JP5054905B2 - バッテリ出力端子と端子金具の接続方法 - Google Patents
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Description
このようにバッテリ出力端子の周囲に十分なスペースを確保できないバッテリーにおいては、上記のようなボルトの締付けによる接続構造を採用することは困難である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バッテリ出力端子の周囲に十分なスペースを確保できないバッテリーにおいて、バッテリ出力端子に端子金具を接続できる手段を提供することを目的とする。
バッテリ出力端子と端子金具は、ボルトを用いずに、冷間圧接によって接合されるので、バッテリ出力端子の周囲にボルトを配置するスペースが不要である。したがって、バッテリ出力端子の周囲に十分なスペースが確保できない形態のバッテリーにおいても、バッテリ出力端子と端子金具を接続することができる。また、バッテリ出力端子と端子金具が互いに異なる種類の金属であっても、両者は冷間圧接による金属接合によって一体化する。
また、規制治具にセットしてダイスで押圧したときに、バッテリ出力端子と端子金具は、ダイスの押圧方向に視た投影形状を拡大させるように変形することがないので、バッテリ出力端子と端子金具の形状及び大きさにバラツキが生じる虞がない。
板状部と板部のうちダイスで押圧された部分は、十分に押し潰されて、金属接合するようになるので、接合強度の信頼性が高い。また、板状部と板部は裏面側から支承されるので、ダイスの押圧力がバッテリ出力端子に作用することを回避できる。
<請求項3の発明>
バッテリ出力端子が板状をなしているので、バッテリ出力端子が円柱形である場合のように板状部を形成する必要がなく、バッテリ出力端子の形状の簡素化を図ることができる。
バッテリ出力端子と端子金具をダイスで押圧して凹ませるように変形させると、バッテリ出力端子と端子金具のうちダイスで押圧される領域は中心から外周側へ変位しつつ伸展変形する。ここで、ダイスが硬度の低い方の金属部材を直接押圧した場合には、ダイスの侵入に伴なう伸展量の多くの部分を変形し易い金属部材が受け持つこととなり、バッテリ出力端子と端子金具(金属部材同士)の接触界面において過大な滑りが生じ、その結果、バッテリ出力端子と端子金具の接合強度が低下することが懸念される。
これに対し、本発明では、硬度が高い方の金属部材がダイスで直接押圧されるようにしたので、硬度の高い金属部材が凹まされるように変形して中心から外周側へ伸展するように変形すると、これに追従して、硬度の低い金属部材も中心から外周側へ伸展するように変形する。したがって、硬度の高い金属部材の伸展量と硬度の低い金属部材の伸展量がほぼ同じ量となり、バッテリ出力端子と端子金具(両金属板材)の接合面において過大な滑りが発生せず、バッテリ出力端子と端子金具の接合強度は高い。
以下、本発明を具体化した実施形態1(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態では、例えばハイブリッド自動車に搭載されるニッケル水素等の小型のバッテリー10について説明する。バッテリー10は、肉厚の板状をなす複数のバッテリセル11を、板厚方向が左右方向となる向きにした状態で、前後2列に分けて左右方向に多数個並列させた構成になる。また、前後に隣り合うバッテリセル11同士は所定の寸法の隙間を空けて配置され、左右に並ぶバッテリセル11同士は所定の寸法の隙間を空けて配置されている。
尚、図2及び図3において、第2空間14Bにセットされる規制治具20,23の図示は省略している。また、ダイス25による冷間圧接は、左右に並ぶ複数のバッテリセル11に対して一括して又は個別に行うことができる。
これに対し、本実施形態では、硬度が高い板部16がダイス25で直接押圧されるようにしたので、硬度の高い板部16が凹まされるように変形して中心から外周側へ伸展するように変形すると、これに追従して、硬度の小さい板状部13A,13Bも中心から外周側へ伸展するように変形する。したがって、硬度の高い板部16の伸展量と硬度の低い板状部13A,13Bの伸展量がほぼ同じ量となり、板部16と板状部13A,13Bの接合面において過大な滑りが発生せず、端子金具15とバッテリ出力端子12A,12Bの接合強度は高い。
また、バッテリ出力端子12A,12Bと端子金具15D互いに異なる種類の金属であるが、バッテリ出力端子12A,12Bと端子金具15の接続部分は冷間圧接による金属結合(金属接合)によって一体化する。
