JP2009187325A - 半導体集積回路の設計方法および設計支援装置 - Google Patents

半導体集積回路の設計方法および設計支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体集積回路の設計段階で、より高精度にタイミング収束を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】動的IRドロップ解析から電源ノイズ周期を求め、遅延パスの遅延をノイズ周期の倍数とする。これにより、半導体集積回路の内部信号が遅延パス回路を通過する際に受ける電源ノイズ量(遅延時間×電源ノイズ振幅)の遅延増加分と遅延減少分をほぼ等しくする。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体集積回路の設計方法および設計支援装置に関する。
近年、携帯型音楽プレーヤーや携帯電話機等のバッテリ駆動の製品が多く普及してきている。そのような製品には半導体集積回路が搭載され、その半導体集積回路に対する省電力化の要求が高まっている。半導体集積回路の消費電力を低減するために、電源電圧を低電圧にする技術が知られている。電源電圧を低下させた場合、一般的に、内部回路に流れる電流も減り、ノイズの発生を抑制することができる。しかしながら、近年の高速化に伴って、単純に電源電圧を低電圧にしても電流量が低減されない場合があり、電源電圧の低下に関わらず発生ノイズ量が低減されないことがある。
電源ノイズが低減せずに電源電圧が小さくなると、電源電圧に対する電源ノイズが占める割合が相対的に大きくなる。このとき、その電源ノイズに起因して、半導体集積回路の内部信号の位相の時間的な揺らぎ(以下、ジッタと呼ぶ)が増大する。半導体集積回路の電源ノイズによるジッタを低減する技術が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
図1は、非特許文献1に記載のSI(Signal Integrity:信号波形の完全性)を考慮した遅延計算とタイミング検証フローを示すフローチャートである。図1に示されるフローチャートは、3つの処理ステップを含んでいる。
第1の処理ステップは、高精度寄生パラメータ抽出(ステップS1)から得た寄生パラメータ101と、高精度IRドロップ解析(ステップS2)から得たIRドロップ情報103を基にして、IRドロップを考慮した遅延計算(ステップS3)を行い、第1遅延情報104を出力する。これら情報から静的タイミング解析(ステップS4)を行い、全ての信号線とノイズ源となりうる信号線のタイミング関係を抽出し、タイミング情報102として出力する。
第2の処理ステップでは、寄生パラメータ101とそのタイミング情報102を基にして、クロストークを考慮した遅延計算(ステップS5)を行い、クロストークに影響のあるネットの遅延計算結果を第1遅延情報104の差分情報として第2遅延情報105に出力する。
第3の処理ステップでは、第1遅延情報104とその差分情報である第2遅延情報105を基にして、静的タイミング検証(ステップS6)を行い、タイミングが収束したかどうか判定する(ステップS7)。これら一連の手順により、IRドロップとクロストークを同時に考慮したタイミング検証が行われタイミング収束が完結する(ステップS8)。
沖テクニカルレビュー2003年10月/第196号Vol.70No.4 P50〜51:シグナルインテグリティを考慮したタイミング収束手法
半導体製造における微細化技術の進歩に伴って、従来のタイミング収束手法では、発生するジッタを高精度に予測し、レイアウト設計に反映させることが困難な場合がある。ジッタが増大すると、半導体集積回路を構成する順序回路のタイミング規定から、動作条件の限定が必要となる。設計余裕度をより広くするために、半導体集積回路の設計段階で、より高精度にタイミング収束を行うことが可能な技術が求められている。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記の課題を解決するために、
[a]半導体集積回路のレイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路の寄生パラメータ(31)を抽出するステップと、
