用意し、許容範囲毎に合否判定を行わせても良い。用意する許容範囲は、上述したもの以外であっても良い。
IO信号を入出力させるピンの配置(割り当て)によってSSOノイズ量は変化する。このことから、FPGA70の設計変更は、ピン配置を変えることで対応できる。信号が伝搬する経路の変更によって対応可能であれば、タイミング設計により対応することができる。また、以下のような対応も可能である。
図9は、FPGA70の内部構成を示す図である。その内部構成は、FPGA70のチップに形成された回路を示したものである。そのチップには、IO信号用の入出力回路が形成されたエリアである複数のバンク(BANK)91、及びクロックの分配ツリー構造によって分割されるエリアであるリージョン92が存在している。
バンク91は、リージョン92を囲むように配置されている。バンク91及びリージョン92は共に8つ存在している。各バンク91及びリージョン92には1〜8の何れかの数字を表記している。バンク91のうちの何れかを表す場合には、表記した数値を用いて、例えば「91−1」「91−2」のように符号を記載することとする。これはリージョン92でも同様である。
図9に示すような内部構成では、予測されるSSOノイズ量はバンク91によって異なることになる。従い、SSOノイズ量が大きいバンク91に近いリージョン92には比較的に低速に動作する回路を配置し、SSOノイズ量が小さいバンク91に近いリージョン92には比較的に高速に動作する回路を配置するといった対応(設計変更)を行っても良い。例えばバンク91−3で予測されるSSOノイズ量が最大であった場合には、リージョン92−4或いはその近傍のリージョン92に配置していた高速に動作する回路はリージョン92−5といったバンク91−3からより遠いところに配置を変更しても良い。そのような設計変更を行うことで、不具合が解消する可能性がある。
FPGA70は、図10に示すように、プリント板(PCB:Printed Circuits Board)100に搭載されて用いられる。そのPCB100には、FPGA70以外の半導体装置、例えば別のFPGA、或いは異なる種類のLSI等が搭載されるのが普通である。図10では、111〜113の計3個の半導体装置を示している。101は電源電圧を生成する電源装置である。
電源装置101は、電源プレーン102と接続されている。それにより、各半導体装置70、111〜113には電源プレーン102を介して電源電圧が印加される。また、各半導体装置70、111〜113はグランドプレーン103と接続されている。
FPGA70で発生した内部電源電圧の等価的な変動は、グランドプレーン103に伝搬する。その伝搬の影響は、FPGA70とのグランドプレーン103上の距離が短いほど大きくなる。このため、半導体装置111との配置上の距離L1は半導体装置112との配置上の距離L2とほぼ同じであるが、半導体装置111のほうが伝搬の影響は大きい
。このことから、FPGAで見積もった内部電源電圧の変動量を考慮して、他の半導体装置の配置、つまりグランドプレーン103に着目した接続位置関係を設計することが望ましい。実際には、各半導体装置で内部電源電圧の変動量を見積もり、見積もった変動量と各半導体装置に要求される動作速度を考慮して、各半導体装置の配置を設計することが望ましい。
或る半導体装置の内部電源電圧の等価的な変動(SSOノイズ)が他の半導体装置に与える影響は、シミュレーションによる解析を用いて行うのが一般的である。しかし、その解析には、非常に精密なモデル化が必要である。電源電圧変動量見積装置20は等価的な変動を見積もることから、他の半導体装置に与える影響の定量化に用いることができる。従って、シミュレーションによる解析との相関検証にも用いることができる。
以上の変形例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧のノイズによって発生する等価的な変動量を見積もる方法であって、
前記半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と前記内部電源電圧との間に存在する第1の関係を特定する第1の特定工程と、
前記入出力信号を入出力させるピンの本数に基づいて、前記回路の最大周波数とノイズ量との間に存在する第2の関係を特定する第2の特定工程と、
前記第1、及び第2の関係を基に、前記半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程と、
を有することを特徴とする電圧変動量見積方法。
(付記2)
前記半導体装置のIO信号用の入出力回路が複数の第1の部分に分割され、且つ該半導体装置の内部回路がクロックの分配ツリー構造によって複数の第2の部分に分割可能な場合に、
前記第1及び第2の特定工程では、前記第2の部分毎に前記第1及び第2の関係をそれぞれ特定する、
ことを特徴とする付記1記載の電圧変動量見積方法。
(付記3)
前記第2の特定工程では、前記回路に供給するクロックの位相を走査して、前記最大周波数、及びノイズ量のうちの少なくとも一方は最悪値を採用する、
ことを特徴とする付記1、または2記載の電圧変動量見積方法。
(付記4)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置内で構成可能な回路の動作を検証するための装置であって、