また、バッテリ出力端子12A,12Bが、並列配置されることでバッテリー10を構成する複数のバッテリセル11の外面に突出形成されており、端子金具15が、異なるバッテリセル11のバッテリ出力端子12A,12B同士の間に差し渡される形態で接続されるものであるが、本実施形態では、端子金具15に、バッテリ出力端子12A,12Bとの接続部(板部16)の間において湾曲した形態とされた応力緩和部17を形成している。これにより、通電によって端子金具15が熱膨張したときには、応力緩和部17が変形することで、バッテリ出力端子12A,12Bへの負荷を軽減することができる。
次に、本発明を具体化した実施形態2(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図5ないし図7を参照して説明する。上記実施形態1では、1つのバッテリセル11の対をなすバッテリ出力端子12A,12Bの板状部13A,13Bが、互いに相手側のバッテリ出力端子12A,12Bに向かって内向きに突出されていたが、本実施形態2では、板状部13A,13Bを相手側のバッテリ出力端子12A,12Bとは反対に外側に向かって突出させており、板状部13A,13Bの突出端縁は、バッテリセル11の前端又は後端から突き出している。そして、端子金具15の板部16は、板状部13A,13Bの上面に重ね合わされており、バッテリ出力端子12A,12Bの上面は上方へ露出した状態となっている。
次に、本発明を具体化した実施形態3(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図8を参照して説明する。上記実施形態1及び2では、板状部13A,13Bをバッテリ出力端子12A,12Bの外周から突出させる形態としたのに対し、本実施形態3では、円柱形のバッテリ出力端子30A,30Bの外周部のうち、端子金具15の応力緩和部17と対応する領域であって上下両端部を除いた領域を略半円形状に切欠することにより、バッテリ出力端子30A,30Bの上面と面一となるように板状部31A,31Bが形成されている。
実施形態3では、実施形態2に比べると、前側の板部16と板状部31Bとの接合部から、後側の板部16と板状部31Aとの接合部に至る距離が長くなっているので、その分、応力緩和部17の湾曲部分の曲率半径を大きくすることができる。したがって、端子金具15が熱膨張したときの応力緩和部17の撓み量を小さくして、応力緩和部17に生じる応力を低減することができる。また、板状部31A,31Bを形成するに際してバッテリ出力端子30A,30Bの一部を切欠するようにしたので、バッテリ出力端子30A,30Bの切欠によって形成された空間32を、冷間圧接用の治具(図示せず)を配置するスペースとして有効利用することができる。
尚、その他の構成については上記実施形態1及び2と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態4(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図9及び図10を参照して説明する。上記実施形態1〜3では板状部13A,13B,31A,31Bが板面を水平に向けた形態であったのに対し、本実施形態4では、板状部34A,34Bが板面を鉛直にした向き(バッテリ出力端子33A,33Bの軸線と平行な向き)となっている。板状部34A,34Bは、バッテリ出力端子33A,33Bの外周から接線状に突出した形態となっている。一方、端子金具35は、短冊状の板材を曲げ加工したものであり、両端部が板部36となっており、両板部36の間が略U字形の応力緩和部37となっている。この応力緩和部37と板部36との間には、板部36に対して約90°捻られた形態の捻り部38が設けられており、これにより、応力緩和部37は、実施形態1〜3と同様に、湾曲部を下方へ突出させる向きに形成されている。また、応力緩和部37の幅方向中心線は、板部36同士を結ぶ線に対して幅方向にずれた(偏心した)位置に配置され、応力緩和部37の一方の側縁が両板部36の側面とほぼ面一状に連なっている。
尚、その他の構成については上記実施形態1〜3と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態5(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図11を参照して説明する。上記実施形態4では、板面を鉛直方向に向けた板状部34A,34Bがバッテリ出力端子33A,33Bの外周に対して接線状に突出する形態とされていたのに対し、本実施形態5では、板状部34A,34Bがバッテリ出力端子33A,33Bの中心から径方向に延びる放射線に沿うように突出されている。また、端子金具40は、その両端に板部41を有するとともに、板部41と応力緩和部42との間に捻り部43を有しているが、応力緩和部42の幅方向中心線は、板部41同士を結ぶ直線上又はその近傍に配置されている。本実施形態5においても、実施形態4と同様、側方からダイスを押圧することによって板状部34A,34Bと板部41が接合されている。また、接合状態において、応力緩和部42を含めて端子金具40は、幅方向においてバッテリセル11の外へはみ出すことはない。