[b]前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する高精度IRドロップ解析を実行し、前記高精度IRドロップ解析によって得られた第1IRドロップ情報(33)と前記寄生パラメータ(31)とに基づいて第1遅延情報(36)を生成し、前記寄生パラメータ(31)と前記第1IRドロップ情報(33)と前記第1遅延情報(36)とに基づいて静的タイミング解析を実行してタイミング情報(32)を生成するステップと、
[c]前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する動的IRドロップ解析を実行して第2IRドロップ情報(34)を生成し、前記タイミング情報(32)と前記第2IRドロップ情報(34)とに基づいて、動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って第2遅延情報(37)を生成するステップと、
[d]前記寄生パラメータ(31)と前記タイミング情報(32)とに基づいて、クロストークを考慮した遅延計算を行って第3遅延情報(38)を生成するステップと、
[e]前記第1遅延情報(36)と、前記第2遅延情報(37)と、前記第3遅延情報(38)とに基づいてタイミング検証を実行して、前記半導体集積回路のタイミングが収束したか否かを判定するステップとを具備する方法で半導体集積回路を設計する。
動的IRドロップ解析から電源ノイズ周期を求め、遅延パスの遅延をノイズ周期の倍数とする。これにより、半導体集積回路の内部信号が遅延パス回路を通過する際に受ける電源ノイズ量(遅延時間×電源ノイズ振幅)の遅延増加分と遅延減少分をほぼ等しくする。遅延増加分と遅延減少分がほぼ等しくなるので、ジッタを低減することができる。
本発明によると、半導体集積回路の設計において、より高精度にタイミング収束を行うことが可能となる。
[第1実施形態]
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明を行う。図2は、本実施形態の半導体設計支援装置1の構成を例示するブロック図である。半導体設計支援装置1は、情報処理装置2と、入力装置3と、出力装置4とを含んでいる。情報処理装置2は、入力装置3と出力装置4とに接続されている。
情報処理装置2は、コンピュータプログラムに示される手順に従って動作、高速に情報処理を行う装置である。情報処理装置2は、入力、記憶、演算、制御および出力の5つの基本機能を備えている。入力装置3は、情報処理装置2へデータを入力するマンマシンインターフェースである。出力装置4は、情報処理装置2の処理結果を外部に出力するマンマシンインターフェースである。
図2を参照すると、情報処理装置2は、CPU5と、メモリ6と、大容量記憶装置7とを含み、それらはバス8を介して接続されている。CPU5は、情報処理装置2に備えられた各種装置の制御やデータの処理を行う。CPU5は、入力装置3などから受け取ったデータを解釈して演算し、結果を出力装置などで出力する。メモリ6は、RAMなどに代表されるデータを記憶する記憶装置である。メモリ6は、CPU5が演算処理を実行するときに使用される。大容量記憶装置7は、HDD(ハードディスクドライブ)に代表される記憶装置であり、本実施形態に関連する情報やデータを記憶している。
大容量記憶装置7は、EDAツール9と、寄生パラメータ保持部21と、タイミング情報保持部22と、IRドロップ情報保持部23と、ノイズ情報保持部24と、遅延情報保持部25とを備えている。EDAツール9は、寄生パラメータ抽出部11と、IRドロップ解析部12と、遅延計算部13と、静的タイミング解析部14と、クロストーク対応遅延計算部15と、静的タイミング検証部16と、動的IRドロップ解析部17と、ノイズ周期算出部18と、遅延パス回路生成部19と、動的IRドロップ対応遅延計算部20とを含んでいる。
寄生パラメータ保持部21は、寄生パラメータ31を保持する。タイミング情報保持部22は、タイミング情報32を保持する。IRドロップ情報保持部23は、第1IRドロップ情報33と第2IRドロップ情報34とを保持する。ノイズ情報保持部24は、ノイズ情報35を保持する。遅延情報保持部25は、第1遅延情報36と、第2遅延情報37と、第3遅延情報38とを保持する。
図3は、第1実施形態の動作を例示するフローチャートである。ステップS101において、SI(SignalIntegrityと呼ばれる信号波形の完全性)を考慮したレイアウト設計を実行する。ステップS101では、半導体集積回路内部のデカップリング容量と、半導体集積回路の内部信号とLSI外部信号を繋ぐLSIパッケージの構成、サイズ、端子配置と、LSIパッケージ外部に接続される負荷情報と、LSI外部の電源/Gnd/信号の数及び配置情報と、LSI外部の電源/Gnd間に接続するチップコンデンサと、半導体集積回路内部の消費電流の情報と、半導体集積回路のサイズ情報及び動作周波数情報等の情報より、チップ・PKG仕様を検討してレイアウトを決定する。