付記1記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記半導体装置での内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積部と、
前記変動量見積部で見積もった変動量を用いて、前記半導体装置での設計により構成される回路の動作を検証する動作確認部と、
を有することを特徴とする半導体装置動作検証装置。
(付記5)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の設計を行うための方法であって、
付記1記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記半導体装置での内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程と、
前記変動量見積工程で見積もった変動量を基に、前記半導体装置の設計変更を行う設計変更工程と、
を有することを特徴とする半導体装置設計方法。
(付記6)
前記変動量見積工程では、付記2記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記第2の部分毎に前記変動量の見積もりを行い、
前記設計変更工程では、前記変動量見積工程で前記第2の部分毎に見積もった変動量を基に、前記設計変更として、それぞれの第2の部分に構成させる回路の配置を変更する、
ことを特徴とする付記5記載の半導体装置設計方法。
(付記7)
前記設計変更工程では、前記変動量見積工程で見積もった変動量が許容範囲外であった場合に、前記設計変更として、前記入出力信号を入出力させるピンの配置を変更する、
ことを特徴とする付記5記載の半導体装置設計方法。
(付記8)
前記設計変更工程では、前記変動量見積工程で見積もった変動量を、該変動量を見積もった時点での設計で想定された前記内部電源電圧の降下量と比較し、該変動量が該降下量より該内部電源電圧を降下させる値であった場合に、前記設計変更として、前記入出力信号を入出力させるピンの配置を変更する、
ことを特徴とする付記5記載の半導体装置設計方法。
(付記9)
前記設計変更工程では、前記設計変更として、前記変動量見積工程で見積もった変動量を用いたタイミング設計を行う、
ことを特徴とする付記5記載の半導体装置設計方法。
(付記10)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置を搭載するプリント板を設計するための方法であって、
付記1記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記プリント板に搭載する半導体装置での内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程と、
前記変動量見積工程で見積もった変動量に応じて、前記プリント板の設計を変更する設計変更工程と、
を有することを特徴とするプリント板設計方法。
(付記11)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧のノイズによって発生する等価的な変動量を見積もる装置であって、
前記半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と前記内部電源電圧との間に存在する関係を示す第1の情報を記憶した第1の記憶手段と、
前記回路の最大周波数とノイズ量との間に存在する関係を示す第2の情報を記憶した第2の記憶手段と、
前記第1、及び第2の情報を用いて、前記半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を算出する変動量算出手段と、
を具備することを特徴とする電圧変動量見積装置。
(付記12)
前記変動量算出手段が算出した前記変動量が許容範囲内か否か判定する判定手段、
を更に具備することを特徴とする付記10記載の電圧変動量見積装置。
(付記13)
入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧のノイズによって発生する等価的な変動量を見積もる装置として用いられるコンピュータに、
前記半導体装置で予測されるノイズ量を取得する取得機能と、
前記取得機能により取得されたノイズ量、該半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と前記内部電源電圧との間に存在する関係を示す第1の情報、及び該回路の最大周波数とノイズ量との間に存在する関係を示す第2の情報を用いて、該半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を算出する算出機能と、
を実現させるためのプログラム。
本実施形態による電圧変動量見積装置を用いて構築されたシステムの構成を示す図である。 SSOノイズ量の見積もり方法を説明する図である。 発生ノイズ情報の生成方法を説明するための図である。 内部回路の最大動作周波数の内部電源電圧による変化を示す図である。 SSOノイズに対する内部回路の最大動作周波数の変化を示す図である。 内部電源電圧の変動量の算出方法の説明図である。 FPGAに発生する内部電源電圧の変動を説明するための図である。 最大動作周波数とSSOノイズ量を実測する場合に行われるクロックの位相の走査を説明する図である。 FPGA70の内部構成を示す図である。 プリント板を対象に行う設計変更を説明するための図である。