尚、その他の構成については上記実施形態4と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態6(バッテリ出力端子が円柱形のタイプ)を図12及び図13を参照して説明する。上記実施形態5では、板状部34A,34Bをバッテリ出力端子33A,33Bの外周から突出させる形態としたのに対し、本実施形態6では、円柱形のバッテリ出力端子45A,45Bの外周部のうち、左右両面側を略半円形状に切欠することにより、板面を鉛直で且つバッテリセル11の長さ方向(前後方向)に向けた板状部46A,46Bを形成している。
実施形態6では、実施形態5に比べると、前側の板部41と板状部46Bとの接合部から、後側の板部41と板状部46Aとの接合部に至る距離が長くなっているので、その分、応力緩和部42の湾曲部分の曲率半径を大きくすることができる。したがって、端子金具40が熱膨張したときの応力緩和部42の撓み量を小さくして、応力緩和部42に生じる応力を低減することができる。また、板状部46A,46Bを形成するに際してバッテリ出力端子45A,45Bの一部を切欠するようにしたので、バッテリ出力端子45A,45Bの切欠によって形成された空間47を、冷間圧接用の治具(図示せず)を配置するスペースとして有効利用することができる。
尚、その他の構成については上記実施形態5と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態7(バッテリ出力端子が板状をなすタイプ)を図14を参照して説明する。上記実施形態1〜6ではバッテリ出力端子が円柱形をなしていたのに対し、本実施形態7では、バッテリ出力端子50A,50Bが平板状をなし、その横断面形状が短辺に対して長辺が著しく長い細長い長方形をなす形態とされている。バッテリ出力端子50A,50Bは、バッテリセル11の上面から直角に突出し、板面をバッテリセル11の長さ方向(前後方向)と平行に向けた形態となっている。前側(図14における右側)のバッテリセル11の第2バッテリ出力端子50Bと、後側(図14における左側)のバッテリセル11の第1バッテリ出力端子50Aとを直列接続する端子金具15は、上記実施形態1のものと同じ形態である。かかる端子金具15は、応力緩和部17を側方へ突出する向きにして、両端の板部16をバッテリ出力端子50A,50Bの側面に重ね合わせた状態で金属接合されている。金属接合に際しては、上記実施形態1と同様に、規制治具(図示せず)により、バッテリ出力端子50A,50Bと端子金具15の板部16がダイス押圧方向(左右方向)に視た投影形状(側面視形状)を拡大させるように変形することを規制するとともに、バッテリ出力端子50A,50Bにおける板部16とは反対側の側面を支承した状態で、板部16(バッテリ出力端子50A,50Bよりも硬度の高い側の金属部材)をダイスで押圧する。
本実施形態7では、バッテリ出力端子50A,50Bが板状をなしているので、バッテリ出力端子が円柱形である場合のように板状部を形成する必要がなく、バッテリ出力端子50A,50Bの形状の簡素化を図ることができる。
尚、その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態8(バッテリ出力端子が板状をなすタイプ)を図15を参照して説明する。本実施形態8で使用する端子金具40は、上記実施形態5及び6のものと同じ形態である。かかる端子金具40は、応力緩和部42を下方へ突出する向きにして、両端の板部41をバッテリ出力端子50A,50Bの側面に重ね合わせた状態で金属接合されている。
尚、その他の構成については上記実施形態1乃至7と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態9(バッテリ出力端子が板状をなすタイプ)を図16を参照して説明する。本実施形態9では、前後に並ぶ2つのバッテリセル11のうち後側に位置するバッテリセル11のバッテリ出力端子55Aに端子金具56を一体に形成し、その端子金具56を前側のバッテリセル11のバッテリ出力端子55Bに接続したものである。バッテリ出力端子55Aは、当初は、図16に想像線で示すようにバッテリセル11の上面から直角に突出させた細長い板状に形成されていて、このバッテリ出力端子55Aには、その基端部(下端部)を斜め45°の折り目に沿って密着曲げすることにより、図16に実践で示すようにバッテリ出力端子55Bに向かって略直角(水平)に延出する端子金具56が形成されている。端子金具56の長さ方向におけるほぼ中央部分には水平方向へ突出するように湾曲した応力緩和部57が形成されている。かかる端子金具56の延出端部(前端部)は、バッテリ出力端子55Bの側面に重ねられて冷間圧接により金属接合されている。