ステップS102において、設計された例ストに基づいて、高精度寄生パラメータ抽出処理を実行して寄生パラメータ31を抽出する。ステップS103において、高精度IRドロップ解析処理を実行して第1IRドロップ情報33を算出する。ステップS104において、抽出された寄生パラメータ31と、算出された第1IRドロップ情報33とを基にして、IRドロップを考慮した遅延計算を実行する。ステップS104の処理では、遅延計算を実行した実行結果を、第1遅延情報36として格納する。
ステップS105において、これら情報から静的タイミング解析を実行する。ステップS105では、全ての信号線とノイズ源となりうる信号線のタイミング関係を抽出し、タイミング情報32として出力する。
ステップS106において、電源回路モデルとノイズ源モデルとに基づいた電源ノイズシミュレーションにより、電源電圧の過度解析を行う動的IRドロップ解析を実行して第2IRドロップ情報34を生成する。
ステップS107において、第2IRドロップ情報34より、電源ノイズ波形をフーリエ変換してノイズ波形の周波成分の連続スペクトラムを求め、その結果より振幅スペクトラムの最も大きい周波数帯をノイズ周期として読み取ることで、ノイズ情報35を作成する。
ステップS108において、作成されたノイズ情報35より、信号ラインの遅延をノイズ周期のN倍(N=整数)となるように、遅延を設定した遅延パス回路を作成する。ステップS109において、作成された遅延パス回路と、第2IRドロップ情報34と、タイミング情報32とを基にして、動的IRドロップ考慮した遅延計算を行なう。ステップS109では、IRドロップに影響のある信号ラインの遅延計算結果を、第1IRドロップ情報33の差分情報として第2遅延情報37を作成する。
ステップS110において、寄生パラメータ31と、タイミング情報32を基にして,クロストークを考慮した遅延計算を行い、クロストークに影響のあるネットの遅延計算結果を第1IRドロップ情報33の差分情報として第3遅延情報38として出力する。
ステップS111において、第1遅延情報36と、差分情報である第2遅延情報37と第3遅延情報38を基にして、静的タイミング検証を行う。ステップS112において、その検証結果に基づいて、タイミングが収束したかどうか判定する。タイミングが収束していた場合、処理は終了する。タイミングが収束しなければ、処理はレイアウト設計(ステップS101)に戻り、上述の動作を繰り返す。
これら一連の手順により、IRドロップとクロストークを同時に考慮したタイミング検証が行われタイミング収束が完結する。
図4は、動的IRドロップ解析の動作を例示するフローチャートである。ステップS201において、半導体集積回路の電源回路を抵抗、容量、インダクタンスで表した電源情報と、デカップリング容量と、LSIパッケージを抵抗、容量、インダクタンスで表したパッケージ情報と、LSIパッケージ外部に接続される負荷情報とLSI外部の電源/Gnd/信号の数及び配置情報とを基にして、電流経路のインピーダンスをモデル化し、電源回路モデルを作成する。
ステップS202において、半導体集積回路内部のフロアプランと、消費電流の情報と、動作周波数情報とを基にして、ノイズ源モデルを作成する。ステップS203において、作成された電源回路モデルと、作成されたノイズ源モデルより、電源ノイズシミュレーションをする。ステップS204において、電源ノイズシミュレーションにより電源電圧の過度解析を行った結果を第2IRドロップ情報34として出力する。
図5は、遅延パス回路41の構成を例示する回路図である。遅延パス回路モデル41は、遅延パス回路42と、遅延パス回路42に入力信号を供給する入力端子43と、遅延パス回路42にから出力される出力信号を受ける出力端子44と、電源電圧を供給する電源線45とを含んでいる。
遅延パス回路42は、第1インバータI1と、第2インバータI2と、第3インバータI3と、第4インバータI4とを含んでいる。第1インバータI1の入力端は、入力端子43に接続されている。第1インバータI1の出力端は第1ノードN1を介して第2インバータI2の入力端に接続されている。第2インバータI2の出力端は、第2ノードN2を介して第3インバータI3の入力端に接続されている。第3インバータI3の出力端は、第3ノードN3を介して第4インバータI4の入力端に接続されている。第4インバータI4の出力端は、出力端子44に接続されている。電源線45は、第1インバータI1と、第2インバータI2と、第3インバータI3と、第4インバータI4にそれぞれ接続されている。