符号の説明
10 SSOノイズ見積装置
20 電圧変動量見積装置
21 第1の記憶部
22 第2の記憶部
23 変動量算出部
24 合否判定部
25 出力部
70 FPGA
91 バンク
92 リージョン

Claims (8)

  1. 入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧ノイズによって発生する等価的な変動量を見積もる方法であって、
    コンピュータに、
    前記半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と前記内部電源電圧との間に存在する第1の関係を特定する第1の特定工程と、
    前記入出力信号を入出力させるピンの本数に基づいて、前記回路の最大周波数と前記入出力信号によるノイズ量との間に存在する第2の関係を特定する第2の特定工程と、
    前記第1、及び第2の関係を基に、前記半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を算出する変動量算出工程と、
    実行させることを特徴とする電圧変動量見積方法。
  2. 前記半導体装置のIO信号用の入出力回路が複数の第1の部分に分割され、且つ該半導体装置の内部回路がクロックの分配ツリー構造によって複数の第2の部分に分割可能な場合に、
    前記第1及び第2の特定工程では、前記第2の部分毎に前記第1及び第2の関係をそれぞれ特定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧変動量見積方法。
  3. 入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の設計を行うための方法であって、
    請求項1記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記半導体装置での内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程をコンピュータに実行させ
    前記変動量見積工程で見積もった変動量を基に、前記半導体装置の設計変更を行う設計変更工程を行う
    とを特徴とする半導体装置設計方法。
  4. 前記変動量見積工程では、請求項2記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記第2の部分毎に前記変動量の見積もりを行い、
    前記設計変更工程では、前記変動量見積工程で前記第2の部分毎に見積もった変動量を基に、前記設計変更として、それぞれの第2の部分に構成させる回路の配置を変更する、
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置設計方法。
  5. 前記設計変更工程では、前記変動量見積工程で見積もった変動量を該変動量を見積もった時点での設計で想定された前記内部電源電圧の降下量と比較し、該変動量が該降下量より該内部電源電圧を降下させる値であった場合に、前記設計変更として、前記入出力信号を入出力させるピンの配置を変更する、
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置設計方法。
  6. 前記設計変更工程では、前記設計変更として、前記変動量見積工程で見積もった変動量を用いたタイミング設計を行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置設計方法。
  7. 入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置を搭載するプリント板を設計するための方法であって、
    請求項1記載の電圧変動量見積方法を用いて、前記プリント板に搭載する半導体装置での内部電源電圧の等価的な変動量を見積もる変動量見積工程をコンピュータに実行させ
    前記変動量見積工程で見積もった変動量に応じて、前記プリント板の設計を変更する設計変更工程を行う
    とを特徴とするプリント板設計方法。
  8. 入出力信号が入出力可能なピンを備えた半導体装置の内部電源電圧ノイズによって発生する等価的な変動量を見積もる装置であって、
    前記半導体装置内に構成される回路の動作可能な最大周波数と前記内部電源電圧との間に存在する関係を示す第1の情報を記憶した第1の記憶手段と、
    前記回路の最大周波数と前記入出力信号によるノイズ量との間に存在する関係を示す第2の情報を記憶した第2の記憶手段と、
    前記第1、及び第2の情報を用いて、前記半導体装置で予測されるノイズ量に対応する内部電源電圧の等価的な変動量を算出する変動量算出手段と、
    を具備することを特徴とする電圧変動量見積装置。
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