尚、その他の構成については上記実施形態1乃至8と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では複数のバッテリセルを並列することによって構成されるバッテリーについて説明したが、本発明は、1つのバッテリセルによって構成されるバッテリーにも適用できる。
(2)上記実施形態では、隣り合うバッテリセルのバッテリ出力端子同士を端子金具で接続する場合について説明したが、本発明は、バッテリ出力端子に対し、ハーネスの端部に固着した端子金具を接続する場合にも適用できる。
(3)上記実施形態ではバッテリ出力端子と端子金具における接合部(板状部及び板部)を板状としたが、本発明によれば、バッテリ出力端子と端子金具の少なくとも一方の接合部を板状とは異なる形態(例えば、棒状、ブロック状)としてもよい。
(4)上記実施形態ではバッテリ出力端子と端子金具の接合部(板状部及び板部)を平坦な板状としたが、本発明によれば、接合部が湾曲した板状をなしていてもよい。
(5)上記実施形態では重ね合わせた板状部と板部をダイスで押圧して凹部が形成されるように変形させて接合したが、参考例として、ダイスを用いずに凹部が形成されない冷間圧接法(例えば、バッテリ出力端子と端子金具をチャックで保持した状態で、両者を強く押し付ける圧接方法等)によってバッテリ出力端子と端子金具を接合してもよい。
(6)上記実施形態では応力緩和部を略U字形としたが、本発明によれば、応力緩和部を略S字形としてもよい。
(7)上記実施形態3〜6の板状部の形態は、実施形態1の内向きに突出する板状部にも適用することができる。
(8)上記実施形態では端子金具を黄銅製としたが、本発明によれば、端子金具として他の金属を用いることもできる。
(9)上記実施形態ではニッケル水素タイプのバッテリーについて説明したが、本発明は、ニッケル水素タイプ以外(例えば、リチウムイオンタイプ等)のバッテリーにも適用できる。
(10)上記実施形態7及び8ではバッテリ出力端子の板面がバッテリセルの長さ方向と平行な向きとなるようにしたが、本発明によれば、バッテリ出力端子の板面がバッテリセルの長さ方向と直角な向きであってもよい。
(11)上記実施形態7及び8ではバッテリ出力端子がバッテリセルの上面と直角に突出する平板状であったが、本発明によれば、バッテリ出力端子はバッテリセルの上面から略L字形に屈曲した形態で突出してしてもよい。
(12)上記実施形態7及び8ではバッテリ出力端子が平板状をなし、その横断面形状が短辺に対して長辺が著しく長い細長い長方形をなす形態としたが、本発明によれば、バッテリ出力端子が角棒状をなし、その横断面形状が正方形又は正方形に近い長方形をなしていてもよい。
(13)上記実施形態9のバッテリ出力端子に端子金具を一体形成する構成は、実施形態1〜8にも適用できる。
11…バッテリセル
12A,12B…バッテリ出力端子(金属部材)
13A,13B…板状部
15…端子金具(金属部材)
16…板部
17…応力緩和部
20,23…規制治具
25…ダイス
Claims (4)
- バッテリーに突出して設けたバッテリ出力端子に端子金具を導通可能に接続する方法であって、
重ね合わせた前記バッテリ出力端子と前記端子金具を、重なり方向に且つ局部的にダイスで押圧して表面に凹部が形成されるように変形させることで冷間圧接によって接合し、
前記バッテリ出力端子と前記端子金具が前記ダイスの押圧方向に視た投影形状を拡大させるように変形するのを規制可能な規制治具を用い、
前記規制治具にセットした前記バッテリ出力端子と前記端子金具を前記ダイスで押圧することを特徴とするバッテリ出力端子と端子金具の接続方法。 - 前記バッテリ出力端子に板状部を形成するとともに、前記端子金具に板部を形成し、
重ね合わせた前記板状部と前記板部を、その裏面側が略平坦状に保たれるように支承した状態で表面を前記ダイスで押圧することを特徴とする請求項1記載のバッテリ出力端子と端子金具の接続方法。 - 前記バッテリ出力端子を板状に形成するとともに、前記端子金具に板部を形成し、
重ね合わせた前記バッテリ出力端子と前記板部を、その裏面側が略平坦状に保たれるように支承した状態で表面を前記ダイスで押圧することを特徴とする請求項1記載のバッテリ出力端子と端子金具の接続方法。 - 前記バッテリ出力端子と前記端子金具のうち硬度が高い側の金属部材を表面側に配置して前記ダイスで押圧することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のバッテリ出力端子と端子金具の接続方法。
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