入力端子43を介して遅延パス回路42に入力される入力信号は、第1インバータI1、第2インバータI2、第3インバータI3、第4インバータI4を順に伝播した後、出力端子44を介して出力される。
図6は、遅延パス回路モデル41の動作を例示するタイミングチャートである。図6の(a)は、遅延パス回路42に供給される入力信号の時間的推移をあらわしている。図6の(b)は、遅延パス回路42に供給される入力信号に応答して変化する第1ノードN1の時間的推移をあらわしている。図6の(c)は、第1ノードN1の変化に応答した第2ノードN2の時間的推移をあらわしている。図6の(d)は、第2ノードN2の変化に応答した第3ノードN3の時間的推移をあらわしている。図6の(e)は、第3ノードN3の変化に応答して遅延パス回路42が出力する出力信号の時間的推移をあらわしている。時刻T1と時刻T2との差分は、入力端子43から出力端子44までの遅延時間Tdである。
図7は、遅延パス回路で構成される半導体集積回路の電源ノイズを例示する波形図である。図7の(a)は、時刻T1から時刻T2までにおける電源ノイズが、電源電圧よりも大きいときの電源電圧V1を例示している。図7の(b)は、時刻T1から時刻T2までにおける電源ノイズが、電源電圧よりも小さいときの電源電圧V2を例示している。図7の(c)は、時刻T1から時刻T2までにおける電源ノイズが、領域A1において電源電圧よりも大きく、領域A2において小さいときの電源電圧V3を例示している。図7の(d)は、時刻T1から時刻T2までにおける電源ノイズが、電源電圧V3の2倍の周期で変動する場合の電源電圧V4を例示している。
入力端子43から出力端子44までに内部信号を伝送する遅延時間は、電源波形V1では電源ノイズがない場合より高い電圧になるため、遅延値は電源ノイズがない場合より相対的に小さくなる。また、電源波形V2は、逆に電源ノイズがない場合より高い電圧になるため、遅延値は電源ノイズがない場合より相対的に大きくなる。したがって、電源波形V1と電源波形V2では信号の位相の時間的な遅延値の揺らぎであるジッタが大きくなる。
また電源波形V3は、電源電圧が高い領域A1と電源電圧が低い領域A2がある。そのため、第1インバータI1と第2インバータI2では電源ノイズがない場合より相対的に遅延値が小さくなり、第3インバータI3と第4インバータI4は電源ノイズがない場合より相対的に遅延値が大きくなる。したがって、遅延値は、電源電圧の変動に対してほぼ線形であるから、遅延値の増加分と減少分は同程度となり、電源ノイズによる遅延値の変動分は互い相殺され、電源ノイズがない場合の遅延値とほぼ等しくなる。
同様に、電源波形V4は、電源波形V3の2倍の周期であり、第1インバータI1と第3インバータI3では電源ノイズがない場合より相対的に遅延値が小さくなり、第2インバータI2と第4インバータI4は電源ノイズがない場合より相対的に遅延値が大きくなる。そのため、遅延値は、入力端子43から出力端子44までのトータルの遅延値で考えた場合には、電源ノイズによる遅延値の増減分が相殺され、電源ノイズがない場合の遅延値とほぼ等しくなる。電源波形V3の周期と遅延パス回路の遅延値は等しく、電源波形V3のN倍(N=整数)の周期の電源波形についても、同様の原理により電源ノイズによる遅延値の増減分が相殺され、電源ノイズがない場合の遅延値とほぼ等しくなる。
このように、動的IRドロップ解析から電源ノイズの周期を求め、遅延パスの遅延をノイズ周期のN倍(N=整数)とする半導体集積回路のレイアウトを行う。これによって、半導体集積回路の内部信号が遅延パス回路を通過する際に受ける電源ノイズ量(遅延時間×電源ノイズ振幅)の遅延増加分と遅延減少分をほぼ等しくし、遅延回路をトータルで考えた場合には遅延値の増減分が相殺されジッタを低減することが可能となる。
図8は、遅延パス回路に電源ノイズが重畳した場合に発生するジッタと遅延値の関係を示したグラフである。図8を参照すると、上述の実施形態を適用することで、電源ノイズに対して最も影響を受けるノイズ周期の半分の第1遅延設定値D1と、ノイズ周期のN倍に第2遅延設定値D2とを比較した場合、ジッタをおよそ80%削減できることが示されている。
[第2実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明の第2実施形態について説明を行う。図9は、第2実施形態の動作を例示するフローチャートである。第2実施形態の動作は、第1実施形態の
動作に、さらに、遅延回路の遅延値を変更して繰り返し検証する工程を備えている。なお、他の動作は第1実施形態と同様なので、詳細な説明は省略する。
図9を参照すると、ステップS111において、静的タイミング検証を行った後に、処理はステップS113に進む。ステップS113において、電源ノイズのフーリエ変換結果からノイズ周期を確認し、遅延回路の遅延に設定していないノイズ周期がないかを判断する。その判断の結果、遅延回路の遅延に設定していないノイズ周期が確認された場合、処理は、ステップS115に進む。
ステップS115において、新たなノイズ周期として、信号ラインの遅延をノイズ周期のN倍(N=整数)となるように、遅延を再設定した遅延パス回路を作成した後、処理はステップS109に戻り、動的IRドロップ考慮した遅延計算を再び行う。
ステップS113の判断の結果、遅延回路の遅延に設定していないノイズ周期がない場合、処理はステップS114に進む。
ステップS114において、行なった全てのタイミング検証から最もタイミングが収束しているものを選び、処理はステップS112に進む。ステップS112において、タイミング収束の判定を行い、タイミングが収束していない場合には、処理はステップS116に進む。
ステップS116において、チップ・パッケージの仕様の再検討を行った後、処理はステップS101に戻る。ステップS112において、タイミングが収束している場合、処理は終了する。
遅延パス回路のジッタは、電源電圧ノイズに対して周波数依存を持ち、ノイズ周期が複数ある場合には、遅延を設定したノイズ周期以外のノイズ周期に対して大きく影響を受ける可能性がある。複数の大きな振幅スペクトラムを持つ電源電圧ノイズに対して、それぞれのノイズ周期に遅延を設定し、繰り返し検証することで、ジッタを低減する遅延設定を行なうことが可能となる。なお、上述の複数の実施形態は、その構成・動作が矛盾しない範囲において、組み合わせて実施することが可能である。
図1は、従来のSIを考慮した遅延計算とタイミング検証フローを示すフローチャートである。 図2は、半導体設計支援装置1の構成を例示するブロック図である。 図3は、第1実施形態の動作を例示するフローチャートである。 図4は、動的IRドロップ解析の動作を例示するフローチャートである。 図5は、遅延パス回路41の構成を例示する回路図である。 図6は、遅延パス回路モデル41の動作を例示するタイミングチャートである。 図7は、遅延パス回路で構成される半導体集積回路の電源ノイズを例示する波形図である。 図8は、遅延パス回路に電源ノイズが重畳した場合に発生するジッタと遅延値の関係を示したグラフである。 図9は、第2実施形態の動作を例示するフローチャートである。
符号の説明
1…半導体設計支援装置
2…情報処理装置
3…入力装置
4…出力装置
5…CPU
6…メモリ
7…大容量記憶装置
8…バス
9…EDAツール
11…寄生パラメータ抽出部
12…IRドロップ解析部
13…遅延計算部
14…静的タイミング解析部
15…クロストーク対応遅延計算部
16…静的タイミング検証部
17…動的IRドロップ解析部
18…ノイズ周期算出部
19…遅延パス回路生成部
20…動的IRドロップ対応遅延計算部
21…寄生パラメータ保持部
22…タイミング情報保持部
23…IRドロップ情報保持部
24…ノイズ情報保持部
25…遅延情報保持部
31…寄生パラメータ
32…タイミング情報
33…第1IRドロップ情報
34…第2IRドロップ情報
35…ノイズ情報
36…第1遅延情報
37…第2遅延情報
38…第3遅延情報
41…遅延パス回路モデル
42…遅延パス回路
43…入力端子
44…出力端子
45…電源線
I1…第1インバータ
I2…第2インバータ
I3…第3インバータ
I4…第4インバータ
N1…第1ノード
N2…第2ノード
N3…第3ノード
T1…第1時刻
T2…第2時刻
Td…伝送遅延時間
V1…電源電圧
V2…電源電圧
V3…電源電圧
V4…電源電圧
101…寄生パラメータ
102…タイミング情報
103…IRドロップ情報
104…第1遅延情報
105…第2遅延情報

Claims (10)

  1. (a)半導体集積回路のレイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路の寄生パラメータを抽出するステップと、
    (b)前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する高精度IRドロップ解析を実行し、前記高精度IRドロップ解析によって得られた第1IRドロップ情報と前記寄生パラメータとに基づいて第1遅延情報を生成し、前記寄生パラメータと前記第1IRドロップ情報と前記第1遅延情報とに基づいて静的タイミング解析を実行してタイミング情報を生成するステップと、
    (c)前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する動的IRドロップ解析を実行して第2IRドロップ情報を生成し、前記タイミング情報と前記第2IRドロップ情報とに基づいて、動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って第2遅延情報を生成するステップと、
    (d)前記寄生パラメータと前記タイミング情報とに基づいて、クロストークを考慮した遅延計算を行って第3遅延情報を生成するステップと、
    (e)前記第1遅延情報と、前記第2遅延情報と、前記第3遅延情報とに基づいてタイミング検証を実行して、前記半導体集積回路のタイミングが収束したか否かを判定するステップと
    を具備する
    半導体集積回路の設計方法。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路の設計方法において、さらに、
    (f)前記第2IRドロップ情報に基づいて、前記半導体集積回路のノイズ周期を算出してノイズ周期情報を生成し、前記ノイズ周期情報に基づいて、遅延回路の遅延値を決定するステップを含み、
    前記(d)ステップは、
    前記ノイズ周期に基づいて遅延値が決定した前記遅延回路に基づいて、前記動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って前記第2遅延情報を生成する
    半導体集積回路の設計方法。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路の設計方法において、
    前記(c)ステップは、
    前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路の電源回路モデルを生成するステップと、
    前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路のノイズ源モデルを生成するステップと、
    前記電源回路モデルと前記ノイズ源モデルとに基づいて、電源ノイズシミュレーションを実行して電源電圧の過渡解析を行った結果に基づいて前記第2IRドロップ情報を生成するステップ
    を含む
    半導体集積回路の設計方法。
  4. 請求項3に記載の半導体集積回路の設計方法において、
    前記(f)ステップは、
    前記第2IRドロップ情報に基づいて、電源ノイズ波形をフーリエ変換して前記電源ノイズ波形の周波成分の連続スペクトラムを算出し、前記周波成分の連続スペクトラムに基づいて得られた振幅スペクトラムの最大周波数帯を前記ノイズ周期として前記ノイズ周期情報を生成するステップと、
    前記ノイズ周期情報に基づいて、信号ラインの遅延が前記ノイズ周期の整数倍である遅延回路を構成するステップと
    を含む
    半導体回路の設計方法。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路の設計方法において、
    前記(e)ステップは、
    前記遅延回路の遅延に設定していないノイズ周期が存在するか否か判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの結果、設定していないノイズ周期が存在する場合、前記遅延回路の遅延を再設定した新たな遅延回路を構成する再構成ステップと、
    前記判定ステップの結果、設定していないノイズ周期が存在しない場合、複数回のタイミング検証を実行して得られた実行結果から、最もタイミングが収束しているものを選択し、選択された遅延回路を含む半導体集積回路のタイミングが収束したか否かを判定するステップと
    を含み、
    前記(c)ステップは、
    前記新たな遅延回路に基づいて前記動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って前記第2遅延情報を生成するステップを含む
    半導体集積回路の設計方法。
  6. 半導体集積回路のレイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路の寄生パラメータを抽出する寄生パラメータ抽出部と、
    前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する高精度IRドロップ解析を実行して第1IRドロップ情報を生成するIRドロップ解析部と、
    前記寄生パラメータと前記第1IRドロップ情報とに基づいて第1遅延情報を生成する第1遅延計算部と、
    前記寄生パラメータと前記第1IRドロップ情報と前記第1遅延情報とに基づいて静的タイミング解析を実行してタイミング情報を生成するタイミング解析部と、
    前記レイアウトデータに基づいて、前記半導体集積回路に対する動的IRドロップ解析を実行して第2IRドロップ情報を生成する動的IRドロップ解析部と、
    前記タイミング情報と前記第2IRドロップ情報とに基づいて、動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って第2遅延情報を生成する第2遅延計算部と、
    前記寄生パラメータと前記タイミング情報とに基づいて、クロストークを考慮した遅延計算を行って第3遅延情報を生成するクロストーク対応遅延計算部と、
    前記第1遅延情報と、前記第2遅延情報と、前記第3遅延情報とに基づいてタイミング検証を実行して、前記半導体集積回路のタイミングが収束したか否かを判定するタイミング検証部と
    を具備する
    半導体集積回路の設計支援装置。
  7. 請求項6に記載の半導体集積回路の設計支援装置において、
    さらに、前記第2IRドロップ情報に基づいて、前記半導体集積回路のノイズ周期を算出してノイズ周期情報を生成するノイズ周期算出部と、
    前記ノイズ周期情報に基づいて、遅延回路の遅延値を決定する遅延パス回路生成部とを含み、
    前記第2遅延計算部は、
    前記ノイズ周期に基づいて遅延値が決定した前記遅延回路に基づいて、前記動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って前記第2遅延情報を生成する
    半導体集積回路の設計支援装置。
  8. 請求項7に記載の半導体集積回路の設計支援装置において、
    前記動的IRドロップ解析部は、
    前記レイアウトデータに基づいて生成された前記半導体集積回路の電源回路モデルとノイズ源モデルとに基づいて電源ノイズシミュレーションを実行し、前記電源ノイズシミュレーションから得られる電源電圧の過渡解析を行った結果に基づいて前記第2IRドロップ情報を生成する
    半導体集積回路の設計支援装置。
  9. 請求項8に記載の半導体集積回路の設計支援装置において、
    前記ノイズ周期算出部は、
    前記第2IRドロップ情報に基づいて、電源ノイズ波形をフーリエ変換して前記電源ノイズ波形の周波成分の連続スペクトラムを算出し、前記周波成分の連続スペクトラムに基づいて得られた振幅スペクトラムの最大周波数帯を前記ノイズ周期として前記ノイズ周期情報を生成し、
    前記遅延パス回路生成部は、
    前記ノイズ周期情報に基づいて、信号ラインの遅延が前記ノイズ周期の整数倍である遅延回路を構成する
    半導体回路の設計支援装置。
  10. 請求項9に記載の半導体集積回路の設計方法において、
    前記タイミング検証部は、
    前記遅延回路の遅延に設定していないノイズ周期が存在するか否か判定し、設定していないノイズ周期が存在する場合、前記遅延回路の遅延を再設定した新たな遅延回路を構成し、
    設定していないノイズ周期が存在しない場合、複数回のタイミング検証を実行して得られた実行結果から、最もタイミングが収束しているものを選択し、選択された遅延回路を含む半導体集積回路のタイミングが収束したか否かを判定し、
    前記第2遅延計算部は、
    前記新たな遅延回路に基づいて前記動的IRドロップを考慮した遅延計算を行って前記第2遅延情報を生成する
    半導体集積回路の設計支援装置。
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